600回の振り返り
よしやす
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B 第600回
かおり
そんない理科の時間Bをお送りいたしますのは、よしやすと、たおりです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
ということで、一応、大台に乗りました。600回です。 大台って言っていいんだよね。600回です。
よしやす
はい。桁は上がってないけど、大台だね。そうですね。はい。 ということで、長い期間、とりあえずお疲れ様でした。これからも頑張りましょう。
お疲れ様でした。何年ぐらいもうやってるの? やってるっていうところで言うと、12年ぐらいですかね。
そんなに? 1年間にだいたい50本なんですよ。
52週あるからね。だから、12年で600回ぐらいだと思います。
かおり
えー、もうじゃあ、配信始まった時に生まれた子どもが、もう小学校卒業するじゃないですか。もしくは中学校受験じゃないですか。
まあまあ、そのくらいですよね。 大変みたいじゃないですか、受験。今、中学受験も。
よしやす
中学校受験は、でもね、場所によってずいぶん中学校受験の熱は違うみたいで。
えー、東京あたりがちょっと過熱してるのかなとは思うけどね。 そんな気はします。
ちなみにですけど、第1回、そんなに時間は、2011年の11月です。
かおり
なんか、11にいいことがあるの?
よしやす
いや、たまたまそんな感じで始めたので、13年ちょいでしたね。
あら。 最初の頃は、2週間に一遍だったので。
そうね、確かにね。満月と新月だっけ? そうです。満月の日と新月の日にお届けするというので始めました。
でね、今日何話そうかと思って、600回振り返ってみようかと思ったんですが。
かおり
もうちょっとめんどくさくなった。 まあ、それも正しいかな。
よしやす
600回あるとね。 それもあるし、ほら、
ここでね、私が600回を振り返っても、みんな楽しくないんじゃないかと思って。
600回、全部聞いてる人いるのかな? まあ、いらっしゃるんじゃないですかね。
で、まず今日話すことは、ちょっと珍しい感じで、私の本業の話をちょっとしようと思ってます。
本業、えーと、ものがきでしたっけ? ものがきじゃないですよ。
あ、違う。じゃあ、お絵かき。 あの、そこに至る脈絡かわかんないですけど。
かおり
ちょっとなんか、いい感じで、お絵かき、ものがき、あ、違った。ものがき、お絵かき。
よしやす
ということで、よしやすの仕事をお話ししようと思うんですが。
はい。丸裸にされちゃう感じ? 全然そんな感じじゃないです。
はい。こんな仕事をしてますよっていうのを、なんだろう、600回を振り返るっていうよりも、私を振り返るっていうのをやってみようかなと思って。
その12年間で、よしやすの仕事はこう変わったぞ。 いや、もっと前からの話をします。
かおり
生まれた時から。 えーと、で、お知らせをいくつか。
よしやす
まずですね、国立科学博物館の常設店チケット。 こちらありますよって言ったら、
欲しいですというメールが何枚もきました。 おー、素晴らしい。
告知してから先着順にしちゃいたいと思うので、
チケットは、
スケケさんかな? このスケケスケケと書いてあるんですけど、スケケさんとリトマス試験士さんと
かおり
BNYさんが追加当選ということにします。 はい。
よしやす
はい、おめでとうございます。 おめでとうございます。 こちらの3名の方は住所を送ってください。
えーと、応募したメールアドレスから、 同じメールアドレスで送ってください。
人間中心設計とは
よしやす
はい、で、ヒゲジーさんとナディチュラルさんは 住所を送っていただいたんで、今週末に送付をします。
はい。 ということでチケットプレゼントはここまで。
えーと、もう一つ、600回記念グッズっていうのを作ろうと思ってというか、
1月24日の星空の、なんていうの? 星空をデザインしたグッズを作ることにしました。
かおり
おー。 ジャカジャン、ジャカジャン、ジャカジャン。
よしやす
で、まあまあ、トートバッグという、 500回の時も400回の時も作ったやつを、
すずりというサービスで作ろうとしているんですが、 もうトートバッグはいらんと。
え? いや、わかんない。
トートバッグはいらないっていう人もいるかもしれないじゃないですか。 だって400回も500回もトートバッグ買わされてる人がいるかもしれないんですよ。
かおり
別に強要はしてないですよ。
よしやす
そうそう。なので、 ちょっとね、ちゃんと綺麗に出るかどうかのお確かめはできてないんですが、
このすずりの中のいろんなアイテムに、
かおり
とりあえずくっつけてみたと。
よしやす
とりあえずというか、悩んでくっつけてみました。
かおり
なるほど。一応厳選したんですね。
よしやす
そうですね。なのでパーカーとかはないですが、Tシャツやバンダナやハンカチや、
かおり
Tシャツとパーカーの違い、パーカーはないけどTシャツがあるのはなぜ?
