1. 路地裏クリエイティブ
  2. #005 最近気になった広告と企..
2025-05-21 36:21

#005 最近気になった広告と企画のインプット術

spotify youtube

初のリモート収録/お便りの紹介/生活者目線で心動かされた広告/広告がブランドへの好感を育てる/企業が生活者のリアルに踏み込む/企業の懐の深さを感じる広告/ダイアン津田さんは時代のタレント/企画のインプット方法/二人のネタ帳/インサイトをストックする/気持ちが動いた瞬間を記録する/気づきメモと企画メモの使い分け/アウトプットをイメージしたインプットが大事

---

事業会社とPR会社という“広告クリエイティブの路地裏”にルーツを持つ2人が、企画やコピー・興味のあるテーマなどについて自由に語っていく番組です。

【出演】谷口泰星 ⁠⁠⁠⁠@iseitachigunita⁠⁠⁠⁠ × 丸山優河 ⁠⁠⁠⁠@marupoke15⁠⁠⁠⁠

●感想は #路地裏クリエイティブ で。

●毎週水曜日に更新。※変更の可能性あり

ご依頼・ご連絡はメールやXのDMでお願いします。番組内で取り上げてほしいテーマや2人への質問なども募集しています。

✉rojiura.creative@gmail.com / ⁠⁠⁠⁠@roji_creative⁠⁠⁠⁠

※発言は所属する企業の立場や見解を反映するものではありません。

【Special Thanks】

ロゴ&アートワーク: 竹内駿 ⁠⁠⁠⁠@bamboo811⁠⁠⁠⁠

企画協力: むすびめ ⁠⁠⁠⁠@musubime_bijoux⁠⁠⁠⁠

収録&編集協力: 堀修生(自在音響株式会社)

