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みなさんこんにちは、ロボシンクの矢野です。このポッドキャストは、耳で学ぶAIをコンセプトに、初心者向けに生成AIを分かりやすく解説する番組です。
今回のテーマは、君はPerplexityを知っているか、検索特化の生成AIについて語る回、について話していきます。
はい、ということで今日はPerplexityについて話していきます。 みなさん、Perplexity使っていますでしょうか。
まだ使ったことがないという人やですね、初めてPerplexityを聞いたという人もいるかもしれません。
今日はそのPerplexityについて話していきたいとおもいます。 今日のポイントは主に3つです。Perplexityの概要、Perplexityを使うメリット、
そして、生成AIの登場により検索エンジン周りで起こっている変化について話していきます。 Perplexity、日本語で読みづらいんですけど、
Perplexityですね。正式名称はPerplexity AIになります。 この会社はアメリカの会社でですね、元GoogleのAI研究者にいた人とか、
あとはオープンAIですね、ChatGPTの会社ですね。 もともと勤めていた人なんかが設立した会社ですね。
Perplexity自体もですね、2022年に公開されているので、割とまだ日が浅いサービス会社にはなります。
Perplexityをですね、簡単に言うと検索に特化した生成AIになります。 ChatGPTやですね、GoogleのGeminiを使っている人はですね、
調べ物をするときに生成AIを使っているという人も多いと思うんですね。 ChatGPTのような生成AIっていうのは文章を作成する以外にもですね、
そういった調べ物にも使えるんですね。 今回のエピソードでも話すPerplexityもですね、同じように調べ物をするときに活躍してくれる
生成AIになります。 具体的にはですね、ChatGPTのような画面をイメージするとわかりやすいと思います。
AIに質問をすると回答してくれると。 いわゆる対話型のAIのようにですね、人間が質問したことに対して答えを返してくれたりとか、
あとは場合によってはAIが質問を投げかけて、さらに対話を進めるというようなものですね。 例えばですね、私が最新の生成AIのサービスについて教えてくださいと
Perplexityに質問すると、Perplexityがですね、 じゃあ、どのジャンルの生成AIが知りたいですかっていうふうに質問を返してくることもあるんですね。
それに対して私が動画生成AIのサービスを知りたいですというと、その動画生成AIに基づいた回答を投げてくれるという話ですね。
この回答にはですね、その回答の元となったソース、つまりそのサイトをですね、どこどこのサイトを参考にしましたっていうソースを提示してくれるんですね。
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これによって、さらにですね深掘りしたい場合とか、その情報が本当に合ってるのかどうかっていうときは、その回答のソースというかリンク先にですね、移動して目視で確認するということもできるんですね。
ここまで聞くとですね、まあそれって全部ChatGPTでもできますよねって疑問に思う人もいると思うんですね。
ChatGPTで調べ物ができるのであればですね、Perplexityを使うメリットってあるのと、あのこう疑問に思う人もいるかもしれません。
実際私もですね、Perplexityを使う前はそう思っていました。
いや、あのChatGPTでも調べ物できますよねと。実際私も調べ物してるしと。
ただですね、Perplexityを使うと、実際にですね、海外とかでPerplexityいいサービスだねって言われている理由が、まあやっぱりわかってきたんですね。
Perplexityを使うメリットっていうのは個人的には2つあると感じています。
1つはですね、検索に特化しているので画面や機能が非常に検索しやすいようになっているんですね。
ChatGPTもですね、検索のように調べ物をすることもできるんですけど、あくまでChatGPTはですね、対話型の生成AIで、得意とするのは文章の生成なんかなんですね。
なので、Perplexityはそういった検索に特化しているので、非常に新しい検索体験を提供してくれるという。
これなかなかですね、言葉で言い表すのは難しいんですけども、端的に言うと検索の時に使いやすいという話ですね。
そして2つ目はですね、圧倒的に速いということですね。
実はですね、ChatGPTにもインターネットにアクセスする機能っていうのがあるんですね。ブラウジング機能というものですね。
でこれ、まあ現時点にはなるんですけども、ChatGPTのブラウジング機能よりも圧倒的に速いですね。
