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2022-12-28 12:00

586.おたより「ファッションに全く興味が持てない…自分の服も買えないのはさすがにマズいですか?」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!ファッションに興味が持てず、服屋にも靴屋にも行きたくない。今も母親に服を選んでもらっているが、いつか自分で服を買えるようになるのか…?そんなお悩みに、まずは自分の気持ちの確認からお薦めする回です。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、では今日もマシュマロにお寄せいただいたお悩みに回答していきたいと思います。今日もファッションに関するご質問なんですが、もちろん心理も関係しているような、このラジオならではのまたお悩みをお寄せいただきました。ありがとうございます。では読んでいきたいと思います。
ファッションに何一つ興味が持てません。服屋にも靴屋にも行きたくないので、今も昔も母が買ってきた服だけ着ています。自分で服は買えないのです。ですが、さすがに25を超えて自分の服を買えないのはマズいと自覚はしているのです。
着たいものもない。好き嫌いもない。似合う似合わないもわからない。自分の体型なんてもっとわからない。服のサイトを見ても何もピンとこない。服選びの診断が何一つ役に立ちません。どうすればファッションに興味が持てますか。私は将来自分で服を選べる日が来るのでしょうか。
ということでありがとうございます。ラジオネームは書いていないので、今回も質問者さんと呼びかけさせていただきます。取っかかりがどこから取っかかっていいのかというところもあるのですが、何よりこのラジオにご質問くださったことを嬉しく思います。
本当に興味がないっていう人はどうだろう。このラジオでも実は聞いてるのかな。私のパーソナルスタイリングの方にも心理学を謳っていることが原因だと思うんですけど、結構ファッションが好きっていう人って意外と少なかったりするんですよね。私のお客様でも。
その辺のお話ししてきたこれまでの経験とかも含めてお話できることがあるかなと思いますので、今日はそのあたりをお伝えしていければと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いトークラジオ。本日で586回目の配信でございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバーサーわざと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の木澤のりかです。本日もよろしくお願いいたします。
今日は12月28日ですけどね。配信する日はね。
今日でお仕事収めた方が多いのかな?私は全然収まらないよということで。
このラジオも毎晩21時前後に配信はしてるんですけども、結構聞いてるのは通勤時間っていうお声が結構多くて。
どうなんでしょうね。去年一昨年どうだったかな?覚えてないけど。仕事収まっちゃったら減っちゃうのかな?聴取率。
寂しいなそれも。ぜひたくさん過去回ございますので、年末年始のお耳の音も聞いていただけると嬉しいなと思いますけれども。
実は今スポティファイのトップポッドキャストチャート、日本のポッドキャストチャートで久々にランキング入ってまして、今186位に入っております。ありがとうございます。皆様のおかげでございます。
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始めた3年前くらいは結構頻繁にチャート入ってて100位以内にずっと入ってたんですけど。
その後に偉い芸人さんとかアイドルの皆さんとかすごいポッドキャスト始めて、めちゃめちゃ増えたんですよポッドキャストの数が。
ラジオ番組がポッドキャストとしても配信されるっていう量もすごい増えた結果、チャート入りするのがものすごく難しくなりましたね。
なので久々のチャート入りということでありがとうございます。これをきっかけにまた新しくいろんなリスナーさん増えていただけると嬉しいなと思いますけれどもね。
ということで幅広い方が今聞いてくださっているだろうということで、この質問を取り上げさせていただいたんですけれども。
ファッションに関心なくても楽しめるラジオにしたいなというのはすごく私の気持ちとしてありまして。
なのでこの質問ということで、全くファッションに興味が持てないけど、将来的に服を選べるなんてまずいよねというお悩みでしたけれども。
このメッセージの中の表現ですよね。さすがに25歳を超えて自分の服を買えないのはまずいと自覚していると。
このまずいっていう表現から私が感じることは別に興味を持ちたいと思っているわけじゃないけど、
でも世間体というか一般的にこの歳になったら大人になったら服に興味を持たないとまずい、いけないんですよね。
興味を持つべきなんですよねっていう、そういうべき論でお話しされているのかな。
つまり興味を持ちたいという願望があるわけではないのかなっていう印象を受けました。
まずそこが大事だと思うんですよ。まず自分がどうしたいか。
もし許されるのであれば、何でも自由だよって言われるんだったら、服なんか一生選びたくないのか。
それとも実は本当は自分の気持ちとしても服を選べるようになりたいし、興味を持ちたいし楽しみたいのか。
その辺どうですかね。やっぱりそういう何にも縛られないとしたらっていう自分の本当の気持ちってなかなか自覚しづらいんですよ。
だからこういう言葉の端々に結構出てくるので、そこからすくい上げてまずいっていう表現が出てくるっていうことは本当は別に興味を持ちたいわけじゃないんじゃないでしょうかね。
みたいなことをヒアリングしていくのがカウンセリングであることなんですけど。
その辺やっぱり自分が本当はどうしたいのかっていうのをできるかどうかって置いといて、まず明らかにしておく。確かに持っておくっていうのが大事だと思うんです。
