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2023-03-01 12:00

614.自分の軸を定めないままファッションの知識を身につける危うさ from Radiotalk

新生活や春のセレモニー向けのパーソナルスタイリングのご依頼に駆け回っています。特にこうしたスタイリングだと、「自分は相手からどう見られたいか」「自分はどうありたいか」が決まっているかどうかが何より大事。それが決まらないまま、ファッションの知識をつけるのは結構危なくて…。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。本日で614回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバザバザと解いていきます。服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
いやー、もう3月です。早いですね。2月は日数が少ないですから、もうあっという間に過ぎてしまって、もう3月ということで、花粉もすごいですよね。今年こそは、私もリスナーの皆さんに宣言します。宣言しても忘れちゃうんだけど、でも宣言します。
今年こそは、この花粉シーズンが終わったら、いわゆるしらきわって言うんでしたっけ?ゼッカ免疫療法、絶対やるって毎年思うんだよな。ほんとつらいですよね。皆さんどうですか?花粉ね。つらいですね。
ということで、こういう時期ですから、セレモニー向けとか、あとは新生活向けのパーソナルスタイリング、お買い物動向のご依頼がかなり立て込んでおりまして、
うちのお客様は結構、初めにご依頼いただいた時にまとめ買いをされると、その後年に1回とかペースで買い足しをすれば十分やっていけるぐらいのワードローブの状況になりますので、
だいたいその半年に早くて頻繁で半年に1回、だいたい1年に1回ぐらいはするので、そうすると結構常にお久しぶりですねなんて緊急報告から始まるんですけど、特にこの時期は新生活直前の準備のスタイリングが多くて、
一番若い方だと、卒業して社会人っていう方、今年は卒業して社会人の方が一番若いかな、例年だと結構高校卒業して大学入学するっていう方もいらっしゃったりするんですけど、卒業して社会人になるっていう方だったりとか、
あとは転職をこのタイミングでするとか、あとはご結婚だったりとかもあったり、あとはお子さんが何か進学したりお家を出られたりして新しく仕事を始めるとか、お子さんが学校に入ったタイミングでまた仕事スタートするとかっていうようなタイミングもあったりとか、
いろいろこの時期新生活のスタイリングっていうのが多いんですけども、いろんな新生活があるんですけど、特にそのセレモニー関係ですよね、入社式だったり、あとは子どもの卒園入学だったり、後はご自身の入社式とか転職も含めてね、だったりとかっていうそのセレモニーのスタイリングで、
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微妙にそれぞれね、その場所によって住んでるエリアとか行く場所によってマナー的なものは変わりますけれども、基本的に同じような用途のスタイリングなんですが、その同じセレモニーって隠れるような同じ用途だからこそ個々人の目指すところの違いっていうのがすごくあらわになるというか、
それがまたパーソナルスタイリングをやってて面白いところだなと思うんですよね。単純にこう、じゃあセレモニーって括って、じゃあママとして卒園入学とかっていう卒業シーンのスタイリングということで、大勢の方にブログだったりSNSだったりYouTubeで発信するのであれば、多分こういうマナー的にはこういうのがいいですよとか、今年のトレンダーこうですよって話になったと思うんですけど、
マンツーマンのパーソナルスタイリングだと本当に個人によって同じママとして子どもの式に参列するスタイリングでも全然求めるものが違ってくるんですよね。そこがすごく鮮明になってきて面白いなと思うんですけど、
なんせやっぱりファッションってコミュニケーションツールなんですよね。結局は。なので、人との関わりの中で自分がどうありたいかっていうところが全てになるんですよ。決まりきった誰にも適用される正解っていうのはなくって、やっぱり自分が社会生活の中で、人との関わりの中でどうありたいかっていうことが全てなんですよね。
特にセレモニーっていう場面は、人との関わりの中で一定の目的を共有した場で着るものなので、そこが大事になってくるんだと思うんですよね。だからより個人の目指すところの違いっていうのがわかりやすく出てくるんだと思うんですけど。
なので、セレモニーに限らずですけどね、やっぱり自分がどうありたいかっていうのが決まっていると、すごくファッションが早く決まりやすいかなと思います。極端な話、お洒落の知識とかファッションの知識が全くなかったとしても、やっぱり自分がどうありたいか、人にどう見られたいかとか、人とどう関わっていきたいかっていうのが決まっている人は、服決めるの早いなと思います。
私がいろいろご提案して、そういう目的であれば、まるまるさんがこういうふうに見られたいのであれば、これがこれ、これですって言ったら、結構スパンとすごい決まる。じゃあこれですっていうふうに。
あとは、もしこういう要望もあるなら、こういうタイプもありますよって提示したときに、私はそういうのはいいです。だからこれは違いますっていうのがすぐ決められるっていうのがあるので、やっぱり迷いづらいなって思うんですよね。
