1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 868.顔・髪・服。あなたの「古..
2024-11-25 18:09

868.顔・髪・服。あなたの「古臭さ」はどこから?

「なんかこれまで着てた服がしっくりこない・・・」そんなことを悩むとき、大抵の人が自分の外見が加齢で変化したせいだ、と思いがち。でも、「これまで着てた服」自体が時代に合わなくなっているのが原因だった、ってことも結構多いんです。では、服のどこが原因で時代と合わなくなるんでしょう? 意外なそのポイントを解説しました。


◆フェリシモの「童話キャラ別・ファッション診断」はこちら https://www.felissimo.co.jp/contents/fairytalediagnosis/fairytalediagnosis_fc.html


◆for*styleパーソナルスタイリストスクール(FPSS)。2025年1月開講の第18期、ご入学申込受付中!お席が少なくなってきましたのでお急ぎ下さい https://www.forstyle.biz/personalstylist-school/


◆noteのメンバーシップ「服装心理lab.」ではおしゃれの"超"基本と服装心理学が学べるコンテンツを配信中! https://note.com/risahisano/membership/join


◆運営サイト・SNSなど https://lit.link/risahisano


📩ご質問募集中!

https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;;;utm_source=promotion

サマリー

このエピソードでは、服の古さに対する考察が行われ、年齢と共に似合わなくなる服についての誤解が解消されます。また、服が時代に合わなくなる理由やトレンドの変化についても説明されています。ファッションやメイク、髪型の変化が時代によってどのように影響を受けるかについて考えられており、特に顔や髪、服装のトレンドに敏感であることが古臭さを感じる要因として強調されています。

