1. 食変 〜食べて出会う新たな価値観〜
  2. 【第21食】 孤食は思い出をつ..
2024-10-22 32:39

【第21食】 孤食は思い出をつくる行為 〜感情が触れた時に大切な思い出になる食〜

【内容】

・一人旅の旅先の孤食

・愛媛で初めての孤食体験

・みんなで食べると美味しい

・フレンチのちゃんとしたお店で一人はハードルが高い

・寂しさを味わう半分自己内省半分

・ポジティブかネガティブしか思い出にならない

・クリスマスでの一人行動が一番感情に刻まれる

・思い出は時間経過で味わい深くなる

・思い出作ろうぜ

・欲求の賞味期限

・毎年の恒例行事が味わい深くなる

・思い出は美味しい

【パーソナリティ】

▶︎草野陽夏(ひなつ/株式会社COTEN)

X/Twitter ”⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/mr_hinatsu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

COTENという会社で世界史データベースのプロダクトマネージャーをやっています。漫画と麻婆豆腐とMr.Childrenが好き。食への興味はとてつもない。


▶︎岡田壮麻(そうま/株式会社TALENT)

X/Twitter ”⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/startupokadasan⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

熱い思いのある創業者を中心に活動を支援中!マーケティングや人材開発をメインに活動中。国家資格10個保有。食への興味がそこそこ薄い。


【感想はこちらまで】

X(旧:Twitter)には「#食変」をつけて投稿ください。全て見させていただいてます!

サマリー

孤食の体験を通じて、食事そのものと向き合うことの重要性や新たな価値観が見出されています。特に、一人で食事をすることが感情や記憶に与える影響が深く考察されています。孤食は思い出を作る行為として取り上げられ、食事に伴う感情とその体験が記憶に与える影響が論じられています。一人旅の孤独感や、自分との向き合いを通じて生まれる心の動きが強調され、美味しさと絶対的な孤独が宝物のような体験を創り出すことが示唆されています。孤食は感情に触れ、思い出を深く刻む体験を提供します。孤独感や寂しさから得た記憶は、人生の一部として価値を増し、生涯にわたって味わわれます。孤食は思い出を形成する重要な行為として語られ、年齢に関係なく思い出を作ることの価値が強調されています。また、食事を通じて感情と結びつくことで、より深い思い出になることについても言及されています。

