1. そんない理科の時間
  2. 第454回 核融合とエアコンとコ..
■オープニング・イタリア語を話すと陽気になるか・自分の番組聞き直し・科学っぽい体験・科学館や博物館体験・卒業や進学の季節・季節を感じる ■質問メール・虹の7色・Wi-Fiの電波の強度・コーヒーの表面の薄い雲・核融合とは・...
00:00
理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか?
そんない理科の時間B、第454回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、
よしやすと、
かおりです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先週は、ちょっとイレギュラーな回でバタバタしてしまい、
ごめんなさいというか、申し訳ありませんでした。
はい。
なので、今週2月にいただいたメールの紹介の回になっています。
はい。
で、2月はね、1月2日まですごいたくさんメールをいただいて、
なかなか紹介できないメールも出てくるかもしれませんが、ご了承ください。
えっとね、オープニングではね、ちょっと面白かった話題を、
えっとね、サイさんからいただいたメールで、
はい。
賢明、賢明からしてちょっと長くて面白いんですけど、
イタリア語をしゃべっている人は、みんな陽気なわけではないらしいです。
っていう賢明で、
以前、449回のオーディオブック有料版のおまけで、
イタリア語を話す人みんな陽気なのかという話をしました。
はい。
けっこうね、使ってる言語によって、
性格が変わるんじゃないかっていう話と、
いや、話し方は変わるけど、性格まで変わるんじゃないんじゃないの?みたいな話をしたんですけど、
それに応じたメールをいただいて、
たまたま、私の妻がイタリアに留学していた経験があったので、聞いてみることにしました。
かっこいい。
妻によると、イタリア語を話すとき、考え方や表現方法は変わるけど、
性格まで変わるというわけではないということでした。
だから、考え方はちょっと変わることがあるんですね。
でも、性格は変わるわけじゃないと。
で、面白いのは、イタリア語は日本語と違い、
ふくしぎ呼吸で、腹の底から発声する言語なんだそうです。
なので、基本的に声が大きく響くような発声体系をしています。
なので、みんなうるさいと。
結論、すっごいなんかざっくり言ったね。
例に出したのが、日本人が仕事などで疲れて帰ってきたときには、
はあ、疲れたと息を吐きながら、それに声を混ぜるような発声をすると思います。
声も小さいですよね。
しかし、イタリア語では、ソンスタンコと、
腹の底から家の住民が全員聞こえるような声で、
膜をしたってるような話をするんだそうです。
でもね、イタリア語って、日本語もそうなんですけど、
母音が入っているワードが多いのね。
フランス語とか英語って、母音ってそんななくて、
子音ばっかり続くワードが多いでしょ。
多いでしょ。
だから、ハローとかって言っても、AとOがあるけど、
最後、そんなにアクセントがないことが多いんですけど、
03:02
ボンジョルノとかで、母音が押し気味なんだよね、イタリア語って。
ティラミスとかね。
だから、ちょっとね、母音押し気味な感じはあるかなと思って。
で、たくさんいろいろいただいてるんですけれども、
ちょっと面白いなと思って取り上げました。
どうもありがとうございます。
ありがとうございます。
あとですね、ちっちゃい質問、たくわんおうしょうさんから。
吉谷さん、かおりさんは、以前の番組の内容を、
少し追加や見直しをしたいということはありますか?
で、その形で以前の内容をリニューアル放送してもらうのも新鮮かなと思いました。
どうですか?
いやもう、何を話したか覚えていないので。
覚えていないので、楽しく聞くことはあるかな。
編集中に、こういう言い方よりも違う言い方の方が良かったなって思うことありますけど、
しばらく経って、かおりさんと同じようにすごい詳細覚えてないんで、
また取り上げてもいいかなって思うことあるけど、
言い方を変えてとかっていうのは全くないですね。
結局、過去に同じような話題を取り上げてますよね、実際。
そういうのもあります。
ちょっと切り口が違ったりはするかもしれないけど。
そうなんです。
今回もちょっといただいた、ガソリンエンジンと電気自動車はどっちが効率がいいのみたいな話は、
どこかで喋った気がするし、
そういうのでね、この話題は取り上げたかなとか、このテーマは取り上げたかなってのがあって、
1,2年したらまた話してもいいかなと思ったりするんですけど、話したいことができたらね。
そんなことを思っています。
はい。
あとですね、いつもメールで聞いてますだけでもいいですよとかっていう話をしてるんですけど、
本当に1行メール、2行メールとかもいくつももらっていて、
いいですね。
はい。ニヤニヤしながら読んでおります。
はい。
なので、気にせずに1行メール、2行メールでもいただけると嬉しいです。
はい。お願いします。
あとね、たこわましょうさん、もう一つあれなんですよ。
どのサービスを使ってるかっていうので、ちょっとね、面白かったのは、
Amazon、はいはい。
アンドロイドスマホを使っていて、複数の環境でどこまで聞いたかが共有できるっていうのが大事らしいんですよ。
その使い方としてね。
そう。だからパソコンで途中まで聞いて、外でアンドロイドのスマホを使って聞くってなると、
35分まで聞いたやつを続きを聞きたくなるじゃないですか。
はい。
で、サービスによっては、その続きを覚えてるやつと覚えてないやつがあって、
Spotifyを覚えてるんだそうです。
06:00
で、Amazon Musicでも履歴が共有できる、どこまで再生したか、
どのエピソードは再生済みかみたいなのが共有できるのが大事っていう話で、
なので、ちょっとね、外と中、あとは複数の端末を使うっていう時には、
AppleのPodcastじゃなくて、SpotifyとかAmazon Musicを役に立ちそうだなっていうのがコメントでありまして。
確かにでも、いろんな媒体で聞いてる人には良さそうですよね。
そういうとこに、こういうPodcastみたいな番組配信になってしまうと、
何分まで聞いたから、そこにセッティングして、そっから聞き直してっていうのはめんどくさいですもんね。
そう、それがね、自動でとか、例えばAppleのPodcastが少し偉いのは、
いっぺん止めて、しばらくしてまた再生すると、ちょっとだけ前から再生してくれたりするんだよね。
そこは気が利いてなかった。
ワードギリギリで、次のが始まるよりは、
数十秒分ぐらい戻ってから始めたほうがわかりやすいだろうなと思ったんで。
そこは聞きたかったんだろうって知ってるよ。
続きを聞くっていうのの難しさがありますけど、そんなのができるんだなと思いました。
あとですね、科学っぽい体験をしましたよっていうので、
かかりーりひろさんからのやつは、
外から来た光が、これはね、テレビ台のガラス。テレビの台ね。
テレビを乗せとくテーブルみたいなものね。
あれの、ガラスの扉を通り抜けて、
床に虹色を出してましたよっていうのの写真をつけて送ってもらいました。
これね、どっかでクリスタルガラスをカットしたやつが、
窓にくっつけて、吸盤か何かで、
で、わざわざ部屋の中に虹っぽいのを出すっていうおもちゃを見たことがあります。
でね、それが確か太陽電池とモーターついてて、
ぐるぐる回るっていうのがあって、
だから、部屋の中を虹っぽくなってるやつが、
ゆらゆらと回るっていうおもちゃがあったような気がします。
へー。おもちゃなんだ。
それは多分おもちゃだと思う。
もちろんね、インテリアショップなのかもしれないけど、
そんなのもあって、こういうね、科学体験のメールもとてもうれしいので、
送っていただけるとうれしいです。ありがとうございました。
ありがとうございました。
あとね、ふくままさん。
なかなか遠方まで行けないものの、いろいろな科学館情報も拝聴することができ、
ホームページを覗いています。
科学館に通う友人もでき、共通の話題で刺激し合っています。
っていうようなお話をメールしていただいて、
で、2月20日、姫路科学館のパラレンタリウムで、
09:00
アルデバランや冬のダイヤモンドの話を伺っていたので、
この番組の451回の星空案内は、さらに理解が深まりました。
オリオン座があまりにも真上で輝いているので、
首が痛いなと思いながら、宇宙の彼方に思いを馳せています。
ということで、首は気をつけてくださいね。
大切に。
でも、天頂近い星ってずっと見てるとやっぱ疲れますよね。
うーん、確かにね。
流星群とか見るときには、寝っ転がってみましょうって言って、
レジャーシートの上に寝っ転がってみたり、
冬だと寝袋にくるまって寝っ転がってみたりするっていうのをやる
つわ者もいたりします。
いや、本当にだから、見るぞ見るぞ、今日はしっかり見るぞって言うんだったら、
そっちの方が絶対に寒くないわけじゃないけど、
防寒もしっかりして、しかも首も疲れないし、いいと思うんですけど、
普通は気軽にふっと上向いて、ちょっと星を眺めるだけなので、
ダイレクトに首にきますよね。
きます。
見やすいはずなんですけど、ずっと見てると疲れるので、なかなか大変かなって思います。
あと同じようにね、科学館や博物館ではないのですが、
私の地元、北九州市にある白島展示館なる場所へ初めて行ってきました。
というのは、スピカ48さんですね。
