前回のエピソードで「甲斐国ロングトレイル PASaPASA」へのチャレンジを前に抱負を話して下さったプロ山岳アスリートの山本健一 Yamamoto Kenichiさん。その後、11月11日水曜日の朝7時に山梨県韮崎市をスタートした山本さんは甲府盆地を囲む山々をつなぐ336km 25,250mD+を119時間で完走して16日月曜日の朝、韮崎に帰ってきました。【写真・© 藤巻翔 Sho Fujimaki 】
山本さんは100マイル以上の距離をマルチデイで走破するのは今回が初めて。仮眠や補給で経験したこと、学んだことについても話してくれました。
今後、山本健一さんの「甲斐国ロングトレイル PASaPASA」についてはDENPA by Rightup Inc.からドキュメンタリーの映像作品が公開される予定です。
- 山本健一・Facebookページ
- 山本健一・YouTubeチャンネル
今回のエピソードには次のようにチャプターをつけています。
オープニング
PASaPASAを終えてから休養中
100マイルを走った後とは違う疲労がある
今後DENPAなどのメディアで今回の挑戦を伝える映像などが発信される
時系列に沿って振り返ってみる
1日目は柳沢峠まで
最初の仮眠は約1時間
2日目はうれしいゲスト、小山田隆二さんが加わる
大峠から岩殿山の迷いやすい区間で小山田さんがナビゲートを買って出てくれた
2日目の夜にはもう一人ゲストが登場
望月将悟さんは一緒に歩いているだけで安心感がある
望月さんからのアドバイス
望月さんが教えてくれた苦しい時の乗り越え方
相棒の菊嶋さん、胃の具合がよくなくてもペースは落とさない
望月さんと二人で3日目を走り始める
天子山地がこんなにハードだということを忘れていた
長者ヶ岳からみる夜景と夜の富士山は素晴らしい眺めだった
元気軍団、加藤淳一さん、志村裕貴さんが南部町から合流
3日目、南アルプスフロントトレイルを北上
南部町のセクションと歩いていてとても気持ちのいいトレイル
倒木の多いところもあって慎重に通過、次のサポートまでが長い
七面山を下りたところ、早川町で14時間ぶりにサポートを受ける
ここからは青木光洋さん、そして復活した菊嶋さんが一緒に走ることに
いよいよ4日目、最終盤の鳳凰三山に向けて進む
青木さんとの話が弾んで道を外れてしまいそうになったり
夜叉神峠についてほっと一息
地元の山岳会や教え子の皆さんに出迎えられて完走
わずかな仮眠でも身体が回復することに驚いた
今回の補給食は蒸しパンがよかった
2日目に筋肉痛を感じながら走ったがやがてなじんだ
新型コロナ禍の中での挑戦のため密を作らないように配慮、体調管理もしっかり
目の前にこんなにいい山があることを改めて知ることができたのは収穫
次の目標として考えているのはやっぱりコルシカ島
エンディング
(2020年11月26日収録)