-
-
よしやす
で、二つ目、お便りの回で、 デジタル時代になっても音楽の作り方ってそんなに変わんないんじゃないの? みたいな話は私はしましたが、
それを収録して、その後公開? つまり、編集してから公開してるんですけど、 その間にですね、Xの伊藤銀次さんっていう方のツイートで、
伊藤銀次さんはね、私の世代とまんま有名な音楽プロデューサー、 アレンジャー、ミュージシャンな感じの人なんですけど、 あとギタリストかな、この方が結構長いツイートをしていまして、
アナログ時代のマスタリング、最終的に音の調整をするのが、 マスタリングって言うんですけど、音楽の。
アナログ版時代のマスタリングは張り飛びを止めることが第一の目的でしたと書いてあります。 小さな音からいきなり大きな音になった時には張り飛びしやすいので、
ボリュームをただ単に小さくするだけではなくて、 急に大きくなるところを抑えるみたいな職人のようなことをやりましたと。
一方でCDになるとこの心配はなくなったので、 マスタリングの時には別々で撮った曲を
アルバムで揃えるとかね、そういうのがアルバムを整えるようなマスタリングっていうのが 目的になってきたよという感じで変わってきたっていう話と、
で、面白いのはデジタル配信がメインになった今、ここでポイントになるのは、 なんといかに音圧を上げるかがマスタリングの目的になったというふうに書いてあります。
かおり
音圧を上げる?
よしやす
そう、要は印象が大きいというか、音圧を上げてインパクトを出さないといけないらしいです。
かおり
ズーンって感じで?
よしやす
これはね、配信になると頭の5秒とか10秒でつまんないって思ったら飛ばされちゃうんですって。
かおり
ほうほうほうほう。
よしやす
昔はね、ラジオでもテープでもレコードでも。
かおり
ずっと聞くけど。
よしやす
CDはピョって飛ばせますけど、配信よりもめんどくさいじゃないですか、CDのほうが。
だし、レコードやカセットテープは次の曲に飛ばすのは大変だったわけですよ。
だから続けて聞かれたのが、最近はプレイリストとかデジタル配信で、つまんないって頭のほんの少しのところで引きが弱いと飛ばされちゃうっていうので、
特に音量が小さかったりするとすぐに飛ばされちゃうっていうので、限界近くまで音圧を高めるっていう。
かおり
音量が小さくても飛ばされる。だから一番初めにサビが来ることが多いのかな?
よしやす
サビっていうか、イントロが短い。いきなり印象的なメロディープラスボーカルが始まったりする。
かおり
ほうほうほう。
よしやす
なんですけど、それってどうかなっていう話を後半でしています。けっこう長いツイートなんで。
かおり
なるほどね。
よしやす
最近アナログ時代のアルバムがデジタルリリースするときに再マスタリングしていると思いますが、無理に音圧を上げていないようなものがあって嬉しいですって話をしていました。
かおり
もともと売れてるから、そこまでその小細工をしなくてもいいだろうと。新しくるにはそれなりの小細工が必要だけどって感じ。
よしやす
っていうのと、アナログ時代の良さを残したままのマスタリングと、今受けるようにもう一回再マスタリングするっていうのがあって、昔の音の感じを残してるっていうのがいいねっていう話でした。
かおり
音の違いわかります?
よしやす
というと?
かおり
あんまり私、なんだ、わかんない。
よしやす
高音質だとかどうとかってやつ?
かおり
そうそう。よくだからスピーカーがどうとか言うじゃないですか。
どういうスピーカーがいい?本当に酷いというかすごい人だと、どういう曲にはどういうスピーカーがいい?
よしやす
でも私は好みだと思ってるんで。
かおり
好みも何も違いがわからん。わかるのかな?