よしやす
パーカーは…。
かおり
ないのにTシャツはあるの。
よしやす
私、パーカーは、あのジップアップのやつがパーカーっぽいなと思っていて。
パーカーってあのフードがついてるやつじゃないの? そうです。そうですそうです。
かおり
ジップアップしてなくても。 そう。つっかぶりのやつもあるんですけどね。
で、えーと、なので、クッションとかね、ステッカーとか。 クッション!
よしやす
アクリルブロックとか、クリアキーホルダーとかも同じデザインで作ってみました。
はい。私もこれから買おうと思うんですが、キーホルダーとかは納期が長いんだよね。
はい。で、3月いっぱいまで600回記念グッズ売ります。
リンクはこの番組の概要欄に貼ります。
で、有料で聞いてる方はどうやって探してもらうのがいいのかな?
えっと、ポッドキャストじゃなくて、私たちのウェブサイトから600回のね、エピソードの中の概要欄に書いてありますので。
かおり
数ずりから、例えばソンライリカとかで検索で引っかかってこないんですか?
よしやす
えーとですね、ソンライリカの時間600回記念グッズっていうので見つかるんじゃないかと思います。
かおり
ほう。 じゃあもう直接そっちの方で調べていって探してもらっちゃってもOK?
そうですね。 数ずりはなんだっけ?アルファベットだっけ?
よしやす
えー、カタカナかアルファベットでSUZURI。はい。
という感じでですね。 ちょっと今検索かけていいですか?
よいしょ。 ソンライリカの時間600回記念グッズ。
上の方には出てこないので、えっと、SUZURIって入れます。SUZURI。
かおり
あ、今はその、えっと、普通のグーグルか何かで検索してるってことね?
そうです。 数ずりのサイトから行ってるんじゃなくて?
よしやす
じゃないです。数ずりのサイト行けばありますよ。ソンライリカの時間ショップが。
ほう。 はい。なので、探し当ててみてください。
ちょっとね、以前よりも割高になってるかもしれませんが勘弁してください。
あ、もう1個だけ。えっと、どなたが買ったかとか私はわかりません。
で、買っていただくと多少利益が私のところに入ってくるようになっていますが、
無理して、私たちのためにって買わないでください。欲しいものがあったら買ってください。
はい。 で、欲しいものがあり、ある、ん?欲しいものが見つかる可能性が高いようにと思って、
いろんなグッズに展開をしましたが、どれがどんだけかっこいいかは、
PCの画面でしか私もチェックしていません。はい。
はい。ということで、そちらもよろしくお願いします。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
で、本題に入っていくんですけど、私今、すごい難しいんだよな。
かおり
えっとね、人間中心設計っていう。ん?仕事、いきなり本題の仕事に入るわけね。
よしやす
そうです、そうです。はい。
人間中心設計っていう設計方法のことをやっているんですけど、
かおり
設計をしてるの?
よしやす
ではないんですよ。
かおり
何をしてるの?
よしやす
わかりにくいでしょ?だから説明しないといけないんですけど、
えっと、人間中心設計っていう考え方があるんですよ。
かおり
えっと、それ以外は何があるの?
