1. おしゃれの呪いを解くラジオ
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2024-08-05 17:21

833.おたより「知人が服やコーデを丸パクリしてくることにモヤモヤ…」

リスナーさんのお悩みに回答!知人が自分の服やコーデをまるっとマネしてくる…まではまだいいとして、その服を他の人から褒められたときにさも自分がオリジナルのような言い方をするのにモヤッと…

なぜこんな行動してくるの?


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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン

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はい、ということで今日はマシュマロにお寄せいただいたご質問に回答していきたいと思います。今日もね、ファッションも関係してるし、心理も関係してる。非常にうちのラジオらしいご相談をお送りいただきました。ありがとうございます。早速読んでいきたいと思います。
ひさのさん、こんにちは。毎回、ポッドキャストでは楽しく、そして、「へー、そうなんだ。」と発見をいただいております。いつもわかりやすいお話をありがとうございます。質問というか、ちょっとモヤッとする話をさせてください。私は昔からファッションが大好きで、自分らしいコーディネートを楽しんできました。
誰かを参考にすることはあっても、かなり自分流のファッションをしてきていると思うし、周りからもそのように褒めてもらうことが多かったです。ある知人が私の服やコーディネートを丸パクリしてくることにモヤっとしています。色や素材は多少変えていますが、アイテムの組み合わせはほぼ一緒。
真似すること自体は、まあ参考にすることは誰にでもあるので良いとして、さらにモヤっとするのは、私には直接、「ファッション好き。参考にしてる。インスタ見て買ったよ。」と言ってくる割に、複数人出るときにファッションの話になると、「私は前からこういう格好が好きで。」とか、「前にお店で来たとき、見たとき気になってて。」とか、さも自分がオリジナルのような言い方をするのです。毎回です。
別に、「私の真似したんだよ。」と大々的に言ってほしいわけではないのですが、あまりにもこういうことが多く不可解ですし、自分がイラっとしてしまうことについてもどうにかならないだろうかと。知人の言動の分析と私のモヤモヤはどうしたら解消されるのか、何かアドバイスいただけると嬉しいですと。
【森】ありがとうございます。これもどうなんでしょうか。割とあるっちゃある話なのかな。聞いてて確かにモヤっとするかもな。ファッションに限らず、真似してくる人っていますよね。
趣味だったりとか、今だったら押し勝つとか、同等拒否とかあるくらいなんでね。多分そういうのってどんなジャンルでも真似してこられるとかっていうのがちょっと嫌だな、みたいな思いは泣きにしまわずですよね、どのジャンルでもね。
今日はこのあたりについてちょっと考えていきたいと思います。おしゃれの呪いとグラジオ、本日で833回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバツバツ解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨沙です。どうぞよろしくお願いいたします。
さあ、私も考えてみると学生の時とか、あとはこの今のスタイリストみたいな仕事に就く前は割と真似されることはあったかな。それどこで買ったの?って聞かれることもあったし、逆にね、逆にこの仕事に就いちゃうと真似されなくなったというか、なんかこういう肩書きだっていう状態であっていると、あれはあの肩書きの人だから着れるのかな?みたいな。
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なんかこう、勝手に見る側がハードルを上げてくれるようで、そんなに真似されなくなったんですよね。そうそうそう。だからそういうことに遭遇する機会が減ったんですけど、確かに昔は結構真似されたり、どこで買ったの?って聞かれたりっていうことは割と多かったかなと思うんですよね。
で、このまずね、そのもやっとしている原因、質問者さんがね、読み解いていくと、メッセージから読み取れることだけなんですけど、2つぐらいもやっとした、もやもやの原因があるのかなと思うんですけど、まず1つ目は、そもそも質問者さんが非常にオリジナリティを大事にする性格であるということかなと思うんですよね。
例えばそのメッセージの中で、自分らしいコーディネートを楽しんできたとか、自分流とか、やっぱりそもそもその大事にしているものがオリジナリティであるっていう。これ、うちの服装心理学協会が開発した服装心理診断で言うと、多分独創性っていう性質が高く点数として出るタイプなんじゃないかなと思うんですけども、自分がオンリーワンであることが大事で、
人とは違う自分の個性みたいなのをすごく重視するタイプ。これが独創性が高いタイプなんですけど、多分質問者さんはそういうタイプなので、そうなってくると人それぞれに個性があるので、自分は自分、あなたはあなたなんだけど、それをちょっと真似してくれればちょっともやっとするというか、あまり心地よく感じられないっていう、まず性格の問題。
