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2020-12-20 11:58

143.おたより「理想の服を具体的に描きすぎて、それが見つからなくて服が買えない」 from Radiotalk

本日もリスナーさんからのお悩みに回答!買いたい服が具体的すぎて、ぴったり同じかかなり似ている服でなければ買いたくない、というアリーさんからのお悩み。
「それって、買いたくなくなってるんじゃなくて、エネルギー切れ起こしてない?」というところから回答していきます。

お悩み全文はこちら https://marshmallow-qa.com/messages/51e241f0-9d3b-4117-a366-1f65901c013f
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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、今日はまたね、マシュマロからお悩みをお寄せいただいてるんですけども、これがね、またちょっと回答が長くなりそうなので、また前後編に恒例の分かれるかもしれないですね。
早速読んでいきたいと思います。
こんにちは、いつも楽しくポッドキャストを拝聴しています。アリーと申します。早速ですが質問です。
私はかなり買い物に時間がかかってしまうタイプです。
せいた一着買うのに、デパートや商業施設をぐるぐる回って、結局何も買わなかったということもよくあります。
というのも、買いたいものが具体的すぎて、ぴったり同じか、似ているものでなければ買いたくなくなってしまうのです。
Vネックで、色は緑で、少しオーバーサイズで、素材は…などなど。
それが雑誌で見たものなら、それをそのまま買えばいいのですが、私の頭の中で考え出した、私の欲しい服だった場合は、それはもう大変です。
ない方が多く、じゃあ似たものや違うものを…という気分にもなれません。
そんなわけで、私のクローゼットは、着回しはできるけどあまり好みではない無難な服や、気に入ってるけど古い服しかありません。
気に入った服のほとんどは、服を買うつもりがない時、偶然出会ったようなビビッと着た服が多く、狙って買ったものはほとんどありません。
なので、欲しい時、欲しいものを買えた記憶があまりないのです。
新しい服を買い足す時、どのような準備をしていくべきでしょうか、教えてください。
ということで、今日はこのお悩みに回答していきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。143回目の配信でございます。
おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
はい、ということでね、きましたね、アリーさん。ありがとうございますね、ご質問ね。
さあ、これね、また回答していこうと思うんですけどね。
いくつかね、その問題をほぐしていくためにやらなきゃいけないことっていうのかな、考える着眼点みたいなのがね、結構詰まってるんですよ、またこれも。
あれこれ、解決策というかね、ヒントもいろいろあるなっていう感じがするので、また1回で収まらないかなっていう感じがするんですけどね。
アリーさんほど具体的に買いたいものが頭の中に思い浮かばなかったとしても、買い物に時間かかっちゃうって方結構多いんじゃないですかね。
やっぱりね、買い物って私はお買い物動向が何でいいかっていう話をするときによくするんですけど、単純に買うものを決める。
いいなと思ったものがあって、それを買おうって決断するだけで結構人間エネルギーがいるんですよ。
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なので、いかにそのエネルギーを温存しておくかっていうのが、買い物成功の秘訣と言っても過言ではないんですね。
なんですが、みんな欲しいものがあったときに、よし買おうって決めるにはエネルギーがいらないはずだというか、そこにエネルギーがいるって思い至ってない方が多いので、その事前段階でエネルギー使い果たしたんですよ。
なので、まずレバードとか消費物をぐるぐる歩き回るだけですごい疲れるじゃないですか。
プラス試着って実は全身運動なんですよ。
これ前にも言ったことあるかもしれないけど、私一番初めにアパレルメーカーに入ったときが、子供服の企画職として入ったんですね。
サンプルをお子さんに、モデル事務所とかに登録しているお子さんを仕事として呼んで、もちろん親御さんと一緒に来てもらって試着をしてもらったりする機会は結構あるんですけど、
試着しているときにお子さんが具合悪くなってたりするんですよ。
小さい子にとっては具合悪くなっちゃったりするぐらいすごく試着って疲れることなんですよね。
大人だから私たち倒れまではしないですけども。
それぐらい全身運動なんですよね。
なので歩き回って試着を繰り返してって言うだけで全部エネルギー使い果たしちゃうんです。
だから決められないんですよ。
なのでまずすごく初歩的な段階で、
アリーさんはもしかしたら自分が思い描いているものにピッタリ同じものしか買いたくなくなっちゃって買えないわけじゃなく、
ピッタリ同じものは当然見つかりづらいじゃないですか。
絶対どこかしらに自分が思い描いているのと違う部分がありますよね。
その違う部分があったときに理想とはこれだけ離れてるけど、
どうしようか買おうかどうしようかって自分の理想と目の前にあるもの、
買えるものと比較して考えて決断しなきゃいけないところにまで、
そのエネルギーが残ってなかったんじゃないかっていう気もするんですよ。
考えるエネルギーがない。
だからピッタリに同じものじゃないから買えないっていう風に決めた方が早いんですよね。
だからエネルギーレスになっちゃってる?
ノーバッテリーになっちゃって、
比較して検討してこれを買おうって決断するっていう挙動ができなかった。
バッテリーがなかったせいでっていう可能性もあるのでね。
なのでまずは単純に自分の理想のものを探すのに、
デパートとか商業施設で足で探すのやめた方がいいかもっていうのは正直あります。
自分で探すのやめた方がいいかもっていうのもあるしね。
まず足で探すのやめた方がいいかもっていうのは、
