1. エンジニアトーク「ROLE MODEL」
  2. #16 アカデミック・地域・ビジ..
2020-12-25 14:04

#16 アカデミック・地域・ビジネスをつなぐ技術特化のスタートアップ


今回お話いただくNefrock 社長の靎見 敏行 (つるみ としゆき)さん。
アカデミック・地域・ビジネスをつなぐ技術特化のスタートアップを立ち上げられています。
将来的には、エンジニアリングで外貨を稼ぐという野望を持っており、どのように事業を立ち上げ・発展させていくのかお伺いしました。

プレゼントキャンペーンはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdvOXaLi-BIxtkFARZnIxF3U3q-eukGD6IV9bGBXzUYb8ZHoQ/viewform

Nefrockについて: https://nefrock.com/
iwashiのプロフィール: https://fukabori.fm/
ご意見感想は #エンジニアトーク でお願いします。

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.
00:06
オーカイマってそもそも大学と町しかなかったんですよね。
そこに僕らがベンチャー企業を作って、大学と町ベンチャーという流れを作ってやろうというので、ビルを建てました。
もうそのビルに僕も含めて住んでいるので、ベンチャーと町ってももはや何というか、垣根がないというか、うまく溶けもっこめるんじゃないかなということでやってました。
こんにちは、いわしです。
普段は通信事業者で人体開発や組織開発を進めたり、また部分的にソフトウェアエンジニアとして働いています。
今回はクリスマスに配信ということで、マイクのプレゼントキャンペーン告知があります。
マランツプロ USB コンデンサーマイク MPM-1000U を抽選で1名にプレゼントいたします。
番組の途中でキーワードを言うので、概要欄のURLより応募ください。
さて、今回お話しいただくネフロック社長の鶴見俊幸さん。
アカデミック、地域、ビジネスをつなぐ技術特化のスタートアップを立ち上げられています。
将来的にはエンジニアリングで外貨を稼ぐという野望を持っており、どのように事業を立ち上げ、発展させていくのか。
まずは鶴見さんが社長を務めるネフロックとはどんな会社なのか教えていただきました。
ネフロックという会社は、今AIとハードウェアをガチャンとして開発するというような会社になっています。
僕自身のバックグラウンドとしては、もともと東京工業大学というところでコンピューターサイエンスを学んでいて、コンピューターサイエンスの修士号で取っています。
特大の院を出た後に、IBMというところで3年間、アプリとインフラ系の仕事を3年間やっていまして、
ちょうど震災のあった年、2011年に会社を辞めて起業して、今に至るというようなことになっています。
会社名の由来が、黒船を逆にして、ロック缶を出してネフロックという名前にしているんですね。
要するに、日本か外に何か金稼ぎに行きたいなっていうのがあって、という名前にしたわけなんですよ。
じゃあそもそもITで一番稼いでるのってどこなんだっけって考えたときに、ITだったらシリコンバレーだろうみたいな。
当時シリコンバレーなんて1回も行ったことなかったんで、ちょっと行ってみようと。
実際に仕事ちょっとしながらシリコンバレーに行って、スタンフォードとかいろいろ見学に行ったんですよね。
03:05
あっち行ってやっぱりすげえ感動してしまって、一番感動したのは、街の中にカフェに入ったらスタンフォード大学の大学生が起業の話をしてたりとか、
当時日本に全くなかったようなモバイル決済みたいなのがあったりとか、なんなんだよここみたいな、すげえいいとこじゃんみたいな。
っていうのをすごい感じて、なんならここに住みたいなぐらいに思ったんですよね。
帰りの飛行機あれ、すげえなんだったんだろうなーみたいなことをずっと考えていて、最終的にスタンフォード大学という大学と、
そこから出てきたベンチャー企業と、それを受け入れる街みたいな、その三隅がうまく人物金情報を回してるんじゃないのかなっていうのがあって、
その三つが超重要なんじゃないかと思ったんですよ。
