1. そんない理科の時間
  2. 第497回 ほんとに見えています..
2023-01-20 56:41

第497回 ほんとに見えていますか?目のしくみ byそんない理科の時間B

■オープニング・恒星日の訂正・弾道月遷移軌道・こども日本の歴史・500回記念ですグッズ、大阪市立科学館 ■目のしくみ・視野時は広いが、見えているエリアは狭い・桿体細胞、錐体細胞・感度の分布・ほんとに見ることを考えてみよう...
00:00
理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第497回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、
かおりと、
まさとです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は、目の話をします。
目?
はい。
愛ですね。
愛がある。
生物っぽい話をしたいなと思ったんですけど、
はい。
私、生物分野あんま得意じゃなくて、
私、生物じゃないっていうのかと思った。
私、生物なんですけど、
学校で、
無機物かな。
偏った教育を受けてきたので、生物あんまやってないんですよ。
偏った教育。
右側だけとか。
それは思想かな。
分かった分かった。
生物じゃなくて物だったとか。
生じゃなくて物。
だから物理系とかはやったんですけど。
物はやったけど、生はやらない。
生きてるものをやるだけ。
もうぴったりじゃん。
ぴったりじゃん、ほら。
生じゃなくて物ってことでしょ。
そうそうそうそう。
半分やったわけね。
はい。
なんですけど、
ちょっと前にテレビの話とかね、
あとは星の話をしているんで、
星の話はちょっと前じゃないよね。
しょっちゅうしてるよね。
しょっちゅうしてるんで、
テレビのときに目はこんなふうに見えますとかって話したんで、
そうだ目の話をしようと思って、
今日目の話をしてみます。
つながってます。
なのですが、
恒例にはしたくない訂正のコーナーをまず。
まずは簡単なほうから。
えっとですね。
ちょっと待てよ。
2つあります。
1つ目が恒星実。
恒星は夜空に輝くピカピカした星ね、恒星。
で、実はお日さまの日で、
私は地球が宇宙空間の星が並んでいるのを起点としてぐるぐる回るのを、
それが一種数の恒星Bまたは恒星実って言うんですけど、
これが23時間54分って言ってしまったんですけど、
ご指摘のメールがありまして、
23時間56分が正しいです。
私は1日に4分足りないんだよっていうのと、
1時間55分ぐらいっていうのがごっちゃになって1時間54分って言ってしまったんですけど、
本当は1時間56分なので訂正します。
これね、365日分、
365.25日分積算すると1周分になるんですよ。
24時間分になるのね。
だから地球が太陽の周りを一周する間に、
時点もしてるんで365.25日、
私たちは太陽に対しては回ってるんですけど、
実際にはそれプラス1周分回ってるんで、
恒星を起点にした1周、
03:03
1日は太陽日、
24時間を基礎にすると23時間56分になりますということです。
なんか言葉難しいね。
そうですね。
恒星を起きすと。
で、これが大事なのは、
星が南中する時間を測って1日を決めてるって話をしたじゃないですか。
南中ことでしょ。
なので、同じ星が次に南中するのは実は24時間後ではなくて、
23時間56分後っていうのをちゃんと測らないといけないって話で、
ちゃんと測らなきゃいけないのに私が2分間違えたっていうのはとても大きいことなので、
訂正をするっていうのが大事でした。
これはもう1日が変わってしまうほど大きなことってことね。
そうなんです。
この2分で。
0.何パーセント変わってしまうので。
もう1日が長くなるの?短くなるの?
私は54分って言っちゃったんですけど、56分が正しいってことですね。
短くなっちゃうわけね。
恒星実で調べてみてください。
で、悲しいから。
悲しい。
訂正がもう1つ。
地球から月に行くコース、ロケットでね。
っていうのが、私の説明では地球から燃料使わずに出るので、
少しずつ広げていくっていう軌道を話したんですけど、
これは古い方法でした。
世の中は進化していると。
で、今というかこの前、スペースXのファルコン9で打ち上げられた月行きのやつは、
実はですね、弾道月遷移軌道というタイプで、
一度地球からですね、月よりも遠いところに送ります。
それが落ちてくるときに月に引っ張られるというか、
月のあたりに戻ってくるっていうタイプの軌道で、
え?どうやって落ちていくの?
だって無重力空間に行っちゃったら基本的には感性で飛んで飛び続けるんじゃないの?
そう。だから地球の重力圏は脱出しないんですけど、
月の軌道よりも遠くまで行きます。
地球の重力圏を脱しないわけ?
だから地球にも落ちてくるわけ?
そう。で、これはですね、
まず最初に、皆さんの頭の中で地球と月と太陽を思い浮かべていただいて、
地球と月と太陽。
そう。地球は重いから引力がありますよね。
で、すり鉢状の底に地球があって、
そこから脱出するには推進力を使って壁を登っていかなきゃいけないわけ。
一方で、
あり地獄。
そうそうそう。
一方で、摩擦がないんで、
縁をぐるぐる回っているだけだったらずっと回ってられるよね。
06:01
だから月はどっかに回っているわけです。
で、月にも少し凹みがあって、
遠くの遠くに大きい太陽の凹みがあるんで、
太陽側が少し下がっているっていうのは、なんだろうな、
地球のすり鉢は太陽側の縁が少し低いんですよ。
分かります?
