1. エンジニアトーク「ROLE MODEL」
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2020-10-30 16:26

#11 エンジニアからプロダクトオーナーへ転向。その価値とは?


エンジニアからプロダクトオーナーへ転向する人が増えている
プロダクトオーナーへ移るにあたり何が能力として必要なのか、そしてどんなエンジニアリングスキルが実際に役立っているのか
Wantedly 執行役員 森脇さんにお話を伺います。
ホストは今回からfukabori.fmのiwashiが担当します。

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一番はやっぱり、何かこういうアイディアがあって、ディスカッションの中でこういうのを開発できないかな、みたいな話が出た時に、それに必要なコースであったりとか、
アーキテクチャ的な課題であったりとかっていうところがイメージしやすいので、そういう判断が素早くできたりするっていうのは、エンジニアRKとかやってて得した部分だなと思ってますね。
こんにちは、深堀FMホストのいわしです。 普段は通信事業者で人材開発や組織開発、またソフトウェアエンジニアとして働いています。
今回から、ロールモデルのホストを務めることになりました。 エンジニアからプロダクトオーナーへの転向は増えています。
プロダクトオーナーへ移るにあたり、何が必要なのか、 そしてどんなエンジニアリングスキルが実際に役立っているのか、
ボンテッドリ執行役員森脇さんにお話を伺います。 まずは森脇さんの経歴からたどっていきましょう。
話は大学時代まで遡ります。 大学で専攻してたのは環境問題を専攻してまして、全然コンピューターサイエンスみたいなのは勉強してなかったです。
父親が小さい会社をしていて、そこで在庫管理のシステムであったりとか ホームページ作りたいみたいなのを父親からお前パソコン得意やろみたいなことを言われて
得意だけどやったことはないと思って、でもまあちょっと勉強してみたら楽しかったので そこでhtml、cssとか在庫管理システム作ってそこでなんかデータベースの設計とか
そういうのを触ってたっていうのがきっかけですね。 それこそ僕の学科は本当にプログラミングやってる人なんかいなかったので
よくは授業中も席の後ろの方でパソコン触ってカタカタしてたので そこで見つけたその友達がよくある学生団体みたいな感じで
集まってサービス作りたいねみたいな話をしてたみたいで そこにプログラミングできるんだったら参加してほしいって言われて
そういうところで友達と一緒にウェブサービス作ったりっていうのを3年ぐらいはやってました その後、実は休学していってその時の仲間となんか作ろうみたいなのがあったのと
フリーランスとしてその時ある程度こうやっていけそうかもっていう気持ちと このまま4回生になって大学院に行ったり就職したりっていう判断をするのは結構まだ早いかなって思って
ちょっと1年エンジニアとしてどこまでできるかチャレンジしてみようみたいなので 休学してて
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その中ではさっきクーポンサービス作ってた仲間と採用系のサービスとかを作ってました
休学を終え大学4年になった頃とある事件をきっかけに森脇さんに心境の変化が訪れます
ちょうどその時にまあ卒業しようと思って研究してたんですけど そこで受けた仕事でちょっと揉めたというか失敗したというか炎上したというか
挫折感みたいなのがありました 起きたことで言うと結構納品のタイミングで出したものがクライアントが期待していたものと大きく違うみたいなのが
起きたことでそれによって2ヶ月ぐらいこうやってたプロジェクトだったんですけど それが受け入れられないっていうことが起きましたね
それなんかこう振り返ってみて 確かに何か稼げるようにはなっていろんな技術触れて実装力みたいなのはついてきてるなぁと思ってたんですけど
これからそれを続けていくって思った時に このままいろんな技術の上辺だけを触って
一人でやってたのでコードレビューとかもしてもらえないですし そのクライアントに言われたものを開発するだけなので
それが結局こういいものなのかもよくわかんないですし このまま続けていっていいのかみたいなのはすごい不安に思って
やっぱりいいプロダクトというか自分が作ったものが実際こう使われたいですし そういう使われるものを作りたいなっていうふうに思って
やっぱり就職しようって思ったのがそうですね4年の9月ぐらいですね そこで出会ったのがWantedlyでした
そもそも認知したのはもともとリードエンジニアでいたAikawaっていう人が Googleを辞めてWantedlyに入りましたみたいな