00:02
路地裏クリエイティブの谷口です。
同じく丸山です。
この番組は、事業会社とPR会社という広告クリエイティブの路地裏にルーツを持つ2人が、企画やコピーなどについて自由に語っていく番組です。
決まった台本は特になし、興味のあるテーマについて気の向くまま喋っていきます。
なお、番組内での発言は基本的に個人の考えであり、所属する企業の立場や見解を反映するものではありません。
それでは早速スタートです。
ちょっと今回はですね、もしかしたら聞こえている方で、ちょっといつもと音質が違うぞって思った方も、もしかしたらいるかもしれないんですけど、今回はちょっと8つのリモート収録にチャレンジしておりますと。
いろいろ模索しております。
普段はね、これまでの収録してきたものに関してはスタジオで集まって収録してたんですけど、もっとコンスタントに気楽に更新していけるようにということで、ちょっとリモートにもチャレンジしてみたいなということで、それぞれマイクとかいろいろ機材を揃えてやってみておりますという感じなので、進化していく路地裏クリエイティブを引き続きよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ということで、僕はいろいろ機材調べて、今回のために準備したりして、丸山さんにも教えたりしてるんですけど、なかなかね、最初は機材大変ですね。
いやー大変ですね。
収録するためにちょっと自宅じゃなくて、オフィスの会議室とか使ってやろうかなと思ってたんですけど、いざそっち使ってみたらそっち使ってみたで、外の交通の音が入っちゃったりとか、意外といろんな調整とかアプリいらないで手間取ったりとかということで、
実際家から出たほうが散々だったんで、ちょっとそのあたりも苦労しながらやっております。
Windowsのね、初期設定に惑わされる丸山さんを見れたので。
そう、Windowsの初期設定にめちゃくちゃ苦労をかけさせられましたね。
鮮やかに企画をされてる丸山さんの機械に、うといわけではないですけど、そういうアタフタしてるシーンを見れたんで、それはそれで貴重な一面でしたけど。
すいません、事務作業とかこういう機械の細かいのとかすごい苦手なので、ありがとうございました。
はい、なんでそんな感じでリモートのならではの初回っていうところもあるので、ゆるめにちょっといつもと、いつももゆるめに雑談してるんですけど、あんまり気合い入れずにちょっとのんびり回ということで聞きいただければなと思っております。
03:13
ロジックリ始めて1、2ヶ月ぐらい経って回数も少し配信数増えてきたかなという感じで、結構いろんな方に聞いていただけてるようでめちゃくちゃありがたい限りですか。
ありがたいですね、はい。
どうですか、丸山さん、ある程度やってみて、配信含めて。
そうですね、やっぱ最初は誰かに聞いてもらえるのかなっていう不安もあったんですけど、結構いろんな方から始めた頃から聞いてるよ、ラジオっていう風に言ってもらえることもあって、とても励みになっております。ありがとうございます。
ありがとうございます。
たねぐさんはどうですか。
本当に僕も全く同じで、聞いてもらえる人が少しでもいたらいいなと思って始めましたけど、いろいろ周りからも聞いてるよとか言っていただいたりとかして、すごく励みになるので、ぜひひっそり聞いてますじゃなくて堂々とロジックリ聞いてるってみんなに言えるようなね、そういう存在になれるように頑張っていければなと思って。
そんなロジックリですけど、いろいろやっていく中でお便りとかね、感想いただくことも増えてきまして、そういうメッセージとかもいただけたりしているので、ちょっとだけ紹介なんかもしていければなと思っているんですが、丸山さんどんなメッセージが来てたりするんでしょうか。
はい、じゃあお便りの方を収集してたので読ませていただきます。
まず最初の方ですね、ラジオネームある方とない方いらっしゃって、ある方からお話ししますね。
ラジオネーム、山吹色のだるまさんです。
たねぐさん、丸山さん、こちら第1回の収録の時のコメントいただいてますね。
第1回楽しく拝聴いたしました。
テーマ募集ということでお二人に聞いてみたいのですが、いつも生活していて一般の目線で心を動かされた広告や買ってしまったものや行った場所などありますでしょうか。
どんな目線で広告を受け取っているのか気になります。
というようなことでお便りをいただいておりますね。
ありがとうございます。
どうでしょうこちら、まず心を動かされた広告みたいな話なんですけど。
最近そうですね、最近のお気に入りはメリットの家族と愛とメリットがお気に入りなんですけど、
ちょっとそれも話したいですし、それとも近い話で言うと、
最近XでIKEAの新しい広告をツイートさせてもらったんですけど、思った以上に感動があって、
06:08
結構多くの方からリポストとかいいねいただいたんですけど、