おしゃれの呪いを解く
おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で868回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをばさばさ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師の久村のりさです。本日も、そして今週もよろしくお願いいたします。
去年の春から、ちょこちょこコラボさせていただいているフェリシモさんと、一番初めは似合うファッション診断ということで、心に似合うファッションをどう選ぶか、みたいなところからスタートして、その企画がとても好評いただいたので、
この秋冬は、さらにその診断を進化させて、童話キャラ別ファッション診断ということで、あなたの内面とか性格部分を童話のキャラクターになぞらえて診断して、かつ、そのキャラクターだったら、どんな風にファッションを楽しめば、しっくりくるおしゃれができるのかというのを解説した、
こんなファッション診断ブックというのを、この秋に、まず第一弾として、商品購入者様限定でお届けしたんですけども、こちらがなんと、最終的に11万人のお客様にお楽しみいただけたようで、本当にありがとうございます。
たくさんの方からご感想もいただいていて、本当に自分のファッションの捉え方が変わりましたとか、おしゃれな仕方が変わりましたという嬉しい声をいただいているようで、本当にありがとうございます。
とても好評だったので、その後に、その童話キャラ別ファッション診断は、フェリシモンさんのウェブ上でいつでもできるコンテンツとして、改めてリリースされまして、そしてさらに、今月中旬に、フェリシモンさんの中のカタログの一つのeditというカタログがあるんですけども、
その冬の増刊号、こちらにですね、その童話キャラ別のおすすめコーディネートの冬版ですよね、最新版が現在公開中ということでね、全容は私のXQ Twitterの方でもね、そのページ全部載っけてOKですということで、フェリシモンさんからですね、だいぶ太っ腹なご許可をいただきましたので、ご承諾いただきましたので、
その掲載ページに関してはね、全部私のXの方に、本日ね、ポストさせていただいたんですけれども、プラスですね、その童話キャラ診断ができるURLもね、合わせて投稿しているかと思いますので、ぜひぜひこちらの方で楽しんでいただいて、おすすめコーディネート、何といってもね、フェリシモンさんが全部買えますから、はい、まるっとね、お楽しみいただければというふうに思っております。
このね、番組の概要欄にも貼っておきますので、ぜひご覧ください。ということで、お知らせから始まったんですが、えっと今日はですね、ちょっと取り上げたいのが、これまたね、あのXQ Twitterでちょっと話題になっていて、Twitterの方では軽くね、私も引用ポストさせていただいたんですけども、
これ私も何回も結構話していることではあるんですけど、やっぱりまだまだ、なんていうのかな、知られていないことなんだなというか、それこそ呪いが多いところなのかもなって思ったのが、ある方がね、その方が飲み会に行った先にスターリストさんがいたようで、その方の話としてつぶやいたことなんですけど、
よくね、年齢が上がるにつれて、持っていた服が似合いなくなったっていう悩み、これ結構抱えている方、本当に多いと思うんですけど、その理由が、単純にその状態に陥った時って、人って年齢が重ねたことで、自分の外見が変わって、顔立ちが変わったり体型が変わったから、服が似合いづらくなったんだって、やっぱりどうしても原因を自分自身に求めがちなんですけど、
実はそうじゃなくて、かつての服、要は昔買った服ですよね。昔買った服自体が、実は古くなっちゃってる。今の流行、主流の洋服とは違う形になってしまってるから、そこから立ち上る昔の匂いみたいなもののせいで、
それを着た時に素敵に見えなくなってるだけなんだよ。つまり、服が着る人に似合ってないんじゃなくて、服が時代に合わなくなってるせいなんだよっていう、平たく言うと、こういうことを言われてびっくりしたというようなつぶやきがあったんですよね。
これは本当によく起こることで、やっぱりここ最近の、いわゆるイメコンと呼ばれる似合う服の診断メソッドがとても流行って、それで救われた方もたくさんいて、それ自体はとても良かったんだけど、
おしゃれって似合う、似合わないはとても大事なポイントではある。あるんだけど、それだけじゃないんですよね。それだけじゃないにもかかわらず、それが結構全てというか、似合うか似合わないかさえ抑えていれば、8割、9割型おしゃれはもうOKっていうふうに、勘違いする人が増えちゃったっていうところが正直弊害としてあるわけなんですよね。
似合うか似合わないかって、その服が着る人と調和するかどうか、相性がいいかどうかなんですけど、その服って着る人とだけではなくて、その時代と合うかどうかっていうのもすごく大事で、なぜかというと、着る人はその服を着て街に出ていくわけで、いろんな人の中に入って生活するわけなので、
