陸上の魅力とメンタルの重要性
【陸上中毒】この放送は、しんどいしなんだか地味、もはや何が楽しいのかわからない、そう言われがちな陸上競技の本当の魅力を、独りよがりな視点で自由に話す、そんな番組です。
話し手は、ランニングエンターテインメント合同会社、通称ランタメ代表の山口雄也、ことぐってぃーです。
【陸上競技を盛り上げる】を目的に、同社を創業した山口が、直近にあった陸上競技の話題やトレンド、そして陸上競技の本当の魅力、また、どんびきすほどローカルな話題、ただの山口の自分語り競技報告、ランタメの直近の動き、など、ザックバランに台本なしでお送りいたします。
えーとですね、人間の感覚は相対的だという話を急に始めるんですけども、
今僕、研修というか、外部の研修でいいのか受けてるんですけど、
その研修が、90分×5コマを合計9日間、3日×3ターンで合計9日間いけるわけですね。
僕、そもそも社会人になってそんなにコン詰めて勉強したことがなくて、社会人になってって言いましたけど、学生の時もどっちかというとね、ちょっとあんまり偉そうなこと言えない方の人種だったので、
非常に恥ずかしいことに90分×5はかなり苦痛なんです。めちゃくちゃしんどいんですけども、
今日の朝、ちょうど今この第2ターンが始まる。
今日、明日、明後日、90分×5かと。
昨日もちょっと思ったより寝れなかったんで、すごい不安を抱えて起きて、
今日の目録というか、抗議予定を見るわけですが、
今日なんと最後の1コマが、ちょっと試験の説明とか予備時間とかに当てられてまして、
驚くべきことに、今日は4コマプラスアルファで終わるんじゃないかと。
少なくとも5コマ目はそんなにスイッチ入れなくても大丈夫だということが分かって、
今日イケそうやなという気持ちになって、テンション高く撮影じゃないか、録音をしていると。
ただ、これも不思議なもので、
僕別に最初から90分×4って分かってたら、多分、かなり身構えてると思うんですね。
そもそも4コマっていうのも結構僕の中ではハードなんで。
でね、いつも実際、やっぱり眠くなるの、3コマ目の最後とか4コマ目の途中とかなんですよ。
そこも含めてなんですけども、
なぜか今日はイケるという気になってて、
多分、後から気づいたっていうのがデカいんですね。
もう一度伝えると、鼻から多分4コマ目だと、
しんどいな、しんどそうだなという前提から入ってるんですけども、
そうではなく、後から今日は4コマ目だよということが分かって、
5コマ目と比べると楽やなっていう気持ちが、
よっしゃ今日イケそうや、というところに繋がってるんじゃないかと推測をしております。
推測って言ったのは、僕別にそういう心理学のプロとかじゃないんで、
こういう言い方を後の議論のためにもしておいたんですけども、
おそらく多くの方が同様の経験をされたことがあるんじゃないでしょうか。
これ陸上も結局一緒で、
先日の大会で800mと1500mに出ましたよ。
800mが1分57秒5とかなので、
400トラック一周59秒9くらいで回した。
これ自体は頑張りました。
翌日の1500mなんですけども、
ターゲットというか多分展開的に、
一応62秒から3秒で推移するだろうと。
トータル着地は多分3分55秒くらい。
というような予測を持ってレースに挑んだんですけども、
800mを59キーって2回回せるので、
1500mの800通過が2分4だろうが6だろうが、
おそらく多分大きな違いはなくて、
フィジカル的には余裕を持って
通過しないといけないぐらいのはずなんですね。
そこはもう自信を持って挑むと。
前日の800mを考えると2分45で入っても多くさず、
そこから別に足止まってもいいんで、
そこまでは余裕を持っていけるだろうと、
ということをずっと考えてたんですけども、
一周目63秒で入って、結構足がいっぱいになりました。
63秒なんですよ。
たぶん800のレースで63秒とかに入ると、
僕めちゃくちゃ足残るんですよ。
たぶん悠々しゃくしゃくで。
2周目がたぶん65、66で行って、
結局2分8か9くらいで通過したはずなんですけども、
その時点では集団から1、2秒離れてて、
足も止まり始めてると。
これ不思議なもんですね。
さっきの話と逆で、
あと700m走らなあかんっていう、
たぶん心理的な心の壁というか、
そんなのを作ってしまってたんじゃないかなと、
推察をします。
結局はそういうもんなんですよ、何が痛いかというと。
運動の能力というかね、
練習こんだけできてるのに、
本番無理やとか、うまくいかない。