00:01
食変 、食べて出会う新たな価値観。この番組は、食を通して価値観が変わるという体験をしたパーソナリティ2人が、
食というテーマを通して、新しい価値観に触れていく番組です。最も身近で、自然にある食という営みを捉え直すことで、
より豊かな食体験を探求していきます。 こんにちは、パーソナリティを務めますそうまです。ひなつです。
孤食の魅力
前回のエピソードの最後に、【孤食】について話したいという話をしたいと思うんですけど、今回のテーマは、【孤食】
孤食、あの孤独に食べるで孤食。 孤独の、そう、孤独に食べるで孤食。これについて話したいなと思ってます。
なんで孤食なの? いや、なんかあの、一人旅の話を前回したじゃないですか。一人旅だと、まずご飯が一人になるんだよね。
で、これがね、嫌だ。寂しいとかっていう人が結構いると思うんだ。 で、俺も確かに一人旅の時のご飯は寂しく感じる。
ただ、それがなんかもたらす、その、食変があるんじゃないかと思って、【孤食】をテーマに話したいなと思っていました。
なるほど。はい。それが起こす食変。 そうだね。この孤食っていうのを楽しめたら、だいぶ食変すんじゃないかな。普段のご飯食変すんじゃないかって。
食変すんじゃないか。普通に食変って言葉を、今聞いてくれてる人だったらもうね、慣れてると思うんだけど。
なんか食べて価値観変わったり、なんかこう、何か行動変化起きることみたいな。 うん、じゃないかなと思って、あの久しぶりに食変させたいなと思っています。
なるほど。【孤食】食変ね。 はい。ちなみにソーマは一人でご飯食べるのはどう?
一人で食べるのめちゃめちゃ好きなタイプだと思う。 めっちゃ好きなんだ。好き同士集まっちゃった。
じゃあ、あのー。 回避できない。 じゃあ普通に、そうだね、好きな人たちの話を。 ああ、そうなんだ。何が好き?
何、あ、その【孤食】の何が好き? いやなんか自分が好きなものを好きなように頼んで好きなだけ食べられるっていう状況が好きかも。
自由な状態が好きなの。 そうだね。寂しくない? 寂しい時ももちろんあるけど、なんか自由に食べたい時もあるじゃん、たまに。
自由に食べたいって何かどういうこと? え、なんかさ、向こうの気分じゃない時に、向こうの気分じゃないレストランに行くのって、やっぱなかなか難しいじゃん。
あーそうだね、なんか、うわー今日は焼肉じゃないだろうみたいな。 そうそうそうそう。今日はそばなんだけどなーみたいなのあるよね。
っていう気兼ねが一切ない。 はいはい。あーじゃあ好きなものを好きなように食べれば。 あーそうそうそう。
プラスやっぱちょっと変食がたまに過ぎる時があるから。 付き合わすのも申し訳ないなみたいな。
たまに過ぎるって何食べてんの? やばい時って。 まああの、ごまとご飯みたいな。 いつも言ってるやつね。変食。
それが食べたいってこと? あーそれが食べたいだね。 あーそうなんだ。 なんかもうおかずとかもとにかくいらないみたいな。 へー、え、なんか、ごま塩とかじゃなくてごまなの? ごまだね。黒、むみの。 黒。 あ、え、白。 白。 白。 白なんだ。 白。
一回やってみようかな、なんかそんなに好きなんだったら俺もやってみたいな。 へー、なるほど。
一人旅の食体験
ソンは固食用語派。 用語派。 固食派ね。 ひなつくんは? 俺もなんかね、あの、固食ある時からよさに気づいたんだけど、いつだろうな、4年前、2020年ぐらいの時にニートの期間があって、
で、その時に俺、たぶん初めてぐらいかな、一人旅に出たんだよ。 へー。 愛媛に行って、で、まあ道後温泉に入ろうと思って、まあ道後に行くみたいな旅だったんだけど、一人旅って、あ、ご飯一人で食べなきゃいけないじゃんみたいな。 はいはいはい。
で、俺、あのー、あれなんだよね、家族と暮らしてるからさ、まあ、それなりに人と食べる機会の方が多い。 そうだよね。家族とね、暮らしてたらそうなるよね。 そうそうそう。
で、初めてぐらいしか外でさ、かといって、一人で食べるの寂しいし、で、お店一人で行くのもちょっと恥ずかしいし、ただ、一人でなんかコンビニで買ってホテルで食べるのも、せっかく旅に来てるから、
たしかに。 うん。地元のものを食べたいな、思って、えっと、愛媛のなんていうの、なんか、普通の居酒屋に入ったんだよね。 へー。居酒屋に入って、一人で? 一人で。鶏皮を焼いたやつなのかな?
へー。 なんかね、名物があるんだよ。 あ、あるんだ。 なんていう、言ったか忘れたけど、はい。 今治焼きかな?今治焼き?
あ、今、今治焼きですか? タオルはあるよね? あるあるある。今治タオル有名だね。 あ、そうそう。今治焼きみたいなやつがあったはず。 へー。
で、一人で食べるとさ、でかいんだよね、ひと皿が。 そう、でかいんだ。 そう、一人用に出てこないじゃん。なんか、な、一人前の今治焼きって、普通になんか、3人、2、3人でシェアするぐらいのボリュームだから。