よしやす
いや、でも私は同じ曲でも聞く環境が違うと、今まで聞こえなかった楽器の音がよく聞こえたり、あとはなんとなく閉まってる感じの音がする?ダラダラしてない?みたいな感じはわかりますけど、それがすごく耳がいいのかどうかはわからない。
ただ、イヤホンとかそういうのを例えば買いに行くとするじゃないですか、その時には自分のスマホに入っているこの曲とこの曲で聞いてみるっていうのはありますね。
かおり
なるほどなるほど。そうすると、自分が好きな曲を自分の好みの音で聞こえるやつっていう、あれあるね、よく聞くのがケーキ屋さんで自分好みの味かっていうのを調べるっていうかチェックするのに毎回同じものを頼むっていう話を聞いたことがある。
よしやす
一番ベーシックなものとかを頼んで。
そうそうそうそう。で、ここは自分好みとか、ここは自分の好みじゃないとか。
かおり
そうそうそうそう。
よしやす
あとよく聞くのがエクレアを頼むって聞くんだけどね。私は頼まないけど、いちごショートでもなく私はガトーショコラ、プラスチックショコラ。
チョコ濃いめのやつね。
かおり
なぜなら好きだから。
という感じで、アナログからデジタルになってマスタリングや音の調整が違いますかっていうのに対して、最後どっちに焼くかだけなのでそんなに違わないんじゃないかって話しましたがずいぶん違うらしいです。
なるほど。
はい。
というか少なくともこういうことをこだわっていろいろやってるわけね。
よしやす
そういうのと、やっぱりこうメディアの種類によって音楽の作り方というか最後の仕上げが変わるっていうのはやはりあるみたいですね。
一方で、最近の配信のやつは、なんていうの、騒音的だって思う人もいるかもしれません。
いやうるさいばっかり。
じゃーんってこと?
かおり
そうそうそうそう。
よしやす
うん。
ということで訂正でした。
で、翌月の星空案内のときにはちょっとだけオープニングで時間があるので、私のどこどこに行きましたの話をするということになっているんですが、順番は前後しますが、前回の配信から今回の配信まで主に4月末から5月の後半に行ったのを紹介すると、
東京国立博物館のツタヤ・ジュー・ザ・ブローコンテンツビジネスの風雲寺店。
風雲寺店。
はい。あとは大阪万博。
1.5日分。
かおり
これはこの間ちょっと話しました。
よしやす
この間おまけのコーナーで話しましたね。
かおり
あんなとこでこうやって、あんなことをやっちゃったやつですよね。
よしやす
そう。で、あと万博公園、エクスポ70パビリオン、太陽の塔の中と国立民族博物館に行きました。
あと、東北地方をドライブして岩手県の断崖。
かおり
断崖?
よしやす
はい。海に面している崖ですね。
かおり
断崖絶壁ね。
よしやす
そうそうそう。流線道っていう中で省入道、五所野縄文遺跡、あとは五所野っていう場所なんですよ。
かおり
五所野?
よしやす
そうです。五所野っていう地名。
かおり
五所野じゃなくて、五所野遺跡。
おー、五所野遺跡。
よしやす
えーと、あと中村寺、金色童学校ね。
かおり
おー、行ったの?
よしやす
行きましたね。
かおり
毎回行ったよ。
行ったっけ?台風で入山禁止でさ。
よしやす
あら、そう。
かおり
中村寺?茂津寺?茂津寺から入れなかったのかな?
よしやす
中村寺は、中村寺のほうが山登る感じで、茂津寺は平らなとこなんで。
かおり
私のとっかがさ、ちょっと離れたところで仕事で行って、電車の明かりでぶわーっと飛ばしてって、台風で入山禁止で。
よしやす
お疲れ様でした。
かおり
翌日もう一回チャレンジって言って、もう一回行った記憶が。
よしやす
現地に着いてから、あ、こんなところもあったんだと思って急遽寄った国立天文台水沢。
かおり
水沢、へー。
よしやす
あとですね、ポッドキャストアカデミーっていう、ポッドキャスターのトークイベント。
あと、絶滅メディア博物館でトークをしましたという感じですかね。
かおり
いっぱいいろいろやりましたね。
よしやす
こんな感じが私の行ったところです。
かおり
私もね、ゴールデンウィークはちょっといろいろ行きました。
ホニカミノルタサイエンスドーム。
よしやす
八王子?