例えば、先日の担当させていただいたお客様は、すごく四季に三列するときのドレスをお見立てしたんですけれども、服装心理診断という、日本服装心理学協会が開発している、洋服を選ぶときの癖だったり、それこそ服装でコミュニケーションをとるときの癖がわかる診断があるんですが、その診断を受けていただいたときに一般性っていう性質がすごく高かったんですね。
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この一般性が高い人というのは、とにかくファッションにおいても協調性を大事にする。TPOが一番大事で、人と馴染むことを最重要視する。ここがすごく高かったタイプの人だったので、式典、セレモニーでもとにかくその場に馴染むことを重視するんですよね。
だから、それはイコール地味に無難にということだけでもないんですよ。その式がゴージャスなものであれば、その式に見合ったゴージャスな格好にしなければ、かえって浮いてしまいますよね。みんなが華やかなロングドレスで色鮮やかなものを着ているのに、自分だけ紺の地味なワンピースだと、それはそれでまた浮いちゃうんですよね。
とにかく無難にすればいいというものでもなく、浮かずに馴染むというところが大事なので、必要であれば派手な服も選ぶというのが、この一般性が高い方なんですよね。とにかく馴染むことが最優先なので、たとえ馴染むことを重視した結果、後々使えないような洋服を買うことになっても、それでもいいと。
この場合、ここで服装心理診断で合理性という性質が高い人は、また違う決断をするんですよ。後々に着回していきたいので、多少その場で馴染み度合いが減ったとしても、後々使いやすい服も選びたいというふうに、やっぱり求めるものが変わってくるんですけど、一般性だけが突出している方っていうのは、とにかく着回さなくてもいいと。
その場限り、その日限りになってもいいから、その場で一番馴染む格好がしたいということなんですよね。なので、こういうお客様には、私もそのお客様にたとえ似合っていたとしても、ちょっとでも浮く可能性のあるものは絶対進めないですし、お互いに服装心理診断を受けていただいているから、お客様自身も自分はこういう性格で、これが一番ファッションが大事なんだというのがわかっている。
それをスタイリストもわかってくれているという共通認識があるので、これは違いますよね。うん、違うよね、みたいな感じで、すごく話が早いし、自分のファッションというのはTPOにとにかく合わせるというものなんだということを受け入り切っているので、本当に迷いがなくて早いんですよね。
だから、テキサスが決まるし、ご本人もそれが私だからということで、自分の思う自分らしいオシャレを思いっきり楽しめるというところで、やっぱりこれが一番私、大事だなって思うんですよね。ただ、やっぱり自分がどうありたいかって、人との関わりの中でどうありたいかなので、自分一人で考えてもなかなか答え方しづらいんですよね。
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なので、オシャレで迷った時に、皆さんまずはファッションの知識が足りないからこんな悩んじゃうんじゃないかとか、自分に似合う服がわかっていればこんなに悩むんじゃないかって思って、ファッションの情報をSNSで集めようとしたりとか、いわゆるイメコン診断と言われるような似合う服をわかるような診断を受けに行こうというアクションをまずとりがちだと思うんですけど、
ただ、自分がどうありたいかっていうのが軸が定まっていないまま、先にファッションの知識を入れるっていうのは、それはそれで結構危ういなって思うんですよね。
もしかしたら、あなたには人から似合うと思われることは、あなたにとっては最優先ではないかもしれない。それよりも、自分が好きで自分らしいと思える服を着ていることの方が、あなたにとっては大事かもしれないのに、そこに気づかないままイメコン診断を受けちゃうと、自分にとって似合う服が一番大事なんだ、いや、オシャレって似合うってことが一番大事なんだって勘違いしてしまうかもしれないんですよね。
そうすると、なんで私は似合う服がわかってそれを着ているのに心地よくなれないんだろうっていうふうにしなくていい、自分を責める行為をしちゃいがちなんですよね。
だから、やっぱりファッションの知識を学ぶのもすごく大事なんだけど、それよりまずは自分がどうありたいかということを決めて、じゃあファッションはこうだよねっていうところから、じゃあそれにあたって必要な知識はなんだろうっていうふうにステップを踏んでいくと、
イタズラに変な呪いにかからず、迷うこともなくスムーズに自分らしいオシャレを楽しんでいけるんじゃないかなっていうふうに思うので、春なのでね、オシャレを見直すいい機会だと思うので、ぜひその辺考えていただきたいなと思いますし、
でもさっき言ったようになかなか自分一人では答えは出しづらい。人と話したり、人のオシャレと自分のオシャレをいい意味で比較したり比べたりすることでやっと自分の輪郭がつかめるっていうところがあると思うので、そういう意味では自分が絶対に批判されない安心安全な場所で自分がどうありたいかっていうのをザックバランに話せる。
で、人にあなたはどうしてますかって聞けるっていう場所に入ってもらいたいなと思っていて、それが私がやっているオンライン社の服装心理ラボの作った大きな目的なのでね、ぜひそんなことを自分がどうありたいかっていうのをちょっと探ってみたいなって思われる方はね、ぜひ入っていただきたいなというふうに思います。
ちょうどね、月が変わりました。服装心理ラボ月学生なのでね、月始めのご入会が一番お得になってますので、今ならね、過去のコンテンツ見放題っていうプランもありますので、今からも十分学んでいただけますので、ぜひぜひ番組概要欄のリンクからどうぞ。
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