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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で763回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
今日は日曜日ということで、あまりファッションとは関係ないゆるっとした話をしようかなと思うんですけど、
最近ハマっていることがありまして、八番出口っていうゲーム、知ってます?
ゲーム実況者はもちろん、通常ゲーム実況やっていない芸人の方とか、アイドルの方とかもYouTubeでそのゲームをやって実況したりしているので、
普段そのゲーム実況をあまり見ない方でも、YouTubeで見たって方結構多いんじゃないかと思うんですけど、
かくゆ私も全然ゲーマーではなくですね、本当にゲームというものを通ってこなかった人生だったんですけど、
なんだっけな、なんかの表紙でこの八番出口というゲームを知りまして、ダダハマりしちゃいまして、
まずどういうゲームかっていうと、スティームっていう、スティーム?スティーム?わからないけどっていう、それすらもよくわからないんだけどさ、
っていうなんかいろんなゲームを販売しているプラットフォームがあるようでして、そこで販売されている個人の方が開発したゲームらしいんですけど、
まあえらいリアリティのある美しいですね、グラフィックで、日本のよくある地下鉄の地下通路の、いわゆる南蛮出口まで出るまでの通路が、
っていうと歩くシチュエーションなんですけど、そこを歩いた時に異変が見つかったら引き返す、
異変が見つからなかったら普通に歩く、で八番出口から外に出るっていうね、これだけがゲームルールなんですけど、
まあちょっとホラーっぽい要素もあり、ひたすらその通路がループしてるんですけど、ちゃんと異変を見つけて引き返す、異変がなかったら進むっていうのを繰り返していくと、
ちゃんと最終的には八番出口から出られるっていうね、出られたらクリアっていうそういうゲームで、非常にルールは単純なんですけど、
なんかこうもう八番出口っていうジャンルを作っちゃったぐらいすごい流行っていて、で私このゲームやってないんですよ。
やってないんだけど、そのゲーム実況を見るのにハマっちゃって、めちゃめちゃ多分八番出口やったゲーム実況全部見てるんじゃないかってぐらいめちゃめちゃ見てるんですけど、
なんでやってないかっていうと、八番出口のゲームってWindowsじゃなきゃできないんですよ。
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で私、仕事場にも家にもWindowsが一切なくてですね、Macしかなくて、スマホもiPhoneなので絶対できないっていう感じで、
もうやりたくてしょうがなくて、このためにWindows買おうかなって思うぐらいなんですけど、とりあえず今ちょっとゲーム実況を見てね、
なんとか気持ちを収めてるって状況なんですけど、そこから始まって、八番出口やりたいな、ちょっとWindows買っちゃおうかな、
でもゲームのためにパソコン買ったら怒られるかなとか考えながらなんですけど、
ゲーム実況動画っていうのにもこれまで全然見たことなかったんです。
ゲーム実況動画界で有名なYouTuberさんとかも本当に知らなかったんですけど、これを機会にちょっとハマり始めて、
やっぱり元々ゲーマーではない理由が素早い動きを必要とされるアクションゲームみたいなのがとにかく苦手なんです。
苦手っていうのもあって、あとすごい短期なので長い時間かかるレベル上げとかしなきゃいけないRPGとかも全然ダメなんです。
だからそういうゲーム実況動画には実況動画であれあまり関心を持てないんですけど、
ホラーゲームとかそういう8番出口ライクな間違い探し的なものって結構今短い時間でクリアできるゲーム多いんですね。
そういう実況は本当に面白くて、だいたい1時間とか1時間半ぐらいでクリアできるような実況動画がとても面白いなと思って、
空き時間にちょこちょこ見てるんです。
YouTubeって私一番初めに見始めた時は勉強になるものとかを見ようかなって思ってたんですけど、
結局なんか最近チャンネル登録で生き残ってるチャンネルって全部いい意味で頭空っぽにできるものしか残らないなって最近思って。
結局空き時間に見るわけじゃないですか。
空き時間までなかなか勉強とか仕事でガッツリやった上にってなかなか難しいんだなって思って。
最近本当私のYouTubeチャンネルの登録してるものは全部いい意味で頭が空っぽになれるようなものとかが多いんですけど、
その中にゲーム実況っていうのがいいんだなっていうことですごい入り込んできてるんです。
実はこのゲームってそういうメンタルに効くみたいな効果が実は証明されてきてるっていうのもあって、
で何かっていうとテトリスってあるじゃないですかパズルゲーム。
私子供の頃流行ったゲームの中で唯一ハマれたのがテトリスだったんですよ。
テトリスとかあとはテトリスから発生したゲーム、あのドクターマリオだけとかサオプヨプヨとかあるだけは唯一好きでやってたんですけど、
そのテトリスがその戦争体験によって植え付けられたそのトラウマの治療に効果があるっていうこういう研究結果が出始めてるんですよ。
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でそのね、そもそもトラウマってなんだって話なんですけど、
