1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 95.田中みな実さんに学ぶ、「..
2020-10-28 12:00

95.田中みな実さんに学ぶ、「究極に能動的な受け身」の仕事術 from Radiotalk

本日のテーマ

よく、スタイリストでの起業を目指す人に、こんな質問をされます。

「好きなことと得意なこと、どちらを仕事にするべきですか?」

これ、どっちが正解だと思います。
・・・実はどちらも、微妙にずれているんですよね。正解は、「求められることを仕事にするべき」。
昨日のNHKのドキュメンタリーが話題になった田中みな実さんの仕事ぶりについて触れつつ、「求められる仕事」について語りました。


ご質問募集中!
https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;utm_source=promotion

#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:00
今日はですね、12月に発売する新刊の撮影プラスしなきゃいけないものがありまして、そのための衣装を仮に表参道まで自転車で爆走したりとかですね、撮影したりとか、結構肉体労働でしたね。疲れましたね。
ということで、この収録もね、9時の配信直前に今収録しておりますが、いやー見ましたか、皆さん。昨日。NHKのね、プロフェッショナル仕事の流儀。これね結構好きなんですけど、まあでも出る人によって見たり見なかったりなんですけど、私も。
あんまりリアタイムで見ることはないので、最近NHKプラスっていう見逃し番組が見られるアプリがあるじゃないですか。あれで今ちょうど少しだけ見まして、今日のテーマこれにしようと急遽決めて配信してるんですけど、田中美波さんでしたよね。
昨日仕事しながらツイッターチェックしたらトレンドに上がってて、うんと思ったらプロフェッショナルの番組でドキュメンタリーで密着されてるっていうことで、結構ね、すごく環境があったっていうことで見てみたんですけれども。
まああれですよね、非常に何だろうな、企業、開業独立するなら全員見といた方がいいのではという内容でしたよね。なんか多分女性はすごく美容にストイックなところとかをすごいということでね、人気があるんだと思うんですけども。
私、田中美波さんとはね番組でご一緒したことはなかったかな、ないんですけど。でも、まあでも芸能人の皆さんはね、おかれすくんの中でも非常にストイックな方が多いんですけど、田中美波さんもね、プロフェッショナル見た方は実感されたと思うんですけど。
売れっ子の芸能人の方って、私もテレビ番組ちょこちょこ出たりとか、数は多くはないですけど、芸能人の方のスタイリングもしたりもするので、私自身が出る側になったり、芸能人の方、出る方のスタイリングという形でかなりそばでね、お仕事拝見したりしてるんですけど、いつも思うのは、
あの求め、芸能人の売れる素質としては、究極に能動的な受け身ってなきゃいけない。これすごい、すごいなんかこう、逆説的なんですけど、基本的には受け身なんですけど、それを能動的にやらなきゃいけないっていう、それがね芸能人っていうのが一番その究極だなっていうのを感じるんですよね。
03:05
でもその能動的な受け身って、これから独立とか開業しようとする人は誰しも必要、もちろん会社内で出世するにもある種必要なんだよなと思うんですよね。
なのでちょっと今日はその辺の話をゆるっとしていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で95回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバッサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
はい、ということでね、今日は皆さん、自分のおしゃれのための呪いを解くというよりはですね、私のようなパーソナルスタリストとかね、そういうファッション関係で独立したいなって思ってらっしゃる方も結構聞いてくださっているようなので、
そういう方に向けた、ファッションに限らず、自分で仕事をしていくと、自分を看板として仕事をしていくということを考えている人、もしくはその真っ最中な人に向けてお話できればなと思うんですけど、
さっき言ったね、田中美奈美さんはじめ、劣行芸能人の方の究極に能動的な受け身ってどういうことかってことなんですけど、番組、昨日見た方はね、ピンときてるというかね、ああそうだよねって思ってらっしゃると思うんですけど、
やっぱりその、何が求められてるんだろうっていうことに対しての、求められてることをどれだけ返すかっていうこと、つまり求められることありきなんですよね。自分がこれがやりたいとか、こうなりたいみたいなことを言ってるうちはなかなか売れなくてみたいな話をされてましたよね。
何を求められてるんだろうって、求められてること何でもやりますよって言った瞬間からドカンとブレイクし始めたっていう話あったと思うんですけど、まあね本当にテレビ番組って私もたまに取材を受けるとき本当思うんですけど、もうね決まってるんです。何から何まで。
番組制作者側の中で、もうニュース番組ですら、ニュース番組の取材ですら、私に一応オファーをして取材という手を取りますが、この人には、久野にはこういうことを言ってほしい、こういう役回りでいてほしいっていうのはもう決まってるんですよ。完璧に、もうガチガチに結構決まっていて。