ネットで検索した方がいいですよ。絶対に。
なぜかというと買いたいものが具体的であれば検索ができるはずなんです。
ネット検索して、
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ECサイトとかね、それこそドゾータウンとか、いろいろ楽天とか、
ショッピングモール的ないろんなブランドを網羅的に探せるサイトってあるじゃないですか。
そういうところで探すのが向いてない人っていうのはいます。
どういう人かっていうと、欲しいものがはっきり決まってない人。
欲しいものがはっきり決まってない人は、色も決まってないし、デザインも決まってないし、
検索キーワードの出しようがないんですよ。
ネット検索って、実際に店頭に行くよりもはるかに多くのものを探せるんですよね。
その反面、検索キーワードがないと多すぎて、1ページ目から全部順番に見せたらキリがないじゃないですか。
そっちの方が好かれちゃう。
だからそういう人は、商業施設とかデパートに行って、ある程度限られたものの中から、
なんとなく見ていいなと思うものを買った方が早いんですけど、
アリーさんみたいに具体的な人は、それがそのまま検索キーワードになるはずなので、
具体的であればあるほど、たくさんあるものの中から探した方が出会える確率は上がるわけですから、
まず足で探すのやめた方がいいです。単純に。
その方が、自分に買いたいものに近いものを探すまでの時間が短縮できるし、
結果的に考えるエネルギーを温存できるので、
近いものだけど買ってみようという決断ができる可能性が高いです。
もうやってらっしゃったら申し訳ないんですけど、
やってなかったらネットで買ってくださいっていうのはまず一つあるんですよね。
あともう一つとしては、もちろん自分で探さないということで、
私たちみたいなパーソナルスタイル人を使ってもらう。
私がお客さんから頼まれるときに、いろんなタイプのお客さんがもちろんいて、
すごくアリーさんみたいに、こと細かくこういうのが欲しいんだってオーダーを受けることもあるんですけど、
正直それを上回るものを提案するんです。いつも提案しようと思ってるんです。
というのは、一般の方がね、ファッションのプロじゃない方がこれがいいって思っているものよりも、
もっといいものって絶対あるはずなんですよ。
なので、アリーさんがなんでそれがいいって思っているのかを分析して、
それよりも、もっとこっちの方、そういうものももちろんそのものズバリのものもお勧めするんだけど、
でも実際には少しオーバーサイズって言ってたけど、アリーさんの着方だったら、
ちょっと態度の方が絶対こういう方もできるからいいはずっていうところまで考えて提案する。
その理想としているものを、さらに弱まるものを提案するのがプロだと思っているので、
そういうものを提案するんですよね。
なので、自分の理想っていうのはあくまで自分のスキルで考え出せる限りの理想でしかないので、
それを弱まるものが手に入るっていうのが、それもエネルギーをかけずに手に入るっていうのが、
パーソナルスタリストに、私に頼んでもらうメリットかなと思っているんですよね。
だからそのエネルギーを払う代わりに、それが料金として払ってもらってっていう形になってるだけかなと思うんですけどね。
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なので、単純にその理想とするものが見つかってないんじゃなくて、その理想に近いものが見つかった時に比較検討して決断するっていうエネルギーがなくなっちゃってるから
買えなくなっちゃってるだけかなっていう気もするので、それを改善するには今お伝えしたような方法、
プロに探してもらってエネルギーを温存するか、歩き回るエネルギーを温存するためにネット検索するか、
まずこの2点を試してみていただきたいなっていうのはあるんですよね。
それがまず手っ取り早くお伝えできる改善方法としてあるんですけども、
もうちょっと根本的にこの問題考えてみましょうかっていうところで言うと、
やっぱりアリーさんに限らずオシャレに悩んでる人って結構自分の感情に振り回されちゃってる人が多いんですよ。
アリーさんの場合には自分の具体的に欲しいって描いたものしか買いたくない。
もしくは出会ってビビッとした、ビビッときたものしか買いたくない。
つまり自分の好みとか好きっていう感情に振り回されてしまっている。
その感情を自分がコントロールできず、買い慣らすことができずに、
その感情が湧き起こるのを待つしかない状態になってますよね。
同じようにある人は、例えば別の人はね、損をしたくないっていう感情に振り回されてしまって、
そう思うばかりに全然気分が上がらない無難な服とか着回しできそうな服しか買えないとか、
安い服しか買えないとかね、そういう状態になっている。
また別の人は、例えば変に思われたくない。
人から変だと思われたくないって思うばかりに、
みんなが買ってる服、たくさんの人が買ってる服なら安心だろうってそういう服しか買えない。
本当はもっと違う服も買ってみたいと思ってるのに、どうしても変に思われたくないっていう感情に振り回されちゃって、
例えばユニクロとかGUとか、みんなが買っててたくさんレビューがネット上に上がっている服しか買えないみたいなね。
そういうふうに自分の感情に振り回されちゃってる場合が多いんですよ、おしゃれに悩んじゃう人っていうのは。
おしゃれって毎日やらなきゃいけないもんだし、服って身に着けるからすごく距離が近い自分にとって、
なのでどうしても客観性が持てなくて、主観的になっちゃう。
だから感情に振り回されやすいんですよね。
感情に振り回されないようになるにはどうしたらいいかって言ったら、
その感情がいつわき起こるのか、どうしてわき起こるのかっていう自分の感情を分析して理解するしかないんですよ。
そのための手段が、うちの服装心理学協会が開発している服装心理診断だったりということなんですよね。
次回はこの感情に振り回されないように、この感情を分析して理解する方法からちょっとお話ししていきたいと思います。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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