1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 86.最前線に立つ人が報われる..
2020-10-13 12:00

86.最前線に立つ人が報われることが、アパレル復活の決め手だと思うから from Radiotalk

本日のテーマ

久野の「物申す!」シリーズ(そんなシリーズいつできた?)、昨日に引き続き2回目。
本日は、アパレル販売員さんの待遇について、業界の裏話含めて思うところを語ります。
販売員さんの待遇がよくないこと。その存在を軽視してきたことも、アパレル不況の一因であることは間違いないと思うのです。

私が以下のスクールでパーソナルスタイリストを養成しているのは、販売員を初めとした「お客様の一番近くで、ファッション情報を伝える人」の価値をもっと上げたいからなんです。
https://www.forstyle.biz/personalstylist-school/

ご質問募集中!
https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;utm_source=promotion

#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:01
はい、86回目の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。先日も少しお話ししたと思うんですが、この間の土曜日から私がやっておりますフォースタイルパーソナルスタイリストスクール、もう何だかんだで第10期生になりまして、本当にたくさんのパーソナルスタイリストをはじめ、いろんなファッション関係の企業独立している方を
配出してきたわけですけれども、その第10期ということで、ステラがスタートいたしました。今期もね、無事満席。満席って言ってもね、私このスクールであんまり儲けようと思ってないというか、スキルがしっかりある仲間を育てたいという気持ちでやっているので、本当に私が一人一人目が届く範囲の生徒さんしか募集してないので、本当に少人数制なんですけどね。
なので今回も5人、6人、次の講座、基礎講座から入ってくる人が5人、6人から最初ね、っていう感じなんですけれども、6人が限界、多くても8人だね。6人が一番ちょうどいいんだよねっていう感じで、なので無理にあまり生徒さんを入れずにですね、広告も打たずにやっているという感じなんですけれども、
なので今回もね、すごくうちのいろんな理念に共感してくださった生徒さんが入ってきてくれて、年齢もバラバラでね、背景もバラバラなので、それもまた面白いんですけど、無事スタートいたしました。
コロナ禍ということでね、しばらくはオンライン授業なんですけど、もともとうち遠方からも入学受け付けていて、東京に来なくてもオンラインで授業が受けられるっていうところを売りにしていたので、その辺はコロナが来ても特にそういう意味では打撃を受けずにですね、全然通常通りずっとやっております。
で、このね、スタリストスクール、私が起業したのが14年前、2006年ですね。個人事業主として起業したのは2006年ですね。2006年で、起業して5年後くらいだったかな、くらいからスクールをちょこちょこ始めたんです。当時は本当に小さくマンツーマンでやってたんですけども、
今のような集団って言っても少人数なんですけども、集団授業になったのが4年前からなんですね。そもそもなんでスクール始めたかなんですけど、いろんな理由がもちろんあります。なかなかね、人材、うちの仕事がもう私が手一杯になっちゃって、人材募集してもやっぱり教育しなきゃいけないんですけど、
雇われながら教育受けられるかもって、ユースタンスで来た人とあまり私相性が良くなくてですね、スクール形式にしたことによってすごく意欲的な方が来てくれるようになったので、これは素晴らしいということで、私のうちの仕事を少しやってもらいたい、仲間を増やしたいという気持ちももちろんありましたし、
03:13
私の起業した2006年から今にかけて、本当にパーソナルスタリストの増え方って尋常じゃないんですよ。本当に増えてるんです。私が起業した当初はGoogle検索で1ページもらえなかった。
どころか、多分私入れて3人ぐらいしかいなかったんですけど、この間検索したらね、577万件ぐらいヒットするんですよ。本当に増えてて、なのでその中でね、やっぱりクオリティーがかなりばらつきがあるので、せめてね、うちで輩出するスタリストはクオリティーがしっかりしたスタリストを育てたいという意味もあります。
もう1個、1番でもないか、どれも大事な理由なんですけど、すごく私の中で理由として大きいのが、アパレル販売員というか、洋服を最前線で紹介する人、お客様に紹介する人の価値を高めたいという気持ちがすごくあったんです。
で、この気持ちがそのコロナ禍になってますます今強くなっているんですね。なので、今日その辺の話をちょっとね、アパレルの裏話も含めてお伝えできればと思いますので、アパレル裏話的なところはちょっと一般のお客様にも是非ね、知っておいていただきたいところなので、今日ちょっとその辺の話をしていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。
おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
今日86回目の配信となりました。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバッサバッサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の伊佐の伊佐でございます。
今日もよろしくお願い致します。
はい、ということでね、アパレル販売員、販売員に限らずね、パーソナルスタリストになると販売外仕事ではないんですけれども、
でも両者の共通点っていうのは、一番お客様の近くでファッション情報をお伝えする、服の良さだったりおしゃれな方法をお伝える仕事だと思うんですよ。
一番お客様の近くで服を紹介する仕事の価値を上げることしか、今後アパレル業界を盛り上げていく術はないと起業の時に思ったんですよね。