逆もありますわね。
練習全然してへんのに、
本番思ったより早いペースで行っちゃったんですけど、
35kmまでなんとかなって、
ラスト7kmちょっと粘ったらベスト出たとか、
不確実ですよね、ランニングっていうのは。
何が痛いかという話を、
たぶんそろそろしないとなんですけども、
やっぱりこの心理的なハードル、
それは得てして相対的なものだと、
いうふうに私は考えてまして、
逆にその相対的な心理的なハードルを、
どないにして味方につけるかみたいなところとか、
逆にいうとうまく脳をだばすというか、
言い換えるとリミッターを外すというか、
そんなことができれば、
パフォーマンス向上のためのトレーニング
やっぱりもっとパフォーマンスそのものが上がるんじゃないかな、
というふうに考えたわけなんです。
そもそも論なんですけども、
例えばレースペースとかレースペースより、
マラソンの場合早い30キロ走というのは、
ちょっと流行ってはいるんですけども、
あれもレースにどう直結するかというと、
結構微妙なところで、
マラソン苦しいのって30キロ以降じゃないですか、結局。
ハーフから苦しい人は30キロ走絶対やった方がいいです。
多くのマラソンランナーは、
30キロとか35キロとかね、
あとちょっとやのにいうところでやっぱり苦しくなってくる。
30キロ走というのは、
あとちょっとやのにに至らない部分の練習じゃないですか。
それを何回繰り返しても、
結局30キロ以降の対策には、
僕はならないというのが持論なんですけども、
もちろん有酸素運動能力の向上だったりとか、
フォームの確認とか、
いろいろとできることはあるんで。
何力が浅ければ浅いことというか、
その効果は絶対あると思うんで、
それをやってもらったらいいんです。
今猫皆さんに矛盾したことを言いましたけど、
やったらいいんですけども、
30キロの壁を越える練習としては不適切だと私は考えるわけです。
それはそれなんですけども、
結局話を逸らしちゃったんですけども、
心理的な壁をどう乗り越えるかっていうところは、
特に高い成果を望むのであれば考えた方がいいと、
いうふうには考えますね、私は。
それをどういうトレーニングをするのかとか、
あるんですけども、
結局心の持ちようでして、
これものすごく雑なこと言うんですけども、
いかにポジティブか、心が、
っていうのは結構大きく影響すると思っているんです。
なぜこのようなことを考えるのかというと、
基本的に心理的な、
もちろんフィジカル的なところで
それを上回ることもできると思うんですけども、
ネガティブで、
今日このペースいけるか不安やなとか、
そう思った時点で、
今日のパフォーマンスが、
一段階とまでは言わなくても、
やっぱり下がるんじゃない、
というのが私の考え方でございます。
でも先ほどの例でもね、
わかったと思うんですけども、
結局僕800m多分、
やっぱり体的には2分、5、6で、
楽に入らないといけないですし、
そう自分を思い込ませることに、
実は専念してたんです、1500mのペース前。
でもやっぱりそこが結局腹落ちしなかったところもあるでしょうし、
動かなかったこともあるんですけども、
ぜひそういうポジティブシンキングを、
取り入れていただければ嬉しいなというふうには、
考えているわけです。
特に市民ランナーなんて、
これね実業団の選手とかで、
やっぱりこの大会結果残さないと、
いろいろと厳しいなということもあると思うんです。
それは本当に、
なんとかそれに打ち勝って、
それも逆にアスリートとしての、
求められるところだと思うので、
そこは頑張ってほしいですけども、
変な話、我々市民ランナーは別に、
失うものはないですし、
根本的に楽しむために走っているのに、
やっぱりナーバスになる必要はないかなというふうには、
考えているので、
とはいえ大事なレース前とか、
家族、友人、親友が見に来るとか、
そんなタイミングですごい緊張するとかは、
分かるんですけども、
あくまでそこも楽しんでほしいなと思いますし、
そこを楽しめないと、
趣味の域じゃなくなってきちゃうんで、
別にそういう人を否定するわけではないんですけども、
僕個人としては楽しんでいただけるといいなと、
というふうに考えていると。
そのほうがきっと結果も出るんじゃないか、
ということをお伝えしたくて、
こういう話をさせてもらいました。
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