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2022-01-14 11:57

394.心理面に原因がある「おしゃれの悩み」の見分け方 from Radiotalk

京都ノートルダム女子大学の心理学科で、ゲスト講義をさせていただいきました!学生さんから「パーソナルスタイリングのお客様の中で、おしゃれの悩みの原因が心理面にありそうな人はどのように見分けるんですか?」という鋭い質問を頂いたので、その回答をこちらでもお話しします。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で394回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、昨日更新できなかったんですけど、昨日結構バタバタしておりまして、
午後、夜は月1のオンラインサロン、服装心理ラボのライブ配信の日でございます。
2022年、第1回目ということで、非常にたくさんの方にライブ配信ご参加いただきましてありがとうございました。
テーマがレッグウェアということで、いろんなレッグウェアの新しいブランドをご紹介したりとか、
運営スタリストたちのリアルなレッグウェアを使ったコーディネート事例をお見せしつつ、
洋服とレッグウェアのコーディネート術を具体的に解説するという回だったんですけど、
なかなかレッグウェア、最近いろんなのが出てるんですけど、なかなかまだ活用しきれてないという会員さんがすごく多くて、
非常にわかりやすかったということで、ご好評いただいて楽しい回でしたね。
昨日の総会ライブ配信の動画は、また1月中に配信もさせていただきます。
録画した部分を動画にして配信をします。この部分は1月中に入会してくださった方は全員見ることができますので、
ちょっと内容気になるという方は全然今からで間に合いますので、
ぜひ番組概要欄にあります服装心理ラボのリンクからご入会いただけると嬉しいです。
昨日は午前中は京都のトルダム女子大学の心理学科の先生からご依頼をいただきまして、
ゲスト講義ということで授業の時間をいただいて講義をさせていただくということもありまして、
朝から晩までずっと喋りっぱなしだったので、終わった後に力尽きてラジオまでたどり着かなかったという感じなんですけど、
この講義も今回はこういうご時世なのでオンライン配信ということで、
Zoomで皆さんにやらせていただいて、動画受講もできるそうだったんですけど、
皆さん朝からリアルタイムで学生の皆さんも参加してくださって、80人ぐらい参加してくださったのかな。
なのでZoomの画面がすごい小さい枠がバーッと並んでなかなかの爽快でしたけどね。
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でもオンラインでもああいうふうにお顔見ながら講義ができるので、非常にやりやすくて助かりました。
テーマは、私が公認心理師の資格を取ったということで、
京都のトルダム女子大学の心理学科の学生さんも将来的に公認心理師の資格を取って活動するということを目指していらっしゃる先生さんもいらっしゃるということなので、
私がどうしてもうすでに心理職として活動しているのに、改めてまた公認心理師を取ったのかとか、
あとはビジネス上でどういうふうに公認心理師のスキルを活かしているのかといったことを中心にお話をさせていただくという講義だったんですけれども、
一応テーマとしてはタイトルはファッションと心、サブタイトルがファッション分野での心理学の可能性ということで、
ちょっと固めのタイトルだったんですけど、内容は結構柔らかく、これまでの私のキャリアとか、あとは公認心理師としてどういう仕事をファッションと絡めてしているのかというところをお話しさせていただいて、
これまでの事例なんかも踏まえながらお話をさせていただいたので、そんなに固い内容じゃなかったんじゃないかなとは思うんですけれども、話させていただきました。
こういう機会、ちょこちょこ大学で講義させていただく機会ってお招きいただいてあるんですけど、やっぱりすごく貴重な機会でありがたくて私としても、というのはやっぱり普段お客様とかスタリストスクールとかで教えているのはあくまでファッションの知識なので、
それと違って大学の講義だとキャリア面の話をすることが多いので、私自身のキャリアの話をさせていただくことが多いんですね。
そうすると自分でもやっぱり振り返りになりますし、改めて私はこういうことをしてきて、今後こういうことがしたいんだなって自分自身でもしゃべりながら確認できるっていうのもあって、非常にありがたい機会なんですよね。
あとは本当にこういう機会があればどんどんOKしたいなと思っている理由の2つ目としては、やっぱり公認心理師って活躍する分野、非常に幅広い分野で活躍することを期待されて設置された国家資格なんですけど、でもやっぱりなんだかんだまだまだ医療分野と教育分野に非常に偏っているっていう感じなんですよね。
特に私がいる産業分野、産業領域って呼ばれる、いわゆる一般企業に向けて心理支援をしたりとか、心理的な教育とか啓蒙活動をしたりっていう人はまだまだ少ないんですけど、やっぱりもっと増やしたいんですよね。
やっぱり産業領域で活動できる人、特にアパレル領域でも活動できる人がいないと、まだまだ支援する手が足りないし、手が足りないとそういう支援が大事なんだっていうことすら、やっぱり行き届かない、知ってもらえないっていうことがあるので、そういう意味ではその産業領域で活躍するしようと目指す、
