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コーチングとは、自分だけの幸せ、自分だけの答えを共に探す旅。
あなたの自己実現をサポートする専門家、プロコーチのみなべりんです。
今日は6月7日、金曜日です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は、謙虚なリーダーが陥りがちな3つの罠、というタイトルのお話をします。
これは先日、あるエグゼクティブコーチの方が書かれた記事からの気づきになります。
最初に書籍の紹介なんですけど、タイトルでは、
男は野球で、女はママゴトで、仕事の掟を学んだ、という書籍があります。
もう一回言いますが、男は野球で、女はママゴトで、仕事の掟を学んだ。
これ、私、いつだったかな。10年くらい前に読んだんですけど、
私たちの年代じゃなくても、保育園児を見ていると、
男の子と女の子で、やっぱり遊び方とか好きな遊びって違うんですよね。
会社に入ったら、みんな別に仕事内容に男女差はないし、
やり方、進め方についても、特に精査とかはないんですけど、
やっぱり、幼少期に光ってきた社会の中のルールって、
スポーツチームとかに入ると、光るべき監督とか強いリーダーがいて、
そのリーダーに従って、党卒者の指示に従っていろいろ動く。
上の指示は絶対だ、みたいな。
そんな感じで、男の子って重いガチだと思います。
一方、女の子は、ママごとの世界って上下関係がなくて、
みんな仲良し、誰も傷つかないし、誰も損したり得したりしない。
みんなで調和を保ってやりましょうっていう世界で、幼少期生きてきた。
それが仕事のルールにも適用されてしまいますよねっていう話が、
私の書籍に書かれているんですが。
なので、私のタイトルを書いた、「謙虚なリーダーが陥りがすな三つの罠」については、
どちらかというと、謙虚な男性もいますけど、
やっぱりどちらかというと、女性の方があんまりガツガツ、
みんなの前に出て統率するガツガツしたリーダーシップを発揮するよりも、
サーバント型リーダーシップって言われているように、
みんなを側面支援したり、みんなが働きやすいような環境を整える、
みんなをサポート支援するタイプの女性のリーダーの方が男性よりも得意だし、
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そうなると、どちらかというと謙虚なリーダーって女性の方が多いイメージです。
なので、特に女性は注意した方がいいかなって思うところ。
リーダーになって、会社の中でいろいろ意思決定する範囲が広くなっていく、大きくなっていくにつれて、
こういうことを気をつけたらいいよっていうことをシェアしたいと思います。
まず一つ目が、謙虚なリーダーは周りから優柔不断だと思われてしまうリスクがあります。
いろんな意思決定をするときに、メンバーのそれぞれの意見を聞いて、それを尊重しようとしてしまう。
あとは毅然とした態度で、もうビシッと言うようなこと、そういった態度を取りたがらない。
そういった態度を取っていると、戦略とかビジョンに自信がないんじゃないか、確信がないんじゃないかっていうふうに思われてしまいがちです。
謙虚でいるっていうことは、もうこの正解がない世界の中で、自分の出した答えが絶対正しいっていうふうに、
自信を持って押し付けるっていうことはもちろん良くないので、それが間違っているかもしれない。
メンバーの方がいい意見を持っているかもしれないっていうふうに、自分が正しくて、他自分以外の意見が間違っているというふうに考えると、
他自分以外の意見が間違っているというふうに決めつけることはもちろん良くないし、
そういう意味では謙虚であるっていうことはいいところでもあるけど、
そういう憂愁不断だと思われてしまう可能性があるっていう意味では諸刃の剣です。
なので謙虚でいるっていうことと、ちゃんと自己主張するっていうことのバランスを取っていくっていうことが大事です。
自分がどれだけの権限を持って、どれだけ能力を持っているかっていうところを過小評価せずに、
ちゃんとフラットに自分のことも評価して、状況に応じて自分が持っている権力を行使していかないといけないっていうことと、
メンバーに意見を求めるっていうのは私もやるし、私も4月から新しい職場に入ったので、
自分よりもメンバーの方が業務の内容とかどうしてそれをやっているのか、
どういうことをやってきたのかっていうのはもちろん詳しいので、
メンバーの意見どう思うかっていうのはもちろん聞くけれども、
