次の自分に着替えるラジオ、本日で923回目の配信でございます。
この番組では、服を着替えるように自分もまるごとアップデート。
ファッションとシーニング学の力で、あなたの次の一歩を軽やかに後押しします。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師のヒーサーのリサです。
本日もよろしくお願いいたします。
さあどうでしょうね、服がなんか今日ちょっとこれ似合わないなみたいなことを感じた時って、ほとんどの方がやっぱり外見に原因があると考えるんですよね。
なんかもうちょっと顔つきも変わってきたかなとかね、なんかこうお肉下がってきたしとか、肌質も変わってきたしとかね、あとは体型が変わってきたしとか。
で、それきっかけに改めて似合う服の診断、パーソナルカラーであったり、うちがやってる顔の診断、体型の診断みたいなものもね、たくさんありますので、そういったものを受けたりっていう方も多い。
それはいいきっかけになって、今の自分の外見に似合う服に気づくっていうね、バランスのこともあったりするんですけど。
でもその外見のせいじゃないケースもとっても多くて、要はそのなんだろうな、似合う似合わないっていうのは、基本的にはその外見と服装が調和してるかどうかなんですけど、
外見に調和していても、なんか変に感じるとか、しっくりこなく感じるっていうことは結構あって、それはその第三者から見たら全然変じゃないのに、本人はすごく違和感を感じてるってケースもとってもよくあるので、
その場合には、似合う服の診断をしたところで、なぜその服に違和感が出ちゃうのかっていう答えが出なくなるんですよね。そういう場合には、やっぱり心理的なセルフイメージの変化っていうのが背景にあるケースが多いです。
自分の自己認識が変わったことによって、これまで持っていた服は過去の自分が自分のことをどう思ってるかに基づいて選ばれたものなんだけども、それが変わってしまうと、あれなんで私こんな服着てるんだろうとか、なんかこの服は私らしくないなっていうことになってしまうんですよね。
外見はもちろんですけど、このセルフイメージ、自己認識もすごく変わる。もしかしたら外見以上に変わる。特に環境の変化があったり、何かこう心境の変化があったりすると、やっぱり自分の自分に対する認識ってどんどん変わっていくので、
もしかすると過励とか年を重ねることでの外見の変化よりも頻度高く起こるかもしれない。特にお仕事されている方はキャリアとか、仕事に関わらずライフステージが変わるときで、同時にセルフイメージもやっぱり変わっていくので、そういう転換点にいる方とか、これまでここ数年変わってきたよっていう方は、
何かこれまで着てた服がしっくりこないっていうお悩みが起こりやすいです。
つまり、自分の外見と服のズレというよりは、自分の外見を含めた服も含めた外見と自分の内面のズレっていうのが違和感として出てくるっていうことなんですね。
これはなかなか見た目には似合っている状態であることも少なくないので、例えばアパレル店員さんとかスタリストとかに相談しても、似合ってますよっていうことで終わらされてしまうことが多いので、結構相談してもいいアドバイスが得られないっていうケースがあるんですよね。
だから深い悩みに陥っちゃいやすかったり、似合う服の診断を受けたら、この診断が間違っているせいじゃないだろうかということで、診断ジプシーっていうんですかね。
いろんなサロンに行ってさまよってしまう原因にもなりがちなので、決して自分が自分に感じる、なんかこの服似合わないなっていう感覚は外見のせいだけじゃないんだよっていう。
その内面の変化でも起こることなんだよっていうのはまず覚えておいてほしいんですよね。
その上でやっぱり変わったってことを無視せずに、ちゃんと更新していってほしいんです。
セルフイメージっていうのは変わっていくものなんですけど、なんか変だなって思っても、例えば今着てる服が変だなとか、周りの自分に対する扱い方が変だな。
こんな私扱われ方してていいのかな、みたいなこととかね。
なんかほら、なんとなくある環境で生活してると、自分のキャラクターみたいなのが結構固定化されてくることって多いじゃないですか。
なんかお世話役とかさ、いじられ役とか、なごませ役とか、でも服と同じようにその役割にも違和感を感じたときに、もしかしたら服以上にその役割扱われ方が変わったことって、
自覚しても、じゃあそこに何かアクションを起こそうって気になかなかならないと思うんですよ。
