彗星と観測
スピーカー 2
理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B 第587回
スピーカー 1
そんない理科の時間Bをお送りいたしますのは、よしやすと、かおりです。 よろしくお願いします。よろしくお願いします。
彗星見ましたか? もう今日は、違うね、彗星見てません。
見てません。 見ようと思ったのは? いやー、その時間とかに空を見上げるタイミングがないね。
スピーカー 2
日暮れ直前というか、日暮れちょうどぐらいから1時間ぐらいしかないからね。 それも晴れてなきゃいけないしね、西の空が。
スピーカー 1
だんだんだんだん、しかも下がってきちゃってるじゃん、今。 だからそっちが広がってない?
スピーカー 2
ん?逆だよ。 開けてなきゃ? 太陽から離れてるんで、見やすくはなってるけど暗くなってる。
そうだ、見やすくなってるけど暗くなってるし、見にくかった時は低かったでしょ? 明るかった時は。
スピーカー 1
そうですそうです。 だから時間的にちょいと厳しいね。
なんか結構ね、写真とか見ると、やっぱり肉眼でもそれなりに、それなりに見えたって言い方が変だけど。
スピーカー 2
場所にもよるんですけど、肉眼で見えた人も結構いたんじゃないかと思いますよ。
スピーカー 1
写真で撮るほどは引けなくても、当たりをつけて、写真でよく撮れてっていう話は聞いたから、
あ、いいな。というか、当たったね。なんか彗星。
スピーカー 2
途中でね、分裂してしまったのでダメなんじゃないかって話もあったんですけど。
スピーカー 1
大体今までも期待できるって彗星はいっぱい飛んできてたと思うんだけど、実際ここまで見れるってほぼなかった気がする。
大きな天体望遠鏡とか、プロの写真家が綺麗に写真とか撮れても、一般の人が撮れるっていうほどにはならなかったけど、
私、今回のは結構いろんな人が普通に撮れてて、iPhoneとかでも綺麗に撮れてる写真がいっぱいアップされてて。
スピーカー 2
そうですね。私もスマホで撮れましたよ。ちょっと薄いですけど。
スピーカー 1
何をお願いしたんですか?
スピーカー 2
別に、ほうき星にお願いすることないんで。
スピーカー 1
人生はもう満たされてると。
スピーカー 2
ほうき星はお願い事する星じゃないでしょ。
スピーカー 1
え?そうなの?
スピーカー 2
え?かおりさんはほうき星が見えたら何をお願いするの?
スピーカー 1
世界が平和になりますように。
スピーカー 2
ありがとうございます。
あの、世界に代わってお礼を言っときます。
スピーカー 1
いやもうなんていうの、ほらここのところさ、うるさいじゃん?
スピーカー 2
何が?
スピーカー 1
外交演説とかが。
スピーカー 2
あ、それが平和じゃないってことなの?
スピーカー 1
超平和じゃなくない?
今日も仕事帰りに、最寄り駅に向かってたら、多分有名な人が来てたんだろうね。
なんかSPっていうか、そういう人がすんごいいっぱい立ってて。
警察もそれなりにいたけど、明らかにSPみたいな人が2、3メートル置きぐらいにいて。
スピーカー 2
今日、東本部に火炎瓶投げ込みとかがあったしね。
スピーカー 1
あー確かに。車で突っ込んだんだっけ?
スピーカー 2
火炎瓶投げ込んだと車で突っ込んで、結構失敗した感じの。
スピーカー 1
なんか誰が切ったか知らないんだけど、ものものしいなって。
スピーカー 2
ものものしい感じはちょっと嫌ですね。
はい、みなさんは彗星というか、いつも読み方がわかんなくなっちゃう。
あのですね、紫の金の山で四金山って読みたくなるんですけど、通信山アトラス彗星かな?
スピーカー 1
ねえ、難しいね。日本語じゃないからね。
でも日本語で、日本語じゃないけど日本語で読める字を使うから。
スピーカー 2
そうそう、アトラスも日本語じゃないんでね。
えーと、あれなんですけど、ということで見られた方はメールしてください。
スピーカー 1
何を願い事しましたか?
スピーカー 2
願い事してる人少ないと思いますけどね。
テレビ番組の紹介
スピーカー 1
えーでも、やっぱきれいな景色とか、そういうなかなか見にしない景色を目の前にすると、
願い事はしやすくなるんじゃないかしら。
スピーカー 2
あまりそういう感じはしませんが。
というわけで、今度から大きい星を見たら世界平和を祈りましょう。
スピーカー 1
そうですね、そうしましょうそうしましょう。
スピーカー 2
今日は11月の天文現象をお話しするんですが、
スピーカー 1
その前に、テレビ番組で、ちょっと天体に関するようなテレビ番組が始まったっていう話をするんですけど、
スピーカー 2
かおりさんは、たぶんテレビに毒されてないんで。
スピーカー 1
そうですね、テレビはほら、体に毒だって言うじゃないですか。
スピーカー 2
はい、なんですが、紹介します。
一つ目がNHKのドラマかな。
空渡る教室っていう、空は宇宙の中央と書いて空なんですけど、空渡る教室というのをドラマでやっています。
定時制高校の先生が、定時制に通ってる生徒さんを誘ってというか、科学部を作るだっけな、物理部だっけな、科学部だった気がするな。
を作ってっていうのと、定時制高校の生徒さんの日記ごもごもと、放課後というか夜にやっている科学部の活動が入り混じるという感じのドラマになっています。
何回だろう。火曜日の夜10時からで全10回らしい。
10月から始まったんで、10月、11月、12月の前半くらいまでやるのかな。空渡る教室というのをやっています。
もう3回ぐらい放送があったはず。
スピーカー 1
吉谷さんは見たんですか。
スピーカー 2
見ましたよ。
スピーカー 1
どうですか。
スピーカー 2
楽しい感じですよ。
スピーカー 1
ただ、高校学園ドラマではあるので。
星とかも題材にしているというか、話題には出ているけど、ホームドラマじゃないか。
スピーカー 2
学園ドラマとかが得意な方はいいんですけど、そうじゃない方は苦手かもしれません。というのが一つ。
もう一つが、地っていう、カタカナ人物で地、副題が地球の運動についてっていう、これはね、原作がコミック、漫画なんですけど、こちらはアニメで始まりました。
スピーカー 1
地?土地の地?地面の地?
