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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。
本日で729回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、バズとバズと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分は変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師の久野梨彩です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、ちょっと更新空いてしまったんですけれども、
実はね、一昨日は、私がやっているオンラインサロン、服装心理ラボの月1回のライブ配信の日でして、夜にね。
昨日は、フォースタイルパーソナルスタリストスクールの第15期生の最終授業ということでですね、
最終授業はね、毎回授業はほとんどの場合、ズームでオンラインで行うんですけれども、
何回?全体で、1、2、3、4、5、6回くらいかな。
6回くらい、直接対面で受けていただく必須授業がありまして、
昨日の授業はね、必須ではないんですけど、最後なのでね、できればみんな対面でということで、
来れる人は東京の目黒のね、うちのサロンに来ていただいて、受けていただくっていう感じでやったんですけれども、
うちの場合ね、特徴的なのが、他のスクール、似たようなスクールいくつかあると思うんですけど、やってないのが、
開業講座っていう最終段階で、集客方法までしっかりアドバイスして終わるっていうところがあって、
まあね、とにかくね、卒業したら一人になっちゃうわけじゃないですか。
だからそこから、あれ、スタイリングできる技術は身についたけど、あれ、ここからどうやってお客様を集めるんだっけ?ってなるんですよ、絶対に。
当たり前なんですけど。
なので、そこをね、卒業したら、まずこれをやればいいんだって、やればいいことがもう完全に決まっている状態で卒業してほしいっていうのがあって、
なんせ私がね、私が起業した時代は、もちろんパーソナルスタイリスト自体がほとんどいなかったので、そんなスクールもあるはずないので、
そこがね、何よりも、どうお客様と出会ったらいいのかっていうところがとにかく苦労した点だったので、
その苦労をしないようにっていうところでね、かなりそこを力を入れてお伝えしてるんですけど、
パーソナルスタイリストに限ったことじゃないと思うんですけど、こういう専門職で、B2Cというか個人のお客様に向けてサービス提供する専門職って、
その技術がありさえすればお客様が来るわけではないんですよね。
例えば、最近はね、パーソナルスタイリストとかイメコン診断とかだいぶ認知度が増えてきて、いろんな人気のある資格診断ありますけど、
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その資格を持っていればお客様が来るわけじゃないんですよ。
むしろ、人気のある診断って、その資格を持っている人もすごく多いので、
そのたくさんの人の中に埋もれないように、独自性を持ってやっていかないと、お客様から見つけてもらえないんですよね。
だから、人気のある資格では、もうすでに価格でしか差別化できなくなってきていて、価格崩壊も結構始まっちゃってるんですよね。
だから、うちの診断は、価格崩壊をせめてさせないように、価格じゃなくて、
違うところで独自性を持って選んでもらえるようにというところで、最後に集客方法をお伝えしているというところもあって。
なので、みんなね、うちで学んだコーディネート理論とか、もちろん似合う服の診断手法というのは、
全員同じ理論、同じ手法を学んでいるんですけど、本当に卒業生一人一人に全然違うサービスで起業しているんです。
ターゲットも違うしね。
ここをできるだけずらしてあげて、卒業生同士がライバルにならないように。
もちろんだし、既に類似のサービスで起業している人ともまた違う形でサービスができるように。
ここが肝だなと思っていて。
もちろん、入学してくる時点でファッションとは違うまた特別な技能を持っている人も結構いて、
そういう人あれば楽なんですよ。
その技能と掛け合わせて新しいサービスになるようにアイデアを出してあげればいいだけなので、
例えば過去の例で言うと、キャリアコンサルタントの方はキャリアコンサルティングしつつ、
見た目も第一印象を良くするようにしてキャリアを伸ばしていくアドバイスをするということをやったりとか、
あとはファイナンシャルプランナーの方が富裕層に向けてファイナンシャルアドバイスもしながらも、
ファッションというのもある種の投資でもあるわけなので、
その投資的価値のあるファッション商品もご紹介していくみたいなことをしていたりとか、
あとはファッション周りでも整理・収納アドバイザーの資格を持っていたら、
それと組み合わせてかなり強力なクローゼット診断サービスができるよねとか、
ファッションで言うと、この15期にいらっしゃったのはオーダーメイドで元々服を作るサロンをやっていて、
そこにパーソナルスタイリングとか服装心理学の知識を入れてサービスをしたい。
この辺は結構神話性が高いので、本当に強力なオリジナルサービスができていくんですよ。
だけど、ここでみんな結構知り込みしたんですよ。
特別な技能があるわけでもないし、アパレルの経験もあるわけでもないから、
ファッションの仕事をしたい、パーソナルスタイリングみたいな個人にファッションアドバイスする仕事がしたいけど、
