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はい、ということで始まります。おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で766回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバツバツ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、このポッドキャストを聞いている方は、結構ポッドキャストを私以外のものも色々聞いてたりとか、ラジオも聞いている方多いと思うんですけど、
TBSラジオのafter 6 junction 2ですか、今は。時間帯が割と深い時間に移られましたけども、通称アトロックですね。
最近ちょっとなかなか聞けてないんですけど、昨日のストリートカルチャー講座2024というコーナーがあって、それがすごい面白くて、
YouTubeでもポッドキャストでもそのコーナーだけ配信しているので、リンク貼っておきますので、ぜひ気になる方は聞いていただければと思うんですけど、
YouTubeだと映像付きなので結構面白いんですけど、何を特集したかというと、
Timberlandというブランド、主にそのTimberlandの代表アイテムであるイエローブーツと呼ばれるブーツですよ。
Timberlandでピンとこない方もそのブーツのブーツを見れば、ああって絶対みんなわかる、あああのブーツねって見たことあるブーツだと思うんですけど、
その特集をやってまして、歴史だったりとか、Timberlandのブーツってヒップホップのカルチャーのアイコンとなったので、
90年代ヒップホップやってる人みんな履いてるぐらいすごく流行ったものなんですね。
アトロクのMCの渡丸さんがまさにヒップホップ畑の方ですからということで、かなり盛り上がって非常に深い解説も聞けて面白かったんですけど、
ちょうどね私も実はこのラジオでもお話したかなと思うんですけど、昨年Timberlandのイエローブーツ買ってるんですよ。
なんかそろそろ復活の予感を感じてまた再びね復活するかなというのは90年代あまりに流行りすぎて結構ねその後しばらくどの流行物にも言えることなんですけど、
ちょっとねダサいみたいなそういう風潮になってる期間が結構長かったんですよ。ちょっとあまりいけてないみたいなねがあったんですけど、
なんかここ最近なんか私そういうの匂いを感じ取るのはやっぱりあの比較的ありましてですね。またいいんじゃないの?なんて思って去年いち早く買ってまして、
でやっぱりまたね今年あたりから注目されてるっていうのがあるんですよ。で私がなぜ買ったかっていうと去年ね、これもねラジオで言ったかなと思うんですけど、
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私はその高校の時だったんですけど90年代そのねティンバランドが流行った時って、そんなにほらたくさん洋服にかけるお金ないじゃないですか。
だからあのティンバランドが属するヒップホップ系の格好をできなかった。
まあその選択しなきゃいけないんですよ。何系の格好をするかって全部変えるわけじゃないからさ。
だからあのそっちの方向も流行ってたんだけど、じゃあどれを自分は着ようかなって考えた時にその道を選ばなかったんですよ。
でも選ばなかったんだけど、もし私が高校に戻ったらもう一回着てみたかったな、それも着てみたかったなっていう思いはずっとあって、
で別にいいじゃないと、高校生じゃなくても今着ればいいじゃないっていう感じで、
ティンバランドのイエローブーツを買うっていうことをきっかけに、
あの時通らなかったちょっとヒップホップっぽい格好も楽しんでみようってことで去年一年割と楽しんだんですよ。
それこそ軍パンみたいなのにティンバランドのブーツ履いたりとか結構いかつい格好ですね、プライベートではしてまして思う存分堪能したんですけど、
あの時できなかったオシャレの改修みたいなのってめちゃめちゃ面白いなと思って。
そのものの中にあの時できなかったみたいな思いも込められて、それを今の自分がリベンジするっていうオシャレって、
そのもの自体が自分に似合うかどうかとか、そのもの自体が今流行ってるかどうかとか、そのもの自体のコスパがいいかみたいな、
そのもの単体の持つ機能性みたいなものを超えたオシャレな楽しみ、その文脈を楽しむっていうのかな、自分の人生を楽しむっていうか、
それがあるとオシャレな楽しみってなんだかよくわかんないって人にもわかってもらえるんじゃないかなっていうか、
私はどっちかっていうとこっちが本来のオシャレな楽しみじゃないかなって思っているんですよ。
自分の人生に合った服を選ぶみたいなこととか、自分の人生でできなかったことをリベンジするとかね。
だからね、そういうのも最高なんですけど、そんな感じで人生回収オシャレをね、
ティンバーランドで私は楽しんでいた時に楽しみ終わって一通りね、
次ティンバーランドのブーツどう着こなしていこうかななんて考えた時に、ちょうどこのアトロクの特集があって、
YouTubeでも配信していて、YouTubeだと映像が見えるので、
宇多丸さんがティンバーランドのブーツを今どういう風に着こなしているかっていうのが見れるわけですよ。
それとTwitterの投稿でね、確認できたんですけど、これがね、コーディネートが最高で、
どうコーディネートしているかっていうと、要はティンバーランドのブーツってあまりにアイコンすぎて、
