1. おしゃれの呪いを解くラジオ
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2021-01-10 12:00

162.おたより「職場と休日の服のバランスに悩んでいます」 from Radiotalk

リスナーさんからのお悩みに回答!通勤にも着ようと思うとどうしても中途半端な格好になってしまうので、仕事と休日と服を完全にわけているのですが、好きな服が欲しくなり、お出かけも少なく着る予定もない服をつい買ってしまう・・・というお悩み。ここに潜む、意外な「呪い」を解き明かします。◆お悩み全文はこちら https://marshmallow-qa.com/messages/a7adc24c-f1a1-4421-942e-92c39de23388?utm_medium=mail&utm_source=message ◆JAPAN PODCAST AWARDS 2020にエントリー中!リスナー投票ご協力お願いします https://ssl.1242.com/aplform/form/aplform.php?fcode=jpa2020_listener



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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、昨日大募集しましたら、昨日じゃないか、前回ですかね。大募集しましたら、早速、バシュマロからご相談いただきました。ありがとうございます。早速読んでいきたいと思います。ラジオネーム、くらさんからのお悩みです。
こんにちは。いつも楽しくラジオを聞いています。職場の服装と休日の服装のバランスや使い分けに悩んでおり、相談させていただきます。私は地方の中小企業で事務職をしているアラサーの既婚者です。
職場での服装はオフィスカジュアルで、来客対応はほぼないので、ジャケットやブラウスの着用は必要なく、冬はニットとイザタケのスカート3着、ニット3着、夏はボトム3着、襟のないブラウス4着程度で、すべて白、黒、コーン、グレーのような地味な色で、どの組み合わせでも着られるような服を揃えて通勤服の制服化をして過ごしています。
ですが、私は本来カジュアルな服装が好きなんです。休日は週2日しかないし、今は遊びに行くような状況でもないので、休日に出かけるのはスーパーのみ。今持っている服で十分だと分かっているのですが、平日に好きではないけど無難な服を着ているからか、好きな系統の服が欲しくなり、着る機会がない服をついつい買ってしまいます。
予算内で買い物をしているので、お金の問題ではないのですが、シーズン中に1,2回しか着ない服もあり、翌年には他の服が欲しくなってしまい、もったいない気がしています。通勤でも休日でも着られる服を買おうと思ったこともあるのですが、どちらも中途半端な格好になってしまいました。
雑誌の着回し企画を参考にすることもあるのですが、コーディネートは素敵で、休日に着たいなと思うものはたくさんあるのですが、通勤するには色や形が派手で、都会のおしゃれな職場じゃないとこんな服で仕事している人はいないんじゃ?と思ってしまいます。
久野さんの思うオフィスカジュアルと休日の服の使い分けを教えていただきたいです。ということで、今日はこのような意味で回答していきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。本日が162回目の配信でございます。おしゃれの呪い解くラジオでございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨奈でございます。本日もよろしくお願いいたします。
早速答えていきたいと思うんですけれども、まずクラさんのおっしゃる通り、休日にも着られるような服をオフィスにも着るっていういわゆるオンオフ兼用ってやつですね。あれが難しい職場環境っていうのは絶対にありますよ。
それはそうですよね。やっぱりそのカジュアルっていうのはそもそもデザイン性が強い。なんかこう色がちょっと派手だったりとか、ちょっとあのデザインが変わっていたりとか、あとはちょっとゆるっとしていたりとかね。それがカジュアルですから、やっぱり職場の雰囲気がそもそも結構固い職場とか、あとは職場の他の方が着ている服がかなりシンプルな人が多いっていう場合には、やっぱりカジュアル服を取り入れるっていうのは難しい。