スピーカー 2
カタカナの地、丸っていう。
スピーカー 1
カタカナの地。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
プラットの地。
スピーカー 2
地球の地じゃないですか。
地球の運動についてっていうのが、アニメが始まっています。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、これ私、コミックス全巻持っているやつなんで。
へー。
はい。そうなんですよ。
地動説を信じるというか、地動説に握られてしまった人が、その当時、地動説を考えるというのは異端だと言って、宗教的に迫害されるっていう。
歴史物。
これがね、科学物と歴史物の間というか。
スピーカー 1
ふんふんふんふん。
スピーカー 2
フィクションではあるんですけど、中世に地動説を唱えて、教会から迫害されたみたいな人のエピソードに、なぞらえているというか、そういう感じのものです。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、コミックスはね、一部ではとても人気になったんですよ。
スピーカー 1
もう完結してるんですか?
スピーカー 2
完結してます。
はい。
はい。もうね、ずいぶん前に完結はしてるんじゃないかな。1年以上前に完結はしてると思います。
スピーカー 1
ほうほうほうほう。
スピーカー 2
はい。こちらも。
スピーカー 1
なんか珍しいですね。なんか、あのー、結構コミックとかで人気になっちゃうと、終わる前に始まったりするじゃないですか。
ふんふんふん。
ドラマとかがね。で、まあ当然ドラマは最終回が決まってる、最終回っていうか、前何話って決まってるから、なんとかならコミックとかはちょっとまた別の終わり方?
スピーカー 2
あー。
それが受け入れられる場合と受け入れられない場合があるっていう印象があるんですけど、ちゃんと終わってるやつなのは安心して見られますね。
スピーカー 1
で、あのー、星空が綺麗です。
スピーカー 2
うん。いいと思います。
ほら、あのー、私が読んだのは白黒のコミックじゃないですか。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
だから夜空とかもまあ、手描きというか。で、白黒なわけですよ。
なんですけど、アニメはしっかりと正しいというか、あのー、星の並びになっていて、星空がすごい綺麗に描かれているのも見どころだと思ってます。
スピーカー 1
おー。
はい。
じゃあその、アニメを作る人がそういうところもすごく力を入れてるってことですね。
スピーカー 2
うん。これ金曜深夜になるのかな?
スピーカー 1
明日の深夜?明日。
スピーカー 2
という感じで、えー、ちょっとね、宇宙とかに関連するようなテレビ番組が始まりましたよ、というのが、えー、今日一つ目の話題というかです。
天文現象の記録
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。あのー、配信も、えーっと、されてたり、されてなかったり、なので。
え?配信?
特にね、アニメの方は、あのー、配信サービスで見られるところもあるんじゃないかな。テレビだけじゃなくてね。
スピーカー 1
あー、なるほどなるほど。
スピーカー 2
うん。そこまで調べてないですけど、皆さんちょっと、見たい方はテレビで見る、録画する、または配信サービスも調べてみてください。
で、えー、今回は、11月の天文現象をお話しするんですが。
が。
えーっと、毎月この回は、私がどこに行きましたっていうのをお話しする回になってまして。
はい。
えーっとね、数は結構多いということが、さっき書き出してわかったんで、ちょっと説明というか。
スピーカー 1
あっちこっち行ったんですか?
スピーカー 2
そうですね。10月とか、9月の終わりから10月の下旬までですね。
遠いところから行くと、山形の立石寺、立石の寺。通称山寺と呼ばれているところで、山寺って駅からすぐ登って行けるところなんですけど、その山寺。
はい。
えーっと、あと、その流れで、山形県立博物館、あと、もがみよしやき歴史館、あとは文章館っていう、この辺はね、あの、ぶらたもりでも行ったんじゃないかな。
スピーカー 1
ほう。
はい。
ちょっとぶらたもりさんをなぞらえて行ったって感じですか?
スピーカー 2
文章館っていうところはね、旧山形県庁なのかな、建物だったかな、古い建物で。
スピーカー 1
建物そのものも上に行った。
スピーカー 2
そうですね。建物そのものも見せてる感じ。
あとですね、葛飾区郷土と天文博物館、ここは講演会を見に行きました。
あとね、成田の空港の近くにある航空博物館。
なんかね、成田空港から近所の路線バスに乗って10分か15分ぐらい行くと、成田空港からすると南側というか海側の滑走路のすぐ向こう側に博物館があるというところに行ってきました。
ボーイング747、ジャンボジェットの切り身みたいなのもあったりして。
切り身?
そうそうそう、羽の先っぽだけの展示とか、エンジン部分とか、あとは本当に輪切りにしたやつが壁にベタッと貼ってあって、下に貨物室があって、客室があってみたいなやつが、結構背の高い本物が切り身であったりとか、飛行機の歴史とか、あとは飛行場についての知識みたいなのが展示してあるっていう博物館です。
あとですね、イマーシブミュージアム東京っていう新宿にあるオフィスビルの3階だか4階にある広い部屋を使ったプロジェクションマッピングじゃないや、プロジェクターで床と壁に全部何かしらが投影されてるってやつで。
スピーカー 1
誤答できる経験がないってことですね。
スピーカー 2
一応ね、イマーシブミュージアムって書いてあるんですけど、印象派と浮世絵っていう展覧会に行ってきたんですけど。
スピーカー 1
浮世絵の中に入ってきたってことですか?
スピーカー 2
ちょっとね、機体よりもイマーシブ感は少なかったかな。
スピーカー 1
もっとどっぷり使いたかった。
スピーカー 2
部屋の形と、あとはコンテンツの作り方、要は映像の作り方みたいなやつの工夫が自分が求めてるものと違ったなっていう気がしていて。
なので、所沢の門川ミュージアムだったり、あと大手町にも似たようなやつがあるんですけど、壁一面大きい画面に投影するってやつがあるんですけど。
と、このイマーシブミュージアム東京っていうところと、あと今度、どこだっけな。
品川の天王座アイルの寺田倉庫っていうところでやるらしいやつにも行ってみようと思ってるんですけど。
プロジェクターで投影された壁とか床に囲まれる体験タイプのやつはいくつか行ってみたいなと思っていて。
なので、10月はこのイマーシブミュージアム東京に行ってきました。
あとですね、1日ですごいたくさん回ったっていうのがあって、朝から新宿区、新宿歴史博物館のところに行って、
企画展で玉川浄水ってなってまして、それを見た後、徒歩で回れる、回れるっていうか徒歩で行けるぐらい近い消防博物館に行って。
スピーカー 1
ほら、消防士のコスプレしてきた感じ?
子供用はたくさんありましたけど、大人用は少なかった気がします。
でもあった?来てきた?
スピーカー 2
来てこないです。
スピーカー 1
なぜー。
スピーカー 2
一人で行ったのもあるし。
スピーカー 1
誰かと一緒に行ったら来た?
