冬至の天文現象
よしやす
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B 第592回
かおり
そんない理科の時間Bをお送りいたしますのは、よしやすと かおりです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
今回は12月の天文現象をお話しする回になっています。 12月ってちょっと早くないですか?
よしやす
毎年同じくらいです。 鬼が笑いますよ。 でも、今年のことなんで。
鬼は笑わない。 笑わないと思います。
鬼に笑われる。 お知らせを一つ。あのですね、私の集計ミスで、
国立科学博物館で行っているトリテンという展覧会の招待券をプレゼントするというやつでですね、繰上げ当選が発生しました。
ゆうこさんという方が繰上げ当選になります。 おめでとうございます。おめでとうございます。
3人の方にはすでにお送りしてあるので、ごっちゃんさんとゆうこさん、 住所とお名前をお送りください。
かおり
送った方はね、もう届きましたっていうお礼のメールももらっていたりします。 仕事が早いですな。
よしやす
一緒に、科学のガイドブック、私が作ったオリジナルのガイドブックを同封したので。
トリテン終わったら。 そうそう。しか回ったことがなく、このガイドを読みながらじっくりと楽しみたくなりました、というふうにメールをいただいています。
かおり
なかなかその、常設展ってそうなのよね。いつでもあると思っちゃうから、さーっと回ることが多いよね。
よしやす
私はそうでもないですけどね。
ちなみになんですけど。 はい、なんですか。 このチケットを送るのに、封筒に入れて郵送するんですけど。
チケット代、チケットじゃなくて切手代があがったからね。 切手代があがって切手を買いに行ったんですよ。
で、えーとね、閉店ギリギリだったとかで、 記念切手の販売は終了していますっていうのが出ていて。
かおり
えー、閉店ギリギリだと記念切手売ってないの? 買えないの?
よしやす
記念切手は5時までで、物販は6時までとかっていう、あるいは7時までとかっていう時間差があって。
で、シール式の110円の切手が10枚貼ってあるやつは、普通ね、記念切手だったら1100円じゃないですか。110円が10枚だからね。
なんですけど、比較切手みたいなやつで、1300円とか1400円ぐらいするやつがありまして、それだったら買えるっていう話でそれを買ったんですけど。
まあまあ、別にね、ちょっと割増しなのは構わないんですけど、10枚中2枚がやけにでかい切手なんだよね。
あ、へー、サイズが違う。 サイズが違うんです。
5センチかける2センチぐらいあって。 でかくない? でかいんですよ、だから。
昔の未帰り美人切手みたいな感じ? 未帰り美人切手もそんなにでかかったんだっけ?
結構あれでかいやつですよね。 でもでかい切手で、お名前にかぶるかと思ったぐらいでかかったです。
あ、そうか、名前はもう書いちゃってるわけね。 名前書いてから切手あったんで。
かおり
普通そうだよね、そうね。
よしやす
ということで、切手が素敵です。封筒記念にしますというメールも送られてきました。
かおり
よかったですね。切手に凝った甲斐があったかな。
クリスマスの起源と展示会
よしやす
そうですね。何にしろ110円の切手は買いに行かなきゃいけないと思っていたので。
そうね。
ということで、12月の天文現象なんですが、細かい話は本編でするとして、12月といえば。
かおり
クリスマス。
よしやす
当時がやってきます。クリスマスは天文現象とあんまり関係ないんで。
かおり
えー、でもほら、ホワイトクリスマス的な。
よしやす
それ、どの天文現象と関係があるんですか?
かおり
えっと、ホワイトの割にハッピーイーグルの?
逆か、そうですね。
よしやす
太陽歴で言うと、当時というのがあります。
かおり
当時はね。
よしやす
今年は12月21日。最も日が短い。日が短い?あ、そうそう。昼間が短い日になっています。
トリテン展と切手の話
よしやす
あとは、太陽が一番低くね。南の空を通るときに一番低いと、一年中の中で。
っていう日になっています。
当時ね、いろんなイベントというかもあるんですけど、ゆず湯とかね。
かおり
おー。
よしやす
はい、そういうのもあるんですけど。
かおり
うちの猫、ゆず、お風呂入ってくれるかな、一緒に。
よしやす
知りません。結構柑橘類嫌いなんじゃないかと思いますけど、猫は。
かおり
あ、ゆず?