白島国家石油備蓄基地っていう、石油備蓄基地の紹介の施設らしいんですけど、
そんなのもあったりして、
確かに私は名古屋港の、名古屋港博物館みたいなとこに行ったときもそんな感じでした、雰囲気が。
港の紹介、あとは海運業の紹介とか、コンテナのなんとかとか、
あと船の歴史みたいなのがあって、いくらか払ったのかな。
あんま高くなかった気がします。
こんなふうにね、どこどこの美術館、博物館、科学館に行きましたというのも、
レポートしていただけると嬉しいですし、
福山さんみたいに科学館に通う友人もできたというのは、とても良かったなと思っています。
なかなか、確かにね、声かけられないっていうか、
結構美術館とか科学館って、人と一緒にワイワイ喋りながら回りたい人と、
一人でじっくり回りたい人っているじゃないですか。
そういう時に、それがお互い合致していないと、
結局一人で回りたい人は、友達といっても中では別々になるのが、
お互いOKだったら全然問題はないんだけど、
片方がそうじゃないと、どっちかに負担がかかっちゃったりするっていうのもあるので、
12:00
なかなか一緒に行く人をちょっと選ぶなと思っていて。
その後ね、一緒にそれに関して話すっていうのは全然いいんですけど、
見るそのものは、私は一人でじっくり見たいタイプなので。
美術館ってさ、少し喋ってると何となく、
お前何喋ってんだよっていう感じになるけど、
もう少し喋ってもいいなと思っていて。
一方で科学館は喋ってると結構いて、
その辺の雰囲気違いも面白いんですけどね。
あとですね、パックス家の父さんからは、
息子が高校受験中なので、最近はひっそりと家で過ごしてますっていう話や、
あとですね、ゼロメンさんからは、
次女が中学生になりますみたいなのがありまして、
ちょっとね、3月、4月受験だったり進学、
または就職される方もいるんじゃないかと思いますけど、そんな季節だなというのと、
だんだん収録してる日とかは天気予報でね、
桜の開花予報がいろいろ言われている時期なので、
この配信だとまだ公式な開花の確認はできてないかもしれませんけれども、
あちらこちらでね、梅、桜とかの春の花が咲いていますし、
椿も一番遅いやつでもそろそろ咲き始めるのかな。
椿ね、めんどくさいんですよ、実は。
サザンカと甘椿と椿とそれの混じってる品種があったりして、
秋から春にかけて似たような花が咲いているんですけど、
一応ね、椿は春の花なので、
ということで、だんだん春になってまいりました。
いや、ほんとに道端が華やいできました。
そうですね。あとは日も長くなったし、
寒さもゆるんできています。
温かい日がちょっと続いていて、花粉症がしんどい。
そうですね。花粉症のシーズンですね。
そうね、気持ちいいけど、
今日もくしゃみ何連発したかなぐらいな。
ということで、本編では質問を中心に皆さんのメールを紹介していきたいと思います。
では、オープニングの最後に2月にメールを送っていただいた方のお名前を紹介して、
本編のほうにいこうと思います。
はい、2月にメールをいただいた方々です。
ひでせりさん、うまのすずくささん、あぜっくさん、
エムティーライダーさん、かかりいりひろさん、ぷちさん、
15:03
レモニーさん、もつなべくんさん、やまくじら2号さん、
サイクルマンさん、ふくままさん、ににんがさん、
ゼロメンさん、以上の方々からいただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
では、本編のほうにいってみようと思います。
はい、よろしくお願いします。
では、今回も質問を中心にメールのほうを取り上げていきたいと思います。
1通目のメールをお願いします。
はい、そぞつむりさんからいただきました質問があります。
色についての質問です。
私たちが認識する色は、光の波長と対応し、波長の長いほうから、
赤と黄、緑、青、藍、紫と並んでいます。
この並びの隣り合う色が似ているのは、光の波長が連続的に変化しているのだから当然、
だとは思いますが、両端の赤と紫の色が似ている理由がよくわかりません。
同じく波である音では、一番高い音と低い音が似て聞こえるということが起きていないのに、
色ではどうして両端が似ているのでしょう。
考えられる理由としては、
カシコウの波長の最大値と最小値の比がだいたい2倍なので、そこで波が調和するから?
それとも網膜の衰退細胞が色を感じる仕組みの中でそうなってしまう、あるいは単に心理的な現象?
なかなか混み合った質問で申し訳ありません。
私自身では調べようがなかったので、よろしければ解説をお願いします。といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
陶芯工におことむろそきね。
しかもさ、似てないね。赤外線と紫外線。
でも似てる似てる。
同じ作業だから、パッと聞いてパッと漢字が浮かばない。
一瞬あれって、ちょっと考える時間が必要。
まず音の認識のされ方、感じ方と光の感じ方の違いをお話ししておくと、
音は低いところの音から高い音のところまで、それぞれの音だから周波数で感じるところがあって、結構幅広く細かく感じることができます。
一方で物の色は、皆さんご存知のRGB、レッド、グリーンブルー、赤と緑と青の光に、青っぽい色、青に近い波長により反応する細胞と、
18:11
緑エリアに反応する細胞と、赤エリアに反応する細胞という3種類。
色はわかんないけど明るさだけわかるという細胞があって、その色を組み合わせるには、その3つから出てきた刺激の強さで色がわかるという風になっています。
音は1対1対応というか、音の高さに関してはすごく細かくあるけど、光、色はとりあえずまず3つに分けられて、それからそこの強弱でもう一度細かく分析しているわけですね。
だから音は高くなったとか低くなったってみんな思うじゃないですか。でも光は色が変わったって思ってもどっちが高いとか低いかって皆さん感じないですよね。
そうね。強い弱いはあるけど、それは色とは基本関係ないものね。
色はなんとなく2次元に分布している感じで、それが3つの色に対する刺激が違っている細胞のバランスで色を感じているんですね。
で、赤と紫じゃないや、紫というか青ね、は感じ方自体は実は違うんだけど、脳の中ではそこを高い低いじゃなくて、なんていうのかな、似たようなところにマッピングされてしまっているとしか言えないんですけど。
なので3原色、3つの光のバランス、実際にはね、すごく狭い範囲の波長がわかるというよりは、感度が青近辺、緑近辺、赤近辺という3種類があってっていう細胞の組み合わせなんで、
紫っぽいやつ、だから赤紫っぽいやつと青紫っぽいやつは反応は違っていたとしても、頭の中ではマッピングのすぐ近くになってしまっているので同じような色に感じるというふうになっています。
そうなんです。だから、逆の話をすると、音は光の3原色みたいに3つのものだけなんとかすれば、いろんな音が出るわけではなくて、細かくいろいろ作らなきゃいけないんだけど、光についてはテレビとかね、あとは液晶モニターでもいいんですけど、
赤い色と緑の色と青い色のバランスだけですごく多くの色を作り出せるっていうのが画像の作り方なんですね。印刷もYMCKか、イエローマゼンダシアンの3原色の組み合わせで、
21:00
目に入ってくる光の緑と赤と青に感じられるバランスを取ることで色が表現できるというふうになっています。なのです。
で、音はよく言われるのは20ヘルツ、1秒間に20回ってところから、20キロ、2万ヘルツまでだから、10、100、1000、1000倍の波長があるのを聞き分けられるというか、あるんですけど、光、可視光は一番短いところから一番長いところの波長は倍ぐらいしか違わないんで、音で言うと1オクターブもない。
1オクターブもない中で感じているっていうところのレンジ感っていうのもちょっと違います。という説明で納得していただけるかしら。
まあ、色が似ちゃったのは頭の中が近かっただけで、それが何で近いかはよくわかりませんと。
よくわかりませんというか、頭の中ではマッピングとしてあってたまたま近いところにあると。
ですよね。だから、なぜたまたま近くなったかまではわかんないけど、たまたま近かったんですと。
そうですね。
ここはお隣同士仲良くしましょうよ。
まあまあ、そういう感じで、そういうふうに感じてしまう構造になっているということなんですよね。
運命です、これは。
だから、音のように和音みたいなやつもできないことはないんですけど、なかなか大変なんで。
構造色とかっていうのをやると、ちょっと強心とかと似たような捉え方ができるんですけど、難しくなるんで、それは今日は置いておきましょう。
はい、ということでありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、次のメールに行ってみましょう。
はい、では次のメールです。
リトマス試験士さんからいただきました。
質問ですが、点拠でWi-Fiを再設定した際に気になったのですが、
Wi-Fiルーターのアンテナからほとんど同じ距離の場所でも電波をつかみやすい場所と圏外の場所があります。
コンクリートのような壁で遮蔽されて電波が届かなくなるのはわかるのですが、
1階と2階、アンテナの幹などで電波の届きやすさは違うのでしょうか。
そもそも、アンテナに対して電波の出る方向は決まっているのでしょうか、といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
Wi-Fiね。
えっとですね。
はい。
アンテナが1本ピッて立ってるっていうやつは、そのアンテナの何方向って言えばいいんだ?
