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はい、というわけで2回目の収録でございます。 ちょっと初回、固かったよね。なんか
普段ね、やっぱりね、こう、誰もいないところの虚空に向かって喋るということがないので、 なんかちょっといまいち
ペースがつかみきれないんですが、どうでしたでしょうかね。 普段ね、あの
スタイリスト養成スクールの授業とか、あとはやってるオンラインサロン、 服装心理ラボっていうオンラインサロンやってるんですけど、そのね、総会って呼ばれる、呼んでいるあの
講義、毎月1回あるんですけど、そこでお話ししたりはするんですけどね。 スクールも少人数制でも最低4,5人は
聞いてくれる人がいて、多い時だと100人とかね、 ラジオとかでも目の前にお客さんいなくても
ディレクターさんとかがすごい良いリアクションをとってくれるから、 喋りやすいんだよね。なんかこう、一人で喋るってすごい難しいね。
ちょっと頑張って練習していきたいと思います。 で、今日のテーマは、あのちょっとね、あの
ツイッターとかの方でも少し投稿したんですけど、 あのダサい
ということ そのダサいものが許せない
っていうちょっと感情について、 どういうところから来るのか
っていうところをちょっとね、話していきたいと。 それでは
オシャレな呪いを解くラジオ、今日もスタートです。 はい、ということでもうね、今ね収録している時間が深夜1時半ということで、まあ口も
回んないわっていう感じなんですけど。 えーとね、あのー
ちょっと怒涛のごとくツイッターとかノードとかでもアップしたんですけど、 あの少しね気になる
あのトギャッターっていうの?ツイートのまとめを見かけまして、 どういうのかというと、特定のメンズのファッションアイテムだったんですけど、
まあいいか別にどういうのか言っても、えっと 裾をちょっと折り上げる、ロールアップすると、折り返すと裏側にチェックのラジェが付いてるよ
みたいなやつ、パンツと、あとは
結構体にピタッと沿うような合皮なのかなとかの、いわゆるボディバッグって言われるような、 ちょっと細長くて斜めに書けるようなバッグですよね
そういうものがダサいと、 ダサいからこんなもの作らないでくれと
世の中から抹消してくれ、みたいなツイートがあって、 まあツイートって強い言葉が結構バズるんだよね
それでそうだそうだみたいな話になったり、 なんだそんなのひどいじゃないかとか、いろんな話が出てきて、まあ地獄の様相を呈してたんですけども
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で、まあ このダサいっていうことなんですけど、大体こういう話題でね、こういう話題で結構定期的に上がるんですよ
やれなんだ、えーと、よくあるのは財布、男性が持っている財布が、こうマジックテープでベリベリって剥がすタイプだとダサいとか
まあ結構いろいろあるわけですけど、このダサいダサくない問題って、 大体はね、あのその時のトレンドに合っているかどうかなんですよ
その時のトレンドに一番から遠いアイテムは、どうしてもダサい判定されがちなんですね
で、まあそれ以外にファッションコーディネートとして、そのコーディネート理論として調和が取れてないっていう意味でのダサいっていう評価ももちろんありうるんですが、こういう話題の時には必ずファッションアイテム単体で取り上げられますので、コーディネートではないわけですよね
なのでコーディネートとして調和が取れない、取れてないからダサいっていう論拠は、にはならないと思いますので、基本的にはファッションアイテム単体を取り上げてダサいダサくないという時には
だいたいその根拠となることはトレンド、流行なんですよね
で、まあもうこの道アポレール私何年?20何年?なので、あのおそらくその今言ったロールアップしてチェック柄が見えちゃうパンツみたいなのの始まりを皆さん、多分そこのツイートしてる人たちは見てない世代だと思うんですよね
多分私より結構若い方なんじゃないかと思うんですけど、私がこの個人向けのスタイリングアドバイス、パーソナルスタイリストっていう仕事を始めたのが14年前かな、2006年になるんですけども、その少し後かなにすごく流行りました、そのアイテム
それこそもう早々たる某有名セレクトショップでもう全面で出てた
で、みんなこそってそれが起きた。大抵ね、このね、大流行りしたアイテムってそのトレンドが過ぎ去ると一定してダサいっていう扱いになりがちなんだよね
何でかというとこれ飽きちゃうからってことなんですけど、飽きるからアウトトレンドになってしまってっていうことなんですよね
だからかつて良しとされていた、もてはやされていた時代も知ってるが故に、これはトレンドが根拠なので、そのトレンドを必要としてない人とか