自分が考えたものじゃ全然ないので、それだけ広がるIKEAさんの広告がすごいなと思ったんですけど、
どんな広告だったかというと、IKEAのいろいろ商品があるんですけど、
そこに真ん中に赤ちゃんがいて、そこの赤ちゃんがそういうIKEAの商品にもたれかかって、
そこによっかかる形で捕まり立ちみたいな感じのしてるみたいな広告に、
最初の一歩をサポートするのがIKEAですみたいな、そういうグラフィック広告だったんですけど、
これ僕の近世に触れまして、これは素晴らしいと思って、
偶然いろいろネットサーフィンしてたら発見してツイートをしたんですけど、
そうなんですよ、なんで偶然出会って、IKEAの新しい広告出てるっていうのでツイートしたら、
いろんな方が反応されてたんですけど、やっぱり僕はそういう生活のリアルを描いてる、
そういう視点とかコピーに惹かれるところがあるので、最近のお気に入りはその辺ですかね、
なかなかでもやっぱりどういう風に広告を受け取ってるかっていう質問もあったと思うんですけど、
広告作ってる身ですけど、やっぱり僕ら多分みんなそうだと思うんですけど、
めちゃくちゃ広告見て物を買ってるわけじゃないと思うんですよ、正直なところなんですけど、
そういう本当に心に残ったブランドの広告とかは、そのブランドを使わなかったとしても、
今まで抱いていたそのブランドへの感覚より明らかに好感を持って接するようになったなということがあったりとかもしますし、
直接買っちゃったなみたいなのは今ちょっとパッとは思いつかないんですけど、
僕とかだとイベント系の展示しますとか、そういうこととかインスタグラムの広告とかで出てきたものとかで興味あるものとかは、
行ってみようとか〇〇展とかいろいろあると思うんですけど、
そういうイベント系とか映画の予告とかそういうのが当たると結構僕は反応して、
実際に見たりとか行ったりとかしちゃってるかもしれないなとちょっと思いましたね。
なるほど、なんかすごいIKEAの広告、僕もツイート拝見したんですけど、面白いなと思って。
確かに谷口さんすごい好きそうな切り口だなっていうふうに同時に思ったんですけど、
なんかあれですよね、既存のIKEAの家具とかっていうプロダクトが、
表現によってその捉え方が若干変わるというか、よりポジティブな人間的な方向に。
09:05
そのちゃんとコネクティングドッツを与えてあげてるっていう、気づきを与えてあげてるっていう感じがすごく素敵でしたね、広がりがあって。
そうですね、捉え方変わるっていうのも本当その通りですし、
あとはそういう家具を提供している企業として、椅子で座ることが価値ですとか、もちろんそれが当たり前なんですけど、
そういう使われ方をしているというリアリティに企業が踏み込んでメッセージをしていることによって、
IKEAってめちゃくちゃ私たちの生活のことわかってるじゃんっていうのが、
広告によって企業のまなざしというか、ものづくりの視点みたいなことを世の中に提示している感じがあって、
日本だとなかなか見ないんですけど、海外だとそういう広告ってやっぱり多いので、
商品広告とブランドの持っている考えとか思想みたいなのが落とし込まれたグラフィックとかはやっぱり僕はグッときちゃうなっていう感じですかね。
確かに確かに、面白いですね。
まあそんないろんな心を打つ広告とかもね、また喋っていきたいですけど、
そんなところにすると、丸山さんは何か思いつくものとかありますか?
そうですね。僕も最近すごい気になった、面白いなって普通に思った広告がありまして、
三井住友銀行さんのオリーブというですね、
オリーブはスマホアプリの銀行口座の商材っていうな、サービスって感じだと思うんですけど、
あちらのポスターとかFCMとか色々展開されているのがすごい面白くて、
最初僕は駅の大駅とかポスターで拝見したんですよ。
会社から帰る時に、僕六本木で働いてるんですけど、六本木の駅に出ていて、
そのコピーというか、内容がダイヤンの津田さんが通帳を手にして、
笑顔で、銀行やATMのみで使える限定仕様みたいな、通帳のことをちょっといじってるんですよ。
はいはいはい。
通帳の人っていうシリーズの広告を見てですね、すごい面白いなと思って。
これって今までの紙の通帳っていうシステムを若干面白おかしくいじりつつ、
電子の良さっていうものを伝えているんだけど、
決して通帳を使っている人を完全にバカにするような表現にもなってないんですよ。
うん。
なんかちょっとキャッチーに、チャーミングに描きつつ、
12:03
ただその紙を使っている、紙の通帳を使っているっていうことも、
ちゃんと可愛くポップに描きながら、
でも電子の口座、電子の通帳っていう選択肢もあるよねっていうことを伝えているような、
ポスターだったり、広告展開で。
他には、残高確認に特化したシンプル設計みたいなコピーとか、
あとは紙とインクの香りが心にしみるタイムレスなデザインみたいな、
コピーとか。