すごい、今なんか写真見たけどさ、もう大皿にまんまこう、鶏皮いっぱい乗ってる。 鶏皮焼いたやつが。 あ、そうそうそうそう。 あ、それそれ、タレの味がついててね。で、串に刺さない焼き鳥みたいなイメージ。
あー、すごい鉄板でじゅーってこう、押し付けながら焼くんだね。 あ、そうなんだ。 えー、あ、ほんとだ。そう、でこれをまあ、頼んだ、初めての固食体験です、これが。 へー。で、なんか、食べるじゃん。はい。 美味しいの?はい。
美味しいっていうことを、この、アウトプットする対象がいない。 あー、そこで、なんか一人だってことをさらに感じる。 感じる。 あ、美味しいんだけど、美味しいねとも言えないし、なんか美味しそうに、美味しそうに食べ、美味しいなと思うんだけど、一人でこうニヤニヤするのもなーとか思って、自分の中でこの美味しいっていうのを消化しなきゃいけないっていう。
なるほど。 結構初めてぐらいの、なんか体験だったんだよね。 家でまあ、なんていうのかな、えっと、家で普通に一人でご飯食べることあるじゃん。 あるある。 インスタントラーメン作るとか、そうじゃなくて、お店に行って美味しいもの食べて、あ、共有したいけど共有できないみたいなのが初めてで、で、すごい孤独を感じたんだよね。 はいはい。
でも、向ける場所がないから、この美味しさを。 自分の中で味わうしかない。 今治焼肉を向き合って、これはこのタレの辛み具合がいいなーとか、あ、この日本酒がめちゃくちゃ合うなーとか、ひたすらその目の前の食に向き合うみたいなのが、新鮮な体験で、これがなんか寂しんだけど、まだ普段味わえないんだよね、これを。 はいはい。
こんなにご飯ってこんな味してたんだって思うことってあんまなかったんだよ、自分の中で。 結構話しながら飲み会でもさ、飲み会って味わわないじゃん。 そんなの食べるから、そういう体験をして、味わったら、全然その食材に向き合えるし、こんな味するんだって気づけるし、なんか、普段見えてなかった自分の感覚と向き合えるっていうのに気づいて、なんか、そこからちょっと固食いいかもなって。
そっからなんだ。 そっからだね。
ほんとに食と自分みたいな時間をこう、贅沢にとったの? 贅沢。めっちゃ贅沢だよ。
なんか、寂しいと思うんだけど、一回やってみてほしいね、やったことない人に。なんか、寂しいと思いながら食べるのがいい。
なるほど。むしろそこを思いながら食と向き合う時間が良い。
そう。あれが結構、また相対化の話なんだけど、寂しいと思いながらご飯食べた後に、他の人と食べてみる。うまいぞ。うまいよ、そりゃ。分かち合えるんだもん。
確かに。あれ、なんか分かち合いながらさ、わいわい楽しんで食べる時の美味しさって何なんだろうね。
あれは、何なんだろうね。共有できてることが気持ち、何て言うのかな。
グルーミングって言うの?
なんかあるよね。
ある。これ美味しいね、美味しいねって言ったりとか。
逆もしっかりだけどね、なんかこう雰囲気悪い中で食べるとなんかさ、まずくなるってよく言うじゃん。
まずくなる、まずくなる。めっちゃまずくなる。
あれ何なんだろうね。
最悪だよね、あれなんか。空気悪い中で食べたくないよね。
孤食と感情の関係
感情と密接にひも付いてるんだと思う。食事が。
なんか、何て言うの、全然面白くない高級フレンチよりも、好きな人とわいわいしながら食べる、なんかめっちゃ安いコンビニ飯とかさ。
俺ら食編もそうじゃん。なんかコンビニ飯とか、なんかお惣菜とか買って食べるけど、美味いじゃん。
美味い。
美味いよね、わいわいしながら。なんか、このご飯のここはいいんだよみたいな。
なんかまた、コンビニ飯がちょっと苦手みたいな人いるけど、もしかしたら一人で食べるっていうことと密接にひも付いてたりするのかもしれない。
確かに、そうかもね。
みんなで集まってコンビニ飯食べようぜっていう機会が、どっちかって言うとそんなに多くないのかもね。
確かに。あんま食べないよね、みんなで集まってコンビニ飯。
結構、その人と食べるみたいなのも味に関係してるのかもしれないけど、
ご食は、まあでも多分ご食によってなんかあんま美味しくないって感じる人は、
孤独の面にめっちゃ目が向いているかもしれないけど、
孤独だからこそ味わえる、その味にちょっと向き合ってみてほしい。
あとなんかコロナ禍ぐらいにさ、その結構なんか流行んなかった。
流行るね。
ミツダメみたいになって、
あったね。
焼肉ライクとかが結構取り上げられたり、一人で食べる焼肉とか、
なんかそういう流れも結構できてきている気がする。
そうだよね。
うん、コロナ禍で。
会話しなくていいもんね、一人だと。
しなくていい。この前初めて、
今年かな、数ヶ月前に初めて焼肉ライク行って、
