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2023-10-04 15:45

笠木肇・2023年 ハセツネCUP 大会前インタビュー【ポッドキャスト Run the World 123】

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今年も10月8日日曜日に日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)が開催されます。東京・あきる野市の五日市中学校をスタートして、あきる野・奥多摩の山岳コース 71.5km をぐるりと一周して五日市に戻るコースで開催される大会は、1993年の初開催以来多くのランナーに愛され、今日では事実上のトレイルランニングの日本選手権といえる存在感を持っています。


笠木肇 Hajime KASAGI さんはわずか数年前までは大学の陸上部で選手として活躍したアスリートでした。卒業後はトレイルを走り始め、昨年は日本代表選考レースとなってハイレベルなレース展開になった昨年の霧島えびのエクストリーム33kで3位。今年はハセツネ30kで5位、FunTrails Round 皆野50kで優勝、全日本スカイランニング選手権・スカイで上田瑠偉に続く2位でした。


インタビューでは筆者が昨年の霧島えびの高原エクストリームトレイルで笠木さんと初めて会った時のことから始まり、笠木さんがトレイルランニングを始めたきっかけ、25歳の笠木さんがトレイルランニングに感じる魅力を聞きました。もちろん今回が初挑戦となるハセツネCUPについて考えていることも聞いています。


ハセツネCUP・日本山岳耐久レース 2023 プレビュー https://dogsorcaravan.com/2023/09/30/2023-hasetsune-preview/


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サマリー

笠木肇さんは、ハセツネCUPに初めて挑戦している若手ランナーです。彼は社会人になってからトレイルランニングに興味を持ち始めました。去年の霧島エビノ高原でのレースで3位に入賞し、今後は国内外の大会で結果を残して、トレイルランニングの世界選手権を目指すつもりです。