どうしてもその周りの人たちとか、その時代に合っていないと、いくら着る本人に似合っていても、やっぱり素敵には見えなくなっちゃうんですよ。どっか違和感が出てしまうっていうことになるわけですね。
なんですが、この時代と合ってるかどうかっていうのが、どうしても軽視されがち。それはね、でもアパレルメーカー側としても、私ももともとメーカーだったので、どっちの立場にも立っちゃうというか、消費者側、お客様側の気持ちも分かるし、メーカー側としての反省みたいなのもやっぱりあったりするんですけど、
それは、アパレルメーカーとか業界側がトレンド、トレンドって言って、どうしてもそのトレンド、トレンドって言っていることが、新しい服を買わせようとしているっていう風に受け取られてきてしまったっていうような経緯もあると思うんですよ。
流行のシルエット
お客様との間に、その信頼関係を築ききれなかったというか、売ろうとしているから新しいもの、新しいトレンドをキロキロって言うんでしょっていうふうに思われちゃった。そこにやっぱり長らく不況だったり、不況も後継期になりきらないものもまた今度はぶっかだかが襲ってきちゃって、やっぱり服を買うっていうことにどうしても皆さんがネガティブになっている
時代がすごく多い。買わされるってことに対するアレルギーがめちゃめちゃ多いですよね。大きいですよね。服に限らず。そこへ来て、毎年毎年新しいこれがトレンド、誰がトレンドだって言い過ぎちゃうと、やっぱり毎年服を買わせようとしやがってみたいな、そういう不審感につながっちゃうのはしょうがないのかなと思うんですけど、でもやっぱり時代とともに
人のムードも変わるし、やっぱり流行は移り変わっていく。人間はそうは言っても飽きる生き物だし、常に新しいものを求める生き物なので。
でなってくると、やっぱり嫌が多にもアパレル業界が作っているわけ、作っているだけとは決して限らず、やっぱり自然の流れとしても流行って移り変わっていってしまうんですよね。
だから、その時代に合わせるっていうのがすごく大事なことなんですよ。だけどこれをあんまり言いづらくなった結果、アパレル業界側も、じゃあトレンドとか関係ないですよ、似合ってれば大丈夫ですよって言わざるを得なくなっちゃったみたいなところも結構あって、
だからとにかく自分の顔、体に似合ってさえいれば、トレンドなんか無視しても大丈夫なんだとすら思わせてしまったんじゃないかっていうところがあって。でもやっぱり時代によって洋服は変わっていくんですよね。
だから、決して自分の外見が変わっちゃったから似合う服が変わったわけじゃなくて、単純に持ってた服が時代に合わなくなったっていうケースがとても多いんですよね。
これは服に限らず、外見全体的に言えることなので、メイクの仕方もそうだし、髪型にもやっぱり言えることなんですよね。
なので、今日は簡単にXでは投稿したんですけど、Xでは服について簡単にしか投稿してないので、メイクのこととか髪型のことも含めてお伝えしていこうかなと思うんですけど、
じゃあ、どこが変わるのかですよ。時代が変わることによって、どこが古臭く見えてしまうかなんですけど、やっぱり洋服のトレンドっていうと、トレンドカラーと言われるように、色とか、あとはデザインですよね。
こういう柄が流行ってるとか、リボンがついてる、ついてないとか、表層的な、表面的な、文字通り表面的なデザイン部分が変わるって思ってる方が多いんですけど、ここでいうトレンドっていうのは、もっと大きな流れで変わっていくもののことを指していて、
トレンドカラーとかって結構毎年変わったりするものなんですけど、そうじゃなくて、5年とか10年とか15年ぐらい長い単位で変わっていく流行っていうのがあって、それはシルエットなんですよね。
これ言ってわかる人がどれくらいいらっしゃるか、このリスナーさんの年齢層によるんですけど、例えばバブル時代の服なんかを、今写真残ってるじゃないですか、検索してみていただくと、すごく肩幅が大きかったり、肩が怒り型、肩パッドが厚いのが入っていて怒り型だったり、襟があたら広かったり、結構洋服の形が違うと思うんですよね。
そういう形が長い期間かけて大きく実は変わっているので、それを着てしまうとどうしても違和感が出るんですよ。5年前、10年前ぐらいのものを引っ張り出して着ているとね。
具体的にどこが変わるかというと、まずは肩の形。今言ったような怒り型だったり、なんで肩気味になったりすることもあれば、今はどちらかというと後ろ方向に肩が引っ張られるような服装が多いですね。ちょっと襟を抜くような感じのものが多いんですけど、
洋服の変遷
このピーク越したので、今度どんどん前の方に行くと思うんですけど、肩も前後にも変わっていく。横幅も変わるし、位置が前後にも変わるし、あとは高さも変わるということですよね。肩パッドがついたり、すごく撫で方になったり。
ちなみに今はかなり撫で方なものが主流になっています。肩の形とか位置。あとは腰の位置。これはトップスで言うと裾の長さになりますね。今かなり、特に若い人の洋服からスタートしていますけど、若い人の洋服からトップスの丈が短くなってきているというのは、結構実感している方が多いんじゃないかなと思いますね。