はいはい。あの一人焼肉の有名なお店だよね。
そうそうそう。でなんかもう本当に、だって俺炭塩が好きだからさ、
はいはい。
もう炭塩だけ頼むみたいな。
だけ。
だけ頼む。
みんなで行ったらまずない、その繰り返しだよね。
あ、そうそうそう。もうほんと炭塩だけ頼んで、
炭塩ひたすら食べれる。めっちゃいいし。
いいね。
うん。一人でなんか自分の好きなように焼いて、
自分の好きなお酒を飲み、
はい。
もう他の人がいたら、なんか気にするようなこと全部気にせずに、
はいはい。
食べれる。至福だね。
自分のやりたいことをすべてその場で開放してるって感じ。
開放してる感じだね。
うん。
最初はちょっとね、なんか孤独感じるかもしれないけどね。
うん。
慣れるとなんかもうやりたい放題みたいな感じ?
だね。
個食もさ、どのレベルから個食って思うかにもって、
なんかグラデーションあるよね、なんか。
確かに。
あの、まあお一人様焼肉だったらさ、もう完全大丈夫だけどさ、
だんだんさ、こうファミレスとかさ、
うん。
あとはなんかそう、ちゃんとこう清掃していく綺麗なレストランとかだったらさ、
うんうん。
だんだん息づらさ変わってくるみたいな。
変わる。確かに個食楽しいとはいえ、フレンチのコース一人ではいけないな、まだ俺。
いやー、確かに。
おいしいだろうけど、なんかちょっと、あのー、長い。
フレンチのコースは2、3時間かかるじゃん。
あれは長いな。
確かに。
待ってる間、あ、おいしかったねーとか言ったらね、話してたら、
孤食と向き合う
前もさ、あゆみさんと行ったけどさ、
うん。
あの時もずっと話してたもんね、なんか。
話してた話してた。
真にでもやっぱ向き合えてる感じじゃない?
うんうん。
うわー、でもフレンチのコース一人で行くわけ、結構ハードル高いなー。
コースがハードル高いんだと思う。
でも楽しそうなんか。
いやー、確かに。
向き合えそう。
めちゃくちゃその目の前の食と向き合える気がする。
みんなで別々で予約して、同じ店で。
なんか遠巻にいるぞー、ひなつくんみたいな。
違うテーブルで。
なんか一人だなーみたいな。
あの、半個食。
それはありかもね、お店からしたら迷惑かもしれない。
まあ、迷惑だね、確かに。
それは、まあでも普通に、なんだ、牛丼とかは行けるし、ラーメンとかも余裕で行けるし。
ラーメンも一人で行くの嫌だっていう人もいるよね。
あー、いる。
なんか、なんかドトールベロージュも無理だって言ってた人いた?
あ、そうなんだ。
うん。
あそこも固食に入っちゃうから。
ど、何が無理なんだろう。
え、あのね、その人が言ってたのは、何していいかわからなくなるからっていうことを言ってた。
なんかやることがないとなんか落ち着かないらしい。
だから人と話してる最中にちゃんと目の前に食がある。
スマホいじるとかじゃダメだってこと。
うん、なんかそれじゃダメらしい、その人にとっては。
そうなんだ。
まあ、わからんでもないけどね。
ああ。
フレンチのコースとかが、俺がちょっと気が引けるのは、なんだろう、なんか、まあ、あーでもね、難しい。
いやー、なんだ?
このハードルなんだろうね。
なんだ、なんだ、ドトールとかは全然いけちゃうもんね。
そうだよね。
気にならないね、全く。
一人焼肉はまあまあギリギリ、焼肉ライクみたいに一人でウェルカムみたいなところはいけるけど、
あー、確かに。
めっちゃガヤガヤしてて、周りと席が近いところの一人はちょっとハードル高いかも。
そうっすね。牛角とかだとちょっとハードルある。
そうだね。ファミリーがいるのとかちょっとハードルあるかも。
確かに。
ファミレスは全部いけるんだよね、ファミリーリストなんだけど。
あー、いけるいけるいける。
結構そう、普通に一人の人もいるしね。
一人の人が周りにいくらいるかとかは結構影響あるかもね。
あー、そうかもね。
それが受け入れられると思えてるかとか。
その多様性的な感じなのかな、そういう一人もいるし、家族もいるし、二人でもいるしみたいな。
それがもうなんかもうみんな全員家族で来てますとかだったら、なんか感じちゃうんだろうね。
なんか感じると、まあ、固食するにしろ、まあ一人旅でさ、固食せざるを得ないからするんだけど、やっぱまあお店は選ぶよね。
一人旅の孤独感
はいはい。
なんか入れそうなところと入れなさそうなところがあるから。
それで初めての固食ってよくあの居酒屋行ったね。
うん。酒飲みたいし。
あ、そっちか。
お酒飲みたいし、その地元のやつ食べたいから。
なるほど。
って言って選んだ気がするね。良かったね、なんかもう。で、ご飯食べ終わるじゃん。
うん。
また美味しかったねとかもなく一人で会計済ませ。で、ちょっとなんか歩いてさ、夜の、なんかでっかい公園があるんだよね。
あ〜。
