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2021-09-11 12:00

330.着回しの効く最小限のワードローブを作るために知っておくべきこと from Radiotalk

イメコン診断を受けて似合う服がわかったとしても、そのことと、着回しの効く洋服を効率よく揃えられるかどうかはまた別問題。ワードローブの組み立てには、意識しなければいけないポイントがまた別にあるんです。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で330回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。本日もよろしくお願い致します。
さあ、昨日はね、私がやっているオンラインサロン、服装心理ダボの月1回のライブ配信の日で、また盛り上がりましてね。
昨日はカリキュラム、テーマが2021年の秋冬のトレンドを紹介しつつ、実際それが変えるブランドというかね、プチブラブランドで特にどういうアイテムがあるかみたいなのをご紹介したので、
ながらテレビショッピングというかライブコマースというか状態でですね、もう1回すごい盛り上がる。買わなきゃいけないライブ配信じゃないんですけど、別に私売ったところで1000も入ってこないので。
なんですけど、売ったところで1000も入ってこないっていうのは私のポリシーなんですけど、売ることで1000、2000手に入れるような仕事をしないっていうポリシーなんですけど。
だからこそね、やっぱり正直にいろいろ勧められるんですよ。いいところと悪いところと。そうすると逆に売れるっていうね。この売ったっていうことを誰か褒めてほしいっていう感じぐらい売れますね。
今日は4スタイルパーソナルスタリッドスクール現在開講中の第11期がいよいよ開業講座というのが今日から始まりまして、うちのFPSSと略して呼んでますが、4スタイルパーソナルスタリッドスクールは入門講座全5回、基礎講座全5回、開業講座全6回というステップになってまして、いよいよ最終段階に入ったっていうことなんですね。
入門講座と基礎講座まででファッションコーディネートの理論とか、あとはお客様に似合う服を診断するための3つの診断、これは私の本最高にしっくり似合う服選びでも紹介している顔パーツ診断と体型診断とカラー診断ですけどね。
これも学んで、入門と基礎まででお客様に一つのスタイリングはできるという状態までにはなっているんですけど、開業講座では何を学ぶかというと、診断できるスキルが身についた、スタイリングのスキルが身についたということと、それを使ってお客様にサービス提供できますかということとはまた別なんですよね。
お客様に喜ばれるサービスという形に学んだ知識を成形していく、形作っていくというステップがこの開業講座になるわけです。
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今日やったのは、初回ということでファッションビジネス、ファッションビジネス業界の仕組みがどうなっているかということもやるんですけど、一番今日の大きなテーマはワードローブをセレクトするというテーマで、
全員一人一人課題で、モニターさん一人に対して1週間分のワードローブをセレクトしてこようという宿題をやってきてもらって、今日はそのフィードバックをメインに行ってました。
スターリストとかイメージコンサルタントになった時にお客様のアドバイスで、完璧な一つのコーディネートを作るということよりも、1週間のワードローブを提案するっていうことの方がやっぱり求められる、質問される機会も多いんですよ。
なので雑誌のスターリストさんとかそうだと思うんですけど、着回し特集とかまた別ですよね。一つのスタイリングを完璧にできても、じゃあ1週間着回せるような服を揃えられるかセレクトできるかというとまた別物なんですよね。
本当にワードローブを選ぶっていうのはまた違う技術が必要で、すごく難しいです。例えば着回しを考えなきゃいけないんですよね。一つのスタイリングで成立するコーディネートアイテムでも、他と組み合わせづらいアイテムっていうのはやっぱりお客さんには提案しづらい。
お客様が生活の中で着る、お客様のお金で買う洋服なので、やっぱりその辺の着回しっていうのは考える必要があるっていうところもあります。1個のスタイリング、完璧なスタイリングを作ればいいんだったら着回しなんて全く考慮しなくて、そのスタイリングだけで成立するアイテムを選べばいいだけなんで、ある種楽なんですけど、その点1週間分とかある程度まとめて洋服を提案するっていうのはまた難しさがあるわけです。
あとは現実的に予算問題もありますよね。お客様によっては予算をこれぐらいに抑えたいとかね。あとは生活の中でお客様が着る服なので、やっぱり手入れの仕方とか取扱いとか、あとは生活環境に合うかみたいなことを考えて選ばなきゃいけない。
なのでこれをパーソナルスタリストに依頼しないと、イメージコンサルタントに依頼しないと、皆さん自分自身でやってるっていうことなんですよ。まあいかに難しいことを求められてるかってことですよ。だからまあね、結構お悩み相談でもいただきますけど、難しいのは当然ですよ。全然着回しできないっていうのは当然だと思います。難しいんです。それだけ非常にノウハウが必要なこと、高度なことを求められてるっていうことです。
なので、やっぱり実際にそれをアドバイスする側たちとすると、やっぱり単純に1個のコーディネートが組めるだけじゃなくって、ワードローブをまとめて提案できるっていう技術が必要なので、ここをしっかり練習しておかなきゃいけないんですけど、なかなかね、やっぱり診断を教えたらはい終わりっていうスクールが多いので、やっぱりここまでやらないところが多いんですよね。