垂直に立っているとすると、周りに均等に電波が出ます。
一方で、上方向とか下方向にはほとんど出ません。
24:03
わかります?
だから、もしWi-Fiのアクセスポイントを部屋の真ん中に置くと、
部屋の中では大体大丈夫なんですけど、2階の真上だと電波が弱いかもしれません。
あら。
っていう風な特性があります。
はい。
あとね、電波って金属みたいなものを通り抜けにくいんで、
金属板で覆ったようなときにはWi-Fiの電波が届かなかったりね、
あとはお隣の部屋との間にコンクリートの厚い壁があったり、
あとはその中にコンクリートの材料として金属の網網が入ってたりすると届きにくくなったりします。
で、もう一つ電波を反射するものがあったりすると、
一本のアンテナから出た電波がどっかに反射して、
それと元の電波が干渉して、電波の強いところと弱いところができることがあります。
だからほんの少し動かすだけで電波が弱くなったり強くなったりするっていうのがあります。
じゃあ一見、そことここは同じ条件と思ってることがちょっと違う。
違うことがあります。
見えないだけで、見えない壁を感じるわけですね。
見えない壁を感じるというか、濃いところと薄いところがある感じね。
なるほど。
で、802.11acかな。
はい。
いくつか規格がありまして、複数アンテナが立ってるアクセスポイントって見たことないですか。
ありますあります。
4本とか6本とか。
4本の、え、2本じゃダメ?
2本だったら比較的見ますけど。
本数が多いやつは、さっき言った反射すると干渉して弱いところと強いところができるって話をしたじゃないですか。
で、ほんの少し電波を出すタイミングを変えると、2つのアンテナとかね、複数のアンテナで。
そうすると電波が強く感じられるところと弱く感じられるところっていうのができて、
ビームフォーミングって言うんですけど、これをね、
あなたどれくらい強く電波を感じてますかっていうコマンドを電波で送って、
端末側が今強い、今弱いみたいなことを返事をするっていうのをやりながら、
端末の方に強力に電波が届くようなことができたりするんですよ。
なので、802.11acとか、いくつかの企画で、複数アンテナを使って、
ある方向に強めに電波を出すっていうのができたりして、
27:02
それはね、方向が間違ってるとうまくいかないんで、それに対応した端末。
例えば、スマートフォンのぺけぺけっていう機種のOSいくつ以上みたいなやつだと、
それに対応して、普段だったら少し弱いっていうようなところでも、
電波が遠くまで届くっていう工夫ができたりします。
つまり、ビットレートが上がるっていうようなことができるんで。
で、もともとの質問に戻るとですね、
遮蔽されて電波が届かなくなるのは分かるんですが、
2回、アンテナの向きなどで電波の届きやすさが違うか。
で、アンテナが1本だったら、上方向と下方向には届きにくいです。
横方向だったら平等。
一方で、複数本アンテナが立っているアクセスポイントだと、
その辺で工夫があるので、対応している端末というか、
スマホだと、場所によってそんなに強さが変わらない感じがする一方で、
対応していないと、あるところは少し弱めに感じたりするっていうのがあるかもしれません。
ちょっとね、電波の干渉で弱くなる、強くなるっていうのは、
口で説明するのがなかなか大変なんですが、そういうことが行われているので、
ちょっとね、アンテナの向きとかを考えたりすると、
入りやすい入りにくいっていうのがあると思います。
なので、1回と2回だと、1回と2回それぞれにアクセスポイントがあった方がいいんじゃないかななんて思っています。
はい。ということで、ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
いわとびさんからいただきました。
子供の頃からずっと不思議だったことがあります。
何人かには聞いてみたことがありますが、
返ってくる言葉は、うーん、そんなもんじゃない。
釈然としない私。
ひょっとしたら、そんな入り勘の時間Bだったら答えが見つかるかもしれない。
と、期待して質問です。
カップに熱い紅茶を注ぐと立ち上る湯気ではなく、
湯面のすぐ上に張り付くようになっているモヤモヤが見えることがあります。
軽く拭くと、スーッと動きます。
明らかに湯面から密着して浮いており、湯なれば雲のようです。
紅茶だけでなく、コーヒーやバンチャでも発生します。
これは、100度近い湯を注いだだけに起きる現象です。
ぬるいと、なぜか見えません。
空に浮かぶ雲と同じように、
熱い湯面から立ち上がる水蒸気が重力と吊り合っているのだろうか、
などと推察はするのですが、
まるで張り付いたようになっている姿は不思議です。
これは、いったいどのようになっているのでしょうか?
ガッといただきました。
ありがとうございます。
30:00
ありがとうございます。
なんとなくわかります?フワフワなやつ。
そういうふうに見たことがなかったな。
ちょっと今度は見てみます。
いわゆる上の方に、紅茶とかのマグカップ、違うな、
ティーカップの絵を描いて、
上に温泉マークみたいな、ヘロヘロヘロヘロって描くじゃないですか。
ああいうやつの下に、なんかもやもやしたのがついているんですか?
そうそう、コーヒーとかを入れるときに、
熱いコーヒー入れると、ミルクポーションというか、
ちっちゃいミルクみたいになるじゃないですか。
あれを混ぜたかのように一瞬見えるような、
白い膜が上に張っているように見えるんですよ。
だから一見膜が張っているのかなと思って、
よく見ると湯気だったりする。そうなんです。
これはですね、そんなにたくさん情報がなくて、
タイトルが、コーヒーの湯気、水面に浮遊する微小水滴のダイナミクスっていうPDFが、
これはね、九州大学と京都大学の先生が書いてあるやつで、
日本物理学会の2016年の物理学会誌に書いた記事なんですけど、
これにですね、
熱いコーヒーを飲んでいると、その表面に白い膜のようなものが浮かんでいることに気づくことがある。
それはゆらゆら立ち上る湯気の下で、水面にぴったりと張り付き、
そっと息を吹きかけても簡単には吹き飛んでいかない。
しばらく眺めていると、ときおりビシッとヒビが入るかのように膜に亀裂が生じ、奇妙なパターンが現れる。
一体これは何だろう、というのがありまして、
雑誌の4ページ分ぐらいの解析結果が載っています。
この現象は、寺田寅彦の有名な図筆、茶碗の湯にも記述があり、
興味を持った物理学者も多いに違いないということで、物理学者はみんな興味を持っているらしいです。
なんですが、
物理と化学、生物の融合、物理と化学の融合、物理と何でしょう?