調べ物や検索をしたりするときにですね、やっぱり大事なのっていうのは回答の精度であったり、自分が望んだものがちゃんと返ってくるっていうのも大事と思うんですけども、
やっぱりですね、調べ物であったりとか検索をするときには、その速さっていうのも非常に重要だと思うんですね。
どんなに精度が良くてもですね、その応答が遅いと作業効率に影響しますよね。
そういった意味でもですね、パープルキッシティ非常に速度が現時点でですね、速いので、調べ物をするときの作業効率が非常に速くなるというメリットがあるんですね。
そもそもですね、ChatGPTっていうのは最新の情報にアクセスできないんですね。
ChatGPTには知識のカットオフというのがあります。これはですね、ChatGPTが学習している内容というのが最新の情報ではないということですね。
例えば無料版のGPT 3.5、無料版で使えるモデルのGPT 3.5であればですね、
2022年の1月が知識のカットオフと言われてるんですね。つまりですね、2022年1月以降の情報は持っていないということなんですね。
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例えばですね、2023年どこの球団が、野球の球団が優勝しましたかとChatGPTに聞いてもですね、回答できないんですね。
なぜなら2022年1月以降の情報が持っていないからですね。ちなみにですね、有料版のChatGPTで使えるGPT 4というモデルになると、
知識のカットオフが2023年の4月になるんですね。ちょうど1年前ですね。
なので無料版に比べて新しい情報を学習はしているんですけども、それこそですね、直近1週間の最新の情報なんかを揃えているわけではないんですね。
一方でですね、パープレキシティはインターネットの情報にその場でアクセスして最新情報を取得するので、情報の鮮度という意味ではChatGPTよりも優れているんですね。
ただですね、こう聞くとですね、こう疑問に思う人もいると思います。 いやいや、確か有料版のChatGPTにはブラウジング機能というインターネットにアクセスする機能があったよねと。
これ確かにですね、月額20ドル、今のレートで言うと3000円ぐらいですかね。
3000円を払うとですね、ブラウジング機能というインターネットにアクセスできる機能ChatGPTでも使えるようになってですね、最新情報を確かに取得はできるんですね。
ただですね、現時点での話にはなるんですけども、先ほどお伝えしたようにですね、ChatGPTのブラウジング機能っていうのはちょっと使いづらい面もあるんですね。
一言で言うと速度が遅いと。 インターネットにアクセスはするんですけども応答速度が遅いんですね。
その点、パープレキシティはですね、サクサク反応があるので、作業効率の面から見ても優れているというふうに感じています。
パープレキシティにはですね、面白い機能があって、フォーカス機能というのがあるんですね。
これは情報を取得する時にインターネット全体から情報を取得するのか、もしくは公開された学術論文に絞るのかというように、検索元の情報というのを絞ることができるんですね。
これによって帰ってくる情報の精度をコントロールすることができます。 例えばですね、私がよく使うのは生成AIの情報をよく調べたりがするんですけども、
そういった場合には、インターネット全体で検索をかけて最新の情報なんかを取得したりするんですね。
一方でもっと情報を振り下げたい時、例えばその学術論文をベースにしたですね、情報を調べたい時には、そういったフォーカス機能を使って情報を取得するという、そういったコントロールもできます。
ちなみにパープルキシティにはですね、ライティング機能というのもあって、そういった検索なんかをせずにテキストを生成することもできるという機能も備わっています。
なので検索特化の生成AIではあるんですけども、そういったライティング、文章生成のような使い方もできるというわけですね。
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あとはですね、使えば使うほどパープルキシティが学習をして知りたい情報をレコメンドしてくれる機能もあるんですね。
具体的にはExplorerという発見タブがあって、そこに普段調べ物をしているジャンルのニュース記事がレコメンドされるんですね。
例えば私なんかはパープルキシティでよく生成AIの情報を調べたりするんですけども、私が普段調べていることを学習して生成AI関連のニュースや情報なんかをですね、レコメンドしてくれるというわけですね。
例えばですね、今私パープルキシティの画面を見ているんですけども、アップルの方ですね、ジョニーアイブとサムアルトマン、これはチャットGPTの会社のCEOですね。
ジョニーアイブとサムアルトマンがAIデバイスの開発で協力するという情報が流れてきています。この情報はですね、実は最新の情報ではないんですけども、
