お知らせとイベント
スピーカー 1
理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか?
そんない理科の時間B 第590回 そんない理科の時間B
お送りいたしますのは、よしやすと かおりです。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
今日は、メールの回の後編ということで、
スピーカー 2
後編。
10月にいただいたメールの質問を中心に取り上げていきたいと思います。
はい。
スピーカー 1
その前に、ちっちゃいお知らせを。
スピーカー 2
ちっちゃいお知らせ。
スピーカー 1
まず、国立科学博物館のチケットのプレゼントのお知らせ。
今開催中のトリテンの招待券が、私の手元に5万円あります。
リスナープレゼントするので、トリテンのチケットが欲しいというメッセージを送ってください。
応募者が5人を超えた場合は、抽選でお送りします。
とりあえず、最初の応募の時には住所とか入れないで、
当選が決まったら、送り先をご連絡いただくという形にしています。
はい。
常設店の招待券もあるので、
常設店を欲しい方は常設店のチケットを欲しいというふうに書いていただいてもいいです。
ただ、とりあえず、今回はお一人1枚というか、両方を送るというのはしないつもりでいます。
はい。
もう1つがですね、今から言うと先週になるのかな。
11月2日に、科学系ポッドキャスター6人で、ポッドキャストシンポジウムというイベントをやりました。
スピーカー 2
シンポジウムね。
スピーカー 1
はい。一応、録音音源があるんで、今、それぞれで内容を確認中ですが、
どこかで公開できるかもしれないというのを進めています。
スピーカー 2
そんなに公開しないでよ。
スピーカー 1
えーと、なのでチェックをしています。
スピーカー 2
はーい。チェック終わったんですか?
スピーカー 1
そうですね。どう公開するかがちょっと今、
要は各番組で流しちゃえばいいんじゃないのって話と、
シンポジウムというのをまとめて、どこかのサイトで、そこで公開するっていうのを今、相談中です。
公開方法とかが決まったらお知らせします。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、そのときにご一緒したひよっこ研究者のサバイバル日記っていうポッドキャストがありまして、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そこの番組で、ポッドキャストシンポジウムを振り返るっていう回があって、そこにちょろっと、あのー、
スピーカー 2
また出てきたんですか?
スピーカー 1
出てきました。
ふん。
はい。
スピーカー 2
フットワーク悪いですね。
スピーカー 1
まあまあ、あのー、なんていうの、出演者同士でお知り合いになったんで、
ディスコードとかでつないでしゃべって、録音してもらってっていう感じなので、
そちらもたぶんひよっこ研究者のサバイバル日記というポッドキャストで、近日中に公開になると思います。
もしかしたら、この私の番組よりも先にリリースされてるかもしれません。
チェックしてみてください。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、
スピーカー 2
これは11月15日配信か。
スピーカー 1
そうです。なのでその前に配信されてるかもしれません。
えーと、お知らせ最後、毎年というか、春、秋、恒例の科学Tシャツを売るというのをやっておりまして、
もしよければ、東京ビッグサイトで11月の16、17に開催されるデザインフェストというところで、
買いに来てくれると嬉しいですが、
有料イベントなので、お好きな方はどうぞっていう感じです。
ブース番号はK-42。
大体の時間はいると思うんですけれども、
スピーカー 2
時々買い出しに出てます。
スピーカー 1
買い出しとか他のブースを回る時間をもらって、回ってるかもしれないので、
とりあえず、私が分かる人はこんにちはって声をかけていただいて、
分かんない人はヨシアさんですかって声をかけていただいたら、
違いますって言われるかもしれないんで、二人でやってるんでね。
スピーカー 2
えーと、目印は?
目印はK-42科学Tシャツ売ってるっていうのと、
スピーカー 1
ヨシアさんであるっていう目印は?
スピーカー 2
えーと、二人いたら背の高い方。
ヘンの帽子をかぶってるとかさ、ピンクのTシャツを着てるとかさ。
スピーカー 1
えーと、二人いたら背の高い方です。
スピーカー 2
二人いなかったら?
スピーカー 1
身長180センチぐらいの方が私です。
スピーカー 2
難しいね。
スピーカー 1
そんなこと言われても、じゃあ、えーと、
カオリさん見分ける方法は?
スピーカー 2
名札つける?
あーとね、えーとね、レアTシャツ、レア、レアアースTシャツ着てるね、きっと。
スピーカー 1
えーとね、今相談中です。
スピーカー 2
そう?何?それ打ち合わせすんの?
スピーカー 1
だって、その時の一番推しのTシャツを着るとか、
その時に並んでないやつを着ていくと良くないんで。
スピーカー 2
あー、なるほど。
スピーカー 1
はい。なので、あと一日目と二日目は違うTシャツ着てるんで、大体。
スピーカー 2
あ、そう。二日間あんのか。
スピーカー 1
二日間あります。そうなのよ。
スピーカー 2
日帰りなの?それとも、どっか泊まるの?
スピーカー 1
日帰りですよ。東京ビッグサイトだし。
スピーカー 2
えーと、荷物は置きっぱなしにできるの?
スピーカー 1
あ、お店は布とかかけてやります。だから、一日目の朝。
スピーカー 2
始まる前は設営するけど。
スピーカー 1
設営して、二日目の夜に撤収しますけれども、
一泊とか現場の土曜日の夜は、ある程度棚は置いたままだし、
Tシャツも見せてはいなくて、たたんでしまっちゃうんですけど、現場には置いてあります。
はい、そんな感じで。
スピーカー 2
毎回毎回持ち帰りが大変だね。
スピーカー 1
そうなんですよ。なかなか大変なんです。
スピーカー 2
棚とかもだって全部持ってくわけでしょ?
あれ?一応何?テーブルとかはあるわけ?
スピーカー 1
もしかして出店の予定がありますか?
スピーカー 2
全然。でもなんか見にはいきたい。
なんかいろいろ、いろいろな人がいろんなやつ出してるでしょ?
スピーカー 1
そうです。6000ブースぐらいあります。
スピーカー 2
ねー、やばいよね。みんなの平均予算ってどのくらいなの?
スピーカー 1
あ、わかんないです。全然。
スピーカー 2
好きな人がいっぱいに、やっぱりそれなりに予算持ってって買っちゃうんだよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。ちょっとだけ話をすると、土曜日の午前中は、結構ね、ターゲットがあってやってくる人たちが多くて。
スピーカー 2
あー、もうこれっていう決め打ちで。
スピーカー 1
そう、決め打ちで。で、1万円札が多いんですよ。
スピーカー 2
おー、買うときに出すお金が。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
えー、そういうのもあるわけ?
スピーカー 1
そうなんです。だから、
スピーカー 2
時間帯というか、あれによって。
スピーカー 1
お釣りを多めに用意しておくっていうのがすごく大事っていうのがノウハウ。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、だんだんね、時間が経ってくると、買うほうの人も1000円札が増えてくるわけじゃないですか。
スピーカー 2
うんうんうん。お釣りが増えてくるからね。
スピーカー 1
そうそうそう。とかっていうのがあって、本当に、初日の午前中が1万円札が多い。
スピーカー 2
朝1は。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、前回、前々回から、クレジットカード決済ができるような端末も入れたので。
スピーカー 2
ほうほうほうほう。
スピーカー 1
いや、前からあるんですけど、新端末が入りました。
スピーカー 2
ん?ピロリンって?
スピーカー 1
スクウェアっていうサービスを使ってるんですけど、
去年の秋か2、スクウェアの営業さんがぐるぐる回っていて、
それあと1年ぐらいで使えなくなるんで、ぜひ新しいのに変えてくださいねっていうふうに言って。
スピーカー 2
え?あ、そうなの?
スピーカー 1
そう。で、その時に、今日結構たくさん売れたら、新しいのにしますよとかって言ったら、
その時、まあまあたくさん売れたので。
スピーカー 2
なるほど。裏でちょっと手回されちゃった感じね。
スピーカー 1
いやいや、手回されたわけじゃないですけど。
スピーカー 2
職員の人がいっぱい買いに来ちゃったんじゃない?
口約束でやったんですけど、一応新しい端末が入っています。
スピーカー 1
はい。だいたいね、うちのところではTシャツ、3000円価格すれ置きかな?にしています。
スピーカー 2
どのTシャツもデザインによって値段が変わるわけではない?
スピーカー 1
今は変わらないようにしてます。
あのね、プリントのとか素材で、原価は微妙に変わるんですけど、
スピーカー 2
お釣りの置き渡しの話や、あと、
スピーカー 1
売る方の計算の話もあって、
1000円単位固定っていうのが一番楽ちんだってことになって。
スピーカー 2
じゃあ、よっぽど値段が変わるんだったら、
まあ、2500円だったり3500円だったりちょっとの、
だから、振れ幅は少し大きくなるけど、いくつかの悪くするかもしれないけど、
少なくとも今は、
スピーカー 1
3000円均一ですね。
スピーカー 2
それは税込み税抜き?