かおり
八王子あたり。
久しぶりに、なんだっけ、プラネタビウム。
あとは、カハクニ古代DNA展。
日光東照宮。
よしやす
大丈夫でしたか、渋滞は。
かおり
渋滞はね、毎年いつも、どっちだ、汚世のほうから入って、峠から越えて。
よしやす
金星峠でしたっけ。
金星峠でしたっけ。
かおり
そうそう。
入っていくので、ほとんど渋滞はないんだけど、
金星峠って、4月末ぐらいまで行動面になるんですよ。
よしやす
陶器閉鎖ですね。
かおり
そうそう。
それ知らなくて、こうやって行くんだよねって感じで、
Googleマップで予習をしてたら、行動面になっててさ、
やっぱなんかあったのかな、落石でもあったら結構動かないよとか思ってたら、
時期だったので、ちょうど行くタイミングのときには開通した後だったから、
よかったと思って行ったんだけど、雪残ってたね。
よしやす
そうですよね。
かおり
確かに、道路にはもう全然ないんだけど、脇のところに少しまだ残っていて、
これは確かに閉鎖するわなって感じでした。
よしやす
お疲れ様でした。
かおり
で、ぐるーっとまたいつもの滝巡りをしながら、
東証区に行くのが結構久しぶりなのかなと思って、
いつも紅葉を見に行くのがメインだと思って、東証区に行って、
久しぶりに中をぐるっと回ってきました。
でも行けば行こうと、もっといろいろした準備、
勉強してから行くと面白いだろうなと思いながら。
よしやす
そうですね。
はい、ということで、行ってきましたのコーナーでした。
かおり
でした。
よしやす
で、人間の肉眼で暗い暗い、夜空でね、明かりの邪魔がないようなところでやっと見えるのを六等星にして、
その間を2,3,4,5,6って分けようというふうに決めて、一等星から六等星が決まっています。
なので、六等星が見えるところっていうのは、街明かりがなくて、月明かりもないところで、
しばらく暗いところに目をならしてやっと見えるのが六等星だと思ってください。
かおり
しかも目がいい人ね。
よしやす
まあそうね。とはいえ、今はね、肉眼で判断してるわけではなくて、国際的にこのくらいの明るさですよっていうのをやってるんで、
かおり
以前はみんな一等星だったのが、一等星って言ってても、1.35等とか0.77等とかってのがあったりします。
1よりももっと明るい。1よりも明るいって言い方変だけど。
そう。
よしやす
で、結局何をもって1にしたの?
かおり
昔は夜空で一番明るい何個か分が。
昔はね。だけど、今は結局何かを1にしたわけでしょ。
よしやす
だからそれに1に比べて、1.1とか0.3とか。
そうそうそうそう。まずですね、一等星は六等星の100倍明るいという感じで明るさを振っているので、
なので、一等二等三等っていうのは何倍ずつ明るくなる、暗くなるっていうものです。
ただ、人間の目で見ると何倍明るいというよりは、一等二等三等四等で同じくらいずつ暗くなっていくように見えます。
で、一等から二等は大体2.5倍、2.5分の1。
なので、2、3、4、5、6っていう5段階で、2.5倍、2.5倍、2.5倍、2.5倍、2.5倍ってやると100倍になるという感じになってます。
で、たまにね、星座早見とかで星が点々で書いてありますよね。
ああいうやつに一等星とか二等星とか明るい星は大きめの粒で書いてあって、暗い星はちっちゃめの粒で書いてありますが、本当は大きく見えるわけではありません。
かおり
粒は粒。
よしやす
粒は粒です。
かおり
平和点。
よしやす
ただ、明るく見えたりキラキラして見えます。明るい方がね。
あとは、星空写真を見ると明るい星が大きく見える写真が撮られていることがあります。
かおり
ああ、その星の大きさに差があるように写ってる写真もあるの?