よしやす
はい。
かおり
ゆずね、そうね。でもまあ、嫌いなのかな?聞いてみる。
よしやす
で、一年の始まりをどこにするかというのを考えたときに、
今、日本は、日本はっていうか、世界中は、だいたいこう、グリゴレ、グリゴレオレキっていうのを、
1月1日で、いっぺん決めるとね、ずれないですけど、
もう一つは、4月、今の4月1日が、一年の最初っていう、開景年度、年度っていうのがあったりするじゃないですか。
で、一年の最初をどこにするかっていろいろある中で、昔からよく使われてきたのが、この当時の日。
太陽が一番低くなって、これからまた、だんだんと高くなる日というのが、経験上わかっていたので、
当時が、一年の最初の日というか、最後の日みたいな感じで、
暦をつくるという、なんとかの民族というか、っていうのが多かったと言われています。
かおり
まあ、なんとなくね、これからだんだん暖かく、実際にはちょっともう一回寒くなるけど、
暖かくなっていきますっていう雰囲気もあるしね。
よしやす
そうですね。特にね、緯度が高いところでは、太陽が見えなくなっちゃうとかっていうのがあるわけですよ。
冬の時代は、冬の時期は。で、太陽が復活すると、この日から生き返るっていう感じで、
捉えて、当時の日を一年の最初の日にするというのは、よく行われていたようで、
今の一年の始まりも、その流れなんじゃないかというふうに考えられています。
1月1日がちゃんと決まって、その後計算方法が決まると、当時のその日にはあまりこだわらずに、
一年が始まって終わっていくということになるんですけれども、
12月の21日とか22日が当時で、1週間ぐらいずれて新年ですけれども、
そういったところもあるんじゃないかと思っています。
なので、当時をね、寒い時期のカレンダーの、ただ単に当時っていうのが書いてあるだけではなくて、
太陽が低いっていうよりも、太陽が復活する日として捉えていただけると、
なかなか前向きなんじゃないかなって思っています。
かおり
復活するってなんかいいですね、言葉的に。
よしやす
だんだんね、日が短くなっていくけど、この日を境に日が長くなっていくわけですから、
復活という感じがいいんじゃないかと思っています。
他の天文現象は本編の方でお話をしようと思います。
かおり
クリスマスの天文現象なんかじゃ考えません?
よしやす
クリスマスは、古いキリスト教ではクリスマスはお祝いをしてなかったんじゃないかと言われています。
かおり
土着のっていうか、当時のお祝いと、なんかが。
よしやす
当時のお祭りに合わせる形で、キリストの。
かおり
キリストの誕生日はここじゃないっていうのが、今ほぼテーセスですよね。
よしやす
だから、キリストの誕生日のお祝いではなくて、
キリストの誕生を祝うということを12月25日にしましょうと。
かおり
なるほどね、私の誕生を祝うのを1年中受け付けているのと同じ感じですよね。
よしやす
でも毎日祝っていたらなんか面白くないんで、1年に1遍決めた方がいいんじゃないですか?
かおり
別に1年に1遍は決めてはありますけど、
ありますけど、いつでも受け付けてるんですね。
よしやす
わかりました。
だから年を取らないんだっていうのもわかりました。
かおり
ありがとうございます。詳しい解説を。
よしやす
魔女狩りに合いませんように。
魔女狩りー。
12月じゃないや、翌月の天文現象をお話しするときには、
私の行ってきましたも紹介するという風習になっておりますので。
かおり
風習なんですか、これは。
よしやす
ここ1月ぐらいで行ってきたところの紹介をします。
東京国立博物館、東博ですね、のハニワ展に行きました。
かおり
ハニワ。
よしやす
かおりさんに送れて5人集とか見てきましたよ。
かおり
ジョワッチって感じでしたよね。
よしやす
ジョワッチっていう感じではないですけどね。
それはウルトラマンだしね。ゴレンジャーじゃないですけど。
かおり
でもそっち系だよね、なんかジャジャンジャジャンっていう感じで。
よしやす
いやいや、特撮館の登場感はあります。
かおり
そしたらさ、5人並んでるところもカラーつけてくれればよかったのにね。
あそこの感じは普通じゃったじゃないですか。
よしやす
イラストではついてましたけど。
かおり
そうそう、それがなんかね、せっかくだから。
よしやす
巨大アクリルの箱で背中からも見られるってやつなので、
色なしが良かったんじゃないかと思います。
かおり
ぐるぐるぐるぐる。
でもちょっとライトをさ、
よしやす
だから嫌な人もいるから、
かおり
なんていうの?