これ多分全然違う人、全然性格が違う人からすると、真似されても逆に嬉しいっていう人も世の中には存在するんですよ。
すごい私の服をいいと思って、しかも真似したいとまで思ってくれたんだ、嬉しいって人も存在するわけです。だから断罪しきれないのが、その真似してくる知人、ちょっと話しづらいので、
Bさんとしておきましょうか。質問者さんがAさんだったとして、Bさんを真似してくる知人のことですけどね。このBさんのことを断罪しきれないのは、その人のファッションを真似するという行為が、誰に対しても嫌がられる行為では必ずしもないところなんですよね。
例えばさ、人に足引っ掛けて転ばせるみたいな、そんなことするやついないけどさ、分かりやすくね、人に足引っ掛けて転ばせる声は誰でも起こるじゃないですか。それをやるっていうのは明らかにお前悪い奴だなってなるんですけど、その人の真似をするっていうのは、みんながみんな嫌がる行為ではないわけですよね。
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だからその点でBさんを断罪しづらいっていうのがあって、もやっとするわけですよね。だからそこがまず原因の一つとしてあるかなと、質問者さん自身の、Aさん自身の性質ですよ。
でももう一個はですよ、確かに断罪式、簡単に悪いと断罪できる行為ではないんだけど、でもですよ、このBさん。複数人だったときには、真似してない風を偽装するわけですよね。
前からこのアイテム気になっててとか、私は前からこういう格好が好きでとかね。要はそのAさんの真似していることを知られたくない、隠しているような行動を取るわけで。
そういうBさんの行動を見ちゃうと、あれ?やっぱお前悪いと思ってるんじゃないの?ってなりますよね。だからこの行動は必ずしも悪いとは言い切れないから、悪気がなくやってるのかなって自分を質問者さん的に落ち着かせようと思ってたのに、他の人の前では私がこれ前からと思ってて、あれ?やっぱお前悪気あるんじゃない?みたいなこの感じがボヤボヤするんじゃないですかね。
やっぱお前悪いと思ってるんだよね。隠してるじゃんだって今みたいな。そこですよね。ボヤボヤは。こっちは悪気がないんだろうなって思ってあげようとしているのに、やっぱり悪気あるんじゃんみたいな行動をするっていう。そこが一番やっぱりボヤボヤポイントなのかなと思うんですよね。
で、やっぱり質問者さんの苦しさの中には、必ずしも悪いって言い切れない行動に対して、自分は嫌だけど、でも必ずしも悪いわけじゃない行動に対して、やらないでほしいとも言いづらいわけじゃないですか。
だからこっちは我慢してるのに、やっぱり相手はうすうすどっかやっちゃいけない行動だっていうことがわかってて、人には隠そうとしているっていう。そこがボヤボヤするんだと思うので、やっぱり一番はね、いやだったらこっちも正直に行くよって言って、マネしないでとか、私マネしないのは嫌いなのって。
いうのが一番の根本解決だと思います。本当はね。やっぱりこのラジオでも何回も言ってますけど、相手は変えられないので、自分のストレスは自分ができる取り得る行動で解決していくしかないから、まずは私はその行動を嫌だと思ってるよっていうのをやっぱり相手に言うっていうのが成功法ですよね。ストレートなやり方としてはやっぱりあると思うし。
やっぱりね、そのストレスの解消方法として、いろんな解消方法があるけど、ストレスの方法っていうのが一番効果が高いですから、それができれば一番いいと思うんですけど、それができたらさ、メッセージ送ってないよって思ってるでしょ、多分。思ってると思うんです。
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だからそれ以外の話で言うと、いくつかアイデアを出そうかなと思うんですけど、それ以外のやり方だと、真似されてもいい服しかBさんの前では着ないとか、もうそろそろこれ着るのやめるからこれ着ていこうとかね。
でもそれもやっぱり対策ではあるんだけど、結局Bさんのせいで自分の行動が制限されるじゃない。それはそれでまたね、なんでだよってイライラしてくると思うんですよね。だからこの解決方法もあんまりいけてないなと思って。
あとは、Bさんが人前で隠す、Aさんの真似をしていることを隠すっていうことは、悪気があるんじゃないの、どうなの、本当はどう思ってんのっていうところがモヤモヤっぽいじゃないですか。
だからあえてそのモヤモヤする行動を取ったときに、その行動についてわかるようなちょっとしたミニ爆弾みたいなのに投下する。
私、人に真似されるのは嫌いだから真似しないでっていうのが大型爆弾だとしたらミニ爆弾って感じで、またそのBさんが自分の服を、質問者さんの服を真似したくせに人に対してはそれを隠すような発言をしたら、
例えば、私前からこういう格好が好きでとか、前からこのお店で見たの気になってて狙っててとか言ってたら、えーなんでまたまたこの間私には私のインスタ見ていいなと思って買ったって言ってたじゃんっていうふうに天然なふりして爆弾を落とす。
そうすると、そのときの反応で少なくともBさんがどう思ってそれを言ってるのかっていうのがわかると思うんですよ。
本当に難しいな言い方が、多分Bさんって質問者さんに対して憧れがあるんだと思うんですよね。少なくともその服のセンスっていう観点では、もしかしたら他の分野でも。
その人みたいになりたいと思っていろんなものを真似しているうちに、真似したことすら忘れちゃうというか忘れたいのかな。
