自分らしいおしゃれをしたい、っておっしゃる人、とっても多いです。
でも、そもそも自分らしいおしゃれってどういうことか?
しっかり考えてみたことありますか?
確かに最近とても流行っている、自分の見た目に合う服を着るということ。
これももちろんね、自分らしいおしゃれをするうちに入るでしょう。
でも、もっと大きい枠で、服との付き合い方みたいなものが見つかると、
それこそね、自分流のおしゃれができるようになって、本当に楽しくなれるんですよね。
その自分流のおしゃれ、自分らしいおしゃれとの付き合い方。
おしゃれが苦手な人はもちろんなんですけど、どっちかというと、
おしゃれが好きとか得意な人ほど、意外と揺らいじゃう部分なんですよね。
自分流のおしゃれ、どうやって見つけるか、一緒に考えていきましょう。
おしゃれの呪いトコラジオ、本日で910回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわさわさと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
ホワイトヘアパーソナルスタリストで、後任心理師の日さんのりさです。本日もよろしくお願いいたします。
先日、私がやっている4スタイルパーソナルスタリストスクール、FPSSのインスタライブ、毎週火曜日8時からやっていますけども、
こちらでFPSSの卒業生さんお二人にご登場いただいて、いろんなお客様とのお話とか、
FPSSで学んだことを生かしたら、お客様はこんな風に変わったよとかっていう話とか、あとは開業までのうよ曲折とか、
なんかもね、いろいろお話ししてもらったんです。その中で、スタイリストとして立ち上がるまでの、
二人の揺らぎみたいなものも結構聞けて、それもね、なかなか印象深くて、
このね、ポッドキャストを聴いてくださっている皆さんのまた参考になったり、なんか勇気が湧いたりするんじゃないかなと思うんですよ。
今日はその話したいんですけど、おしゃれが好きな人であったとしても、逆におしゃれが好きで関心がある、
からこその悩みがあるわけです。それはそれでね。
それが解消できないと、おしゃれもすっきり楽しめないし、
ましてやスタイリストとして自分軸で筋の通った発信をしなきゃいけないわけで、なかなかそれは難しいわけですよね。
それがやっぱり大学中に解消できたっていうことをね、卒業生のお二人言ってくれてたんです。
やっぱりね、意外とこれおしゃれがあんまり得意じゃない人には、ちょっと想像しづらいかもしれないなと思うんですけど、
意外とね、おしゃれ好きな人って、自分のおしゃれの方向性について揺らぎやすいもんなんですよ。
なんかバーンと水増えてる人ばっかりに見えるでしょ。私はこれを着るのよ、みたいなね。意外とそうじゃない。
なんでかっていうと、おしゃれ好きな人ってトレンドにすごい敏感な人が多いんです。
ある程度新しいものが好きだったり、みんながいいよって思うものに興味が湧いたりする方が多いんですね。
そうすると、おしゃれとの付き合い方みたいなのもトレンドって結構あるんですよね。
さかのぼってみると、10何年前にユニクロブームをはじめとして、外資のZARAとかH&Mとかがどんどん上陸してきて、プチプラブームっていうのがあって、
いかに安く賢くたくさん買ってたくさん着替えておしゃれを楽しむか、みたいなブームがあったかと思えば、
そこからまたしばらく経って、10年弱ぐらいですかね、経ったら、今度はミニマリストの流れが来たわけです。
いやいやそうじゃなくて、厳選したファードローブを少ない数だけ、少数性で持って、それを大切に長く楽しむのがおしゃれだ。
こういうトレンドがやっぱり大きな流れでどんどん変わっていく。もっと細かいトレンドはね、いろいろ変わりがあるわけですよ。
やっぱりバッグだけ一点豪華にした方がいいとか、いやいや靴だとかね、いやニットでしょとか、そもそも高いものやっぱり買わないでとか、地球にらしいものとか、いろんなトレンドがやっぱりあるわけで、
それに結構おしゃれ好きの人は敏感だから、そのトレンドを聞くたびに、やっぱりミニマリストになった方がいいんじゃないかとか、
やっぱり高くていいものを買った方がいいんじゃないかとか、いろんな服を着てやっぱり経験値を上げなきゃとか、
意外とそのたびに揺らいちゃうんですよね。で、その揺らぐたびに、やっぱり自信を失うわけですよ。
おしゃれは得意だけど、なんでこんなに自分のスタイルが固まらないのかなって。
逆にね、おしゃれが苦手な人から見たら、どの方向性に行ったとって、それなりにね、おしゃれな服が選べるわけだから、いいじゃないかって思うかもしれませんが、
おしゃれが得意な人は得意な人で、やっぱりカチンと迷わずに、自分の方向だけを追求したいなっていう悩みを抱えたりするものなんですよね。
そういう意味では、自分のスタイルが見つからないっていう悩みは、意外とおしゃれが苦手な人でも得意な人でも共通の悩みなんだなって、とても感じる。
私なんかはね、FPSSでそもそもそこそこおしゃれが好きな人が多いので、そういう方と会う機会があって、
