ダンスと体の馴染み
あなたが決めて行動することに価値がある。あなたの思考変容と行動変容をサポートする専門家、プロコーチの美永理音です。
こんにちは。今日は9月29日日曜日です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日のタイトルは、「ダンスも仕事も、体に馴染んでからが楽しくなる。」という話をしたいと思います。
皆さん、これを聞いて思い浮かべる方。
ダンスをしたことがある人だったら、「あ、わかるわかる。」って思うかもしれないんですが、あまりそういう経験がない方だと、何かスポーツとかでも思い浮かべてもいいかもしれないですね。
何かを初めてやるとき、今回ちょっとダンスに例えると、
私は高校のときダンス部で、大学のときはチアリーディング部だったので、体で何かを表現する。
踊って表現して、舞台で見せるとかいうことを長らくやっていたんですが、毎回毎回、シーズンごとに新しいものを見せるので、
自分が振り付けするものもあるし、別の人がするものもあるし、振り付けを誰かからやった振り付けを教えてもらって、自分が踊るっていうことを考えたときに、
何か、一旦こうワン、ツー、スリー、フォーでこうこうこう、こういう振りだよっていう風に教えてもらって、
あ、なるほどって目で見て、自分でこうやってみて、で、この振りをした後、この振りっていう順番がありますよね。
それ大体1分とか2分とか、その曲の長さに応じて。なので、最初って全然覚えてないから、完全に頭の中で、
もう、これをした後はこの振り、この後はこの振りとか、見たり、頭の中で考えながら踊っている状況だと思います。
で、それを何回も何回も、もう10回も20回も、繰り返し踊って、で、曲に合わせても踊って、
で、1週間、2週間、1ヶ月と経っていくうちに、だんだん感覚が変わってきて、
頭で考えて踊ってきた段階から、頭で考えなくても、もう体が勝手に踊っているっていう状況になる感覚。
うん、分かりますか?やったことある人は分かると思うんですけど、あると思います。
で、そうなってくるまでの、頭で考えてやってる時って、全然楽しくない、むしろなんか辛い、疲れるですよね。
でも、その体に馴染んで、体が覚えて勝手に動いちゃう、みたいなぐらいまで来ると、本当に踊るのが楽しくなってきて、
その楽しさは、やっぱり同じ振りで、同じように手の角度とか形とか、やらないといけないことはあるけど、やっぱりその中でも自分の表現、自己表現、自分らしさみたいなのはダンスの中に表現できるから、
揃えるのは前提としつつも、自分らしさ、自分の踊りっていうのを表現できるようになるっていうのがすごく楽しいんだろうなっていうふうに思います。
手張りでいうと、手が決まったことを守ってる段階。歯は手を守りつつも、少し自分なりのアレンジ。
あまりにもアレンジ加えすぎて全然違うじゃん、この人だけ違う踊りになってるって見えるのも良くないんですけど、
例えばスマップとかでも、カトリー・シンゴが踊ってるのとキムタクが踊ってるの、微妙に同じ振りでもキムタクらしい動きになったりとか、そこまでやっちゃうとあれですけど、
やっぱり体に馴染んで、もう頭で考えすともう勝手に体が動いてるっていう状態になってからが、自分らしいアレンジを加えたり、表現できるから楽しいっていうのがあると思います。
仕事の新しい役割
で、それを仕事とか何か新しい役割、昇進した後とかに置き換えると、やっぱり最初はそこに馴染んでないから、なんかちょっと苦しい、気持ち悪い。
何かこれでいいのかなとか、探り探りだったり、他の人がこうやってるからこうした方がいいのかなってちょっと真似してみたり、何が求められてるのか、何が良いのかっていうことがよくわからず、かつ自分がやってることがどう思われてるのかわからないみたいな時ってすごい気持ち悪いというか、確信が持てない時ってあると思います。