茶の湯ですね。
それはわびさびの融合ですね。
そうで、これがですね、現象をいろいろな手で明らかにしたっていうのが書いてあるんですが、
どんな力で浮かんでいるのかまでは解析されていないというふうに書いてあります。
これは細かい水滴です。
水滴の大きさは、5ミクロンから15ミクロンぐらいの大きさ。
だから、千分の5とか、千分の10、千分の15ミリ。
千分の15ミリか。
ぐらいで、とても小さい水滴で、
温度が低くなると水滴がどんどん小さくなって、ある程度以下になると、
33:00
その水滴、要は表面の膜状の水滴が出なくなっちゃうということがわかっていて、
わかっていて、観測されていて。
で、0.1ミリぐらい水面から浮いているんだけど、
で、膜のように密集して、なんていうの、並んでいるっていう状況なんですよ。
だから、何かしらでお隣さんとはくっつきたくない、
お隣さんとくっつきたくなくて、
水面ともくっつきたくないんだけど、
飛んではいかないっていう。
で、その水滴が1つ壊れると、その衝撃が伝わっていくように、
パカパカパカパカッと衝撃面というか、
が伝わっていくようなところが観察されたり。
で、そんなことを思うと、
そもそもなんで湯気って出てるんだろうとかって思ったりして。
湯気は、温度が高い温度のものが、
熱が逃げるときに、そこの周りにある水蒸気を?
そもそもね、水蒸気っていうのは目に見えないから水蒸気なんだよね。
だからコップに水を入れておくとだんだん減るじゃないですか。蒸発して。
でも煙は上がらないよね。
それがだから熱、やっぱり世の中的には熱すぎると猫舌にはしんどいから、
やっぱ冷まそうとするじゃないですか。
だからそのコップの近くだけ密度が高くなる。
そう、だからそれを調べると、
熱いお湯からはたくさんたくさん水分子が蒸発している。
でも周りの空気はあんまりあったかくないんで、
蒸発はしてみたけれども、そのエリアで飽和水蒸気量を急に超えてしまって、
何が言いたいかというと、温度が下がるから。
水蒸気になっていらなくて、水滴になってっていうのが、
お隣同士とくっついてもやもや見えるのが湯気。
で、湯気は何で消えるかっていうと、
だんだん広がっていくうちに、
水滴、細かい水滴の表面から蒸発が進んで、
消えていくっていうふうになってます。
で、それが水滴のままのときに何かにあたると、
そこが濡れるということになるわけね。
で、たぶん同じように、熱いお湯の表面から水蒸気、
つまり目に見えないH2O、水の分子が飛び出るんだけど、
何かの影響で、それが10ミクロンぐらい、
100分の1ミリぐらいのサイズで固まって、
水面からつかず離れずのまま存在して、
36:01
何かの力で浮いていて、何かの力で飛んでいかないようになっているっていうのは、
いろんなことが考えられるがまだわからないというふうに、
この2016年のお話で書いてあります。
この記事の最後には残った疑問。
何が起こっているかについては多くのことがわかった。
これビデオ撮影してるんですけど、
しかしその背景にある物理プロセスに関しては依然としていくつもの疑問が残る。
そもそも水滴の浮遊力の起源は何であろうか。
水滴のサイズがほぼ揃っているのはどうしてか。
で、集団消滅のきっかけになる最初の水滴はどうして消滅するのか、
みたいなことがまだわかりませんというふうに書いてあります。
一つの疑問が解決すると、新しい疑問がたくさん生まれるわけですね。
だったり、他にも研究があって浮遊力としては、
蒸散流、つまり蒸発する流れによる吹き上げ以外に、
マランゴニ効果による水滴のスピンの影響、静電気力などの可能性が指摘されているということで、
いくつか論文は出ているようです。
整理電気法、電気的な方法。
ということでですね、謎が全部解けたわけではないんですが、
不思議に思っている人はある程度たくさんいそうで、
なおかつわかっていることは記事になっているので、
詳しいところは見てみてください。
はい、ということで質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
コンタのナミダさんからいただきました。
核融合について質問します。
核融合と核分裂の違いは?
核融合反応、30水素と20水素で大きなエネルギーを得られるそうですが、
反応過程では放射能などは出ないのでしょうか?といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
核融合とは?
核融合は水素とか小さい軽い原子や分子がくっついて、
ちょっと大きい原子になる。
本当にそのまま核が融合くっつくってことですね。
くっついて別の原子になる。
はい。
で?
で、核分裂と核融合の違いの話をまずすると、
核分裂っていうのは重い元素、70とか80とか用紙が入っているやつが、
もともとやや不安定で、原子核として不安定なので、
ある確率で原子核がパカッと割れて、
違う元素になるっていうのが核分裂。
で、それを中性子をぶつけたりとかっていうことで急がせたり、
あとはそれをゆっくりさせたりっていうのをコントロールすることで、
39:02
発生するエネルギーを調整したっていうのが原子力発電所になってるわけです。
で、そのときに地上で手に入りやすくて、
核物質と言われている核分裂しやすいもので、
制御方法がわかっているウランとかプルトニウムが原料に使われるっていうのが核分裂。
で、核分裂するときにはウランとかプルトニウム以外でもそうなんですけど、
だいたい放射線っていうのを出します。
それはエネルギーの余ったものが放射線という形で、
アルハセン、ベーターセン、ガマセンみたいなのが出るんですけど、
そういうのが出ます。
一方で核融合は自然に勝手に起こるものではなくて、
ある条件下でやっとこそ起こる反応で、
それでも水素が2つくっついてヘリウムになるというのがあるときに、
実は水素2個よりもヘリウムになったときのほうが質量がちょっと軽くなるというか、
エネルギーが放出されるということがわかっています。
太陽の中とかではとても高温高圧な状態なので、
水素同士で核融合が起こるんですが、
人間が核融合を起こそうと思っているときには、
実は普通の水素を核融合させるには条件が厳しすぎるので、
水素の中でも中性子がちょっと多めな二重水素とか、
重水素と呼ばれているやつや三重水素。
三重水素っていうのは原子核に陽子1個と中性子が2個ついてるやつね。
この重水素と三重水素の核融合が楽チンなので、
要は核融合が起こりやすいっていうことがわかっているので、
それを使って核融合反応させて、
エネルギーを取り出そうと思っているのが核融合です。
なので、核融合っていうのを起こすときには、
核分裂反応は1個分裂して中性子が出て、
それが隣にぶつかると順番にどんどんどんどん核分裂が進んでいくようなことがあるんですけど、
核融合はまだまだ状態というか、
核融合が起きる環境を作るのが大変で、
核融合が少し起きたってことができても、
連続して核融合をさせてエネルギーを取り出すというところまで至っていません。
難しいな。
核融合を起こすには条件があって、
重水素と三重水素だと1億度以上の温度にしましょう。
1億度。
1立方センチメートルあたり、1センチ1センチ1センチの中に、
42:02
この重水素とか三重水素が100兆個以上入っていて、
それを1秒間以上閉じ込められると、
エネルギーが取り出せるというふうに計算されています。
1億度100兆個をキープした状態で、
取っておけるものがないというか、入れておけるものが今のところないわけ。
太陽は自分の重力でなんとかなってるけど、
地上で起こすには入れ物に入れなきゃいけないじゃないですか。
1億度以上にして密度を上げて、それを1秒間確保するんだけど、
容器に入れると容器は溶けちゃうよね。
でも冷やしすぎると1億度以上できないんで、
1億度以上にはなっておいてほしいけど、
閉じ込めておかなきゃいけないっていうのが大変で、
そこがすごく大変な状況で、
だいたい電磁器を使って落ちないようにして、
飛んでいかないようにして、あるところにギュッとしておくっていうことが
いろんな方法でトライアルされています。
この1億度100兆個1秒以上っていうのをキープしないと、
外からエネルギーを入れないと始まらないわけじゃないですか。
1億度以上にするには。わかります?