飲み口があるわけね。
飲み口があるというか、
太陽の大きいすり鉢の斜面はすごく緩いんだけど、
っていうのの上に地球のすり鉢が。
ほぼ皿だけどってことね。
ほぼ皿の上に。
地球のすり鉢の穴があるのね。
で、それが緩やかにつながって。
その穴にも月の穴もあると。
そうそうそう。緩やかにつながっていて、
今使われている弾道月遷移軌道は、
地球から太陽の方に向けてボーンって打ち出して、
太陽の方に大きく出てって、
太陽の重力に逆らうように、
つまり地球に引っ張られるように戻ってきて、
月に落ちてくるっていう軌道がありまして、
これが推進材、いわゆる燃料を節約できるという構成なんです。
なので、結構遠いところまでいくんで、
長く時間がかかってっていうやつです。
で、昔のタイプは一遍にできないんで、
ぐるぐるぐるぐるって回りながら少しずつ、
さっきのすり鉢を登っていくっていうタイプがあるんですけど、
月まで行くのは弾道月遷移軌道っていうのが今は使われて、
時間がかかってもいいんだったら、
これが燃料が一番節約できるという方法だそうです。
逆に太陽の方までドバーンってやったほうが燃料としてはいいんだ。
そう、要は、実際にはすり鉢と違って、
重力のすり鉢は物に近いほうが急旬なのね。
だんだん緩くなるんです。
さっきお皿って言いましたけど、
どちらかというとお皿というよりは、
なんて言ったらいいんだろうな、
縁が平らで真ん中に行くほど坂が急になっているっていうタイプの重力の引っ張り方なのね。
おちょこ、おちょこ。
あれ、ほらほら、ひっくり返すと富士山になるっておちょこあるんじゃない?
富士山も平らなんですよ、結構。
ピューって尖ってるのがなかなかないんで。
そうそう、ラッパ状っていうのが近いのかな。
いいこと言いますね。
ありがとうございます。
ラッパ飲み?
おちょこでラッパ飲み。
おちょこでラッパ飲みじゃないです。
吹奏楽のラッパの吹き口じゃなくて、音が出るほうね。
09:01
という感じで、それが斜めになっているんで、
少しずつ地球のところ離れ始めると、
太陽のほうが下がってるんで、地球から離れるのが楽チェンになるんですよ。
そこで燃料が節約できて。
しかも落ちてくると。
しかも地球に近いほうに落ちてきたときに、
ちょうど月がいると。
いるあたりに向かって送るっていうのが、
この南東月軌道ですということで、定制でした。
へー、どんどんどんどん新しいことを思いつく人がいるんだね。
結構ね、これ昔からあるらしいんですけど、軌道自体は。
ただ、使われるのは最近になってからという感じですね。
これが最近っていうのがまた、50年前のアポロが最初で。
最近だね。
感じなんで。
最近だね。最近ね、面白いね。
子ども日本の歴史っていう本も買ったから。
それに比べると50年前なんて、最近だね。
ということで定制でした。
ということで目の話をするんですけど、
目の基礎ですが、皆さんご存知のとおり、
外からの光が網膜に当たって、
網膜っていうところが光を感じて、
それを神経に、電気信号に変えて、
反対細胞っていうのと衰退細胞っていう、
感度がいいけど色がわからないものと、
緑、赤、青にそれぞれ、
特化して光を感じる細胞とかが混じっていて、
そこから出た神経が盲点っていうところを抜けて、
目の後ろ側に行って、脳につながってるっていう仕組みです。
今日はこの、
皆さんは視野全体が均等に見えてると思うけど、
そうじゃないんだよって話と、
あとは近視とか遠視とか老眼の違いの話と、
あと最初の話題に近いんですけど、
見てるようで見えてないというか、
目には映ってるんだけど見えてないものが結構あるっていう話を、
もう1回するっていう流れでお話をしていこうと思っています。
3本です。
オープニングの最後に500回記念のお話をしようと思っています。
今回、そんなエリカの時間は、
そんなエリカの時間Bになる前から数えて497回目。
あと3回で500回になります。
えー、ちょっともったいなくない?
何がですか?
497.5回とかがしたいってこと?
出し惜しみ?
ちょっと刻むとかさ、500の点目の前でさ、
ちょっと一旦中止しますとかさ、
戻るの?スタートに戻る?
戻らない。で、500回になるので、
せっかくなのでちょっとしたことをやろうと思っていて、
今考えてるのは記念グッズ。
12:03
今デザイン中ですが、
トートバッグ。400回記念とたっと見似てるトートバッグ。
それ言っちゃダメだって。
と、もう一つ500回記念で、
いろいろ考えてるんですけど、
アクリルキーホルダーっていうのを作ろうと思っていて、
これを、
無在庫販売のネット通販、
デザインを上げるとグッズにしてくれるっていうサイトを使って、
無在庫ね。
無在庫。
モザイクって聞こえたから、残っちゃうぐらい。
っていうところで、皆さんにご提供したいと思っています。
なので、欲しい人は、
例えばこちらの方に連絡をもらうんじゃなくて、
各自買ってくださいと。
そうですね。
デザインが進んでいるんですが、
まだ出来上がってません。
もうちょっと待ってください。
500回よりも手前、498回か599回でアナウンスできると思っています。
結構ギリギリね。
当然、期間限定よね。
今回も3月いっぱいぐらいを期間限定で買えるようにしようと思っています。
そうすると、2ヶ月ぐらいってことね。
そうですね。
なので、2月、3月が販売期間になるというのが今のところの予定です。
みんなお金貯めておいてね。
すいません。
いうほど高くはないと思います。
はい。っていうのが一つと、
もう一つ500回で、
私たちオフ会を国立科学博物館とかで何回かやっていて、
フェスナーの人と科学博物館に行くっていうのをやっているんですが、
500回なんでちょっと足を伸ばそうってことで、
ちょっと背高くなるかな。
私このくらいでいいです。
私もうちょっと高くなりたかった。
確かに吉安さん大きいですもんね。
そうなんですよ。現物なかなか大きいんで。
今予定してるのは2月の23日、天皇誕生日の日かな。
ハッピー。
に大阪市立科学館に行こうと思っています。
詳しい時間はまだ決めてないですけど、
今のところ午後1時とか2時ぐらいから、
夕方4時か5時ぐらいまでっていうのを想定していて、
プラネタリウムとかがあって、それの予約をするかとかも考えていて、
とりあえず2月23日の午後、大阪市立科学館に、
今のところ私とかおりさんは行けそう。
行きます。きっと。
で、まさとさんはお仕事だということで涙を飲んで。
まさとさんはなんかが来るらしいよ。
またまさとさんの分身。
分身は来ないと思うけどね。
まさとさんの例えば靴が来るとかさ。Tシャツが来るとか。
ちょっとあれだよね。いい人だったよねみたいな感じになるのでやりましょう。
まさとさん。
15:00
俺の代わりにこいつを。
で、今のところ他の予定は検討中で決めてないですが、
何はともあれ飲み会の懇親会とかは我々の方で主催するのはしないつもりでいます。
ちょっとね、全然土地勘もないしね。
土地勘もないし、
あとお店探してどうこうとかっていうのとかをやるのも大変なこともあって、
もしこじんまりとお茶ぐらい飲みに行くとかっていうのはあるかもしれませんけども、
公式な予定はないですということで、
とりあえず23日午後大阪市立博物館はリスナーの方とご一緒できるかなと思っています。
あともう一個だけ。
私がご案内をするというよりは初めて私も行くので、
なんとなくグループで回りませんかっていう感じです。
はい。
あれ?またでも、何だっけ、ネームバンド?
