例えばですね、株価のチャートを表示したい時に、 そうですね、例えばテスラの株価をチャート付きで教えてと指示をしたとします。
でもこの指示だとチャートは表示されないんですね。 じゃあ逆にどうやってチャートを表示するかっていうとですね、
シンプルにTSLAの株価とだけ指示するとチャートが表示されます。TSLAの株価。 このTSLAっていうのはテスラのティッカーシンボルですね。
えっとですね、個別株の識別コードのようなものですね。 例えば、そうですね、AppleならAAPLとかですね。
株価のチャートを表示したい時っていうのは、 ティッカーシンボルをプロンプトに入れるといいと思います。
これですね、日本株で試してみたんですけど、 日本株だとチャートが表示されないんですよね。
伊東中小寺で試してみたんですけどダメでしたね。 証券コードの8001と入力をしてもダメでした。
こんな感じで、日本の情報だと一部でチャートや図の機能っていうのが、 まだ実装されてないような感じがします。
マップ機能もですね、私の環境では表示されなかったですね。 海外のユーザーの使い方とかを見てみるとですね、
こうなんかシカゴのおすすめカフェ教えてみたいな、 英語でプロンプトで指示をするとマップが表示されていたんですけど、
ちょっと日本の情報だと表示はされなかったですね。 これあのご存知の方いたらコメントで教えてもらえると嬉しいです。
おそらくですね、時間が経過していけば実装されるとは思うんですけど、 ちょっと私が試した感じでは検索結果に図やチャートを表示するっていうのはちょっと不安定な感じがしました。
で、あと使っていて発見した機能なんですけど、 URLをそのまま貼り付けるとその記事の要約っていうのをしてくれますね。
これはちょっと便利だなと思いました。 具体的にはある記事があるとします。
その記事のURLをそのままチャットボックスに貼り付けるだけで、 記事の要約っていうのをしてくれます。
この時にですね、プロンプトは不要なんですね。もうURLだけを貼り付けると、 あとは記事の中身を要約してくれます。
これはですね、検索AIのパープレキシティでもできる機能なんですけど、 結構便利なのでよかったら使ってみてください。
英語圏の記事を貼り付けた場合、例えば BBCニュースとかですね。 こういった英語圏の記事を貼り付けた場合っていうのは英語で要約されます。
ただですね、カスタム指示で事前にですね、 アウトプットは日本語でお願いと指示をしておけば、日本語の要約が出力されます。
英語圏の記事を貼り付けてもですね。 カスタム指示についてちょっと補足をすると、全チャット共通で設定できる指示ですね。
回答は常に日本語でアウトプットしてくださいとかいうふうにですね、 指示をしておくと、個別でプロンプトを指示しなくても ok というものですね。
ちなみにこれは旧ブラウジング機能でもできます。 ただですね、要約精度はチャットGPTサーチの方が高いですね。
ここからは他の検索AIとの比較について話したいと思います。 検索AIというのは検索に特化した生成AIのサービスですね。
具体的には検索AIのパープレキシティや、あとは日本で開発されているフェローと比較をしました。
これざっくり言うとですね、うーん、一長一短かなという感じですね。
ある場面ではチャットGPTサーチの方が使いやすいと。 一方のある場面ではパープレキシティやフェローの方が使いやすいと感じる場面がありました。
ただですね、チャットGPTサーチっていうのは現時点では月額20ドル支払わないと利用ができないサービスですね。
だいたい約3000円ぐらいですかね。 一方でパープレキシティやフェローは基本無料で利用ができるので、その前提を踏まえた上でちょっと具体的にですね、
掘り下げていきますね。 まず速度ですね。速度に関してですけどチャットGPTが明らかに遅いなと感じることはありませんでした。
肌感覚ではですね、パープレキシティより早いのかなと思ったりもしました。 この辺はですね、利用ユーザーの数によって変わってくることもあると思うので、ちょっと一概には言えない部分もあります。
ひとまずですね、極端にチャットGPTサーチが遅いとかそういったことはなかったですね。 肝心の回答精度。回答精度に関してもですね、あまり違いはないかなと感じました。
これは調べる対象によって変わってくると思います。 私の利用した検索範囲の中だとあまり違いはなかったのかなと思いました。
ただですね、最新の情報。最新の情報を調べるタスクではチャットGPTサーチはちょっと弱いのかなと思う場面がありました。
具体的にはですね、チャットGPTサーチが発表された当日にですね、 Googleからも新しい情報の公開があったんですね。
それについてチャットGPTサーチとか他のフェローパブリキシティに質問をしました。 でするとですね、チャットGPTサーチだけが回答ができませんでした。
まあこれはですね、個別のケースかもしれないですけど、ひとまずこういったことがあったということですね。
最新の情報の反映、最新の情報を調べるタスクにおいては、もしかすると現時点では他の検索AIよりも弱いのかなと思う場面がありました。
ただですね、この質問の背景というか、質問の意図、こういったものを読み取るのはチャットGPTサーチの方が得意なように感じました。
例えばですね、生成AIに関する論文のリンクを5つ教えてと指示をしてみました。 その指示に対してこちらが意図した回答を返してくれたのはチャットGPTサーチが一番良かったですね。