タンスの奥にしまう伝統的な管理システムみたいな。
そういうコピーが、すごいシックな感じでずっと並び続けるっていう広告があってですね。
これは駅で見た時に、めちゃくちゃ面白いなって思っちゃって。
これはあれですよね、
谷口さんとまたちょっと対照的かもしれないんですけど、
結構見た目でインパクトがあって、
それで一発で一目でクスッと笑っちゃうような、
そういうクリエイティブが結構好きだったりするんで、
これを見て、確かに電子決済とか電子通帳みたいなサービスの価値みたいなのを感じるし、
単にこういう広告を打つサービスとか企業の懐が深いなっていうところの、
ブランドの感触というか、っていうのも感じたっていうところで気になった広告でしたね、これは。
あのシリーズ、OHRの今お話聞くまで知らなくて、
ウェブムービーがすごい話題になってるのを見て、
津田さんが出演されてるやつ、あれめちゃくちゃ面白いなと思ってたんで。
面白いですよね。
なるほどね、それの切り口、確かに津田さんが通帳のいいところをめちゃくちゃ話して、
みんなから否定されるっていう、家族の親戚が集まってるところで否定されるっていうフォーマットでしたけど、
それのコピーをOHにしてるっていうのもあったんですね。
知らなかったです。
むしろOHから僕は知ったんで、あ、ウェブムービーあったんだ、後から受け取ったって感じでしたね。
それ聞きながら、やっぱり津田さんの広告的な使い方がめちゃくちゃハマってたというか、
キャラクターもそうだし、演技もそうだし、すげえ良かったなと思っていて、
ちょうどそしたら最近、ユニクロの広告で母の日のやつにも津田さんが出られてて、
それもめちゃくちゃ良いんで、最近津田さんを使うと良い広告ができるっていう、
そういうところができそうになってるっていうのが今の広告業界としてあるのかもしれないなと。
確かに、これは時代の流れとかもあるのかもしれないですけど、
ちょっと前の中山錦二君さんとかみたいな、
なんとなく時代の空気感と広告で言うべきメッセージっていうものが、
人格としてすごくマッチしてるタレントさんっていらっしゃるじゃないですか。
なんとなく広告業界のCMの中の時の人みたいな。
15:03
まさに津田さんって今そういう時代の潮目の中の真ん中にいる人なのかなって感覚はあります?
名探偵津田が推奨の企画で、僕はめちゃくちゃ好きだったんで、
そこからの派生でユニクロの広告につながっていることのストーリーもすごくきつく、
そこ設計するんやっていうのもありましたし、すごいメッセージも良かったんで、
それもまた話し始めるとキリがないのであれですけれども、
いや確かにオリーブのやつ、最近だと僕もお気に入りですごく好きでしたね。
はい、僕も大好きでしたね。
そんな感じで、おそらく広告を受け取る目線って一般人としての目線と広告人としての目線みたいなもの、
両方備えた状態で見て面白いなって思って受け取ってるみたいな感じですかね、僕らとしては。
そうですね、こうやって番組とかで分析するときは分析モードでいろいろ解説したりもしてますけど、
いち生活者としてそこまでの、いちいち一つ一つに対してそんなことは考えてないわけで、
やっぱりそういうことを考えてない状態でもクスッと笑わせてくれたりとか、感動させてくれたりとか、
心が動いたものはやっぱり残るんで、何かしらやっぱり心を動かすっていうのが最初は大事なんだなって改めて思います。
そうですね、確かに。
ちょっといろいろ話が膨らんじゃったんですけど、山吹いろのだるまさんありがとうございました。
ありがとうございます。
いろいろ気になる広告あるのでまたお話ししたいなと思っております。
そうですね。
次の方のお便りなんですけども、ラジオネーム広告成人さんからのお便りです。
谷口さん、丸山さん、初めまして。
最前線でご活躍されている広告クリエイターのラジオはとても貴重で、いつもメモを片手に配置しております。
ありがとうございます。
毎回刺激的な分析と落ち着いた話し方で聞き入ってしまいます。
私は現在大学4年生で広告代理店志望です。
話題になる広告や企画のほとんどが思わぬインサイトを捉えているなと日々関心しているのですが、
お二人は普段からアンテナを張って気づきをストックしているのでしょうか。
もしされていたら、方法、メモ帳を持ち歩くなどと具体的な体験を教えていただけると幸いです。
ということです。
すごいですね、大学生の方も見ていただいている、聞いていただいているんですね。
ありがたいですね。
勝手に僕ら世代の社会人の広告業界の方が聞いているイメージでしたけど、
大学の方も聞いてもらっているという意味では、変なこと言えないなというプレッシャーにもなりますけど。
今までも別に変なことは言っていないと思うんですけど。
言っていないと考えています。
18:02
僕とかだと大学の時から広告のことを意識していたわけじゃないので、
社会人になって仕事を始まってからこういう仕事をするにあたってインプットとかもし始めたので、