あるんです。
その心は?
よしやす
これはね、ソフトフィルターっていうのをかけて、星が明るいとにじむのが大きいので大きく写るんですよ。
かおり
逆にね。
明るいとにじんでるの?
よしやす
そう、皆さんが最近のデジカメでそのまま星空を撮ると、明るいくらいの差はある程度わかっても一等星が大きく見えたりするっていうのはなかなかならなくて、
思ったよりね、なんていうの、ペタッとした星空になっちゃいます。
どうしても明るい星が大きめに撮りたいときにはソフトフィルターっていうのを使って撮るっていうのを覚えておくと、
ああ、そういう写真なんだなっていうのがわかるし、そっちの方がなんとなく思っていた星空に近い感じがするかもしれません。
あとですね、星を見るときに自分たちが肉眼で気がつけることは、星の色が違ったりします。
かおり
ああ、はいはいはい。ペテルギウスは赤っぽいんだっけ?シリウスは青っぽい?
よしやす
青白っぽいね。
かおり
サソリの心臓は赤いんだっけ?
よしやす
そんな感じです。とかがあるんで、その辺も気にしてみると星が探しやすかったり、面白みがわかったりするんじゃないかと思います。
かおり
赤といって、そんなに青でもないし、そんなに赤でもないけどね。
よしやす
比べると白っぽい、青っぽい、オレンジっぽいっていう感じはあります。
かおり
かなっていう感じだから、青い星を探しても見つからないなっていう気がする。
よしやす
あとですね、視力がいい人は視力が悪い人に比べて、すぐそばにある2つ並んでいる星がちゃんと2個分離して見えるかっていうのがありまして。
かおり
なんだっけ?シリウス?違う。
よしやす
視聴星と呼ばれる北都七星の途中のやつが2個に見えるか1個に見えるかみたいなのがあったりするんですけど、これ二重星とか三重星という。
かおり
スバルだ。そうだ、スバルだ。
よしやす
スバルが何個見えるかというのがあります。
かおり
スバルの数で、そうそうそうそう、昔の視力の測り方みたいなのが。
よしやす
そうですね、というのがあって、これは例えば肉眼だと1個にしか見えないけど双眼鏡で見ると2個に見えて、ちょっと高い望遠鏡だともう1個小さいのが見えてとかっていう。
かおり
どんどん分裂していく感じ。
よしやす
分裂というか分離して見える感じがわかったりするとか。
目で見てぼんやりしているようなやつは、一番大きいのはマゼラン大星雲みたいなものは目で見てもぼんやりと雲のように見えますけれども、
目で見て、さっき星なんてつぶつぶだよっていう話をしたんですけども、つぶつぶじゃなく見えるものがありまして、
これはメシエカタログっていう、メシエさんっていう人が彗星を探していて、ほうき星ね。
かおり
ほうき星ね。
よしやす
ほうき星を探すのに、あ、ほうき星かもって思って、違うじゃないかっていうのがたくさんあるので、
彗星と間違えるようなぼんやりした天体を集めてカタログにしましたっていうのがありまして、メシエカタログっていうのがあります。
かおり
おー。
よしやす
全部で110個。
これ何が言いたいかっていうと、この中には目で見ても点々、点っていうかポツっていう点の星ではなくて、星が集まっていたりぼんやりしているっていうのが見えるものがあって、
星団とか星雲っていうのがありまして、こういうのも肉眼だったり双眼鏡だったり望遠鏡でだんだんね、たくさん見えてくる、
細かく見えてくると星がたくさんになったりつぶつぶが見えたり、色がついた星雲の中の細かい銀河が見えたりとかっていうのがあるので、
この辺は機材が変わると見え方が変わるし、ただの点々と違うものが見えるっていう風になっています。
あとはね、双眼鏡ぐらいだと視野がそんなに狭くないので、ちっちゃい星座だったらその視野の中に入ったり、双眼鏡で見ると目で見るよりも目では見えない暗い星が見えてくるので、
その辺を星をつないで何かの形に見えるとかっていうのを見つける楽しみもあります。
かおり
南十字星ってあるじゃないですか。
よしやす
ありますあります。
かおり