よしやす
なんていうの?
えっと、えっと。
分かりました。
ゼロゼロ分と30分から5分間だけ、
そうそうそうそう。
色付きライトが当たるっていうのが痛いでしょ。
かおり
そうそう、なんで分かったの?
それそれそれ、そうそうそう。
よしやす
それをゼロゼロ分をなんていうかずっと迷ってたんですよね。
かおり
いやっていうか、ほら、タイマー式でね。どう?
よしやす
やめた方がいいと思います。
かおり
なんで?
よしやす
ちなみに私、アクリルの透明な箱なわけじゃないですか、ガラスか。
で、後ろからも見てる人がいるじゃないですか。
前から写真撮ると、なんか後ろから見てる人が写真に入るんだよね。
かおり
そこら辺は上手くさ、そこ技術じゃない?
よしやす
で、技術はいいんですけど、私は後ろに人がいても撮っちゃったりするわけですよ。
だって自分で見るだけだからね。
その後ろの人が履けるのを待って、カメラとかスマホ構えたままの人がずっと正面にいたりして、っていうのがありました。
ということで、はにわ店ですけど、常設店見ましたか?
かおり
常設はね、今日見ていかなかった。ただ、常設の1階ですよね。
よしやす
同じ建物の1階に常設店があって、そこにもはにわたくさんあるんですよ。
かおり
知ってる知ってる。前に見たことがあって。
ただ、常設店に行く前にビデオが流れてて、そのビデオを見たのと、
あとは、2024年に新種造品みたいなのが展示してあって、そこは見て、
常設店行こうかなと思って、ちょっとチラッと入ったんだけど、ちょっと時間かかりそうだなと思ったから、
結構なんだかんだ言ってあそこ広いじゃないですか、常設店のところもね。
で、前も見たことあるからちょっと今日はパス。
なんだったっけ、なんか予定があったんだっけ、その後。
よしやす
で、はにわ店すごい混んでたんですね。
私が入るのに15分ぐらい待ったんですけど、建物に入るのに。
かおり
なのに、常設店のはにわのところは寒散としていて、みんなはにわ好きじゃないのって思って。
あそこはあそこでいろんなはにわが並んでるし、結構いろいろありますよね。
よしやす
いろいろあります。
あと、入口のところにおしゃれした女性のはにわっていうのが立っていて、
かおり
それがうちの実家の近所から出たはにわで。
吉安家から出た。
よしやす
うちの土地からは出てないです。
ただ、この後こうなってるか、今度道ができるんでどうなることやらですね。
かおり
そうか、また振り返したときに出てきちゃう可能性があるんだけどね。
よしやす
ちょっとだけ古いんで、ただ古墳時代まで古くないんだよな、うちの実家は。
たぶん300年ぐらいしか古くないです。
かおり
300年ね。
よしやす
次に言ったのがですね、関連ではにわと土偶の近代っていうのが東京国立近代美術館。
こちらは明治以降、土偶とかはにわがアートの世界で流行ったよっていうのをやってました。
あとデザインフェスタというので科学Tシャツを売ったっていうのと、
ポッドキャストウィークエンド、ポッドキャストシンポジウムというのはすでにお話ししたと思います。
あとね、変わった展示会で言うとサイトワールドっていう視覚障害がある方向けの機器やサービスの展示会っていうのをやってまして、そちらにちょっと行ってきました。
目が見えないまたは目が見えにくい人のための機材とかそういうのが売っていたり、
あとは三菱電機とかは普通のものに展示表示があるとか、あとはいろんなもの音で知らせてくれる機能とかが充実してるよっていうデモをやってたりしました。
かおり
案外展示ってあちこちありますよね。シャンプーのボトルの蓋とか。
シャンプーのボトルは顔が業界に呼びかけてギザギザをつけたんじゃなかったかな。
よしやす