道後温泉の近くに。
あ〜。あるある。
なん、松山公園?なんかわかんないけど。
うん、あるある。
公園やで、夜の公園行って、一人でランニングしてる。
はいはいはい。
おじいさんとかいたら仲間だと思って。
うんうん。
でも。
変な仲間意識が。
ヘソシンパシー感じつつ、でも話しかけてるとかないから、歩いて。で、特にやることないから、コンビニでなんか、ね、飲み物買って、ホテルに戻る。
で、ホテルで一人じゃん。
はい。
だからなんか、本読んでもいいし。
ぼっちゃんだっけ?
あ、そうだね。夏目漱石のぼっちゃんだね。
あ、そうだよね、ぼっちゃん置いてあるから。
ぼっちゃん読むかとか。
なんかそんな感じで、結構やっぱね、一人旅は孤独感じるから寂しさ半分。
はいはい。
ただ寂しさを味わう、その、愛、なんか、味わってる感じ?自分に向き合う半分みたいな。
あー。
それがなんか。
いいね。自己内省楽しくない?その、そういう時の。
楽しい。
あ、俺こういうことで心動くんだ。
あー。そっか。旅の心の動いたところをちょっと感じ取ったりしてんの。
うん。それがやっぱ気づきやすいよね。
はいはい。
この景色に俺は今胸が高鳴っているぞ、みたいな。
ちなみになんかどういう高鳴りを、その旅では起きてんの?
あー、えっとね、いくつかあるけど。
はいはい。
沖の島行った時に、あの沖の島って4つの島から何かあって。
はいはい。
で、そのうちの1つ西の島っていうのがあるんだよね。
はい。
西にあるんだけど。
めっちゃそのまんまや。
めちゃくちゃ安直な名前なんだけど。
うん。
沖の島は、俺今まで行った、特に日本で行った中で一番綺麗な景色を言える。
あー、そうなのね。
摩天街っていうめちゃくちゃかっこいい名前の崖があります。
はいはい。
で、摩天街は260メートルくらいかな。
そんな高いの?
の断崖絶壁。
えー。
落ちたら即死。
いや、260メートルの崖ってすごいね。
崖すごい。車で行ったらすぐ行けるんだけど。
うん。
車持ってないから。
うん。
あの、歩いて。
はいはい。
2時間くらいかけて。
えー。
結構歩くんだよね。
あの、摩天街までどのくらいですか?みたいな。
はいはい。
そこら辺にいたおじさんに聞いたら、
30分くらい歩けばいけるよみたいな。
って言われて、2時間かけて。
なんか、行ってみたら2時間くらいかかって。
えー。
で、摩天街行く途中に、その、馬とかがね、野生の馬とかがいるの。
へー。野生の馬?
そう。野生の馬とか。
へー。
で、もう、高いからさ、景色すごく見晴らし良くて。
で、その摩天街に一人でたどり着いた時の胸の高鳴りね。
はいはいはい。
道中孤独なんだけど、なんか、景色がどんどん変わっていく。
花が咲いてたりとか、馬がいたりとか。
共有はできないんだけど、なんか、
あ、この、今持ってる物、全部自分の物だって思えた。
へー。
あ、これ全部自分の物なんだって思った時に、なんか結構高鳴るかも。
固食もそうだと思う。
思い出と感情の関係
うん。
なんか食べた時に、
あ、この今感じてる、なんか孤独も、
うん。
美味しさも、
うん。
全部自分で味わって、自分の物なんだ。
自分で味わっていいんだみたいな。
へー。
そういうのがいい、いいのかもしれない。
全部自分で味わうってどういう感覚なの?
え、なんか、
うん。
その、なんていうのかな。
うん。
どういう感覚なんだろう。
うん。
なんか、この孤独とかは、
うん。
えー、言語化できないな。
あ、そうなんだ。
この孤独は、今、自分にしか感じられない、
あー。
うん。他の人にも共有できない、
うん。
自分の心の中の動きができてる、みたいな。
な、なるほど。なんか、すごく抽象的な、なんか、僕の捕らえ方と、相対的な物じゃなくて、
絶対的な物みたいな物が、自分の中で生まれてる、みたいな感覚。
あー。
聞こえる?タク。
絶対的な物。
うん。そうだね。
うん。
生まれた物を、
うん。
そのまま、自分の物として、
だから他に共有できないし、
うん。
アウトプットする先がないから、
うん。
自分の物として自分の中にしまっておくっていう。
うんうん。
なんか、エモくない?
はははは。
ははは。
不可侵な物って感じだよね。
あ、そう、不可侵な物。
うん。
そうそう、不可侵。
ほう。
あ、そうだね。
そうだね。
SNSあったりとか、
うん。
他の人との相対化、
うん。
比較に晒されて、
うん。
行くんだけど、
もうその中で一人でしか味わえないから、
うん。
うん。
自分の中で、こう、取っておける。
なんかこう、宝物増えてる感覚。
あー。
うん。
そっか。
補職はじゃあ、その宝物体験を増やす作業。
に近いかもね。
うん。
なんか、普段接続されちゃってた、
うん。
接続されちゃって、
うん。
なんか、味わえなかった物を、
うん。
全て自分の中で、
