1. おしゃれの呪いを解くラジオ
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2020-07-11 12:00

12.おしゃれをがんばるとロクなことがないよ、という話 from Radiotalk

本日のテーマ

がんばればおしゃれになれるなんて大間違い!
がんばればがんばるほど、おしゃれから遠ざかってしまう…。それは、人間が持つ、「認知的不協和」に原因があるんです。
そろそろ「がんばる」って文字がゲシュタルト崩壊してきたでしょ?やめましょ、がんばるのは。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで、今日が12回目の配信になりました。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。 今日もありがとうございます。聞いていただいてね。
今日は1日、私が運営している フォースタイルパーソナルスタリストスクールっていうですね、パーソナルスタリストMコンを養成するスクールがあるんですけども、
そのですね、つい最近修了したばかりの方のコンサルティングをやってました。1日ずっとコンサルティング、Zoomでね、やってたんですけども、
まあ、そういったコンサルとかもそうなんですけど、個人スタイリング、パーソナルスタイリングとかも、個人の方におしゃれを教える。
パーソナルスタリストスクールも、スタリストのノウハウを教えるってことで、結局私の仕事、教える仕事ばっかりなんですけど、
この教える仕事をする時にね、いつも私、絶対するアドバイスがあるんですけど、おしゃれを頑張ろう、おしゃれをこれからしようとしている人に対しても、企業をしようとしている人に対しても、
まず最終的に言うのは、頑張っちゃいけませんというアドバイスなんですよね。とにかくおしゃれも企業も頑張っちゃダメっていうのが、これがですね、私の標語なんですけど、
いつもお伝えすることなんですけど、なんででしょうか。なんで頑張っちゃダメなんでしょうか。ちょうど週末の配信なので、ゆるい感じで今日は頑張らないすすめをお届けしていきたいと思います。
それではスタートです。はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコール、おしゃれの呪いをバッサバッサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙です。今日もよろしくお願いいたします。
ということでね、今日やってたコンサルっていうのが、そのパーソナルスタリストを要請するスクール、略してFPSS、4スタイルパーソナルスタリストスクールなのでFPSSなんですけど、
もう早く第8期生がこの間卒業しまして、うち最後まで修了して卒業したときに、卒業後すぐにビジネス事業計画とか、
あとはサービスメニューとか、あとはプロフィール文とか、そういったものを作って、本当に集客を何にするかまで細かく決めて、そこまで教えて卒業させるっていうのがうちの理なんですね。
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なので、よくあるスタリストスクールとかだと、単純にコーディネート理論を教えて、あとはパーソナルカラー診断とか体型診断とか、似合う服を選ぶためのノウハウを教えて、以上が多いんですけど、
結局ね、それじゃあお客さん集めるのが一番起業の初期って大変なので、それができないと結局そのスタイリストとしての技術、使えないまま終わっちゃうんですよね。
なのでやっぱり、あとはやるだけっていう状態にして送り出すっていうのがポリシーなので、その集客術とかも教えるんですけど、
それを集団で教えて、最終的にマンツーマンでZoomでコンサルティングして、その集客方法とかね、ビジネスの形やり方を詰めて、あとは頑張ってねっていう感じで送り出すんですけど、
そのコンサルを今日ずっと1日入れ替わり立ち替わりマンツーマンなのでやってたわけですよ。
で、やっぱりみんなね、もちろんスタイリストスクールの卒業生さんたちもそうだし、
単純にね、オシャレを知りたいって、パーソナルスタイリングを受けたい、似合う服の選び方を知りたい、似合う服を選んでほしいって言っていらっしゃる方もそうなんですけど、
やっぱり皆さん意識が高いというか、頑張りますっていう感じで来てくださるんですね。
それは嬉しいんですけど、最終的に私は、頑張らないでくださいって言うんですよ。とにかくオシャレを使った企業も頑張っちゃダメ。
で、こういう話をすると、私が心理カウンセラーでもあるので、ああ、なるほどと、リサさんわかるよ、なるほどと。
頑張れって言いすぎると鬱病になっちゃうんですよね。 だから頑張るなって言うんですよねって言われることがあるんですけど、まあまあ違いじゃないんですけど、
決してそれだけじゃない。何も頑張れって言ったから鬱病になっちゃうわけじゃないのでね。 決してそういうわけじゃないんですね。私が頑張るなっていうのはもうちょっと別の理由があるんですね。
実は2つあるんです。 まずその一つ目なんですけど、
人間って頑張っちゃうと、その結果が悪くてもいいように評価しちゃうんですよ。
そう、努力しちゃうと結果がちょっと悪くても、その結果を正当化しちゃう性質が人間には実はあるんですよね。
だいたい頑張りって苦しいじゃないですか。 普段よりもちょっとエネルギーを余計に出さなきゃいけなかったりとか、
何かこう犠牲を払ったり我慢したりしなきゃいけないですよね。 そのことが頑張るっていうことですよね。