シャンプーとボディーソープが、シャンプーはギザギザでボディーソープは線があって、リンスとかコンディショナーはないのかな。
それを自分の会社だけでやっていてもね、なかなか普及しないんで一緒にやっていきましょうって言って、
お声掛けをして、今は眼鏡を外すと目が見えなくなっちゃうような人でも、
かおり
眼鏡ってね。
シャンプーとかがわかるようになっています。
腕時計持ってるって話したことありましたっけ。
視覚障害者用の腕時計。
よしやす
そうなんですね。触るやつですか。
かおり
そうそう。
分身と自身が磁石でできていて、
イメージとしては腕時計の針のところに磁石があって、その上にボールが転がる溝があるんですよ。
で、実際のその磁石の針自体は見えないんだけど、そこに磁石があるからそのボールがその針の上で止まるんですよ。
よしやす
それはわかります。
かおり
っていう腕時計を持って。
よしやす
それは目が見えない人が触って時刻がわかるっていう。
かおり
そうそう。だからボール自体はぐるぐるぐるぐる回るんだけど、そこで止まるから。
よしやす
わかりやすいのかしら。
かおり
私は見えちゃうから、前に一回話をしたことがあるんだけど、ダーク・イン・ザ・ダークだったっけな。
よしやす
ダイアログ・イン・ザ・ダークですね。
かおり
なんでそれだけでわかったかな。
私も行ったことがあるので。
真っ暗闇の中で、
よしやす
いろいろな体験するやつね。
かおり
で、そこに実際スタッフとして常在している人が視覚障害者の人で、
その人がどの程度見えないのかちょっとわからないんだけど、
その人が腕時計をしていたんだけど、
それは普通の腕時計の蓋っていうのかな、ここがパカッと開いて、
実際に針を触れるやつだと思う。
確かにそれの方が針を直接触れるからいいんだけど、
ただそれって結構腕時計の針って繊細じゃないですか。
よしやす
だから触ってもいいように作ってあるんですよ。
かおり
だけどそれを触ることってちょっとどうなのかなと思ったのに対して、
私が持っている腕時計は、
例えばぐるぐるぐるぐる動いちゃう。
動いちゃうんだけどピタッと動かした後に止まるので、
面白いなと思って。
それを見た時に、
私自身は別に見えないわけじゃないんだけど、
ちょっと画期的だなと思って買っちゃった。
よしやす
分かりやすいんだったらいいかなと思って。
かおり
よくね、いろんな人が話をしてるじゃないですか。
今何時かなと思うじゃないですか。
よしやす
話の流れはよく分からないが何時かなと思うことあります。
かおり
何分経ったかなとか。
よしやす
こいつの話つまんねえなって思ったりするわけじゃないですか。
かおり
それはちょっとね、
でも時計を見るのは失礼じゃないですか。
よしやす
見たらいいんですよ、そんな時こそ。
かおり
なるほどね。
失礼かなと思ってそういう時に、
時計を触りながら時間を知ることができたら便利だなと思ったわけよ。
よしやす
役に立ったことありますか。
かおり
いやだから、ないです。
分かりました。
ただそういう時に使えるといいなって思ったんだけど。
よしやす
私はとりあえず壁の時計を探します。
かおり
壁の時計もさ、見えない位置にやるとさ、
なかなか見たいのに見えないっていう。
見ていいのかな。
よしやす
いいんじゃないですか。
かおり
むしろ見ろなのかな。
よしやす
あと言ってきたのがですね、
すごい久々に舞台を見ました。
ちょっと知ってる人が出るっていうのもあって、
法廷裁判所ね。
かおり
ああ、極権裁判とかのね。
よしやす
離婚裁判ミュージカルっていう。
かおり
なんで?
よしやす
世界で初めてっていう風に演者の方が言ってました。
舞台で裁判で離婚裁判でミュージカルなものは今まではないっていう。
かおり
ミュージカルってどちらかというと喜劇?
