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2023-01-19 11:48

595.決算と商品構成から考える、アパレル成功の条件とこれからの買い物の仕方【前編】 from Radiotalk

12月末から、アパレル各社の決算資料が出ています。見えてきたのは、増益するアパレルと減益するアパレルの二極化。しかも減益している企業は、外から見ると絶好調!な印象の企業で…。決算の結果を読み解きながら、今後アパレルが生き残っていくための条件、そしてそこから、私たちがこれからお買い物するときに意識すべきことを、前後編に分けてお伝えします。

◆引用記事 良品計画とアダストリア…明暗分けたアパレル決算、勝ち・負けの境目はどこにあるのか? – MONEY PLUS
https://media.moneyforward.com/articles/8334?page=2

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で595回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざわざと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、今日はね、私の好きな、特に好きな、このラジオでは好きなことしか喋ってないんですけども、
特に好きなジャンルのネタなので、まあ長くなりますよ。長くなるしね、たぶん噛む。
燃えすぎて噛むと思いますが、お付き合いいただければと思いますけども、何かっていうと、
ビジネスの話ですよ、ビジネス。アパレルビジネス。
ケッサンですよ、ケッサンね。のお話をね、ちょっとしていきたいと思うんです。
あの、私もともとね、キャリアとしてね、
オワード柏山っていうところで、マーチャンダイザーっていう、いわばブランドの社長みたいなところから、キャリアスタートしましてね、
何が売れるのかばっかり考えてきたんですよ。ずっと。それぐらい大好き。売れる売れないって話が。
その後もリーバイスっていうところに転職しまして、そこではその何が売れるかに特化した仕事をするというですね。
マーチャンダイザーは何が売れるか以外にもちろんどういうデザインにするかとか、
デザイナーさんとかパターンなさとか働く人の調整だったりとか、いろんな仕事をやるわけですけれども、
リーバイスではデマンドフォーキャスターといって需要予測ですけれども、ひたすら何が売れるのか予測して、
生産をして、ロスがないように利益を上げるっていうだけの仕事をしてましてですね。
それぐらいね、いわばギャンブルですね。聞こえが悪いな。ギャンブルですよ。本当に。
っていう仕事をしてまして、数字が、おぜぜが好きなわけですよ。
おぜぜってわかる?お金ですね。おぜぜって言い方をすると、
じゅいんひかるさんのラジオのヘビーディスンになって悪わかりですけどね。どんだけTBSラジオ好きなんだって話ですけど。
ということで、そんなアパレルビジネスの話ですけれども、
なんでこれね、アーチャンダイザーとかデマンドフォーキャスターとの仕事を辞めてね、
パーソナルスタリストになってまで見てるかっていうと、もちろん好きなのもあるんですけど、
この辺知っておかないと、お客様にどこで商品を買ったら得なのかっていう、
観点でのアドバイスができないんですよ。
洋服買う側の方からすると、単純に商品の価格の絶対値で見返されると思うんですよね。
ニットが3万4万するところより、2万1万のところで買いたいとか、
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その価格差がよくわかんないから、とりあえずその似合うものだったら間違いないだろうっていう感じでリスクヘッジしてる方多いと思っていて、
それも個人でできるリスクヘッジとしてはとても素晴らしいと思うんですけども、
その一方で、その価格差の理由っていうのが絶対あるので、それを理解しておくっていうこととか、
あとはやっぱり売上が良かったり調子が良いアパレルブランドっていうのはそれなりに理由があって、
その理由がわかっていると、それに合ったお客様が買うことでよりコスパを上げることができるんですね。
この辺は個人で追いかけるにはかなり無理があります。
なのでそういうところこそやっぱりプロを頼るべきじゃないかなと思っていて、
なので正直、調子が良いアパレルで購入すると多少似合わなくてもよく見えるっていうこともあるんですよ。
それは品質が良かったりすることもありますし、価格に対してすることもあるし、
売れるものを作ってるってことは今っぽいってことですから。
なんで売れるものを作れてるかっていうところが肝なんですけど、
今っぽいってことですから、それを着るだけでやっぱり多少似合わなくてもよく見えちゃうってことはあるわけで、
その観点からアドバイスしていくことってすごい大事だと思うんですよね。
なのでちゃんとアパレルの決算とかそういうものもチェックしているわけなんですけども、
昨年12月末から結構企業の決算出てまして、アパレルに限らずですけどね。
いろいろ見せたんですけど、その中で別の記事でも見ていて、
藤川理恵さんっていう、投資のことをすごくわかりやすく教える女性がいらして、
先生もやってたり、本も非常に売れてますので、ご存知の方も多いかと思うんですけども、
その方と私、結構何がきっかけだったんだろうな、
そういった例明記から割と相互フォロー関係でいろいろ情報を拝見してたりしていて、
たまたま今日も藤川理恵さんの記事が流れてきてて、
たまたまアパレル企業の決算の分析の記事だったので、
そうだこのことについて話さなきゃと思って、
今日このテーマにしたっていうのもあったんですけど、
その記事は逆にアパレルあんまり興味ないとか、
興味あるけど知識がないっていう方にはすごいわかりやすい記事だと思うので、
逆にその決算の読み方っていう意味では全然私よりプロの方なので、
非常にわかりやすく私も勉強だったんですけど、
こちらは番組概要欄にリンクを貼っておくんですけど、