一方、ファースナルスタイリングサービスとか、メンバーシップの服装新ラボとかで、おしゃれが苦手とか悩んでるっていう方とも会う機会があって。
その両方の声を聞いていると、意外と自分のおしゃれのスタイルが見つからないって、結構みんなに当てはまる共通の悩みなんだなっていうのは常々感じるわけですよ。
ましてやですよ、それがね、スタイリストにこれからなろうと思っていたら、なおさらこんな意外とじゃまずいよなって思うわけですよね。
その時に何をすべきか。それは、自分の外見を似合う服を診断するとか、外見を分析するっていうことも一つ解決のきっかけにはなるかもしれませんが、
それよりも何よりも、やっぱり自分の内面を理解する、中身を理解する価値観とか性格とか、それがすごく大事なんですね。
それに使えるのが、FPSSで教えている服装心理診断。やっぱりね、この卒業生さんお二人も在学中にこの服装心理診断を学んで、自分でもやってみることで自己理解が深まって、おしゃれの方向性がパーンと固まっていったっていう風に言ってくれていました。
ちょっとそんなお話、ここで大量の様子を聞いてみてください。
ちなみにれんこさんと川崎さんは、服装心理診断でいうと高いのどこでしたっけ?高い要素は。
簡単に言うと、合理性以外は全部高いです。
じゃあ川崎さんと逆ですね。
そうですね。私、合理性とちょっと愛着性が高いって感じなんです。
そうですね。だから川崎さんは自分気回しとかコスチュームとか、合理的、機能的とか好きな一方で、本当に惚れ込んじゃうものもあるみたいな感じですよね。
そうですね。それがなんかはっきり分かれてるって感じはします。合理性的な洋服と愛着性的なアイテムは別だったりとか。
もしくは合理性面、合理面と愛着性と両方にかなうものが見つかったら、もう君に決めたみたいな感じですね。
でもそういう人間で相反するところが絶対あって、それで悩んじゃうんだけど、一回信頼した時に、私合理性と愛着性両方高いからコスパがいいとかいうのも気になるけど、前提コスパ度外視のでも一目惚れしちゃったみたいなのも気になるんだっていう矛盾に納得がいきますよね。
本当です。だからその両軸で持って選んでいいんだっていうふうに思えるので、そういう合理性的な買い物をしなかったとしても、愛着性の面で合格したので、こういう買い物をしてもいいんだっていうふうに思いますね。目立つ買いじゃなかった。
そうですね。
ねこさんは合理性以外なんでね。結構とっちらかってるんですよ。
でもそれで全然楽しめるっていうか、逆にだから、着回しとか最小限のクローゼットでみたいなのはあんまりねこさん自身のおしゃれではあんまりないっていう感じですよね。
そうです。服が増えるのが、なんか罪悪感がすごいあったんですよ。今ちょうど多分学み出すぐらいにミニマリストとか少ない枚数でやるのがおしゃれっていいみたいなのがちょっと出てった時だと思うんですけど、だからすごい買っちゃう自分といっぱいあるのがっていうのがあったんですけど、服装審で診断をやったら合理性ないんだからしょうがないかっていう。
はい、どうでしたでしょうか。やっぱり悩む人には悩む理由があるわけなんですよね。それが服装審理診断やると明確に見えてくるっていうのがすごくね、川崎さんのお話からもよくわかったんじゃないかなと思うんですよね。
おしゃれとか引いてはやっぱり自分の生き方ですよね。それももちろん一つの方向性にビシッと定められたら、聞いてたらとっても素敵なことだと思います。でもやっぱり人間ってほとんどの人に多面性がやっぱりあるわけですよね。それが服装審理診断やってるととってもよくわかります。
服装審理診断って5つの性格傾向のうちどれが何点ずつかっていう点数でわかる診断なので、どれか1個のタイプに振り分ける診断ではないので、その複数の要素が自分は高いなとか、全部低いなとかそういうことがわかるわけです。
そうすると例えば、この5つの性格傾向のうち2つが高い傾向になったとしたら、場合によってはその2つが喧嘩する、葛藤を起こしちゃって方向性を一つに決めきれないということがやっぱり起こるわけなんですね。
さっきの動画に出てくれた川崎さんはまさにそれで合理性っていう部分、気回ししやすい少数のワードローブが揃ったような状態を好むような合理性の部分と愛着性、心がピンときた愛着を持てるアイテムが欲しいなっていう感情のままにいきたいなっていう性質。
この両方が高いから、ミニマリストへの憧れもある。反面、やっぱり心にピンときた服は買いたくなっちゃうし、ミニマリストになりたいと思いつつも愛着のある服っていうのはなかなか思い切って捨てられないっていうね、こういう葛藤があったわけです。
確かね、川崎さんはFPSSに入学してくれた当初は、ご自身がやってたブログでね、ミニマリストを歌っていて、ミニマリストになるまでの道みたいな感じのブログをやってた記憶が私もすごくあるんです。
そのブログ上ではすごくすっきりミニマリストを追求してるんだな、ミニマリストの道にどんどん進んでるんだなって読者さんから見えたと思います。でもその裏側には実は葛藤がすごくあって、ミニマリストにならなきゃいけないのに好きな服が捨てられないとか、あまりたくさん買っちゃいけないのにまたキュンとくる服があってどうしても欲しくなっちゃったとかね、そういう葛藤がやっぱりあったわけなんですよね。