人間関係のことなんで複雑じゃないですか。だからちょっと面倒だからこのままでいいかって思い出しなんですけど、やっぱりセルフイメージ、自己認識の変化って起こるべくして起こっているので、
それを無視してしまうとやっぱり停滞してしまったり、どんどんどんどん自分の本心とみんなの中にいる自分っていうのが離れていってしまって、乖離していってしまって、やっぱりそれはメンタルとしても良くないことなので、
変化は面倒だけどね、面倒だし人間誰しも変わることはいい方向に変わることであったとしてもストレスなので、
なんか変わりたくないなって気持ち誰でもあるんですけど、そこを無視したら無視したらまたね、良くない停滞に陥っていくので、ぜひ無視せずに見つめてほしいし、
まずはね、服から変えていくみたいなことで、その自分の変化をしっかり自分で味わって確実なものにしてっていうことをやっていただきたいなって思うんです。
で、じゃあその自分の変化を捉える指針として、そういう意味では逆に言うと服って使えるんですよね。
だから服に対してどういうことが起こったら、どういう感覚が起こったらセルフイメージが変わってきたよ。
今あなたが内面が変化してるサインなんだよっていうね、そのサインがあるので、ちょっとねチェックポイント4つほどご紹介したいと思います。
今の皆さんに当てはまってるかどうか、ぜひね衣替えをして、久々に秋冬の去年まで着てた秋冬に袖を通したときにチェックしてみてください。
まず一つ目は、これまで以前褒められていた服、褒められ服ってやつですね、それがしっくりこなくなったっていう感覚が出てきたとき、これはやっぱりね自分が変わったサインだなと思うんですね。
やっぱり人から服が褒められる、特にその割と近しい間柄の人、友人だったり家族だったり、仕事仲間でも結構頻繁に会う人だったりに服が褒められるっていうのは、外見にも似合っているし単純な顔出しとか体型にも似合っているのはもちろんですが、その人が思っているあなたのキャラクターにも合っているケースが多いんですよね。
外見内面ともに似合っているっていう。そういうときに服を褒められるケースが多いんですよ。意外とね、外見にだけは似合っているんだけど、その人のキャラじゃない服って身近な人は褒めないんですよ。
なんかむしろ、あ、どっかお出かけかなとかね、褒めるっていうよりは、なんかその服どうしたのっていう感じになるっていうのかな、このニュアンスの違い。あ、それすごいいいね、似合ってるね、なんとかちゃんらしいねじゃなくて、あれなんかどうしたのとか珍しいねみたいな。
で、あ、なんか変?って聞いたら、いや変じゃないけど、みたいな、なんかそういう感じになることが多いんですよ。
いわゆる褒められ服っていうのは、あの身近な人からであればあるほど、その外見の内面、外見はもちろん内面とも似合っているケースが多いんですが、だからこそそれに違和感が出たということは、そのときに周りから認識されていたあなたのキャラ、内面だったりする。
そこと変わってきたっていうサインになるので、ぜひね、それはうんとちょっとね、振り返るサインにしてほしいですね、一つ目。これまでの褒められ服がしっくりおかなくなった。
で、二つ目は、ワードローブに手持ちの服に対して、まあこれでいいかっていう感覚の服が多くなったとき。なんかこう、何でしょうね、妥協みたいな感じですかね。
衣替えをして、また去年も着てた秋服で今年も着られるものがクローゼットに並んだときに、まあこんなもんかみたいな感覚になってしまうとき。
まあ安心感もあるし無難だけど、ワクワクはしないよな。これが私だなって感覚っていうよりは、こんなもんかな、みたいな感覚になってしまうときっていうのは、ちょっと変わりつつある、もしくは変わりたいタイミングなんじゃないかなって思います。
本当クローゼットってすごく自分の鏡で自分を表しているもので、服はやっぱり自分の自分に対する扱い方が出るので、そんな服に対してまあこんなもんでいいかってなっちゃうってことは、本当はこんなもんじゃ嫌なんですよっていうことなので、なんかその手持ち服を並べたときに起こる感覚っていうのは大事にしてほしいですね。
3つ目。3つ目は、まあ自分一人で出かけるとか、まあそんなにこう、この人にどう思われるかなみたいなことを気にしなくて済むような人と会うときであれば、クローゼットに並んでる服でいいんだけど、なんかちょっと新しい人と会うとき、
要はいい印象を与えたいときに、手持ちの服を着ようと思うとちょっと躊躇してしまう感情が生まれる。