うん。
100%こう、
うん。
取っておける。
で、誰にも共有できない。
うん。
でもなんか、自分だけの秘密じゃないけど、
うんうん。
うーん。
秘密にしたいわけでもないんだけど、
うんうんうん。
なんかこう、心に刻まれる、
うん。
思って、
あのー、感覚があるかな、
うん。
って、心に刻まれてるのは孤独を感じてるからだと思うんだよ。
はー。
なるほどね。
基本的に思い出ってさ、
うん。
感情がポジティブに動いたか、
うん。
の時しか多分思い出に残んない。
確かに。
感情がとにかく触れてるよね。
そう。
真ん中からこう、
うん。
神殿図で言ったら上か下かみたいな。
そうそうそうそう。
上か下かの時にしか記憶に残んない。
確かに。
多分何も感情が触れずに、
家で一人で食べるインスタントラーメンとかは、
うん。
あの、記憶に残ってないんだけど、
うん。
固食の良いところは、
うん。
孤独だから、
なるほど。
残るんだよね多分。
なるほどね。
それが、
まあ、孤独にいることが上に上がってる人もいれば下に上がってる人もいるけど、
うん。
感情がすごく動きやすい状況なのかも。
動きやすい状況なのかも。
あと、動きに敏感になれる状況なのかも。
なるほど。
普段、このなんか世話しない、
うん。
世の中で生きてると、
うん。
孤食と感情の関係
多分結構揺れ動くことあるんだけど、
うん。
なんか、そこに対してスルーしちゃう。
うん。
だけど、孤独になることによってスルーできなくなる。
確かに。
この動く、心の動きを。
ああ、今、自分はここに感動したんだ。とか、
ああ。
今、自分は寂しいと思っている。とか。
ああ。
うん。
そういうのを、
自分の中で全部受け止められるから、
記憶に残る。
思い出と人生の形成
はい。
で、記憶が思い出し、
ああ。
思い出が人生だと思うから。
なるほど。
ちょっと今、名言っぽく言ってない。
思い出が人生だから。
思い出が人生じゃん。
そうだ。
でも、
うん。
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
思い入れが人生じゃん
確かにね
自分の人生を片筋作ってるのは思い出だよね 確かに
そう だから感情が触れないと まあそれもそれといっていいんだけど
なんかやっぱ思い出して 思い出したら何回も味わえるじゃん
あー そうだね
うん
その深夜に食べたそうめんも
そういういろんな上に行って下に行ってみたいなのがあったからこその美味しい
美味しい
体験
うん
固食はそのフレファボを作ってくれるし
うん
なんかより刻まれる味も
なるほど
っていうのがいいのかなーって思ったかも
あ そうかもね
うん
感情が動いた時の体験を増やしたいみたいな感じに聞こえた
うん
で 増やしたことにより敏感になれるから
そう
孤独は定期的に
俺なんか同僚にさ
うん
あのーなんかおすすめされたことがあって
はいはい
クリスマスに
うん
一人で海外行って旅するのめっちゃいいよみたいなの言われて
うわー
なんでみたいな
はいはい
むちゃくちゃ孤独になるからって言われて
そう
基本家族で過ごすじゃん
確かに
ヨーロッパとか
あー
ねーアメリカとか特に
うんうんうん
街に誰も出歩かない
うんうん
みたいになった時に
それで一人を体験すると
多分圧倒的な孤独になって
なるほど
うん
そこで感じた自分の感情とかっていうのは
鋭く刻まれるし
あー
そのこれね
あー
あのー
味って 味わうっていう観点でいくと
なんか
ご飯ってその時々
あの一瞬一食食べますと
はい
その時に味わえるんだけど
うん
思い出って何回も何回も味わえる
確かに
ご飯ってその時にしか味わえないけど
うん
思い出はもう思い出した分だけ味わえる
はい
噛めば噛むほど味わえる
うんうん
で時間が経てば経つほど味わい深くなる
なるほど
だから
うん
その
思い出を作ろうぜ
あはははは
まとめたら
思い出作ろうぜって話だった
思い出作ろうぜ
味わえるから
ははは
生涯に渡って味わえる
確かに
こうやってね
なんかあの
食品撮ってるのも
思い出っちゃ思い出だよね
思い出だね
うん
こういうことやったねみたいな
とか
ああ
でこういうエピソードを話したよね
とか
確かに
まあ俺はお酒飲んでるのが覚えてないんだけど
あははは
あまり普段
それもまあ聞き直すと思い出せるじゃないですか
聞き直すとまあなんとなくこういうこと話したなとか
うん
え、な、なんで思い出って人生作るんだろうね
うーん
えっと
なんで思い出って人生を作る
そう
人生は思い出から作られるっていう
ああ
の、の逆バージョンからいくと
思い出はなぜ人生を作るのか
思い出はなぜ人生を作るのか
うーん
な、なんで人生作るのか
ああ
なんでだろうね
でもたぶん
うん
思い出が