リストバンド。
違う。リストバンドを作るの?
リストバンドをやっつけで作ろうと思っています。
じゃあ、なんとなく知らない人だけど、みんな共通のものはつけるから。
自由参加です。
自由参加で現地集合、現地解散ぐらいで、
たぶん集合時間は一応決めますけど、どっかで探してもらってもいいです。
なんか怪しい、同じリストバンドをしている怪しいでかい人が一人いる集団。
という感じでですね、大阪市立科学館のどこどこに、
3枚以下の時間のカバーは持ってます。
トートバッグは持っていると思います。
ここに何時に集まりましょうってご案内をすると思っています。
その他について、もしちっちゃい懇親会とかがあるようでしたら、
またご案内すると思うんですけれども、
今のところ公式では開催のつもりがないということだけお伝えしておきます。
なんかぬいぐるみとか欲しいな。
どういうこと?
ほら、トートバッグだとつまんないからさ、このぬいぐるみ持ってます。
目印に?
そうそうそうそう。
じゃあ、正人さんぬいぐるみを持ちますか。
いいえ。
俺の代わりにこいつを、このぬいぐるみに集まってくれって。
正人さんここです。
ということで、その前後でもね、あちこちにはいくつもりでいるんですけど、
まだそこは決めてないんですが、
そちらも皆さんに公開して一緒に回りましょうにするか、
我々勝手にプライベートで回りますにするかは決めてないので、
とりあえず、大阪市立科学館の2月23日の午後に行ってみようと思っています。
2月って何週?
次の月曜日になっちゃうんですけど。
それは忙しすぎるんで。
一応ね、私は翌日とかに、
赤市とかに足を伸ばそうかと思ってたりはするんですけど、
まだそこも検討中。
私の赤市って言うとさ、赤市の入道とかさ、
18:00
赤市のひめぎみとかさ、
そっちに行っちゃうのよね。
そうですか。赤市焼きじゃないんですね。
そう、赤市の入道。
ということでこちらも詳細決まったら、
番組のほうでご連絡しますので、
お聞き逃しのないように。
おいしいお店教えてもらえると。
まだ泊まるところとかも決めてないんで。
全く決めてないので。
大丈夫?大阪だったらどっか泊まれるよね。
泊まる場所あると思いますよ。
まだ我々も一月あるんで。
ということでお知らせでした。
ということで本編では目の仕組みとかね、
ちょっとこんなことがあるのかというお話を
していければいいかなと思っています。
お願いします。
今日は目の話をするんですけど、
目ですね。
皆さん視野があって、
ちなみに自分の鼻って見えますか?
頑張れば見れます。
かおりさん見えます?
鏡で見える。
いやいやいや。
結構ね、自分の視野ってそこそこ広くて、
私は鼻の頭見えたりするんですけど。
ほんとに?
本当ですよ。
鼻の頭って認識できるものがちゃんと見えるの?
見えますよ。
だから目が飛び出ているのか、鼻が高いのか、
あとは目の開きが大きいのかわからないですけど。
えーちょっと、えー?
で、今日は。
鼻の頭、えー?
視野は結構皆さん広いって思ってらっしゃると思うんですよ。
え?
一般的には。
視野広いの?
え?
えーとね、一般的には片目が上で60度、下に75度。
ぎょろぎょろするとね。
鼻側に60度、耳側に100度。
真正面から見て。
そのくらいが視野と言われています。
だから我々はそのくらい見えてるって思ってるんですよね。
見えてるって思ってる?
見えてる?
機能的には、その目の網膜に映るってことね?
いやいやいや。
これがですね。
え?
えっとですね。
実は、えーと、私たちの網膜っていうところには、
艦体細胞と水体細胞っていうのがあって。
ほい。
聞いたことあるかもしれませんけど、
艦体っていうのは棒状ね。
水体っていうのは三角錐とか四角錐とか円錐の先が尖ってるやつね。
細胞の形なんですけど。
艦体細胞っていうのは、
暗いところまでよく見えて明暗の判別ができるんだけど、
21:04
色がわかりません。
だから明るいか暗いかがわかります。
水体細胞っていうのは色の識別ができて、
種類があって、
波長の短い方から青っぽい、緑っぽい、赤っぽいっていうところに
感度が高いってやつで、
どこの、どの色に対応する細胞がよく働くかで、
色がわかるっていう風になっています。
ここまではいいですか?
