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本日は、またマシュマロに送っていただいたご質問を取り上げていきたいと思います。
珍しくですね、男性からのご質問、ちょっと珍しいかなと思います。読んでいきたいと思います。
こんばんは、ラジオネーム鴨の橋です。20代男です。いつもラジオを聴いています。
感覚でやっていたおしゃれについて、言葉で説明していただいて、よりおしゃれの楽しさが広がる予感がしています。
そこでなんですが、久野先生の著書、最高にしっくり似合う服選びが気になっています。しかし女性向けの本のようです。
男でも参考になるでしょうか。特にキャラという点で性別による違いがあれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。
ということでね、鴨の橋さんありがとうございます。珍しいって言ったけど、これまであえて男性女性って性別書いてなかった人もいましたから、男性もいたかもしれないですが、
こうやって男性ですって名乗ってくださったのは初めてかもしれないかな。そんな気がします。ということで今回は鴨の橋さんのご質問にお答えしつつ、
男性と女性のファッションにおける差、違いというものについても少しお話ししていきたいと思います。それではスタートです。
BGMが上がっちゃった。難しいな。ということで本日も始まりましたおしゃれの呪いを解くラジオ、本日で201回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
休みの日明けて月曜日な気がしますけども水曜日ですよ皆さんね。もう週の真ん中ですよ気づけばね。
ということで今日、久野梨沙さんがいただいたメッセージありがたいじゃないですか。
最高にしっくり似合う服選び、そうなんですよ。この本女性向けなんですよね。申し訳ないですね。
キャラという点で違いがあればっていうことなので診断、この私の最高にしっくり似合う服選びっていう本は
外見の診断に関しては体型と顔パーツとあとはパーソナルカラーっていう3つの診断から外見に似合う服を選べて
かつ内キャラ診断っていうね、キャラクター診断、服装心理診断を元にしたキャラクター診断で
自分の好きな服とか好みの服とかがわかるっていうものなんですけども
その診断が性別によって変わるかというご質問かなと思ったので
そこからお答えをすると、まず顔パーツ診断は書かれている通りのサイズ寸法でやっていただいて問題ないです。
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パーソナルカラー診断も載っているカラーチップでやっていただいて、タイプ、結果に関しては問題ない。男性女性変わりがありません。
ただね、体型診断、こちらだけ男性と女性って体型がやっぱり違う。生物的に違うので
体型診断だけね、基準となる数字が変わっちゃうんですよ。なのでこの本で診断しても正しくタイプは診断できないということになってしまうので
他の女性の方と一緒に読んで、自分は顔とカラーだけ参考にするっていうのであればお勧めできるんですけどね
体型がちょっと違うんですよね。申し訳ないです。ですので、学研プラスの新書の出版社である学研プラスさんというところから本を出していますので
ぜひご意見を寄せください。男性版が欲しいという形で、鴨橋さんの声から今度はこの本の男性版が出るかもしれない。
実際、元になった診断というのは、体型診断も顔パーツ診断もパーソナルカラー診断も
タイプ分け自体は男性女性変わりがないんですよ。4タイプあるんですけど、タイプ名は変わりがない。
体型診断だけ元となる数字がちょっと男女で違うだけなんですけどね。
同じ形で男性版も出せるんですよね。載っているスタイリングの写真とかも全部男性版に変えて
私、男性向けのスタイリングも女性スタイリストには珍しく、男性女性両方同じぐらいスタイリングやってますし、お客様もほぼ同じぐらいいらっしゃるので
この本は女性向けということで、ぜひぜひリクエストください。
私にもらっても、私出版社じゃないので実現できないので、ぜひ学研プラスさんの方にお便りを教えていただければと思います。
そういう意味で、体型とか外見の分類に関しては、あと服装心理診断、この本の内キャラ診断という診断の大元になっている
服装心理診断についても、男性女性に専門は一緒なので、こちらも変わりがないということでね。
服装心理診断は無料でできるライト版もウェブ上にご用意してますので、URLはこの番組概要欄に貼っておきますので、ぜひそちらを楽しんでいただければと思うんですけどね。
じゃあ、私が作ったこれらの診断、似合う服の診断とか、服装心理診断とか以外にも、ファッションにおける性別の差、よく性差なんて言いますけれども、あるのかみたいなお話もせっかくなので、鴨の橋さんがあげてくれたテーマなので、ちょっとお話ししていきたいなと思うんですけど、
おしゃれにおいての差って、男性女性に結構差があったりするんです。そもそもこういう本って、鴨の橋さん探してると女性向け多くないですか?