スピーカー 2
多分来ないと思う。
その後、東京都水道歴史館、ここで玉川浄水の続きを見て、そっからまた徒歩圏の明治大学博物館っていうのがあって、
これも明治大学の中にあるんですけど、一般公開されていて、常設展もあるんですが、
虎に翼っていうドラマに出てくる学校のモデルになっているところがあるんで、そこの展示と常設展を見て、
その後、絶滅メディア博物館っていうところに行ってっていう5カ所を1日で回ったんで、結構たくさん歩きました。
なんで?
スピーカー 1
いやいやいや。
今日は回るって決めたわけ?
スピーカー 2
えーとね、新宿区の歴史博物館と浄水道歴史館は行きたかったんですよ。
玉川浄水のことをちょっと見たかったんで。
スピーカー 1
ちょっと今は水のタイミングなわけね。水の季節なわけだ。吉安さん的には。
スピーカー 2
うーんというか、玉川浄水、浜浦の主水口というか主水石まで行ったこともあるんで。
で、消防博物館は新宿区の新宿歴史博物館から歩いて行けて、明治大学博物館は水道歴史館から歩いて行けて、
で、絶滅メディア博物館は配信日から言うと翌日、10月26日にお話をするんですけど、
それの下見というか下打ち合わせというかっていうので行きました。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なので絶滅メディア博物館で10月26日2時半からかな、お話をするということになっていて、デジタルカメラの技術的なお話をするつもりでいます。
はーい。
1日で回って1万5、6千歩歩いた気がします。
スピーカー 1
すごい。
スピーカー 2
あとですね、国立科学博物館に会社の人何人かと一緒に回るというのをやりました。
はい。
スピーカー 1
ということで行ってきました。
なかなかツアーね。
スピーカー 2
そうですね。
なんかね、私のよく知ってる人が自分家というかマンション持ってまして、そのマンションの屋上でバーベキューをするってイベントをやってるんですよ。
スピーカー 1
すごーい。
スピーカー 2
で、何人か集まるっていうのに、ちょっと私がそのマンション都内なんで、科学の案内を朝からやるのをくっつけるっていうのどうですかっていうのを持ちかけて、すでに3回目かな、くっつけてやったのはね。
で、1回目喋れすぎてお腹いっぱいになったって言って、2回目はあんまり喋れなかったんだけどどうもバランスが悪くて、今回はいい感じで喋れたかなと思っています。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。そんな感じで行ってきましたのコーナーでございました。
スピーカー 1
はーい。お疲れ様でした。
11月の天文現象の紹介
スピーカー 2
はい。ということで本編では11月の天文現象の方をお話ししたいと思います。
スピーカー 1
はーい。お願いします。
スピーカー 2
11月の天文現象の方をお話していきたいと思います。
はい。
今回ですね、新月とか満月が、なんと11月1日が新月です。
ほう。
で、満月は16日。なので、旧歴と合ってる?合ってる?
スピーカー 1
うんうんうん。ぴったり。あれ?でも11月ではないよね。
スピーカー 2
旧歴で言うと10月1日の後でちょっと確認していい?旧歴は10月1日ですね。なので旧歴10月と今のカレンダーの11月が、1日がシンクロするという状況です。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。月は上限の月が9日。で、月面Xが8日、金曜日ですね。の夜10時ぐらいに月面Xが見えるということになっています。
今回は皆さん見えるのかな?前回の時にはほぼ沈むというか、地平線のギリギリとかだったんですけど、今回はそれなりに高い位置にあるんじゃないかな?
はい。
はい。で、惑星ですけれども、彗星が11月16日に東方最大離角になります。
はい。
東側から見て東側、つまり太陽が南地方している時に左側に見える、北半球の人はね。
はい。
っていう状態なので、日が暮れた直後に彗星が見えやすいという時期になっています。
11月はずっと、そうですね、太陽を追っかけて沈みますけれども、場所が分かっていれば日暮れの後見えるんじゃないかと思います。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
えーとですね、彗星は一等星よりも明るいぐらいになるはずなので、見えやすいんじゃないかと思います。
で、金星は、2024年の後半は宵の明星の位置にあるので、夕方、西の空で宵の明星として見えます。
結構ね、これは明るくて目立つので、分かりやすいんじゃないかと思います。
はい。
えーとですね、関東エリアだと真西よりも、えーと、南より、だから、えーと、西南西ぐらいのところに確か見えました。
だから、太陽のね、すぐ近くというよりは、太陽が沈んだところよりもちょっと南側に沈むはずです。
はい。
はい。
で、火星、火星は10月の22日に西区、西の290度ですね。
はい。
に、なので、明け方、東の空に見えるという状況です。
なので、太陽が出るときに、えーと、南中してるという感じになっています。
スピーカー 1
見えないですね。
スピーカー 2
そう、なので、深夜に出ます。
で、木星は見頃です。
お。
前も言ったかもしれないですけど、12月8日、12月8日に正になります。
スピーカー 1
あ、正なんですね。
スピーカー 2
太陽とまるまる逆方向に行くので、今一番見頃になっています。
はい。
えー、土星は、えーとね、宵の南の空で見頃です。
日が沈んだらもう、えー、東じゃないな、えー、東、南東あたりに見えていて、えーと、夜中、深夜に沈むという感じかな。
なので、まあまあ見頃です。
はい。
あとですね、11月は、えー、流星群が2つ、えー、みなさん名前聞いたことあるのは、たぶんシシザ流星群というのが聞いたことあるんじゃないかと思いますけれども、
こちらが11月17日頃、で、もう1つがオウシザ流星群というのがありまして、こちらが11月の5日と、えーとですね、12日頃に、えーと、流星群があります。
はい。
まあまあ、えーと、ピークの日に見るのもあれですけれども、このシーズンは、えーと、流れ星が多いので、晴れてる夜には空を眺めてみるといいんじゃないかと思います。
一応ね、ピークは、えー、5日、12日、17日ですね。
秋から冬の星空
スピーカー 2
はい。
えーとね、シシザ流星群のときには満月が明るいので、えーと、小さい流れ星は見えないんじゃないかと思います。
はい。
で、えー、月と惑星の関係ですけれども、水星と近いのは、水星はいつも太陽の近くなんで、新月の前後に月と近づくんですけれども、水星が月と近いのが11月の3日、11月の4日に金星に近くなります。
それから遅れて11月の11日、土星と月が近くなります。
はい。
結構ね、えーと、土星と月は同じ方向に見えるんで、えーと、なんていうの、双眼鏡で同じ視野に入るぐらいには近くなるんじゃないかな。