でもだんだん、何か同じ役割を、だったり同じ仕事を1年2年とやっていくと、だんだん自分自身もセルフイメージが、もうそれ自分は例えばマネージャーだとか、最初は違和感があった肩書き、プロコーチですとかもそうだし、マネージャーとか、
自分がそれだっていう、もともとの自分のイメージと、そこの部長とか課長とかっていう役割に、プロコーチとかもそうですよね、何かこう、追いついてないというか、何かギャップがある期間が最初はあるんですけど、
で、その後、それを1年半年とか1年かけて乗り越えると、だんだん、これはこうやったらいいんだっていう、何か本質的な何かコツとか、あ、その枝葉は別としても、
幹としてはこれが大事なんだ。これが本質的にやるべきことなんだ。だからもう判断にそんなに迷わないっていう風になってくると、自分らしいマネジメントとか、自分らしいプロコーチとか、
自分らしく広げていける状態になって初めて、楽しさが出てくると思います。
で、それってダンスと同じだなっていうふうにまたちょっと着想で思いついて、
何かもう、その仕事自体はこうやるのかな、ああやるのか、なんかこうやって、やるのか、そうやってやって、
自分らしく広げていける状態になって初めて 楽しさが出てくると思います。
それってダンスと同じだなっていうふうに またちょっと着想で思いついて、
その仕事自体はこうやるのかな、ああやるのかな みたいな、探り探り一つ一つのアクションなり、
全てがそういうよくわからない状況から、これはこうやったらいい、これはこうやったらいいって、
自然と自分であんまり考えずに体でやっちゃってるぐらいのベースとなるスキルというか、
実践できるようになってくると初めて自分なりの色を出す、
自分はここにはこうしてみようとか、
自分の本当に持っている強みを発揮するならこういうふうにやろうとか、
やり方をより良くするというところに気が向いていろいろ創意工夫できるようになってくる。
そうなるとやっぱり人って自分のオリジナリティとか創意工夫を出せるってすごく楽しいことだと思うので、
それで仕事も楽しくなってくるという。
新しい挑戦の楽しさ
なので、まだ体に馴染んでない状態で辛いからっていうことでやめちゃったらもったいないよっていうことを伝えたいなと思います。
石の上に3年、3年はちょっと長いかもしれないですけど、
最初の辛い時期みたいなのもあるかもしれないけど、それを乗り越えたら羽ばたける。
この乗り越えるところを少し踏ん張って本気でやってみたら、
なんかその先見えてくるものが、一段乗り越えるとまた見えてくる世界があるんじゃないかと思います。
私も最近チームマネジメントとか、
会社の中でも自分のチームの成果を、本当に組織から求められているチームとしての成果を出すっていう以外にも、
何かこう、他のマネージャーに、マネジメント、コーチング、
コーチングではないんですけど、そのワンオンワンの時にコーチングのやり方とかを伝えながらこういうふうにやってメンバーを成長させたらいいよみたいな、
ワークショップというか、お互い協力してメンバーの育成を一緒にやっていこうみたいな取り組みを始めたりして、
それもすごく楽しいんですよね。なんか会社の中でもパラレルワークしてるような感じ。
8割はこっちだけど2割はこっちしてるみたいな。
会社以外のところで自分の、
別に会社の仕事、会社の中でできないようなことを社外でやるっていうのもいいし、会社の中でもしかしたらそういう、
本来の組織の仕事以外のところで自分らしさを出すみたいなこともできるかもしれないし、
最近いろいろ、
ベースとして、
組織から求められることでちゃんと価値を出すっていうことはやってるっていう前提でのさらにプラスアルファなので、まずそこができてない場合はそれを一生懸命やった方がいいと思うんですけど、
それができるようになったらもっと楽しい、
仕事が楽しくなるような世界が待ってるんじゃないかなって、なんか今私はそんなふうに感じてるのでちょっとアウトプットしてみました。
最後までお聞きいただきありがとうございます。ではまたバイバイ。