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はい、ということで始まります。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で830回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、バーサバーサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願い致します。
さあ、昨日の配信でもお伝えしたんですけれども、今週の木曜日ですね。先日、インターネットテレビ局ABEMA TVの夜のニュース番組、ABEMA Primeに出演させていただきまして、いろいろご感想などもいただいております。ありがとうございます。
昨日もお伝えしましたがね、結構ずっとアーカイブで見ることができますので、気になる方はぜひ今からでも見ていただきたいと思うんですけれども、どんなテーマで出演したかというと、夏の男性の短パンはありなのかっていうね、TPOと国書っていうね、ひどい厚さですよ。
このひどい厚さと、ファッションのTPOを考えるっていうテーマで読んでいただきました。なんですが、昨日もお伝えしたんですけど、すごい短くて予定よりも話せる時間が、前のコーナーが押しちゃったり、あとはあの日すごくね、豪雨の被害があって、その速報が入ってしまったりで、賞味20分もなかったんじゃないかなっていうので、話そうと思ってた。
特に、そのビジネスシーンでのファッションと、その暑いっていうことへの対処の両立はどうなんだみたいな話も全然できなかったので、まあちょっとね、その辺は私としても不完全燃焼だったので、あのこのラジオでもね、あの少しお話ししていければなということで、今日はそんな回になります。
でまずね、あのどうですかね皆さん。女性のリスナーさんがこのラジオ多いんですけど、まあちょっと男性もねいらっしゃるのでそれぞれ考えてもらいたいんですけど、男性の短パンどうでしょうかね。まあ女性もビジネスシーンで短パン履く人あんまりいないですよね。まあだから男女問わず短パンどう?ってことなんですけど。
で、そのアペモプライムでまずこのテーマが発表されたときに、まあコメンテーターさんの中でね、こんなこと自体メディアで語るのがどうしようもないことっていうふうにおっしゃってた方がいて、それはそのプライベートで短パンを履くっていうことの是非、これに関してはまさにメディアで取り上げるまでもない問題というか、どうしようもないものだと思いますよ。別にそんなもん個人の自由で終わる話だと思います。私もねプライベートであれば。
で、そのプライベートで本当にざっくりとビジネスシーンでって限定せずによくありますけど、あの街角でね、女性、若い女性に対して男性の短パンどう思いますか?ってインタビューして、えー私はなしとか、なんか気持ち悪いじゃないですかとかね、えー私は全然ありだって厚苦しいじゃないですか、長いズボンみたいな。
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そういうインタビューを取り上げてありがなしかみたいなのは、これはもうメディアでやることじゃないよねっていうのはまさにその通りで。そりゃさ、聞かれたら答えるよね、好き嫌い。だけどこれって本当に好き嫌いの問題なんですよ、個人の。
だから嫌いな人は嫌っていうし好きな人はいいっていうそれだけの話なんですよね。それを延々語って、じゃあ好きがナンパ嫌いがナンパまあそれが好き嫌いがありなしみたいな言葉で変わっちゃって、ありがナンパなしがナンパみたいな。
で、なんかある人はタンパン履くとね、あの男性の場合にはすね毛が出るじゃないですか、そのすね毛が汚らしいって言ったかと思えば、じゃあそれはそればいいのかと思ったらある人はタンパン履いた男性の足がツルツルだったら軽処理してるのかと思って、それがなんか気持ち悪いとか言うし、それは聞けば言いたい放題ですよね。
で、その1個人が自分の好みとして男性のタンパンを好き嫌いって思うことは自由ですよ、全然自由だけど、それを日常生活送ってたら、例えば自分が男性でタンパン履いてたときにタンパン嫌いだなって思ってる女性からその格好嫌いですって言われることはないわけで、基本的にはないわけじゃないですか。
だからメディアが取り上げなければ、そんな個人の好みなんていうのは問題にもならないっていうかなんですけど、これイグジットの金地香さん、MCの方もおっしゃってましたけど、SNSでそういう単なる個人の趣味、趣向に過ぎないことが可視化されるようになっちゃったから、だから履く方も気にしちゃうんですよね。
