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2023-06-07 12:00

649.私の自尊心を支える「正直なコミュニケーション」とは from Radiotalk

自己肯定感を作る一つの要素として上げられることの多いのが「自尊心」。簡単に言うと自分を大切にする気持ちのことですが、無意識にこの自尊心を削るような習慣を続けている人が結構多いんです。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。
本日で649回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバラバラと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の岸野梨沙です。
本日もよろしくお願いいたします。
さあ、私いろいろカウンセリングをする仕事なんですけどね。
公認心理師として心理カウンセリングをすることもあれば、スタリストとして心理カウンセリングのメソッドも使いつつ、
その方のファッションの悩みを伺ったり、そこから理想の自分をファッションで作っていくみたいな作業を行っていたりするんですけど、
いずれにしてもすごくその方のお話を聞いて、その持っている悩みの原因、いろんな悩みがありますけど、
原因を心の考え方の癖とかから紐解いていくみたいな作業が多いんですけど、
それを人様に対して、クライアントさんに対してやっていると、
同時に自分の考え方の癖にも気づかされていく作業であったりするんですよね。
誰かの考え方の癖に気づくっていうことは、自分が自分の考え方の癖に気づかなければいけないわけで、
自分が自分の考え方を普通だと思って、自分基準で考えちゃいけないので、
自分にはこういう偏りがあるなっていうのをカウンセラーとしては知っておかなきゃいけないので、
ずっとカウンセラーって人のことを話を聞く仕事でもあるんだけど、自分の考え方と向き合い続ける仕事でもあるんですよね。
そういう仕事を始めて、結構早い段階でわかったのは、私はこのラジオでも何回かお話ししてるんですけど、
結構自己肯定感が高い人間なんですよ。
でもその自己肯定感が高いという状態は、おそらくそれが低いと感じていらっしゃる方が想像しているような、
常にハッピーポジティブって感じではないんだけど、実際はないんだけど、
だから想像してたのと違うって感じではあると思うけれども、
自己肯定感が高いと思いますって話をよくしてるんですよ。
その自己肯定感ってよく言われるものを下支えするというか、
構成する要素の一つとして、自尊心っていうものもあるんですよね。
自己肯定感と自尊心って意味合いとしては近く感じがちだと思うんですけど、
自尊心って自分を遠飛ぶ、たっ飛ぶ心っていう感じがきますよね。
自分を大事にする気持ちっていうことなんですけど、それもとても高いんです。
なんで高いのかなって考えた時に、やっぱり自分の自尊心を高める無意識の習慣みたいなものがあるんですよ。
その一つが、私は自分に嘘をつかないっていうことなんですよね。
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もちろん自分が自分一人で考えている時にも、できるだけ自分の気持ちに正直になるし、
自分の気持ちって意外と分かるようでいて分からないから、
ちゃんと向き合って、この気持ちはどういう感情なのかっていうのを、
ちゃんと理解しつどつどしようとするっていう試みもその一つなんですけども、
それ以上に特に気を使っているというか意識している、
意識なんですけど、特によくやっているのが、
人との会話の中で、他者との会話の中でも自分に嘘をつくような発言をしないっていうことを
すごく私意識しているなっていうことに、
この間改めて気づいたというか、確かにここって他の人はあんまりやらないことかもなって、
他の人はそこまでこだわらないことかもなって思ったことがあって。
これどういうことかっていうと、
例えば誰かと話してて、その相手と意見が分かれたときに、
実は自分はそうは思ってないんだけど、相手の意見に賛成するようなことを言ってしまったり、
あとは何か提案されたこと、言われたことが本当は自分にとっては嫌なことだったのに、
嫌と言わない、むしろいいようなことを言ってしまったり、
あとは本当は好きなのに好きじゃないようなことを言ってしまったり、
自分の心と裏腹なことをその場の空気を守るためだったり、
いろんな事情で言ってしまうことって誰でもあると思うんですよね。
でも私は自分にとって大きなことはもちろんなんですけど、
結構些細なことだよねっていうことに関しても、
なるべく自分の気持ちに嘘になるようなことは言わないっていうことをかなり心がけてるなっていうか、
そこにすごいこだわってるなっていうのに最近気づいたんですよね。
例を挙げたほうが分かりやすいと思うんですけど、
特にその些細なことでも嘘をつかないっていう意味では、
どれくらい些細なことかっていうと、
例えば友達とか家族とかとご飯食べようって適当に初めて入るお店に入ったとするじゃないですか。
入ってみたら自分は、私にとってはあまり好きな感じのお店はなかったとするじゃないですか。
そういう時に一緒に入った相手から、
ここすごい良いお店だね、私すごい気に入っちゃったって言われたらどう反応するかってことですよ。
ここでそんなの大した会話じゃないから、
別に普通に日常の世間話だから、
適当に話し合わせて本当に良いところだよねっていう風に、
自分はむしろ嫌いなのに言っちゃうって人も結構多いと思うんですよ。
本当に些細な話題ですからね。
なんだけど、そう言っちゃうと、
これ自分に嘘を、もちろん相手にもですけど、
自分にも嘘をついてることになりますよね。
自分は良いとは全然思ってないのに良いお店だよねって言っちゃうってことですから。
ここでそのね、よく思ってないのに良いって言ってしまうってことは、
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自分の本当の気持ちを無視してることになっちゃうわけですよ、結果的に。