その記事の中で勝ち組、負け組っていう表現されてますけども、
アパレル企業の中で増収増益、増収、売上は上がったけど、
売上は上がってかつ利益も大きく上げた企業と、
あとは売上は上がったんだけど利益が減っちゃったっていう企業と、
大きく分かれたってところに注目されてたんですよ。
今の市況というかマーケットの状況で言うと、
やっぱり円安だったり、いろんな材料費、原料費が高騰していたりすることで、
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ほとんどが予測としては増収はできても減益するだろうっていうベースの予測があったんですけど、
ことアパレルに関しては増収増益できた会社と、増収予測通り減益しちゃった会社に大きくパキンと置かれたのが印象的だったっていう記事だったんですね。
なんで減益しちゃうかっていうと、売上が増えても今言ったように、
今の日本は減益する要因にあふれているわけですよね。
プラスアパレルに関しては経費が抑えられなかったっていうのは、
具体的には例えば売れ残りのロスが利益を圧迫してしまったりとかっていうところもリスク要因としてはあるんですけども、
そういったことで減益になってしまった企業もあったと。
どんな企業がっていうところでラインナップを見てみると、
この辺は私の実感通りというか、皆さんも確かにこの辺のブランドをよく見るような、
売れてる感じがするようなっていう実感通りなんじゃないかと思うんですけど、
増収増益が会社名で言うと皆さんピンとこないと思うので、
どんなブランドを展開している会社かもね、合わせてお伝えしていきますけど、増収増益。
価値組みと表現されてましたが調子が良かったよという企業がまずアダストリア。
これはね、公式通販サイト名で言うとドットST。
これでピンとくる方も多いかな。
あとは昔からいらっしゃるアパレル業界人の方にとってはポイントの方が私はピンとくるんですけどね。
株式会社元ポイントですね。
ポイントですけれども、ブランド名で言うとグローバルワークとかニコアンドとかローリーズファーム、
アパートバイローリーズファーム、この辺ですね。
あとはパルグループホールディングス。
これがねブランド名で言うとガラルダガランテ。
言いにくいブランド名、口に出してみたいブランド名、ガラルダガランテ。
あとはチャオパニック、ラウンジドレス、ウィムガゼット。
あとはね、ナイスクラップ、オリーブでオリーブなんてね。
私の同世代の方にとっては非常に甘酸っぱい思い出の蘇るブランドなんかもありますけども。
この2社なんかはね、結構あの関東圏で言うとルミネ常連ブランドっていう感じですね。
ルミネ常連企業っていう会社ですけども、この2社が非常に調子が良くて。
アダストリアなんかはね、前年比ですけども、売上高が120%で増ですね。
利益、営業利益に関しては246%ですって前年比。
すごいですね。
パルグループは記事には載ってなかったんですけど、
決算資料を見たらね、2019年比較があるのでより分かりやすかったですね。
2019年、つまりコロナの影響がある前からの比較。
コロナの影響がない時点での売上との比較でいくと、
19年対比だとそれでも121%ですからかなり上げてますよね。
営業利益に関しても2019年比で154.6%ということでかなり上げてると。
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それ以外にABCマートっていうのも増収増益として上げられてました。
もう一個増収減益、これがね、私以前10月20日の配信でも取り上げた
無印良品、良品計画さんですね。
あとはワークマン、あとはユニクロのファーストリテーリング。
どうですかね、意外って思う方も多いかもしれないですけどね。
この辺、いわゆるコスパが良くて、超YouTubeに取り上げられていて
安くていいものがたくさん売ってるよって言って一見調子良さそうなこの3企業が増収ではあるけど減益だったということなんですよね。
この良品計画、無印良品の付信についてはさっき言った通り10月20日に既に
553回目の配信、無印良品の医療品売り上げが全面割れ
なぜここまで不死になってしまったか解説しますというところで解説はしたんですけれども
その辺は想通りだったんですけれども、それ以外のワークマンとか
ファーストリテーリングとかちょっと意外だったという方も多いんじゃないですかね。
それぞれ理由はいろいろ考えられるんですが、先ほど挙げた記事の中で
そのアダストリアの決算資料から引っ張ってきて、アダストリアの決算資料だとね
適時、適可、適量の商品提供と値引き販売の抑制が良かったよって書いてあるんですけど
ちょっと分かりづらいですね。これさっきの記事だとより分かりやすく
在庫コントロールができていてあんまり値引き販売をせずに済んで
かつ適正な値上げをしたんじゃないかというふうにまとめられてましたね。
この表現の方が分かりやすいですよね。
こういう決算資料を読み込んで分かりやすく伝えてくれる記事ってありがたいですよね。
この辺の表現の方が分かりやすいかなと思います。
あとはね、決算資料を見てみると広告費は抑えてるんですよ。
結構経費がっつり抑えてって、ちゃんと適正価格に上げてっていうところが
効いてきているのかなというふうに思いますね。
あとはアダストリアの決算資料の中では先日ラボのメールレッスンでも取り上げた
Forever 21の再上陸についても触れられてましたが、
この辺が好調の理由というところなんですが、
じゃあそれに対してなんでムジェル商品はできなかったのか。
そして今後アパレルどうなっていくのか。
この辺は案の定後編に続くということで、ご期待いただきたいと思います。
続けて、明日の配信でこの続き。
そして私たち消費者がこれを受けて買い物をどんな点に注意したらいいのかというところも
後編でお伝えしていきたいと思います。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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