それはどんなファッションにとっておいても、どんなファッションのことについても、好き嫌いはみんな絶対あるし、それは全然自由じゃないですか。好き好くのも嫌うのも、嫌いなものをそんな差別だから嫌いになっちゃいけないなんていう権利もないわけで、内心の自由は絶対確保されるべきなので、好き嫌いはあるんだけど、それが見えてしまうと、やっぱり履く方って人間だから気になっちゃうんですよね。
その問題で、でも気にしてる人に知ってほしいのは、この仕事もう18年かやってますけど、万人に行ける服なんてないんですよ。
それは万人に好かれる人間がいないのと同じことで、誰からも好かれる人なんていないし、誰からも好かれるファッションなんかないんです。
それはいろんな人がいるから、いろんな好みの人がいて、だから誰からも好かれるファッションはないんで、そういう意味では短パンも同じこと。
短パン脱いだら脱いだで、今度はこのクソ厚いのにそんな長いパンツ履いて厚苦しいって言われますよ。
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だからそこはもうプライベートに関しては自分の好みでいいんじゃないのに過ぎなくて。
例えば婚活みたいなのもある種プライベートじゃないですか。
その時に婚活において、じゃあ男性が短パン履くか履かないかに関しては、やっぱりそういう女性の意見気にしちゃうと思うんですけど、
じゃあね、自分は短パン履きたい、こういう暑い日はやっぱりそうは言っても短パン履きたいっていう人が、そういうメディアの情報でね、男性の短パンなしの方の人が、例えば60%で若干多いと。
じゃあそこは我慢して長いパンツ履きましょうって言って、誰かと出会い、その人と結婚して、それは幸せなのかと究極言えばね、そういうのもあると思うんですよ。
小さなことではあるんですけど、でも一時が万事っていう言葉もあって、その暑い日に涼しい格好をした方がいいと思う男性は、私もそう思うわっていう女性と結婚した方が絶対幸せだと思うんですよね。
結構ファッションの好みで、意外とその人の性格を表しているので、そこを変に装っちゃうと、ずっと嘘つき続けなきゃいけないっていうことにもなりかねないので、私とか私の弟子たちは結構婚活ファッション指導してる人も多いので、この辺りの話はするんですよね。
結婚相談所とかに言うと、やっぱりその確率論、知識がないからね、ファッションに関する確率論で、こういう時にはちょっとすね毛を隠していただいたほうが、それはアドバイスされるんですけど、でもそれでうまくいくかどうかは別だし、それで結婚できたとしてその先の幸せがあるかっていうのもまた別の話なんで。
だから私とか私の弟子とかが婚活ファッション指導するときは、やっぱりあくまで自分らしさっていうのが大前提っていうのはあるんですよ。
だから婚活ファッションにおいてすら短版がありかなしかみたいな議論は、別にする必要がないというか、個人の判断でいいんじゃないのってことになると思うんです。
ただ今回は一応テーマとしてね、TPOとしてどうなのっていうサブタイトルがあったんですよ。
そのTPO、つまりビジネスシーンにおいての短版ってどうなのっていう放題目で呼ばれているので、それに関しては全然私どうでもいい話じゃないと思ってて、メディアで取り上げるまで同じ話ではないと思う。
ビジネスシーンでのファッションとプライベートのファッションって全然話が変わってくるので、やっぱりビジネスシーンって相手がどう考えるかっていうのが大事なんですよ。
なぜかというとビジネスの場では伝えるべきメッセージとか挟すべき役割を会社からお金をもらって背負ってるわけですよね。
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だから個々人の自由だし、嫌われてもいいもんでは済まない。自分一人で責任取れないんですよね。
プライベートでも婚活でも、人生だからそれって責任の所在は全部自分なのでいいんですけど、ビジネスではそうではない。
そういう役割をお金をもらって背負ってるわけなので、自分の好きでいいでしょってわけにはなかなかいかないっていう。
ここがやっぱり大きな違いかなと思うんですよね。
ファッションってやっぱりコミュニケーションツールで、最近企業様からの見出し波検証とかの問い合わせがまためちゃめちゃ増えていて、
昨日もある企業さんのビジネスカジュアルを導入したいということで、コンサルティングをやらせてもらってたんですけど、
その時にも強くお伝えしたのは、やっぱりビジネスの場では服装ってツールなんですよね。コミュニケーションツールなんですよ。
だからやっぱり、もちろん今ほとんどの会社がね、洋服は自前で、従業員たちが自分のお金で払ってるから、そんなに細かくこれ着ろあれ着ろとしてはできないけれども、
ただツールではあるので、その会社がこの仕事をするにあたって、こういうスキルが必要ですよっていうのはある程度言うっていうのと同じように、こういうツールはこうあるべきですよっていうのもある程度は介入できるっていうところですよねって話したんですけど、