うん
自分の
うん
その
じ、人格にめっちゃ影響与えてると思ってて
ああ
えっと何を思い出に残すかが
はいはいはい
今の自分だ
なんていうのか
例えばその
うん
辛いことがあって
うん
それが深く刻まれている
ああ
人は
うん
例えばトラウマとかってあるよね
うん
でトラウマとかが今の自分を作っている
ああ
逆に面白
なんかもう
うん
本当にポジティブな体験しかない
うん
人は
うん
ポジティブに
うん
なるとか
はい
なんかその
自分っていう
うん
もの
うん
うん
うん
自分の過去の体験からできるみたいな
ああ
そうか
自分の人格形成が
人生の形成とまたひも付かない
なってるんじゃないかな
うーん
アドラシン理学では真っ向から否定されてるけどね
ああそうなの
選ばれる勇気とか
うーん
へー
人間は過去にとらわれないみたいな
はいはい
今から自分は自分を選択できるみたいな
なるほど
方なのけど
うんそう
結構まあでも過去の自分の思い出に
思い出によってめっちゃ形成されると思う
こういうことにポジティブに感じた自分
うんうんうん
とかこういうことつまらないと思ってる自分
みたいな
うんうん
なんかそういうのの積み重ねで今ができてる感覚あるから
ああ
あとなんか個人的には
なんかその死ぬ直前までに
ずーっと持ち続けられるものって
うん
やっぱ思い出がたぶん一番最後まで持てるものなのかなっていう
うんうん
所有できるもの
うん
やっぱさいろんな身体的なものとかさ体とかさ
うん
どんどんどんどんこういっぱい持ててたところから
どんどんどんどん無くなってくっていうところまで
うん
行く
最後の直前まで絶対に残ってるものっていうのが
うん
なんか思い出な気がしてて
消費期限と欲求の転換
うん
一番所有できる長さがあるものっていう
おおー
感覚はすごくあるかも
うん
ああ
なんかしかもなんていうの
時間ってすごい価値を増幅させるなと思ってて
確かにね
思い出は
うん
どんどんどんどん価値が上がってくんだと思う
確かに
すごく価値が高いと思う自分にとって
で不可視になる
奪われないから人に
うん
初めての体験って本当に初めてだもん
それ以外ないもん
ない
お食も今のその愛媛のその体験ってさ
絶対にもう塗り替えられないもん
塗り替えられない
思い出
思い出
あともう一つ食にちょっと絡めると
消費期限ってあるよね
あるある
まずご飯っていうのは
これって人間のその欲求にも消費期限があるなと思ってて
うん
あのちっちゃい頃に
うん
ネルネルネルネが食べたいと
あるある
めちゃくちゃ食べたい
そんな時期あった
あったよね
でも今ネルネルネルネを
めちゃくちゃ食べたいって思うことは
あんまないよね
あんまない
あんまないよね
あんまない
で今自分が食べるネルネルネルネと
あの頃の小学生ぐらいの自分が欲してたネルネルネルネだったら
あの頃食べてた方が圧倒的においしいと思うんだ
いやほんとそうかも
うん
とか
うん
自分はじゃあ漫画を描きたいですって思っているこの欲求の漫画描き描きたいんだけど
そうなんですか そんな欲求あんの
漫画描きずっと描きたいんだけど
そうなの
最近ちょっと描こうかなと思って
原作ね 漫画絵描けないから原作作りたいなみたいな思ってるんだけど
そっか なんかさ 会社の壁に描くさ そのみんなのサインのところのところさ
一人だけめちゃめちゃ上手いワンピースのルフィの絵描いてたのはそういうことなの
まあルフィはそうだね ルフィの絵だけ描ける
漫画描きたいなぁと今思ってるんだけど
これがじゃあ30年後自分が同じ欲求持ってるかっていうと
分かんないよね
そうだね
だからこの自分の欲求には消費期限があって
これは早いうちに消費しておかないともう欲求なくなっちゃう
でその欲求なくなっちゃったらもうトライもしないし
本来挑戦してうまくいくか失敗するか分かんないけど
うまくいっても失敗しても心動くわけじゃん
思い出になるじゃん
思い出は味わえるんだよねめちゃくちゃ永久に保存できるから
だからこの消費期限なんか欲求の消費期限みたいなやつは
なんかすごい意識していて
今の欲求は長くは続かないから
早くそれは思い出に転換していった方がいい
味わえるから一生
形に思い出に転換していくって作業を行動として起こしてくんだ
そうっていうのはなんかすごい意識してる
できない部分もあるけどね
そうだね
それをなんかすぐに行動を落とせてる人と落とせてない人で
全然思い出の量が変わりそう人生通したら
そうだね
しかも早いうちにやっといた方が長く時間が価値上げてくれるから
確かに
俺らがあの時虫を食べに行ったじゃん
はいはいはい
とかはあれはあの時俺らができた一番早い段階で
一番価値のある時に虫食べれたなと
確かに確かに虫が食べたいって言ってた時にみんなで行ったからね