それは自分の意見とか方向性に自信がないから聞くんじゃなくて、
いろんな情報を集めて、それに基づいて公活的な判断を自分がするためにやっているっていうふうにいつも思っています。
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なので、きちんと一つ目が優柔不断だって思われないように、自信がない人だって思われないように、
メンバーの意見は聞きつつ自分がちゃんと公活的な判断をしたり、チームとしてのビジョンをちゃんと持って、
時には毅然とした態度でそれを施行していくっていうことが大事っていうのが一つ目です。
二つ目が、ちょっとさっきの自信のなさみたいなところにつながるかもしれないんですけれども、
謙虚でいると自分自身のキャリアアップの妨げになるリスクがあります。
何か仕事で目標を達成したり、もちろん自分でというよりチームの目標を達成、
チームのメンバーの力で達成したっていう状況はあると思うんですけど、
そういったときにチームで達成した目標についての称賛を自分自身の成果にせずに、
自分は大したことをしてないんだけどチームに恵まれたからできた。
自分はただ自分の仕事をしただけで、チームが頑張った、チームに恵まれたおかげでできたんだっていうふうに、
本当はリーダー、マネージャーがきちんと戦略を立てて、メンバーを影から支援しながらも引っ張ってきたところが
大きな成功要因の一つであることが多いと思うんですけど、そこを過小評価するような発言をしてしまう。
なので、そうではあまり良くないので、きちんと自分自身も評価されて、メンバーも評価されるように
私たちっていう言葉を使って、自分とチームは別じゃなくて、私も含めた私たちが目標を達成できたことを誇りに思うし、
私たち全員の努力の結晶なんだっていうことで、自分はそんなに良い仕事をしているんだけどチームが頑張ったっていう言い方じゃなく
全員の努力の結晶なんだっていうふうに、チームメンバーの貢献も称えつつ、自分の役割と自分の功績も認めるような発言をしていくということが2つ目の大事なことです。
3つ目のリスクが、これはリスクというかメンバーにとってということなんですけど、自分が謙虚でいるからメンバーに負荷をかけるのをちょっと遠慮したり恐れて頼むことをちょっと躊躇して
自分がやらなくてもいいような仕事、何かを調整するとか事務的な作業、会議のメモを取るとかそういったところを自分がやってしまう。
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それをやってしまうことで自分の仕事が増えてしまう。当たり前ですけど増えるので、自分がそれで余計大変になって自分の負荷、自分の仕事量が自分で抱えられる以上になってしまって
思いつき症候群とかバーンとしまう可能性があるっていうのもあるし、メンバーが調整力とか
メンバーが自分、もう少し上のレイヤーだったり、リーダーがやっていた仕事をやることで仕事の経験を積む。それによって成長する機会も奪ってしまう。
リスクがある。なので自分自身が大変になるのと、あとメンバーの成長を妨げるというリスクがある。
というのが3つ目。そうならないように、自分自身はもっと俯瞰した立ち位置。
メンバーが枝葉のところを見て細かいところをやるんだったら自分は幹。もっと広い視野で全体を見て戦略を考えるとかビジョンを考える。
課題を的確に捉えてそれに対応していくっていうところを考えることに集中するために、自分がやらなくてもいい仕事であれば権限を移情してメンバーに任せていく。
そういうことでメンバーも成長していく。そんなサイクルを回していきましょうっていう話でした。
ということで今日は謙虚なリーダー、特に全員がそうっていうわけではないですが女性のリーダーが陥りがちな3つの罠。
ということで紹介させていただきます。
1つ目はメンバーの意見を尊重しようとしすぎない。
時には毅然とした態度で自分の権力や能力を過剰評価することなく、ちゃんと自信を持って講師していきましょう。
2つ目がチームで成果を成し遂げた時にその称賛をきちんと受け止めて、自分のことを卑下せず、私たち全員で成し遂げたことだよということを周囲にもアピールしていきましょう。
その中で自分がどういう役割をしたからこの功績が残せたんだということもきちんと言語化していきましょうというところが2つ目。
2つ目が自分はチームのメンバーの経験を積む機会を制限しないように、できるだけ自分は考える方の仕事にシフトしながら権限以上を適切にやっていきましょう。
最後までお聞きいただきありがとうございました。ではまたバイバイ。