スピーカー 1
税込み。
スピーカー 2
税込みで3000円。
スピーカー 1
古いやつも割引はせずに売っています。
あれかもね、現金じゃなくて、
現金を使わない決済が増えたら、値段変えてもいいのかもね。
そうね。
あとは在庫表にチェックをしていくのがあって、そこは手なんです、今。
店長の彼が一覧表を持ってきて、
SS、S、ML、LLそれぞれが何枚、今日棚に並んでるかっていうのがあって、
そこに売れたらマークしていって、
この柄のこのサイズ売り切れとかっていうのが分かるようになっていて、
なので、混んでくると大変なんです。
スピーカー 2
何種類ぐらい常に売ってるの?
スピーカー 1
20種類かな、だいたいいつも。
ていうか、金属の編み編みになってる、組み立て棚があるじゃないですか。
スピーカー 2
エレクターみたいなやつね。
スピーカー 1
ルミナスってやつかな。
あれを2個組み立てるんですよ、毎回。
毎回バラすんですけど、
それに並べられるのが確か20種類か21種類かぐらいなんですよ。
スピーカー 2
じゃあ、デザインとしてはもっといくつかあるけど、
なんともそこで売ってるのは20種類でも。
スピーカー 1
そうですね。
で、出店が角になると、端っこね、になると、
棚以外にハンガーでぶら下げられたりするんで、
そこに在庫処分のやつを並べることがあります。
スピーカー 2
でも値段は変わらない。
スピーカー 1
値段変えてません。
っていうか、古いデザインになったら安くするでしょっていうふうなことにしたくないんで。
スピーカー 2
そんな、やわなデザインじゃないぞと。普遍的なデザインだぞと。
スピーカー 1
そういう意味じゃないですけどね。
スピーカー 2
価格は普遍だと。
スピーカー 1
なんかこう、なんていうの、売れ残りだから安くするっていうのではない。
賞味期限があるわけじゃないかな。
っていうか、逆に言うと、安くなったら買おうっていう人はずっと買ってくれないんで、大体。
大体そうです。
ということで、もしよかったら着てみてください。
デザインフェスタね、うちのTシャツに興味があるだけでなく、デザインフェスタについて調べていただいて、
入場料がかかるのと、結構人がぎゅうぎゅうに混むので、
あんなとこ行って後悔したくないっていう人は、ぜひ気をつけてくださいね。
スピーカー 2
結構な体力を使うってことね。
スピーカー 1
体力使うと思います。
ご飯とか食べるのにも並ぶしね。
スピーカー 2
お弁当とか持ってっていいわけ?
スピーカー 1
お弁当とか持ってっていいんじゃないですか?
ただ、会場内で食べるところをうまく探さないといけないですけど。
大体、ローソン前というか、ホールからちょっと出たところには場所はあるので、
私は週末が暖かくなることを祈っています。
スピーカー 2
そうね。でも台風が3つか4つできるかもっていう風になってんじゃん?
それが日本にどういうふうに影響あるかまではわかんないけど。
スピーカー 1
ということで、以上お知らせでした。
メールの質問
スピーカー 1
この後、本編では10月にいただいたメールの質問を中心に取り上げて、
メール紹介をしていきたいと思います。
はい。よろしくお願いします。
では、1通目のメールお願いします。
スピーカー 2
はい、てらみさんからいただきました。
ある番組で関連値の話がありました。
時計やリモコンなど消費電力の低い機器へは、
アルカリよりもマンガンが良いとの意見でした。理由を教えてください。
その番組では説明がありませんでした。
といただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
ありがとうございます。
できればその番組に聞いていただきたいものです。
そうですね。以上です。
乾電池の使い分け
スピーカー 1
えっとですね、乾電池売り場に行くと、
安いというか、一番お手頃のマンガン電池っていうのと、
ハイパワーとか強力とかっていうので、
アルカリ電池っていうのをお手伝いします。
スピーカー 2
正直ね、アルカリの方が後からできたわけじゃないですか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
だから技術革新じゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
で、だからマンガン電池なくなるのかなと思ったけど、なくならないのね。
スピーカー 1
そうなんですよ。で、アルカリ電池の方が容量がたくさんあるのと、
たくさん電力を使ったときでも頑張れるっていうのがありまして、
大電流が流せるんですけど、
なので、急激に電気を使うような機器にはアルカリ電池がいいですよというふうに言われています。
昔はね、カメラにつけるフラッシュ、ストロボみたいなやつに乾電池を入れたときがあるんですけど、
充電するというか、光を出すまで、
中にね、高電圧のために電気を貯めるところがあって、そこに急激に電気を送り込むんですけど、
そういうのはアルカリ電池じゃないと、いつまで経ってもフラッシュの用意ができないとかっていうのが起きちゃうんですけど、
マンガン電池の方が頑張りが少ない分、小電力、ちっちゃい電力で使うにはお得だし、十分なんです。
たくさんの電力を流さなくていいっていう使い道には。
で、あとアルカリ電池の方が蛍光的なんですけど、液漏れしやすかったり、液漏れしたときに機器、機械を壊す率が高いとかがありまして、
マンガンですむんだったら安いし、ちゃんと使えるんだからマンガン電池の方がいいよっていうのが一般的な話ですが、
なので時計とかはマンガン電池の方が向いてると言っていいと思います。
ただ、壁掛け時計とかはコイン電池みたいになっちゃってるのもあるんで、そうなんですよ。
スピーカー 2
ボタン電池じゃないの?コイン電池って何?
スピーカー 1
えっとね、掛け時計のやつとか結構でかいんで、500円玉ぐらいの大きさのやつ入れたりするんで、ボタンよりはコインな感じですね。
スピーカー 2
え?だってそれでかい500円玉なんて500コインじゃん。
スピーカー 1
コイン電池ね、ボタン電池じゃなくて。
スピーカー 2
でもほら、幼稚園生とかのスモップのボタンはでかいじゃん。
スピーカー 1
そう、あれよりも大きい感じの電池を使うことがあるので、マンガンとかアルカリとかって迷わずに指定のやつになっちゃうことがありますが、
スピーカー 2
結構ボタン電池ってさ、物によってサイズが違って、当然だけどサイズごと買わなきゃいけないからさ。
スピーカー 1
そうです、細かく違うんで気をつけてくださいね。
で、問題はアルカリとマンガンの使い分けなんですが、なんと、最近のリモコンはアルカリ感電池を推奨していますというのが増えています。
スピーカー 2
えー、いろいろ機能だから?
スピーカー 1
えっとね、各社多いのは、エアコンのリモコンはアルカリ感電池を推奨していますというのが増えています。
少なくとも、今回三菱電機とパナソニックをアルカリ感電池を使ってくださいと書いてありました。
スピーカー 2
なるほど、それは吉谷産地にあるってことですね?
スピーカー 1
いや、ウェブサイトで調べました。
スピーカー 2
あ、そうですか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なんで、その心は?
スピーカー 1
えっとね、そんなに消費電力がすごい高いわけじゃないんですけど、液晶とかついてるでしょう。
スピーカー 2
あー、そうね、最近はね。
スピーカー 1
最近のエアコンのリモコンって、液晶付きのリモコンは電池が少なくなってくると表示が薄くなっちゃうんだよね。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
とか、あと押したときにバックライトがついたりするやつもあったり、あと、えっとね、これはめんどくさい話なんですけど、エアコンのリモコンにはちっちゃいコンピューターが入ってるのが多いんですよ。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
機能が多くて。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
テレビのリモコンとか、単純なやつは押したらあるコードがピピピって出る、赤外線のね、パルスがある組み合わせで出るっていうのが1対1対応なんですけど、エアコンのリモコンは多くの場合、最近はエアコンの今の設定を全部いっぺんに送るの。
スピーカー 2
ほう。あの、今は冷房で23と設定になっていて、そよかぜなんとかで、えっと、省エネモードになっていて、3時間後に消えて、で、えっと、えっと、風はこっち向きでってやつ?
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
毎回全部ってこと?
スピーカー 1
タイマーは違うかもしれないんですけど、何はともあれそういうのがあるんで、覚えてるんですよね、リモコンが。
スピーカー 2
ともともいいね。
そんなに覚えてらんないもんね。
スピーカー 1
そういうのがあるんで、覚えてるとか、頭を使うっていうので消費電力がかかるっていうのがあって、他のね、ボタンを押したらある特定のパズが出るだけっていうのと違うんで、アルカリ感電池のやつが推奨が増えているのと、えっと、テレビのリモコンを調べたんですけど、こちらは単純なやつはマンガン電池でいいんですけど、
なんかね、最近はテレビのリモコンにマイクがついてて、
スピーカー 2
あれ、テレビのリモコンでさ、アンケートに答えたりするじゃん。
スピーカー 1
なんかね、番組検索とかで、なんかこう、発話ボタンみたいなのをピュッと押してしゃべると、それをテレビに送ってくれたりするんですよ。
っていうやつで、赤外線じゃなくて、Bluetooth接続の音声認識付きみたいなやつは、やっぱりアルカリを使ってくださいとかっていうのがあります。
スピーカー 2
結局、高機能になっちゃったからってことね。
そうすると、でもどうなの?今後マンガンは淘汰されていくのかな?それでも、やっぱり一応残るのかしら?