大学生の時とかどんな感じに過ごしたかなとかも結構記憶が曖昧な部分はありますけど、
インプットっていうことだと思うので、これ結構まれまさんと僕の中でも以前から度々話したりするネタの一つですよね。
そうですね。のみとかでも、どんなことインプットしたかみたいなネタ調を見せ合いみたいなことも若干したりもしてましたよね。
面白いのは、2人とも結論から言うとネタ調をつけてるっていうところが同じだったというか、
同じですっていうのが回答としてあるかなと思っていて、
そののみの場でも盛り上がったのが、ネタ調をつけてるんだ、どんなことつけてるんですかってお互いに聞き合うと、
全然書いてあることが違うっていうところでまた盛り上がった記憶があるんですけど、
その辺、さっき僕から話したんで、ぜひまれまさんどういうふうにインプットとかストックとかをされてる感じなのか伺ってもいいですか。
そうですね。どうだろう。個人的には、いろんな面白い企画のインサイトとかって、僕は確かにストックをしてて、
思いついたアイディアベースのものとか、これとこれ組み合わせたら面白いかもみたいなものは、
日常生活の中でポンと頭に浮かんでくるものがあったり、それはメモに落としてるって感じなんですけど、
意識的にインサイトを考えようとするときみたいなところで言うと、僕は結構一つ明確にあるのが、
自分の心の中に原始人と欧米人を飼っているっていう話をちょっと前の回でもさせてもらったんですけど、
自分の中の原始人なんで、めちゃくちゃ本能的に生きているような人間という動物と、
例えば欧米人みたいな文化とか言葉が通じないような文化圏の人々、場所も文化も違う人々が、
このアイディアとか、あるいは目の前に現れた、自分は面白いなって思っているようなゲームだったりとか、
自然物、綺麗だなって思っている自然物みたいなものが、そういう人、原始人にも欧米人にも刺さりそうだなみたいな風に思ったときに、
これは人間一般に普遍的に刺さりうるスイッチなのかもしれないとか思って、
そういうものをインサイトとして捉えてストックしているというようなイメージはありますね。
話前も聞いているとあれですよね、結構人がこういうものを与えられるとこう動いてしまうとか、
21:03
こういう反応してしまうとか、結構そういう角度での気づきみたいなところが多いんですよね、丸山さんのインプットとしては。
そうですね、まさにまさに。最近一番新しくメモったやつで言うと、金属質のものが落ちる音するとみんな振り返るっていう。
それがちょっと面白かったのでメモったんですけど。
それは確かにそうですね。
ですよね。金属質の音っていうのは基本的には小銭が落ちる音みたいなイメージなんですけど、
これってやっぱ人間誰しも反応しちゃうよねっていうか、
それが逆に使えるかわからないなとは思いつつ、
人間全般が反応し得る現象として、これはちょっと普遍的かもしれない、面白いなと思ったのでメモったりしました、感じでした。
具体例までありがとうございます。
丸山さんの行動誘発するような発見みたいなところの人が強烈に反応してしまうインサイトみたいなところと、
僕は結構全然違って、日々自分の気持ちが動いた瞬間があったらそれを記録しておくみたいな感じでメモとかをしていて、
具体的にメモの管理の方法として言ってしまうと、
気付きメモっていうメモと企画メモっていうメモを2つ僕の場合使い分けていて、
気付きメモっていう方は企画とか仕事に生きるかどうかは全然関係なく、
日々の生活をしてて、なんかこういう気持ちになったのってすごいエモーショナルだぞとか、
こういうふうに思ったみたいなことが当たり障りない、普通すぎることはもちろんメモしないんですけど、
ちょっとそういうエピソードの中で、自分の中で気がついたこととかがあれば気付きメモにストックしておくとか、
テレビとか見てて、この情報面白いなっていう単純にファクト的なものとかもそっちにメモしてるみたいなのが気付きメモとしてあって、
企画メモの方はどちらかというと、グラフィック広告でこのビジュアルにこういうコピーが載ってると面白いぞとか、
CMとしてこういうものはまだないなみたいな、本当に企画にいきそうなアイディアみたいなところをメモしてるっていう感じなんですけど、
それも結構ただお題とかがない状態で企画メモってなんなんっていう話だと思うんですけど、
ちょうど最近朝日広告賞も読者賞の投票とか期間やってたと思うんですけど、
僕の場合、1年間ずっと新潮文庫のテーマにいきそうな企画はずっと考えてるんですよ。
24:05
毎年新潮文庫の課題が出てて受賞してる作品も多いので、本に使えそうな企画とかはすでにひっそり脳の中でエンジンが作動していて、それに反応したものをメモるようにしてるみたいなところがあって、
これは結構インプットでよく言われる話ですけど、アウトプットしていきたいものを前提に置くとインプットが変わってくるみたいなところはあると思うので、
