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よしやす
今日は、科学系ポッドキャスト共通テーマ 11月で、テーマは境界です。
かおり
境界ってどういう意味?
そことそこの境って意味、それともチャーチって意味、それとも、
今日、買いましょうとか、なんかそういう。
よしやす
一応ね、ボーダーっていうふうに言われていたんですが。
かおり
チャーチじゃないわけ。
よしやす
んで、バウンダリーっていう英語もあるんだよね。
バウンダリーっていう英語あるんですよ。
んー。
で、ボーダーと。
かおり
いや、カタカナで書いたけどね。
よしやす
ボーダーとバウンダリーが微妙に違うっていうのを調べてたら、
かおり
分かんないけど、なんとなく雰囲気が分かったっていうのがありまして。
全然分かんない。
よしやす
ボーダーは、まさに目の前に線があって、向こうとこっちは違うっていうのね。
国境とか、まさに境界。
でもバウンダリーは、なんか中と外が違ってる感じ。
だから、なんていうかな、領域の端っこっていう感じで。
だから、スポーツでザッカーのボールがこの線から外に出たらっていう時の線は、
ボーダーじゃなくて、バウンダリーらしいんですよ。
かおり
へー。
よしやす
そう。で、簡単に何々県と何々県を県境を越えるときにはボーダーらしいんだけど、
神奈川県の県境はっていうときには、全体の県境をひと回りぐるぐるってすると、
バウンダリー感があるらしいんですよね。
詳しい方、教えてください。
かおり
よく分からない。
よしやす
で、今日は境界の話をするんですが、お詫びとお知らせを先にします。
まず前回のお詫び。
無料版のポッドキャストに、有料版に流しているおまけがくっついて配信をしてしまいました。
かおり
あんな有意義なお話がくっついちゃったんですか?
よしやす
もう、かおりさん何話したか覚えてないのに、そんなこと言うし。
かおり
そうですね。何話したっけね。
よしやす
はにわの話したんじゃないですかね。
かおり
そう、はにまる。
よしやす
はにわ店やってますって話したと思います。
かおり
そうなんですね。とても有意義な話じゃないですか。
よしやす
で、配信日の夜に差し替えはしたんですが、
ポッドキャストアプリとかですでにダウンロードされている方はおまけつきが聞けたんじゃないかと思いますが、
これからそういうミスがないようにします。
かおり
しかなかったことにしてください。
はにわの話なんかしてないよ。
よしやす
はい。
次、お知らせとお礼みたいなやつなんですけど、
絶滅メディア博物館っていうところで、投稿しますってお知らせをしました。
かおり
で、前の月、9月の回は、なんとお客さんが0人。
よしやす
8月は1人でした。
悲しいっていう話をしたら、
なんと、10月26日の回は、お客さんは全部で10人。
そのうち番組を聞いてくださってるって方が、少なくとも5人手を挙げていただきまして、
かおり
ありがとうございます。
よしやす
ありがとうございます。
盛況なうちにトークができました。
かおり
盛況?盛況で何か頼んだんですか?
みなさんがたくさんやってきてくれる盛況ですね。
わいわいガヤガヤと盛況だったわけですね。
よしやす
お知らせ最後。
11月の16、17、土曜と日曜に東京ビッグサイトでデザインフェスタというのが行われます。
恒例の価格Tシャツを売るというのをやります。
私がデザインしてるのではないんですけれども、
かおり
私が売ってますってことね。
よしやす
売り子さんやってます。
このポッドキャストが始まる前からやっている趣味なので。
かおり
趣味。売り子が趣味。
よしやす
価格Tシャツを一緒に売るのが趣味ですかね。
もしよかったら着てみてください。
前売りの方がちょっと安い気がします。
ちょっとね、あれなんですよ。
デザインフェスタって、当たり前っちゃ当たり前なんですけど、
出店する側に出店料を徴収するのね。
畳1畳分のお店を出すには何万円ですみたいな。
かおり
売り場を提供するんだから金を出せとか。
よしやす
買いに来たお客さんからもお金を取るんですよ。
入場料を?