スピーカー 1
えっと、時計みたいなやつでは多分ずっと残っていくんじゃないかと思う。
スピーカー 2
でもほら、ボタン電池でしょ?
スピーカー 1
あ、えっと、真っ暗元の目覚ましみたいなやつは、まだ寒電池が多いですよ。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
壁掛けとかが、ボタンコインが増えている。
なので、あとはなんだっけ、えっと、すごくアラーム音がうるさいような真っ暗元目覚まし時計は、もしかしたら消費電力が高いタイミングがあるかもしれないので、
起きろよ!ってやつね。
そうそう、アルカリ推奨になってるかもしれません。
ということで、紹介した番組に質問してください。
スピーカー 2
はい、メールありがとうございました。
音の方向認識
スピーカー 2
では次のメールです。
エンタープライズ上巻希望さんからいただきました。
以前に尊内雑貨店にて、オプソリスという技術について紹介されていました。
とてもすごいサラウンド技術ということで興味深い内容でした。
人間の耳は左右にあるので、左右方向については音源の方向を特定できると思います。
しかし正面や真後ろなど、左右の違いがないのに方向を特定できるのはなぜなのでしょうか?といただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。これもやってた番組に聞いてくださいって感じ?
スピーカー 1
えーっと、紹介していた番組に質問してみてください。
スピーカー 2
そうだよ、そうだよ、ソースだよ。
スピーカー 1
音の方向なんですけど、右とか左がわかる?
で、音が右から来てるか左から来てるかわかる?
スピーカー 2
わかる。
スピーカー 1
っていうのは、いくつかの要因があるんですけれども、
一つは右耳の方から同じような音が大きく聞こえた時には右側から来てるんだろうっていうのと、
あと、実は時間差も見ているというふうに考えられています。
ほんのちょっとなんですけどね。
なので、スピーカーに近い側、いわゆる音源に近い側の方が早く到達するっていうのがあります。
スピーカー 2
すごい人間って繊細だね。
はい。
スピーカー 1
で、真前と真後ろについては、
顔の周りを回り込む音の特性が変わるので、
前側か後ろ側かが雰囲気でわかるというふうになっています。
スピーカー 2
でもさ、耳たぶがあるからさ、
スピーカー 1
耳たぶっていうか、耳ね。
耳たぶは下のときだったけど、耳自体の形ね。
スピーカー 2
磁解があるから、前は直接入るけど、後ろはやっぱり直接は入らないじゃん。
スピーカー 1
まあまあ、回り込んでね。
スピーカー 2
オヤヨヨンって跳ね返る感じ?
スピーカー 1
そう。検索するときには頭部、頭の部分ね。
頭部伝達関数っていうので、
スピーカー 2
伝達関数?
スピーカー 1
あ、そうです。前から来た音と後ろから来た音がどういうふうに変化して、音質が変化して耳に入ってくるかというので、
スピーカー 2
時間じゃなくて、音質が変わるの?
音が変わるわけじゃなくて?
スピーカー 1
音が変わるんですけどね、結局耳に届く。
スピーカー 2
へー。
救急車の音が、ピヨーンって変わるのと同じ感じ?
スピーカー 1
違います。
スピーカー 2
あれ?
スピーカー 1
あれはドップラー効果ね。
スピーカー 2
じゃあこれは何?
スピーカー 1
頭部伝達関数。
まあまあ、違う言い方をすると、最初に説明した通り、
顔の前側を回り込んでくる音と、後ろ側から回り込んでくる音は違う。
音質が違うので聞き分けができて、それを補助しているのが耳の形ね。
磁解。
ということは、バイノーラル録音っていって、
バイノーラル録音っていう録音の仕方があって、
スピーカー 2
バイノーラル?バイノーラル録音?
スピーカー 1
はい。これはお人形さんがあるんですよ。人間の頭の形をした。
スピーカー 2
ちょっと怖いね。
バイノーラル録音技術
スピーカー 1
耳も作ってあって、その耳の中にマイクを仕込んで録音するっていうやり方があって、
スピーカー 2
右と左?
スピーカー 1
そうそう、それぞれ。それを聞く人はヘッドホンで聞くってなります。
スピーカー 2
じゃあ、右のヘッドホンは右耳に繋がっててってこと?
スピーカー 1
ダミーヘッドの右耳の中に伝わってきた音が、右耳に直接入るっていうような録音の仕方があって、
すごく臨場感があると言われているんですが、
耳の形が違うかもしれないじゃないですか、人によって。
スピーカー 2
その人形と私がね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
なので、その頭部伝達関数の要素が違うってことがあり得ます。
スピーカー 2
まあ、そうね。
スピーカー 1
そう。でね。
スピーカー 2
そんなに人によって違うことが影響するわけ?
スピーカー 1
これがですね、最近360度から音が聞こえるっていうサービスをやっているものがありまして、だから。
スピーカー 2
いっぱいスピーカーがあって、臨場感たっぷりに聞こえるよってこと?
スピーカー 1
曲を作る側の人が、この音はこの辺、ちょっと右前に置くみたいなやつとか、後ろに置くとかっていう指定をして音作りをするんですけど、
ヘッドホンで聞くとそういう風に聞こえるようにっていう、いわゆるエフェクトをかけて録音するっていうのがあったりします。
360オーディオとかっていう風なことが一番わかりやすいのかな、検索するなら。
そうですね。360リアルオーディオとか他にもね、360度から聞こえてくるっていうのがあって、
つまりこれは何ができるかっていうと、後ろから聞こえてくるっていう音も再現できるわけ。
そこまではいいですか?
スピーカー 2
その回り込んでる音として。
スピーカー 1
そう、さっきのバイノーラル録音の耳の伝達関数をデジタル的に仕込んでやるっていうのができる。
そこまではいいでしょ?
なんですが耳の形が違っていたら、うまく右耳と左耳の感じに聞こえないっていうのがあるので、どうするかっていうと、
耳の形を系統分けをしまして、ヘッドホンのアプリケーションというかスマホのアプリケーションで耳の形を撮影すると、
あなたは何々タイプって言って、それに従ってスマホの中で最後の頭部伝達関数のパラメータをちょっと変えて、
より360度がしっかりできるようにっていう工夫をされているとかがあります。
スピーカー 2
そんな、はっきりとあれじゃないけど、ちょっと違和感が出ちゃうわけ。
スピーカー 1
だからさっきも言った通り、みんなには真後ろから聞こえてるって感じられるけど、
私にはこの音だけは前から聞こえるのよねってことが起きるわけですよ。
スピーカー 2
そんなに違うの?
スピーカー 1
自分の耳1個しかないんで、わざわざ違う耳を撮影して試したことはないんですけど、
私がこの前買ったやつでは360オーディオ対応とか書いてあって、
ユーティリティの中に右耳を撮影してくださいとか左耳を撮影してくださいっていうのがあって、
スピーカー 2
視聴者さんの耳は何タイプ?
スピーカー 1
わかんないんですよ、それが。
スピーカー 2
タイプとしては出てこない?あなたのタイプは縄文タイプとか出てこないわけ?
出てこない、うさぎ耳タイプとか出てこないんです。
うさ耳でいいか。
わかんないけど、だって耳のタイプって言ったらそうなるじゃないですか。
うさ耳か猫耳か?
スピーカー 1
タレ耳タイプとかそういうのは出てこないです。
スピーカー 2
そうなんですけど、そういうのがありまして。
すごいね、耳の形なんて医学的にも分類されてないよね。
スピーカー 1
医学的には分類されてなくても、音の伝わり方の特徴で分類されてるっていうのがあるっていうのを。
分類されたわけね。
スピーカー 2
そんなに昔からあるわけじゃないでしょ?
スピーカー 1
多分ここ10年くらいだと思います。
スピーカー 2
なんでここだけ変に聞こえる人がいるんだって言ったら耳の形じゃないかってことになって、
耳の撮影を行って、それを何パターンかに分けて、
うさ耳型と猫耳型と犬耳型に分けたわけね。
スピーカー 1
多分たくさんの人の耳の形をとってよく聞こえるかよく聞こえないかっていうのと、
音響特性をとってこういうエフェクトをするとよく聞こえるグループっていうのを何個かに分けてるんじゃないかと思います。
スピーカー 2
それって技術としてはどのくらいから出てきた技術なの?
