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2021-12-13 11:58

379.イメージコントロールの目標は今の自分の延長線上に置こう from Radiotalk

ビジネススタイリングを担当することの多い私が、お客様の仕事上でのイメージコントロールをする際に気をつけているのは「抱かせる期待の方向と量」。その心とは?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。本日で379回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師の久野梨沙です。どうぞよろしくお願いいたします。
なんかまだこの校長をちょっと変えたんですけど、なんか慣れてないですね。よろしくお願いいたします。
今週はね、先週お伝えした通り、スクールの講義とかね、公演とかの仕事は結構もう一通り年内は面倒がつきまして、
今週からはパーソナルスタイリングの今年最後のピークっていう感じですね。バタバタとしておりますけれどもね。
最近はね、ビジネスのスタイリングが多いんですよ。私もともとパーソナルスタイリングの仕事としてはビジネススタイリングが圧倒的に多くて、
なんですけど、コロナ禍でね、ちょっと出勤する方が減ったりして、在宅勤務の方が増えたりして、
ここ1年ちょっとぐらいはね、カジュアルのスタイリングの方が多かったんですけど、この10月ぐらいからバババーっとビジネススタイリングが戻ってきて、
皆さんね、完全に在宅じゃなくなったっていう方も中にもいらっしゃったんですけど、
出社するのと在宅が半々になったのでとか、営業の外回りが再開したのでとかっていう感じで、また洋服が必要になるっていう方が結構多いですね。
さすがにね、やっぱり1年ぐらい長い方だと、1年半以上か長い方だと在宅勤務で家から商談をやってたみたいな人もいらっしゃると、
結構また1年半ぶりに毎日のように外に出るっていう生活になったときに、1年半前に着てた洋服また着るのか?みたいになるわけです。
自分の気分も変わっていたり、世の中の雰囲気も変わっていたりするので、その辺のワードローブの相違れ替えのご相談も多かったり、
あとはこの間に転職された方も結構いて、新しい職場に向けてのスタイリングとか、当然昇進したとか、1年半もすれば立場も変わりますよね。
後輩が増えたとか、ということでその仕事の職責、職域が変わったとかで、それに合わせてビジネスのスタイリングも変えたいみたいな感じですよね。
ビジネススタイリングに限ったことではないんですが、ビジネススタイリングのときは特にイメージコントロールっていう側面がすごく大事になってくるんですね。
パーソナルスタイリングっていうと、最近は特に自分にどの服が似合うか似合わないかっていう、それを知りたいっていうニーズが結構注目されがちですし、実際そういうニーズが多いんですけど、
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ビジネススタイリングの場合には似合う似合わないももちろんなんですけど、似合うは前提として、こういうイメージを出したいっていうイメージコントロールを目的としたご利用がすごく多いので、
それができるかどうかっていうところが大事なスキルになってくるんですよね。
イメージコントロールでね、やっぱりできるんですよ。ある程度もちろん当然のことながらファッションでね、できてしまうからこそそのコントロールをすごく慎重にやらなきゃいけないなっていう部分もあって、
私がいつもすごく気をつけているのは、その方のイメージを洋服でコントロールしようとする時っていうのは、その人、お客様のことを見る人、お客様がそのイメージを与えたいと思う相手ですよね、クライアントさんとか、その相手に何らかの期待を抱かせるわけですよね、見た目で。
なんかこう、すごい自分を引っ張っていってくれそうだなとか、このプロジェクトを引っ張っていってくれそうだなとか、あとはすごくこちらの話を聞いてニーズを汲み取ってくれそうだなとか、すごく明るく盛り上げてくれそうだなとか、いろんなプラスのイメージがあって、何らかの期待を相手に抱かせたいと、それを狙ってイメージコントロールするわけですけれども、
その期待与える、相手に抱かせる期待の方向と、そして量、分量ですね、ボリューム量、この2点がすごく大事だと思っているんですよね。
例えば、この人はこのプロジェクトをリードしていってくれそうだなっていう、この期待させる内容、中身、これが期待の方向性ですよね、それを的確に細かくしっかり設定する、それをスタイリストとお客様の間でちゃんとそれ合わせをして同じ方向を向くっていうのも大事なんですけど、プラス量も大事なんですよ。
例えば、リードさせるって言っても、どれくらいゴリゴリ系に見せるかっていうことですよね。すごく強そうに見せると、めちゃめちゃゴリゴリ引っ張っていってくれそうな感じがするわけですよね。
なのか、ちょっと一歩先を進んでくれるぐらいにするのか。これ、分量も大事。方向性と量の2点、両方が大事なんですけど、意外と量まで意識してイメージコントロールされているケースって結構少ないんじゃないかなと。
とにかく引っ張っていってくれるイメージであれば、そのイメージを与えれば与えるほどいいっていうふうにされてしまっているケースも結構見かけたりするんですよね。例えば、政治家さんの選挙ポスターとかもそうですけれども、与えれば与えるほどいいみたいな、結構やりすぎちゃってるケースもよく見かけるんですけど、やっぱり量もすごく大事。