かおり
売り場を提供して買わせてやってるんだから金を出せと。
よしやす
主催して、こんなに集めていろんなものが買えるっていうイベント開いてるんだから。
かおり
お前ハッピーだろって。
よしやす
もちろんね、ビッグサイト借りるのはお金がかかるしスタッフ代もかかるんですけど、
両方から取ってるっていいなって思って。
いいなじゃない。
かおり
なんか考えちゃう感じ?
よしやす
いや、そんなことないです。
ということで、イベントについて来客者にもお金がかかるので気をつけてください。
できれば事前に買っておくといいと思います。
かおり
安いんですか?
よしやす
ちょっと安かったと思う。
前回までは1000円と800円だったんですけど、
デザーフェス60、確かね。
当日券1000円、前売り1日券800円。
前売り両日券っていう土曜も日中も入れる券っていうのも売ってるらしくて、
これ1500円だそうです。
ということで、ビッグサイトの西間と南間ホール全部使うっていうね、
まあまあ大きいイベントですので。
かおり
回るだけで大変ね。
よしやす
回るだけで大変です。
一応ね、ブース数は6500ブースあるらしいので。
かおり
疲れるね。
そう。
で、なんていうのかな、後で買いに来ようってことができないってやつだね。
よしやす
だから慣れてる人は目当てのところの番号を控えて、
当日見取図がついたパンフレットが置いてあるんで、
まずはパンフレットにマークして、
で、こういう順番に回ろうって決めるってやるみたいです。
ほう。
はい。
かおり
でもほらもう、買うのが決まってればそこで買えばいいけどさ、
あ、これいいなと思った時に、
買うべきか買わざるべきかっていうのが結構難しくて、
普通はさ、ちょっと他にも似たようなものとかもっといいのがあるかもしれないから、
ちょっとここをキープしておいて、
そうなんです。
後でまたと思うけど、
半分ぐらい。
それだけ広いと、後でまたはないね。
よしやす
半分ぐらいの人が帰ってきます、ちゃんと。
あ、そう?
いや、悩んで悩んで、他も回ってまた来ますって言って、
また来る人は半分ぐらいですね。
かおり
いや、結構もうさ、疲れちゃって戻れないでしょ。
そうそう。
よしやす
力尽きてたり、どこだか分かんなくなったり、
財力が尽きたりして、
または荷物が大きくなりすぎて、
そうないって方結構います。
そう。
かおり
そう。
よしやす
なので、取り置きはしません。
かおり
そうね、取り置いて戻ってこないこともあるしね。
そうなんですよ。
そうで、あれ買いに来たかった、欲しかった、
でももう戻る元気がないって諦める人も多いでしょ?
そう思います。
よしやす
あ、でね、ブース番号がないとたどり着けないんで、
あ、そう。
あ、というか6500ブースの中で、
K-42っていうところに出展をします。
かおり
はーい。
はい。
香りですね。
よしやす
の42ね。
かおり
はい。
42歳ではないです。
どちらかというとひっくり返した24歳に近いかな。
よしやす
えっと、そういうね、間違って覚えるようなこと言わないで。
K-42です。
かおり
はい。
よしやす
はい。
ということで、本題に戻りますが、
はい。
教会といえば、教会協会っていうグループがありまして、
かおり
グループって何?
よしやす
日本の県教や市町村の教会を楽しんでるっていう方がいらっしゃるんですね。
かおり
あの、シャレなわけ?教会協会は。
よしやす
あ、というか、教会を楽しむ人たちで、
グループの名前が教会協会と。
はい。
けっこう県教のね、何とかっていうのに、
何回か行ったことがありまして、旅行先でね。
で、かつ少ない3つ、3県の県教が、
直接あるっていうところにも行ったことがありまして、
もともとね、川が流れている真ん中だったんですが、
流れが変わって、県教の位置が変わらないんで、
陸上にあるっていう県教がありまして。
かおり
やっぱり、川の流れが変わっても変わんないんですね、境は。
よしやす
そこね、難しいところで、変わったんだから戻そうっていう話と、
しっかり測量までして場所を決めた後、川がずれちゃったときに、
再編数のめんどくさいからそのままにしようっていうところと両方あるんで。
かおり
川の流れをもう一度直しちゃえばいいの?
よしやす
川は、そっちの流れだと氾濫しやすいから、まっすぐになったりするわけですよ。
かおり
川の流れは絶えずして。
よしやす
しかも元の水にやらず。
川の反対側に飛び地があるような地形というか、ところも多かったりするんですけど、
今日は県教とか市町村の教会を楽しむ話をするわけではありません。
かおり
ほう。自分は楽しんだけど、それはお預けっていう感じかな?