笠木肇さんの挑戦
DogsorCaravanのインタビュールームへようこそ。ハセツネCUPに近づいておりまして、先日から私が注目する有力選手の皆さんのインタビューをお届けしておりますけれども、今日はですね、フレッシュな若い方をお迎えしております。笠木はじめさんです。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
笠木さんに、今回ハセツネCUPが初挑戦ということになると思いますけれども、いかがですか?
そうですね。
気持ちが高まってきた感じですか?気持ちどうなってますか?
ちょっと8月ぐらいか連戦、スカイのレースがエントリーしてたので、立て続けで、ちょっと疲労っていうのはあったんですけど、ちょっと休めて、自己最長の距離になるので、ハセツネは。
なので、ちょっと未知の挑戦と言いますか、今出せる力が出せればいいなと思っているのと同時に、一番ワクワクしている気持ちが大きいですかね。
楽しみですけれども、最初はじめから若い選手ですので、ちょっと失礼な紹介だったかもしれませんけれども、2000年に大学卒業、久留米大学卒業されて、それで社会人になられてということですよね。
はい。
ですから、25歳でいらっしゃる?
25歳で、ハセツネの翌日ですかね、10月9日が誕生日でして、それで26歳になりますね。
26になられるんですか。そうなんですか。いずれにしても、今回の私の注目する選手リストの中では、フレッシュな選手ということで、そういう方がトレイルランニング、そしてハセツネカップに目を向けてくださるというのは、非常に嬉しいなと個人的に思うんですけれども。
最初にトレイルランニング、あるいはスカイランニングですかね、走るようになった笠木さんなんですけれども、ちょっと私の個人的なお話というか、笠木さんのことを知ったきっかけのことをお話しさせていただくと、
去年、2022年の7月の霧島エビノ高原だったと思うんですけれども、ショートのレースですね、33キロのショートのレースが、トレイルランニングの世界選手権の代表先行レースになっていたということもあって、すごく注目されていたんですよね。
結果としては優勝したのは経験豊富な森本さん、森本浩二さんなんですけれども、見事な走りだったんですけれども、笠木さんが3位でフィニッシュされて、フィニッシュする選手、森本さんだったり横内さんもいたかな。
そうですね。
去年ぐらいからトレイルランニング、スカイランニング、力を入れ始めてらっしゃるのかなというふうにお見受けしたんですけれども、大学では多分陸上部でですね、いわば駅伝だったりとか、そういうエリート陸上選手としてのトレーニングだったりレースだったりということされてたと思うんですけれども、
そのまま笠木さんがトレイルランニングに目を向けるようになったっていうそのきっかけと言うんですかね、その経緯というか聞かせていただければと思うんですけれど。
トレイルランニングへの移行
そうですね。トレイルランニングっていうのは本格的には社会人になってから知ったんですけど、もともと高校の陸上部の一個上の先輩がですね、大学の時にトレイルランを始めているのを見かけてまして、
陸上部も大学卒業して一旦引退という形になったときに、そういうトレイルランニングっていうのをやってみたいなっていうのがきっかけでして、私が社会人になったときはコロナがちょうど始まった、
外に出る、外出できないとか、隔離ですかね。
ロックダウンとかね。
ロックダウンの時期だったので。
レースも次々中止になりましたし。
そうですそうですそうです。
というところで大会もなく、九州でローカルな大会があったので、それに先輩が出ないかということで出たっていうのがきっかけですね。
それから徐々にトレイルランニングっていうのはどういうものなのかとか、そういうことをそこから知り始めたというか。
ちなみに先輩というのは、もしかしたら私も存じ上げてるような方なんですけど、もしご紹介いただけたら。
存じ上げてるかわかんないですけど、松田さんという方がいらっしゃるんですけど。
そうですね。
私は出身が福岡なので、昨年から転勤で東京に来たんですけれども、そこでいろいろと一緒に練習させていただいたりだとか。
トレイルランを始めるきっかけと言いますか。
そういう先輩であり一緒に走っていけるような方がいらっしゃるってのは心強いですよね。
もう何もわからなかったので。
いかがですか、そこから実際に走り始めてみて。
そういう特にロードの陸上で極めてというか、いわゆるガチって言うんですか。
トレイルランニングって距離が一定でもないし、上りは使う筋肉が違うしとか、下りはまた別だしとか。
いろいろ勝手が違うというのもあると思うんですけれども、その辺は笠木さんにとってはいかがでしたか。
ランナーとしての未来の展望
違和感というか、むしろ楽しかったですか。どうですよ。
やっぱりそうですね。最初のトレイルランニング大会とか、若いから結構出られる方が40代の方とか結構多かったので、いけるだろうと思ってたんですけど。
やっぱりトレイルならではの先例と言いますか、足がかなりつったりだとか、ペース配分だとかですね。
やっぱりそれは全然陸上競技とは違うものだなっていうのは最初の時点で気づいたところであるんですけど、
それ以上に補給だったり、水分だったり、私はあまり比較的水分は取らないタイプだったので、
やはりその部分で足のつりとか、エネルギー切れとかは全然違う競技かなと思いますね。
そういうところも含めてやってみて楽しめるなというふうに笠木さんは感じたということなんですかね。
そうですね。やっぱりただ走るだけじゃなくて、コースというか起伏もありますし、やっぱり頭を使う競技かなと思いましたね。
なるほど。それは例えばご自然にどんなコースかを調べておくとか。
そうですね。失踪をやられる方だったりだとか、やはりどのタイミングで補給を取るだったりだとか、
やっぱり自分のことを知っている方とか、いろんな様々な方がいらっしゃると思うので、まだ私はその面では未熟かなと思うんですけど。
笠木さんも昨年からは12月にイズトレイルジャーニーの70キロのレースですね。こちらの反差をされたりもしていますし、
今年の5月には埼玉のファントレイルズの50Kとかもね、こちらでは優勝もされてますよね。
そういうこともありますから、やっぱりそういうところも徐々に経験値を積みつつあるということなんでしょうね。
そうですね。そこはちょっと若干の短い距離で言いますか、25キロで30キロっていうレースが多かったので、
イズトレイルジャーニーから徐々に自分の競技力と言いますか、フィールドを伸ばしていこうかなという感じですかね。
このハセツネカップっていうのは、また異質なところがあるというか、補給がすごく限られているとか、
あと夜間のトップの選手でもライトをつけて走るような時間がすごく長いとか、
笠木さんにとっても新しい挑戦になることがあるのかなと思うんですけれども、そのあたりはいかがですか。
関東、東京にお仕事を移られるようになって、少し思想したりする機会もありましたか。
春の30Kの方に出場したときに思想したんですけど、今回はあまり思想はできてないんですけれども、
一番は補給というところとおっしゃられたように夜間走ですね、というところが初挑戦というところなので、
どうなるか自分もわからないんですけれども、そこはある程度イメージしながら、
コースを間違えないでください。
それが一番鍵だと思いますので、そこはしっかり綿密にコースの確認はしておきたいなと思います。
笠木さんにとって、これからランナーというか、アスリートとしてどんなことをやってみたいというか、どんなレースに出てみたいとか、
スカイランニングもあると思いますし、これからどんな挑戦をしていきたいというふうに考えていらっしゃるか、アイディアを考えていらっしゃることがあれば聞かせていただければと思うんですけれど。
そうですね、自分自身このトレイルランナー、スカイランナーだったり、まだまだ見ていく世界というかフィールドがたくさんあると思うので、
まず一つはトレイランニングの世界選手権ですかね、再来年の。それにはやっぱり切符を勝ち取りたいなというのが一番はありますね。
そういう段階を通じて国内だけではなく国外に出て、いろんな大会で結果を残していきたいなと思っていますし、それと同時にその過程を楽しみたいなと思っていますね。
なるほど、世界選手権を通しちゃったら、次が25年になりますかね。
5年です。
スペイン、フランで予定されている、発表されましたので、そこが一つの目標かなということですかね。
あとスカイランニングのほうも来年に世界選手権がありますよね。
スカイランニングが来年、まだ報告というか通知はないんですけど、内定は順位では。
選考の基準には入っていく可能性が高いということですし、いろいろ楽しみな挑戦の舞台が始まっているということですね。
最後に定番のお尋ねというか、伺っておこうと思うんですけれども、今回のハセツネカップ、順位だったりタイムだったりいろいろあると思いますけれども、目標としていらっしゃることがもしあれば聞かせていただけますか。
そうですね、目標としてやっぱり出るからには優勝を狙ってます。
ですけど、なかなかそうはいかない選手たち、かなり強い方がいらっしゃいますので、表彰台には上がりたいとは思ってます。
いや、もう優勝でいいでしょう。優勝してください、もう。
いいんですか。いいんですか。
いいでとのようなことなんですけど。
だけど、率直なお話聞けてよかったです。ありがとうございます。
というわけで、今週末のハセツネカップ、私の注目するいろんな選手をご紹介してきましたけれども、笠木さん、フレッシュな九州に生まれ育った笠木さんの走りもぜひ注目していただきたいと思います。
笠木さんありがとうございました。今週末楽しみにしてます。
ありがとうございました。
15:45

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