スピーカー 1
おお、結構近いですね。
スピーカー 2
そう、確かね。えーと、日本からは見えないんですけど、えーと、月が土星と、えーと、1度以内に入るんじゃないかな。
えーとね、場所によっては、土星色、土星が月の向こうになっちゃうっていうのが、えーと、中央アメリカとか南太平洋では見られるそうです。
ほう。
そんな、そんだけ近いってことね。
はい。
えー、木星と月が近いのは、木星は小の位置にあるって言ったんで、
はい。
満月の近く、17日に月と木星が並びます。
はい。
で、えー、火星は明け方に見えるんで、一番近くなのは11月20日ですね。
という感じで、えー、だんだんね、毎回のおかげで聞いてると、どの辺に惑星が見えますってのと、どのくらいの月齢だったらその近くのはずだっていうので、
なんとなく場所がわかるようになってきてる人も多いんじゃないかなと思っています。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。で、えー、秋からね、冬にかけての星空ですので、えーとね、ちょっと夜待ってると、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あれじゃないかな、えーと、冬の星座が東に現れ始めるタイミングだと思います。
スピーカー 1
もう冬ですか。
スピーカー 2
そうですね。夜8時とか9時にはオリオン座が上がってくるんですが、
おー。
なので、深夜まで待っていただくと、
うん。
冬の一等星たちが見えたり、
うん。
そこに、えーと、月が移動することもあるけど、木星が多分、えーとね、オウシ座と、何座だ、ヨシャ座の間あたりか、とかに見えるんで、
夜、日が暮れてというよりは、深夜に近いタイミングだと、東の空が結構明るくというか、にぎやかになるんじゃないかと思います。
一方で、日が暮れてすぐは、水星と金星が西の空にあって、金星はね、えー、8時だともう沈んじゃうかな、なんですが、
日暮れすぐ、まだ西の空がほんのり明るいときには、えー、宵の明星として見えると思うので、ぜひそちらも見てみてください。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。えー、あと、土星はね、結構夜、見えてるので、えー、いい感じかと思います。
スピーカー 1
はーい。
スピーカー 2
で、日暮れすぐだと、白鳥座とか、夏の大三角が見えて、えー、深夜になると、えー、冬の星座が上がってくるというのが、この季節の星座になっています。
はい。
なんかね、急に寒い日が来たりすると、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
えっとね、寒冷前線が通り過ぎると、雨が降って寒くなるんだよね。
うん。
学校で習ったでしょ?寒冷前線が通り過ぎたときの、えー、雨量と気温のグラフを、あから絵の中から選べみたいなやつ、やったでしょ?
スピーカー 1
あから絵の中から選ぶんですか?
スピーカー 2
図がね、4つぐらいあって、あ、い、う、え、みたいなやつから選ぶんですよね。
スピーカー 1
へー、よく覚えてますね。
スピーカー 2
で、どれを選んだか覚えてないですけど、寒冷前線が、
でも、選んだことは覚えてる。
寒冷前線が通り過ぎると、温度が下がると。
へー。
温度が下がる直前に、そこそこ雨がザザザーって降るっていうのがあって、何が言いたいかっていうと、えっと、この季節は、
うん。
夏から秋というか、まあ、冬に変わっていくときに、まあ、秋雨前線というのが、本州を通り過ぎやすいんですけど、えっと、
梅雨のときよりも、なんていうのかな、低気圧と一緒に来ては通り過ぎっていうのが、えっと、あって、
春と違って一雨ごとの寒さにだんだんなってくるんですけど、で、雨が降って、その後カラッと晴れると、星がよく見えます。
はい。
待機中のね、塵が雨粒によって洗い流されるのと、湿度がその後低くなるので、夏に比べて、
うん。
ぼやっとした感じがなくなって、くっきりとした星空が見えるので、
おー。
夏から冬にかけては、星の見ごろという感じに思っていただいていいと思います。
はーい。
で、他にもね、夏に比べて日が暮れるのが早いので、早い時間から星の観察ができますし、
うん。
まあ、冬に比べると寒さも厳しくないので、
うん。
ちょっとね、まだ蚊がいたりすることがあるので気をつけなきゃいけないんですけど、
スピーカー 1
え、まだいる?
先週なんか刺されましたよ。
えー、それ本当に蚊ですか?
スピーカー 2
蚊だと思います。だって、目の前の指に止まっているのに、
え?
白、シマシマが見えてブチってやったもん。
スピーカー 1
え、え、え、一応潰したわけ?
スピーカー 2
潰しました。
スピーカー 1
潰したわけ。でも吸われた。指って結構痒くない?
スピーカー 2
痒くならない状態で、あの、やっつけられたら大丈夫だと思います。
スピーカー 1
え、でもあれ刺した時点でも、すでに痒いんじゃないの?
スピーカー 2
あ、だから止まってすぐぐらいに気がついたんで。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
そう。という感じなので、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
だんだんね、夜遅くなってきたり、
11月の後半になってくると冬の、えっと、結構ね、キラキラした星たちが見えてくるんで、
うん。
そういうのが、東から南にこう、並んでいる感じを見るのがいいんじゃないかと思いますし、
あんま慣れてない人でも、オリオン座とかね、
うんうん。
は探しやすい星の並びですし、
うん。
えっと、そこから追っかけていくと、
え、冬の大三角とかね、一等星が見えるというふうにだんだんなってきます。
はい。
とはいえ、まだ夜遅くじゃないと冬の星座見えないんで、
えっと、よいのうちに見える、皆さんがよく知っているその十二の星座だと、
えっとね、水亀座とウオウ座とオヒツジ座が見やすいのかな。
うん。
で、北の空はカシオペアが見やすくて、
プラネタリウムの楽しみ方
スピーカー 2
大熊座というか、えっと、北都七星ね。
うん。
こちらは地面スレスレでほとんど見えないという状況になっていると思います。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なんかね、毎年星座は変わらないというか、
一年に一回同じ星の並びがやってくるんですけど、
うん。
あの、秋の星座は一年前にしか見てないんで、
まあ久しぶりってことで。
スピーカー 1
まあそうね、そうとも言うね。
スピーカー 2
そう、秋図に見ていただきたいなと思っています。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
あと、なんだっけ、て、ん?プラネタリウム?
