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2021-12-14 12:00

380.おたより「自分の容姿に自信が持てず苦しい」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!容姿の悩みを抱えて「ファッションを何とかしたい!」とスタイリングのご依頼を下さる方、多いです。でも、この問題、単におしゃれになれば解決するというものでもなく・・・

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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今日は、マシュマロからいただいたお悩みにまた回答していきたいと思います。読みます。
はじめまして。いつも楽しく聞いています。ご相談なんですが、私は容姿に自信が持てません。今まで特に容姿に関してけなされたりしてきたわけではありません。
容姿以外のことはポジティブに考えるのですが、自分の見た目になると、人と比べたり、自分は可愛くないと思ってしまい、苦しくなってしまいます。
可愛くなりたいと思ってファッションを頑張ったりしてみたのですが、やはり自信が持てず、ぜひご意見いただけたらなと思います。
ということで、ラジオネームは書いていないので、今日もまた質問者さんという形で呼びかけさせていただきます。
容姿のお話は、ファッションとは切っても切れないですね。自分の容姿とか外見に関してコンプレックスがあったり、自信が持てないということをきっかけに、
おしゃれなんとかしなきゃということで、私のパーソナルスタイリングを受けに来てくださる方もすごく多いので、非常によくいただくご質問ではあります。
ただ、ファッションからのファッションを考えているだけでは、ファッションの知識だけでは解決しないんですよね。
なので今日はファッションというよりは心理学よりのお話になっていくかと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で380回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれを持つ楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨沙でございます。本日もよろしくお願いいたします。
さあですね、今日もマシュマロのご質問回答、結構今日も内容盛り盛りになりそうなので、
ととと回答いきましょうね。
要するに自信が持てないということでね。
ここに書かれているように、何かの悩み事があったときに、何かそれにまつわるつらい経験があったから、
それに重い悩みになっちゃったっていうケースももちろんあります。
ただそういうケースばっかり結構取り沙汰されることが多いので、
特にこうそういうつらい経験がないのに痛く悩んでしまうみたいなことがあると、
何でだろうってまず疑問に思う方結構多いんですが、
まあ別につらい経験があったから悩むっていうケースだけではないですよね。
特につらい経験がなくても悩むことはあるわけで。
今回の質問者さんに関しても、特に過去に容姿とか外見についてけなされたりしたことはないということなので、
多分ご本人的にはそういうつらい経験がないのにも関わらず、
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自分がこんなに容姿のことについて思い悩んでるっていうことに少し不思議さを感じていらっしゃるんだと思うんですが、
今言った通りね、つらい経験があるから悩んでしまうわけではないわけですよ。
悩みっていうのはですね、やっぱりその人の持っている価値観が反映するんですよね。
何かこうつらい経験があった、つらい経験というのはその価値観、一種の価値観が作られるやっぱりきっかけにすぎないわけです。
容姿についてけなされて初めて、
なんか容姿ってすごく大事なんだ、自分の容姿が良ければこんなにけなされることなかったかもしれないっていう思いにつながって、
容姿が良いことが素晴らしいっていう価値観が作られるっていう流れですよね。
でももちろんこのつらい経験があるとすごく記憶に残るし、確かにその経験がつらければつらいほど、その価値観は強く作られるものだと思うのでね。
なんでそういうきっかけを持っている人も多いとは思いますが、やっぱりそれだけではない。
もともとその容姿が大事であるっていう価値観をそもそも持っていた。
つらい経験がなかったとしても何らかのきっかけでそれが作られた。
だからそれに悩んじゃうっていうこともあるわけですよ。
例えば外見で言うとね、
物事を認知するとき、知覚するときにたまたま性質として目から入ってくる情報を強く取り入れるタイプの脳のタイプだったとしたら、
やっぱり見た目を優先して情報処理していくので、
人間について把握するときにもまず見た目を重視する。
見た目であれこれ判断するっていう認知の傾向を持っていたとするならば、
それがきっかけでもしかしたら容姿が大事だっていう価値観につながっていくかもしれないし、
いろいろきっかけはあるでしょう。
つらい経験だけではないと思います。
なのでまずその悩みを抱えている質問者さんにまず認識していただきたい認識するといいかなと思うのは、
その容姿が大事であるという価値観を自分が持っている。
それが悩みを生んでいるということです。
それはあくまで質問者さんの価値観なんですよ。
質問者さんが見ている世界では容姿がその価値の上位に入っているだけなんです。
ということはつまり他の人の世界ではそうではないんです。
質問者さんのあくまで世界だけなんです。
だからおそらく質問者さんは悪気がなかったにしても、
人を評価するときにも多分容姿で評価していると思います。
まるまるちゃんは目が大きくてスタイルが良くていいな、素晴らしいことだなっていうふうに。