楽しい系が多い気がするんだけど。
楽しいんですか。
よしやす
まあ面白いです。
かおり
そんなに深刻に云々というものではない。
よしやす
まあ多少は深刻にはなりますけど、
まあまあちゃんと落ちもついて、
かおり
ハッピーエンドにはまあまあなるという感じで。
よしやす
もう講演は終わってしまったんですけれども。
かおり
見てきた感想は。
よしやす
楽しかったですよ。
あとミュージカルって言っても歌が昭和の歌謡曲の替え歌が多いんで。
かおり
なるほどね。
よしやす
そうそう。
知らない歌が急に始まっちゃうとあれですけど、
なんとなく知ってる歌の替え歌で。
セリフというか物語とあった替え歌にしてあるんで。
まあまあ受けつつも楽しめましたよ。
最後、絶滅メディア博物館でデジタルカメラの仕組みというのをお話ししてきました。
次回は12月8日8日にお話をする予定になっています。
フロッピーディスクについて話してくれと言われてるんですが、
楽しく話せる自信がありません。
冬至と新月
よしやす
ということで、本編のほうでは12月の天文現象のほうを紹介したいと思います。
かおり
はい、よろしくお願いします。
よしやす
では、12月の天文現象についてお話をしていこうと思います。
12月は11月に続いて、1日が新月です。
かおり
はい。
よしやす
なので、旧歴と今のカレンダーの日付が合います。
一本。
ちなみに、12月1日は旧歴でいうと11月の1日になります。
12月は31日まであるので、31日も新月です。
満月は12月の15日。
コールドムーンって言うらしいですよ。
かおり
コールド、寒いって感じ?
よしやす
なんですかね。
表現が12月9日の0時27分で、月面Xが8日日曜日のお昼頃に月面Xが見えるという予報になっています。
昼間なので、青空に半分の月が見えて、
その半分の月のエッジのところに月面Xが見えるというコントラストがとても低い状態なので、
観察は難しいかもしれませんが、望遠鏡とかある方はチャレンジしてみてください。
はい。
次に惑星の動きです。
惑星、水星はですね、確か12月の25日に西方最大離角というのを迎えます。
真南に太陽が来たときに西側に水星が一番離れるということなので、
この時期の前後は、朝方日の出前に太陽に先駆けて水星が見えて、
追っかけるようにして太陽が出てきて、空が赤くなって見えなくなるという状態です。
なので、水星は朝方ちょろっと見えるかなという感じです。
かおり
はい。
よしやす
金星、既にね、宵の明星になっている状態で、
結構毎日一番星として明るいので気がついている方もいらっしゃるかと思いますけれども、
宵の明星で太陽を追っかけて沈んでいくということになっています。
このあれでいくと、沈むのは夜8時ぐらいかな。
日も短くなっているので、結構長く金星は見えるんじゃないかと思います。
この前、東京国立近代美術館からの帰りに金星が結構明るくて、
お堀に反射したのが見えるぐらい明るかったですね。
かおり
おー。
よしやす
火星はまあまあ見ごろで、確かもう少しで、
でも12月はまだかな。
正に近い状態になるんじゃないかと思います。
あ、正なんですね。
火星は日が沈んだ後、8時ぐらいに東の空から出て、
夜中中見えているという感じになっています。
確か近いんですよね。
火星は結構ね、軌道が深淵から離れていて、
楕円なので、
地球の軌道と近づく、つまり地球と火星が近づくときと遠ざかるときがあるんですけど、
火星が近い状態になっています。
最接近は2025年の1月12日だそうです。
なので、大きく見えるタイミングになっているので、
軌道の中でも一番一番近いところで近づくわけではなくて、
そこそこ中くらいの遠さのところで、
地球と火星がすれ違うように近くなるというので、
大きめに見えてまんまるに見えるというのがこの季節になっています。
かおり
はい。
よしやす
今、寒日はぐらいなのかな。
近いのもあるし、
太陽からはそんな関係ないか。
地球と火星が近いので明るめに見えると思います。
マイナス一等星ぐらいまでなるんじゃないかな。
かおり
おお、わかる。
よしやす
あとは望遠鏡とかで見るんだったらいいタイミングになっています。
観光会とかもあると思うので、見てみてください。
次木星ですけれども、
天体の隠れる現象
よしやす
木星は結構見ごろで正午過ぎて、
日が暮れると必ず見えて、東側の空かな。
朝方まで見えています。
土星は日が暮れた頃南中していて、
深夜までには沈んでしまうという感じになっています。
それぞれの惑星と月が近づくタイミングをお話しすると、