なので、これを続けないと発生したエネルギーのほうが少なくなっちゃうのね。
だから発電とかエネルギーが取り出せない。
外からある程度勢いをつけてあげるんだけど、
それ以上のエネルギーを取り出すには、
今言った条件を作らなきゃいけないというふうになっています。
なので、超高温、超高真空だけど、
重水素と酸重水素が100兆個、
1立方センチメートルあたり100兆個あるっていう状況で、
すごいちっちゃいところでいいはずなんだけど、
巨大設備が必要でっていうのがあります。
それ自体は放射能を出すわけではないんですが、
だいたい中性子がたくさん出てきます。
中性子が出てくるんですよ。
二重水素と三重水素の核融合は、
ヘリウムが1個と中性子が1個出てきて、
中性子がすげえたくさん出ると、
中性子自体は中性子線で、
俗に言う放射線とはちょっと違うんだけど、
中性子が普通の原子にぶつかると、
中性子が原子核にくっついちゃうことがあるのね。
わかる?
そうすると不安定になって、
そこで核分裂が起きたりして、
なので、なんていうのかな、
放射化っていう言い方をするんですけど、
もともと放射能がない、
放射線を出さない元素なんだけど、
45:03
たとえば中性子をたくさん浴びると、
不安定になって、
核分裂が起きやすくなってしまうとかってのがあるんですよ。
なので、中性子をたくさん出たものを受け止めて、
放射化しないように、
または受け止めるやつが変化してもいいようにとか、
っていう防御をしなきゃいけないんで、
中性子線を何とか抑えるっていうのをしなきゃいけない、
っていうのがあります。
なので、今の核分裂を使った原子力発電所の
放射能が出るっていうふうに言われているものと、
ちょっと違うんだけど、
核融合反応で放射線は出ませんが、
中性子がたくさん出るので、
いろんなものが放射線を出してしまう、
核分裂する元素になってしまうことがあるので、
そこを何とかしなきゃいけないっていう工夫は必要です。
はい。
そんな感じです。
なので、反応過程で放射は出ない、
放射線は発生しませんが、
中性子がたくさん出るということになっております。
なので、事故があった場合、
たぶん近くのものはアチチになってしまうけど、
あっちこっちに放射性廃棄物というか、
放射性のものがたくさん広がるっていうことはほとんどないけど、
さっき言った中性子を受け止めたものっていうのは、
放射性な元素になっていることが多いので、
それが廃棄物になるかもしれません。
いい。
燃料自体は放射性ではないし、
できたものも放射性ではないんだけど、
エネルギーをたくさん持って中性子がたくさん出るというのが、
どうしたもんかねというのが課題です。
はい。
どうしたもんかね。
はい。ということで、質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
しんげんさんからいただきました。
地学に関する質問です。
日本列島の成り立ちについて、東日本と西日本は本来違う島で、
その島同士があるときぶつかり合って日本列島ができあがって、
ぶつかって盛り上がってできたのがオッサマグナだと散々聞かされていますが、
そこで疑問が一つわからないことがあります。
それは中央構造船の存在です。
中央構造船は主に西日本に存在していますが、
オッサマグナよりも東側、つまり東日本側にもちょっと延長されて存在しているのが不思議です。
もし東日本、西日本、別々な島が衝突して日本列島ができあがっているのならば、
なんで中央構造船は東日本にまで、なんで中央構造船は東日本にまで存在しているのでしょうか?
48:01
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
なぜ?
でも、東日本と西日本はぶつかったんですよね。
そう、別々なものがやってきて、あんまぶつかってはないんだけどね。
あ、触れたの。ちょっと手を伸ばしあった。
端と端が近いところまできて、間にものがたまってオッサマグナになった。
一方で、中央構造船っていうのは、
日本列島の主に、西日本だとわかりやすいんですけど、
上半分と下半分が力を受けてずれてるっていうおっきいおっきいおっきい段層なのよ。
なんだけど、おっきい段層ができる話と、
葉の字に曲がるような日本列島のずれっていうのは、それぞれが起こっていて、
なので、そんなに不思議ではないって言ったらいいんですけど、
そんなに完全に、クリアカットにって言い方は変だけど、
別々にできたというか、あれではないってことですか?
中央構造船の始まりは、まだ日本列島が大陸の中にある頃に、
アジアの大陸と太平洋プレートの端っこ、
アジア大陸の端っこか、に太平洋プレートが入っていくときに、
東側が北の向きに、西側が南向きにずれて、
おっきいおっきい段層っていうのがドーンとできたのが中央構造船で、
その中央構造船を持ったまま、日本っていうのが、
日本列島っていうのができてきたんで、それを持ってきたわけ。
大陸にいるうちにできてるものを、そこから分離したときにも持参したわけです。
メリー道具ってこと?
持ってきちゃった。プレート協会っていうよりは、
陸地のおっきいずれ、大段層で、それをそのまま持ってきて、
2つのもの、北日本から東日本っていう塊と、
西日本っていう塊が別々に発生したわけじゃないんですよ。
同じように大陸からやってきたんだけど、
真ん中からへし折れてっていう感じのでき方なんで、
別々のところからやってきて、西日本は西からやってきて、
北日本は北からやってきて、ぶつかったとかじゃないんです。
ただ単に日本海が、日本海っていうのが発生するわけです。
アジア大陸の中に。
51:00
大陸の中にまず湖ができたわけですね。
湖ができたとか割れ目ができて、それが日本海になるんだけど、
そこかにどんどん海水が流れ込んで、完全に分かれて、海になる。
なので、その割れ目の東側、海側のところは、
バキッて折れて、ハの字になるわけ、まっすぐだったやつが。
で、その前にずれがあったんで、ハの字になっても、
もともとの中央高度線はつながったままなんだけど、
途中で折れ曲がったり、曲がったところは少しいい加減になったりして、
中央高度線っていうのがありますと。
で、なおかつ割れちゃったんで、途中が少し曖昧になって、
そこにいろんなものがたまって、ホッサマグナっていうのになってるっていう状況です。
ほう。
なので、もともと1億年ぐらい前に、
中央高度線の元祖になるまっすぐな断層っていうのができたというふうに考えられていて、
その後、日本海が形成されて、つまり、
アジア大陸の一番右側、太平洋側に、
海から何百キロから離れたところに割れ目ができて、
日本海っていうのが広がったときに、
西日本は時計回り、北日本から東日本は反時計回りに動いて、
バキッて折れたんだけど、そのときに中央高度線は、
曲がりながらもその痕跡を残していて、
そのバキッて折れた真ん中にホッサマグナができたと、
いうふうに考えるとわかりやすいんじゃないかなと思います。
で、その後、フィリピン海プレートっていうのが、
ちょっと混ぜてよ、ちょっと混ぜてよ。
北上を始めまして、その先っぽにあった火山島が、
日本の下に潜り込めなくて、伊豆半島になったり、
詳しく言うと、炭沢の山地とかも、
フィリピン海プレートからやってきたんですけど、
炭沢とか伊豆がやってきて、ぶつかっていて、
なので、その辺のところでは、
中央高度線も北側にぐねっとなっていたりして、
っていうのがありまして、
最終的にはまっすぐだった大きい断層である中央高度線は、
ハの字になったときにそれを持っていって、
曲がった状態の中に、
フィリピン海プレートの炭沢とか伊豆がやってきて、
ひずませてしまって、
っていう状況になっているっていうのが、
中央高度線の成り立ちだと思うのがいいんじゃないかと思います。
読売道具です。
読売道具っていうかね、そうなんですよ。
認識が違うから、
完全に東日本と西日本を分けているわけではないというか、
もともとあって、その後、またいろいろ動いたわけですね。
54:01
そうなので、伊豆とか富士山があるところは、
中央高度線が上側に凸になっていて、
その先関東地方に戻ってきて、
ただ関東地方は薄まっちゃっているので、
一応ね、中央高度線っていうのが点々でつながっているんだけど、
もともと関東から東北は海の下だった時期も長いんで、
地面を見ても古い断層とかは見えないんですよ。
なんですけど、ボーリング調査とか他の地質調査をすると、
この辺に中央高度線だったところの断層の形跡があるんじゃないかっていうので、
続いているという感じです。
そうなんです。
なので、中央高度線の始まりというのは、
昔々1億年前から7000万年ぐらい前にできたまっすぐな大きい断層でした。
はい。どんだけすごいことがあったんですかね。
そんな大きな断層ができた。
でも、カリフォルニア州で半島があって、そこがずれてるんですけど、見たことないかな。
地図見るとカリフォルニア州の一番太平洋側に少しずれてるエリアがあって、
昔の日本海のような感じとちょっと似てるのかなって思ったりして。
そうなんです。
ということで、中央高度線の成り立ちをもう徹底的に言うとそんな感じです。
どういうこと?これ?