ツールなんですよ、道具。
だからどういう道具を使うかによってビジネスの進み方が変わるっていうのはこれは当然のことなので、
やっぱり短パンは履くべきなのかっていうのはその観点から考えなきゃいけないと。
だからそのやっぱり短パンを履くっていうのはビジネスシーンのフォーマルウェアとしてはもちろんないことなので、
じゃあ誰と会うのかとかっていうところから考えていかなきゃいけないってことになると思うんですよね。
やっぱり営業職とかある程度他者と会う機会が多いビジネスシーンにおいてはやっぱり短パンっていうのはまだまだ見る目が厳しいかなっていうのが現状ですよね。
ビジネスシーンでのファッションにおいて一つ言われているのが、これも実験もあって論文も出てるんですけど、
その信頼感を出すっていうのはもちろん大事なんですけど、その親近感っていうのも大事で、
要はビジネスをする相手と同じような服装をしていた方が相手が親近感を持ってくれて、
こちらの頼みに応じてもらいやすくなるっていうこういう実験もされていて結果が出てるんですよね。
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なのでやっぱり相手が短パンを履いていないような比較的きちんとした格好であれば、こちらも短パンを履かない方が印象がいいし、ビジネスも済みやすくなるということがある。
現状やっぱりビジネスシーンでビジネスカジュアルを取り入れますって言ってる会社でも、いろんな会社でビジネスカジュアルのドレスコードを作ろうとしてますけど、
やっぱり短パンとジーンズっていうのは一つボーダーラインとしてあって、カジュアルにしてもいいけど短パンとジーンズはちょっとダメっていうところが結構多いんですよ。
短パンジーンズまでオッケーにすると結構その会社はカジュアル踏み込んでるねっていう見え方になるし、割合はそこまでオッケーな会社っていうのは割合はかなり減るっていうことになるんですよね。
そういう意味ではやっぱり短パンとジーンズ単純に目立つんですよ。目立つのでそれが違和感につながるっていうことで印象があまり良くない状態になってしまうというところですね。
なのでビジネスカジュアルにおいてはスーツのように決まりきったルールがあるわけじゃないので、いわば同調行動ですよね。
だから周りのビジネスの相手と同じような格好をしてるかどうかっていうところになってくるので、当然みんなで一斉にじゃあ日本の夏暑すぎるし短パン履こうってことになったらありになると思うんですよ。変わります。
だからこんなに暑いのに長いパンツを履かされるなんて非人道的だと思うのであれば、社内でそういう運動をして合計を勝ち取るべきだし、みんなで履きましょうっていうことにしていけば全然短パンもオッケーになると思います。
これはあくまで現段階での話。ビジネスストレスコードは変わり得るものということですね。
だから結構毎年企業の新入社員研修を依頼してくださっている企業さんで、毎年同じように新入社員に研修を依頼してくださる理由としては、やっぱりドレスコードって変わるからなんですよね。
それを企業さんが知っていて、だから最新の情報を教えてくださいと、そのメリットを感じていただいているので、私の側もいろんな企業を回らせてもらっているので、その変化、皆さんの認識の変化、風潮の変化というのは分かるので、それをお伝えできるというのがあるので、やっぱり随時キャッチアップしていくべきですよね、というのはあるかなと思います。
だからビジネスシーンでは現状はまだまだ短パンは厳しい。特に50代以上にとっては印象がかなり悪いということになるので、そういう意味では履かないほうが無難だし、でももちろん環境によっては変わってくるので、自分のビジネスにおいて、自分が好印象を得たい相手がどういう格好をしているのか、短パンについてどう思っているのかをよく踏まえた上で履くということが大事かなと思います。
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その一方で、見た目を整えつつも、暑いは暑いので、やっぱり素材を工夫するとか、そういうことで自分の体を守っていく、という要律が大事かなと思っております。
この辺まで生放送でお話しできればよかったんですけど、結構長い話になるので、今日は追加でこちらのポッドキャスターの方でお話しさせていただきました。皆さんどうでしょうかね。
男性の短パンのみならず、ビジネスシーンでのファッションどう思いますか。いろいろな皆さんのご意見とかお悩みとかもぜひお聞かせいただけると嬉しいです。
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