金月が1日なので宵の明星に近いというのは、
それから数日後、今回は12月の5日ごろが夕方。
細い月と金星が近づいて見えます。
12月の8日ですね。月と土星が近づきます。
木星は12月15日正午に近いところにいるので、
満月の日ですね。月と木星が近いです。
2日後、12月18日に月と火星が近いというふうになっています。
水星は太陽から見て西側なんで、
深月の直前、12月29日、月と水星が近いということになっています。
あとですね、この12月はですね、
月の後ろに明るい星が隠れるということが発生します。
1つは土星です。
土星の触というのがあります。
もう1つが一等星のスピカが月に隠れるというのがあります。
なんですが、土星触は12月の8日、8日ね。
望遠鏡で見ると、輪っかはもう輪っかに見えずに線に見えると思うんですけど、
そちらが土星に隠れていくのが見えるはずです。
日本でも観測できるタイミングで土星触が起こるんですが、
なんですが、土星触は、
日本列島の南東側では見えるけど、北西側では見えないと。
逆に言うと、その間ではかすって通るということになっています。
ちなみになんですけど、だいたい12月8日の土星触は、
夕方の6時過ぎぐらいに入っていって、
結構各地で微妙にタイミングが違うので、
気になる方は調べてみてください。
夜6時台から7時台が土星触が起こるタイミングかな。
那覇は17時54分、5時54分に入っていってとかになっているようなんですけど、
地図で右上から左下に斜めに線を描いて、
その右下は見えるけど左上は見えないという状況で、
エッジになっている都市は鹿児島、宮崎、松山、岡山、
野戸半島、秋田、九州郎とかがこのエッジで、
これよりも左上、北で西のほうは触にはなりません。
かすめるぐらい。今言ったところはかする。
それよりも南のところは隠れるという感じになっています。
ただ、そんなに端っこなんで長くは隠れてないんじゃないかなというのがありまして、
12月8日の夕方6時台、気になる方はタイミングを調べて、
土星と月が隠れる、違う、月に土星が隠れるというのを観測してみてください。
もう一つ、一等星スピカが月に隠れます。
スピカショク。
これは12月25日の晩なんですが、こちらは午前3時から4時ぐらいです。
なのでなかなか大変かもしれませんが、
こちらは今度は南西ではショクが見られるけど、
北東では見られないという感じの場所による違いで、
那覇ぐらいだとほぼど真ん中を通っていくので、
入ってから抜けるまで1時間以上かかります。
だんだん北に行く、または日本列島を北側に進んでいくと、
かすめるドアが上がってきて、つまりかすめるところが中心からずれてきて、
福岡、大阪、東京とかっていって、東京では3時17分に隠れて、
4時13分に出てくるっていう感じで、1時間を切る。
仙台は見えるけど札幌は見えないという感じで、
本州の北端だとかすめるぐらいで、
それよりも北東だとかすめないで近くを通るという感じになっています。
12月25日の午前3時台ということです。
一等星が隠れるのはなかなかたくさんないんですよ。
12月の天文現象
よしやす
なんでかっていうと月が通りそうなところにないといけないんで、とりあえず。
月が星空の中を通る道ってある程度決まっているじゃないですか。
ただ多少上下するんで、幅はある程度あるんですけど、
一等星はその中に4個ぐらいしかないらしいので、隠れるのはなかなか珍しいことです。
ということで、初句見てみてください。
あとですね、星空といえば流星群。
12月は双子座流星群が極大になるタイミングで、
一応極大一番飛ぶと言われているのは12月の13日です。
なのでその前後で流れ星が増えるので、
1時間あたり一番ピークのときには30個ぐらい流れるというのが特徴です。
12月13日なので満月には近いんで、
月はある程度明るいんですが、それなりに観測できるんじゃないかというふうに月間星旅には載っています。
条件は良くないです。
月が視界に入らないようにして、満月に近い月は結構明るいんで、
じっくり見ちゃうと瞳孔が閉じちゃうんですよね。明瞬のしちゃうんで。
なるべく月を視界に入れないようにして観測するのが、暗い流れ星も見つけるコツだと思っています。
午前3時ぐらいには月が沈むので、月明かりがない状態で観たい方は午前3時から午前4時というのを狙ってもいいかもしれません。
ただ寒いので注意してくださいね。
12月13日の深夜、だから13日から14日かなが一番のピークになっています。