うん。
とかも行くと、もうあれかな、
ほうき星の話はしてないかもしれないですけど、
うん。
だいたいね、月ごととか季節ごとにプログラムが変わることが多いので、
うん。
見に行ってみてはいかがでしょうかと思っています。
スピーカー 1
結構ね、生解説いいですよね。
今日の今晩の星空とかやってくるし。
スピーカー 2
そうそう。で、科学館みたいなところは、
昼間と夕方のやつはあんまやってないというか、
早めにしまっちゃうんですけど、
東京近辺とかだと、夜の回があったりするんで、
うん。
仕事帰りとか、あとは日が暮れて、
星があんま見えないっていうときにプラネタリウムに行くと、
見えていたらこんな感じっていうのを説明してくれるかもしれません。
うん。
結構ね、映像プログラムというか、
前編を使った映像作品みたいになっているときもあるし、
星空解説のときもあるんで、ちょっとね、プログラムを見ていただいて、
ちょっとした映画みたいな短編映画を見るのが好きな人はそっちで、
そうじゃない人はうまくプログラムを選んで見るといいんじゃないかと思います。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
横浜の駅から港未来方面に歩いて出たところに、
スピーカー 1
港未来方面って言われてもね。
スピーカー 2
日産とかがあるほうなんですけど。
スピーカー 1
右?左?
スピーカー 2
東京から行くと左ですね。
蘇豪の向こう側。海側にあって、
そこは今時のプラネタリウムだったりするし、
夜もやってたりするので行きやすいんじゃないかと思います。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
と、次回を込めて。
てか、お前が行けよって話だね。
スピーカー 1
ちょっと遠い。
スピーカー 2
私は一応、行こうと思えばいつでも行けるところのはずなので。
ちょっと遠い。
スピーカー 1
行こうと思えばいつでも行けるけど、ちょっと遠い。
スピーカー 2
あとね、神奈川県の真ん中辺りだと厚木市の駅から歩いて行けるところに、
厚木市の科学館があって、そこにちっちゃいプラネタリウムがあります。
ちっちゃいって言ってもね、90席ぐらいあるんですけど、
前も言ったかもしれないんですけど、席にね、星座の名前がついてるんですよ。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
で、星座88個あるんで、ほとんどの椅子に星座の名前がついていたりして、
ちっちゃくて、ちょっとアットホームな感じのプラネタリウムになっています。
プラネタリウムはね、たぶん日本って面積あたりというか、
プラネタリウム密度は世界一高いんじゃないかと思うんだよね。
スピーカー 1
結構大きいところ小さいところがあるけど、結構ありますよね。
スピーカー 2
あります。
プラネタリウム100周年なので、ぜひ探してとか、
プラネタリウム100周年イベントとか、去年からね、あちこちでやっているんで、
調べるとあると思いますので、行ってみるといいんじゃないかと思います。
今、目の前にある月間星ナビだと、見開きのところには、
大分県のデジタルプラネタリウムに行こうというのがあったりします。
そうそう。
スピーカー 1
あとはステラドームっていうのが上田にありますよとか、
スピーカー 2
上田市ですね。新州上田市ですね。
とかっていうので、葛飾区の科学館にも、
プラネタリウム施設があって、しばらく休館になっちゃうんですけど、
あと太陽観察望遠鏡とかっていうのもあって、
太陽を追っかけて、施設の中で太陽の表面が、
そのまま望遠鏡経由で映し出されるっていうのがあるんですよ。
スピーカー 1
ちょっと前にすごいフレアが出て、
どうたらっていう時期ありましたよね。
スピーカー 2
今もね、黒点多い時期なので、
黒点がないときに太陽望遠鏡みたいなやつが投影されてても、
つまんないんだよね。真っ白だからね。
なんですけど、黒点があると、黒点の場所とかね、
ちょっと形とかよく見えるので。
スピーカー 1
形も変わる。
スピーカー 2
見てる間には変わらないですけど、
怪我した時のかさぶたみたいな感じっていうといいんだけど、
なんていうのかな、まんまるじゃなくて、
少し周りがギザギザした形になっていたり、
あとはちょっとね、固まっていてグループになっている感じとかがあったりして、
今、太陽の表面でこんなことが起こってるっていうのが目の前に見えるんで、
とっても太陽投影の望遠鏡面白いんですけど、
昼間見られるしね。逆に昼間しか見られないんですけど。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
夜になると太陽はどこ行っちゃうんですかね。
スピーカー 2
地球の裏側で夜になります。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。という感じで、科学館やプラネタリウムも行ってみるといいんじゃないかと思います。
科学と文化の秋
スピーカー 2
大人的にはね、夏休み中は子供優先ですが。
スピーカー 1
そうね。これからは大人の季節ですって感じ?
スピーカー 2
やっぱりね、いろいろ文化的なことをしましょうっていう秋ですから。
スピーカー 1
違う、芸術?
スピーカー 2
そう、芸術の秋と言うんですけど、科学の秋とみんな言わないなと思って。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
そうそう、ちなみに11月2日にポッドキャスター6人、
科学系のポッドキャスター6人であるイベントについては、
無事、チケットは完売したというふうに聞いています。
スピーカー 1
じゃあ、プレッシャーとともに頑張ってきてください。
スピーカー 2
はい。ちょっとね、この番組のリスナーさんが40人かな、の中で何人ぐらいいるかちょっと分かってないんですけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
すごくアウェー感があると嫌だなと思っています。
ということで、今回はこの辺にしたいと思います。
はい。
この番組では皆さまからのメッセージを募集しております。
メールの宛先は、
また、そんないプロジェクトというグループで複数の番組配信を行っておりまして、
この番組のほかに、
私たちのウェブサイト、
のサイトでは、過去に配信した番組なども聞けるようになっておりますので、
この番組もね、100回よりも昔のやつが聞きたいときにはそちらに来てみてください。
はい。
あとですね、
そちらは有料で聞き放題サービスに入ると聞けるようになってるんですけど、
おまけの音声をくっつけて配信をしております。
もしよかったら聞いてみてください。
あ、そうそう。
何回か前にお話したかもしれないですけど、
国立科学博物館の参助会員を更新しましたと。
スピーカー 1
じゃがじゃん。
スピーカー 2
ということで、
たぶん招待券がこれから来ると思います。
それぞれ5枚ずつ来るのかな。
とかがあるんで、
とり、人気あるかしら。
スピーカー 1
でも、
恐竜絡みで鳥興味出てくる人いるんじゃないかな。
そうそう、最近よく思うのね。
恐竜って一時的に地球上の王者だったわけじゃないですか。
いろんな種類いるけどね、恐竜の中でも。
いろいろ危機はあったけど、鳥に進化して生き残ったんでしょ。
スピーカー 2
鳥になったやつは生き残ってる。
スピーカー 1
結構心臓の作りだったりとかさ、
人間と同じにニシンボウに進出だしさ、
例えば、
スピーカー 2
あったかかったっていう学説もあるので、
恐竜の頃からね。
スピーカー 1
羽毛あることによって体の温度とか、
結構保たれるとかあるし、
あと肺節が、
恐竜の肺節がどうかしらないけど、
少なくとも鳥は体を軽くする関係で、
人間よりも濃縮した群を出すじゃない。
それって一歩進化してるわけじゃない。
進んでるわけじゃない。
スピーカー 2
最適化してるね。
スピーカー 1
もしかして人間よりか進んでるのかなってちょっと思って。
哺乳類と鳥類と違うけど。
スピーカー 2
だって空飛べるし、会話もするらしいしね。
ちなみに鳥店は名古屋巡回もあるらしくて、
名古屋は名古屋市科学館の立候補館地下2階のイベントホールで、
年明け2025年の3月から6月までやっていて、
国立科学博物館の鳥店は11月2日から年明け2月4日までだそうです。
はい。
恐竜の話は今回は出てこなくて、
鳥類の進化
スピーカー 2
一応ね、簡単に鳥類の起源と初期の進化ということで、
恐竜とのつながりはちょっとだけ出てくると思うんですけど、
全部で8個展示場所があって、
そのうちの1つが恐竜からの進化というのになっています。
なるほどね。
スピーカー 1
人類よりも案外鳥類の方が体の作り的には進んでるのかなと。
知能とかそういうところになっちゃうとまたちょっと話は別なんだけど。
散歩歩くと忘れちゃうのはなんだっけ。
スピーカー 2
ニワトリか。
1日1歩3日で散歩?