そうそうそうっていうのはすごく思いました
確かに
だから固食もその一つの欲求の現れというか
さらに増幅できる状態味わえる状態でそれをこう体験できる一つなんだね
一つだね
確かに特に旅行先っていうのが一つそれだよ
そうだね旅行先はもうなんていうの感情が動くことはほぼ確定してるから
確かに確かに
だから旅はいいんだと思うね
例えばこう予想ができない状態っていうのね
予想ができない状態もそうだね感情が増える要因になるよね
思い出を作る重要性
そうだねなんか城になんだろう俺城行っても結構事前に予想した感情にしかならない
はいはい
城に行ったらこういう感情になるだろう高いなあとか綺麗だなあとか
俺がそんなに城の移動系が深くないからだと思うんだけど
何が言いたいんだ
思い出作ろうぜって話
そう思い出を作ろうぜっていう話
あとなんか今というかなんか最近思ってるのが友達に
俺今27歳になってまだ26歳の友達が26歳のうちにしといた方がいいことあるみたいな聞かれて
なんだろうなって思ったんだけどなんか毎年
そこで思ったのが毎年恒例イベントの第一回を今やっといた方がいいなと思った
何それ毎年恒例イベントの第一回
そう
何それ
毎年じゃあバーベキューやりますみたいな同じ仲間でバーベキューやりますってなるとするじゃん
それって若ければ若い早く始めれば始めるほど
価値が高くなっていくそのイベントの
毎年バーベキューしてて歴史が積み重なっていくよね
だからそれを26歳に関わらず毎年恒例イベントの第一回を作る気持ちで
人を誘ってやっていったら歳を重ねるごとにどんどんその価値が溜まっていくから
思い出めっちゃできるっていうのを感じて毎年恒例イベントの第一回をやろうぜっていう
それで夏バーベキュー主催してくれたの?
あれはそうだねそんな感じそんな感じで
バーベキューとかって結構ありふれてるから年に何回かやるけど
もう少し例えばなんだろうどっかのコテージに泊まりに行くとか
ボードゲーム大会をやるとか
毎年恒例でやろうぜみたいなそういうお互いの認識があるとかも結構効果あると思ってて
それで積み重ねていくとあれ10年前に始まったよね
もう毎年やってるねみたいな中で味わい深くなる
確かにね10年前とのまた差分の話もできたりしたね
差分もできるね
美味しいんだよね思い出ってね
美味しい思い出話ね
そっかだから思い出は作れば作るほど
なんかどんどんどんどん相乗効果で増えていくね
増えていくね
し味わう量がどんどん幅も広がる
どんどん幅も広がるね
だから小学校の頃の記憶とかさ
すごいなんか鮮烈に残ってるじゃん
鮮烈だよね
あれ繰り返し味わってるからだと思うんだよね
もう消えないんだと思うめっちゃ味わってるから
なんかあの認知症の方のなんかこう話も
その若い頃の思い出は絶対に残るんだって
その頃の話はすごいクリアに話したりとか
あの時系列とか事実とか全く
淀みなく変わってないらしいけど
最近のことはもう全部飛んでるみたいなのがあるから
やっぱすごいんだろうね
その人間の中で刻まれる味わう量が
すごいんだと思う初めての経験とかも多いしね
人生の早い段階とか
言わんやこう自分のそのね認知というものを失った後でも
ちゃんと不可侵なものとして残り続けるっていう
不可侵
自分のね領域をこう作れる
固職からなんか
なんかね
またすごい高いとこ行きたい
高いとこ行きたいね
消費期欲求の消費期限の話と思い出を味わうという
でもなんか繋がってるね
思い出を作るっていう行為だったね
感情と食事の関係
作るっていう行為だったんだね
感情触れさせて感情触れた分が思い出になります
それは何度でも味わえます
また旅行となんか似たような感じだね
ベストは別にまあなんていうの旅行とか行かずとも
普段食べてるこの一食に
ディープダイブして
今日のご飯はとかさ
なんかこうそういう深く入れるみたいになったら
全部がこう積み重なっていくから思い出になって
そういうのができたらやっぱり理想ではあるかな
本当はねなんか毎日そういう体験ができたらいいんだろう
毎日感動したいね
できたらね
いいね
感動する日々を求めるってことだね
うんそうだね
じゃあそんな感じで
そんな感じかな
今回終わっていきますか
はいじゃあ
ごちそうさまでした
ぜひねあの今回の話聞いていいなとか
思うこと共有してほしいです
Xハッシュタグ食編
食べるに本能寺の編の編
で食編
未だにそれも慣れないんだよ
であのぜひ感想ください
でspotifyで聞いてくださってる方だったら
感想フォームとかアンケートみたいなのがあるので
そこぜひ答えてもらえると嬉しいです
全部ハッシュタグもその感想も2人で見てますんで
見てますコメント返します
ご連絡いただけると励みになりますんで
ぜひよろしくお願いします
32:39

コメント

スクロール