ただ前後である程度増えるので、ぜひ13日の晩だけではなくて14日の晩とかも見てみるといいんじゃないかと思います。
14日から15日にかけては木星と月もすごく近づくので、そんなのも見えるんじゃないかと思います。
冬の方が流星群が多いので、1月になると四分木座流星群でいいんだっけな。
1月の4日とか5日に見えるはずなので、そちらも次回の天文現象の紹介の時にはお話ができると思いますけれども、
冬、流れ星を見るというのを見越してね、実家に帰る時とかにあったかい施策を持っていくとかも大事かもしれません。
あとですね、さっき土星がショックになるという話をしましたけど、
12月の8日はプレアデス星団が月に隠れたりするというか、月がプレアデス星団の中を横切るという感じにもなったりするので、
そんなのも見るといいかもしれません。
ということで天文現象をお話ししてきました。
冬の星座の観測
よしやす
星座としてはね、もう皆さんおなじみの冬の星座が出てきています。
日が暮れて8時とかだと、まだオリオン座とかは東の空にあって、
冬の大三角とかはやっとこさ見えるぐらいになっていて、深夜に近づくと冬の星座が真南に上がってくる感じです。
夜8時ぐらいだと冬の星座はまだ東側で、南の空にはウオウ座とかオウシ座が見えているのかな。
オウシ座のアルデバラン、ギョシャ座のカペラ、あと双子座のポルクスなどが明るく見えるんじゃないかと思います。
あとは東側の地平の方に冬の大三角の2つ、シリウスとプロキオンというのが見えて、
オリオン座のベテルギウスと三角形を作って冬の大三角と言われています。
ベテルギウスというかオリオン座は見つけやすいので、ぜひオリオン座から追っかけて双子座とかオウシ座見つけてみるといいんじゃないかと思います。
オリオン座が見つかるとオウシ座は見つけやすいのかな。
正面から見て右側、オリオンからすると左手の方にオウシ座のアルデバランがあって、今だと木星が近いのでわかりやすいんじゃないかと思います。
日が暮れてしばらくして、要は8時ではなくて10時とか12時くらいになると冬の明るい星たちが真南に見えるので、できるだけ空が暗いところで見るとキラキラした星が見えると思います。
あと北の空はカシオペア座が見やすい状態で、オウグマ座の北都七星は地面に潜っているとは変ですけど地平に近いところで見にくい感じですかね。
そんなのが冬のというか12月の星座になっています。
だんだん寒くなってきて星もキラキラ綺麗になるんですけれども、防寒に注意してしっかりと防寒をして星の観察に行ってみてください。
あと夜も長いので見始めて早めに帰ってくるというのもいいかもしれません。
ということで12月の天文現象の方をご紹介しました。
そんな感じかな。
12月の最後の回では来年の天文現象を全体の話と1月の天文現象をお話ししようと思っています。
理科年表っていうのがあって、毎年買うのがちょっともったいない気もする理科年表なんですけど、
載ってることの8割から9割同じなんで、それにも小読みが載ってたりして、
カレンダーを買うときにも天文現象が載ってるものを買うと面白いんじゃないかと思っています。
ということで今日はこのようにしたいと思います。
そんな理科の時間では皆様からのメッセージをお待ちしております。
メールの宛先は、
手先は、
最近ね、
SpotifyというサービスでSpotifyがホストしているコメントシステムがありまして、
なのでSpotifyでもコメントが書けるようになっています。
こちらは読んでいます。
ですが、なるべく取り上げるのは番組に来たメールを重点的に取り上げようと思っているので、
ぜひメールまたは私たちのウェブサイトのフォームからメッセージを送っていただけると嬉しいです。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
私たちが運営しているウェブサイト、
この番組のほか、
そちらも聞きに行ってみてください。
ということでこのようにしたいんですけど、
最近歯を抜きまして右側の奥歯が前よりも足りないんですが、
声が変わってたりするでしょうか。
自分ではね、ちょっと入れ歯の人というか歯が抜けたような人の発音っぽくなっているなというのが心配なんですけれども、
もしお気づきな点があったらメールをください。
ということで、そんなエリカの時間第592回、
この辺にしたいと思います。
お送りいたしましたのは、
よしやすと、
かおり
かおりでした。
よしやす
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
かおり
ごきげんよう。