じゃあそれ日本にあるのかっていうと、僕の観測範囲内ではあまりないかなっていうふうに思っていて、
例えば六本木とかIT企業いっぱいありますけれども、IT村みたいになってますけれども、
彼ら仲いい部分もすごいあると思うんですが、そこに街とか大学とかそういう視点って全然ないんじゃないかなと。
なので、僕はじゃあそれ日本に作ればいいんじゃないのっていうところで、
たまたま僕は東高大出身だったので、大岡山って結構いい感じの場所なんじゃないのみたいに思ってですね、東高大に作ろうと。
その環境に移るのではなく、街ぐるみで環境を自ら作り出すという行動力が素晴らしいですね。
大岡山にあるネフロックのビル、そこにはベンチャー企業と街づくりが密接に関わっていました。
ちょうど5年前ぐらいに大岡山大学のすぐ脇にビルを建てまして、そこに大岡山ってそもそも大学と街しかなかったんですよね。
そこに僕らがベンチャー企業を作って、大学街ベンチャーっていう流れを作ってやろうというので、
ちょうど5年前にビルを建てました。
ベンチャーを作ったとて、大学と街とベンチャーってどういうふうに回せばいいのかっていうのは結構あるんですね。
ベンチャーと大学、ベンチャーと街、それぞれどうやって作っていくかというと、そもそもベンチャーと街って普通にやると、
例えば六本木オフィス構えて、地元の人と仲良くなれるかって結構難易度高めだと思うんですよね。
ただ僕らの場合、ビルに僕も含めて住んでいるので、そもそもベンチャーと街ってももはや何というか垣根がないというか、
そもそも住んでいるのでというところで、うまく溶けもっこめるんじゃないかなと思ってやってました。
じゃあベンチャーと大学ってどうやってくっつくのかっていうと、いろいろやり方があると思うんですけども、
06:02
いくつかやっていて、ビルの2階が今シェアルームになっているんですよね。
で、東高大出身の学生が今3人住んでいて、そういう人たちといろいろコミュニケーションを上がったりとか、
ベンチャーみたいなやり方を伝えたいですね、そういうところでコミュニケーションを取ったりとか、
そもそも今ビルに住んでいる人たち、10人ぐらいいるんですけども、全員東高大出身なんですよね。
そういう人たちとコミュニティを作って、いろんな東高大生呼んだりとか。
あとは僕自身も東高大でコンピューターの授業を持っていたりとか、
あとは最近は東高大から東高大発ベンチャーの称号をもらって、
ちょっと東高大とも仲良くいろいろやりましょうみたいな感じでやらせてもらっています。
そのマクロで見ると、ビルみたいなものを作って、日本のITが良くなる基盤みたいなのを作りたいっていうようなことをやっていて、
ミクロでいうと、僕らがやっているベンチャーで、まずお金を稼がなければいけないというのがあるんですね。
その部分は、我々ビルの話とは全然別で、R&Dを軸とした研究開発。
研究開発だけやっていると、昔からそうだったんですけど、やっぱり研究だけやってもアプリケーションにつながらないと、
結構おしゃれなものって使われないものっていっぱいあると思うんですよね。
なので、我々R&Dでものを作りつつ、さらにそれをちゃんとアプリケーションを落とすところまでを軸としてやっていこうというふうにやらせてもらっています。
横絡み感がすごいですね。あえて絡ませていこうという。
そうですね。完全に寄せにいってます。
もう結構3週ぐらいしていて、違う学生がどんどん卒業したら違う学生が来るみたいな感じで、
わざわざこんなところに来るような学生って優秀というかすごい学生ばっかりで、
いい意味ですごい尖ってる感じの学生が多くて、やっぱり刺激になりますね。
学生同士の仲間のうちのコミュニティとかも将来的にすごい発展そうですね。
そこにいらっしゃる学生って多分超一緒の方が多いと思っていて、
どっかできると目立つはずなんですね、数年後とか。
始めた時にまたネットワークに戻ってきて、一部の新しいプロダクトも一緒に行くとか、なんか関連が大きそうですよね。
理想ですね。最後みんな大階山に戻ってきてほしいですね。
それで街づくりとして。
いや、ほんとそうです。
シリコンバリーみたいになってますね。
いや、ほんとそうです。
登校台の真横という場所も活かして学生とのコネクションを活性化させて、