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男性向けあんまりないなって気づきません?なんか男性向けはスーツのノウハウ本とかはあるんだけど、こういう診断本、自分に合ったものを選ぶ本ってあんまりないと思うんですよ。
なんか物に対するスーツとか靴とか物に対するうんちくを語る本、細かく雑学がわかる本はたくさんあると思うんですけど、こういう似合う服を診断できる本ってあんまり男性向けてないと思うんですね。
これ何でかっていうと、女性の方が自分に似合う服を知りたいっていう気持ちをもともと持っている人が多いからなんですね。つまりニーズが多いとかってよくマーケティング業界では言いますけどね。
こちらがこういう本があったら便利ですよって訴えかけることからしなくても、もともとそういう本あったら読みたいなって思ってる人が多いから、作ればある程度売れるっていうからくりがあるわけなんですよ。
でも男性はっていうと、もともとファッション好きな人は確かにいるんですけど、そういう人はさっき言ったようにスーツのうんちく本とか、靴に関して詳しく書いている本とか、もともと好きな人はもっと細かく知りたいので、そういう本はあるんですけども、それ以外の男性で言うと、女性ほど自分に似合う服を知りたいって思う人が少ない。
そのオシャレを自分の日常に取り入れることでメリットが得られるんだっていうことに気づいている人が女性に比べて少ないんですよね。
これなぜかっていうと別に脳の作りに違いがあるわけではないんです。
心理学でも脳科学と非常に隣接した分野なので、脳の仕組みっていうのは勉強するんですけれども、脳ってすごくまだまだ研究されている途中の分野なので、いろんな研究がどんどん出てきているんですけども、
それでもやっぱり最新の知見でも、男性と女性で脳の作りが大きく違うわけではないっていうのが、これが最新の知見なわけなんですよ。
どうしてファッションに対して考え方が違ってしまうかというと、脳の作りの違いというよりは、これまでの育てられ方とか擦り込みが一番大きく影響しているようなんですよね。
例えば女性は割と小さい頃から外見に気を使うように周りから言われたりとか、あと女の子はおしゃれが好きっていう擦り込みがある。
そもそもリカちゃん人形みたいなのも女の子向けみたいな感じで販売されていることが多いということで、そのファッションに興味を持ちやすいように育てられがちなんですよね。
それに対して男性っていうのはそういう機会がなかなか育っていく中でないっていうこの違いなのかなと思っています。
男性の方がおしゃれに興味がない人が多いからといって、男性はおしゃれになって得が女性より少ないというわけでは実は決してないわけなんです。
実際には男性も女性もおしゃれをして得になる部分とか、自分のメンタル的に良い影響を与える部分とか、相手に対する影響が良くなるとかっていう印象が良くなるっていうようなメリットだったりとかに男女の違いはないわけなんですよね。
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ただ女性の方がそのおしゃれの有用性、効果とかに気づいている人が多かったり、おしゃれに興味を持っている人がもともと多いっていう背景があるわけなんです。
なのでよくね、うちの4スタイルパーソナルスタイリストスクール、スタイリストを要請するスクールに入ってくる男性の生徒さんも結構入ってくるんですけど、男性の生徒さんによく質問されるのは、男性向けのスタイリングサービスってあんまり需要がなさそうだし、女性向けのスタイリストサービスに比べて数が少ないんだけど、あんまり見込みないんですかねって聞かれることが多いんだけど、それは決してそんなことはないんですよ。
今言ったようにね、男性も女性もおしゃれのメリットは同じくらいあるから。なんですけど、やっぱり男性向けと女性向けで集客の仕方はどうしても違っちゃいますよって話はしています。
女性はもともとおしゃれに興味がある人が多いから、比較的おしゃれ情報を発信しているだけでお客さんが集まってきやすい。その代わりダイバーでも多いっていうね、もちろん大変さはあるんですけど。
それに対して男性は、そもそも今現在はおしゃれに興味がないとか、おしゃれが使える、自分にとってメリットがあることに気づいていない人が多いから、おしゃれじゃない話題から男性のお客さんにアプローチしていって、おしゃれがどんなに使えるかっていうことを知ってもらうっていう活動から始めなきゃいけない。
そういう集客のスタートがだいぶ違ってくる。でもその代わり女性向けと違ってライバルが少ないので、しっかりニーズを掘り起こすってよく言うんですけどね、ニーズを掘り起こす。
おしゃれの有効性を伝えることができれば、比較的いいお客様になっていただけるのは早いっていう話。だから男性向け女性向けで集客のどこが大変かが違うだけで、決して男性のお客さんが少ないってわけじゃないんだよって話もしてるんですよ。
なので、最近女性の施設さんでも、私男性向けにやろうかなって言い始めてる施設さん、在校在学生さんも結構いらっしゃるんですけどね、そういう意味で、私は女性向け男性向けのスタイリング両方やってるっていうスタイリストとして15年ぐらい活動してて、そういう人は少ないので、過去の経験から言えることをお伝えできるということで、
男性向け女性向けどっちでもなれるスタイリストスクールっていうのは結構少ないというか、多分ほとんどないので、そういう意味でね、男性向けのスタイリングの楽しさも伝えていけたらななんて思っております。
ということでね、そんな4スタイルパーソナルスタイルスクール第11期の入学申し込みが3月15日まで残り1席になりましたので、ぜひぜひ気になる方はお早めにご入学ください。それではまた!