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2024-04-13 11:32

792.オフィスファッション悩みどころシリーズ2:着回しの効くスーツの揃え方は? from Radiotalk

年度末から年度初めにかけて、企業向け身だしなみ研修を多数やらせてもらっています。その中で、ご参加者様からとても興味深い&有益なご質問を頂くことが多いので、いくつか私の回答と共にご紹介しています。

2回目の今回は、着回しの効くスーツの選び方について。

スーツって、ジャケットとボトムが一緒に傷んでくれたらいいのに、そのタイミングがずれてどちらかだけが残ってしまうことってありますよね。そんなときに、他のスーツと組み合わせられるようにしたい!というお悩みに回答します。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まります。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日もポッドキャストとYouTube同時収録でお届けしています。
本日で第792回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをわざと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野美佐です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、前回から全3回にわたってお届けしていく予定のオフィスファッション悩みどころシリーズということで、
ここ数ヶ月、新入社員様向けだったりとか、いろんな企業様で見出しの意味研修をさせていただくことが非常に多い時期になっておりまして、
非常に興味深いご質問をご参加者様からいただくことが多くなっています。
その中からいただくことの多かった質問とか、この番組の視聴者様、リスナーさんにお役立ていただけそうなご質問を、個人が特定されない程度に編集をさせていただいて、
こちらで質問を紹介しつつ、回答までお伝えしようという連続企画でございます。
この春から新生活になって、オフィスファッションを見直したいなとか、スーツを買わなきゃなと思っている方も多いと思いますので、
ぜひ前回まだ聞いていない方はそちらから見ていただくと、チェックしていただくと嬉しいです。
今回はこんなご質問でございます。スーツのお話です。
今回は、入社後6年目ぐらいの男性の社員さんからいただいた質問ですが、こんな質問もいただきました。
スーツを買ったとしても、ジャケットだけ先に傷んじゃったりとか、パンツだけ先に傷んじゃったりしてダメになっちゃうことがあって、
どっちか片方だけ残されてしまうことがあると。
そうなるとやっぱりもったいないので、残された片方を、例えばジャケットだけ残ったら、
そのジャケットを別のスーツのスラックスと合わせて使いたいんだけど、なんかうまくいかないこともあると。
なので、それがうまくいくようにパッケージとして購入する、揃えていくためには何に気をつけたらいいですか?っていう質問。
これまた非常に実践的な質問というかね、確かにそうで悩むよねっていう質問をいただきましたので、ちょっとこれも解説していきたいと思います。
やっぱりスーツとか、2つセット、上下セットのものですけれども、その方の動き方、生活スタイルによって、
必ず上下が同じペースで痛むわけじゃないですよね。どっちか片方が痛んじゃってダメになるってことは結構あると思います。
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だから、スーツの結構量販店なんかでよく見かけるのは、ジャケット1着にパンツが2本ついてます、スラックス2本ついてますみたいなセットはよく見かけると思うんですけど、
その逆ってあんまりないですよね。なので、ジャケットの方が結構痛んじゃう方は、なんかスラックスばっかり残ってますっていうケースも結構多いと思います。
痛む痛まない、除いても、毎日毎日スーツでいかなくてもいいお仕事の人も最近すごく増えていて、ほとんど脳ネクタイにシャツ着て、ジャケットとパンツ、いわゆるジャケパンスタイルで通勤しているよって人も結構多いと思うんですね。
そうすると、スーツは買うんだけど、スーツのまま着るとちょっと固すぎる日、固くなっちゃうなっていう日もあったりすると、
やっぱりスーツ同士で組み替えて、ジャケパンスタイルにしても着られると、スーツ自体を着られる日が増えるんだけどなぁなんて思っている方も多いんじゃないかと思いますので、
そんなふうに、いわゆるスーツ何着買った時に着回しが効くようにするにはどうしたらいいかっていうところをちょっとお伝えしたいなというふうに思います。
これは、洋服の3要素として私が何回も口をすっぱくしている、色と形と質感、やっぱりそれぞれにポイントがあって、それぞれ別に覚えておくとすごくわかりやすいので、解説していきたいと思います。
まずは一つ目、色のポイントです。色のポイントは、まずスーツってバラして組み替えて着るときは、ちゃんとスーツじゃなくてジャケパンですよっていうふうにわかりやすくするのがポイントなんですよね。
これは男性女性関係なくです。一番、見替えたときにおかしい、なんか変だなって思っちゃう色のポイントって何かっていうと、スーツなの?これは。
それともスーツじゃない単品同士の組み合わせなの?っていうのが曖昧になっちゃうこと。
例えば、ダークグレーの深いグレー、暗いグレーのジャケットに淡いグレー、ちょっとそれより薄い色のグレーのボトム。微妙に色が合っていないだけにしか見えないような組み合わせ。これが一番良くないですね。
なので、これっていうのはつまり、似た色、同じ色じゃなくて似た色を組み合わせることでやっぱり起こってしまうので、全く違う色の組み合わせではこういうことは起こらないわけです。