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この、与える期待の方向性と量っていうのは、私の中ではね、そのお客様、スタイリングを受ける側のイメージコントロールをしていこうとする主体ですよね。私のスタイリングのお客様のその人の中にある可能性の延長線上に無理なく設定すべきだと思うんですよ。
なので、例えばお客様ってそのイメージコントロールしたいなっていうふうにいらっしゃるんですけど、明確にこういうイメージを出したいっていうのをしっかりと決め込んでいらっしゃる方の方が少ないんですね。なんとなく、昇進したからちょっと上司っぽいイメージにしたいとか、今度こういう商談があるので、初対面だからそこで何らかの好印象を与えたいっていうようなざっくりしたニーズを持って、
いらっしゃるんですね。その時に、じゃあどういう方向性でどういう期待を間に入れかせるかを考えるときに、やっぱりその人の中にある可能性の延長線上に置くべきであって、全くその人には持ってない能力を期待させてはいけないんだと思うんですよ。そこがすごく大事で。
じゃあ、それをやるにはお客様の中にある能力とか可能性をスタイリストが把握できないとイメージコントロールできないってことなんですよ。なので、そういう時に私はすごく服装心理診断使えてよかったなって、開発しといてよかったなってすごく思うんですよね。
例えば、最近の女性のお客様でかな、特に多いのが、昇進しましたと。最近結構女性を昇進させる会社すごく増えてるので昇進しましたと。リーダーにならなきゃいけないっていう時に、じゃあその信頼感が欲しいですって。
皆さん結構信頼感ってワードよく出てくるんですけど、でも信頼感って実際すごくいろんな種類がありますよね。それこそ引っ張っていく系の信頼感もあれば、暖かく包み込む系の信頼感も、見守る系の信頼感もありますよね。その種類っていうのをやっぱりその人の性格に合わせて設定するべきだと思うんですよ。
副層心理診断でいうと、5つの性格傾向を測るんですけど、例えばその中で一般性っていう、すごく人の空気を読んで人に合わせる傾向が強い性質、一般性、協調性、別名協調性と言ってもいいぐらいなんですけど、一般性と、あとは愛着性っていうね、人に愛着を持って、まさに母性っていう感じのすごく優しい性質が強いタイプの人のリーダー像というか、
その人が向いているリーダー像とかっていうのは、やっぱりぐいぐい引っ張っていく感じじゃなくて、うまく気配りしてあげて包み込んであげるようなリーダー像なんですよね。
でも、そんな一般性とか愛着性が高い方に信頼感が欲しいですって言われて、ぐいぐい引っ張るリーダー像に見えるような服をスタイリングしてしまうと、やっぱりそれはその人の可能性の方向とは全然真逆の方向になっちゃうので、与えてはいけない期待になっちゃうんですよね。
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与えてはいけない期待だし、そんな期待を持たれても、実際その人がそれにこたえるのは難しいわけですよね。なので一口に、よくビジネススタイリングでは信頼感が欲しい、信頼感を与えたいって一口に言いますけど、実はその信頼感ってすごく広い概念なので、
じゃあ実際具体的に、もっと具体的に言うと、どういう信頼感を与えるべきなのか、どういう信頼感があるよっていうのを、どういう種類のものを期待として相手に持たせてもその人がこたえられるのかっていう、そこまで考えていかなきゃいけないんですよね。
これはやっぱりファッションである種、いかようにでも見た目で作れてしまうからこそ、本来その人の中身にない能力を期待させてしまう力があるからこそ、本当に慎重にならなきゃいけないなっていうのは年々感じますね。年々感じる。何なら年々私のスタイリストとしての腕はやっぱり上がっていくので、余計に変な誤解を生まないスタイリングでしなきゃいけないなっていうのは、すごく自解して慎重にやらなきゃいけないなっていうふうに思います。
その辺はやっぱり、これはビジネススタイリングの面白さでも難しさでもあり、面白さでもあるので、すごく久々に、1年半ぶりに外に出る方が増えて、こういうゴリゴリとイメージコントロールしていくビジネススタイリングもまた増えてきて、非常に難しいけど面白いなぁなんて思っている次第でございます。
ビジネススタイリングってこういうイメージコントロールの技術が欠かせないんですけど、なかなかこれね、学べるとこってないんですよね。だからできるスタイリストも少ないし、ビジネスでのイメージコントロールできるスタイリストまだまだ少ないと思うので、FPSSではその辺もしっかりお伝えしていて、こういうスタイリストもっと増えてほしいなと思っています。
そのFPSS4スタイル、パーソナルスタイリストスクール、ようやく次回第13期の受付、入学受付を開始いたしまして、今月2021年の12月いっぱいは先行入学期間中ということで、この期間に入学すると特典がついてくるといったものもありますので、もし入学されるのであればお勧めがお勧めということで、また番組概要欄にもリンク貼っておきますので、
ぜひイメージコンサルタント、パーソナルスタイリストの仕事に関心がある方はぜひ覗いてみていただけると嬉しいです。本当に未経験からがっつり学べるカリキュラムになっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのご質問もお待ちしておりますので、番組概要欄にありますマシュマロからお送りください。
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