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それはそうですよね。
だからこそ自分と比較してしまうわけですよね。
なので質問者さん自身の価値観、容姿が悪いことが問題でもなく、
もちろん質問者さんの容姿は見えないのでもちろんなんとも言えないですし、
質問者さんの容姿が悪いかいいかっていう問題ではないわけですよね。
質問者さんの中で容姿、外見っていうのが価値観の上位に入っていることが悩みを生んでいるわけです。
なのでその価値観を持っている状態のまま気にしないようにするっていうのは無理ですよ、当然。
そういう価値観の上に生活してしまっている限りは。
なので気にしないようにしましょうとか、ファッションを良くしたら気にならなくなりますよとは言えないんですよね。
だってファッションを良くしたところで、もちろんファッションを良くしたら外見はよく見えるようになりますよ。
でもその容姿が価値観の上位にある限りはずっといろんな人の外見、容姿と自分を比べ続けていくわけです、きっと。
そうすると自分が世界に一番にならない限りはずっと自分より上がいてずっと比較し続けるわけです。
しかも容姿ってこれが世界一っていう順位が厳密に決められるものではないですよね。
こういう側面から見たらこの人は素晴らしい。
なんかふくよかな美しさもあるし、痩せている美しさもあったりとか、目が大きい美しさもあれば、毛長で涼やかな美の美しさもあるわけで、
どうなったところで常に比較してしまってああいうのもいいかも、あの人もいいかもっていう比較は止まらないわけですよね。
なので気にしなくなるっていう解決策はあり得ないし、
例えばメイクをしてファッションをして外見が今より自分の中で良くなったら悩みが解決されるかっていうとそういう問題ではないということなんですよね。
つまり自分の価値観を自分の世界を自分で変えるしかないんです。
ここでもう一個ちゃんと認識していただきたいのは、価値観は変えられます。
絶対に変えられる。
今は用紙が価値観のベースとして固くしっかりガッツリとあって、
そんなの変えることなんかできないと思うかもしれない。
なんなら私の世界だけじゃないでしょって今質問者さん聞いてて思ってるかもしれないですよね。
私だけじゃなくてみんななんだかんだ用紙が一番大事って思ってるでしょって。
みんなそうだよねって思ってるかもしれないですね。
本当に自分の中に堅くこぶりついた価値観というのは、もはや自分だけじゃなくみんなそうなんだと。
世界の常識なんだというふうに思ってしまうほどやっぱり擦り込まれてしまっているものなんですよね。
なのでなかなか変えること難しいって思うかもしれないけど変えられます。
じゃあどうやったら変わるか。
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何か別の価値観で置き換えるしかないです。
その価値観を単純になくして空っぽにすることはできないので、別の価値観で上書きするしかないです。
その用紙が全てであるとかね、用紙はとても大事なものである。
用紙で例えば人からの預かり方が違うとか、用紙がいいことこそが人生幸せになることだみたいな価値観がもしあるのであれば、
それを覆すようなあなたの価値観で上書きする。
例えば用紙が良くても人は幸せとは限らないとか、
あとは用紙が良いとは言えないけれども、
例えば性格がすごく良い人がすごく良い人生を送っている、
そういうケースを目の当たりにするとかですね。
その用紙が全てではないとか、
用紙が良い悪いでその物事の良し悪し、人生の良し悪し、幸せは決まらない。
用紙がどうあれ自分が苦しく思うことはない。
そう思えるような新しい価値観で上書きしていく。
そのためには心理学の両方では論理両方と言われるんですけれども、
簡単なのは自分が用紙に関して悩んで苦しくなった時に、
その苦しみ悩みについてセルフツッコミを入れること。
なんで自分はこんなに可愛くないんだろう。
こんなに可愛くなかったら誰からも好かれるはずがない。
って仮に思ったとしたら、
いやいやいやいや、別に私が可愛くないと思う人でも好かれてる人いるよね。
みたいに自分の中だけで思うだけなので、
どんなひどいこと言っても構いませんよ正直ね。
いいのでセルフツッコミ入れてみてください。
それを繰り返していくことで、
だんだん固い価値観がちょっとずつほぐれていくのを感じられるはず。
できればたくさんの人と出会って交流をして、
その用紙だけが全てではない、
用紙の世界に生きていない人と交流もしてほしい。
そのことで価値観を自分の中に仕入れることができれば、
よりほぐれていくと思います。
できるだけたくさんの価値観に触れる交流をしてほしいなと思います。
私がやってるオンラインサロンの服装診断も、
そういう意味で価値観固定化した、固着化した価値観というのが、
やっぱりいろんな悩みを生むことが多いので、
その価値観を固着化しないように、
心の柔軟性を保つために、
いろんな人と交流をしていろんな価値観を知るっていうことを目的に、
オンライン上に作ったっていうところもあるので、
そういううちの服装診断に入っていただいてもいいですし、
別のオンラインサロンでもいいでしょう。
オンライン上で交流を持てれば思っておくと、
距離に左右されず、時間もそれほどかからず、
いろんな交流をすることができるので、すごくお勧めです。
なかなか生身で交流会に行って、
交流しようと思うと結構大変なので、
オンラインサロンっていういいものがありますので、
ぜひ活用しつつ、固まった価値観、
ちょっとほぐすことを意識してみるといいんじゃないかなと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのお悩みをお待ちしております。
番組概要欄にありますマシュマロからぜひお送りください。
それではまた明日。
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