今あれですか、カリフォルニアの地図見てますか?
カリフォルニアの地図で、カリフォルニア湾っていうのが伸びていて、ほぼメキシコなんですけど、
この一番奥で、湾の奥に川があって湖があってみたいなところが、ここにね、大きい断層があってずれてるんです。
で、そのずれがカリフォルニア湾とかになっているんですけど、ここでは今ずれが起きていたりして、みたいなので、
大きい断層ができたり、あとは日本海みたいに地面が割れて、そこがへこみになってみたいなところは、じわじわとあちこちでまだ地球上で住んでいるところはあるはずです。
ただね、結構ね、日本海ができたっていうのは珍しいことのようで、それがちゃんと残っているのは。
ぜひですね、いろんな資料を見て、日本海ができたタイミングと中央高度線ができたタイミングっていうのを見てみてください。
ということで、納得していただけましたでしょうか。
難しい。
はい。ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
トヨカムさんからいただきました。
星運で星が生まれるとよく聞きますが、太陽と同じ時期に生まれた兄弟のような星はどの程度存在しているのでしょうか?
57:09
恒星は連星のように恒星同士がかなり近くに存在するものもありますが、太陽の場合は最寄りの恒星まで4.25光年と、なんとなくですが遠いような気がします。
宇宙のスケールではそんなものなのでしょうか?
地球の生命に影響しない程度に太陽の兄弟が近くにいてくれれば、恒星観光庫や別の惑星系の観測の状況もかなり違ったのになと思っています。
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
太陽の兄弟。兄弟っていつまでが兄弟なんですかね。
別に、母なる宇宙と思えばみんな兄弟なんじゃない?
すべての星が兄弟。まだまだ子供生まれてるよ。
太陽が作られたというか、輝き始めたのは50億年ぐらい前と言われています。
宇宙の歴史は138億年。ということは、宇宙ができてしばらくした後、太陽ができたわけね。
最初の恒星ができたときっていうのは、第1期、いわゆる長男長女のタイプの恒星っていうのは、原料はほぼ水素ぐらいしかないというか、
水素とヘリウムしか宇宙の中にないっていう時期にできた恒星っていうのがあって、その恒星の寿命は短かったと言われていて、
それが最終的に超新星爆発みたいなもので塵になって、今度は少し重い元素も含まれた塵が集まって、また恒星ができたりして。
超新星爆発によって少し重い元素が誕生したわけですね。
そう。
そしたら今度、超新星爆発によって生じた塵と誕生した重い元素を原料にして、新しい構成ができた。
そう。で、水素が超高温高圧になれば核融合が始まるって話をさっきしたんですけど。
おー、核融合って何ですか。
で、少し重い元素が入ってると重力が強くなるんで、そこにやってくる、やってくるというか重力が強くなるんで、輝き方や寿命も違うんですけど、
多分太陽は最初の超新星爆発の直系の子供なのか、もう1個、要は孫、世代なのかみたいなところでできている構成で、
1:00:04
他にもね、超新星爆発が起こって塵ができているところや、その塵が集まって新しい星ができているようなところが宇宙の観測で見えているんですけれども、
なので、兄弟星と言えるかどうかわからないんですけど、世代として初期の構成ってやつと、その子供世代と孫世代みたいなものが宇宙の中にもあって、
多分太陽は孫世代ぐらいの構成で、兄弟と言われる、兄弟って言ったら変ですけど、同じ世代に生まれた構成もたくさんあるはずです。
ただ、塵が集まってくるっていうことは、あるエリアには構成はたくさんできないわけね。材料がある程度集まらないと。
1個できたら、またそこを中心にどんどん引っ張り合うだろうし、結局1個できるってことは、そこのあたりの材料はなくなっちゃうわけですもんね。
そうそう。そこはいろんなシミュレーションがあるんだけれども、今宇宙で起きていることが、正しいって言われるんですけど、実際に起きていることなので、一番近い構成は5光年ぐらい先。
今、太陽系の構成要素、どんなものがどういう順番で並んでいるかみたいなやつも、惑星の外にもっともっと塵がたくさんあるエリアがあって、
太陽系として、重力圏として抱えている大きさがどのくらいあってみたいなところがあって、
そういうので、塵がまとまり始めて、大きい塊としての構成ができて、っていうのは、あんまり近いと同じ仲間になっちゃって、
連星、構成が2個あったり、片方がちっちゃいと、木星と太陽みたいな感じになったり、っていう風になって、
構成ができるってことは、あるエリアの塵を全部集めて、全部っていうかね、ほとんど集めることになるので、
お隣同士がそんな近いことはありませんし、ある程度近いときには、同じ系列の太陽系というか、になるということになります。
で、もう一つは、宇宙の中の塵が発生しているというか、塵が存在する濃いところと薄いところっていうのがあって、
濃いところは銀河ができたり、薄いところは何にもなかったりっていうのが濃さのバランスとしてあって、
その銀河みたいなものの中にも濃いところと薄いところがあって、やや濃いところが集まって構成が作られて、
で、よりその塵が濃ければ、お隣との構成も近くなるはず。
で、太陽、いや、もともとの塵が濃ければ。
1:03:00
あー、2個分の材料があれば。
2個分の材料があればというか、濃ければお隣からも作るのが簡単になるので、近くで発生することができる。
ただ、近すぎると一緒の重力圏になるので、連成になるわけ。
あ、そっか、ぶつかんないにしても、でも連成でそのうちぶつかるんですか?
連成はぶつかることが多いと言われていて、というのは超積力っていうので、エネルギーが消費されてだんだん近づいていくことが多いんですけど。
あー、なるほど、そっか。
っていうようなことが起こって、そこそこ薄いところだとお隣まで5光年ぐらいかかるっていうようなエリアにたまたま太陽は存在してるんじゃないかと思います。
5光年ってどうなんですか?近くはないの?遠いの?