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ですよね。あとは当然、地域でもやっぱりあります。全体的にやっぱり東京だからとか関東だから関西だからとかっていうよりは、どうだろうな、そのエリア内での都心都会っていうのかなの方が比較的派手な服でも許容できるところが多いでしょうし、やっぱりねちょっと郊外に行くとどうしても皆さんシンプル傾向になるので、ちょっとでも派手なものを着ていると浮いちゃうんですよね。
派手なものを着ていると浮いちゃうってことはある。なので、やっぱりオンオフ兼用がそもそも無理だよって職場はありますよね。絶対ある。ただ、その反対でどんな格好でも全然OKっていう職場があることも事実です。
私いろんな職場にね、みだしなみ研修とかで伺っていて、本当にあらゆる職種、あらゆる業種に行ったって言ってもいいぐらいかなり幅広く行かせてもらってるんですけど、本当に業種によっても違うしエリアによっても違うし、同じ業種で近いエリアでもやっぱり社風によっても違う。
なので、本当にBさんに反反で大丈夫な会社もあるんですよ。びっくりする人もいると思うんですけど。なので、ここは本当に会社とは違うので、ちょっとね、倉田さんにとっては派手に見えるような着回し企画のようなコーディネートで行ける職場もやっぱりあるわけで、雑誌のオンオフ着回し企画にもそういう意味では需要は確かにあるにはあるんですけど、自分に合ってるかどうかはまた別問題っていうことになるんですよね。
倉田さんはすごくそのあたりを冷静に分析されていて、このお便りの文章を書いているところ、書き方を見てもね、非常に服装心理診断で言うと合理性が高そうなんですよ。非常に言ってることに筋が通っていて、分析力もあるので、おそらく倉田さんがオンオフ着回しが難しい職場だという結論を出したなら、多分本当にそうなんでしょうと思います。
どんなに難しくても、プロに頼んでもらえばね、私だったらできますよ。できるけど、じゃあそこまでのスキルを倉田さんが身につけてまで無理やりオンオフ着回しするかって問題はありますよね。
あとは、私に頼むっていうのが一番早いでしょうけど、そこまでするのかっていう問題もあるでしょう。そうなると、もし倉田さんが自分を一人で解決していこうと思うなら、今、倉田さんご自身の結論として落ち着いている休日服と仕事服を完全に分ける。
そのスタイルが適切なんだろうなと、いい落とし所なんじゃないかなっていうふうには思うんですよ。多分倉田さん一人で手に負えるほど、オンオフの着回しが簡単な環境ではないんだと思います。
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じゃあ、どうするか。今落ち着いている休日服と仕事服を完全に分けるっていう解決策で、ひとまず正しそうだなっていうふうな仮説が立ちますよね。
じゃあ、何が問題なのかっていうと、その休日服にいろんな服を着たくなってしまって、いろいろ買ってしまって、そのもったいない気がしてしまうっていう、その感情が湧いてしまうこと、その罪悪感、それだけじゃないですかね、問題って。
だって、たくさん買っててもお金の問題じゃないわけですね。予算内でしっかり買うのできてるわけですから。
で、ワンシーズン中に1,2回しか着ない服があったとしても、まあ確かにね、クローゼットがいっぱいになってきちゃう。翌年には他の服が欲しくなっちゃって、クローゼットがいっぱいになってきちゃうみたいな問題はあるかもしれないけど、でもそれは書いてないので、そこまでの問題にはなってないんだと思うんですよね。
となると、もったいない気がしちゃうっていう、その感情だけが問題なんじゃないかなっていう気がするんですよ。この感情に生理がつけば、別に予算内だったらどんどん買えばいいんじゃないかなっていう気がするんですよ。だって予算内なんでしょっていう話です。
で、なんでこう思っちゃうかっていうと、たぶんクラさん自身に必要な服、たくさん着る服しか買ってはいけないっていう呪いがかかってるんじゃないかなっていう気がするんですよ。そういう呪いを持っていると、たぶん必要ではない、たくさん着ない服を買っていることに罪悪感を覚えちゃう。で、それをなんとか解決しなきゃって思っちゃう。
