1. 耳で学ぶAI、ロボシンク
  2. #10 ChatGPTの課金に悩む人はM..

CopilotならChatGPTの有料機能が使える / そもそもCopilotってなに? / Copilotで出来ること、出来ないこと / Appleの水面下での動き


「耳で学ぶAI、ロボシンク」ではChatGPTや画像生成AIなど初心者向けに分かりやすく解説します。


【内容】

MicrosoftのCopilotでは最近アップデートがありました。1つはGPT-4 Turboが標準で使えるようになったこと。もう1つはファイルアップロード機能が使えるようになったこと。

CopilotではChatGPT有料版の機能が多く提供されています。現在、ChatGPT無料版を利用していて課金を検討している人は無料でChatGPTの有料機能を試すことができます。


ところでAppleの研究者が生成AIモデルのMM1に関する論文を投稿しました。

Appleが2024年になってAIへの投資を加速させている件についても話します。


【リソース】

◎Microsoft Copilot

https://copilot.microsoft.com/


◎音楽生成AIについて解説した以前のエピソード

https://spotifyanchor-web.app.link/e/5htJCIL71Hb

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◎ロボシンク公式サイト

https://bit.ly/3xlLcW0


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サマリー

MicrosoftのCopilotはChatGPTの有料版で利用できる機能を無償で提供しており、ファイルのアップロード、GPT4の利用、画像生成、一部のプラグインの利用が可能です。Copilotを利用することで、ChatGPTの有料版でしかできない機能を無料で利用することができます。Copilotではファイルのアップロード、高性能なGPT-4の利用、画像生成、プラグインの利用が可能です。