はい。
で、この水体細胞っていう色がわかる細胞たちは、
見る軸、ど真ん中から左右方向だと、
左右10度ぐらいで極端に減ってしまいます。
何が痛いかというと、
視野の中心しか色は見えていません。
いいですか?
そうなんですよね。
艦体細胞は視野の中心には少なくて、
水体細胞に場所を譲ってまして、
少し離れていくと多くなって、
こちらもそこそこあるんです。
50度とか60度あるんですけれども、
分布がね。
私たちは視野全体が色がついて見えますよね。
そういう気がします。
見える中心だけが色がついていて、
残りが白黒じゃないですよね。
で、もう一つ、
右の目でいうと、
中心から20度ぐらい離れたところ。
物理的に言うと、
上から見ると、
視野、視野じゃないや。
視軸の中心。
見るところから20度ぐらい内側。
逆に視野の中で言うと、
20度ぐらい外側のところが、
光がやってくるところなんですけど、
そこに盲点っていう、
盲反とも言うんですけど、
そこからね、
盲膜で集めた光の信号って、
それぞれ個別に出さなきゃいけないから、
配線がたくさんあるわけですよ。
その配線を目の裏側に出すために、
そこには視細胞がないっていうエリアがありまして、
そこは盲反、また盲点と言われていて、
そこに来た光は我々には見えていません。
それは盲点だったな。
でも、経験上、穴はないですよね。
片目だけで見ても。
つまり、私たちが見ている世界は、
脳で保管されていて、
自分の視野が欠けているところ、
色が見えてないところも、
現実世界はそんなに変わらないっていう風な過程の下、
世の中を見ています。
一番最初に説明した、
艦体細胞っていう、
白黒に感度が高いところは、
四軸の中心、いわゆるまっすぐ前を見たところは、
感度があまりない。
水体細胞は色を見分ける力が高いんだけれども、
暗いものに対しての感度が低いっていうのがあるんで、
我々はとっても凝視したところ、
24:02
しっかり見たところは、
色とかも含めてたくさん情報がやってくるんだけど、
実は、暗いところに行くと、
凝視したところは、
暗いものが見えなくなるっていう特徴があります。
なので、暗い星を探すときに、
あの辺にあるなっていったときに、
そこよりもちょっと視界というか、
視点をずらすと見えるっていうことが起きます。
わかります?
明るい星のちょっと右とかに暗い星があるよっていったときに、
そこを見る視点をギョロって動かすんじゃなくて、
目はそのままで、
周りに神経を集中させると、
暗い星が見えるんだけど、
暗い星が見えたと思ってそこに視線をギュッて映すと、
あれ?さっき見つかったのに見えないっていうことが起きます。
なんとなく、真正面からちょっとずらして見る気がする、いつも。
それはね、星空の…
観察ガイドとかにも載っていて、
暗めな星は直接見ると薄れて見えなくなることがあるので、
少し視点をずらしてみましょうって書いてあることがあるのは、
そういうことです。
で、もう一個、盲点の話といろんな話をしましたけれども、
実はじわじわと盲膜の機能が落ちていったり、
あとはレンズ、
実は視野が欠けてくるっていう病気があったりします。
または華麗に伴って視野が狭くなるとかあるんですけど、
そういうところに私たちは気がつきにくいです。
なんでかっていうと、盲点もそうでしたし、いろんな話もそうですけど、
私たちの脳みそは世界に動かないものが広がっていて、
色がそれなりに急には変わらないっていうことを、
あたかもそこにものがあるように見えてるって思ってますけど、
そこは実は光が感じられてなくても見えてるっていう気持ちになっています。
気持ちなの?
気持ち。
気の持ち用ってこと?
そう、なので、いくつかね、
ウェブサイトとかなんですけど、
もともとはですね、
気持ちなの?
気持ち。
気の持ち用ってこと?
そう、なので、いくつかね、
ウェブサイトとかなんですけど、
盲点を感じてみようとかっていうと、
点が2個書いてあって、
片方の点に視点を凝視して、
あるところにもう片方の点を持ってくると、
その点に、2つ目の点に神経を集中しながら、
1つ目の点を見続けるんですけど、
2つ目の点が消えるところがあります。
片目つぶった状態でですね。
そうですね、右目を左目をそれぞれあるんですけど、
右目、左目、それぞれ内側に盲点があって、
視野でいうと外側にあるんで、
そういうのを見ると盲点を感じることができますけれども、
そういうのがない限り、
なかなか自分の視野の欠けっていうのは分かりにくいんですよ。
だから、こっち側が見えなくなってきたなって思うのを、
27:03
自分で気がつくときにはすごく大きく視野が欠けてることとかっていうのは、
起きていることがあります。
なので、年を取ったら視野の確認しましょうとかって、
たまにこう、人間ドックとか受けると入ってきたりとか、
あとはCMとかでそんなのがあったりしますけど、
片方の目だけで何かを1個凝視して、
そこ以外のところに神経を集中したときに、
実ははっきり見えないところがあるっていうのを確認するのは、
ちょっと意識しないと分からなくて、
例えば病気で左半分だけ視野が欠けてるっていう人も、
全部が見えてると思ってしまって、
つまり目をギョロギョロさせて、頭をぐるぐるさせて、
この自分の周りの世界がこうあるっていうのが分かってしまうと、
実は目には盲目に映ってないにもかかわらず、
そこにものがあるっていう感覚があるんで、
視野が欠けていて見えてないけど、
そこが見えてるような気持ちになってしまって、
例えばご飯を食べてるときに左側の視野が欠けてる人は、
左側のおかずを食べないままになってしまうことがあったりするというのもあったりします。
それは目の問題と脳の問題両方あるんですけど、
っていうようなことがあって、
皆さんは目っていうのがカメラのようにレンズがあって盲膜があって、
そこに写ってるものが写真のように写ってるって思ってらっしゃるかもしれませんけども、
実は色は真ん中しかはっきりしてなくて、
一番光の感度が高いのはその周辺で、
盲点っていうのがあって、
自分が見えている、
目をギョロギョロした視野が見えてる感じがするけれども、
実際に目に写ってるのはもっと狭い範囲だよっていうのを、
ちょっと意識してみると面白いんじゃないかと思います。
はい。
で、目って手ぶれしないよね。
手でもってないから手ぶれはしないんだけど。
目ぶれ?