アドバイスというほどの偉そうな話じゃないですけど、何でもいいから自分が作るものをイメージした上で日々日常を過ごしてみるとインプットの質は良くなるんじゃないかなと思ったりします。
今日はこれについて考えようみたいなところを思いながら、日常ある広告だとか情報に触れてみるっていうのも結構大事な視点なのかなっていうふうには思ったりしますね。
確かにそれはありますね。この広報の広告書の使い方というか、特に朝日広告書とか新聞広告系だと例年常連の課題がいくつもあったりするんで、
何かそこに向けてアイデアを考えるっていう形で日常生活の中のアンテナに引っかかったものを料理してみるっていうような、一つゴールが明確になっていると考えやすいかもしれないですね、ストックも。
僕の中でのクリエイティブに対してのアプローチの考え方としては、お題がいつか何か与えられた時に反射的にこういうことじゃないかって返せる準備をしておくっていう意識が結構あって、これも結構クリエイターのタイプとして課題を与えられてから課題を紐解いて解決策をクリエイティブの表現まで導いていくっていうタイプの人もいれば
おそらくそれって丸山さんどちらかというとそっちタイプだと思うんですけど、僕は結構表現から入るタイプなので、自分の中で課題とかなくても世の中にこんな視点のこういうメッセージの広告が何かしらどの企業かわからないけどあれば自分はぐっとくるなっていうそういうことを結構ストックしておいて、いざ自分の仕事で課題とか与えられた時に
あの時考えたあれもしかしたら今回使えるかもしれないぞって引っ張り出してきて組み合わせて出すみたいなことを結構やるんですよ。なので日々生きてる中でこんだけいろんな社会問題とか自分自身でも心のもやもやとかそういうことを感じることに対して
自分だったらこういうメッセージを社会に発信したいなみたいなことをぼんやり考えておくと、それを広告の力を借りて世の中に問うことができるっていう仕事でもあるなと思ってて
27:02
そこがすごくハマった時に、公募にせよ実務にせよ強いメッセージの企画になったりするので、僕は結構そういう思考法で考えていることが多いかもしれないなっていうのは改めて思いました。
おもろいですね、確かに。終着点的な部分はちょっと違うかもしれないけど、僕もなんか、ちょっとストックしていくアイディアの種に思考性を持たせるみたいなところは似てるかなってちょっと思ってて
なんかさっきの小銭に落ちた音がしたらみんな振り向いちゃうとか、あとなんかこう、昔ちょっと貯めてたやつで言うと、富士山の空気管とか真鷲湖の霧管みたいな、特別な自然現象を缶詰の中に詰め込んだプロダクトみたいなものがすごい流行ってるなっていう風にアンテナが捉えてた時期があったんですよ。
そういうものって、人間がコントロールできないような自然物を人間が所有するっていうことに対する人間としての快感というか、支配感みたいなものが気持ちよくて、みんなそれに反応してるのかなと思って。
で、なんかそういうものって、ストックではあるんだけど、これもなんかどっかの企画の構造として人を動かすためのスイッチに使えそうじゃないですか、なんか。
うんうん。
なんで、なんかこう、ある種ちょっと抽象的なレイヤーの、何かこれは今後どこからクリエイティブに使えるんじゃないかっていうものの引き出しを溜めてるっていう意味では、さっきの谷口さんの話と近い部分があるのかなって思いましたね。
まあなんかぼんやりそういう意味ではインプットっていうよりか、やっぱり具体的に企画として何か作ることを想定しているからこそ気づけるものだったりする気もするので、そこの意識は絶対必要なんでしょうね。
まあでも今のお話聞いてて、単純に今流行ってるものを知っておくっていうのも、それはそれで本質的にというか、まずベーシックに必要なことではあるなとは思いつつ。
それはそうだと思う。
まあちょっとそういうインプットの話も、なんか結構ここは深掘れば深掘るだけいろいろ話したいことも出てきそうだし、なんかお互いのネタ調で、これはさすがにもう一般公開してもいいかなみたいなやつとかはね、なんか話しても面白い気もするので、そういう回もどっかでできたらいいですね。
確かに、そういう回もちょっと考えていきましょう。
ちなみにこのラジオネーム広告成人さんの、実はPS的な感じで、ポカリスエットの広告ムービーで、最近君はきっと誰かの太陽っていう作品があったと思うんですけど、これは現役男子高校生のダンサー2人がパフォーマンスをするような形で進んでいくストーリーの広告ムービーですね。
30:07
についてちょっと分析してほしいというお話もいただいていて、これ自体はもう広告としてすごく大きな作品ではあるので、今回ちょっとお便りへのご返答という形じゃなくて、またちょっと時間をとって、こういう話題になった大きな広告みたいなテーマについて分析する回みたいなものはまた独自に設けられたらいいなということを思っておりますよね、我々として。