MicrosoftのCopilotについて
皆さんこんにちは、ロボシンクの矢野です。このポッドキャストは、耳で学ぶAIをコンセプトに、初心者向けに生成AIを分かりやすく解説する番組です。
今回のテーマは、ChatGPTの課金に悩む人はMicrosoft Copilotを試してみよう、について話していきます。
はい、ということで、今日はMicrosoftのCopilotについて話していきます。
突然ですが、皆さんChatGPT課金していますでしょうか? ChatGPTには、ChatGPTプラスという月額20ドルの有料版があります。
これは無料版にはない機能があるので、よりChatGPTを活用できるわけですね。課金すると。
ただ、1ドル150円ぐらいのレートで考えると、月額3000円ぐらいになるので、高いんですね。
今日、なぜMicrosoftのCopilotというものを取り上げるかというと、実はChatGPTの有料版で使える機能が、MicrosoftのCopilotで無料で使えるからですね。
これを聞くとですね、んっと、ChatGPTの有料版で使える機能がなぜ無料で提供されているのと、
しかも、Microsoftでなりますよね。今日はその辺をですね、詳しく解説していきたいと思います。
今日、話すポイントは主に2つです。1つはMicrosoftのCopilotについて、そして2つ目にCopilotでできることについて話していきます。
特にですね、現在ChatGPTの無料版を利用していて、有料版の課金をですね、検討している人にはぜひ聞いてほしいです。
なぜならChatGPTの有料版でしか利用できない機能がCopilot経由であればですね、無料で利用できるからですね。
はい、では早速ですね、Copilotについて解説していきます。これはですね、簡単に言うとですね、Microsoftが提供するChatGPTのようなサービスになります。
Microsoftというのは、Windows OSのですね、Windowsなんかを作っている会社ですね。
で、このCopilotっていうのはですね、ChatGPTのようなサービスというふうに言いましたけども、実際にですね、Copilotの中で動いているのは、実はChatGPTと同じモデルが動いてるんですね。
なので、外側はCopilotというものなんですけども、中のエンジンのようなものはですね、ChatGPTと同じようなものが動いているというようなイメージになります。
Microsoftの公式サイトでもですね、ChatGPTとCopilotの違いについて触れられています。
お話しすると、ChatGPTは人間と会話するチャットボットと、MicrosoftのCopilotはユーザーのAIアシスタントということで紹介されています。
これはMicrosoftの公式サイトでですね。つまりですね、ChatGPTは人間と会話をするチャットボットのようなものだと。
MicrosoftのCopilotというのは、チャット以外にもWordやExcel、PowerPointなど連携ができますと、あなたのAIアシスタントですよということで、Microsoftは説明をしています。
ちなみにですね、このMicrosoftのCopilotはWeb版からも利用できますし、あとはOSの方からもですね、利用することができます。
Copilotでできること
ちなみにですね、Copilotというのは英語で言うとですね、副操縦士という意味があります。
飛行機で機長と、あとは隣に副操縦士がいますよね。その副操縦士をCopilotと言います。
でですね、なぜMicrosoftで使えるのと疑問に思いますよね。これはですね、MicrosoftがChatGPTの会社OpenAIですね。
オープンAIに多額の出資をしているからですね、結構あのMicrosoftとオープンAIの繋がりっていうのは結構あるんですね。
であの例えばですね、以前あのオープンAIの取締役会とですね、あとはあのオープンAIのCEOのサムアルトマンという人物があるんですけど、
オープンAIのトップのCEOとですね、取締役が揉めてですね、サムアルトマンがオープンAIを辞めるみたいな話になったんですね。
でこの時にですね、マイクロソフトの今のCEOはサティアナデラさんという人物なんですけど、この方がですね、サムアルトマン、
マイクロソフトに迎え入れますよと。サムアルトマンはですね、あのオープンAIのスタッフも受け入れて欲しいみたいなことを要請するとですね、
まあ任せなさいと、あのオープンAIのスタッフも全員受け入れる準備ありますというふうな出来事もあったんですね。
結局ですね、この話は落ち着いて、あの結局はオープンAIにサムアルトマンは留まるCEOとしてですね、
留まることが決まったんですけども、こういった出来事がありました。でですね、マイクロソフトって言うとですね、
Windowsの会社というイメージが今まで多かったと思うんですけど、近年はですね、AIの会社に変貌しているんですね。
話を戻して、コパイロットでできるChatGPTの有料版の機能について紹介していきます。
機能はですね、主に4つですね。ちなみに今から説明する機能というのは全てコパイロットで無料で利用できる機能になります。
これはちなみにそのChatGPTであればですね、有料版でしか利用できない機能です。
コパイロットでは無料で利用することができます。まず一つ目にファイルのアップロードができるということですね。