ですから、数着スーツを買うのであれば、わかりやすく色を変えていくこと、見ないようにしていくことっていうのが大事になります。
例えば、ネイビー、ダークネイビーのスーツを買ったら、次に明るいネイビーのスーツを買うのではなく、次はグレーのスーツを買いましょう。
その次に会社的に可能であれば、例えばベージュのスーツを買いましょうとか、ブラウンのスーツを買いましょうという感じで、わかりやすく色を変えていくこと。
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そうすれば当然揃いで着ればスーツですし、組み替えて着た時にはわかりやすく色が違うので、単品のジャケットとボトムならという見え方になるわけです。
ですから、何着を買う時には色を変える、話すということがまずポイントの一つ目になります。
2つ目は形。これは特にメンズのスーツに関わるお話です。
メンズのスーツにおけるスーツのジャケットの着丈って言いますが、長さ、適正の丈、知ってますか。
フォーマルなスーツを買うときは、スーツのマナーとして、ジャケットの丈はお尻がちょうど隠れるぐらいというのが正式なマナーとされています。
それぐらいの丈で設定されているスーツも多くあるのですが、それはあくまでフォーマルなスーツ、つまり上下揃いで着るスーツのお話です。
ジャケットとパンツというバラバラのものを組み合わせた時には、お尻が隠れる丈では長すぎてバランスが悪く見える、何かおかしく見えることが多いです。
ジャケットとパンツを違うスーツのもの同士を組み合わせた時に、何かおかしいなというのは、色の問題もありますが、ジャケットの丈が長すぎるという問題も結構多いのです。
なので、そもそもスーツを買うときに、これは組み替えて着る可能性があるかもしれないと思ったら、お尻が隠れる丈よりもちょっと短くすること、
少しお尻の付け根が見えるぐらいに丈にしてあげることが2つ目のポイントになります。
あとは、もちろんパンツの形にもポイントがあります。
パンツもちょっと太めでストレートに近い形だと、かなりフォーマルな印象が出るので、ちょっと組み替えるには適さないことがあります。
なので、形としてテーパードと呼ばれる裾に向かって細くなっていくような形の方が、よりカジュアル感が出て、他のジャケットと合わせてもそんなに決まることが多いです。
なので、ジャケットは着丈ちょっと短め、パンツは裾に向かって細くなっていくテーパード、こういった形のスーツを買うと、他のスーツと組み合わせてもうまく決まることが多いので、ぜひ意識してみてください。
3つ目、最後は質感のお話です。
質感は、今度は色とは逆になって、違う質感のものをジャケットとボトムに合わせてしまうと、ちょっとおかしい印象になることが多いです。
質感というのは、スーツの格とかフォーマル感とかドレッシーさですね。
例えば、ドレッシーさというのが一番わかりやすいかなと思うんですけど、それを表現することが多いんですね。
具体的に言うと、スーツの中でもよく見ると、ちょっとツヤっとしているような光沢感が強いように感じる生地もあれば、ちょっとケバケバしていて全然光沢を感じないとか、ザラザラしている生地とかで光沢がない生地なんかがあると思いますが、やっぱりどちらかというとツヤっとしているものの方がフォーマルに見えやすいです。
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なので、ツヤっとしているジャケットの下にザラッとしたパンツを合わせてしまうと、そのドレッシーさが合わないので、ちょっとチグハグに見えてしまうことが多いんですね。
なので、基本的には光っているものはフォーマル感が出やすい、つまり揃いのスーツとして着た方がしっくりくるので、組み替えて着ることを前提にするようであれば、あんまり光っていない、ツヤが抑えめの生地のスーツを選んで買っていただけると、組み替えても自然に決まるんじゃないかなと思います。
ということで、着回しの着くスーツの買い方、色と形と質感、3ポイントにわたってお伝えしました。ぜひ、慎重するときから意識して買っていただけるといいかなと思います。
こんな感じで、スーツのルールって普通のカジュアルファッションとは違ったルールが結構あるので、なかなかわからない方、特に女性には多いんじゃないかなと思います。
ただ、パーソナルスタイリストとかイメージコンサルティングでは、メンズのスーツのアドバイスをしなきゃいけない機会も増えていますし、メンズからのニーズも増えています。
ただ、今、メンズのスーツを語れるスタイリストがまだまだ足りていないので、そういう意味では、これから開業したい人、ファッションを仕事にしたい人にとっては非常に狙い目のジャンルだと思います。
私がやっている4スタイルパーソナルスタイリストスクールでは、私がスーツの本を書くぐらい、女性のスタリストにしては珍しく、メンズスーツにも非常に知識がありますので、他のスタイリストスクールではなかなか学べない、メンズのスーツのスキルもしっかり学ぶことができますので、
メンズのスーツのスタイリングがやってみたいとか、企業で皆下美研修の仕事もしてみたいとか、そういった方にはうってつけのスクールになっています。現在、第17期の新しい生徒さん募集中です。不定期の募集なので、次の募集がいつになるかわからないので、ぜひ今のうちにご入学いただければなと思います。
一人でも多くの方のご入学をお待ちしています。他にもオフィスファッションの質問があるという視聴者さん、リスナーさんからのご質問も大歓迎でございます。ぜひぜひ、YouTubeのコメント欄やマシュマロからお送りいただければと思います。それではまた。
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