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2024-05-29 12:03

803.おたより「私にとっておしゃれは『武器』でした」 from Radiotalk

リスナーさんからのご感想を取り上げつつ、人にとっておしゃれや「装う」ことの意味をもう少し深く考えてみました。

◆リスナーさんがご感想を下さった回はこちらから聴けます!  https://open.spotify.com/episode/071Lwx3oyVEpspib3KGWTn?si=X-JOJBy7SiSK-cQBfTHimA

◆その人を大切にするためのおしゃれの仕方までアドバイスできる人材を育てる、for*styleパーソナルスタイリストスクール。2024年8月下旬開講の第17期入学受付中! https://www.forstyle.biz/personalstylist-school/course/beginners

◆運営サイト・SNSなど https://lit.link/risahisano

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:08
はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で803回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサ届いていきます。服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、婚姻心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
冒頭にお知らせをさせてください。旧ツイッターでもちょっと告知してるんですけれども、兵庫県の足屋市からお招きいただきまして、女性向けの講演をさせていただくことになりました。
足屋市が女性活躍推進のためにやっているプロジェクトがありまして、足屋リジウムというプロジェクトなんですけど、そちらの今年度のプログラムのきっこう風的なところで、私が講演をさせていただくことになりました。
この足屋リジウムというのは、女性が一回仕事を辞めて家庭に入ったんだけど、もう一回働きたいなとか、働く場所を変えたいなとか、働き方を変えたいなという方を応援するというプロジェクトで、起業したいという方にはその起業のノウハウを教えてもらったりとか、働き方を変えたいという方には相談に乗ったりとか、そういういろんなプログラムが用意されているんですけれども、
まず今年度の一発目ということで、私が自分と向き合って、働くにしても自分の価値観というのを軸にして何をやっていくかというのを考えるのが大事なので、ファッションというものを通じて自分の価値観と向き合って、自分よりよく知るようなワークを中心とした講演をさせていただくことになりました。
日程が6月28日の12時半から14時半ということで、交流会もあるそうですので、実際企業ってどうなんですかとか、ファッションの仕事どうなんですかみたいなお話にもお答えできるかと思いますので、対象者が基本的には足足の在住か足足にお勤めの女性ということで、エリアがかなり限定されてはいるんですけれども、無料だそうですので、無料なので。
ぜひぜひ、よろしければ番組の欄にリンクを貼っておきますので、お申し込みいただければというふうに思います。
で、なんでアシアだけなんだと。最近関西のね、この間もフェリシモンさん、神戸行きましたしね、結構関西の方にお招きいただいてて非常に嬉しいんですけど、こっちのエリアにも来いという方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひですね、お住まいの自治体に掛け合っていただくかですね、人数を集めて呼んでいただければですね、伺いますので、
03:01
皆さんお住まいのお勤めの企業単位で呼んでいただいても大丈夫ですし、そろそろまたいろんなところに出張も行きたいなと思ってますので、ぜひお招きください。よろしくお願いいたします。
はい、ということで今日はですね、結構前なんですけど、リスナーさんからね、感想をいただいていまして、そちらを取り上げながらね、ちょっとその内容をより深く掘り下げる話をしたいなと思うんですけど、どの回に感想をいただいたかと言いますと、
1ヶ月前ですね、4月25日に配信した第796回、あなたは何のためにおしゃれする?ファッションと欲求の話、というタイトルで配信した回へご感想いただきました。
この回ではですね、後々次第、大学で私が予想医の心理学という授業を今年度から持つようになりまして、その授業の中でね、お話ししたことを少しずつこちらでもね、ちょっと皆さんにもお話ししてるんですけども、そのうちの一つで、ファッションとか予想という行動と人間の欲求、欲ですよね、欲の関係性についてお話をして、
いろんな欲求があるよねと。で、おしゃれ予想医に関しても、その人がどんな欲求に基づいてやってるのかって、すごい個人差があるよ、皆さんどうですか?っていうお話をしたんですけど、それに対してリスナーさんからこんなメッセージいただきました。
ちょっと一応抜粋しつつ、読ませていただきます。
やっと落ち着きましたが、経済的な猶予ができるには2年ほどかかったと思います。それまで私はほとんど同じような服で出勤していました。それだけが原因ではないと思いますが、その会社の2人の女性から、なぜか入社後すぐに嫌われ、仕事がやりづらく、攻撃的な態度や言葉が辛くてうつうつと過ごしていた時、素敵なセレクトショップの前を通りかかり、
昔はこんな店で洋服買ってたな、でももう無理だから、無理なのか?買ってもいいんじゃない?と思い直し、お店に入りました。
店員さんとお喋りして、たくさん試着して、トップスとスカートを買いました。すごく楽しかったです。