それで、いろいろ取材をされるんですけど、つまりはそれってこういうことですよね、みたいな感じで徐々に誘導されていくっていうのがすごく大きいんですよね。なので、よくねスクールの卒業生にも言うことなんですけど、取材を受けるときに結局どういう感じにしたいんですかねっていうのを、向こうもあんまり言いたがらないんですよ。やらせにはしたくない。やらせをやらされたって言われたくないっていうのもあるのでね、言わないんだけど、やっぱりそれを初めに確認しておいて、
06:20
絶対最終的にそれを言わなきゃ終わらない状態になるから、なのでその取材趣旨を初めに確認して、それは私的に言えないと思ったら、もうとっとと断った方がいいと。それがお互いのためだと。変に取材を受けた方が名前もらえるしとかって思っちゃって、何とかね自分の言いたい方向に持ってこうなんて絶対無理だからっていうことを言うんですよね。
結局そういうことを無理やりやっても使われないだけだからって言うんだけど、本当にねテレビってもう決まってるんですよ。こういう話にするっていうのが。だからやっぱり芸能人の方は、私なんかそれが本業じゃないので、それだったら出れませんで済むんですけど、やっぱり芸能人の方は出るのが本業なので、いかにその決まっていることを何なら先回りして察する。これが能動的な受け身の意味ですね。
決まっていること、求められていることを何なら察して120%やるという力がすごい必要なんですよね。その能力はすごいなというか、すごく皆さん芸能人に会ったことない方はね、すごく芸能人のお客さんなんかだと、画が強かったりして大変じゃないですかとかって聞かれたりすることがあるんですけど、芸能人のスタイリングの時に、
画が強い、皆さん画が強いんでしょうってiPhoneに出る人は、だからこういう衣装を着たくないとか、大変なんじゃないですかとか言われるんですけど、もう全く真逆ですよ。
私がね、仮にその番組にそごわない衣装を持って行ったら、もちろんそれはそれで問題になるでしょうけど、番組の趣旨に沿っていたら、もう本人の画なんてないですよね。
あ、私は今日はこれを着て出るんですね。職人ですよ、この辺はね。だからそんなこと言われたことないっていうぐらい、ある意味で画がないというかね、そういうところがあるわけですよね。
で、やっぱりこれは芸能人ほどじゃないにしても、自分で仕事をしていく上では、やっぱり求められることをやることっていうのはもう絶対的に必要なんですよ。
よくね、スクールで、スタイリストスクールで最後の開業講座っていうところで、みっちりね、サービスメニュー開発したりとかね、どういうふうに自分がどういうサービスを追っていくのかっていうのを考える授業っていうのがあるんですけど、
その時によくね、質問されるのが、サービスメニューとして自分の好きなことをサービスにしていくべきか、それとも得意なことをやっていくべきか、どっちでしょうって質問されるんですけど、これどっちも微妙にずれてるんですよ。
09:02
なんでかっていうと、どっちも自分が主語なの分かります?好きなことっていうのは自分が好きなこと。サービス提供する自分が好きなことじゃないですか。で、得意なことっていうのも自分が得意だと思っていることですよね。
で、やっぱりね、自分が主語で考えているうちは、お客様に求められるサービス、集客できるサービスって作れないんですよね。で、結局、求められること、つまりお客様が何を求めているか、私に何を求めるのか、それをサービスにするっていうのが正解なので、自分の好きなことをサービスにするのでもないし、得意なことをサービスするのでもない。
そういうふうに、自分が主語であるうちは、なかなかそのお客様に売れるサービスって作れないし、お客様に売れるビジネスってできないんですよね。
だから本当にスクールでは、自分が主語じゃないビジネスを考えられるように、それこそお客様を主語にしたミニ小説みたいなのを作ってもらうような授業があるぐらい、自分が主語ではなくて、お客様目線で考えるってことが、本当にそれぐらい練習しなきゃできないことなんですよね。
なので、芸能人ではないにしてもね、程ではないにしても、やっぱり求められることをやっていくっていうのは、自分で開業したり独立したりする上ではすごく大事なことなので、そういう目線でね、また昨日の田中みなみさんのプロフェッショナル、仕事の流儀でしたっけ、あちらを見てみるのもすごく勉強になるんじゃないかなというふうに思いました。
NHKプラスっていうのでね、見逃し配信いつでも見られます。スマホでも見られるので、便利になりますよね。ぜひ気になる方は見てみてください。
でね、最後にちょっと気になったのはね、田中みなみさんが、今極穴だから私面白がられてるんですよって言ってたシーンがあって、そういうふうに仕事ってやっぱりね、掛け算すると変わったものになるんですよ。極穴なのに女優みたいな感じで。
うちのスタイリストスクールでも、本業がアパレルじゃない方がいいよってよく言っていて、なんか普通の事務職なのにスタイリストとかって掛け算をすると全く面白い、世の中にないサービスが見つかったりするので、なんかそういうサービス見つけてみたいなっていう方はね、ぜひぜひ一緒に作っていきましょう。お待ちしています。
えーということでね、こんな感じで企業関係のご質問なんかも、はい一応企業14年目かな?ですので、はいお待ちしておりますので、どんどんマシュマロから送ってください。マシュマロは番組概要欄にリンクが貼ってありますので、そちらから送ってください。ラジオトークでお聞きの方はね、公式のお便り機能を使っていただいても大丈夫ですので、お気軽に送ってください。それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
12:00

コメント

スクロール