だけど、本当にそうでしょうかね。必要な服ってそもそもなんでしょうかねっていうことを考えてみるのもいいんじゃないかなって思うんです。着ない服は必要本当にないんでしょうか。だってクラさんの感情としてそれが欲しいんだよね。袖を通したい。それを買うことで気持ちが満たされる。しかも予算内で買うっていう理性は効いている。
じゃあ、買えばいいんじゃないかなって思うんですね。なので、着たい服を買っていいんだっていうことを自分に許してもいいんじゃないかなっていう気がするんですよ。どうしてもやっぱり合理性の人って、必要か否かっていうところに判断の重きを置きがちで、自分の感情をないがしろにしがちな傾向にあるんですよ。
でも、服って決して寒い時に身を守るためとか、暑い時に汗を吸うためとか、そういう機能性ももちろん必要性の側面の一つとしてはあるんですけど、自分の感情を豊かにするっていう側面もあるわけで、変な話、着ないけど美しいなって思う生地だったから買ってかけておく。
でも、誰に何の文句を得られる筋合いもないし、それは正しい服の楽しみ方の一つなんですよね。なので、倉さんが思っている必要性というのが非常に狭い範囲になっちゃってるんじゃないかな。もっと自分の感情を満たすために買うっていうことを自分に許してもいいんじゃないかなって思うんですよね。
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でも、そうは言ってもやっぱりあんまり着ない服を1年経って、やっぱり飽きちゃったらもったいないよってことであれば、そこは例えばフリマアプリで売るとかね。
あとは何でしょうね。もし着るだけで気が済むなら、たくさん試着しに行くとか、今ちょっと外に出づらい時期ではあるんですけど、お店は幸い閉まってはないですし、試着するだけならそんなに密になったりとか、マスク外して誰かとべちゃべちゃ喋ったりってことではないと思うので、リスクはそれほど高い行動ではないと思うので、たくさん試着してみるとか、そういう方法もあるんですけど。
私はもう少しその感情、自分の感情を大事にして買いたいものは予算内で、何の問題もないんだったら買っていいんじゃないかな。人間ってやっぱり感情優先した結果ね、当然合理的でない選択になることもあるんですけど、でも人間ってそもそもそんなに合理的な存在じゃないと思うんですよ。
好きな服を休日にちょっと一回それを通して気持ちが豊かになるんだったら、それは平日一生懸命働いているクラスさんへのご褒美と思っていいんじゃないかなっていう気がするんですよね。これよく私、うちのお客さんにも言うんですけどね、パーソナルスタイリングをうちに受けに来てくれるお客さんね。
私のパーソナルスタイリング正直そんなに安くないので、私なんかが受けていいかどうか迷ったんですけどって迷いを受けされる方いらっしゃるんですけど、やっぱり受けたいと思ったら受けていいんですよ。その金額払えるんだったら。もちろんたくさん借金してきちゃったって言われたら、私もちょっとねざや感があるけど払えるわけじゃないですか。
自分のお金を何に使うかっていうのは本当に自由なので、必要かどうかとかふさわしいかどうかみたいなことってあんまり考えなくていいんじゃないかなという気がするんですよね。だからうちのオンラインコミュニティの服装シニダボとかFPSSのスクールとかもね、そんなにおしゃれじゃないのにこういうとこで学んでいいのかな意味があるのかなって思うんですけどっておっしゃる方いるんですけど、学びたいっていう気持ちを満たす。
それが人生の意味と言ってもいいんじゃないかなって思うので、どうでしょうかね。予算内だったらワンシーズンに1,2回しか来なくてもいいんじゃないでしょうか。ダメかな。ちょっとそのあたりを合理的な呪いにかかってる、合理性の呪いにかかってないか、ちょっと自分に問い直してみていただけるとまた新しい発見があるかもしれません。
ぜひ倉さん、また感想のメールいただけると嬉しいです。それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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