よしやす
楽しむ人はぜひ楽しんでください。
なんでここに県の境とか市の境があるかっていうのを考えると面白いですよ。
よしやす
教会を見つけて、種を特定するとか、種を定義するという話で、
実は逆なんじゃないかっていう話をしようと思っています。
身の回りのものはね、AっていうものとBっていうものに、
それぞれ名前がついていて、
で、今、目の前にあるものだと文房具っていうものがあったり、
その中にペンがあったりノートがあったりするじゃないですか。
で、見回すと家具があったり、食べ物があったり。
で、さっきのランク付けっていう中にはその下に、
家具の中にはタンスがあったり本棚があったりみたいな話で、
そんなのがありますよということをやってるんですけど、
すべて、ほとんどのもの、身の回りのものには名前がついていますよね。
だから、分類するから教会ができるんじゃないかというか、
教会を作って分類してるんじゃないかっていうふうに、
なんとなく思うところもあるんですが、
そうじゃないんじゃないかという話を本編の方でしていこうと思っています。
はい。よろしくお願いします。
オープニングでは、分類学っていう分類をするというのをやりたい人たちの話がありました。
蝶で、これは何々蝶だというふうに名前をつけて。
かおり
蝶なんですね。
よしやす
で、何と違うという話をするんですが、
私はちょっと、実は逆なんじゃないかと思っていて、
昔から人間は何かに名前をつけてたんじゃないかと思うんですよ。
大谷翔平っていう名前があるじゃないですか。
これは固有名詞ですよね。
大谷翔平は、どうせ同名いるとしても、
自分が知っている大谷翔平はこのように一つしかいない固有名詞なんですけど、
普通名詞、例えば野球選手っていうのがあって、
大谷選手もその中に入っているんですけど、
名前をつけると、または定義すると、
勝手にというか、教会ができてしまうんじゃないかと思ってるのね。
話わかる?
分類学は分類する、つまり教会をつけることがお仕事というか目的だけど、
私たちが普通に身の回りのものに名前をつけるのは、
それをグループで認識したいから名前をつけてるんであって、
教会をつくりたいわけではないんですよね。
かおり
似てるものを集めて、何となく分けてる。
よしやす
名前をつけてるだけ。
かおり
なんだけど、実は名前をつけることは無意識に教会をつくってことなんじゃないかと思うんですよね。
当然統計学みたいな感じで、仲間の似てるものがどんどん多いっていうのかな。
どうしてもグレーゾーンが出てきて、
じゃあグレーゾーンのこれはどっちってなったら、
こっちはAはこうだからA、BはこうだからBっていう違いをよりクローズアップしないと、
グレーゾーンのものは分けられないんですよね。
よしやす
しっかり分かれていないものもあるけど、
でも教会をつくっていて、今目の前にある本っていうのがあって、
隣にメモ帳っていうのがあって、その隣に紙の束っていうのがあって、
紙の束はひめくりカレンダーの剥がしたやつがたまってるんですけど、
かおり
今吉田さんの目の前って話?