やりましょう。
いやでもあの広告もすごい、毎年ね、そもそもポカリが今年は何やってくるかって世の中が見てる中で常にその想像を超えてくるっていうのを毎年やられてるわけですけど、今年も素晴らしいなと思って見てましたね。
僕はリアタイで、確かその長尺CM1回しか流れてなかった気がするんですけど、それちょうどテレビのリアタイで普通に目撃したので、偶然性の出会い方も含めて、やっぱCMなんですけど、もう一つの作品でもあるので、やっぱ手を止めて見ちゃいますもんね、最後までポカリのCMかなって思いながらも。
今年のおやつはそういう出会い方したのをはっきり覚えてるので、またその辺もちょっと語れたら面白いかもですね。
そうですね、ぜひぜひちょっとお話する機会を伺いたいと思います。ありがとうございます。
はい。ちょっといろいろですね、お便りいただいているんですけど、ちょっと匿名でいただいたお便りもいくつかあるので、サクッと少しだけご紹介して、また今度の機会に他にいただいているものもご紹介できると思います。
お一人目の方で、これは1回目とか2回目ぐらいのタイミングですかね。ロジックリ始めてすぐに、まりやまさんはメトロアドのじゅんぐら、谷口さんは宣伝会議所のCMゴールド、2人ともおめでとうございます。すごすぎます。これからも頑張ってくださいということで。ありがとうございます。
ありがとうございます。
これは相当タイミング良かったですね、我々としてもね。
始めたタイミングで、そういう結果発表が重なるタイミングで、第1話しかまだ配信してないのに急遽特別編を収録して配信するっていう、イレギュラーな形でしたけど、それもそれでタイムリーに楽しい話題を提供できたので、僕らも嬉しかったですし、良かったです。
良かったですね。またちょっとこのコンペで結果出せたり取り組んだコンペがあったりしたら話していきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
結構このコンペの受賞を機にいろいろコメントもいただいてまして、お次の方ですね。改めて谷口さんは宣伝会議所ゴールド受賞おめでとうございます。
33:05
ありがとうございます。
その宣伝会議所について、宣伝会議所の受賞の後の分析について話した回についてのコメントですね。
時間軸とシーンの切り替え、CMの作り方、とっても納得感がありました。
あと、量も質も違うけど、順番に取り組んで後半バテたっていう、進め方が一緒でちょっと親近感が湧きましたっていうコメントですね。
あるあるですよね。課題多すぎるコンペは。後半の課題に力尽きていくっていう。
そうですね。まさにこのCMの作り方のところで、時間軸とシーンの切り替えの話は、なんか僕もなんかすごい、今までCM作ったことなかったんですけど、確かにそれ聞いたら自分でも作れるかもと思っちゃったんで。
この辺りの話とかはまた使って、なんかいろいろ企画作っていきたいなと思うぐらい視差があったなという回でしたね。
ありがとうございます。でもそんなお便りというか、いろいろメッセージもいただけて本当に励みになるので、
今日全部また紹介してると時間も延びそうなので、定期的にそういうメッセージとかも是非番組内で紹介していけたらと思ってますので、
引き続き感想やご質問とか番組へのリクエストがあればいつでもご連絡お待ちしてますので。
よろしくお願いします。あと一応他にもいろいろコメントいただいてるところあるんですけど、それはまた次回とか次次回とかでさらっと触れつつまたお話しできればと思いますので、
コメントを引き続きお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。
お願いします。
そんな感じでちょっと今日はリモートでやってみましたけど、僕はこれから編集作業をしなきゃいけないんで、いつもと違う感じでどんな風に音源が鳴ってるかちょっとドキドキなところもあるんですけど、
ちゃんとこの音声が皆さんにもし聞いていただけてるのだとしたらちゃんと収録成功してるってことかなと思うので、
編集頑張りたいと思いますので今日はゆるりとリモートな感じも活かしながらいただいたコメントにメッセージを返していくという形でやらせていただきましたが、
また引き続きいろいろテーマも考えつつやっていければと思いますので。
はい、やっていきましょう。ありがとうございます。ではすいません、お時間もラフになってきたのでこのあたりで今日はお開きというところでありがとうございました。
ありがとうございました。
ロジューラクリエイティブ、今回の配信はここまで。番組の感想はぜひハッシュタグロジューラクリエイティブをつけてSNSに投稿してください。
36:10
番組内で取り上げてほしいテーマや2人への質問なども、いつでもメールやXのDMで募集しています。
それでは次回の配信もお楽しみに。
36:21

コメント

スクロール