例えばですね、テキストや画像、あとはPDF、ワード、エクセルなんかのファイルをアップロードしてAIにですね、あの指示をすることができます。
例えばですね、PDF資料をアップロードしてこの内容をですね、要約してください。もしくは翻訳してくださいといったことができます。
でですね、なぜ今日この話をしているかというとですね、この機能が先週追加されたんですね。
3月の15日ぐらいですかね。これは今まで使えなかった機能なんですけども、OS版で使えたり、その後に消えたりということでちょっと不安定だったんですね。
でもですね、3月の15日ぐらいからweb版でも安定して使えるようになったということで、これはチャットGPTであれば有料版でしか使えない機能ですね。
ただですね、一点だけ付け加えると、アップロードできるファイルの容量が1MBまでということでですね、ちょっと大きなファイルは扱えないというデメリットあります。
ただですね、無料でファイルアップロード機能が使えるのは大きいと思います。
2つ目の機能がですね、GPT4が利用可能ということですね。
チャットGPTは現状2つのモデルがメインで動いています。1つが無料ユーザーが使えるGPT3.5、そしてもう1つが有料版のユーザーが使えるGPT4ですね。
この有料版のユーザーが使えるGPT4というモデルをマイクロソフトのコパイロットで無料で利用ができるということですね。
このモデルというのはですね、生成AIの性能を左右するものなのでGPT3.5よりもGPT4の方が性能が良いわけですね。
Copilotの無料利用機能
ちなみにですね、厳密に言うとマイクロソフトのコパイロットではGPT4 Turboという高性能なモデルが3月11日からですね、利用できるようになったと。
これも比較的最近の話ですね。例えばですね、現在チャットGPTの無料版を使っているユーザーはGPT3.5なんですね。
AIの回答がちょっと物足りないとか、なんか精度が良くないなぁと思っている方はですね、GPT4のモデルになると結構精度がかなり改善されるんですね。
なのでそういったことを無料で試せるというわけですね。マイクロソフトのコパイロットでですね。
3つ目に画像の生成が可能ということです。この画像生成というのはですね、テキストで画像を作ってくださいという指示をAIに出すんですね。
そうするとAIがその指示に基づいた画像を作ってくれる、生成してくれるということになります。
例えばですね、猫の絵を描いてとかですね、こういった指示ができます。でこれあのチャットGPTの場合だと有料版から利用できる機能なんですね。
でこれはあのDARI3というオープンAIが開発している画像生成AIがあるんですけども、これがコパイロットの無料版からでも画像生成にアクセスできるということになります。
ちなみにですね、マイクロソフトコパイロットのデザイナーというサービス名になります。 そして4つ目に一部のプラグインも利用可能ということですね。
このプラグインというのはですね、拡張機能のようなもので本来チャットGPTが持っていないような機能を提供できる機能ですね。
例えばですね、AIに音楽を作成してといったことを指示できるようになります。 こうした拡張機能というのが一部ではあるんですけども
マイクロソフトのコパイロットでも無料で利用できるというわけですね。 使えるプラグインは多くないんですけども、例えばですね
Copilotの機能
以前のエピソードでも紹介した音楽生成AIの数のAIが使うことができます。 例えばですね、1分の長さのR&Bを作曲してと指示するとですね
音楽を生成してくれるんですね。これちょっと作ってみたので聞いてみましょうか。
はい、このようにですねチャットGPTの有料版で利用できるプラグインをマイクロソフトのコパイロットで利用することができます。
次にですね、コパイロットでできないチャットGPTの有料版の機能について紹介したいと思います。
細かい違いはいろいろあるんですけども、大きなものを一つ挙げるとするとGPTsという機能になります。
これはですね、マイクロソフトのコパイロット無料版で提供されてない機能ですね。 GPTsっていうのは非常に便利でですね、私も毎日使っているんですけども
GPTsを簡単に言うとチャットボットを簡単に自分で作れる機能になります。 これは自分で作ることもできるし、世界中の誰かが作ったですね
チャットボットを自分の環境にインストールして使うこともできます。 例えばですね、私で言うとですね
海外のニュース記事とかですね、AI関連のニュース記事の情報収集をするときに その海外の英語を貼り付けると翻訳、要約してくれるようなGPTs、チャットボットを作っています。
それ以外にもですね、例えばそうですね 作成した文章の構成なんかをこうしてくれるチャットボットというのを自分で作ったりしています。
自分でチャットボットを作る以外にもですね、他の方が作った便利なチャットボットっていうのを 自分の環境にインストールして使うこともできると
例えばですね、そうですね、ロゴを作るGPTsなんかがGPTストアという、アプリストアのような場所で公開されています。
イメージとしてはそうですね、アップルのアプリストアがイメージとして近いかなと思います。 企業や個人が作ったですね、様々なアプリを自分のスマートフォンで