よしやす
本と帳面、ノートと紙の束って何となく違うじゃないですか。
でも紙の束の仲間じゃないですか。
かおり
ざっくり言うと紙がいっぱいありますね。書くための紙が。
よしやす
我々は本っていう風なカテゴリ名ね。
つまり分類をしたいわけじゃなくて、
自分の中で何となく呼び名をつけないと面倒くさいというか、
呼び名をつけないと不自由だから呼び名をつけて、
これ本っていうことにしようぜって言って、
本って言えばさって言ってこうやってるけど、
だんだん本が薄くなったりして、
私が博物館の案内に使っているような16ページでホチキスト時代。
かおり
小冊子的なやつね。
よしやす
あれは小冊子っていうやつで本じゃないんじゃないかみたいな。
でも本だよねとか。
あれは小冊子って言って本、でも書籍ではないよね。
書籍と本って何が違うんだっけみたいなことになるんですけど、
私たちはいい加減な区別かもしれないけど、
何となくものに名前をつけて、
よしやす
ものに名前をつけるっていうのは、
きっかりしているものもあればそうでないものもあるけど、
境界が必ずある。
つまり冒頭にね、ボーダーとバウンダリーって話をしたんですけど、
ものに名前をつけるってことは、
バウンダリーを定義しているっていうのに近いんじゃないか。
つまりこの名前が示すものの範囲を決める。
本っていうのは、ページは20ページぐらい割った方がいいよねとか。
それよりも多くて、白くて書き込むのがメインじゃなくて、
なんか印刷してあって読むのがメインだよねとか。
それに比べてノートっていうのは、
基本的には情報はほとんど書いてなくて、
使う人が書くのが目的だよねとか。
なおかつ閉じてあるよねみたいな。
書くのが目的だけど、閉じてないやつはメモ用紙とか言うよねとか。
かおり
ほう。
よしやす
そんな感じで、じゃあこのひめくりカレンダーの紙が裏返してあって、
積んであって一番最上のやつにメモがしてある。
これはメモ用紙なのか、カレンダーの剥がした紙なのかみたいな話になるんだけど、
何よりともあれ名前をつける。
というか名前をつけて呼ぶというのは、
これはバウンダリーを決める、つまり境界を決めることとある意味同じ。
くっきりしてなくてもいいんですよ。
かおり
無意識、なんとなくだけど、これは漫画ではなくて本だよねとか。
よしやす
漫画本っていうのありますからね。
かおり
あの、低学年向けの本は本なのか漫画なのか微妙なものがいっぱいあるね。
よしやす
本と漫画は、私は本の中に漫画本っていうのがあるっていう上下関係があると思ってたんですけど。
かおり
上下関係?そういう意味での本っていうのは、上位としての本もあるけど、
文字がメインの本と絵がメインの漫画。
よしやす
絵本は?
絵本は絵本。
そう、っていう感じなんだけど、
そもそもなんで名前つけなきゃいけないんだっけって思うと、
人間はまとめて呼ぶことが効率がいい話。
かおり
効率がいいっていうのは、
一冊一冊覚えるんじゃなくて、本っていうまとまりで覚えたほうが、
よしやす
一括りにして多くのものの情報を集約できますよね。
人間の頭の脳の処理能力には限界がある。
で、結局同じものとして扱っていいものをまとめて名前をつけるっていうのは、
ずいぶん昔からやられてたんじゃないかと思うんですよね。
木の実の、木の実集めてくるじゃないですか、たくさん。
狩猟時代ね。
狩猟、木の実拾い時代。
かおり
木の実、木のまま時代ね。
よしやす
服がどこまであったかわかりませんけど。
で、その時に木の実を取ってくるって考えたほうがいいのか、
それとも栗とシード実を分けたほうがいいのか、
それとも大きい栗の実と小さい栗の実を分けたほうがいいのか、
それとも栗一個一個に名前をつけて区別したほうがいいのかって考えると、
かおり
いがぐりではなく栗とかね。
よしやす
そうそう。っていうのがあると、
やっぱり生活で便利なまとまりで名前をつけるっていうのと、
もう一つは、区別しなくていいものを一緒に扱うと、
脳の効率化が図れるから、
頭の中もそういった概念を作るようにそもそもなってるんじゃないか。
たぶんね、人間は言葉を使えるけど、
言葉を使えない動物も、たぶん餌っていう概念とか、
保護者というか親みたいな概念はあるんじゃないかと思うんだよね。
名前をつけてはいないし、
そういうふうに意識はしてないかもしれないけど、
餌というものは、昨日も今日も明日も餌で、
カリカリでもしっとりしてても餌なんだよね。
っていうようなことで、
すでに外界、外のものと付き合っている生物は、
それをグループとして捉えて処理をするっていうのが楽チンで、
人間は脳みそが進んでしまったので、
たくさんのことを処理しなければいけないんで、
それに名前っていうのをつけてラベルを張った。
で、分類学でいうと、
境界を作る、ボーダーを作ることが目的化しているけれども、
人々は実は、
バウンダリー、エリア、この名前が示しているものの、
エリアを決めるというのを無意識的にやっているっていうのが、
本能的にやっていることじゃないかと思ってるんですよ。
変なものが出ると、新しい名前ができたりするんだよね。
かおり
それはスターとか、別にこの子だってネズミっぽく見えなくもないよ。
よしやす
昔はオッポがついてたのがオッポがなくなっちゃったんですけどね。
かおり
いいじゃない?目が1個のさ。
目が1個のってなんて言うんだっけ?