その葛藤の理由が初めて、FPSSの服装シリーズになってちゃんとわかったわけです。合理性があるからミニマリストには当然惹かれるんだけど、でも性質として愛着性も高いから服が捨てられないんだ。ミニマリズム、ミニマリストになるやり方がわからないから捨てられないわけじゃなくて、どっちも自分の性質なんだな。
これがわかるだけですごく落ち着くんですよね。なんか別に無理してミニマリストじゃなくてもいいなっていうね。そうすることで他人のスタイルを無理に自分に当てはめるんじゃなくて、自分流、本当の意味での自分流のおしゃれなスタイルが見つかる。
川崎さんもそういう形で今の、もちろんワードローブは厳選するけれども、厳選した機能的なクローゼットにはするけれども、でも自分の心にピンときたものは迷わず買う。それもしっかり愛するっていう、今の川崎さんらしいスタイルに落ち着いたわけなんですね。
もしあのままトレンドに乗ってミニマリストを追求する、それをみんなにお勧めしていくスタイリストとして突っ走っていたら、おそらくメンタル的にかなりきつかったんじゃないかなって。自分のもう一面である愛着性を抑えつけてスタイリストをやることになるので、結構辛かったんじゃないかなって思うんですね。
だから自分のオシャレなスタイルを決めるっていうことは、長く楽しくオシャレを続ける秘訣でもあるし、ましてや起業する上では長く楽に自分の良さを生かして起業することにもつながるので、とっても大事なことなんですよね。
あともう一人出てくれたれいこさん。れいこさんはね、今度は川崎さんと同じ愛着性も高いんですが、もう一つは独創性というオリジナリティを追求する気持ちだったり、まさにトレンドを追いかける、いち早く取り入れたいっていう新しいものへの好奇心が強い、そういう面も持っているのがれいこさんなんですよね。
この愛着性と独創性の葛藤でれいこさんの場合に悩んでいることはなかったんですが、やっぱり独創性が高い方ってトレンドにとっても敏感なんです。なので、私もミニマリストにならなきゃいけないっていうふうに思っちゃった時期がやっぱりあるみたいです。それはミニマリストがすごくブンブンだったからですよね。
でもこれもやっぱり自分っていうものがわかれば、あ、違うわ、これはトレンドとして気になっているだけで、私の性質に合わないものだ。あ、今私はトレンドが流れてきたから、ちょっとそれに揺らいじゃって、自分じゃない他の誰かになろうとしているなって気づくことができる。
やっぱり他の誰でもなくて、たった一人の自分を大事にしてオシャレするということも、起業して自分でビジネスをやっていくということも、そのあたりの根本は意外と通ずる部分があるんですよね。だから、FPSSでは自己理解っていうのをとっても大事にしています。
やっぱりスタイリストになる前に、まず誰よりも自分が自分らしいオシャレを楽しんでいるということがとっても大事だからです。なのでね、FPSSは本当にスタイリストになるかどうかまだわからないけど、ちょっとオシャレっていうものを追求してみたいなっていう方もたくさん通ってくださっています。
その結果、最終的に自分らしいオシャレとの付き合い方、自分らしいファッションの仕事の始め方を見つけて、皆さん羽ばたいていってくれています。なのでね、ぜひ自分のオシャレなスタイルを見つけたいっていう理由でも全くOKですので、ぜひ足を踏み入れていただけると嬉しいなというふうに思います。
現在、第19期5月10日開校の分がお申し込み受付中でございますがね、だいぶお席埋まってきましたのでね、お早めにお申し込みください。そしてね、こういった話がもう少し詳しく聞ける毎週火曜日夜8時からのインスタライブ、FPSSのアカウントで引き続き開催しておりますので、こちらではリアルタイムで皆さんからのご質問とかね、トークテーマを受け付けておりますので、ぜひお気軽に参加してください。
そしてそして、FPSSにご入学を検討中、もしくは悩んでいらっしゃる方向けに無料でオンラインの個別面談も現在実施しています。ちょっと私こういうタイプなんだけど、このタイプを生かしたね、ファッションの仕事の仕方あるかなとかね、こんな状態なんですけど、できますかとかね、いろいろ入学前不安なこと多いと思います。私が直接伺っていろいろアドバイスできるかと思いますので、ぜひぜひ気になる方は申し込んでください。
こちらはね、フォースタイルパーソナルスタイリストスクールのウェブサイトからお対応する方も通じてね、個別面談とご連絡いただければというふうに思います。
ということで、皆さんからね、お悩みご質問お待ちしております。起業する次第に関わらず、自分流の服選びできてますか?皆さんの自分流スタイル見つけたことあったらぜひ教えてください。
スポティファイ、YouTubeでお聞きの方はぜひコメント機能をお使いください。それ以外の方は番組概要欄にあります。もしもるからお気軽にお送りください。引き続きね、ファッションのお悩みもお待ちしております。ということで、また次回の配信でお会いしましょう。バイバイ。