でも私なんかできないよなって知り込みされちゃう方が多いんですけど、
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でもね、結局誰しもオリジナルな人生経験を培ってきているはずなんですよ。
そこを生かすっていうね、ここがやっぱりうちの肝だなって思ってて、
何にもないって言ってる人があるんですよ、人生聞いてみると絶対に。
今回もね、本当にそれぞれの人生経験を生かした、どこにもないサービスが作れたなっていうのは、
本当にそれが出来上がって良かったなって本当にホッとしてるんですけど、
例えばね、今回の卒業生さんの例を挙げちゃうとね、企業秘密ばらしちゃうことになるので、
フェイクを入れますけども、例えばパートナーの方が鬱病でずっと支えてきましたっていう女性が生徒さんでいたとしたら、
何よりもそれがすごい経験じゃないですか。
なんだけど、やっぱり人間なんか、自分の経験って売り物になるって思ってないから、
はじめはそこを全然生かしたサービス作ってこないんですよ、課題で提出しても。
でなんか、わんわん向けにスタイリングを教えますとか、婚活アドバイス、婚活してる方向けにスタイリングを教えますとか、
そこじゃないよね、みたいな。
だけど私からはそんなに強くは言わない。
けど、でもきっとまるまるさんもっと自分がしてきた経験の中で人助けできることあると思うよって、
もっと自分を掘り下げてみてって言ってお伝えしていくと、だんだん見えてくる。
で、伝え続けると出てくるんですよ。
おそろおそろ私の経験って言ったらやっぱりパーソナルの鬱病を支えてきたことで、
そこをよく考えてみると、同じような経験した人の支えになりたい。
やっぱり鬱病のパートナーを支えているってすごく苦労がいることで、
そんなパートナーが苦しんでいるのに自分だけオシャレなんてできないって思っちゃって、
洋服も買いに行かなくなっちゃうけど、
でも支えている人が倒れちゃったら本当におともこもないから、
そういう人たちに罪悪感なくオシャレが楽しんでできるようなサービスを提供したい。
とか出てくるんですよ、最終的に。
その時が本当に感動で、「それだよ!」みたいな。
それは本当にあなたにしかできないよねって。
私、待っている人いっぱいいるよねって。
実はそれってすごく広がっていくサービスなんですよ。
別に鬱病の人を支えている人だけじゃないから、そのサービスを待っているのは。
誰かの介護をしている人全員がそのサービスを受けられるんですよ。
受けたくなるんですよ。
別に鬱病じゃなくてもね、お母さんのお父さんの介護でもいいし、
何か病を抱えているお子さんパートナーの介護でもいいし、
そういう人全般がそのサービスを待っているよねって。
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そうするとすごく待っている人がたくさんいるじゃないってことになるんですよね。
もちろんそれぞれの介護経験は全然特別だから全然違うし、
自分もその鬱病の方の介護経験があるからって言って、
お客様のことももちろんわかるわけじゃないけど、
でも同じ経験をしているからこそ、
お客様からしたら頼みやすいっていうのは絶対ありますよね。
だから私、うちの場合にはちゃんとカウンセリング技術もお伝えしているから、
カウンセリングをしないと、いくら似た経験をしていたとはいえ、
相手のことはわかんないよねっていうことが前提でできるから、
きっと大丈夫だよねって言えるんですよ、私も自信を持って。
これはどこにもないサービスなので、
他と比較されようがないんですよ、ほぼないからだし、
例えば10年、15年ずっとパートナーの自分を支えてきましたっていう経験は、
真似しようもないから、後からあそこのサービス売れてるから真似しようって思っても
できるはずがないんですよ。だからこれこそ独自性。
こういうその人の人生まで全部聞いて、
その人にしかできないサービスに作っていくっていうのが、
これが私の仕事だなって本当に思ってるんですよね。
結局パーソナルスタイリストって結構難しい仕事で、
それを申し込むお客様自体がファッションがわからないお客様なので、
いくら自分のセンスがあるんだよっていうところを見せても、
お客様がそれでは選んでもらえないんですよ正直。
どんなにおしゃれだからって言って、
お客様があの人おしゃれだから申し込もうとはならない。
なぜなら何がおしゃれか何がおしゃれじゃないかわからない方がお客様だから。
だからすごいキラキラしたおしゃれなスクールに通って、
おしゃれになればお客様が来るだろうって思いがちなんだけど、
そうじゃないのがすごく難しいところで。
だからそうじゃないところで、
自分の人間力みたいなところで選んでもらえるような
サービスを作っていかなきゃいけないっていうのが、
これ難しいんだけど私にとってはすごいやりがいのあることで。
だからたくさん卒業生ここにもいたけど、
一人一人違うサービス作ってこれたっていう自負もありますしね。
だからきっとパーソナルスタイルに限らず何かで起業するときに、
自分には特殊な技能がないからなって悩んでいる方多いと思うんですけど、
絶対あなたの人生はあなたにしかないもので、
その中には絶対活かせる経験があって、
その経験から活かしたサービスを待っている人が絶対いるので、
そこは信じてほしいし、
待っている人のために頑張ってほしいなって思うんですよね。
そんな感じでね、
そういう自分にしかできないサービスをファッションでしたいという方はね、
未経験者でも全然大丈夫なので、
FPSSぜひ飛び込んできてほしいなと思います。
今年末締め切りです。