これもね、結構大事なサインで、まあ要はこれまでの自分を知ってる人だったら、まあこれまでの服でいいんだけど、これから新しく会う人に対しては、ちょっとこの服じゃなって思っちゃうっていうのは、まあ今、そしてこれからが変わっていくサインなんですよね。
新しく関係を築く人に対して、ちょっとこれまでの自分とは違う自分を見せたくなっているっていうサインなので、新しい人に会うときに自信を持って着ていけそうな服がない。
クローゼットを見ても、まあこれ着ていけばいいなって思える服がないっていうのは、やっぱりちょっとね、セルフイメージ、自分が変化しつつあるタイミングだと言えると思います。
そして最後は、これまでの服を着て写真を撮ったときに、その写真だったり、あるいはZoomとかね、オンライン会議のときの画面越しの自分が出ますよね、モニターにね。
その自分を見たときに、なんか違和感があるっていうとき。これまでなんとも思ってなかったけど、改めてこれまでの服を着た自分を見たときに、あれ、なんかって思うのは、やっぱり自分が変わりつつあるサインですね。
意外とこれって、鏡を見ただけじゃ気づかないことも結構あって、鏡よりもさらに客観的に見るとわかることもあるんですね。それが写真であったり、オンライン会議の客観的に見たモニターだったりするので、そこでちょっとん?って思ったときには、やっぱり服ももちろんですが、自分がなんか変わってるのかもなっていう悩みを見直す際なんじゃないかなと思います。
じゃあ、そのサインをもし感じたとしたら、どう変えていくか。
もちろんその内面の変化とじっくり向き合うことがとっても大事なんですけど、と同時に、やっぱり服をちょっと変えていくことで、新しい自分に自分が馴染むっていうのかな。
あとはその変化を加速させることもできるっていうメリットがあるので、ぜひその服と向き合いつつ、自分の変化を探ってほしいんですよね。
そのまず一つ目としては、やっぱりその違和感が出た服がいくつかあったのであれば、それらの服の共通点をちょっと探ってみてほしいんですよ。
なんかこう全体的に、今の自分から見ると幼い感じがするなとか、あとはどうでしょうね、ちょっと安っぽい気がするとかね。
なんかその違和感、共通する違和感こそが自分の変化の方向性を指し示しているので、ぜひその共通点を探ってみてください。
で、なんとなくこっち方向に自分は変わっていったんだなとか、変化していきたいんだなっていうのがわかってきたら、まずは小物から変えるとか、
あとは洋服もデザインも何もかも全部変えるんじゃなくて、ちょっと色だけ変えてみるとか、まず小さいところから変えてみるっていうのがやりやすくておすすめです。
このあたりをちょっとやってみて、自分の変化を自分でしっかり味わいながら変わりたい方向に変わっていけるように、服をぜひ上手に使ってください。
なんかね、手持ちの服がしっくりこなくなると皆さん悲しむんですよ。
まあね、経済的に考えたら、また服買わなきゃいけないのかみたいな気持ちも出てきますし、なんかめんどくさいなとかね、なんだろうとかね、しっくりこないっていう状態って決して心地いい状態じゃないので悲しくなってしまうのもとてもわかるんですけど、
でもある種、自分が変わっていく、あるいは変わりたいサインなので、そう考えると違和感も決して悪いことばかりではないんですよね。
上手く使えば自分が大きく成長できたり、理想の自分に上手く近づける、今よりもっと心地いい状態に変化できる、そんなきっかけにもなると思いますので、ぜひ変わることを恐れずポジティブに受け止めて、洋服を上手く使って変化していっていただきたいなと思います。
はい、どうでしょうかね、なんかこう服がしっくりこなくなってきたな、みたいな経験がある方、ぜひお便りでお知らせください。
スポティファイ、もしくはYouTubeでご覧の方、お聞きの方は、ぜひコメントでお気軽にお寄せください。
それ以外の方は、マシュマロ番組のリンクを貼ってますので、こちらからですと匿名でお気軽に送れますので、ぜひ、そんな経験がありましたらお寄せいただければと思います。
次回はね、ちょっとこのセルフイメージが変わっていくことについて、もう少し深掘りをしてね、変わったほうがいいのは分かったんだけど、変わりたいんだけど変わりないんだよなっていうお悩みに聞く方法なんかもちょっとお伝えできればと思っていますので、引き続きお楽しみにしていてください。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。バイバイ。