戦略的に自社だけではなくコミュニティも成長させていこうという意思が感じられますね。
そして経営者としての思いや、ネフロックで開発したシステムについて話は変わります。
09:04
面白いことひたすら続けてるじゃないですか。
一方で利益追求したいみたいな、創業者的な思いとかあったりするんですか。
それはそうですね。もちろんお金は1兆円欲しいですもんね。
そうですよね。あったほうがいいですよね。
そうですね。なんで、マクロで見るとビルみたいなものを作って、
日本のITが良くなる基盤みたいなのを作りたいっていうようなことをやっていって、
じゃあ、ミクロでいうと、1個1個の僕らがやってるベンチャーで、
まずお金を稼がなければいけないと思われるんですね。
その部分は我々、ビルの話とは全然別で、
R&Dを軸とした研究開発で、研究開発だけやってると、
昔からそうだったんですけど、やっぱり研究だけやってもアプリケーションにつながらないと、
結構おしゃれなものって、使われないものっていっぱいあると思うんですよね。
なので、我々R&Dでものを作りつつ、さらにそれをちゃんとアプリケーションを落とすところまでを
軸としてやっていこうというふうにやらせてもらってます。
今、僕らとしては、AIのエンジンのサービス提供みたいなところでやっていて、
要するに、AIを提供するので、欠額いくらくださいみたいな感じのモデルでやっていますと。
去年ぐらいかな、末に出したメガネオンメガネっていうシステムを去年末に出したんですね。
それってどういうシステムかというと、メガネって店舗に行ったときに、
結局、動画入っていないので、自分の顔見えないですよねと。
それを解決するために、僕らの提案として、AIで全部書き換えてやればいいんじゃないかと。
どういうシステムかというと、店舗に行って試着用のメガネ、QRが付いていて、
QRにピッてやると、自分の顔がそもそも画面に映っているんですけども、
そこに映っている自分の書けているメガネが、QRでスキャンしたメガネにパッと差し替わるような仕組みを提供していて、
いよいよ海外に売っていこうというような流れになっていて。
正直、僕はあんまり英語得意じゃないんですけども、
ちょっと粛々と英語の勉強をしていて、
飛び込み営業を売ってこようかなというふうに今考えております。
今後の野望をちょっと聞いてもいいですか?
そうですね。今後の野望としては、やっぱり会社の名前がネフロックなので、
ちゃんと外貨を稼いでいきたいなというのを思っています。
なので、ちょうど今タイミングとして、メガネオンメガネとかで、
あと1、2年以内にはちゃんとドルかユーロか原価を
稼げる会社にしたいなというふうに思っています。
12:03
結局今、日本って輸入と輸出でいうと、
輸出が0.9兆で、輸入が1.7兆円かなの規模感で、
要するに倍ぐらい離れているんですよ。
なので、どうにかそれをクロージンにしたい、
貿易クロージンにしたいなというふうに少なくても思っています。
理想は今、日本の貿易って全部80兆円ぐらいあるんですけども、
まだ全然ITってその意味では全然ちっちゃいマイノリティなんですよね。
それって結局半導体であるとか、車であるとかで持ってるんですけども、
じゃあITあるでしょっていうぐらいの規模にできたら嬉しいなと思ってます。
それは僕ら一社でどうやってもできない話なので、
さっき言った大階マニシュコンバーニングタイム作るとか、
そういう土壌プラスでやっていかなきゃいけないと思っているので、
会社としてはちゃんと外貨を稼ぐ会社に基地になります。
もっとマクロでいったときに、
それを作るための土壌も一緒に作りましょうというふうに考えています。
キーワードはカタカナでエンジニアトークです。
ネフロック社はスタートアップの中でもかなり面白い取り組みをされていました。
技術をひたすら楽しむ一方で、地域に根差すためにまずそこに住んで、
コミュニティ・ビジネスの発展も狙っていくといった点は非常にユニークです。
鶴見さんのお話はエンジニアの生き方を考える上で、
参考になったのではないでしょうか。
この番組はPodcast Production、ピトパのオリジナルコンテンツです。
番組の感想・リクエストは概要欄のリンクよりお待ちしています。
それではまた次回お会いしましょう。
14:04

コメント

スクロール