1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 769.おたより「イメチェンを褒..
2024-01-30 12:00

769.おたより「イメチェンを褒められたい!のに気づいてもらえなくてモヤモヤ…」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!髪をバッサリ切ったり、新しい服を着たり。誰でもわかる「イメチェン」をしたのに、誰からも声をかけてもらえない… そんなときのモヤモヤ、どう解消すべき? 今回は「認知療法」の観点から、そのモヤモヤとの付き合い方をお話ししました、

◆誰にも気兼ねなく思い切りおしゃれの話ができつつ、服装心理学まで学べる!オンラインサロン「服装心理lab.」 https://www.forstyle.biz/cplab/

◆for*styleパーソナルスタイリストスクールの次回開講のお知らせは公式LINEでお届けします。一歩深いおしゃれの情報も配信中!  https://lin.ee/XQGwGT7

◆運営サイト・SNSなど https://lit.link/risahisano

ご質問募集中!
https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;;;utm_source=promotion

#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:00
はい、ということでね、昨日の配信で、おとといか、前回の配信でね、今ならご質問いただけたらすぐに回答できますよって声かけしたらですね、早速質問を送っていただいたので、嬉しいので早速読みます。
今日、今日送っていただいた質問ですね。読んでいきたいと思います。
石澤さんこんにちは。いつも楽しく拝聴しています。先日モヤモヤすることがあり、質問を送らせていただきました。
今年に入って、ヘアスタイルをガラリと変えました。前髪なしから前髪ありに、長さもミディアムからボブへとパッと見で明らかに変化がわかるような、いわゆるイメチェンです。
自分では満足していたし、家族にも好評だったのですが、外で会う人に髪を切ったことについて全く触れられません。
私自身が納得しているのでそれでも良いのですが、やっぱり他の人にも素敵と褒めてもらいたい。褒めてもらえなくても、せめて変化に気づいて声をかけてもらいたいという気持ちもあります。
これはヘアだけでなく、新しいお気に入りの服を着ていく時にもしばしば起きる現象です。似合っていなくて声をかけづらいなどの理由ももちろんあると思いますが、
他人は変えられないので自分の考え方を変えるしかないと思うのですが、こういう時どうやって自分のモヤモヤを認めてあげるのが良いのでしょうか。
何かヒントをいただけたら幸いです。まだまだ寒い時期が続きますのでご自愛ください。これからもラジオを楽しみにしています。
ということでありがとうございます。
実はパーソナルスタイリングのお客様からもこういうお悩みを相談を受けることが結構ありまして、その辺の経験も含めてお答えできることがあるかなと思いますので、早速回答していきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪い解くラジオ。本日で768回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバーサバーサ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ自分も変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もそして今週もよろしくお願いいたします。
いろいろ自分のモヤモヤをイメージに気づいてもらえなかった、コメントもらえなくてもいいから気づいてほしいというモヤモヤがあるわけですよね。
そのモヤモヤをどうしたらいいのかどう処理するかということだと思いますので、そこにフォーカスしてお答えするには自分の心の扱い方ですから、いくつかやり方があるんですけども、
今日は認知療法というやり方アプローチでお話ししていきたいなと思うんですけど、これは認知のパターンを変えて不快な感情の改善を図るというのが認知療法なんですけど、
03:03
この場合でいうとイメチェンしました、あるいは新しい服を着ていきました、なのに誰にも声をかけてもらえなかったという時に、その出来事に対して自分の中で何らかの認知、
何らかの考え方が発生して、出来事に反応して、自分の中で何かの考え方が発生して、それによって不快な気持ちになっていたわけですよ。
出来事が自分にモヤモヤを生んでいるわけではないんです。出来事をどう受け止めたかで、この受け止め方がモヤモヤを生んでいるんですよ。
だから出来事を変えるんじゃなくて、受け止め方を変えればモヤモヤになり、不快な感情、ネガティブ感情って出てこなくなるよねっていうのが認知療法の考え方なんです。
だからまずはイメチェンに気づいてもらえなかったという出来事をどう受け止めたか。今はモヤモヤっていう言葉で表現されてますけども、まずはここをもう少し細かく自己理解するっていうのがファーストステップかなと思うんですね。
モヤモヤを明確な言葉にしていきましょう。イメチェンを無視されたことをどう思っているのか自分は。メッセージの中に書かれたのは似合ってないと思われてるのかなみたいなね、そういう気持ちも思いも浮かんでるでしょ。
もっと掘り下げていくと、イメチェンを無視されたことで自分はどう感じてるのか。自分のことをみんな見てくれてないんじゃないか。もっともっと掘り下げると、私のことを軽んでてるんじゃないか。嫌われてるのかな、どうでしょうかね。
これはあくまで一例ですよ。質問者さんなりに掘り下げてみたらどういう認知、思い込みに突き当たるか。そこをまず一回掘り下げてもらいたいんです。
例えば、イメチェンを気づいてもらえてないということは、私はきっと軽んじられてるに違いないという思い込みが出てきたとしましょう。それがモヤモヤの原因だと。
ここから認知療法では反証を試みます。それは単なる思い込みに過ぎなくて事実じゃないことも多いわけですよ。