ブログを書いててそれがちょっとバズってて そこでWantedlyっていう会社があるんだっていうのは知っていて
休学を終えて大学に戻るかどうかっていうのを悩んでたタイミングで 一回ちょっといろんな会社を見てみようって思ってたタイミングがありまして
そのタイミングでWantedlyいいプロダクトだなと思ってたので Wantedly使い始めていくつか会社に応募して
っていう中でWantedlyの募集が出てたので そこで1回Wantedlyに遊びに行ったっていうので
そのタイミングでもいくつか会社は話したことはあったんですけど Wantedlyが一番イケてる感があったなっていうのは
自分のその時あんまりビジネスにすごい詳しいわけではなかったんですけど イケてそうだなっていう感触を持ってました
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そこからその9月にちゃんと就職しようって思った時に Wantedlyの人に
止まった間確かそのタイミングで連絡が来てどうしてるのみたいな感じで 実はこういう状況でって言ったらじゃあインターンおいでよって言われて
でインターンに行ってそのまま インターン終わって内定をもらったのでそのまま決めちゃったっていうのが正直あります
大学を卒業後Wantedlyに入社した森脇さん Wantedlyに入ってからはどんな仕事をしていたのでしょうか
ちょうどWantedlyがこれから海外展開していこうっていうタイミングでして 各国対応とか多言語対応であったりとか
各国のドメインの対応であったりとかっていうのをやるタイミングで そのチームにアサインされまして
一番初めにやったのがサブドメイン対応みたいな シンガポールのWantedlyだったらsg.wantedly.comでアクセスできるようにするとか
そういうのを一番初めにやりましたね そこからしばらくは半年ぐらいですかね結構海外チームっていうところに入ってやってました
初めはリーダーとあともう一人モバイルのエンジニアと自分みたいな感じで3人ぐらいのチームだったんですけど
どんどん人が他のチームに移動していって なんか3ヶ月後には2人になって4ヶ月後ぐらいには気づいたら自分一人になってたっていう
偉い記憶があります 一人チームになって一人でしばらくやってたんですけど
思ったふうに成果が出なくて悩み始めてみんなに心配され始めて そこから海外もそこまで今緊急度の高いタスクも減ってきてるっていうところで
海外のタスク3割ぐらいで残りの7割ぐらいを国内のグロースのチームに入らせてもらって
そこでもうちょっと大きなチームで開発をチームを兼任するみたいな形で国内の開発もやり始めましたね
入ってから前半は本当に成果が出なかった与えられた仕事はなんとかこなしてたと思うんですけど
それがプロダクトとして海外の事業が伸びるであったりとか そういったところへのインパクトは全然出せてなくて結構悩んでた時期はあったんですけど
その後自分がある程度考えて任されてやった開発で数字的にも成果が出たっていうので
かなり自信にもつながりましたし その経験はやっぱりすごく楽しかったというか
すごく強い経験として今後もこの開発楽しいなっていう感じですね すごくきっかけになりましたね
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ボンテッドリ入社後には苦戦しましたが自信で考え任された開発でモチベーションを取り戻したことが今後の成長へのきっかけとなります
ではなぜ森脇さんはエンジニアからプロダクトオーナーに転向しようと思ったのでしょうか
僕はボンテッドリで5年半くらいなんですけど ちょうど1年前くらいからプロダクトオーナーになってます
そのタイミングで一番転機だったのは その時プロダクトオーナーやってた上長が辞めるっていうのが
その中で流れでっていうのが正直なところですかね
もともと次のステップとしてそこに行きたいなって思ってた部分ではあったんですけど
それがこう思ったりそういう外部環境ですぐに訪れてしまったっていうのでびっくりはあったんですけど
もともとそこはやりたいと思ってたのでいい機会だなって思って ぜひっていう形で受け入れたっていう感じですかね
でもそれまでやってたこともチームに任されたミッションの中で 基本はエンジニアですけど
エンジニア以外のこともやらないといけない やれるような環境ではあったので
その流れでいうとやっぱりより大きな機能であったりとか より大きなチームであったりとかを動かしていけるみたいなのが
次のステップなのかなっていうふうには思っていたので 自分の中では自然な全体のプロダクトオーナーになるっていうのは自然な流れでした
プロダクトオーナーになっていくのが自然と言いつつも エンジニアに対する未練とか残る人は多いはず
森明さんはどう思ったのでしょうか