ここ数年?
スピーカー 1
撮影させるのは5年くらいかな。
スピーカー 2
撮影させるっていうの?
スピーカー 1
要は専門家のところに行って耳の形を見てもらってチューニングするっていうのは10年くらい前から研究はされてるし、
スピーカー 2
本当のプロとかそういうのはあったけど、それが商品として市販したのはここ最近。
スピーカー 1
だからスマホみたいなもので撮影をしてパターンを決めてスマホでそのエフェクトし直すってことやるわけですよ。ちょっとだけ最後。
それはここ5年くらいだと思います。
スピーカー 2
逆言えばその10年くらい前から集めたデータである程度系統分けができたってことだよね。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
商品としていけると。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
それは当然メーカーによって違うんだよね。
それとも業界的にウサ耳タイプはウサ耳タイプっていう風に統一されてるのかな?
スピーカー 1
多分なんですけど、メーカーごとに実現方法は異なっているかもしれないけど、
そんなにたくさんの論文が多様に出ていたり、自分のところで何千にも取ってるっていう実験をしているよりは、
いくつかの論文で出ているやつから参考にしてってやってるんじゃないかと思うんですけどね。
スピーカー 2
そのうち業界で統一される可能性があるわけね。
スピーカー 1
どうなんだろうな。
ウサ耳はウサ耳と。
すでにね、360オーディオっていうやつで各社から配信の音源とか出てるんですよ。
例えばAmazonミュージックとかAppleミュージックとかっていうので。
スピーカー 2
配信側も変えるわけか。
スピーカー 1
配信側の方で360オーディオ対応音源っていうのが配信されてるんで。
スピーカー 2
それがそういう大手なところが対応してるってことは、
要は末端の耳にもだいぶ普及したから当然大手も対応するってことね。
スピーカー 1
個人の最適化をするっていうのは、
アプリの最適化360オーディオはソニーのやつがあって、
他にもいくつかあったと思いますよ。
立体音響のやつは。
スピーカー 2
あと配信はどこがあるんだっけな。
スピーカー 1
今はライブとかを360オーディオにして配信してるとかもあるんで。
スピーカー 2
それは良さそうだね、本当に。緊張感あふれる音みたいな。
スピーカー 1
話をちょっと戻すと、
スピーカーでね、
要はヘッドホンのやつは立体音響は右の耳と左の耳それぞれ別々に音を入れるじゃないですか。
右音と左音で違うスピーカーを使って入れるからやりやすいんですけど、
お部屋に置くスピーカーから出てる音は、
スピーカー 2
1個のスピーカーから出たら必ず右の耳と左の耳の両方に入りますよね。
ヘッドセットは右耳は右耳の音だけでできるけど、
いわゆる部屋に置いてあるスピーカーは両耳に入っちゃうわけね。
スピーカー 1
なので正面だけにスピーカーがあるっていうタイプで、
サラウンド、周りを囲まれたように音が聞こえるっていうタイプは、
いくつかの工夫があって、もちろんリアスピーカーを置くっていう物理的な解決法もあるんですけど、
天井とか壁に反射させた音を使ってっていうタイプもあったりします。
それはリスニングポイントにマイクを置いて調整するとかやるとやってくれるんですけど、
それでもスピーカーから出ている音がこっちの方向にはこの成分、
こっちの方向にはこの成分っていうのが出し分けられるような計算をして、
スピーカーの並びとそれに入れる音信号を調整してやると、
右の耳には右の耳に入れたい成分だけが入って、
左の耳には左の耳に入れたい成分だけが聞こえてくるような工夫をしてやるっていうスピーカーもあって、
スピーカー 2
それの一つがさっき話が出てきたオプソディスという技術です。
スピーカー 1
今、スピーカーって単に音を出すだけのものじゃないわけね。
昔からある映画館はスピーカーたくさん組み込んであるじゃないですか。
スクリーンの真後ろに真ん中のスピーカーっていうのがあるわけよ。
そうすると役者さんの声はスクリーンの後ろから聞こえてくるわけ。
直接一個置くからね。
それを家で見たいっていう人が5.1チャンネルサラウンドみたいなやつで、
センタースピーカーと前の左右と後ろの左右で全部で5個ね。
あと周波数が低い。低い音は聞こえてくる方向がわかりにくいっていう特徴があるんで、
低い音用に一個スピーカーを置くというので5.1サラウンドっていうのを使ったりしていて、
それを5.1にしないで前に置いてあるスピーカーだけで工夫するっていうのがあって、
それが今言ったみたいに右の耳にこういう成分がなるべく多く、
左耳に左耳用の成分が多く聞こえるように工夫するっていうのをやっています。
スピーカー 2
スピーカーの数を増やしてリアルに聞こえるとはちょっと逆行したわけね。
スピーカー 1
そっちの工夫ではなくて右と右。
スピーカー 2
一個のスピーカーで。
スピーカー 1
一個じゃないです。スピーカー複数使ってますけど前に置くだけ。
それもOPSODISってやつは机の上ぐらいの距離だからスピーカーから顔まで1メートル近い感じで聞くタイプのスピーカー。
スピーカー 2
パソコンみたいなやつね。
スピーカー 1
そうそう。場所的にはね。机の上に置いて聞くっていうタイプで、
もっと広いお部屋でテレビの下に置いて長い横長のやつにスピーカーがたくさん入っていて、
それの波面を計算することでここにはこの音だけ聞こえるようにするとかっていうのもできたりします。
スピーカー 2
でも例えばね、その音を聞く人が一人であった場合はその人に最適化すればいいけど、
みんなだった場合にはうまく最適化できないよね。
スピーカー 1
なのでホットスポットの大きさが物によって違って、
ソファーに二人並びぐらいだったら大丈夫っていうのもあるし、やっぱりすごくピンポイントっていうのもあります。
だからOPSODISはピンポイントで二人並んでは多分ダメだと思います。
スピーカー 2
いつの間にスピーカーってそんなにハイテクになったの?
スピーカー 1
これは随分長いです。20年ぐらい前からいろんなテクノロジーが使われています。
スピーカー 2
5.1っていうのはなんか単にスピーカーがいっぱいあってあちこちから聞こえるって程度かと思ったけど、まあまあまあ。
スピーカー 1
今日のポイントは右の耳に届ける音と左の耳に届ける音っていうのがそれぞれコントロールできればサラウンドみたいなのもできるし、
スピーカー 2
そしたらね、音がすっごいリアルになったらさ、それ以外もリアルにしてきたくなるわけじゃない?
そうするとね、ARというかヘッドセットで没入するっていうのがいいっていう人と、大画面がいいっていう人と、そこまでするんだったらライブ行けよっていう人がいます。
スピーカー 1
あと、匂いって今どうにかなってんの?
スピーカー 2
匂いは話すとまた長いんでやめます。
すごいドキドキしてるシーンでカレーライスの匂いが漂ってくるとかね。
スピーカー 1
それはなんか面白いんですか?
スピーカー 2
なんかちょっと気がそっかれちゃうじゃん。
スピーカー 1
それはだから、わざわざカレーライスの香りを流すのはいいんですか?
スピーカー 2
だからさ、横でお母さんとか出たらごはんよーって。
スピーカー 1
それはだから音と同じで、もし新しいテクノロジーができて匂いの提示ができたとしても、お部屋の匂いをキャンセルするわけじゃないんで。
スピーカー 2
音か。
スピーカー 1
それ音と同じですよ。
スピーカー 2
カレーはカレーと。
スピーカー 1
だからスピーカーで聞いていて、お母さんがごはんよーって言わればその音が重なってくるんで。
スピーカー 2
カレーの匂い、すごい。
スピーカー 1
ヘッドホンみたいに鼻にガバってはめちゃうやつがあれば、外の匂いを消すっていうのができると思いますけど。
スピーカー 2
なるほど、ヘルメットタイプでね、完全にフルフェイスの。
スピーカー 1
ヘルメットにしなくても、鼻にチューブ突っ込めばいいんですけど。
スピーカー 2
ちょっとそれはなんか、見た目的にどうかと。
スピーカー 1
ヘルメットと変わんないと思うけどな。
スピーカー 2
ヘルメットの方がいいじゃん。鼻に突っ込むのはどうかと思うな。
スピーカー 1
そうですか?だって酸素吸入はそういうのがあるでしょ?