スピーカー 1
散歩進んで2歩下がる?
散歩進んで忘れちゃうというね。
スピーカー 2
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
進んで忘れちゃったから?
スピーカー 1
いえ、時間が来たので。
スピーカー 2
あ、そうですか。
はい。ということで、
そんないりかの時間、
第587回、
はい。
お送りいたしましたのは、
ヨシアスと、
カオリでした。
それではみなさん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
ごきげんよう。
有料版大きな目玉こんにちは。
有料版大きな目玉こんにちは。
スピーカー 1
こんばんは。
スピーカー 2
今ね、
うん。
目の前に、
うん。
ハニワ展のセット券っていうのがあって、
スピーカー 1
私はチケット取れなかったやつね。
スピーカー 2
そう。
1つが東京国立博物館のハニワ展。
で、もう1個は国立東京近代美術館の
ハニワと土偶の近代ってやつで、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
ハニワとか土偶の絵とかね、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんていうの?焼き物とかが、
うん。
大正から昭和にかけて流行った時代があったらしく、
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
そこの美術品が並ぶっていうね。
へー。
スピーカー 1
で、そっ…
なんかそれ以外にも、
地方と地方って言い方変だけど、
あっちこっちでなんかハニワ展、
今年、来年あるみたいね。
スピーカー 2
いや、そうなの?
スピーカー 1
わかんない。
スピーカー 2
常設している博物館が結構あるんじゃなくて?
スピーカー 1
あー、そうなの?そういうことなの?
それがたまたま取り上げられてるだけ?
その、このブームにあやがって。
そうなんじゃないですか。
スピーカー 2
私は、あの、群馬県高崎市にある、
うん。
スピーカー 1
土偶のハニワ館。
スピーカー 2
かみつけ、かみつけの国、
えーっと、なんとか歴史館っていうところに、
うん。
わざわざ行ったことがありますよ。
ハニワを見に?
えーっとね、古墳を見て、ハニワも見た感じかな。
スピーカー 1
おー。古墳ブームもあるよね。
うん。
あのー、なんだっけ、前方後影風ぬいぐるみとかさ。
スピーカー 2
ちっちゃいの持ってます。
スピーカー 1
ここにいたよ。
スピーカー 2
そうそう。で、あのー、土偶とハニワの違いはいいとして、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
ハニワってさ、
うん。
あのー、なんていうの、そぼくなんだけど、
うん。
どこか美術品っていう感じがあって、
うん。
なんか面白いというか、
うん。
なんていうのかな、えー、古墳のね、
うん。
展示とかで、服装品とかこう、あるじゃないですか。
うん。
こう、その土地の王様というか、実力者の大きいお墓で、
うん。
服装品で、こう、金属でできたバグ、馬のバグとか、いくつかのものがあるんだけど、
そこの細工ってすごい細かいのよ、だいたい。
古墳と権力の象徴
スピーカー 1
まあ、権力の象徴ですからね。
スピーカー 2
そうそうそう。なんだけど、
スピーカー 1
どうなんだろう、その世界観がわかんないけど、場合によっては来世使うためとかさ。
スピーカー 2
ああ、それもね。
スピーカー 1
金属とかで使うためとか。
スピーカー 2
あんだけど、
うん。
それに比べて古墳ってそぼくすぎるんじゃないかと思っていて、
お?
だってさ、
うん。
とりあえず古墳の一番最初にできたのは、
うん。
えー、円筒形のね、筒型のやつで、
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
まあ、諸説あるらしいんだけど、
うん。
えー、日本書紀に書いてあるんだっけな。
昔は、
うん。
えーと、何、権力者が死んで大きいお墓を建てたときに、
うん。
その家来たちが、
うん。
生き埋めになったというか、
うんうん。
人柱にまさにね、
うん。
なったっていうのを、
うん。
えーと、私が死んだときに、
うん。
えーと、人を埋めるのは忍びないので、
うん。
人の形の人形を、こう埋めるようにって言ったっていう説があるらしいんだけど、
スピーカー 1
まあ、なんかそういうの漫画で見たことあるね。日本の歴史みたいなもんね。
スピーカー 2
そうそうそう。なんだけど、初期の、
うん。
えー、埴輪は円筒形のね、筒型のやつなんですよ。
うん。
で、
スピーカー 1
人の形すらしてなかった。
スピーカー 2
人の形すらしてなくて、
うん。
その後に、えーと、私が見に行ったところでは、
その、その権力者の生前の暮らしが、
うん。
えーと、人とかね、家とか、鳥とかで、
うん。
こう、ジオラマになっている感じを表すのに作ったっていうのが、こう並んでいるエリアがあって、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あの、近くの火山が噴火して、
うん。
その、並ん、古代のまま並んだまま埋まっちゃったっていう場所から掘り出したんで、この並びだろうっていうのがある程度見えているところがあって、
スピーカー 1
え、じゃあ逆に埋めてなかったってこと?埋めては。
スピーカー 2
あ、だから、埋めてないですよ。だから、埴輪はもともと、
うん。
えーと、古墳の周りに立ててあったの。
スピーカー 1
ほう。
スピーカー 2
と、言われていて、
埴輪の発見と復元
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
だから、えー、なんていうの、綺麗に残ってないんですよ、なかなか。
スピーカー 1
うんうんうん。噴火しちゃうわけね。
スピーカー 2
噴火したり、誰かが、えーと、潰したり、なんかにぶつかって壊れたり、
スピーカー 1
うん。ボールが当たっちゃって言われたりとかね。
スピーカー 2
そうそうそうそうそう。
うん。
あのー、公園でね、野球してる少年のボールが当たるかもしれないし、
スピーカー 1
そうだよね。
コラーってアハゲオヤジが出てくるっていうのね。今もドラえもんでもそういうシーンないのかな?