2006年、もうかれこれ14年前、私のアパレル業界、大学卒業しすぐアパレル業界に入ったんですけど、
私のアパレル業界での歴史は、アパレル不況の歴史と一緒でして、就職、超評価期に就職しまして、
はじめはどかし山というところに入社したんですけども、入社してすぐに総合が破綻するわ、
06:04
それに伴っていろんな取引先、洋服のメーカーさんですよね、下請けメーカーさんが潰れるわっていうのを目の当たりにしてきて、
すぐ上の先輩とか上司はバブル時代の名残がまだ記憶が強くて、どんどん頑張れば売れるっていう考えを持っている人ばかりで、
でもそれと自分の考え、自分の体感している景気とかとすごく乖離があってっていう、すごく右肩下がりの時代とともに私はキャリアを構築しているわけですね。
なので、これからどうしたらいいんだろうという時に、やっぱりものづくりしている人、アパレルでいうと企画とかが主役で一番待遇がいいっていう時代じゃないだろうと、
もう10年前から思っているんですけど、一向に変わらないんですよね、やっぱりね。
やっぱりお客様の一番近くにいる人に一番恩恵があるような勤務形態、雇用条件にして、そこに良い人材を集中させないと、
結局お客様におしゃれの楽しさとか洋服の素晴らしさみたいな情報が届かない。
どんなに企画がいいものを作ったところで、やっぱり直接手渡しするのは販売員さんなんですよね。
でもそこの待遇が良くないことで、いろんなものが滞っているというか、お客さんにも不利益だし、ということがあるなってすごく感じたんですよ。
でもアパレル業界側は、何かそうではなくて広告にお金を追い込んだりとかね、そうじゃないだろうということがすごく多かったんです。
なのでアパレル販売員の価値を上げるためにはどうすればいいかって考えたときに、やっぱりお客様にそういう情報を渡しするということの軽視があるんですよね。
軽く見ている、アパレル業界が。ものを作ることが素晴らしくてっていう感覚がまだ強い。
だからパーソナルスタリストっていう職業をもっと大きくして、物を売らないのにも関わらず情報を渡すだけなのにお客様がそれにお金を払う。
つまり一般消費者がおしゃれな情報を渡してくれる人に対してどんだけ価値を感じているかっていうのが、
理解してもらえればきっとアパレルメーカーも販売員さんにもっと待遇を良くするはずだというふうに私は感じたんです。
なのでそういう意味もあってパーソナルスタリストに転身して、養成スクールまでやっているわけなんですが、
まだまだ全然ですね、その待遇が上がらないところか、やっぱり不景気がどんどんどんどん極まって、さらにこのコロナ禍ですので、
もっと待遇が悪くなる、良くなることはないですね。全然良くなってないです。
で、リストラも増えてますしお店も閉めてますからね。
まあ絶対数が減るというのはしょうがないんですけど、リストラも増えてるしということで非常になかなかもどかしいところなんですよね。
で、アパレル販売員さんをやっていて、給料も上がらないし先が見えないからということで、うちのスクールに入ってくる方もすごく多いです。
09:02
特に今季は多いし、コロナになってからお問い合わせもすごい増えてる。
なのでそう思う人は来てくださいという感じなんですけど、一緒に帰ってきたいんですよね。
なので是非来てくださいという感じなんですけど、今のアパレル販売員の待遇だと、
いわゆるやりがい搾取の状態なんですよ。
なのでこのアパレル販売員になったら、服が多少安く買えるぐらいのメリットしかないんですよ正直。
待遇自体は良くないわけですから。
そうすると本当に服が好きで好きでしょうがなくって、
タダでさえも普段から服たくさん買ってるから、
だからその服を買うお金が割引になったら、それが自分にとってメリットが高いぐらいの人しか来ない。
そうするとやっぱり、とにかく服が好きな人しか来ないので、
どうしても視野が狭くなっちゃうんですよ。
服のことしか知らないとか、服だけのオタクになっちゃう。
そうするとやっぱりね、アパレルショップに来るお客様はそうではないじゃないですか。
多様なお客様がいるので、その多様性に対応できない。幅広い接客ができないわけですね。
それが売れないことに遠い要因になっている、
縁因になっているということがあったりします。
あとは、もっと良い待遇で就職できるような人は、
アパレルキャンバイは選ばないということになってしまうわけで、
そうするとやっぱり良い人材も集まらないわけです。
結果どうなるかというと、特にオシャレが好きではないけれども、
洋服を買う余裕がある、お金があるお客様がお店に行ったときに話が合う販売員さんがいないので、
特にその方もオシャレが好きじゃないから、だったら買わなくていいようになっちゃうんですよ。
買える余裕があっても、行って販売員さんにこういうものが欲しいと言っても話が通じないし、
気が合う販売員さん、アドバイスをもらえそうな販売員さんがいないから、
だからアパレルショップから足が遠のいてしまって、
結果オンラインで買おうと話すのがめんどくさいし、
そうするとオンラインだと失敗が怖いから、じゃあ安いものでいいやっていうことで、
もっと高いものを買える方でもオンラインで安いものしか買わなくなっちゃうという、
こういうすごく悪循環があるなって思うんですね。
中にはそういう方の一部は私のようなパーソナルスタイルにわざわざ依頼してくださるんですけど、
それはやっぱりオシャレをすることにアグレッシブな人だけなんですよね。
なので服を売ること、最前線で情報を渡すことそのものの価値を上げたい。
それがやっぱり今オシャレが楽しくないって思っている人に楽しさを分かってもらうことにもなるし、
結果アパレル業界をもっと盛り上げることになるんじゃないかなって思っています。
なのでそれに賛同してくださる方もどんどん4スタイルパーソナルスタイルのスクールをお待ちしていますので、
どんどん来てくださいということで、今日はこんなところでしょうかね。
ではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
12:00

コメント

スクロール