目ぶれ。
映画とかね、大きいテレビとかで、
カメラがビューンって動くと、
それ見てると気持ち悪くなるじゃないですか。
でも、
酔っちゃいますよね。
さっき、たぶん目ギョロギョロさせたと思うんですよ。
鼻を見たり、右というか左とか、
上とか下とかギョロギョロしたときに、
酔わないよね。
これなんでかっていうのはですけど、
目をギョロって動かすときに、
私たちはずっと見えてるつもりでいますよね。
なんですけど、
実は目をギョロって動かしたときに、
脳でそこから目をギョロって動かしてるときの、
映像信号は捨てるっていうのをやってます。
だから、視線を急に動かしたときは、
実はぶれてる映像が脳には送られるんですよ。
当たり前だけど。
だって盲目にもそう映ってるんだから。
なんだけど、
今目をギュッて動かしてるんで、
そこは無視して捨てちゃおうって言って、
脳で受け付けてません。
錯継度っていうので検索図が出てくるんですけど、
そうすると、
30:01
一点を見つめて、
違うところをパッて見たときに、
その間のことは実は、
目に入っていても脳は受け付けてないってことが起こるんで、
例えば、
目の前で起きている手品みたいなもので、
AっていうところからBっていうところに
視線をピュッて動かす間に、
目の前で起こっていることは見えないんですよ。
わかります?
脳としては捨てちゃってるから、
その情報が入ってない。
目には映ってるんだけど、
脳で捨ててるっていうのがあるんで、
どっかを凝視して、
AからBに視点を動かした途中っていう時間では、
物が見えてないっていう時間帯があります。
実験とかの動画とかも見れるんじゃないかと思いますけど、
右と左に視点をマークをつけて、
頭を固定したまま、
右と左を見てくださいっていうふうに実験をします。
目の真ん前にランプがある。
LEDランプがあると思ってください。
実験者は目の周りに電極をつけて、
ぎょろっと動いたときに信号が取れるようにします。
目がぎょろっと動いたときだけ、
真ん中のLEDをつけるってやって、
被験者は左と右のマークを頭を動かさずに、
目を右左右左ってやって、
外から見てる人は真ん中のLEDがついてるのが
わかるんだけど、目をぎょろぎょろさせる人は、
自分の目がぎょろってしたときに、
LEDがついてるのがわからないっていう実験があったりします。
なので、私たちはね、
目で見えているっていうのは、
世界が全部見えてると思ってるけれども、
それは脳の中で作られているモデルであって、
目はそこに経済的に有利って言ったらいいんですけど、
数少ない資源を使って映像を供給してるっていう風にやってます。
だから、すごく高解像度のやつを見ると、
やっぱり自分の目ってすごいなって思ったりするわけですよ。
俺は2Kと4Kの違いがわかるぜとか。
なんですけど、そこはただ単に目の性能がいいだけじゃなくて、
脳と目が補完しあって、
まるで世界が全部広がって、
全部が見えているような世界を私たちに提供してくれてる。
大切なものは目に見えないんだよっていうやつね。
見えてるように見えても、実は見えてないんだよって。
大切なものが目に見えないって話すると、
もう目はなくてもいいって話になってるじゃないですか。
見えないものがどっかにあるかもしれないっていうのは意識しなきゃいけないなっていう話。
そういう話をすると、100分は一見にしかずって言うじゃないですか。
そうですね。
でも、見たからって言ってわかるわけでもないっていうのを気をつけなきゃいけないし、
本当にものを見るってのは実は難しくて、
33:00
自分の目で見たから正しいのではなくて、
もしかしたら写真のようなものに撮って、正しく写っているのを確認した後、
それを目で端から端まで舐めるように見るっていうのも、
あるのかもしれないなって思っています。
で、もう一個言うと、さっき2Kと4Kとかって話をしたんですけど、
目から脳に行く情報ってそんなにたくさんないんじゃないかと。
とすると、そこに割り込むことができれば、
そんなにたくさんの情報じゃなくても、
超高精細、超色再現性がいい信号っていうのを脳に送れるかもしれないんだよね。
今の目で見えてると思っているのは、
そこまで実はたくさんの情報がないから、
今みたいに2K、4Kみたいなすごい解像度のテレビ作らなくても。
そう。
だから、テレビのところに2Kであっても4Kと書いておけば、
うわ、すげーって。
そっちじゃない、それは思い込みですよ。
それは思い込み。
確かにそれもいけそう。
そうじゃなくて、首の後ろに電極があって、
皆さんが1時間見ると何ギガバイト使えますっていうのが、
10分の1のデータ量でとっても綺麗な絵が見えるかもしれないねって話です。
5Gとかじゃなくても。
で、もう一つ、勝手に目というか頭とか目がやっているお仕事があって、
目をつぶると片足で立っているとフラフラしやすいってのがありますよね。
バランスが取りにくい。
バランスが取りにくい。
で、私は一時期歯磨きをするときに、
片足ずつ立って、目を開けてるのね、歯磨きをするってやってたのね。
へー、なんで?