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あまりに存在として強すぎて、もうなんかそういうヒップホップっぽく、
ワークテイストなものとかミニトラリーなものとかと、いわゆるいかつい感じで合わせるぐらいのコーディネートしかなかなかしづらいんですよ。
もう主張が強すぎて。なんですけど、それをね、ハイファッションと合わせていて、
真っ黒な上下にモードですよ。ハイファッション、モードなファッションにティンバーランドを合わせてて、
これがね、私が今ちょっとティンバーランドのブーツを、ザティンバーランドっていう感じでコーディネート一通り終わって、
次どうしようかなって思ってた、その次の一つの一連を示してもらった感じがして、素晴らしいなって思ったんですよね。
で、なんかね、その放送ではその上に着てらっしゃるそのウェアですね、洋服のブランドは何かは、確かおっしゃってなかったと思うんですけど、
パッと見た感じ、たぶん一世みやけなんですよ。で、そこから、私も好きなんでね、掘ってたんですよ、情報を掘ってたら、
近年のたまるさん、あんまり私ラジオは聞いてるんですけど、ビジュアルで拝見してなくて、近年のたまるさんは、たぶん一世みやけばっかり着てらっしゃるんですよ。
これはね、すごい意外で、なんだけど、これもまた納得をしたんですよね。これもなんか、人生回収じゃないんだけど、人生を経た上での選択としての一世みやけっていうのが、
なんか全然たまるさんのことを個人的に存じ上げてるわけでもないし、直接説明を受けてるわけでもないんだけど、勝手な妄想なんですけどね、
妄想なんだけど、すごいわかるって思って、素晴らしい選択だって思って、それが感動しちゃって、
年齢重ねた男性女性親しみを込めて、おじさんおばさんと呼ばせていただきますわね。
が、私もおばさんさらいですよ。が、自分の人生でのいろんな経験とか、その中にはもちろんファッション経験も含まれるんだけど、
ファッション以外にもキャリア、たまるさんの場合にはずっとヒップホップMCでやってきてるってこととかね、キャリアも含めていろんな人生経験を積んできた上で、
最終的にそれらを踏まえて、こういうファッションの方向性を選ぶんだっていうのが、メッセージ化として伝わってくる洋服って、
すごい感動しちゃうんですよ。すごい感動するし、そういうスタイリングをお客さん一人一人に見つけたいと思ってこの仕事やってるんで、
なんかね、すごい感動したって。で、たまるさんの着る伊勢宮家ってすごい素敵で、
なんでかって言うと、伊勢宮家って1枚の布からね、服を作り出すっていうのがブランドコンセプトでずっとやってきてるんですけど、
やっぱり1枚の布を服に仕立てるっていう感じなので、あんまりちょきちょき細かく切って継ぎはぎはしないんですね。
できるだけ切らずに布のまんま使うっていうのがコンセプトなので、割とゆったりした服が多いんですよ。ちょっとオーバーサイズの服が多くて。
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で、やっぱりオーバーサイズの服って言ったらヒップホップなわけで、そう考えると全然ヒップホップの文脈ではない伊勢宮家なんだけど、
ヒップホップのアイテム、それこそティンバーランドみたいなのとめちゃくちゃ相性がいいんですよ。
だけど伊勢宮家ってヒップホップじゃなくてハイファッションだから、そこに大人の男性らしさとか、しかも日本を背負ってるっていうところとかが出てくる。
最高じゃないですか?と思って。しかも伊勢宮家、特にプリーツプリーズ、男性はオムプリースとかはプリーツ仕立てでできてるので気心地も最高で、取扱いも楽なんですよ。
その点も大人としては嬉しいじゃないですか。だからこれいい選択、素晴らしい選択されてるなと思って。
ちなみに同じヒップホップ畑のクレバーさんはヨージヤマモトを選択されてるらしいんですけど、それもわかるなって感じで。
こういうおじさんが着られる日本人ブランドのハイブランドってほんと少ないよねって話は、以前たしか671回の配信会でも話してるんですけど、
それでもそんな中でも人生を踏まえてっていうのかな、ここのブランドとか、別にハイブランドである人は全然ないと思うんですけど、こういうファッションの方向性っていうのは着地していくっていうのは本当に素晴らしいなっていうか、
ファッション楽しんでるよねっていう良さを感じましてね、久々に感動したし、こういうスタイリングしたいっていう情熱がまたみなぎってきましたね。
年齢重ねれぼ重ねるほど外見も変化してくるから、どうしても特に女性はね、服が似合うとか、スタイルよく見せるとか、そういう外見との調和だったり、あとはそんなにお金かけてらんないからコスパがいいものとかね、損しないものみたいな、そういう観点で選びがちなんだけど、
どうしても外見だけになっちゃうと楽しみ方って限定的になっちゃうんですよね。そこを越えて自分の人生の歩んできた道だったりとか、あとはそして自分の体態イメージとかアイデンティティとか、それらを総合した上でこういうファッションテイストなんだよっていう提案がプロは特に私とか服装心理学学んでるうちのスクールの卒業生とかできるので、
そうすると全然オシャレな楽しみ方の深さが変わってくるので、それを本当に一人でも多くの方に味わってもらいたいなっていう、もっと広げたいなっていうのも当時に思いましたね。
ということで、そんな楽しみはオンラインサロン服装心ラボでもお伝えしておりますので、ぜひご関心のある方はこちらを見てみてください。それではまた次回。