その近くに西南十字星もあるじゃないですか。
よしやす
ニセ十字というちょっと派手な十字形に見えるやつがあります。
かおり
だけどさ、全部十字に見えるようになってくるんだよね。
よしやす
十字で探すからね。
南十字星のポイントは真南であまり動かないっていうのがポイントで、北極星の代わりにするわけですからね。
かおり
でもだってその日はそこにしか動かないじゃないですか。
よしやす
そう、で、大きい十字をとか目立つ十字を探すと真南じゃないところを探してしまうので、気をつけないといけないです。
かおり
どんどんどんどんあれも十字、これも十字って言って、もう大変十字だらけ。
よしやす
ということでですね、皆さんにおすすめするのは、季節で明るい星が見つけられるようになると、
そこから追っかけて星座だったり、違う星を見つけられるようになるので、
ぜひそういうのを考えながら、目立つ星とその周りの星座っていうのを覚えていくと簡単なんじゃないかと思うので、
そんな風に星座を見るといいかもしれないなと思っています。
よしやす
はい、ということで、6月の天文現象のお話をしようと思います。
そうそうそう。
もう一回本の紹介をしておくと、
肉眼双眼鏡消防炎鏡による保室ドラの探望っていうやつ。
もう一個おすすめなのは、双眼鏡で保室ドラ観察という本。
あとはウェブサイトでですね、スターパーティーっていうところのペンションをやっているおじさんというかが書いている、
双眼鏡で星座を探してみようっていう連載も面白いです。
説明というか、リンクを説明欄に貼っておきますので参考にしてみてください。
あとね、最後に双眼鏡を選ぶコツですけれども、
星空を見る双眼鏡は倍率が高すぎると星が探せません。
かおり
すぐにしか見えなくなっちゃうところね。
よしやす
というよりは倍率が高いと視野が狭くなるから、
ターゲットのものが探しにくいんですよ。
わかります?
地上でも、例えばここに東京タワーが見えるとそうじゃないですか、肉眼で。
それを双眼鏡で見るとすると、パッて双眼鏡を目にやってたときにいきなり見えないので、だいたい少し探すことになるんですよ。
東京タワーだったら他のビルと見分けがつくじゃないですか。
なんですけど、星空はだいたい点々しかないわけ。
肉眼で見て、あれが何の星、あれが何の星って分かる人だったらまだいいんですけど、
1個ぐらいしか分かんない人が双眼鏡を目に当てて空に向けると星がたくさん見えますけど、
どこ見てるか分かんなくなっちゃう。
ので、8倍ぐらいまでの倍率がいいと思っているのと、
ちょっと視野が広めというやつを選ぶといいんじゃないかと思っているので、
双眼鏡を買いに行くときには星空を見たいですって言って、
古い説だと、5センチの光景っていう結構大きいやつをおすすめされることがありますが、
そんなに大きいのはたぶんいらないと思います。
3センチとか4.2センチぐらいのやつで私は十分だと思っています。
というのも、5センチの直径のやつは重くてでかくて、
なおかつ全く街明かりのないようなところでは有用だけど、
今皆さんが行くようなところはやっぱり星空の背景の暗いところがある程度明るくなっちゃってるんですよ。
そうすると明るすぎる双眼鏡で見るとそこが明るく見えてきちゃうの。
収穫力が高すぎて。だから今だったらたぶん光景3センチとか4センチぐらいで視野が広めというやつで、
倍率が8倍ぐらいまでのやつがいいんじゃないかと思っています。
星を見るだけじゃなくて旅行とかに持っていくんだったら、
持ち運びの良さとかも考えてみてください。
かおり
どうしても持ったときに持ってないことが多いから、
持ち運びっていうのをメインにして、ちょっと光景が小さくてもあれなのかなと。
よしやす
私は一時期は6倍の光景2センチっていう、
無理やりだったらポケットの中に入るようなやつを持ち歩いてたことがあって、
それでも目で見るよりはずっと暗い星まで見えるので。
かおり
そうね、やっぱり持ち運ぶのがね。
私はこれは8倍かける21WPって何?