バランス感覚がだんだん年を取ると悪くなるっていうので、
片足で立つ時間を作りましょうってのがあって、歯磨きしながら片足で立つっていうので、
1日、ほら、片足1分ずつぐらいの片足立ちがそこでできるわけですよ。
歯磨きってこう、4分の1ずつぐらいステップがあるんで、
上の歯、下の歯とか。
上の歯、下の歯、前歯、奥歯。
そうそうそうそう。
で、片足で立って歯磨きしてるんですけど、
ちょっと考え事してても立ってられるんだけど、
考え事して、目つぶったとたんフラフラフラってするっていうのがあって。
要は、視覚の情報が実は水平の情報として勝手に運動をコントロールしてるわけ。
自分で意識してなくても。
っていうような、頭の中でとか目の中では、
自分たちとか私たちが思っているようなテレビカメラとメモリーがあるっていうよりは、
36:03
もっともっと原始的な情報を扱っていて、
なおかつ勝手にその情報を使ってコントロールしてるっていうこともあったりします。
今言った視覚情報が水平の情報として運動とつながってるっていうのはやっぱりすごく大きいことで。
そうすると、さっき言った視野が欠けてても気がつかない、普段はね。
っていう人がそっち側から出てきたものにぶち当たってしまうとか、
壁に当たっちゃうとか、あとはどうもフラフラするっていうのが、
よく目前は耳の水平感覚が弱ってくると目前がするとかあるんですけど、
実は目からの情報も水平感覚に結びついていて、
私たちが見ていると思ってるんですけど、実は見ているんじゃなくて、
世界を情報に分けて捉えているっていうのが勝手に頭の中で行われているって考えると、
なかなか他の回路が脳みその中に入っているっていうのをイメージされるんじゃないかと思います。
見てる映像以外でも感覚に別の形でつながってるなって思うので言ったら、
結構色とかも赤を見ると興奮するとか、緑を見ると落ち着くとか、
そういうのも単純な映像としてじゃなくて、
何かしら脳の違う回路につながってるのかなっていう気もちょっとしました。
そうですよね。都内だとプラットフォームの端っこに青いLEDライトがあるんだよね。
見たことないですか?
見たことない。
電車が入ってくるところに青いLEDがあって、
飛び込み自殺をしにくくするっていう効果があるっていうふうに言われていて、
もう一度落ち着けっていうために青い光を出してるっていうのがあったりします。
一応それなりの医学的根拠あるようなんですけど、
少なくとも、
地鉄JR何社かでは、フォームの電車が入ってくる側のところに青い、
結構夜だと目立ちますけど、昼間だとあんま目立たない青いLEDが付きっぱなしになってたりします。
あとホワイトバランスとかっていうカメラだと調整しなきゃいけないやつが、
勝手に環境の光で白く見えるものは環境の光が変わっても白く見えるっていうのがあったり、
あと明るさによって光彩っていう絞りにあたるものが勝手に大きくなったり小さくなったりっていう、
自分では意識しないコントロールもたくさんされている。
あと運動にかかわるところでいくと、
視界の中に急に黒い影が出たときには緊張して目をつぶるとかっていうのがあるんですよね。
虫が飛んできたときとかね。
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虫が飛んできたときとかっていうときに自分で判断して、
あ、ものが来たぞって言って目をつぶったり緊張するんじゃなくて、
視界の中に急に黒いものが多くなったりすると緊急事態発生、目をつぶれ緊張しろみたいなのがあって、
あと人によっては避けたりもしますけどね。
確かに手が出るね。
いろんな避け方ありますけど。
手で振り払ったり、避けたり、目をつぶったり、緊張したりっていうのとかもあって、
自動制御でいろんなものが動いていて、
機械のようで機械じゃないっていうところが目には結構たくさん制御として備わっているっていうのが、
一つ面白いところかと思います。
皆さん、目の悩みっていうと大体は視力でボケて見えるとかがあると思うんですけど、
近眼と遠視と老眼の違いって、なんとなく分かってるようで分かってないところもあって、
近視っていうのは近くにしかピントが合わないんだよね。
遠視っていうのは遠くにピントがあって近くにピントが合わない。
老眼っていうのは遠くが見えて近くにピントが合わないっていうのが一般的。
なんですけど、一般的な近視と遠視っていうのはレンズの、
もう一個基本的なところを説明すると、ピント合わせっていうのは水晶体っていう目に入っているレンズが
周りの筋肉に引っ張られて厚くなったり薄くなったりするっていうのでピント調整をします。
近くのものを見るときには厚くなって、遠くを見るときには薄くなる。
するとピントが近くにあったり遠くにあったりするっていうのがあります。
なんですが近視の人はじゃあ遠くが見えないから薄くならないのか、
逆に遠視の人は厚くならないのかって思うと一般的にはそうではないんです。
なんか眼球の長さじゃない?最近。
育ってるうちに近視の人は眼球が前後に長めに育っていってしまって、
近くにピントが合う。だから水晶体自体は同じなのにピントの合う範囲が手前にずれちゃってるんだよね。
10センチのところが12センチになれば10センチのところでピントが合っちゃう。
目の大きさで言うと長くなるんですけどピントが合うところは近くなるんでそこをうまくやらなきゃいけなくて、
目の玉の大きさが、
10センチのところでピントが毎回合うんだけど、
目玉が12センチになったら相対的に短いところでピントが合っちゃうわけでしょ?
そうですけど目玉が10センチ。
10センチっていうのがすごく嫌なわけね。数値的に10の方が分かりやすいんじゃないか。
42:01
2センチと2.5センチとかにしませんか?