だから自分でセルフツッコも揺れていくんです。本当にイメチェンに声かけてもらえなかったら、私は全員から軽んじられてることになるんだろうかと。
例えば、じゃあ逆に考えようと。自分は周囲の人が髪型変えたり、新しい服着た時に必ず全員に声かけてるかって。
かけない時もありますよね。忙しかったとか、たわいもない理由のこともありますよ。じゃあみんなたわいもない理由だった可能性もあるわけですよね。
06:00
そういう感じでいくつかセルフツッコミをしていく。このモヤモヤっていうのは自動的に浮かんじゃうんですよ。
イメチェン気づいてもらえなかった瞬間にモヤってなるので、次からそのモヤが生まれた瞬間にそのセルフツッコミを素早く自分で投げる。
ということで、だんだんモヤっていう気持ちができれば浮かんでこなくなるように、自分でツッコんでいくっていうのが簡単に言うと認知療法なんですよね。
このちょうどいいっていうのかな。自分にとってしっくりくるツッコミが見つかるかどうかで、結構モヤモヤがどれぐらい早く晴れるかっていうのが変わってくるので、
これは個々人あるので、心理カウンセリングでは話をしながら、どういうツッコミが一番しっくりくるのかっていうのを探していく作業に結構時間をかけたりするんです。
ただ今回はカウンセリングではないので、いくつかツッコミがなかなか思い浮かばないってケースが多いんですよ。
それはそうですよね。自分の思い込みでそうなっちゃってるわけだから、その思い込みのツッコミは自分で考えられないのは当たり前のことで。
ツッコミネタというかをいくつかここからはプラスでお伝えしようかなと思うんですけど。
冒頭もお話した通り、うちのパーソナルスタイルのお客様にも同じような方って結構いるんです。同じようなことで悩んでる方。
イメチェンしたのにとか、キサノさんにお願いしてスタイリングしてもらってるのに、全然周りから素敵って言われないみたいな。
なんか変わったねとか言われたい。
でも家族からはとか、恋人からは、パートナーからはすごい好評だみたいな。結構あるんです。
でもまずね基本的にこれまでの経験でいくと、その人にあまりに自然に似合ってると周りは声かけないですよ。
イメチェンとか変化に気付くってある種違和感なんですよ。
違和感があるから気付くんですよ。
だからそれは良いことでも悪いことでもある。
若干ちょっと浮いて見えるような格好をしないと気付かないので声かけない。
ただそのあまりに自然に似合ってても、自然に似合ってる格好をずっと続けていると、
いつの間にかそのお客様がオシャレな一ポジションになってるっていうのがあってそこで初めて気付くみたいな。
例えばそれを続けて1年後ぐらいに突然、「マラマラさんってどこで服買ってるの?」って聞かれたとかね。
で、「え、なんで?」って言ったら、「だってすごいオシャレじゃん?」みたいなこととか。
それをいつの間にかオシャレな人扱いされたことで初めて、「あ、なんだ私オシャレな人になってるいつの間にか。」みたいな。
そういうパターンが多いんですよね。
だから自然に似合ってしまっていると、ハマっていると変化に気付けない人って意外に多いので、
自然だから違和感がないから。
だから似合っているのかなって思うのも一向かなと思うんですよ。
あとはね、これも最近よく考えておきたいのは、
09:00
昨今はね、外見に触れるのはもう失礼であるっていう風潮も強いんですよ。
特に若い世代においてね、
ルッキズム的なことで外見を褒めることすらも失礼だっていうようなところもあったりするんですよ。
痩せますね、スタイルがいいですねって言ったりとか、肌が綺麗ですねとか、
そういうことを言うこと自体失礼だっていう風潮も結構あるので、
割と外見に関する話題がナイーブな話題になってきてるんですよね。
だから言いたくても言わない方がいいんじゃないかって言っていいのかな、
この人は言っていいタイプの人なのかな、悪い人なのかなっていうのがわからないと、
私ですらあまり言えないです、プライベートでは。
結構控えちゃいます。
私は仕事からめちゃめちゃ気づきますけど、
服の方向性変わったなとか気づくけど、あまり言わないです。
言われて嬉しい人かどうかわからないから。
だから質問者さんは言われて嬉しい人なんだけど、
逆に言うと言われたくない人もいるんです。
言われて恥ずかしい人も。
だから相手が自分がそういう人だと言うのは失礼だと思うから言わないんですよ。
だから必ずしもみんながイメチェンを言われたい人わけじゃないっていうこともまた、
自分のモヤモヤを解消するのには知っておくべき考え方だと思いますよね。
その上でイメチェンを褒められなかった時のモヤモヤは、
そういったことでツッコミをすることで減っていったとしても、
でも最後それでもやっぱり誰かに気づいてほしいんだよなっていう願望は残るじゃないですか。
それはそれで別ルートで満たしていくっていうことを考えるべきなんですよ。
これはもう明確に一つあって、
褒めてって言わなきゃ基本的には褒められないって思った方がいいと思います。
だから周りにイメチェンした日に褒めてっていうか、
もしくは前々から私はそういうことで褒めてほしい人だからって分かってもらうしかないんですよ。
でもなかなか現実世界で家族とか以外のそこまで密な関係性じゃない人に、
何かあったら褒めてねってなかなか言いづらいじゃないですか。
だから結構それが理由で、
うちのオンラインサロンの服装診断部に入る人も多いんですよ。
もちろんみんながみんな褒められたくて入ったわけじゃないから、
それはちょっとあまりに封書被害なんだけど。
だけどイメチェンを褒めてもらうっていうことも含めて、
やっぱり昨今外見の話とかファッションの話ってなかなかしづらいんですよ。
だからそういうことも含めてザックバランに、
ここだったら、この服装診断部の中だったら、
あ、なんか変わったね、いいねとか、
もっとこうしたらいいんじゃないっていうのが、
言っていい場って決められてることが、
すごい安心感があるんですよね。
だからそういうオンラインサロン、うちのラボに入ってもらってもいいですし、
そういう場所を積極的に探していっていただくっていうのも、
同時にやれるんじゃないかなっていうふうに思いますよ。
ご質問ありがとうございました。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。
12:00

コメント

スクロール