よしやす
8は8倍、20はレンズの光景、WPはたぶんウォータープルーフじゃないかな。
ピンクだよ。
別に本体の色は何色でも構いません。
よしやす
ということで6月の星空の話をします。
まずですね、新月と満月ですけれども、
満月が6月の11日、ストロベリームーンっていうらしいです。
かおり
1日調べたらさ、全ての月がなんとかムーンって言うんだよね。
よしやす
これはだから、ネイティブアメリカンがこういう名前で呼んでいたっていうのを、
最近流行ってるっていうだけです。
新月は6月の25日。
上限の月になるのが6月の3日。
一応ですね、予報では22時、夜中10時51分頃、月面Xが見えるようです。
続いて惑星の話。
彗星は5月30日に外号になっているので、
5月30日に外号になっているので、
6月の上旬はほとんど見えませんが、
6月月末の頃にはいよい、
つまり太陽が沈んだ直後ぐらいに西の空に見えます。
近星は6月1日が西方最大離角になっていて、
明け方、太陽が出る前に東の空で見えやすいんですが、
西方最大離角、つまり太陽と近星の見かけの距離というか見かけの角度が一番遠くなるんですが、
近星が夜明け前に一番見やすいのは、この6月の1日ではありません。
見やすさっていうのは、
例えば、お日様が出る30分前ぐらいに東の空でなるべく高く上がっているのが大事じゃないですか。
わかります?
地平線からどんだけ高く上がっているかって話なんですけど、
基本的にも西方最大離角っていうのが大きければ大きいほど太陽から離れるので、
夜明け前に東の空で高く上がるはずなんですが、
行動って言って黄色い道って書くんですけども、
これが太陽や他の惑星たちがこの線上をだいたいぐるぐる回っているっていうやつなんですが、
この行動が夜明け前にどういう角度になっているか、水平線に対して。
これが違うと、例えば近星が地平線からどれだけ上に見えるかが変わります。
かおり
そうか、行動としては離れていても角度がそんなに90度からより小さくなっているっていうのかな?
よしやす
寝ていると太陽からの角度はあるんだけど、
日本だと行動の角度が寝ていると太陽から近星が離れていても右側に見えるだけで上の方に行かないわけ。
で、星の見やすさは太陽が地平線に隠れているからどんだけ東の空から上がっているか見上げられるかがポイントなんで。
かおり
同じくりだとしても上に上がっている方が見えるし、ほぼ横に離れているとほとんどタイムラグなく沈んじゃうし。
よしやす
沈んじゃうというか、朝だから太陽がすぐに追っかけて出ちゃうのね。
沈むときにはすぐ沈んじゃうということになるんですけど。
ということで、近星は今回の場合はだんだん行動が立ってくるので、
7月下旬から8月上旬が一番太陽から離れるというか、日の出前に高い位置に見えるようになります。
なので、6月1日は近星が西方最大離角ですが、諦めずにこの後もどんどん見やすくなるというのを覚えておいてください。
次、火星は夕方の西の空に見えます。
日が沈むと南中よりもちょっと西側のところに見えて、太陽を追っかけて沈んでいきますが、まあまあ見やすいです。
木星は6月25日にゴーになります。
ゴーは地球から見て太陽と一直線に並んでしまうことですね。
なので、ほぼ見えません。
土星は6月23日に西の9は90度っていうんですけど、
なので、夜明け前、南の空に見えています。
なので、深夜0時過ぎぐらいに顔を出して、南の空に行くと太陽が追っかけて出てきて見えなくなるという感じです。
なので、月と惑星が近づくのは順番に行くと、
水星は6月27日頃、近星は6月22日頃かな、近づくのは。
火星は上限の月のあたりで、1日や30日かなに火星と月が近づきます。