それからは洋服を少しずつ増やして、今は自分なりのお洒落を楽しめていると思います。
そして、いつの頃からか無視されなくなりました。洋服ってすごいと思います。自分が楽しいのはもちろんですが、やっぱりお洒落だなと思う人って素敵に見えるし、なんというか失礼な態度は取れないなという気持ちになりませんか?
06:03
外見が全てではないけど、自分を守るための武器になり得るんじゃないかなと思っています。
ありがとうございます。まさにね、これでファッション、欲求って無しですけど、自分を守りたいという欲求ですよね。
ファッションとか見た目には、自分をどう扱いたいとその人が思っているのかとか、実際どう扱っているのかというのが現れているんですよね。
だからファッションが武器、鎧みたいな感じで使うことももちろんできるんですけど、ファッションに手をかける、自分に手をかけるというのは、自分を守る行為、自分を手当てする行為そのものなんだと思うんですよね。
だからリスナーさんが書いてくれている、おしゃれな人になぜか失礼な態度は取れないというのは、おしゃれレベルがどうこうという話ではなくて、
おしゃれに気を使っているなとか、おしゃれに楽しんでいるなみたいな人って、自分に時間をかけているし、自分を慈しんでいるということなので、
そういった自分を大事にしている人って、やっぱり他人もその人のことを無限にできなくなるんですよね。
そういう毅然とした精神みたいなのが現れるので、やっぱりね、自分を大事にしていない時期って誰しもあると思うんですよ。
疲れちゃって手が回らないとかさ、で、舐められるんですよね人から。舐められるって言い方もどうかと思うけど、そういう経験ありません?
だらしない格好をしていたらさ、変な人に声をかけられちゃったとかさ、あると思うんです。
だからそういう意味でも、自分に手をかける、大事にするっていうのはすごい大事だなと思うんですよね。
もっと言うと、だからこそ私みたいな仕事、パーソナルスタリストとか、イメージコンサルタントとか、アパレルショップの店員さんもそうだと思うんですけど、
人にファッションのアドバイスをしたり、お声掛けしたりする仕事の方はね、やっぱりお客様自身が、要は自分自身をどう扱いたいと思っているのかなっていうのを知る必要があるんだと思うんですよね。
自分が自分をどう扱いたいかとか、どういう存在でいてほしいか、自分でどう思っているかっていうのは、正解がないから、その人それぞれが思っているものなので、
こちらの正解を押し付けるわけにもいかないじゃないですか。だからやっぱり相手がどう思っているか知る必要がある。
さらに、今のその人の自分自身に対する扱いは、見た目、ファッション、見出し並みっていう点で外見に現れてはいるんだけど、
でもそれが、本当にそうしたくてそうしているかどうかっていうのもわからないわけですね。聞いてみないと。
そんなつもりはないのに、自分を無限に扱ってしまっている人とか、そういう機関ってあると思うんですよ。
09:00
女性ってどうしてもケアをする仕事、役割に回されることがまだまだ多いと思うんです。家族をケアするとかね。
そうするとその人のことに精一杯で、なかなか自分まで手が回らないっていう人もいるでしょうし、忙しくてね、他のことに手をかけすぎて自分に手が回らないっていうのもあると思うんですよ。
だから必ずしも自分を無限にしたいわけではないんだけど、どうしてもそこまで手が回らないとか、疲れちゃってねとか、精神的なエネルギーがなくてそこまでできないっていう人もいると思うので、
でも本当はどうなのっていうところをちゃんとすくい上げて、手が回らない部分をフォローする。
かつフォローしつつ、その人がやっぱり自分に手をかけることって大事なんだなっていうことに気づくまでを並走するというか、一緒に歩くというか、寄り添うというか、そういうことが大事なんじゃないかなって思うんですよね。
だからそのためにはやっぱりファッションだけ、ファッションの知識だけあるだけではダメで、そういった心理学の知識とか、寄り添うスキルみたいなものがやっぱり必要になるんじゃないかなと思うんですよね。
正直ファッションの知識、例えば私の外見に似合う服は何ですかとか、今年のトレンドは何ですかみたいなものって、もうある程度調べればわかっちゃうし、それこそ最近AIの発展が目覚ましいので、AIである程度できると思うんですよ。
そういうアプリもどんどん発表されてるしね。だからファッションだけだったらそれでいいと思うんですけど、でもお客様がおしゃれを通じて本当にやりたいことって、自分をちゃんと自分が満足いくように扱うことであって、その答えは本当に人それぞれだから、それこそAIでは出てこないわけで、そこを一緒に見つけていくのって人間にしかできないと思うのでね。
だから本当に大学でも教えてますけど、ファッション、装いと心理って切っても切れない関係性なので、そもそも心理カウンセリング的なところとスタイリストみたいなところの役割って境界線がなくなっていくと思うんですよね。
そういう仕事ができる人をすごく今求められていると思うので、私もフォースタイル、パーソナルスタイルとスクールではそういう人を育てたいと思っていますし、そういう仕事がどんどん需要が伸びていくと思いますので、ぜひ気になる方は今ね、8月下旬から次はスタートで、今年はこれが最後かなと思いますのでね。
ぜひお早めに、すでにどんどんお席埋まってますのでご入学いただければと思います。第17期、番組概要欄にもご案内送っておきますので、単にファッションだけじゃなくて、人に寄り添う仕事って考えると、そういう仕事だったらやってみたいって方結構多いんじゃないかと思いますので、ぜひぜひチェックしてみてください。それではまた!
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