頑張るってもう漢字からして拡張ってて、なんかこうすごい肩に力が入っている感じじゃないですか。
頑張ることは苦しいんですよね。 人間苦しいことがあったら、それに見合ったいいことがあってほしいって思っちゃうんですよね。
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だから苦しかったのに成果が出ないっていうのは、その人間の心の中で矛盾が生じるんですよ。
苦しかったんだから成果出るはずでしょって思ってるのに出なかった。 この状態が人間の心理的にすごい耐えがたい、不快なんですよね。
こういった状態のことを認知的不協和って心理学の用語で言います。 認知は認めるに知能の知ですね。
知るっていう字。 認知的不協和って言うんですけど、その矛盾が生じ立っている状態は気持ち悪い。
じゃあどうするか。この矛盾を解消するために頑張ったことは消せないじゃないですか。今更頑張っちゃった。苦しかったことは消えないですよね。
じゃあどこを変えればこの矛盾が解消されるかっていうと、成果が出なかった。
じゃなくて成果が出たことにしちゃえばいいです。 だから出た結果を過剰評価するようになっちゃうんですね。
あんだけ頑張ったんだから結果が出たはずだってなったんですよ。 だから努力はすごくそういう意味で正当化されやすいんですよね。
人間の中にある、あれだけ苦労したんだからいいことがあって欲しいって誰しも思ってしまう願望。
これがその努力の結果の評価を客観的にできない状態に人間させてしまうということなんですよ。
やっぱり特に企業に関しては、その頑張った結果を客観的に正確に評価できないと次のアクションがぶれるんですよね。
例えば、お客さん集めようと思って頑張ってチラシを手で巻きましたと。
だけど一人も申し込みがなかったって時に、チラシじゃないなって思わなきゃいけないじゃないですか。
だけどやっぱりこの人事的不協和が強く働きすぎてしまうと、確かにお客さんは来なかったけど、きっとこれでうちのサロンを知ってくれた人は増えたはずだ、みたいなそういう評価をしてしまいがち。
そうすると、じゃあもう一度チラシ配ろうかな、みたいな変なアクションを取ろうとしてしまうんですよね。
なのでやっぱり頑張っちゃうとその結果が客観的に評価できない、イコール無駄な頑張りをもっとやってしまうことにも陥りかねないので、
だから企業をする時には頑張らなきゃいけないことをやらない方がいいよっていうのはこういうことなんです。
同じようにオシャレに関しても、払ったコストが大きければ大きいほどその見返りがあったって思い込みたくなっちゃう。
だから自分の身の丈に合わないような金額のものを無理して買っちゃうと、仮にそれが似合ってなかった時に似合ってないってことを認めたくなくなっちゃうんですよ。
だってこれ高かったんだから良かったはずだって思っちゃう。そうするとそれを似合ってないのに無理して着ようとしたりしてしまうってことになるわけですよね。
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あとはなんか手がかかる服ほど可愛いみたいな状態にもなりやすくなっちゃって、別にその服自体が似合ってるわけでも元々好きだったわけでもないのに、
手入れに時間かかるから好きになっちゃったみたいな変な状態にもなりやすい。だからオシャレに関してもあんまり頑張らないでできる状態の方がその結果を正確に評価できるのでいいかなっていうことなんですよね。
2つ目っていうのは、もう一つその頑張らない方が理由があって、2つ目は企業もオシャレも続けることが大事。継続が大事なんですよね。やっぱりどっちもある程度続けないと結果が出ないです。
特に企業なんていうのはやっぱり短距離層じゃダメなんですよ。時給層。だから今日も最後のコンサルティングをやった子に言ってたんですけど、その子結構若いんですよね。
今の本業の仕事もすごい頑張る子なので、企業も120%で頑張ります。ついてはこの勉強がまだできないのでこの勉強をしてから企業しますとか言うんだけど、いやいやいや、やめてやめてやめてって言うんですよ。
とにかく頑張らない。6割とか7割の力で稼げるようにしておかないと後が辛いよって。やっぱり年取ってきたら毎日毎日120%の力なんか出せませんから。やっぱり体力もガクンと落ちるしね。
そういう時に6割7割やっておけば、ちゃんと稼げて食べていけるっていう風にしておかないと、やっぱりはたらしちゃいますからね。ここは頑張りじゃなくて、そういう風に6割か7割の力で回っていけるようなビジネスの仕組みを作っておくっていうことがすごい大事。
だから特にそういう仕事で今頑張っている子っていうのは企業でも引き続き頑張ろうとするので、とにかく頑張らないってどっかに書いて貼っておいてって言ったんですけど、それぐらい本当に意識してほしいことなんですよね。だからね、頑張らなくていいんですよ。頑張らない自分を責めないでくださいね。おしゃれも企業も頑張らないで幸せな状態ができるっていうのが一番ベストなことですからね。
はい、そういう感じで頑張らずにいきましょう。今週末もゆるりといきましょう。
はい、ということでこの番組ではですね、皆さんからのおしゃれの悩みとかご相談とかご質問とかお待ちしております。番組概要欄に匿名で送ることができるマシュマロというサービスのリンクが貼ってありますのでそちらをクリックすると入力欄が開きますので何でも結構ですので入力して送ってください。匿名で送ることができますのでお気軽にどうぞ。
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