あ、その辺のね、統計がちょっといろんな観測があって、たぶん太陽と5光年ぐらいは、銀河の中と外でもまた違うんで。
天の川銀河の中では、太陽は普通ぐらいの大きさというのと、普通ぐらいの大きさ、おっきすぎず小さすぎずという統計情報なので、
たぶんお隣との濃さも平均に近いんじゃないかなと思います。
てことは、こんな平均な太陽であっても、10個近くの惑星持ってるから、他の星だって普通に惑星はあってもおかしくないんだよねってことだよね。
ただ、その辺がね、できる過程で惑星がどれくらいあるか、ちっちゃい惑星まで見えるってことはなかなかないんで、
おっきい惑星があるやつについては少ないんじゃないかと言われてるんだけど、ちっちゃい惑星がちらほらあるやつがどれくらいあるかは、まだ正確に観測ができてないという状況です。
はい。
はい。ということで、メールありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは次のメールです。
かかりいりひろさんからいただきました。
季節と気温と湿度の関係について質問です。
夏は気温が高く、湿度も高くて、じめじめしています。冬は気温が低く、湿度も低くて乾燥しています。
この現象について疑問があります。
原理を考えると、暖かい空気は飽和水蒸気量が多いので多くの水分を含むことができ、冷たい空気は飽和水蒸気量が小さいので少量の水分しか含むことができないと思います。
ですので、ドライヤーや乾燥機は暖かい空気を当てることで髪の毛や衣類からの水分を奪い取り、結果として乾くのだと考えています。
逆の現象としては結露があります。
ではなぜ気温が高い夏の方がじめじめして、気温が低い冬の方が肌が乾燥するのでしょうか。
1:06:01
夏の方が気温が高いので肌から水分が奪われて乾燥しそうな気がするのですが、気温と飽和水蒸気量の関係を考えると逆の現象が起こりそうな気がしてしまいます。
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これはですね、関東地方に住んでいるからかなと思います。
日本海側は冬の方がじめじめしています。
えー、ほう。
で、砂漠地帯は、砂漠になところは暑くて乾燥しています。
で、同じ空気を温めたり冷ましたりすれば、気温というか温度を上げれば乾燥するし、温度を下げれば湿度が上がります。
なんですが、夏の空気と冬の空気はそもそも違った、もともとどれくらい水を含んでいるかが違った空気がやってくるので、
飽和水蒸気量と気温との関係でじめじめしていたり、乾燥しているっていうのを考えるのは気象的にはちょっと違うということになります。
なので、太平洋高気圧とか大陸からの高気圧、あとは季節風、あとはどこで海からの水蒸気が入ってくるのか、みたいなことを考えると、
少なくとも関東地方では、冬、季節風は西から東に強い風が吹いて、日本海にある湿った空気は山にあたって雪を降らせて、
そこではじめじめして、湿度が高い、寒いっていうところがあって、山を越えた空気は雨が降っちゃった後、雪になった後なので、乾いて冷たい空気が山から降りてくるというふうになって、
とても乾いた空気が、関東地方には唐風とかね、なんとか卸というのがたくさん吹くというふうになっています。
一方で、夏は南風で太平洋高気圧が張り出してきて、南の海からの風が当たるので、夏は湿けてたりするというのがあったりします。
もう少しね、細かく言うといろいろあるんですけれども、そういった感じで、湿ったあったかい空気とか、湿った冷たい空気とか、乾いたあったかい空気とか、乾いた冷たい空気はそれぞれで存在するので、
同じ空気を温めたのと冷ましたのとは情報が、状況が違うというふうに思ってください。
要は、温度と水の温度と飽和水蒸気というただの化学の現象ではなくて、これは地学の現象だよってことですよね。
同じ空気を温めたり冷ましたりしてるわけではなくて、空気自体が入れ替わっているので。
それは地学です。
1:09:00
そう。なので、湿った空気がやってきたり、乾いた空気がやってきたり、地球上の場所によっては暑くて乾いてるところもあれば、暑くてジメジメしてるところもあれば、寒くて乾いてるところもあれば、寒くてジメジメしてるところもあるということです。
はい。
はい。だから、ホニャララ気候っていうのはそういうことなんだよね。
あー、ツンデレ気候。
えーと、ツンドラでしょ。
突っ込んでくれてよかった。
熱帯雨林とか、地中海性とか。
あー、なんかあったね。
そうそうそうそう。地中海性気候は、湿度があんま高くなんないんだよね。
あー、過ごしやすい感じの暑さね。
そうそう。みたいなことで、東京は熱帯じゃないかと言われてるんですけど。
そうね、もう最近はね、ヒートアイランドになってるからね。
ということで。
そういう形で昔ね、なんかいろいろ覚えたけど、
あの、でもそこら辺も、すごい壮大な話になっちゃうわけね、変な話。気候っていうのは。
だし、ホニャララ気候っていうのは何々地方だから、いわゆるヨーロッパだからホニャララではなくて、実際には。
そこも、地形と。
地形と海流と、
風変性風とかそこら辺の。
風と、低気圧とか高気圧の発生の仕方とかっていうのが絡まって。
なんとなくこういう傾向があるっていうような。
そうです。
風弁だから、複雑ですね。
そうです。台風が来ない国もあるわけですよ。
そうですね。
ヨーロッパは台風が来ない。
そうね。地震もないもんね。
地震は国によってですけど。
でも、地震がないところが多いから。
石造り?石造りと地震って関係あんの?
んーと、直接は関係ないけどね。
イタリアは地震多いですからね。
あー、まあまあそうね。
なので、日本ほど頻繁に大きい地震が起きてる国はなかなかないので、
日本では超かっこいい建物が建てにくいんですよ。
ドコツになりがちなんです。
耐震基準が厳しいから。
あー、なるほど。
それはちょっと横道ですけれども、そんな感じで、
気象っていうのは地球全体の空気の流れでお天気が決まるというふうに考えるとわかりやすいんじゃないでしょうか。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
もつなべくんからいただきました。
中学理科の教科書には有機物とは炭素を含む化合物と書いてあります。
その一方で二酸化炭素は無機物ですと書いてあります。
有機物と無機物の本質的な違いは何なのかよくわかりません。
1:12:00
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
えっとですね。
はい。
そもそも生物の中で使われる、体を構成するとかに使われるものが、
特徴的に炭素を使って複雑な分子構造になるから有機物と言われている。
有機物っていうのは生物に使われてるっていう意味ですからね。
なので一般的に炭素っていうのはいろんな物質を作りやすいんですね。
六角形になった。
ベンゼン管。
みたいなやつを作ったり。
そもそも炭素って腕が4本あって、しかもそれがすごく結合しやすい状況だしとかなんか。
そうそう。なので炭素を使って複雑な分子ができて、
それが生物の営みに不可欠っていうところから有機物っていうのを作ったんだけど、
カテゴリーを作ったんだけど。
でも一酸化炭素とか二酸化炭素も炭素入ってるけど、そんなに複雑じゃないし、
生物の営みの中でキーになっているかっていうとそうでもないから、
じゃあそれは有機物にしないって決めよって決めたということですね。
要はここで製品いたってことね。
そうです。だからそもそも有機物と無機物っていうのは、
他にも有機的とか無機的っていうワードと同じなんですけど、
実際に体の中にあるものっていうことですよね。
もちろん二酸化炭素、一酸化炭素も体の中にはあるんですけど、
それを構成するものとしての重要度は低いんで、
そういう感じの分け方のはずです。
細かく分けてると、これは炭素を使ってるけど、
体に関係ないから無機物だよなみたいな話をするとあれなんで、
炭素を含む化合物で一酸化炭素と二酸化炭素以外は、
大体体と関係してるよねみたいな感じの決め方だっていう風なのが、
ポイントかなと思います。
なので炭素を含むって考えるのはもちろんそうなんですけど、
生物を形作るのに有用なものっていうのが有機物っていうところで、
それが少しずつ広がっていって、
プラスチックのところまで広がっていっちゃった感じはしますけどね。
あら、はい、そうね。
そんな感じの分け方だと思ってください。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
蔡柔蔵さんからいただきました。
今年は寒い日が多く、エアコンに頼る日が続いていますが、
暖房がよく止まります。
結露をとっている様子ですが、何をしているのでしょうか。
冷房は冷凍機と同じように、
冷凍機サイクルで空気を冷やしているのだと思っているのですが、
1:15:01
同じ熱媒体を使用して温めているのでしょうか。
また、暖房が止まらなく運転する方法はあるのでしょうか。
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これはね、ご指摘のあるとおり、
ヒートポンプっていうエアコンとか冷蔵庫に使われている
片方で冷媒っていうのを圧縮して、
もう片方でそれを膨らませるっていう形なんだな。
要は気圧を下げてっていうのを繰り返すことで、
片方は温まって片方は冷たくなるっていう風になっています。
はい。
で、夜じゃない、もし冷房がときたま止まる冬にね、
っていうところでは、寒冷中央エアコンっていうのを使えば止まらないはずです。
車で寒冷中央っていうのはあるけど、エアコンにもあるの?