いやそれだとその点5っていうのがまたちょっとなんか刻んでるなって。
ポイントはね、近視の人はピントの合う範囲が近くしか見えないっていうふうに皆さん思われてるかもしれないですけど、
近く側にずれてるんですね。その原因は後ろの網膜が遠いから。
だから近視っていう人はそれを補正する眼鏡をかけると遠くから近くまで見える。
逆に遠視の人は網膜が近いのでピントの合う範囲が遠くから、無限遠よりも遠くの方にピントが合うようになってしまっているんで、
補正のレンズをつけると手元から遠くまでピントが合うようになる。
それ推奨帯の調整範囲と網膜が合うわけね。
なんですが、だからカメラでいうとレンズが交換できるカメラありますよね。
近視の人っていうのはレンズとカメラの間に何かが挟まっていてレンズがフィルム面から遠くなっちゃってるっていうのが近視の人ね。
逆にカメラのレンズでここまでしか近づけないのかっていうときにレンズとカメラの間に隙間を作って少し離してあげると、
もっと近くまでピントが合うようになるんですよ。理屈としてはね。
綺麗な絵が撮れるか置いといて。
そうですね。
なんですが、老眼っていうのは目の大きさが変わるわけではなくて、
さっき言った推奨帯っていうのが厚くならなくなっちゃう。
ピントの合う範囲が狭くなるっていうのが老眼。
いいですか?
だから視野が普通だったら例えば目から10センチのところからすごく遠くのところまでピントが合うとしましょう。健康な場合ね。
推奨帯がちゃんと膨らんで。
10センチですよ。
ちゃんと薄くなるっていうのがあれば。
10センチですね。
それに対して近視の人はこの10センチから無限遠がグググって近い方にずれてしまっているんで、
変な話、5センチから2メーターまでピントが合うけどってなっているとか、遠視の人は目の前後方向が短くなっちゃってるんで、
5メーターよりも先にはピントが合わせられるけど、いくら頑張っても手前側にピントが合わなくなるっていう風になっていて、
シフトする補正レンズをつけると見えるんですけど、老眼の人はそもそもさっき言った10センチから遠くまで見えるっていう、
10センチ側にピントが合うように推奨帯が膨らまなくなっちゃう。
だからピントが合う範囲が一番遠くにしかピントが合わなくなってくるわけ、だんだん。
だから手前側から見えなくなってくるね、ピントが合わなくなってくる。
そうすると老眼鏡をかけるとそうじゃないですか。
老眼鏡をかけるとそれがずれて手前が見えるんだけど、その時に遠くは見えないわけ、老眼の人は。
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でも遠視の人は遠視用の眼鏡、同じ突レンズをかけると全部が手前から遠くまで見えるんだけど、
老眼の人は老眼鏡をかけると遠くは見えなくて近くだけ見える。
それはピントの合う範囲をずらしたからで、そもそもピントの合う範囲が狭くなっちゃったのが老眼。
なので近視の人が老眼になると大変なのは、あ、違う、近視の人が老眼じゃない、遠視の人が老眼になると大変なのは、
普段から遠くしか見えない人が補正レンズをかけて全体を手前に動かしたんだけど、それでもまだ足りなくて近くが見えないってなるんで、
遠視の人が老眼になると近く用と遠く用の眼鏡を使わないとよく見えません。
一方でそこそこの近視の人が老眼になると、さっき言った通り全体が手前にずれてる。
近いところから例えば2メーターぐらいまでしかピントが合わないとすると、2メーター側にピントが狭くなっていくから、
なんていうのかな、眼鏡がなくても見える範囲っていうのが残るわけ。
だから老眼鏡をかけるんじゃなくて、近視の眼鏡と眼鏡を外した状態で生活するっていうのができたりする。
で、極度の近視の人は眼鏡を外すとさっき言った2メーターまで見えてそこから先がボケちゃうんじゃなくて、
それが10センチぐらいまでは見えるけどそこから遠くが見えないっていう近視の人は眼鏡を外しても10センチのところにピントが合うっていうことしかできないんで、
結局は眼鏡を遠く用と近く用で作んなきゃいけなかったり、
あとは遠近両用って言って、眼鏡の上半分と下半分で度を変えて、要はレンズの光を曲げる力を変えて、
上側では遠く、下側では近くにピントが合うように調整をするっていう遠近両用の眼鏡を作るとかっていうのをやって対応するっていうふうになります。
これ40歳、50歳、60歳になって老眼が始まるとすごく実感をして、
あ、そういうことかと思ったんですけど。
わかんない!
ただ単に老眼っていうのは近くが見えなくて遠視の人も近くが見えないっていうので、
使うレンズも同じなんだけど、症状とかどう変わってるかが違うっていうのがポイントで、ピントの範囲が狭まるっていうのが老眼ですよ。
それも水晶体が太くならない、厚くならないんで近く側にピントが合わないっていうのが老眼の話です。
ということでいろいろ話してきたんですけど、皆さんは目を普段気にせず見てると言ったら変ですけど、
いろんな自動処理が行われていたり、あと最初の方に言った視野が欠けるとか見えにくくなるっていうのがわかりにくくなっています。
なんでかっていうと、いいように補正して見ちゃうからね。
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脳が補正して、我々の周りの世界はこうなってるはずですよっていうのを私たちは認識をしていて、
本当の世界ではなくてプロセスされた世界を認識しているので、目の調子が悪いっていうのはちょっと気になるところがあったら確かめるっていうのをやるといいと思っているし、
あとはメガネとかもちゃんと調整をするとやっぱり見えやすさが全然違うので、ぜひ周りのものをくっきりはっきり快適に見られるように定期的なチェックをするのがいいんじゃないかと思っています。
どうなんですかね。さっき運動とか水平の話もしましたけど、人の動きは自動で制御されるってことが結構あって、
皆さん自分でね、いやいや、物を取ると思えばあそこの物を取れるじゃないかと、自分の自由意志で各筋肉が動いてるって思ってらっしゃるかもしれませんけど、
ほとんどの人は筋肉一つ一つ、何何筋をどれだけ動かすっていうふうには考えてないですよね。
そうですね。
物を取るんだったらまだしも。
だいたい死闘筋を。
そうそうそうそう。一番ね、それを感じるのは私は階段を降りるときなんだよね。
無意識に足が動いてる感覚もちょっとあります。
階段を降りるときに意識をすればするほど降りにくくなるんですよね。
そうそうそうそう。転びそうになる。本当に。
足は動いてるんだけど、一瞬体が、意識と筋肉の動きが乖離して、ふわっとなりそうになる。
意識的に降りるとなった途端、ロボットっぽくなるって言ってたんですけど、
一個一個動作を確認しながらじゃないと連動しないっていうか、流れるように動かないんだよね。
そう、本当に止まっちゃうっていうか、そういうときは目をつぶって。
落ち着いて。
目をつぶると、周りを見ないと体が勝手に動いてくれるっていうの?