よく皆さん日常会話で普通に一般用語のようにトラウマとかってすごいあんな目になっちゃってトラウマとかって言うと思うんですけど、
心理学とか精神医学の世界でトラウマっていう時にはもう少し深刻な、もう少しとかだいぶ深刻な状態を指しまして、
本当に命の危険にさらさられた時とか本当にそういう性的暴力を受けたとかね、
そういう体とか心身に絶大なる被害を受けた時に残ってしまう心の傷のことを指すんですね。
でこのトラウマっていうのが長引いてしまう。
4週間以上になってくると今度はPTSDっていうね、心的外傷後ストレス障害っていう正式名称なんですけど、
っていう状況に移っていくんですけども。
なんでまあ戦争に駆り出されてなんていう体験はまさにそのトラウマなんですけど、
それにそのテトリスをやることでそのトラウマがちょっとこう和らいでいくみたいな研究結果が出てきていて、
そのあたりでもちょっとゲームって注目されてるんです。
以前からねそのトラウマとかPTSDってどういう状態かっていうと、
ちょっと嫌なこと思い出しちゃった、嫌な気分っていうようなそんな軽いものではなくて、
まるで今まさにその被害をとかその体験をもう1回経験してるかのようなフラッシュバックって言うんですけど、
状態が記憶が蘇ってしまうっていう状態。
耐えがたいですよね。
1回でさえ耐えがたいような苦痛が何度も何度も襲ってくるっていう状態ですよ。
これがトラウマとかPTSDっていう状態なんですね。
以前から言ってもね結構1990年代とか比較的新しい治療法なんですけど、
以前から効くって言われてる治療の中でEMDRっていう治療があって、
これは日本語で正式名称で言うと眼球運動による脱感染および再処理法っていうのがあって、
めんどくさい、難しいことなんですけど、
どういう治療かっていうと、
カウンセラーとかセラピストの指の動きに従って眼球を素早く左右に動かす。
そうすることでトラウマの苦痛な記憶がフラッシュバックするっていう症状がだんだん減っていって、
普通の他の記憶を思い出した時と同じくらいの感覚にしていくことができるっていう治療があるんですね。
眼球を素早く左右に動かすって結構速いスピードで、
めぎりゃめぎりゃってついてくるのが必死なぐらいの感じで眼球を動かすっていうことをやる治療があって、
でもこれはスキルが必要なので、絶対自分でやらないでくださいね。
ちゃんとEMDRができるお医者さんのところとかセラピストのところでやってほしいんですけど、
そういう治療があって。
要はこの眼球運動っていうのが記憶とすごく関係がありそうだと。
このEMDRも何で効くのかっていうののメカニズムっていうのがまだはっきり解明しきれてないんですよ。
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人間の記憶って本当に本当に解明できないところばかりで。
なんですけど、寝てる間に眼球って動いてるって知ってます?
結構寝てる人見ると急に目をつぶってんだけど、
まぶたの裏で目がグググって動いてるの見たことあるって方多いと思うんですけど、
あれ誰しもあの状態になるんですけど、
あれも寝てる間に記憶の整理をしてるんじゃないかって言われていて、
だから眼球を動かすことと記憶の定着とか、あとは忘却とかって多分すごい密接な関係性があるんですよね。
要は眼球運動もそうだし、あるいは視野ですね。
見えている世界を埋めることによっても、
その記憶が定着するのを防げるんじゃないかっていう話があって、
そのテトリスっていうのはそれに役立ってるんじゃないかっていう話があるわけなんですね。
視野っていうのが、眼球運動もそうですけど、
視野っていうのが記憶の定着化とかにすごく大きな影響があるんじゃないかっていう風にされていて、
逆に言語で説明しだしちゃうと逆に記憶に残っちゃうんじゃないかみたいなこともあって、
いろいろその辺言われてるんですけど、
だからトラウマまでいかないにしても、
日頃の嫌なこととかがあった日は、ついずっとゲームやっちゃうみたいな人って結構いると思うんです。
例えば、つむつむとかさ。
仕事、職場で嫌なことがありすぎて、学校で嫌なことがありすぎて、
なんかもうちょっとメンタル的にやばいわって時ほど、
寝る時間きずってずっとゲームをつむつむやっちゃうとか、
止められなくなっちゃうとかって人いると思うんですけど、
それももしかしたら無意識に記憶の定着化を防ぐためにやってる可能性もあるわけですよ。
だから私のゲーム実況もストレス解消のためにはまっちゃったのかもしれなくて、
そういうついやってしまいがちなこと、
特にゲームってこんな疲れてるのに早く寝ればいいのに、
ゲーム止められないんだろうとか、自分を責めがちなんだけど、
心が疲れてる時ほどついやってしまう行動って実は理由があったりするんですよね。
だからその行動を責めずに、その行動に罪悪感を抱かずに、
ちょっとこれ自分セルフケアした方がいいなって気づくきっかけにすればいいんじゃないかなというふうに思うんですよね。
ゲームを無理矢理止めようとかって考えずに、こんなにゲームが止められないってことはちょっと疲れてるのかなっていう感じで、
ちょっと仕事の方を緩めるとかね、そういうきっかけにすればいいんじゃないかなと思いまして、
ゲーム実況動画を私も見つつですね、セルフケアをしたいなと思っております。
ということでまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