トレンドの服を着ていることで高評価に特にならない環境っていうのも当然あるわけなので、そういう環境にいる人はここに書いてあるダサいっていうことは気にしなくていいかもね
みたいなことをツイートしたんですね。そうするとね、結構リプとかが来て、あとはリツイートしてその後に
意見述べるみたいなやつが来て、見てみるといやダサいよっていう人が、こんなのいらないよみたいなことをまだ言ってる人がいるんですよね
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で、ここまで来ると何だろうこれって思ったんですよ。あの、そこまでその今トレンド的にダサいとされているものを排除したくなる気持ち
許せないっていうぐらい強い言葉で呟いているわけで、この気持ち何なんだろうなーって、ちょっと掘り下げて考えてみたら、確かに私のパーソナルスタイリングのお客様から
ダサいアイテムが許せないまで強い言葉ではないんですけど、自分がダサい服を着てる、知らずに着てるんじゃないか、そのことがすごい怖い
人からダサいと思われてるんじゃないかっていうことがすごく怖いっていう声はすごくよく聞くんですね
ああ、もしかしたらこのダサい服が許せないっていうこの憎しみのようなこの強い言葉とか強い気持ちで、この
自分がダサいって思われてるんじゃないか怖い、そしてそのダサいって断じる、どっかの誰かが許せないっていう気持ちから来てるんじゃないかなと思ったんですよね
だから、この許せないっていう憎しみの矛先はダサい服そのものではなく、おそらくダサいと断罪するどこかの誰か
なんですよきっと、なんだけどそれを気づいていなくて
無意識にそういう恐怖があって
まあそれを自分がダサい服に対して断罪することでその恐怖から逃れるっていうのかな
そういう何か心の無意識の防衛規制が働いているのかなっていう気がします
だいたい何かそういう攻撃的な言葉ってだいたい自分の心の防衛規制なのでそういうことなのかなぁなんて思いました
でもね、それを突き詰めていった先にはね、結局その言葉がまた自分と過去の自分と同じような他の誰かを傷つけてるんですよね
だから、何か攻撃したくなったら、ファッションに対して何か怒りが湧いてきたり攻撃したくなったらちょっと立ち止まってみる
よく自分の第一感情って言うんですけど、ダサい服が許せないんじゃなくて、本当はダサいって言われてきたんじゃないかっていう自分の恐怖心が
あったんだ、みたいなこととか、そういうことに気づけるといいかなぁと思うんですよね。それが根本解決になるんですよ
あとね、この話を、そんなことをね、ノートとかにも書いたんですけど、もうちょっとぶっちゃけた感じの書き方で
私が運営しているオンラインサロンの服装審議ラボの方の限定チャットでもね
少しみんなどう思う?みたいな感じで呼びかけさせてもらったんですよね
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そしたら、やっぱりなんかこう、そういう同調圧力じゃないですけど、みんなで一緒にダサいって思おう、みたいな
そういう意識もあるんじゃないかなっていう声もあって、なるほどなぁと思いました。みんなで一斉にダサいって言っていると安心できるっていうのは確かにそれはあるかもしれないなと思いましたね
あとはそのラボのね、一緒に運営をやってくれているチューターって呼んでいる私の弟子のね、スターディスト人がいるんですけれども
その中の一人の子がすごくオシャレな子で、もともとオシャレで、今販売員も何回もやってきた経験がある子なんですけど
その販売時代には自分もそんな風にもしかしたら思ってたかもしれないっていうようなことも
書き込んでくれたんですね。これすごい嬉しかったんですけど、自分も昔そうだったかも、みたいなね
やっぱり私もそうだったかもしれないです。昔はね、アパレル時代は。なんですけど、これっておそらく
トレンドに沿った着こなしをする以外の知識が、実はあんまりアパレル業界の人は持ってない人が多いからっていうことがあると思うんですよ
なのでトレンドに乗ってないアイテムイコール使い道がないって切って捨ててしまいがちっていうのは確かにあるかもしれない
それがパーソナルスターディストっていうちょっとね軸足を変えると、トレンド以外にもその人に調和するかとか
その人の住んでいる環境に調和するかとか、その人の気持ちに合ってるか、みたいなトレンド以外の評価事実ができてくるんですよね
そうするとやっぱりちょっと見方って変わるんじゃないかなと思うんですよね
なのでファッションを広く楽しむためには、ダサいって切って捨てるんじゃなくて、いろんな評価軸を持ってくれるといいのかななんて思っています
ということで、第2回目のオシャレなノルウトクラジオどうでしたでしょうか。ご質問はプロフィール欄にありますマシュマロからどんどん投げてください
それではまた次回の配信でお会いしましょう。さようなら
ご視聴ありがとうございました