ダウンロードして使うことができる。そんなイメージですねGPTsは。 この機能はですね、現状Copilotでは提供されていません。
ただですね、ここまで紹介したようにChatGPTの有料版でないと使えない機能がですね、Copilotの無料版で使うことができます。
確かにその細かい違いはいろいろあるんですね。 例えばそのファイルアップロードの容量が違うとかですね、まああの
Copilotは1MBまで。これちなみにですね、ChatGPTだったら256MBまでアップロードできるんですね。
なので大体のファイルは網羅できると。 大きなPDFファイルも投げて、要約してということができるんですね。
あとは入力できる文字数の制限もありますね。Copilotの場合だと2000文字とかですね。 確かに細かい点で違いはあるんですけども、なんせ無料で使えるわけですから
使っちゃおうというような発想ですね。 現在ChatGPTの無料版を使っていて、有料版がどんなものか試してみたいなぁと思っている方はですね
Copilotを検討してみてはいかがでしょうか。 ちなみにですね、日経のクロストレンドが2023年に行ったアンケートがあるんですね。
そのアンケート結果によるとChatGPTの無料ユーザーと、あとは有料ユーザーを比較した場合ですね、 有料ユーザーほど満足度が高いというアンケート結果があるんですね。
逆を言えばですね、無料ユーザーは使用感に満足していない人が多いと。 おそらくGPT 3.5の性能に対して自分が思うほどですね
結果を得られないということに起因するかもしれません。 なので無料版のGPT 3.5に不満がある方はですね
Copilotを使ってみてGPT 4の性能というのを確認するのも一つの選択肢だと思います。 ちなみにマイクロソフトのCopilotはマイクロソフトのアカウントをですね
作るだけで無料で利用できるのでぜひ試してみてください。 概要欄にもリンクを貼っておきます。
AppleのAIの取り組み
こんな感じでですね、近年のマイクロソフトの勢いっていうのはすごいんですね。 ところでですね、マイクロソフトといえばWindowsが有名ですよね。
Windowsと聞くとライバル企業であるMac、Appleですねをイメージする人も多いと思います。 ちょっと話が逸れてしまうんですけども最後にAppleの現状のAIの取り組みについてですね
少し触れたいと思います。 マイクロソフトがこのAI企業として着々とですね実績を重ねていく一方で
Appleはですね、AIの取り組みに関して出遅れた感が否めないんですよね。 GoogleもあとあのFacebookのメタも
Amazonもですね、生成AIの取り組みっていうのを加速しています。 でその中でAppleはですね
AIの取り組みが遅いんじゃないかっていうのが国内外で言われたりしているんですね。 でこのAppleがAIの遅れをどう取り戻すのかということが国内外でも注目されているんですけども
実はですね、水面下で動きはあるんですね。 例えばブルームバーグが報じたニュースサイトですね。記事によるとAppleがカナダの
AI会社であるダーウィンAIという会社ですねを買収したと。 でこれあの3月18日の情報なんですけども、あの今日ですね
まさに収録している当日に入ってきた情報なんですけども Appleの研究者がMM1という生成AIのモデルですね
これを論文をひっそり投稿したと。 実際にですねCEOのTim Cook、AppleのCEOですねTim Cookは
Appleが今年、つまり2024年ですね AIで新天地を切り開くことを約束すると語ってるんですね。
なので2024年はですね、さらにAppleが参入してきて 生成AIが盛り上がりそうな気がしています。
ちょっと脱線してしまったんですけども、今日の話をまとめると ChatGPTの無料版から有料版へ課金をですね
検討している人はその前にコパイロット、マイクロソフトのコパイロットを試してみるのも一つの選択肢だと思います。
ということをお伝えしたかったわけです。 Microsoftのコパイロットを使えばですね
ChatGPTの有料版でしかできない機能を利用することができます。 それが主に4つですね。
1つはファイルのアップロードができて、それを含めてAIに指示ができる。 2つ目は高性能なGPT-4というモデルが利用できる。
そして3つ目に画像を生成することもできる。 そして最後4つ目ですね、一部のプラグイン拡張機能も利用できるということですね。
エピソードでは音楽生成AIができるプラグインを紹介しました。 コパイロット無料で利用できるのでぜひ興味のある方は試してみてください。
はい今日はこの辺ということで本日も聞いていただきありがとうございました。 ちなみにですね先週に引き続き
Apple Podcastで星5の評価とあとはXで番組をシェアいただきました。 ありがとうございます。
いやー嬉しいですね。あの番組運営のモチベーションになるのでぜひコメントやですね フォローいただけると嬉しいです。
またロボシンクの公式サイトではチャットGPTなどを動画で学べるコースも提供しています。 興味のある方はカタカナでロボシンクと検索してみてください。
概要欄にも記載しています。 お相手はロボシンクの柳野でした。また次の配信でお会いしましょう。
17:52

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