それは非常に難しい質問ですね
やっぱりコードを書きたいっていう気持ちはすごくあります
単純にやっぱりコードを書くのは楽しいので 書いてると時間を忘れてコードを書けるので
そういうぼっとしやすいっていう中で コードを書くのはすごく好きなので
そこに対する未練っていうんですかね みたいなのはもちろんあったんですけど
一つはいつでもエンジニアに戻れるっていうふうには思っていたので
もともと冗長してくれた人とかも ある時期はプロダクトオーナーとして
非エンジニアリングのことをやってて その後でまたエンジニアに戻ってみたいな
そういう動きをしていた人もいたので 自分もその中でエンジニアに戻るのは
いつでもではないかもしれないですけど 戻ることはできるのかなと思っていたので
一旦離れてみるっていうのは いいかなと思ってました
プロダクトオーナーというと 一般的に思い浮かべるのは
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スクラム開発のプロダクトオーナーを 思い浮かべる人が多いはず
では MontedTreeのプロダクトオーナーは どんな役割があるのでしょうか
実際のところプロダクトオーナーっていうポジションで MontedTreeの中では
そういうポジションはないんですよね
自分が今やってるのは MontedTree Visitっていう 会社訪問のサービスの
その開発チームのリーダーをしてます
その中でいるメンバー全員エンジニアで そのエンジニアチームの中で
どういうプロダクトを開発すべきか っていうところを決めているので
プロダクトオーナーとして 次何を開発すべきかみたいなことを
決めていく責務を持っているっていうのが プロダクトオーナーと今呼んでる部分ですね
それ以外にも結構今の責務としては ピープルマネジメント周りであったりとか
採用周りみたいなところも 一部CTOが今までやってきたところとかを
引き継いでいたりするので 実際は開発チームのリーダーみたいな中で
いろいろ責務がごちゃ混ぜになって 任されているっていう形です
では森脇さんはプロダクトオーナーに転向して よかったと思うポイントはどこだったのでしょうか
一番はやっぱり何かこういうアイディアがあって ディスカッションの中でこういうのを開発できないかなみたいな
話が出た時にそれに必要なコースであったりとか アーキテクチャ的な課題であったりとかっていうところが
イメージしやすいので そんな時間軸でできないよみたいな
そういう判断が素早くできたりするっていうのは やっぱりエンジニアある程度長い期間運転の中でもやってて
得した部分だなと思ってますね それこそあとそういう機能開発と技術的負債のバランスをとって
スケジューリング 開発の順番を決めるであったりとか そういうところのバランスが取りやすいっていうのは
やっぱりあるかなと思ってます
最後は森脇さんに 今後プロダクトオーナーとしてのキャリアプランを聞いてみました
開発組織がどんどん大きくなっていくのかなと思っていて より大きく人数が増えるだけじゃなくて
もちろん生産性っていう意味でも 大きな開発チームを作っていくっていう面で
求められてることが大きいのかなと思っていて そういった面で今 採用周りであったりとか
多少リソースを割いてたりもして 今後はよりそっちを強化していって
開発チームを作っていける より強い開発チームを作っていくみたいな面にシフトしていくんじゃないかなっていうふうには理解してます
こういう課題があるよねみたいなのは 結構どんどん出てくるんですけど
それこそそこにアッサインできる人がいないみたいなところで 一番は開発チームのマネージャー層の拡充みたいなところが一番の課題だと思ってて
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そこを解決するために採用に動いてるみたいな感じですね
森明さんはエンジニアからプロダクトオーナーへポジションを変更して 活躍し始めています
私自身もエンジニアの経験は他の職種でも非常に有用だと考えます 私自身ソフトウェアエンジニア領域からヒューマンリソース領域へ立ち位置を移していますが
全社のプロダクト開発力を向上させるという点で エンジニアの語彙やドメイン知識があることがとても役立っています
もちろんエンジニアリングを極める道もあります 一方で他の領域を経験してみたい方はキャリアの選択肢の一つとして
エンジニア以外の領域に目を向けてみてはいかがでしょうか この番組はポッドキャストプロダクション
ピトパのオリジナルコンテンツです 番組の感想リクエストは概要欄のリンクよりお待ちしています
それではまた次回お会いしましょう
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