いるじゃない?怪物が。
よしやす
なんとなく言いたいことは分かりました。
かおり
目が1つの妖怪?
よしやす
妖怪。妖怪っていうか。
かおり
妖怪じゃない。目が1つの。
よしやす
怪物。
かおり
怪物。怪物。違うな。キャラクター。
ミニオンが出てきた。
よしやす
ミニオンが出てきましたね。
え?違う。ほら。
怪物ですよ。で、目が1つじゃないですよ。1つ目って。
かおり
3つ目がトールとか。
よしやす
1つ目モンスターはサイクロプス。
かおり
あ、モンスター。そうそうそうそう。
あれ?モンスターエンクとか出てきてるけど。
よしやす
でね、もう1個、名前の話をすると、
物の定義で名前がついてるものと、役割名っていうのもあるんですよね。
機能とか役割が物の名前になっちゃうようなところがあって、
ピタゴラスイッチっていう番組知ってます?
かおり
ピタゴラスイッチ。
よしやす
そうそう。その中に、僕のお父さんっていう歌があるんですよ。
かおり
歌ってみて。
よしやす
お父さん、お父さん、僕のお父さんっていう歌なんですけど、
僕のお父さんの歌詞なんですけど、
会社へ行くと会社員、
仕事をするとき課長さん、
食堂入るとお客さん、
歯医者に行くと患者さん、
歩いていると通行人、
学校行けば生徒さん、
電車に乗ると通勤客っていうね。
かおり
お父さん、大変だね、勉強して。
よしやす
お家に帰ると、ただいまって絵になるんですけど、
お家に帰ると、僕のお父さんっていうのが最後なんですけど、
植物とか動物の名前は、
学名っていうのは一つに決まるというふうになっていますし、
だからこそ名前の意義があるわけね。
名前がついているものはこれだ、この種だというのがポイントなんですけど、
実は生活の中では、
役割を称して名前がついているものっていうのがあって、
実は文房具もその仲間なんじゃないかと思うんだよね。
かおり
書くもの。
よしやす
事務用品的なものとかね。
何々用品、掃除道具とか。
台所用品とか。
一方で台所用品と掃除用具って違うグループだけど、
金属とか木みたいな材質で分けられたりして、
だからグルーピングだったりっていうのは、
違う視点で言うと、
同じものに違うラベルが貼られるんだよね。
さっき言った。
かおり
見方によって名前が変わる。
よしやす
僕のお父さんは電車に詰め込まれると、
通勤客の一人になるわけ。
でもお家に帰ると僕のお父さんで、
固有名詞に近い一つだけ。
唯一無二の存在になるわけ。
みたいな感じがあって、
役割で呼ばれる名前っていうのも、
ちょっと考えた方がいいかなと思っているし、
この役割と本質を一緒にしちゃうと問題になることがあるんだろうなと思っていて、
外国人はみんなマナーが悪いみたいな話をする時があるじゃないですか。
私はそう思っていないけど。
ただ私が見る最近の外国人は、
大体大きい荷物を持っていて、
電車の中でたくさん乗ってくると、
大変っていうふうにはなるんですけど、
役割名とその物体の本質っていうのを、
うまく考えてやらないと、
違うカテゴリー分けをしたもので、
レッテルハリになってしまうことがある。
一番わかりやすい話でいくと、
そんなの男らしくないぞとか言われちゃうわけ。
かおり
最近結構、
なんとからしいっていうやつね。
よしやす
そうそうそうそう。
かおり
なんとからしいとか。
らしくないっていうキーワードというか。
よしやす
そう。
それはある見方で決めた名前付けであって、
その他の性質を表している物ではありませんよと。
多くの場合というか、いくつかの場合では、
近い物もある。
木でできた物っていうのは、
触っていて冷たくなくて温かみがあるとかあるじゃないですか。
金属でできた物は大体、
気温が低い時には冷たくて、
熱伝導率が高いから冷たく感じるみたいな。
っていうので、
ほにゃららのようなほにゃららみたいなことを言うこともありますけど、
名前がなぜ付いているかというと、
それが何を表しているかっていうのをちゃんと考えると、
男らしくないっていうのは、
男らしくないっていうことはどういうことって。
かおり
男がこうであるっていう前提のもとで。
よしやす
そうそう。
それは実は違う視点の違う分類なんだけど、
みたいなことがあって。
本を書籍っていうか本っていうかっていうのは、
いいし、
本がちょっと本らしくないなっていう話は別にいいんですけど、
違うところで、
ラベル付けと関係ないことで判断するっていうのをしてはいけないと思っているし、
そこをちょっと科学的に考えた方がいいかなと思っていて、
大型の水亀座なのにって言われても困るわけですよ。
かおり
ていうかやっぱりA型でしょ。
よしやす
え?