要はあれね、ずっと目をつぶって降りてほしくないですけど。
ではないけど、一瞬ふわっとなった瞬間に目をつぶった方が。
凝視してコントロールしようってもんじゃなくて、体のコントロールに任せようってできると楽チンで降りられるとかあるんでね。
本当にね、最後の一段、最後の一二段なんだけど、そこから落ちるっていうの?
わかりますわかります。落ちて助かるみたいなね。
そう、何あれ。
だから最初に階段を見て一二段目を降り始めると、後は足元を見ないで皆さんこう動いていって、最後の一二段も凝視せずに降りてますけど、凝視すればするほど気持ちなくなるっていうね。
本当になんかね、意識と動きがずれて、あれはどうかどうなってんだろう?足が止まるのかな?
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歩く方とか登るときには動作を止めれば普通に止まるんでいいんですけど、降りるときは変に止まると落ちるじゃないですか。
そこがね、すごい怖いとこなんだよね。
どこまで視覚を頭の中に意識するかっていうのはコントロールできてるようでできてないし、
私たちは筋肉の連動を好きなところに動かせるって思いながらも拍手をパチパチってするだけでも右手と左手の連動がちゃんとできてないと目の前で合わないわけですよ。
合わせた手を離すのってなんか絶対同時には離せないって聞いて一生懸命やった記憶がある。
どういうこと?
なんかよくわかんないんだけど、まず両手を目の前で手のひらをペタッと合わせる、祈りのポーズっていうのかな。
わかりますよ。芝と芝を合わせるんでしょ。
そうそう幸せなんだけど、それを離すときに、普通は右手と左手が同時に離れてるっていうかな、気がするけど、なんか絶対にどっちかの方が先に動くらしい。
そういうことね。押す力を両方とも減らしているはずだから、くっついてるところが左右にブレずに離れていってもいいはずなんだけど、実は離すときに右とか左とかにブレてから離れていくってことね。
わかんないけど。
そういうことなんでしょ。
わかんないわかんない。
説明ができないことを私に説明させてわかんないって言われた。
だってそういうふうに、右と左同時には離れないっていうのを聞いて、一生懸命一生懸命やるんだけど、よくわかんない。
よくわかんないでしょ、それじゃあ。
そう、え?
そう、っていうようなことがあって、皆さんが音楽に合わせて拍手をする、太鼓を叩くみたいな話も、
太鼓のバチの先っぽが太鼓の面に当たるっていうタイミングをここでやるっていうふうに意識すればするほど合わないけど、リズムに合わせて叩くっていうのはもう子供でもできることなので。
でもやっぱそれもね、突然で動かなくなるんだよね。
意識すればするほどよくわかんなくなるんで。
音楽聴きながら、結構足でリズム取るわけよね。
そうすると途中でいきなりなんかずれてくんだよ。
何も意識しないで足でリズム取ってればリズムずれないんだけど、足でリズムを取ってると思うとね、なんか取れなくなる。
ドラムの練習するとそれが意識的にできるようになるはずです。
そうなの?
ということで今日はちょっとね、最後脱線しましたけど、目の話。
見えてるようで見えてない、見えてなくても見えているように感じるっていう話。
老眼と近眼と遠視みたいな話をしてきました。
体の不思議結構あるんですけど、目の錯覚とかの絵も面白いですけど、どうやって動いているか、なんで錯覚が起きるかとか含めて考えてみると面白いんじゃないかと思います。
54:10
ということで今日はこの辺にしたいと思います。
そんなエリカンの時間では皆様からのメッセージをお待ちしております。
感想や質問、あとはね、こんなことが起こったよということや500回お祝いのメッセージなどもお待ちしておりますので、ぜひ送ってください。
あと、こんなところでこんな風に聞いてるとかっていうのを送っていただけると、配信している側はリスナーの方はこんなところで聞いてるんだって想像ができるので、そんなものも付け足していただけると嬉しいです。
宛先はメールの場合、rika.jp、rika.jpです。
またメールはですね、私たちのウェブサイトそんない.comからも送っていただくことができます。
そんなエリカンの時間の番組一覧が表示されているところのページの右側にですね、投稿フォームがありますのでそちらから送ってください。
各エピソードにコメント欄もあるんですけども、そちらに書いていただいたやつはちょっと遅れて私のところにやってくるっていうのがあるので、ぜひ番組のタイトルが並んでいるところの右側のフォームを使っていただけると嬉しいです。
また、そんないプロジェクトではこの番組のほか、そんない雑貨店、そんなことないっしょなどの番組を配信しております。
それはね、そんないプロジェクトのほかのメンバーが配信しているので、そちらも聞いてみてください。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
あと、ポッドキャスト以外ではaudiobook.jpで有料配信をしていたり、私たちのメンバーはそうでもないんですけど、そんないプロジェクトのほかのメンバーはラジオトークやスタンドFMなどでも発信を行っておりますので、ぜひ聞いてみてください。
ということで、500回が近づく第497回、この辺にしたいと思います。
お送りいたしましたのは、よしやすと、かおりと、まさとでした。
それではみなさん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
また今度。
ごきげんよう。
56:41

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