スピーカー 2
ないんじゃないですか。
そう。
スピーカー 1
とりあえず空き地がないんじゃないですかね。
そう。土管なんか持ってのほかって感じかな。
スピーカー 2
そうそうそう。だって公園だってさ、ボール遊びをしてはいけませんっていう公園が増えているので、
スピーカー 1
そうね。大きな声出しちゃいけないしね。
スピーカー 2
まあね、大きな声はあれですけど。で、話を戻すと、
スピーカー 1
土管?
スピーカー 2
えー、なので、多くの埴輪は、こうバラバラなやつが発掘されて、それを組み立ててね、元の形に戻すんですけど、
うん。
その、神津家の里、えーと、歴史館のところには、
うん。
春名産の噴火で火山灰が急激に積もって、
うん。
元の並びのまま埋まった、
と思われる。
埴輪類があって、それの復元したのが立ってるんですよ。
スピーカー 1
ほう。
スピーカー 2
とかがあって、それにしても、なんか装飾品の細かいものに比べると、
うん。
なんか素朴だなーって思っていて。
スピーカー 1
やっぱり焼き物だから、
うん。
うまくできなかったんじゃないの?
スピーカー 2
そうですか。
スピーカー 1
もうこんないだって、初めのうちだって、そんなに温度調節だってうまくできないでしょ?
まあまあそうね。
スピーカー 2
当たると。
でも、焼き物なんて、縄文時代、弥生時代って焼いてるんだよ。
古墳時代になったら、それなりにきれいに焼けんじゃないの?
スピーカー 1
知らない。
でも結構、古墳時代になったら、火の加減がうまくいくようになったとか?
スピーカー 2
うーん、でも、家型の埴輪とかね、動物の埴輪とか、
うん。
あるんですけど、やっぱりどこか素朴な感じがするんだよなー。
スピーカー 1
でも、なんだろう、今でこそ色は落ちちゃったけど、昔は極彩色だったかもしれないよ?
スピーカー 2
今回ね、蛍光の武人、元々の色に着色したものっていうのが出ます。
復元?
スピーカー 1
復元。
蛍光の武人なんか、5体ぐらいいるらしいね。
スピーカー 2
そう、あっちこっちから集まってきて、どこだっけな、シアトルじゃなくて。
スピーカー 1
結構海外からのも集まって、しかも同じ工房で作られたっぽいって言って。
スピーカー 2
そうらしいんですよ。
たぶんね、今の群馬県大田市の工房なんじゃないかと言われていて。
スピーカー 1
すごいね、いや、そんなにいるとは知らなくてさ、似てるんだけどちょっとずつ違うってところを見てみたいなーって。
スピーカー 2
そうそうそう。で、えーとね、彩色復元っていうやつは、なんか布っぽい服を着てますよ。
おー。
スピーカー 1
うん。
やっぱりだから、あの、色で華やかさをアピールしてたんじゃない?昔は。
スピーカー 2
華やかさもそうだし、そもそもみんなが着ている服が、普通の布で着色しなければ白っぽいやつだったからっていうのもあるんじゃないかと思うんですけど。
何はともあれ、解体修理の時に成分分析したら、白と赤と灰色の色を持った。
スピーカー 1
色素があったらしい。
スピーカー 2
そうそうそうそう。それを組み合わせていくとこんな感じじゃないかっていう、蛍光の美人彩色復元っていうのがあったり。
だいたいね、5体中、全部かな。群馬県大田市、群馬県伊勢崎市、群馬県伊勢崎市などから出たやつかな。
なので、あの辺の地域の5体分が、着込んで持っているところは違うんだけど、アメリカシアトルからも来ているのかっていうのが集まって。
同窓会ですよ、同窓会。
埴輪の歴史的意義
スピーカー 1
そうね、何話してるのかね。何世紀ぶり?
スピーカー 2
えっと、羽庭は6世紀ぐらいだから、1500年ぐらいですかね。
スピーカー 1
お前元気だったかって感じたよね。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
よく生きててないけど、よく復元したなってね。
スピーカー 2
よくここまでたどり着いたよなってのはありますよね。
スピーカー 1
お前なに、海渡ったのにまた戻ってきたの?ぐらい。で、また帰るのかって。
スピーカー 2
そうですよ。
スピーカー 1
ちょっとね、それはすごく。
で、ちょっと前に、1年前、2年前だっけ、国法廷のときに、傾向の婦人が、もう一度復元したら、刀を持っててとか、なんかそういう。
スピーカー 2
復元したときに、肩に何かがかかっていたらしいから、ここは何だろうねって言って、ある程度、想像ではあるんだけど、肩に鞘か弓かわかんないけど、をかけてたっていうふうに復元、再復元されたんだよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。っていう、まだまだ、そもそも傾向の婦人自体が、まだ謎に包まれてるというか、今回の着色復元もそうだし、今後も変わっていく可能性もあるし。
スピーカー 2
またね、分析方法が発達すると、もしかしたら、他のね、ところから、この5体の傾向の婦人が、ドイツが一番最初でドイツが一番後かみたいな、細かい年代までわかったりしたりしないのかね。
スピーカー 1
兄弟の順番がわかって、いや君と俺は双子だとかね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
もう一人姉さんがいたんだけど、今はどこにいるものやら。
スピーカー 2
みたいな感じで。
スピーカー 1
そうそう、面白いと。
そもそも、国宝展の時に見て驚いたのが、アーカイブがあるじゃないですか。
画像とかをデータベースで持っていて、そこで復元前の傾向の婦人を見た時に、あのショック。
バラッバラね。
スピーカー 2
復元前というか、部品になっちゃったやつね。
スピーカー 1
そう、本当にバラバラで、顔のあたりはさすがに形としてある程度残ってたけど、それ以外よくここからあそこに組み立てられたなぐらいな、超難易度の高いパズルだよね。
スピーカー 2
そう、そういうのがお仕事の人たちがやってますからね。
スピーカー 1
でもさ、ある程度もうちょっとわかりやすくなったと思うんだけど、バラバラだったもの、びっくりしちゃった。
スピーカー 2
でね、私の目の前にある東京国立近代美術館のハニワトドグの近代っていうやつに、入り口のところにハニマルの着ぐるみがいるっていう。
スピーカー 1
なるほど、着れるの?