こういったようにですね、普段ユーザーが調べていることをベースに様々な情報をですね、レコメンドしてくれるという、これは非常に便利ですね。
1点だけ付け加えるとですね、この機能ですね、レコメンド機能はですね、必ずしも最新の情報が流れてくるわけではないというのが1点不満点というか、ちょっと残念な点ですね。
おそらくですね、この機能はまだ発展途上で、これからどんどんどんどん改善されていくとは思うんですけども、レコメンドされる情報の中には古い情報も含まれているという、そういったケースもあります。これからの改善にですね、期待したい便利な機能ですね。
検索をする場面においては非常に役立つパープレキシティなんですけども、パープレキシティ自体はですね、無料で利用できるんですね。
ログイン不要で利用できるので、サイトにアクセスすれば誰でも利用することができます。
これはパープレキシティのですね、リンク概要欄に貼っておきますので、興味のある方はぜひ利用してみてください。
会員登録せずにログイン不要で利用できます。会員登録する時もですね、Googleなんかのアカウント連携ですぐに無料でですね、アカウントも作ることができるので、非常にハードルは低いサービスにはなっています。
こういった形でですね、パープレキシティ無料で利用することができるんですけども、一応あの有料版というのもあるんですね。
有料版がですね、月額20ドル。これはチャットGPTやクロードですね、の有料版と同じ金額ですね。
月額3000円というふうに考えると決して安くない金額だとは思います。
ただですね、この月額20ドルの有料版なんですけども、結構内容がすごいんですね。一言で言うと大盤振る舞いという感じですね。
具体的に言うとですね、有料版になると使える生成AIのモデルの幅っていうのが広がるんですね。
この生成AIのモデルっていうのはですね、いわゆるエンジンのような部分で、良いモデルであればあるほど回答の精度が良くなるというものですね。
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例えばチャットGPTの無料版であればGPT3.5というモデルなんですけども、有料版になるとGPT4という高性能なモデルになるんですね。
パープレキシティに話を戻すと、有料版にするとですね、GPT4やクロード3、ミストラルラージ、
こういった高性能な、通常であれば有料で課金をしないと使えないような高性能なモデルを使うことができます。
このミストラルラージっていうのはあまり聞き慣れないと思うんですけども、これはですね、まだ日本には展開されていないフランスのAI会社、ミストラルAIの会社のモデルですね。
クロード3はですね、ロボシンクのポッドキャストでも別のエピソードで話したんですけども、チャットGPTのライバル会社って言われている会社、アンソロピックという会社なんですけども、そこが開発する生成AIのモデルですね。
クロード3は結構最近話題になってるんですけども、チャットGPTのGPT4よりもですね、高性能なモデルっていう風にですね言われていますね。
そういった高性能なモデルをですね、月額20ドル払えばパープレキシティで使えるようになると。実際私ですね、GPT4もクロード3も課金をしているので、月額40ドルはかかってるんですね。
なので月額6,000円ぐらいですね。そういった月額6,000円ぐらい払ってはいるんですけども、パープレキシティの月額20ドル、3,000円の方にですね、課金するとGPT4もクロード3も使えるというわけですね。
実際はですね、GPT4を使えるだけじゃなくて、チャットGPTの有料プランではですね、GPTなんかの便利な機能も他の便利な機能もあるので、
チャットGPTもクロード3も解約をしてパープレキシティ一本に絞るというわけではないんですけども、考え方によってはかなりお得ですよね。
月額20ドルでGPT4も使えてクロード3の最上位モデルも使えるというのは考え方によってはお得ですよね。
あとはですね、パープレキシティの有料版では画像生成もできるんですね。 具体的にはオープンAI、チャットGPTの会社ですね。
オープンAIの画像生成AIであるDARI3とですね、あとはステイブルディフュージョンという画像生成があるんですけども、これらのですね画像生成も使えるようになると。
さらにファイルのアップロードもできるようになると。もうこれ何でもありですよね。 ただですねパープレキシティがですね全方位で使える完璧なAIというわけではないと思っています。
例えばですね、回答に時々英語が含まれたりするんですね。 これ自体は別にですね問題はないんですけども、時々その回答に英語が含まれた時にですね
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日本語に直してくださいという手間がかかってくるのは、ちょっと地味に面倒だなぁと思うこともあります。 あとはですね長文を含む回答になるとパフォーマンスが落ちたりもします。