スピーカー 2
でも酸素吸入したことないもん。
スピーカー 1
でも、やってる人見たことあるし。
スピーカー 2
それはあるけど。
スピーカー 1
家の中でフルフェイスのヘルメットをかぶってるよりはずっといいと思いましたよ。
スピーカー 2
でもだって、動画も見てるわけでしょ?ヘルメットの中で、大画面で。
スピーカー 1
それはやり方次第ですけど。
ということで、その番組に聞いてください。
スピーカー 2
和田店長に送り返します。
スピーカー 1
送り返しません。うちからは。
スピーカー 2
うちからは送り返しません。そんな面倒なことはしないので。
スピーカー 1
リスナーさんが紹介した番組に質問してください。
メールありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
次のメールです。
にまくじら2号さんからいただきました。
不発弾事故とその背景
スピーカー 2
先日、宮崎空港で不発弾が爆発したという事故がありました。
爆弾には芯管というものが装着されていて、これが作動することにより爆発するんですよね。
芯管の作動と爆発の仕組みはどのようになっているのでしょうか?と言っておきました。
ありがとうございます。
スピーカー 1
そんなに難しくなくて、多くの爆弾は輸送している時に爆発しないように作ってあります。
ダイナマイトの歴史なんですけど、ニトログリセリンというのが爆発物としてうまく使えるというのがあったんですけど、
輸送中に振動で爆発するみたいなのがあって、どうにかしなきゃいけないというのをずっと悩んでいた時に、
ノーベルさんという人がニトログリセリンというものを砂というか、中に染み込ませてやると、
運んでいる時に爆発しない。なおかつ、端っこに火をつけるとちゃんと爆発するというものを作って、
ダイナマイトというので売り出したわけですよ。
スピーカー 2
ダイナマイトって消負表面なの?
スピーカー 1
もともとはニトログリセリンを砂みたいなのに染み込ませて、導火線をつけたっていうタイプの爆発物をダイナマイトっていうので、
もともとは商品名だったかもしれないですけど、それを称してダイナマイトって言ってるし、特許もずっと前に切れてるんで、
ようやくするとですね、爆発するものは爆発させたくない時には爆発しないけど、爆発させたい時に確実に爆発させるっていうのがポイントなわけね。
芯管の役割とメカニズム
スピーカー 1
その時に使われるのが真冠と呼ばれるもので、つまり爆弾を実際に爆発させるためについてる器具が爆弾にくっついています。
そういうのを称して真冠っていう言い方をして。
スピーカー 2
別にくだじゃなくていいわけね。
スピーカー 1
そうですね。信号の真にくだって書くんですけど、伝えるくだが大体爆薬の中にずぼって差し込まれてることが多いんで真冠なんですけどね。
スピーカー 2
今はいろんな種類のものがあると。
スピーカー 1
そうですね。いろんな種類のものがあります。
で、不発弾と呼ばれてるやつは爆薬は残っていて、その真冠がうまく動作しなかったとか、下手すると真冠にも安全装置っていうのがくっついてるんですよ。
爆薬というか爆弾を作る時には真冠を刺した状態で作るんで、現場で真冠を刺すっていう爆破装置もあるんですけど、
例えばダムで土木工事してる時には爆薬とそこにブスって刺すやつは後から刺すわけね、現場で。
スピーカー 2
なんですけど、戦争とかに使うやつは爆薬に真冠を刺した状態で工場から出荷されるんで、その真冠に安全装置っていうのがくっついていて、安全装置を抜かずに落としたっていうような不発弾もあったりはする。
スピーカー 1
第二次世界大戦の終盤も日本の負けが決まってるけど、アメリカ軍は爆薬を最前線まで持ってきて、これから本土まで飛行機で帰らなきゃいけないけど、この爆薬はとりあえず落としとけみたいなやつは、もしかしたら安全装置とか抜かずに落としてったものがあるかもしれません。
っていうのも、うちの実家の近くに終戦日の前の日に空襲があったんですけど、ほとんど爆発しなかったって話をしてました。
スピーカー 2
へー、物は落ちてきたけど。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
じゃあ本当に逆に言えば安全なわけね。
スピーカー 1
問題は、安全装置が腐ってくると、新艦の機能が復活することがあったりするとか、あとは不発弾は本来だったら安全装置を抜いてあって、下に落ちてきて新艦が動作するはずだったのが、その時動作しなかったっていうのが、
例えば錆が出てきてどっかに圧力がかかるとか、水が来てまた去っていくとか、そういうのでどっかの衝撃で爆発する、あとは腐食が進んで爆発するってことがあるので、不発弾は怖いっていう話になっています。
他にも新艦って言うと、何となくぶつかったらとか、何か衝撃があったら爆発するというか、起爆するっていうイメージがあるんですけど、工夫がたくさんあって、安全装置を抜いて、例えば飛行機から落とすってやるじゃないですか。
その時に飛行機から落とす時に衝撃があって爆発したらいけないんで、でしょ。
なので、そういうやつは落ちていく途中にぐるぐる回って、要は回転すると遠心力で新艦の最後の安全装置が解除されるとかっていうタイプもあったりします。
さすがに飛行機に乗っている時にぐるぐる回らないわけで、飛行機のアクロバティックな運転をすればわかんないですけどね。
そういうのとか、あとは気圧で設定をしてどのくらいの高さまで下がったら起爆装置が安全装置が外れる、または起爆するっていうのがあったりとか。
あと、キライっていう海の中に置いておく爆弾は船舶、船が近づいてきた時に爆発するっていうのがあるので、接触するタイプもあるし、近接する船が鉄だとその磁力に反応、磁力のセンサーがついていて、
大きい鉄の塊がやってきたら爆発するっていうタイプのやつもあったりします。
で、ちょっと前にニュースになった総海艇っていう船が、海上自衛隊のやつが火事になって燃えちゃったっていうのがあったんですよ。
総海艇っていうのはこのキライを除去するための船なのね。
海上自衛隊にある。
こいつは木造船なんだよね。
金属に反応する。
金属に反応するキライに近づけるように。
とかっていうのがありまして、いろんな目的でいろんな新艦、つまり起爆装置というのが開発されていて、
中には途中でバラバラになるようなタイプの爆弾があったりとか、
今は使ってはいけないっていう途中でバラバラになってたくさん爆弾が落ちてくるっていうタイプの爆弾があったり、
第2次世界大戦中はアメリカ軍が日本にたくさん落としたのは焼夷弾といわれる燃えるものがたくさん入っている。
スピーカー 2
爆発というよりも燃やしたの、火種を落とすってことね。
スピーカー 1
石油ジェリーというか燃えるものね、油が入っていて、
っていうようなものが途中で1個の爆弾の中にたくさんの小爆弾が集積されていて、
そいつが途中でバラバラになって落ちるというのがあったりとか、いろんなものがあるんです。
あとは次元装置のタイプとかもあるので、いろんな瞬間の目的と仕組みがあるということになっています。
だから爆弾的なものは爆発しにくいものと確実に爆発させるものの相入れない機能を何とかつけるっていう風になっています。
今の拳銃の弾とかも弾の後ろに火薬が入っていて、そこを叩いてそこの爆薬が爆発することで弾を前に押し出すっていう仕組みじゃないですか。
昔の火縄銃はまずは火がつかないように蓋をした後、火薬を入れて弾を入れて火蓋っていうのを開けて、
そこに着火すると弾の後ろにある火薬が爆発して弾が前に飛んでいくっていうね。
スピーカー 2
火蓋が切られたわけですね。
スピーカー 1
そうそうそう。っていうのとかがあるやつを弾の中に一緒に詰めてるのが今の弾丸で、
後ろのところを低鉄とか強い力でガツって叩くと弾が前に飛ぶっていう風に作ってあるとか。
でも普段は雑に扱っても弾が飛び出しちゃいけないわけっていうように爆発しそうなものをどう爆発しないようにしておくかっていうのと
確実に爆発させるかっていうのはずっと難しい問題になっています。
スピーカー 2
新艦を作動させずに落として爆発しないっていうのはすごいなって。
接着剤の科学
スピーカー 2
爆発物を落としても爆発しない安全機構と、でも正しくって言うのかな?やれば爆発するわけだから。
そこの安全性っていうのかな?その技術すごいね。
スピーカー 1
すごいっていうか、そこに工夫しないと持ってく途中が大変だったりするんで。
スピーカー 2
戦争とかじゃなくて平和利用してほしいね。
スピーカー 1
そうですね。だから工事現場のやつは、多分ダイナマイトは新艦を後から刺すんじゃないかな?電気のやつを。
スピーカー 2
今結構遠隔操作するものね。
すごい長い導線っていうか。
スピーカー 1
そうですよ。昔の葉っぱ、つまり工事現場の起爆装置は中に電池とか入ってないやつが結構あって。
スピーカー 2
なんかグッと箱の上のT字棒を押したね。
スピーカー 1
押すんですけど、その前にグルグルグルグルグルってハンドル回してそこで電気を起こすとかっていうのをやって。
なんでかっていうと電池だと起爆装置を誰かが落としちゃったら爆発するの嫌じゃん。
スピーカー 2
もう電気があるから。
スピーカー 1
そう。スイッチを押すだけにしないでグルグル回さないと電気が起きないってしとけばさ、その辺にガランと落としても平気なわけじゃん。
そのT字のやつをガポッと押す機械を扱うときに。
スピーカー 2
じゃあわざわざめんどくさいようにしてあるわけね。
スピーカー 1
手順を踏むだったり落としたり蹴ったりっていうのでは起爆しないけど、ハンドルを例えば10秒グルグル回さないといけないとかね。
スピーカー 2
それのあれが、例えば原子爆弾の発射スイッチのためには大統領が持っている鍵とパスワードと、軍の一番偉い人が持っている鍵とパスワードの4つが揃わないとできないとかね。
スピーカー 1
いろんな仕組みで勝手に発射されないとか勝手に爆発しないようになっています。
はい、ということでありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
では次のメールです。
はい。
かさほしいさんからいただきました。
以前どの配信会だったか忘れてしまったのですが、ノリについてご説明いただいて詳しくは宿題にしますと吉安さんがおっしゃられていて、それが気になっています。
仕事でショウフノリ、ニやニカワを使っているのですが、澱粉ノリはαかβかとか、加熱温度などわかっているようでわかっていないのかもしれません。
ニカワも鹿やウサギなど抽出されたもので硬さが違うように思います。
澱粉も小麦粉やタピオカやいろいろ抽出元によって硬さなど違いがあるのかなとか疑問に思っていることや接着のことを聞けたら嬉しいです。
といただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
えーとですね、接着の科学っていう本買いました。
なんじゃそりゃ。
来月ぐらいに接着の話少しします。
スピーカー 2
じゃあまたこれは今回はスキップ。
スピーカー 1
今回はちょっとスキップですが、くっつけるっていうやつはポイント、本まだ読み始めなんですけど、すごく面白いなと思ったのは、
糊とか接着剤っていうのはほとんどのものが最初液体で塗りつけられるっていう特徴と、接着をすると固体になって流れないっていう特徴がありますっていうのが書いてあって、
当たり前じゃないですか、言ってみれば。
なんだけど、そう言われてみるとそうだなと思って、つまり接着する面に塗りたくりやすい。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
時にはだらだらさらさらしちゃうものもあるけど、多くのものはそこである程度は少しべったりして、でも液体というか形が変わるし薄く伸ばすっていうのはできるけど、
接着して、接着が完了した時にはほとんどが固くなって流れたりとか、その後どっかに漏れ出したりしにくいっていうのが特徴ですっていうのが一番最初の最初に書いてあって、
接着剤は液体で始まって固体で終わるんだっていうのが当たり前のことのようだけど、ちょっと目から鱗がありました。
ということはお米をつぶしたりとか、でんぷんのりみたいなものや煮革みたいなものも、最初は水分または他の溶剤、溶かしているものが入って流動性があるけれども、
くっつけるものと貼り付いた後、その溶剤または水分がなくなることで固体化して、どうしてある物質とある物質、固いものとある固いものがくっついて離れなくなるかっていうのは今度お話しますけど、
そういったものが工夫されているっていうのがポイントだし、すごい昔からそういうこと意識されなくてもそういう形じゃないと使えないって言って接着剤を使われてきたというので、なるほどって思ったなというのがあります。
で、水分が抜けて固くなるっていうのもあるんですけど、一方で水の分子がくっついて固くなるっていう接着剤とかもあるんで、溶剤が抜けるだけではないっていうのもポイントです。
あと二液式とかっていうのはAっていう物質とBっていうチューブを混ぜてほっとくと固くなるっていうタイプだったりっていうのがあるので、接着とかテープがなんでくっつくかみたいなやつについては今度本ちゃんと読んで説明できるようになってからご説明しようと思っています。
スピーカー 2
もうしばらくお待ちください。
煮革の背景と利用
スピーカー 1
はい、申し訳ないっていうのと待っててください。
覚えてますよ。
スピーカー 2
ちなみに煮革ってなんですか?
スピーカー 1
煮革は昔ながらの糊的に使うんですけど、何に他に使うんだっけな。
スピーカー 2
そもそも何なの煮革って。
スピーカー 1
煮革はですね、皮を煮たものじゃないけど、動物性のゼラチン質なもので、皮が多いんですけど骨とかね、あとは腱も含まれるらしいんですけど、そういったものを水で煮出してコラーゲン、ゼラチンみたいになったやつを煮革って言って、物を接着させるときに主に使う。
ただ、接着もそうなんですけど、色を混ぜて絵の具として使うとかも使われるんじゃないかな。
スピーカー 2
そうね、なんか聞いたことあるような気がする。
スピーカー 1
煮革、絵の具っていうのがありそうな気がします。
スピーカー 2
でも臭いんでしょう?
スピーカー 1
どうなんだろうね、そこそこ臭いのかな。最近はあれなんじゃないですか、ゼラチン的にある程度臭いとかが取れてるやつもあるじゃないですか。
あとね、ちょっと調べると、これはどこのサイトだ?
武蔵野美術大学、むさびのデータベースに煮革っていうのがあって、煮革、英語グルーって書いてあるので、のりじゃんかっていうね。
グルー、そのままだね。
これを見るとですね、日本ではかつてシカ、動物のシカね。
シカの煮革が多く使用されていたため、シカの煮革、これなんて読むんだ?六卿でいいのかね。シカ煮革かもしれないんですけど。
スピーカー 2
シカ煮革だって。
スピーカー 1
あ、そうですか。
スピーカー 2
シカ煮革と呼ばれる製品がそれ。単独で使うと長時間腐敗しにくいようですって。煮革は腐る。
他にも、六卿とも書いてある。
スピーカー 1
六卿またはシカ煮革だと思うんですけど、魚の煮革やウサギの煮革などもあるそうです。
世界各地の民族は各々に入手しやすい動物を原料として製造していたと。
スピーカー 2
日本だけのものじゃないわけね。
スピーカー 1
ないみたいですよ。
スピーカー 2
海外でも原料は国によって違うけど、そういうものは使われていたと。
へー。
スピーカー 1
ということで、ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございます。少々お待ちください。
では次のメールです。サイクルマンさんからいただきました。
リニアモーターカーの仕組み
スピーカー 2
JR東海が計画しているリニア中央新幹線、開業が当初計画より遅れています。
さて、そのリニア中央新幹線、一般的な呼び名はリニアモーターカーでしょうか?
その仕組みや特徴、既存の新幹線と比べての優劣など、解説を希望します。
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
スピーカー 1
リニア中央新幹線はJR東海のサイトとかに行くと、超電動リニアって書いてあるものが多いです。
スピーカー 2
超電動リニア。
スピーカー 1
はい。理屈としてはリニアモーターカーというやつですね。
モーターっていうのは、
スピーカー 2
リニアというもので動かしているモーターってことね。
スピーカー 1
モーターはだいたいぐるぐる回るんですよね。
普通のモーターは。
なんですがモーターの基本は、電気モーターは磁石が中に入っていて、電気で磁石を作ったり、または電気でこっちの磁石とあっちの磁石を作って、
それが引き合うまた反発し合う力を使って回転運動を取り出すというのがモーターね。
その磁石と電磁石の作り方とか、どうやってそれを回す方向に。
回すってことは中でもね、磁石というか電磁石のSとかNが動いていたり、あとは切り替えたりっていうのが行われるんですけど、
そういうのでACモーターとかDCモーターとかブラシレスモーターとかいろいろ種類があるんですけど、
何はともあれ電気の力で作った磁石と永久磁石または電磁石を組み合わせて回る方向に磁石の力で力を作るというのが普通のモーターです。
なので普通の電気モーターというのはそうなっているんですけど、リニアモーターはまっすぐなモーターです。
回転するモーターを、例えば今皆さんが頭の中に思い浮かべるモーターって直径が3センチとか5センチくらいのモーターを思い浮かべてください。
スピーカー 2
昔の自転車の電気を回すやつみたいな。
スピーカー 1
あれはモーターではありません。あれは発電機です。
スピーカー 2
そうですか。
スピーカー 1
そうでしょ。
大きさ的にあんな感じね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なんですが、あの中に磁石が並んでいるものと、その電磁石が順番にその磁石を引っ張ったり反発したりして回転力を作るっていうのが入っています。
そこまではいいですかね、まず。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
それを例えばすごく大きく作る。
例えば1メートルの大きさにするんだけど、全部1メートルにするんじゃなくて、その磁石と電磁石の関係性は同じにしたまま1メートルの大きさにすると、すごく薄い枠だけがあるモーターっていうのが作れるわけですよ。
で、それをちょきちょきちょきって切り開いて平らにすると、まっすぐに滑るように動かせるモーターっていうのができます。
つまり、まっすぐなレールの上に、レールっていうのは電車のレールっていう意味ではなくて。
スピーカー 2
リアモーターカーが走るスペースっていう意味ね。
スピーカー 1
そうですね。まだ電車になってなくていいんですけど、机の上で構わないんですけど、電磁石が並んでいるところの上にNとSのA級磁石、普通の磁石があって、
順番に電磁石に電流をある状態で流すと、こっちで引っ張って、あっちで反発してっていうのが起きて、
それが磁石が動いていくのとに合わせて順番にSとNを切り替えていけば、棒磁石みたいなものがそのAを右とか左に動いていくっていうのが思い浮かぶんじゃないかと思います。
それがリニアモーターです。つまり、回転モーターではなくてまっすぐなモーターっていう意味です。
この原理を使って超電動リニアっていう、今JR東海が進めているリニアモーターカーは列車の側面にSとNが交互に配置された超電動磁石っていうのを配置します。
だから電気を送って、リニアモーターカーの車両には側面、脇腹にすごく大きい電磁石でNSNSってなった磁石がくっついていると思ってください。
それをこの字型の軌道レールというかに入れて、この字型の壁面にSとNが順番に組み合わさっているものに入れると引き張って止まりますよね。
そこの壁につくるSとNを電磁石にして順番に変えていくとリニアモーターカーを前方向に動かすっていう力が働きます。これが推進するっていうことです。
なので今までの電車とかはタイヤを何かしらで回してレールとの摩擦で前に進みますけれども、リニアモーターカーは前に進むときに摩擦力を使うんではなくて磁石で引っ張る。
または磁石が反発するっていうのを順番にやっていくことで列車本体にSとNの磁石をくっつけてそれを囲む壁に電磁石を順番に前の方に引っ張る。または後ろの方から反発するっていうのを作ってあげて前に進めるっていうことをやります。
ということでそれがリニアモーターカーね。そこまではいいですか?これ基本。
スピーカー 2
はい、基本。
スピーカー 1
で、もう一個これをやればとりあえずタイヤをつけてこのSとNを作ってあげれば前に進めるわけですよ。
で、なんですけどここでせっかく磁石があるんで上方向にも引っ張ってあげようっていうのをやると列車が浮くっていうことができてそうするとタイヤを擦るっていうのがなくなるんで飛行機みたいに滑空できるわけ。
つまり空気との摩擦はあるけれどもタイヤの摩擦とかどこかがくっついてっていう摩擦がなくなるのでスピードを上げても大丈夫になります。
というのがあるので時速500キロ出しても走れるっていう列車が出来上がりますっていうのがリニアモーターカーです。
スピーカー 2
はい。
はい。
列車さん的にはいつ出来上がると思いますか?