それに伴って、パンツの腰の位置も変わっていきます。今はトップスの丈が短くて、パンツの履き口の位置が高い、いわゆるハイウエストのものが多いですけど、これがもっと時代が進んでいくと、5年後くらいには、今度はパンツの履き口がローウエストに変わっていって、ちょっとお腹を見せるような着こなしが流行ったりする。
こういう形で、トップスの場合には裾の長さだし、フォトムスの場合には履き口の高さも、時代によって変わっていく。
あとは、もうちょっと細かいところまで言うと、襟ぐりも結構変わるんです。
襟ぐりは、最近ずっと、メンズもレディースも両方、襟ぐりが詰まっているものが主流なんですけど、これね、時代が変わると、5年、10年すると、襟ぐりが広いものが流行になったり、広く開いているものが主流になったりするんですね。
なので、こういう洋服のもう少し大まかな形、リボンがついているとか、フレルがついているとか、そういう細かいことではなくて、大まかな形が大きく変わっていくので、
いくらその形が似合っているとはいえ、時代に合わないと、これまでのように素敵に見えないということが多いですよね。
この辺をチェックしていくと良いと思います。
あとは、顔、メイクも同じような周期で大きく変わっていくんですが、メイクは結構わかりやすいかなと思うんですけど、まずは一番眉。眉の太さですよね。
平成の時代は本当に細くて、細眉が流行りましたよね。抜きすぎちゃって、今困っている私と同じ世代の方、多いと思います。本当に眉の太さが変わりますよね。
あとは、大まかにアイメイクとリップメイク、どっちを主役にするかというのも変わるんですよね。
両方コテコテにするという時代ってあんまりなくて、アイメイクはすごく濃くアイラインをしっかり引いて、つけまつげをバサバサにつけてやるんだけど、唇はヌーディーにという時代があったと思ったら、
だんだんそれが移り変わっていって、唇をしっかりリップメイクするんだけど、意外と目元はスッキリ。これも繰り返していくんですよね。
あとは髪型。髪型に関して一番わかるのは前髪の次第ですよね。今結構薄いのが主流じゃないですか。
1,2本しか垂らさないみたいな髪型もあったりしますけども、これがまた5年10年経つと分厚い、パツンという前髪が主流になったりする。
もちろんどっちもあるんだけど、よりどっちが多いかということですよね。それがやっぱり変わってくるわけなんですよね。
この辺をチェックしていくと、どうしても人間って流行に敏感だった時期のまま取り残されがち。これは誰にしてもしょうがないんですよね。
だから20代とか30代前半ぐらいまでで持ってないかなというところをチェックしてもらうといいと思うんです。
それをチェックするだけで全然雰囲気変わったりするし、自分の外見が華麗で悪くなったせいじゃないんだということに気づいたりすることが本当に多いので、勝手に自分の外見のせいにして落ち込む前にですよ。
ちょっとその辺を見直してもらいたいなと思うんですよね。だからそういう意味では特にファッションは一生物といって、いいものを買って長く着るというのが好きな方も多いと思うし、そういうことがいいことだというふうに言われがちではあるんですけど、
でもプロでも洋服の形の流行が今後どうなっていくかという性格の争くってかなり難しい。ましてやプロじゃない人が一生物といって今後10年20年先見据えて、ここがきっと変わっていくからそれに影響されない形の洋服を選ぼうというのはまず難しいんですよ。
なので少なくとも一生物というものを買うのであれば、やっぱりできればプロに相談してから、それも似合うか似合わないかの診断だけしているような方ではなくて、ちゃんとファッションの歴史から学んでいるようなプロも見分けづらいかもしれないんですけど、
ファッションの歴史からしっかり学んでいるようなスタイリストにアドバイスを求めてほしいですし、そうじゃなかったら5年くらい、一生物とはいえども5年着られたら元が取れたって思えるかなくらいの価格のものを買うことを基本的にはお勧めしたいですね。
一方では、華麗のせいでも何にも服が似合いなくなっちゃったということではないので、そこはぜひ呪いを解いて、それで自信を失っちゃっていた方は、服を変えればいい話じゃんって気づいていただけるといいかなと思います。
こんな風に、最近この服を着たらおかしいんだけどとか、いまいちしっくりこないんだけど、これは私の外見が変わったせいか、時代が変わったせいかみたいな悩みがありましたら、ぜひぜひお気軽に番組概要欄にありますマシュマロから送っていただければと思います。
それ以外にもファッションのお悩み、心理関係のお悩みもお待ちしておりますので、お気軽にお寄せください。
ポッドキャスト、Spotify独家の方はコメント機能を使っていただいても大丈夫です。
ということで、また次回。
なんか終わりの挨拶がすごいぎこちなくなっちゃったな。
ではまた次回お会いしましょう。おやすみなさい。
18:09

コメント

スクロール