であとは、そうですね、あのチャットGPTはパープリキシティやフェローのようにフォローアップの質問というのがありません。
現時点では。例えばAIにチャットGPTサーチとは何ですか?と質問をします。 でするとパープリキシティやフェローの場合だと説明の後にですね、回答の後に
チャットGPTの使い方は?とかチャットGPTサーチのメリットとデメリットは?というふうにフォローアップの質問がレコメンドされるんですね。
つまりそのトピックっていうのをより掘り下げる質問っていうのをAIが勝手に用意してくれます。 これ結構便利なんですよね。
あそうそうそれも聞きたかったと、なる場面というのは多いです。 こうしたフォローアップの質問っていうのは現時点ではですね
チャットGPTサーチには実装されてないですね。 ちょっと一旦比較内容をまとめますね。
まず1つ目に回答スピードはパープリキシティと比べても遜色はなかったです。 むしろ早いと感じました。
2つ目に最新情報に回答ができない個別のケースがありました。 3つ目にパープリキシティやフェローよりも質問の意図を読み取ってくれるケースがありました。
4つ目にフォローアップの質問はなしということですね。 比較内容はこんな感じでした。
パープレキシティやフェローでまずは試してみるのもおすすめです。 こちらは無料で利用することができます。
で最後に検索AI界隈の動向について少し話したいと思います。 AIっていろいろなジャンルがあるんですよね。
動画生成AIとか画像生成AIとかでそうしたジャンルの中で検索AIというものもあるんですけど
検索AIは今年は一気に盛り上がった年かなと思います。 今まで検索AIといえばパープレキシティが有名でした。
アメリカの検索AIのスタートアップですね。 ですが以前ポッドキャストでもインタビューした
日本のフェローやあとは中国のジェンスパークなどいろいろな検索AIというのが出てきています。
検索といえば王者のGoogleがいるんですけどそのGoogleも検索AIというのに力を入れています。
ChatGPTと似たようなサービスでGeminiというAIがあります。 これはGoogleが開発している生成AIですね。
そのGemini上からでも同じように検索機能というのが使えます。 こちらはですね、精度も高いのでかなりお勧めです。
OpenAIも今回紹介したようなChatGPT Searchという検索機能を強化してきたというわけですね。
なのでプレイヤーで言うとパープレキシティフェロー、ジェンスパーク、あとはGoogle Gemini、
ChatGPT Searchですね。 まあ他にもプレイヤーはいるんですけど有名どころはこんな感じでしょうか。
結構プレイヤー多いですよね。 元々検索市場っていうのはGoogleがほぼ一挙みたいな感じでしたけど
最近はですね各社開発を進めていっている感じですね。 なので以前みたいに検索といえばGoogleというような状況ではなくなってきたように思います。
ちなみにChatGPT Searchではですね AP通信やロイター、あとはフィナンシャルタイムズなど
結構この有名どころ、主要なニュースメディアとの提携というのもどんどん進めています。 そしてOpenAIはChatGPT Searchを発表した当日に
ChatGPT SearchのChrome拡張というのもリリースしました。 これですね、ブラウザの検索窓がありますよね。
で検索をするときにそこにキーワードを入れたりするじゃないですか。 で今までならそこにキーワードを入れるとGoogle検索が起動していたと思います。
ブラウザでデフォルトで設定している検索エンジンですね。 でこのChatGPT SearchのChrome拡張を使うとブラウザの検索窓に入力した内容っていうのが
そのままChatGPT Searchに飛んで、そっちで検索ができるようになっているんですよね。 これはですね、OpenAIは本気で検索指示を狙っていってる感じがしますよね。
ただ使った感想としてはですね、ちょっと使いづらいなというのが正直な感想です。 ちょっとした調べ物でもChatGPT Searchが起動するんですよね。
でこれがちょっと逆に使いづらいのかなと思ったりしました。 単純なキーワードでパッと検索したい時にはちょっと向いてないのかなと思いました。
単純な調べ物はGoogle検索、ちょっと深掘りしたい内容は検索AI。 こんな使い方が個人的にはしっくりきます。
ChatGPT SearchのChrome拡張が気になる方は概要欄にリンクを貼っておきますので、 興味のある方はインストールしてみてください。
今回の発表で、OpenAIとGoogleの競争っていうのが結構バチバチだなというふうに感じました。
というのもですね、OpenAIがこのChatGPT Searchの発表した当日にですね、 Googleも検索に関して新しい発表したんですよね。
Google AI StudioというGoogleが提供するツールがあるんですけど、 そちらでGoogle検索から情報を取得できるようになったと、そういった機能が追加されました。
これ以前からプレビュー版が出ていたんですけど、 今回Google AI Studioでも使えるようになりましたよと。
これをGoogleはChatGPT Searchの発表の当日にぶつけてきたわけですね。 これ多分偶然じゃないと思うんですけどね。
これあの具体的にはですね、API経由で検索情報を参照した回答っていうのを生成できるわけです。