スピーカー 1
いや、だって実験線ではもう走ってるんで。
スピーカー 2
えーと、営業っていうことで。
スピーカー 1
走らせるのはできるんじゃないですか?営業わかりません。
スピーカー 2
なんかね、いろんな問題がどんどん出てきて。
スピーカー 1
結局ね、お金をかけて線路を作れば走らせることができるけど、トンネルを作る話、橋を作る話。
あとは、かおりさんって近くにモノレールとかあったりとかモノレール乗ったことあります?
スピーカー 2
あります。
スピーカー 1
あれってポイントが大変だと思いません?
スピーカー 2
ポイントってあのー。
スピーカー 1
右に行ったり左に行ったりするやつ。
スピーカー 2
え、なんか自動で動いてるの見たことあるよ。
スピーカー 1
でも、レールの上を走る電車と違ってさ、なんかすごく太いやつを切り替えるわけじゃないですか。
またいてるやつかぶら下がってるやつ。
リニアモーターカーもさっき言った小の字型のやつの中を列車が走るわけですから、その小の字型のやつをこっちに曲げる、あっちに曲げるってやんなきゃいけないわけよ。
なので、分岐装置、またポイントというやつも開発して実用化しなきゃいけないし。
本当に500キロとかでポイント抜けられるのか、それはすごくゆっくりにするのか。
ゆっくりにするんだったら、リニアモーターカーもね、ゆっくりにするとタイヤが出てくるんで、みたいなものがあったりしてですね。
いろんな技術開発の最終的なものと、あとはトンネルや橋脚を作るっていう工事がどれだけ進むかって話と、みたいなところがあって。
今、実験船で走ることはできてますけど、お客さんを乗せて往復で走ることはできてますけど、実際に開業するまでにはなかなか大変だと思いますが、GRとかはもう穴掘って始めてるんで。
スピーカー 2
じゃあ、ハード的なもの、結局リニアモーターカーを走る以外のポイントの切り替えとか、そういうところはまだ完全には出来上がっていないわけ?
スピーカー 1
技術的に試験もしてるし、試作もしてると思いますけど、すごく速い速度で切り替えるみたいな話までできてるかどうかわかんないです。
はい、という感じです。あとね、今回ちょっと調べたんですけど、リニアモーターカーになったら、もっともっと電気が少なくて済むんじゃないかっていう、裏付けのない期待もあったりするじゃないですか。
なんですが、超電動リニアを今JR東海が試算しているエネルギーの利用効率からいくと、超電動リニアの環境性能は同じ速度で走る、同じ速度域である航空機と比較することが適切であると考えております。
超電動リニアの1人当たりのCO2排出量は航空機の3分の1ですというふうに書いてあります。いいですか?
はい。
一方で在来新幹線の1人当たりのCO2排出量は航空機の10分の1です。なお最新の省エネ車両であるN700系では12分の1です。
ということで、もちろん新幹線よりも速く走るんですけど、この情報だけだと新幹線の4倍ぐらいエネルギーが使えそうです。ということでございました。
スピーカー 2
リニアモーターカーってお客さんを募集して、実際の。
スピーカー 1
実験船で走るってやってますね。
スピーカー 2
体験やってますけど、早いうちに1回体験してみたいね。
スピーカー 1
結構ね、私申し込んだことあるんですけど、抽選で外れたりとか。
スピーカー 2
そんなにだってまだフルで走ってるわけじゃないでしょ?お客さん乗れる車両がついてるわけじゃないでしょ?2両ぐらいじゃないの?
スピーカー 1
そのくらいなのかな。でも一時期は一昨年ぐらいは、コロナ直前ぐらいはまめに体験乗車してましたけどね。ただ平日が多かったんで。
スピーカー 2
まあね、向こうは仕事だからね。
スピーカー 1
そう。っていうのと抽選倍率も高かったんで、2回ぐらい申し込んだことがあったんですけど、自分の中のブームが去ったら申し込んでないしチェックしてないな。見にはいきました。
スピーカー 2
私は走ってるの見てないんだ。
私走ってるの見に来ました。
走ってないのを、どこだっけ。山梨の鶴見市?鶴市?
スピーカー 1
鶴だっけな。そこで見ました。私は走ってる日に。
スピーカー 2
私はたまたま行ったので、よし行こうって言って、何も調べずに行ったからその日は走ってなかったけど、機会があったら見てみたいな、乗ってみたいな。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
走っちゃえばいつでも乗れるんだろうけど、ちゃんと見えないけど。
スピーカー 1
ということで、リニア中央新幹線の話でした。
スピーカー 2
ありがとうございました。
アナログカメラのフィルム
スピーカー 2
では次のメールです。
ふたさんぽびとさんから頂きました。
デジタルカメラの話がありましたが、アナログカメラの方はどうなってるのだろうと気になりました。
写真にプリントする前にフィルムを挟むので話がややこしいかもしれませんが、ある色の光を受けるとその色を反射するようになるって不思議ではないですか?
光のない時には無色か黒色で、赤い光を受ければ赤色を反射し、黄色い光を受ければ黄色を反射するように変化する化学物質があるということですよね。
一種類の物質が色々な色になるのではなく、何種類かの物質の組み合わせかもしれませんが、それにしても不思議です。
アナログカラー写真の仕組みと開発の歴史のようなことを教えて頂けると嬉しいです。
そんなこと内緒で説明済みだったらすみませんと頂きました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
対象のポッドキャストを聞いてくださいって感じ?
スピーカー 1
この話したことないです。
スピーカー 2
そうですか。
そんなことを内緒全50回聞いてもこの話は聞いておきません。
スピーカー 1
あのですね、光を当てると結晶が大きくなってみたいなことができる化学物質っていうのがあるっていうのはなんとなく想像してもらってもいいですか?