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その学生さんを増やしたいという気持ちはすごくあるので、その意味もあって、こういう機会は非常にありがたいなと思って、もうスカウトするつもりでね、この産業領域でのその心理支援の楽しさを、精一杯お伝えさせていただいたつもりです。
非常に興味深く皆さん聞いてくださって、授業後もいろんな質問を積極的にしてくれたんですけど、その中でね、すごく印象的な、すごいいいツボをついた質問だなっていうのがあったので、ちょっとこちらでもお話ししようかなと思うんですけど、
一人の学生さんからね、パッションのカウンセリングで、パーソナルスタイリングのカウンセリングで、私が単純におしゃれだけを改善する、おしゃれの悩みだけを改善すればいい、おしゃれ面だけを改善すればいいお客様もいれば、やっぱりそのおしゃれの悩みの裏側に心理的な問題が潜んでいて、そちらの方が大きくて似合う服をお伝えしたりとか、スタイリングするだけでは解決できない方もいらっしゃるので、
そういう方には心理カウンセリングをしっかりやるんですよっていうことをお伝えしたんですけど、それに対して、じゃあその心理面に問題が本当はある人なのか、それとも単におしゃれ面をお伝えすればいいだけの方なのか、その辺どういうふうに見分けるんですかっていうご質問があって、いやーこれすごいいい着眼点だなと思うんですよね。
まさにこれが、初めにお客様とお会いしてカウンセリングしたときに、私たちが見分けなければ、見立てをしなければいけない部分なので、非常にいい着眼点ですよね。
いろんな見方があると思うんですけども、私個人としてはこういうところ、こういう観点で見てますっていうことを2つお伝えしたんですけど、1つは、まずうちのパーソナルスタイリングにいらっしゃる方はご本人としてすごく心理面に問題があるっていう自覚があってくる方だけではないので、基本的には皆さんおしゃれの悩みを抱えてると思っていらっしゃるわけですよね。
その中で、おしゃれの悩みっていうのは外見の悩みなので、ある程度結果が見えるわけですね、私から。例えば、おしゃれが苦手ですって言っていらっしゃった方のおしゃれはもう目に見えるわけなので、その方の言ってるぐらいおしゃれに問題があるかどうかは目で確認ができるわけです。
なんですが、ご本人が言っていらっしゃる悩みの重要度というか、悩みの大きさと見た目が一致しないことって結構あるんですよ。私本当におしゃれが苦手でこんなにダサいから悩んでるんですっておっしゃってる方の洋服を見ても、そこまでプロから見ても服装がおかしいとは思えない場合とか、
私本当に太ってるので全然服が似合わないですって言ってる方が、プロから見るとそんなに標準体系から外れてるには見えない。こういうふうにご本人の言ってることと見た目に乖離がある場合、大きく離れてる場合っていうのは見た目の問題ではつまりない。おしゃれの問題ではないっていうことになるので、ご本人の心理的な問題が何かあるんじゃないかな、そう自分が思い込んでしまう原因がある。
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そちらの方を改善していかなければいけないので、心理カウンセリングに重きを置いたお話に切り替えていくっていう感じになります。
2つ目は、見た目と言ってることに乖離がない場合でも、その抱えている悩みのせいで、おしゃれ以外の日常生活全般が大きく脅かされてしまっている場合、この場合にも心理カウンセリングにもかなり力を入れてお話をしていくことになります。
例えば、洋服を買っても買ってもおしゃれになれないから、とにかく買いすぎてしまう。それがちょっと買いすぎちゃったぐらいならいいんですけど、日常生活を脅かすぐらいお金を使ってしまう。生活が成り立たないぐらいお金を使ってしまうとか、
あとは、おしゃれに本当に自信がなくて外に出かけられない。それがどんどんひどくなってしまって、本当に怖くて人と会えないとか、ちょっとした出かけにはいけない。そんなふうに生活に影響がかなり出始めているなという感じであれば、見た目だけでなく心理面もサポートしていくというふうに、私の意識も切り替えるというサインになっているかなと思います。
こういうケースって少ないようで、程度の差はあれど意外と多いんですよね。なので本当にファッションと心理面ってかなり密接に関わっているので、そういう意味では心理カウンセリングの要素が全くいらないケースの方が正直少ないんじゃないかなと思っています。
それに対して、本当に心理カウンセリングの知識を持ったスタイリストっていうのは本当に少ないです。なので、こういう大学での講義もそうなんですけどね、私がやっている4スタイルパーソナルスタイルとスクールでも、心理面のカリキュラムは絶対取ってほしいっていうのはこのあたりにあるんですよね。
なので、まだまだパーソナルスタイリングの業界にだけでも本当に心理の知識を持った人っていうのが少ないので、引き続きどんどん育てていきたいなと思っています。現在、FPSSパーソナルスタイルとスクールの方も13期募集中ですので、ぜひそういった心理面からもおしゃれのサポートをしたいという方はどんどん仲間でしていただけると嬉しいなというふうに思っております。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのおしゃれ心理のお悩みなんかもお待ちしておりますので、番組概要欄にありますマシュマロからお気軽にお送りください。それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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