自分がそういう人間になりたいから、真似じゃなくて自分が選んだって思いたいから、いつの間にかそう思い込んじゃうことって人間あるので、もしかしたらそういう状態かもしれない。
そういう状態の方がちょっと危ないんだけどね、近くにいるのは。
だからそうなのか、それともちょっとペロッと言いたくなっちゃったのか。
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わかんないけど、その辺がBさんのリアクションによってある程度読み取れると思うので、
いちいち一個一個ちゃんと否定してあげる。
そういうのを聞きつけたら、私こういう前からこういうファッション好きでーって言ったら、えーそうだったっけ、前は全然違う格好だけど私がそういう格好をしたから真似したって言ったじゃんとか、
一個一個ちゃんと否定してあげるっていうのも一つやり方としてはあるとは思いますけどね。
一番最後はちょっと変化球だけど意外といいんじゃないかなって思っているアイディアとしては、
二人で一緒に似合う服の診断とかパーソナルスタイリング受けてみるっていうのもいいかもしれないですね。
っていうのは、本当にその質問者さんが着てる格好が、質問者さんがしてる格好っていうのは質問者さんが好きでやってる格好じゃないですか。
好きで自分に合ってると思ってやってる格好だけど、それをまるまる真似しているBさんにとって本当にフィットしてる格好かどうかっていうのはわからないわけですよね。
もしかしたら内面か外見かのどちらかにはフィットしてない可能性がある。
だって結構質問者さんが自分流っていうだけあって、多分ちょっとオリジナリティのある格好なんだと思うんですよね。
だとするとそれを自ら着たいと考えて自分で選び取った質問者さんよりは確実にフィットしてないはずなんですよ。
なのでそこをちゃんと分かってもらう。客観的に判定してもらって分かってもらって、
いや真似するんじゃなくてBさん自身の個性を生かすんだったら、質問者さんの格好を真似するんじゃなくてこういう格好の方がいいよって教えてもらうことっていうのも、
Bさんのことを考えたら有益なことなんじゃないかなって思うんですよね。
もしかして自分にとっていい格好っていうのが全然知識がなかったりで分からなくて、
質問者さんが着ていて素敵な格好っていうのは質問者さんのセンスによって価値が担保されているものだから失敗しかないと思って真似している可能性が高いわけですよね。
自分ではいいものが選べないけど、質問者さんが選んだものに乗っ張っておけば失敗しないだろうみたいな、そういう感じで真似している可能性も高いわけで、
であればこの服装はあくまで質問者さんにとっていい服装であって、Bさんにとっていい服装ではないんだよっていうことが分かれば、
ちゃんと自分で自分らしい服装を選ばなきゃなっていう行動の変化のきっかけには十分なり得るんじゃないかと思うんで、
そういう外見だけじゃなくてキャラクター面まで含めて、Bさんに似合うのは本当はこういう格好なんだよっていうのを、
Aさんとは違うんだよ、質問者さんとは違うんだよっていうことをちゃんと理解してもらうために2人で一緒に行くっていうのは、
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変化球だけど結構成功法なんじゃないかなというふうに思うので、それも一回検討してみていただけたらなと思いますね。
もしかしたらBさんが質問者さんのことを真似したくなっちゃうのは、外見的な要素は似ているのかもしれないから、
だから外見の診断、パーソナルカラー診断とかさ、そういう外見の診断だけ受けちゃうと、
同じタイプですね、じゃあ真似して正解ですねってなっちゃうとまずいんで、
ポイントは外見の診断だけじゃなくて、内面の診断も一緒に受けることだと思います。
内面は絶対に違うはず。
真似しちゃう人と真似されたくない人っていうのは絶対に性格的には相入れないので、
タイプは絶対に違うはず。
だから内面も含めた診断を受ける。
そういう意味では、うちの診断を受けてもらうのが一番いいと思うので、
うちのフォースタイルのサービスを受けていただくか、
もしくは私がやっているフォースタイルパーソナルサイトスクール、FPSSの卒業生のうち、
その外見と内面の診断、服装真似診断と顔、体型、パーソナルカラー診断をすべてやっていただきたいと思います。
どちらかであれば確実に、Bさんはもっとこういうのがいいんだよっていうふうにお伝えできると思いますので、
ぜひ検討していただければと思います。
フォースタイルの方は、ペア診断というのは特にサービスとして出してはないんですけれども、
お問い合わせいただければ対応しますので、
ぜひフォースタイルの方にお問い合わせいただければと思います。
ということで、参考になれば嬉しいです。
また何かその後の進捗とかありましたら、ご報告いただけると嬉しいです。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのお悩み、ご質問をお待ちしております。
ファッションのこと、真似のこと、両方絡んだこと、何でもOKです。
お気軽にSpotifyでお聞きの方は、
また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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