かおり
A型でしょとかB型でしょって言ったって、
人類は4つに分けられるのかって話だよね。
よしやす
それは関係あるのかっていう話で、
もちろんね、
そんなの大人気ないっていう話とか、
そういうことを決めつけてるわけではなくて、
一時のラベル付けで、
お遊びとして楽しんでるっていうのが共有できてるんだったら構わないんですけど、
どこかそれが当たり前とか絶対だって思ってしまうと、
間違いなので、
要はあの人は大型だから性格が悪いとかっていう話になると、
今みたいにね、
占いの世界とか、
友達としゃべってるときに、
しゃれてというか、
軽口で言うのはいいけど、
例えば、面接に何人か来て、
俺はB型のやつはスカンって言って、
就職で試験落とされちゃったりすると、
それはそれで大変なことじゃないですか。
有欠するわけじゃないんだから仕事は。
なので、
そういったところをうまくやらないといけないなっていうところも結びついてると思っていて、
この名前はどんな領域のものを言ってるのか、
これで表してるものの本質は何か、
本質じゃないことは何かっていうのをたまに考えると、
物事がちょっとくっきり見えてきたり、
自分の中でぼんやりつながっていたものが、
別々に見えたりするっていうのがあるんじゃないかと思っていて、
ちょっとね、今回お題が教会っていう話で、
何を話そうか結構迷ったんですけど、
自分の中で、私の中では、
教会の話をするってことは、
実は名前を付けるっていう話をすることなんだなって、
思いついてしまって、他のアイデアが見つからなくてこんな話をしています。
かおり
名前を付けた段階で、なんとなく囲ってるよね。
よしやす
そうなんです。
かおり
囲ってるってことは、
無意識だけど隣と区別をしてるわけだし、
そこを突き詰めていけばやっぱり、
でもこれはAかなっていった時点で、
Bと境を決めたわけだよね。
よしやす
そうなんです。
かおり
これはAに入る。
あれはBだねっていうところで、
その間に境界を求めたわけだから、
よしやす
そうなんです。
どこかで区別をつけてる。
かおり
吉安って言ったら、吉安さんの。
よしやす
それは固有名詞だからね。
かおり
でもほら、吉安って言ったら一般名詞的に、
ああ、でかい人って言う。
よしやす
何代って思いますけど。
かおり
白額。
よしやす
印象で決めてはいけないとかっていうのも含めて、
これね、国語の話なのか理科の話なのか、
ちょっと迷ってはいるんですけど、
私の中では実は科学的な話だと思っていて、
科学的な話をする時には、
その言葉の定義は何ですかっていうのを聞いた時に、
何めんどくせーこと言ってるんだよとか、
これだから理系はって言うんじゃなくて。
かおり
でもそうそう、何かいろいろ決めなきゃいけない時には、
やっぱそのこと、一番初めにそこを曖昧にしとくと、
グレーゾーンが出てきた時に、後で問題になるよね。
そうです。
よしやす
いい感じにしといてって言われたら、
いい感じにしときましたって言うと、
いい感じじゃないじゃないかって話になったりすることがあるので。
かおり
いい感じ。
よしやす
いい加減にしてほしいけど、いい加減になっちゃう。
かおり
いい加減にしてって。
よしやす
仲間は嫌気なの?
かおり
知らない。
よしやす
という感じで、私の中では、
実はこの分類学だったり、細かい話、正確な話をする時には、
言葉の定義を聞くっていうのを明確にして共有するというのは、
何めんどくさいやつだからではなくて、
正しいコミュニケーションしたいからだと思っています。