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そうすると診断を提供して以上になってしまうので、やっぱりリピートのお客さんがつかない。当たり前ですよね。診断って基本的には1回で済むので。だからそういう意味でも、やっぱりここはしっかりやっておかないと、開業した後ね、ちょっと苦しいのでしっかりやっておきましょうよっていうこともありますし、やっぱりね、単に診断してこういうのが似合いますよっていうアドバイスするだけじゃなくって、そこからお客様のニーズとか要望とか生活環境とかを、
もう少し詳しく聞いて、ワードローブを揃える手伝いまでできた方が、仕事としてもね、完全に面白い。圧倒的に面白いです。人とお客様とより深く付き合えるのでね、非常に面白い。難易度がやっぱり上がった方が仕事って面白いですよね。
それがやっぱりできるようになるっていう面白みもあるので、そういう意味でもね、この辺は開業講座でしっかり教えしてるんですけど、じゃあなんでワードローブ選びがそんなに難しいか。今言ったように、いろんな技術が必要ってこともあるんですけど、一番はね、まずその統一感と変化を両方バランスよく持たさなきゃいけないってことにあると思います。
ワードローブの中に。で、その統一感は当然必要ですよね。どう組み合わせても組み合うように、コーディネートが成立するように洋服一点一点を選んでいきたいので、全然バラバラだったらコーディネートになりませんからね。統一感は当然必要なんですけど、でも統一感を持たせすぎると、どれをどう組み合わせても同じ。
なんかクローゼットがネイビーか白か黒しかなくって、なんかどれを組み合わせても同じように見えちゃうっていうことにもなるわけで、ある程度の変化も必要なんです。このバランスが難しい。変化によりすぎちゃったらコーディネートを組みづらくなるし、統一感によりすぎちゃったら気回ししてもしてもしたように見えない。すごいまんねりってことになっちゃうわけですよね。
入門コーダーと基礎コーダーまで終えると、パーソナルカラー診断とか、ある程度の基準もできるので、ある程度できるようになるんですけれども、やっぱりこの統一感と変化のバランスっていうのは特別に練習しないと、まだまだ診断してるだけでは難しいなって思いますね。生徒さんも言っててもね。
大体の人がね、統一感と変化っていうことで、変化をつけようと思うときにほとんどの人が色で変化をつけようとします。いろんな色を買うことで変化をつけようとする。だけどそれってやっぱり頑張っても限度があるんですよね。そもそも生活環境的に赤だ黄色だっていう色を着られない人もいますしね。
いろんな色を買おうと思ったら、じゃあトップスもワインレッド、ボトムスもワインレッドになっちゃって、結局ワインレッドワインレッドでは着られないじゃんみたいなことがあったりとか、やっぱり色だけで変化をつけようとするのはなかなか難しいわけです。
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なので、ここでさらに上を行くプロとしてのワードローブを作るには、やっぱり色だけではなくて質感のところに踏み出していかないと、なかなか統一感と変化のバランスの良いワードローブを作るのは難しいのかなと思います。
具体的には同じコンであっても、トップスはレースのコンで透け感を出して、そしてボトムスはジーンズのコンでちょっと硬さを出す。そうすると上下ともネイビーでもレースとデニムっていう質感の違いで変化がついて、すごく組み合わせても美しいコーディネートになるわけですよ。
なので、やっぱり色っていう武器だけじゃなくて、やっぱり質感、特にこの質感っていうところを見落としがちなんですよね。一般の人は。
なので、多様な質感を操れるかどうかっていうところが、最小限の枚数で多様なコーディネート、最小限の枚数の洋服のポテンシャルを最大限引き出せるようなワードローブにならない。質感をコントロールしないとそこまでたどり着けないってことになる。
そうすると結局組み合わせに無駄が生まれるので、最小限にするのが難しくなったり、着回ししてもしてもしたように感じなかったりっていうデメリットが出てしまうのかなと思います。
そういう意味で、洋服の3つの要素である形、色、質感、この3つをどれも偏ることなく、均等にデザインにコントロールできるようになれば、非常におしゃれってできることが広がるし、面白くなる。
その辺を最終仕上げとして、改良講座ではみっちりやっているというイメージです。
これがデザインにできるようになると、お客様一人一人と長く付き合えるビジネスモデルになるので、企業ってずっと集客し続けてなきゃいけないみたいなイメージがあって、知り込みしている方多いと思うんですけど、
実際にパーソナルスタイリングって一人一人のお客様と長く付き合っていくビジネスなんですよ。本来は。そうあるべきだと思います。
そうしておくと、本当に数人のお客様にずっといただくだけでビジネスが成り立っていくので、そんなに怖いことではないんですよね。
一人一人のお客様とどんどん深く知り合っていくから、やりやすいというか、いい意味でね。
っていうのもあるので、本当に企業としては取り組みやすいビジネスだと思いますので、その点で知り込みしている人はぜひチャレンジしてほしいなと思います。
一人でもね、多くの人を幸せにできるようなスタイリストが生まれてほしいなと思いますのでね。
次期開校の12期はいよいよですね、9月26日で入学締め切り、10月頭から授業開始になりますのでね、まだギリギリ間に合いますので迷っている方はぜひ番組概要欄のリンクから。
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