それって引いてはやっぱり自分を大事にしてないっていうことなんだと思うんですよね。
だからそれをやり続けるとやっぱり自然に、
ちょっとずつちょっとずつだけど自尊心って削れていくんだと思うんですよ。
で、私はそれは絶対やらないんです。
だから自尊心を削らずに住んでる部分はあるんだと思うんですよね。
じゃあどうするかっていうと、いちいち、
いや、私はそう思わない。私はこのお店好きじゃないって。
いちいちつっかかるかっていうとそうではないんですね。
みんな自分の気持ちを無視せずにいるとしたら、
じゃあいちいち反論しなきゃいけないんじゃないかって思うんだけど、
そういう話ではないんですよ。
いちいちそんな反論してたらコミュニケーションボロボロになりますから。
みんなそれが怖くて嘘ついちゃうことが多いと思うんですけど。
じゃあどうするかっていうと、言わないんですよ、自分の気持ちは。
あえて言わなくてもコミュニケーションになりだすんですよね。
例えばさっきの例で言うと、
自分はあんまりいいと思わなかったお店・飲食店のことを
友達・一緒に入った人がすごく褒めて、いいお店だよねって言ってきた。
そしたら、あ、へーまるまるちゃんってこういうお店好きなんだね。
他にこういう感じのお店でよく行くところあるの?とか
こういう感じのお店結構知ってるの?どういうところが好きなの?とか
っていう風に広げていけば、別に自分の気持ちを言わなくても
会話は進んでいくじゃないですか。
聞き役にもあればいいわけですよ。
言わなければ自分に嘘をつくこともしなくて済むし、
でも会話は普通に回っていくんですよね。
でももし万が一、そこでそういう会話が進んでいって
ちょっと待って久野さん、あなたは好きなの?って
詰め込んでくる人もあんまりいないと思うんですよね。
だから普通に進んでいくんだけど、
その話の内容によってはね、
あなたはじゃあどう思うんですか?って仕事とかさ、
言われる場合もあるとは思うんですよ。
そういう時には別に相手がいいと思っていることを
わざわざ必要性も低いのに
私は嫌いですって言う必要はないと思うんですよね。
あ、私はこういうところじゃなくて
もっとこういうところの方が好きなんですよね。
とか、最近こういう感じのお店の方が
私は最近ブームなんですよね。とか
言い方をちょっと変えるだけで
自分に嘘をつかずに、しかも相手を傷つけずに
本当の気持ちを言うとかっていうことは
全然できると思うんですよ。
で、なんでこんなことをね、
改めてラジオで話そうと思ったかというと
最近結構話題になっている某さ
どれくらい知っているかというかわからないけど
結構話題になっている某
ある提言をした芸人さんを見てて
思ったんですよ。
もちろんその芸人さんが本当はどう思っているかとか
自分に嘘をついているかとかっていうのは
全然わからないことなので
ただそこから連想しちゃったっていうだけで
その芸人さん自体がどうかわかりませんよ。
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わかりません。
ただ、ああいうなんか主張する人の中で
例えば私のクライアントさんに
いろいろ話を聞いたりとかしていても
自分の主張をしているようでいて
実は自分に嘘をついているっていうか
本当のことを言っていない。
それで受けこじれちゃう。
周りとの関係性もこじれちゃうし
自分の気持ちも無視しているというか
本当のことを言っていないから
自分自身も病んじゃう。
どんどん悪いことを言っちゃうっていう人
結構多いんですよね。
例えば会社に対して本音を言えば
自分自身を評価してくれてないことに
顔を立てている。
ただその一点なのに
このシステムって会社のためになりませんよね。
このままだったら
この会社ダメになりますよ。
隣の部署の〇〇さんも
こういうシステムは良くないって言ってましたよ。
その人のためにも見た方がいいと思います。
みたいな言い方をしちゃうってこと。
こういう言い方しちゃう人って
よくいると思うんですよ。
僕は別にいいんですけど
会社のために思って言ってるんですよ。
みたいな。
でも本当の本音は
自分を評価しろよってことじゃないですか。
でもそれは言わない。
こういった小さな嘘を
立て前を気にして
繰り返しちゃうと
周りとの関係性も壊れちゃうし
自分の自尊心も汚れていくというか
自分も病んじゃうんですよね。
意外とこういう
小さな嘘を言ってることって
結構周りには雰囲気で伝わっちゃうもんなんですよ。
特に
面と向かって言うんじゃなくても
メディアを通して言うのでも
今ってメディアがすごく
改造度が高いじゃないですか。
一昔前、二昔前は
紙で書いたものが
印刷されて皆さんの手元に伝わるから
だいぶ本人から
メディアが遠いので
雰囲気って全然伝わらなかったんだけど
今って声とか
映像、それもクリアな映像が
動画で届くじゃないですか。
そうすると伝わる情報量が
すごい多いから
なんとなく
これ嘘言ってるんじゃないかな
伝わりやすいんですよね。
なのでバレやすい
メディアに出て話すときもそうだし
誰か知り合いに向けて話すときでもそうだし
嘘がバレやすい時代っていうのも
あると思うんですよね。
だからそういう意味でも
また元々の話である
自分の自尊心を
高めていくためにも
正直なコミュニケーション
っていうのが
ますます大事な時代になってきてるんじゃないかな
っていう風に思ってるんですよね。
だからとはいえ
慣れてない人が
生き慣れるのは難しいので
そういう練習をできる場っていう意味でも
オンラインサロンの
私がやってる服装シーニラボ
っていうのは
ますます機能させていきたいなというか
そういう温かい場にしていきたいなっていう風には
思っております。
ということでね
また次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。
12:00

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