今後の何かを決めるにせよね。
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やっぱり人間さ、そうは言っても周りの価値観に誰しも左右されてしまいまして、それは生きていくには仕方ないことですよね。
社会的な動物ですから人間は。仕方ないことなんだけど。
でもそれはそれとして一旦それを横に置いておいて、自分は本当はこうしたいんだなって確認しておくのもすごい大事なので。
で、その自分の本当の気持ちってやっぱり頭で考えようとするとやっぱり理屈にとらわれがちなんですよ。
こうするべきなんじゃないかっていうね。
それこそこう社会的な価値観とかに左右されてしまいがちなので。
どっちかというとなんかね、身体感覚的に考えた方が捉えやすいなって思ってるんですね、最近。
それこそこのラジオで何回か言ってるフォーカッシング的な考え方ですけど、カウンセリングでやってても、頭でどうしたいのってあれこれ考えるよりは、
そのことを考えた時に自分の身体的な感覚がどう感じるかみたいな。
洋服を自分で買わなきゃって考えた時に胸がギュッと苦しくなるような思いがするのか、
それが嫌っていうことなのかやりたくないってことなのかみたいなそういう感覚からちょっと掘り下げていった方がいいので、
一回その辺を考えるんじゃなくて感じてみて確認してほしいなと思うんですよね。
その上でもし、いや、そりゃ持たなくていいなら、興味なんて持ちたくないし、一生誰かに服を選んでもらいたいよってことであれば、
いいんじゃないかなって思うんですよ、私。興味なんて持たなくて、無理矢理持たなくても。
私自身はね、すごく洋服が好きで、だからこそ洋服派行しなんですよ。
だからこそみんなに洋服を好きになってもらいたいなとは思ってはいるけど、
でも、その反面みんなが好きになる必要はないし、みんなが好きになるはずもないよなとも思ってますよ、やっぱり。
だって価値観みんな一人一人違うからね、好みもね。
ただ、別に興味もしたくないなら持たなくていいと思うんです、無理に。
しかもさ、無理に興味持とうと思ったら余計嫌いになりません?
もしかしたら興味持たなくていいって言われて、ほっといたら10年後に10年後に自然と興味が出ることもあるかもしれないし、
でもそれもなくてもいいわけですよ、別に。
何を好きになるのかなんて自分の自由だからね。
だから別に興味持たなくていいんじゃないかなって思うんです。
その上で、ただやっぱり大人としてね、この生活力というか、そういう意味でずっと服を選んでくれる他者が存在するとは限らないから、
何かその服を入手する術を身につけておいた方がいい。
それは自分で食料を手に入れる術と同じように、自分で住む場所を確保するということと同じようにサバイバルするという意味で、
自分を外界から身を守る服を自分で手に入れる力を身につけなければならないと思っているんだったらやり方はあると思うんですよね。
例えばちょっとその時だけ頑張ってどこか1個潰れなそうなブランドを1つ決めると。
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ショップを自分が経済的にずっと買えそうなお店で、潰れなそうなお店を1つ決めて、ずっとそこで同じようなものを買い続けるっていう手もあるわけですよ。
実際ね、そういうご依頼ありますよ、私のところにお客さんから。
本当にファッションめんどくさくて、そんなことに時間を使いたくないので、とりあえずここの店のものを買っておけば大丈夫って教えてください。
そしたらそこのものを着潰したらまた同じようなものを買い続けてずっと回していくんでっていうね。
そういう時はなるべく潰れなそうなブランドで、長く続けてくれそうな、そしてあんまりデザインがコロコロ変わらないブランドを選んで、
しかも無理に売りつけたりしないような信頼できる店員さんが居そうなお店を選んで、その店員さんに託す気持ちでバトンタッチする。
その店員さんがたまに着た時に選んでもらうっていうような、そういうやり方をすることもありますしね。
昔はさ、やっぱり同じ服ずっと着てたら何やかんや言われた時代もあったなと思うんですけど、
でも今って逆に同じ服をずっと着ているっていうポリシーを持った人もたくさんいて、洋服の制服かとかって言われますけど、
それで何やかんや言われる時代じゃないし、なんならそこは嘘も方便で、
私はこの服にこだわりがあってずっと着てるんだよ、みたいな顔してればいいわけですよ、本当に。
そこは嘘ついておいてもいいわけなので、それでいいと思うんですよね。
だからなんなら親御さんから料理の作り方を学ぶように、普段どこで買ってるのって聞いといて、
そこで自分も買えるように同じものを、こういうものを買ってるんだなってチェックしておくっていうだけでもいいんじゃないかなと思います。
でも、もし自分の本当の気持ちを掘り下げた時に、
いや違うな、本当はそれは自分だってできることならば興味を持ちたいんだって思ってるんだったら、
じゃあなんで今のようになってしまったのかなっていうところ。
あとはファッションの知識って幅広すぎて、
とっかかりがつかめないことでワーってなっちゃってる可能性もあるので、
それであれば我々のような仕事のような人に一回依頼して、
効率よく自分に必要な知識だけを身につけると、
とっかかりがつかめるかもしれないし、そういうアクションを次に考えればいいんじゃないかなと思いますが、
何にせよ興味を持つと何とか自分でできるは別物で、
別に興味を持つところまで行かなくてもいいと思うので、
そこにあんまり脅迫観念を持たなくていいんじゃないかなという気がします。
気楽に食料を育てる気持ちでやってもいいんじゃないでしょうかね。
ということでご質問ありがとうございました。
また何か感想がありましたらお聞かせいただけると嬉しいです。
それではまた明日の配信で。
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