スピーカー 2
いえいえ、展示品としてね。
スピーカー 1
展示品になっちゃってんの?もう。
なってますよ。
作品になってるわけ?でも。
スピーカー 2
うーん、というか入り口のところなんで、助手帳よりも前なんじゃないかと思うんですけどね。
スピーカー 1
あ、じゃあ一応ウェルカム的な。
スピーカー 2
そうそうそうそう、お出迎えな感じだと思います。
スピーカー 1
動いてはくれない。
スピーカー 2
ちなみに、近代美術館の音声ガイドは田中真由美さんっていう人がやっていて、田中真由美さんは大井ハニマルの声優さんしてるっていう。
スピーカー 1
おー、それわざと?わざとって言い方変だけど。
スピーカー 2
なんで知らなかったかわかんないですけどね。
ねえ。
そうそうそう、そうなんですよ。
スピーカー 1
じゃあ今大井ハニマル作ったら、ハニマルなんか武器を持ってるってこと?
スピーカー 2
え、どういうことですか?
あ、もともと腰には刀さしてますけどね。
あ、そうなの?
うん、刀にはかけてないけど。
スピーカー 1
それを常に持ってたかもしれない、持ってる演技に変わったかもしれない。
スピーカー 2
そうなんです。大井ハニマル、ハニマルの王子ハニマルと馬のヒンベイが現代の言葉を学ぶという幼児向け教育番組でしたと。
結構ね、シュールな感じだよ。
スピーカー 1
普段使ってる日本語の意味を学ぶとかいうのがちょっと画期的な番組だったとか、そういうのを読んだ記憶があったけど。
スピーカー 2
それ私が言ったんじゃないですか。
あ、そうなの?
うん、そうなんですよ。だからこれね、Wikipediaによると、
あなたと私みたいな基本中の基本、あなたって何?とか、私って何?っていう、これ難しいわけです。
逆に基本だからね。
4歳とか5歳の子には、だって、私はヨシアスで、あなたはカオリっていう名前がついてるじゃないですか。
スピーカー 1
だけど私はカオリですって。
スピーカー 2
そう、で私も、私はヨシアスで、あなたはカオリだけど、立場が変わるとあなたと私が変わるわけじゃないですか。
うん。
とかね、入ると出るってどういうこととか、座ると寝るってどういうこととか、果物って何?とか。
スピーカー 1
そう、トマトって野菜?果物?
スピーカー 2
っていうので、1983年に36回、84年にも第37回から71回と、1年に30回ずつで、
転がるって何?みたいに聞くわけですよ、ハニマルが。
後半ではですね、オノマトペとかも出てくるっていう。
スピーカー 1
だんだん、日本現代の言葉に慣れてきたわけね、ハニマルが。
スピーカー 2
で、またあれに戻るんです、基本に。
ただちょっと難しい。探すとか、運ぶとか、揺れるとか、預けるとか。
スピーカー 1
難しい。
スピーカー 2
難しいよね、これ。
スピーカー 1
よくあの辞書の、いろんなメーカーの辞書を比べるものの一つとして、あれヨシアスさんだっけ、右っていうページを調べるって言ったの?
スピーカー 2
まあ、いろいろありますけどね、右左の話とか。
スピーカー 1
すごいのと同じよね、だから。
じゃあ、それを説明するのって、基礎的な言葉であればあれほど難しいよなと。
スピーカー 2
当たり前としての概念とか、あと物があればいいんですけど、概念的な言葉はすごい難しい。
特にね、私が難しいなと思うのは、うるさいってどういうこととか。音が大きいのとまた違うじゃないですか。
スピーカー 1
ハエが飛んでるのよ、ブンブンじゃないな。
スピーカー 2
伝うってどういうことみたいな話があったりして、これをまた見たいんですけど。
スピーカー 1
ハニマル、DVDとかないの?
スピーカー 2
わかんない。
スピーカー 1
悪そうだけどね。
てか、そのハニマルの着ぐるみは、当時もの?それとも復刻?
スピーカー 2
わかんないです。ただ。
スピーカー 1
結構昔でしょ、もう。
科学を考えるTV番組の概要
スピーカー 2
劇団カッパ座って書いてあるんで、たぶんなんですけど、NHKではですね、この1989年まで放送した後、
ハニマルジャーナルっていう番組を2015年に始めていて。
どこが?
NHKが。
へー。
それの時に新しく作ったんじゃない?
スピーカー 1
じゃあ、当時ものではないと。
スピーカー 2
オリジナルじゃないんじゃないかと思う。それはね、見に行って確かめたいと思ってるので。
スピーカー 1
ねえ、だって結構前だし、それなりにでかいじゃないですか。
でかいです。
ねえ、人が抜けたからって畳めるものじゃないし。
そうそうそう。
今までだって、当然そういう着ぐるみ系はたくさんやったけど、全部残しておくわけにはいかないものね。
なんかね、なんかで見たんだよな。
ウルトラマンって、ウルトラマンだと思ったな。
初代ウルトラマンもいくつかの。
スピーカー 2
ウルトラスーツ?
スピーカー 1
そうそうそう、があるらしくて。
ここの形がこうだから、これは初代で、ここがこうだからってそういうのをまとめてる人がいたんだけど、
でも、確証がないんだって。やっぱり現物がないからもう。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
そうだよねって。
で、あとは当時の人に、いろいろスタッフに聞き込みをして、
いや、こういうふうに作ったとか、ここで壊れたからこうしたとか、
そういう話から、これが2代目だ、これが3代目だとか、
ウルトラマンのお兄さんだかのゾフィ?
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
は初代ウルトラマンのスーツをそのまま使ったんだけど、
ポチポチして。
それだと分かりづらいから、そうそうそう、ちょっとなんか装飾を追加したぐらいな。
だけど基本的には同じって。
そうなんだー!ぐらいな。
スピーカー 2
そうそう、できるかなのゴンタ君はNHKの博物館に残っています。
スピーカー 1
本物が?
スピーカー 2
本物だと思いますよ。
動くの?ほんがほんが。
展示だけね。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
のっぽさんは?
スピーカー 2
のっぽさん本人は、え、亡くなったんじゃなかったっけ?
スピーカー 1
確かね。
スピーカー 2
高見栄さん、そうそうそう。
ということで、おまけのコーナーもこの辺にしたいと思います。
スピーカー 1
あら、あら。
スピーカー 2
ということで、みなさんさようなら。
スピーカー 1
おきげんよう。