あります。
で、暖房、要は冬にエアコンで暖房すると、
室内を温めるのと合わせて外を冷やすわけだね。
そこで熱を送り出すわけだから。
逆に夏は部屋の方の温度を下げて、外の温度を上げるっていうのをやって、
で、ただ温度が高すぎるとか低すぎるっていうのがあると、
例えばね、食梅の温度はある程度以上にはならないし、
外が暑すぎると冷房効率が落ちたりするわけ。
で、暖房するときに外を冷やしすぎると、
冷やしすぎると霜が降りてしまうというか、
そうするとそれ以上冷えなくなってというか、
本来はラジエーターっていっている、室外機についているアルミのね、
網々というか、なみなみのやつの中に空気を通して、
冷媒でとっても冷えたパイプを、
寒いながらも温めてもらわなきゃいけないわけ。
それが寒いながらも温めるっていうのができなくなると、
一変、暖房運転を止めて、
凍ってしまったようなところを溶かすとかっていうのをやって、再始動しなきゃいけないんですよ。
で、そもそも外がすっごい寒いところは、エアコンの効率は落ちるのね。
さっきも言った通り、室外機は気温よりも下がった状態にパイプなんかをして、
それを寒いながらも気温で温めてもらわなきゃいけないんで、
それができるのは、やっぱりこう、すごいたくさん雪が降ったり、
外がとても寒いところではそれができなくなっちゃうんで、
寒冷中のエアコンとかは、
暖房するときにはヒーターも使ったりして、
1:18:04
ただのヒートポンプっていう冷蔵庫と同じ仕組み、
プラスヒーターとかを使って、凍ったりしないようにしながら、
もちろん電気でたくさん食うのよっていうのをやりながら、エアコンを運転するようにするんで、
普通の寒冷中じゃないエアコンをとても寒い日に使うと、
そこがヒーターを使いながらエアコンを回すっていうのができなくて、
車の暖金運転みたいに、暖房入れてもしばらくはあったかい空気が出てこないみたいなことがゆっくり起きるわけですよ。
だったり、連続して運転していると、
その外のラジエーターっていうところが冷たくなりすぎて凍ってしまったりして、
効率が急激に落ちて、それを溶かすっていうのを運転しながらできなかったりするんで、
もし頻繁に止まるようだったら、寒冷値用っていう仕様があるはずです。
寒冷値用エアコンって。
案外寒冷値の人にしてみれば、そういう寒冷値仕様っていろいろあるじゃないですか、車とかも。
車は寒冷値あるか、あと海の近く用とかあったりするけど、
それってそうじゃない人たちには基本アナウンスされないじゃないですか。
例えば引っ越しをした人だったら知ってはいるだろうけど、買いに行った時に話もされるだろうけど、
そうじゃないとなかなか知らないというか、存在すら知らないので、でもそんなのがあるんですね。
なので寒冷中のエアコンは室外機が容量が大きくて、
いわゆる余裕を持って暖房ができるっていうのと、
室外機はだいたいマイナス10度ぐらいまでなっちゃうんで、
それが凍って氷になっちゃうと風が通らなかったり、
氷がくっつくと、それが外の空気で温めてもらうっていうのがうまくできなくなっちゃうんで、
なので寒冷中のやつは室外機の中にヒーターが入っていて、
ヒーターをかけながら室内暖房ができるというのができたりします。
あと寒冷地仕様のやつは、室外機に雪用カバーっていうのがあるらしいよ。
へー。
というので、最低気温がマイナス10度よりも下がるようなところは寒冷地仕様がおすすめなんですけど、
マイナス10度にはならないけどっていうところでも、
エアコンによっては簡潔運転になってしまったり、効率が悪くなってしまうことがあります。
ということで、冬、暖房がエアコンで効きにくいのはそういうことです。
結構あれなんだよね、エアコンってあんまり暖房が効かないと思われがちですけど、
1:21:06
効率的には電気ヒーターなんかよりもずっと良くて、そうなんです。
なんですが、部屋全体の空気を温めるんで、すぐ効いた感じがしない。
電気ヒーターみたいにとても高温のものが室内にあるわけじゃないから、
アチっていうタイプの暑さがない。
だけど、エネルギー効率から言うととても良くて、
電気のヒーターで空気を温めるよりは、空気を温める力だけであれば、
たぶんね、4倍ぐらい高いんじゃないかな。
へー。
っていうのがあるので、うまくね、暖房器具を使って、
例えば、すぐにどうしても室内の温度を上げたいっていうのだったら、
火を燃やすタイプ。
ストーブとかね。
で、ずっと部屋の温度をある程度保ちたいんだったら、エアコン。
あとは、触ってあったかいのが良ければ、
床に敷くホットカーペットだったり、床暖房だったり、みたいなところがあって、
いろいろね、うまく使い分けると良いと思います。
だから、床暖房も温度を上げるだけだったら、エアコンの方が効率が良いけど、
床暖房はスリスリできるからね。
床暖房はなんていうのかな、
いわゆる昔ながらの、
こたつの現代版的な感じですよ。
そうそう、だから、こたつっていう、
そこから動けなくなる。
日本の工夫は、局所的にあったかくして、
残りは反転とかで我慢するっていうタイプがポイントなので。
そうか、基本的には。
さすがにそれだけではないけど、ほぼあったかいのは、
完全にあったかいのはそこら辺だけなのか、昔は。
だって、こたつって部屋に比べれば、100分の1ぐらいの容量しかないわけじゃん。
そこだけ温めれば良いね。
しかも布団で被ってるもんね、被ってるから。
ということで、頻繁に泊まるんだったら、
エアコンの点検をした方がいいと思ってますし、
例えば、そんなに寒くないところか、すごく寒いところに引っ越して、
エアコンそのまま持ってきた場合には、もしかしたら、
能力が足りないのかもしれません。
はい、ということでした。
ちょっとね、2月はたくさんメールをもらって、
質問も紹介できなかったやつがいくつかあるんですけれども、
ちょっとお時間もお時間なので、この辺にしたいと思っています。
今回もメールいろいろありがとうございました。
ありがとうございました。
常連さんも初めての方もありがとうございます。
ありがとうございます。
あと、一言コメント、一行メールなどもどしどしお寄せください。
どしどし。
はい、ということで、そんな理科の時間では、
皆さまからのメッセージをお待ちしております。
メールで送っていただく場合には、
メールアドレス、
1:24:06
またですね、
尊内プロジェクトというグループで、
たくさんの番組を配信しておりまして、
尊内プロジェクトじゃないや、
尊内理科の時間のほかに、
そんなことない師匠、尊内美術の時間、
尊内雑貨店などの番組を配信しております。
各番組はですね、
のウェブサイトから、
過去の番組まで聞けるようになっております。
多くの皆さんはですね、
PodcastアプリやSpotifyやAmazon Musicみたいな、
Podcastを再生できるサービスやアプリで、
この番組再生していると思いますけれども、
そちらでは最新の50回とか100回分ですね、
しか再生できないんですが、
ウェブサイトのほうに来ていただけると、
全部の音源が聞けるようになっておりますので、
遊びに来てみてください。
よろしくお願いします。
またですね、
メールの投稿フォームもありますので、
自分のメールソフトから出すのではなくて、
メールの投稿フォームからメッセージを
送っていただくこともできます。
あと尊内プロジェクトのメンバーはですね、
Podcastのほか、
ボイシーでの音声配信、
またそれぞれでラジオトーク、
YouTubeなどの配信、
あと最近はスタンドFMかな、
などでも配信を始めているメンバーがおります。
尊内プロジェクトなどで検索すると見つかると思うので、
そちらも見てみてください。
あとですね、
この番組を含めて、
オトバンクという会社がやっている
audiobook.jpというサービスで、
聞き放題の有料サービスにも登録してあります。
そちらの音源はおまけを入れてありますので、
もしこの番組がお気に召したり、
おまけを聞いてみたいという方は、
ぜひaudiobook.jpのほうから聞いてみてください。
audiobook.jpは余ってます。
audiobook.jpのほうはですね、
有料ですけれども、
再生時間に応じて我々に報酬が入るようになっておりますので、
再生時間で応援したいという方はaudiobook.jpで聞いていただけると嬉しいです。
嬉しいです。
はい、ということで、
今回もメールをお送りして結構長くなってしまって、
編集前で1時間半以上音源があるので、
うまくチョキチョキしてコンパクトにしたいと思っております。
ということで、そんなエリカの時間、
454回お送りいたしましたのは、
よしやすと、
かおりでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
ごきげんよう。
01:27:03

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