木星は近づくと言えば近づくんですが、6月25日、新月の日に太陽と月と木星が同じ方向に見える感じになります。
土星は6月19日明け方、月と土星が近づいて見えます。
なので、月と土星を見るんだったら、6月19日の夜明け前という感じかな。
そのときには近星もある程度見えるのかなという感じですね。
この辺が惑星でした。
よしやす
オープニングにもちょっと話したんですけれども、6月21日が月始になります。
東京の日の出は4時25分、日の入りは夜7時ということで、昼は一番長いです。
で、まめ知識ですけど、日の出が一番早い日と日の入りが一番遅い日っていうのは、この月始の日から少しずれます。
日の出が最も早い日は月始よりも1週間ほど早く、日の入りが最も遅い日は月始よりも1週間ほど後になるので、
もし興味があればこの辺の日の出のタイミングとか日の入りのタイミングを見てみてください。
何はともあれ、月始の日が一番日が長い太陽の見かけの角度が一番南のときに真上を通るに近いというふうになっています。
あとは星空ですが、
よしやす
6月、月始の頃は春の星座たちが夜8時ぐらいになると真南からちょっと西に行くのかな。
遅い時間になってくると東から夏の星座というか夏の星たちが上がってきます。
東京夜8時ぐらいだと南の空に一番よく見えるのはアルクトゥルス、アークトゥルスって書いてあるのもありますけど、アルクトゥルス。
アルクトゥルス、これは牛鎧座ですね。
少し下にスピカ、これは乙女座のスピカかな。
アルクトゥルスが見つかったら北斗一星も見やすい時期なので北の空、北斗一星を見つけてみてください。
あとですね、8時ぐらいだとすでに東の空にベガという、こと座のベガというのが見えてきます。
明るいので見つかりやすいです。
追っかけで夏の大三角のデネブとアルタイルというのも見えてくるんじゃないかと思います。
東の空で遅い時間にならないと見えてこないんですけれども、遅い時間って8時とか9時なんですけど、夏の星たちが見えてくるんじゃないかと思います。
皆さんがよく知っている十二星座でいうとカニ座、シシ座、乙女座、天秤座ぐらいが見えるのかな。
もう少し夏が近づくとサソリ座が見えやすくなって、さっきお話も出た通りサソリの心臓というアンタレスというのが南の下の方に見えてきて、
たぶん6月でも日が暮れて8時とか9時になると南東かの方の低い位置に赤い星があったらサソリ座のアンタレス。
だんだん夏になるとこれが南の空に上がってくるという風になります。
夜は短いので星座を見る機会は減るかもしれません。
あと梅雨時期になりますので晴れてる日も少なくなるかもしれませんが、晴れ間を見つけて星を見てみてください。
かおり
今年は今のところ平年、例年ぐらいの梅雨入り関東は。だけど九州の方は梅雨入りしたんだっけ。
よしやす
梅雨入りしてます。
ということでプラネタリウムとかも活用して、
今日もし星が見えたらこんな感じですよとかっていうのを必ずやってくると思うので、
そんなのも参考にしてみてください。
もうちょっとファンキーなプラネタリウムはないのかしらね。
かおり
というと?
今日の星空見てみるかーい!ぐらいなさ。
よしやす
どうなんだろうね。明るく元気なプラネタリウム、私はあまり行ったことないですけど、あっても良さそうですよね。
かおり
行ったことないんだけどやっぱ寝ちゃうじゃん。
よしやす
なんかね、だんだん日が沈んできました。
ゆっくりな音楽と横になって気持ちの良い椅子が揃っております。
かおり
少し街の光を暗くしてみましょう。
この間ね、そうそうプラネタリウム行ったら、
初めっからいびきかいて寝てる人がいたのよ。
でね、途中からならまあ、
仕方ないか。