一応ですねそのライティングモードで文章生成とかもできるんですけど、 文章生成に関してはですねやっぱりチャットGPTやクロード3の方が使いやすいかなと感じています。
なのでパープレキシティはですね、積み分けをするといいのかなと感じています。 例えばですねサクサク調べ物をしたい時、特に最新の情報が必要な時にはですね
パープレキシティを使うと。で通常の業務で使う例えば文章生成であったり 要約とかですねそういったものにはチャットGPTやクロード3を使うという
こんな感じで積み分けをするとですね それぞれの特徴を生かしてうまく活用できるのかなと思っています。
このようにですね生成Aが出てから私たちの検索体験というのは変わってきてますよね。 従来の検索エンジンの利用をですね考えるとまずキーワードを入力しますよね。
するとこう青いリンクがずらーっと並んだページが出てきますよね。 その上からですね自分の答えが書いていそうなリンクを探してクリックするわけですね。
そこからさらにそのページの中から自分が欲しい答え、求めているものを探すという。 これってよくよく考えるとですね非常に手間がかかっていますよね。
ただ今まではですね選択肢として検索エンジン、Googleのですね 検索エンジンがなかったので私たちは特に疑問も感じずに使っていたわけですね。
でも生成Aの登場によって検索体験に変化が出てきたと感じています。 例えばですねチャットGPTを調べ物に利用する人も増えたと思います。
これは実際に私もですねチャットGPTが出てから調べ物をするときに検索エンジンではなく チャットGPTを使う機会が増えたというふうに実感しています。
これあの実際にですね海外のサービスでスタックオーバーフローというエンジニア向けのサービスがあるんですね。
えっとですねYahoo知恵袋のエンジニアバージョンのようなサービスですね。 でまぁこれはあのエンジニアの方はですね
プログラミング関連の調べ物をするときに非常に役立つサイトなんですけども 生成AI、チャットGPTの登場以降アクセスが減っているという報道がされたわけですね。
でまぁこれはあの生成AIのせいだと主張する人もいればですね まあそうではないという人もいて
Googleがサイトの計測の測定方法を変えたから減っているように見えるんだという主張する人もいるんですけど
やっぱり事実としてかなり大きなサイトのですね アクセスが減ったという話があるんですね。
でやっぱり実際に私もですね最近は調べ物をする時にチャットGPTであったり まあそれこそパブリキシティですねを使う機会が非常に増えてきています。
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これ実際皆さんどうでしょうか? 生成AIが出てから検索体験に変化が出たと感じている方も多いんじゃないですかね
やっぱりですね効率化という点で言うとキーワードを入力して青いリンクの羅列をチェックして サイトに訪問して答えを探すっていうのは
かなり手間がかかりますよね。 生成AIがなかった時代はですねこういったことも疑問に思わなかったんですけど
やっぱりこうAIに質問をして答えがパッと返ってくるという これを経験するとですねなかなか従来の検索体験に戻るのは難しいかなというふうに思ったりもします。
以前はですねチャットGPTもハルシネーションといって間違った回答が多かったので調べ物に使えないという
シーンも多かったと思うんですけど最近はですね結構こういったハルシネーション 間違った回答ですねというのも少なくなっているというふうに感じています
さらにですねパープルキシティのような検索特化の生成AIが出てくると なかなかですね以前の検索スタイルに戻るのは難しいかなと思ったりします
ちなみにですねパープルキシティでも広告枠の導入を検討しているという話もあります
おそらくですね回答の下側に表示されるみたいなのでそんなにですね利用体験というか検索体験
使い勝手は悪くならないのかなぁとも思います かなりですねパープルキシティは黄番振る舞いなのでどこかでしっかり収益化しないと
いけないと思います 一ユーザーとしてですね広告枠の導入は賛成ではあります
パープルキシティの特徴をまとめるとですね 検索に特化した生成AI
そしてとにかく早いということですね あとは無料でログイン不要で利用することができます
興味のある方はですね概要欄にリンクを貼っておきますのでぜひアクセスしてみて パープルキシティの検索をですね体験してみてください
はい今日はこの辺ということで本日も聞いていただきありがとうございました 番組ではAIの情報を発信していますぜひフォローお願いします
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