光が当たると光エネルギーで膨らむというか結晶になるというか塊になるみたいなっていうのを見つけた人がいて、それをガラスに塗ったり液体に溶かして、あとはフィルムの上に塗りつけて乾かしたりして、
暗いとこに置いておいて光を当てて、光が当たったとこだけちっちゃい結晶が成長するんで、これを現像って言ってもうちょっとたくさん結晶を成長させたり、
あとは結晶があるところは残すけど残り結晶がないところは洗い流すとかっていうのをやったりして、その後光に反応しなくなるように化学物質を変化させたりすると結晶ができたところが黒くなったり白くなったりっていうのができるっていうのが白黒写真の作り方。
そこまではいいですかね。だからフィルムの中に光に反応して化学反応があって、そこが最終的には色が変わって見えるっていう風にしてあるのが白黒写真で。
スピーカー 2
あ、そうか。白黒だからまだ色の話はついてないね。オンかオフかってことだっけね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
オンかオフかグレーか真ん中ぐらいかってことね。
カラーフィルムの基本
スピーカー 1
もともとのやつのちっちゃい結晶を少しばらけさせておけば、少しの光ではこのくらい大きくなるけどみたいなのが階調っていうのができてきて、黒いところと白いところとグレーなところが作れる。
遠くから見るとね。中ではたくさん黒があるところとそうじゃないところがあるだけなんだけどっていうのができますよと。
で、白黒写真のときには、白黒写真というか白黒ネガ写真ね、のときには赤っぽい光にはあんまり反応せずに、青っぽい光は緑ではそういう反応が起こるけど赤っぽいのには、ではほとんどそういう現象が起きないっていうのを使ってフィルムを作ってました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そこまでいいですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
それは青とか緑の方が光のエネルギーが高いっていうのもあるし、赤に反応しないことで赤い光の中でフィルムが扱えるっていう便利さがありました。
スピーカー 2
ああ、そっか。光があったら乾燥しちゃうから、本来だったら真っ暗で。
スピーカー 1
そう、手探りで全部やらなきゃいけないんですけど。
スピーカー 2
やらなきゃいけなかったけど、赤で反応しないんだったら赤い光をやればいいっていうのが暗室の光の色ってこと。
スピーカー 1
そうすると、最初の現像とかは箱の中でするんだけど、紙に焼き付けて引き伸ばすとかってやった時にはやっぱり目で見て確認しなきゃいけないんで、そういうのは赤い光の下でやっていました。
さて、カラーにするときにどうしましょうっていうのがあって、まずその1、赤い光でも反応する化学物質を見つけましょう。
スピーカー 2
今までは反応しなかったけど、でもカラーには赤も必要だと。
スピーカー 1
はい。で、それをどう使うかっていうと、3種類混ぜて赤と緑と青に反応するものができればいいっていうのはあるんですが、
実際のカラーフィルムっていうのはどうなってるかっていうと、フィルムベースっていう、まさに樹脂の上に赤い光に感じる化学物質が乗ってるところを塗ります、1回目。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
その上に緑に感じる物質を塗ります。で、一番上に青に感じる物質を塗りますっていうのをやります。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、大体のやつには、この青と緑の間にフィルターが入っていて、緑とか赤のところに青い光が通らないように工夫してあります。
何でかっていうと、赤とか緑に感じるやつは大体青いものでも乾燥しちゃうんで、フィルムの中で工夫して、青い光をシャットアウトした後、緑と赤の層に光が行くような工夫をしてあるんで、下から言うと赤、緑、黄色いフィルター、青っていうのが重ねて塗ってあるっていうのがカラーのネガフィルムの仕組みです。
はい。
大体ね。そこまではいいですか?
スピーカー 2
この順番もきっといろいろ実験を重ねて、ここにこれが良いと最適解を求めたわけね。
スピーカー 1
そう。なんですが。
えっとね。
メールにあった通り、ある物質は赤い光を受けると赤い光を反射する、または赤い光以外を吸収するっていうふうにできてっていう話とか、実はネガだと逆なんだけどね。赤い光に反応したやつはネガだから逆になるんですけど、白が黒になるようにね。
それは良いとして、どうするかっていうと、観光する、つまり光に感じるっていう物質とその物質がなんかに変わったら、色を出すっていうのを混ぜて塗るわけっていうふうにやるんですよ。スライドのフィルムってそのまま色が出るじゃないですか。
はい。
それは良いですか。昔のやつでは、3層の赤に観光する物、緑、青っていうのが順番に重ねてあるんだけど、3回別々に現像して、その時に外から色素を入れるっていう外式ネガカラーじゃないや、ポジカラーっていうフィルムがありまして、何が言いたいかっていうと、
ある色をまず3色いっぺんに観光させます。そうすると、さっき言ったみたいに、青い光が多いところには青の層に何かの化学反応が起こって、結晶ができます。
緑のところにも結晶ができます。赤のところにも結晶ができますってあるんだけど、このままでは白黒にしかならないわけ。それぞれが。または、白黒にもならないかもしれないんだけど。なので、青の層の現像っていうのをやるときに、青色の色素を一緒に入れてあげて、青色が定着するようにして、
次に、緑の層の違う現像液で現像をすることで、緑色の色素と緑色の層の現像と色を入れるっていうのをやってっていう、3回、青と緑と赤の色を外から入れるっていう現像方式も実はあるんですよ。
話を整理すると、特殊な物質で青色に換光すると青く色素が出るっていうものがあるんじゃなくて、青色に換光すると化学物質が変化するっていうのと、そいつが変化したら青色が見えてくるっていうのを組み合わせたものを作って順番に塗っていくってやって、赤、緑、フィルター、青っていう風な順番でフィルムを作ってるっていう風になってます。
なので、3色が縦に重ねて並んでいるというのを思い浮かべていただくのと、1つの層、レイヤーでは赤い光が入ってきた時に赤い光に反応して化学物質が変わる話と、その化学物質が変わったら赤に色が出る、または赤の補色として色が出るっていう化学物質を組み合わせたものを作ってそれぞれ塗るっていうのをやりますというのを組み合わせると、
これがネガだったりカラーポジだったりのフィルムが出来上がりますっていう風になっています。
現代の写真撮影
スピーカー 1
いいですかね。
なんとなくわかっていただけましたか。
なので、上からというかベースからいくとベース、赤色の乾光、中乾燥、緑色の乾光、その上に黄色いフィルター、青に乾光するものがあって、
青に乾光するところはネガだったら乾光すると黄色く出る物質と組み合わせてあって、緑に乾光するところはマゼンダに色が出るような物質と組み合わせてあって、赤のところはシアンに色が出るように組み合わせてあって、
そいつが連携することで色が出ます。それがネガ。ポジ、つまり撮ったのと同じものが見えるやつは青のところは青くなって、緑のところは緑になって、赤のところは赤くなるっていう色素が入っているという感じで、
フィルムの中に色が元々入っている、つまり外から現像の時に色の色素を組み込むっていうのもあったりするというのが全体の感じかな。
スピーカー 2
まあでも、今カラー写真、フィルムでもほとんどがフィルムでもないのか。
スピーカー 1
で、ちょっと話を聞いたところ、同僚の娘さんだったから修学旅行に行くのに、スマホでバシャバシャ写真を撮らないようにと言われているけど、カメラはいいっていう話と、
昔の使い切りカメラ、写るんですみたいなやつが流行っていて、それで写真を撮るっていうのをやっているらしいんだが、中にはフィルムが入っているよね、当たり前だけど。
なんですが皆さんプリントはもらわないらしい。何だったらネガも受け取らないらしい。なので写真屋さんに写るんですを持って行って、
現像お願いしますって言ったら、メールアドレスを登録して、そこにQRコードが送られてきて、すでにデジタルになったものをダウンロードしてみるらしい。
というのでですね、なかなかこう、最近はいろんな楽しみ方が増えているけど、なになになになにっていうね、
フィルムで撮るのにフィルムは受け取らないんかーいっていう、そんなことになっていたりします。
リスナーからのメッセージ
スピーカー 1
今回取り上げるメールは以上になります。メールありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
この番組では皆様からのメッセージを募集しております。
国立科学博物館の取り店、あとは常設店のプレゼントも18日までにやってきたやつを対象に抽選を行いますので、そちらもメッセージを送ってください。
よろしくお願いします。
メッセージの送り先はrika.jp、rika.jpです。
中身は聞いてますだけでも構いません。
あと何だったら、他の番組でこんなこと言ってましたっていう内容でも構いません。
が、せっかくなんで、他の番組のやつを答えるのは嫌だっていうよりは、ぜひその番組にフィードバックを送ってほしいんですよね。
分かります、要は。
どこどこでアルカリ電池の方がなんとかだよって言っていたのを、ぜひその番組もフィードバックというか、リスナーの反応を待ってると思うんだよね。
そっちに送っていただいた方がいいんじゃないかって思うわけですよ。
なので、こっちというかうちの番組に質問で送っていただくのもいいんですけど、ぜひそっちの番組にも送ってあげていただけるといいんじゃないかと思っています。
あと、私たちはグループで複数の番組を配信しております。
名前はそんないプロジェクト。
ウェブサイトはそんない.com。
そちらも遊びに来てみてください。
スピーカー 2
はい、どうぞ。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
スピーカー 1
ということで、今回はこの辺にしたいと思います。
そんない理科の時間590回、お送りいたしましたのは、よしやすと。
かおりでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
スピーカー 2
ごきげんよう。