よしやす
やっぱり物中心設計じゃないですかね。
かおり
あ、じゃあ簡単に作れるっていうことね。
よしやす
うんとね、いろんなものを作るときに、こんなものを作るっていうのが明確なときには作りゃいいんですけど、
新しいものを考えよう、要はデザインしようって思ったときに、
デザインでは形だけじゃなくて機能も含めてね、
どんなものを作ったらいいだろうって考えるじゃないですか。
そのときにこんなことができるといいなとか、
これとこれがこういうふうに組み合わさっているといいなみたいなのを考えるのが商品企画とか、商品設計っていうことじゃないですかね。
そこまでいいですか?
かおり
はい。
よしやす
で、それを、例えばヘッドホンを作るのにノイズキャンセリングっていう技術があるらしいから、
ノイズキャンセリングっていう機能がついたヘッドホンを作ったらみんな買ってくれるだろうって言って作るのが、
機能を元にした設計になるわけ。
で、人間中心設計っていうのは、そのときにこんな人がこんな使い方をするとこういうふうに満足するよねっていうのを考えて作るっていうのが人間中心設計なんですよ。
かおり
通勤電車の中では雑音がうるさいから雑音を抑えるようなものが欲しいんじゃないかなと思って、
機能を探してみたらノイズキャンセリングっていう機能があるからつけようってな。
よしやす
そっちでもいいですし、こんな機能があるときにこんな使い方でこういうふうに満足がいくんじゃないかっていうアイデアが先でもいいんですけど、
そのときに人間中心設計、ヒューマンセンタードデザイン。
かおり
センタード。
よしやす
そう、中心はセンタードですよ。
なのでHCDと略されることもあります。
で、それをやるのにこんな人がこんなふうに使えばいいのになっていうのを考えながら設計すればいいんだけれど、
どんな人がいるかとかターゲットにしてる人はどんなことで喜ぶかみたいなことを知らないとできないわけじゃないですか。
自分が欲しいものだったらまだいいんですけど、自分じゃない人がこんなものが欲しいんじゃないかっていうのを考えるのはやっぱ大変で、
そのためにどんな人かっていう話と、この人はどんなものに魅力を感じるのかみたいな話とか、
今どんなライフスタイルでいてどこで困ってるのかみたいなものを調べるっていう仕事があって、それが私のメインの仕事になっていると。
かおり
じゃあ吉橋さんは設計をしてるわけではなくて、設計をするための情報を集める仕事をしてるってことですね。
よしやす
そうですね。
かおり
基盤となる情報。
よしやす
上流にある情報を作るっていう感じかな。
かおり
上流って何?
よしやす
上流下流は川の上下?
そうそうそうそう。
かおり
上流にある。
よしやす
そう。っていう感じのことをやっています。
で、本編ではどんなことやってるかって話と、何でそうなっちゃったのって話の両方をしていこうと思っています。
自己紹介と今後の展望
かおり
何でそうなっちゃったの?何かあるんですか?
よしやす
ほら、人に歴史ありと言うじゃないですか。
かおり
おー、生まれた時からね。おぎゃーと。
よしやす
っていうのはちょっと端折って、人間中心設計っていう考え方に出会うところからお話ができるんじゃないかと思っています。
かおり
お、出会うわけですね。
よしやす
はい。ということで本編の方に行ってみようと思います。
はい、よろしくお願いします。
ということで、私について話すんですけど、
この番組ね、あんまり私ってこんな人でしょって話したことってないんですよ。
なんていうのかな。
そういう話を極力避けてきた感じが。
かおり
なるほどね。
情報は出すけど私のことは詮索しないでねって。
詮索しないでねって言うほどでもないんですけど。
よしやす
あの、なんていうのかな。
私こう思うんですよとか、
こんなことがあってねって言うのって、
そんなに吉安さんがそんなこと言っても面白くないんじゃないかと。
それよりも話題が面白いっていう方がいいんじゃないかと思ったわけ。
なので、皆さんが理科っぽい見方をできるような話題を考えてお話しするっていう番組構成にしていて、
最近なんとかがあってこんな風に思ったんだよねみたいなのとか、
私ってこんな人でしょみたいなのはなるべく話さないっていうつもりでいたんですが、
600回で趣向を変えたいっていうので話してます。
かおり
あら、なんか601回目からなんか変わってくるんですか?
よしやす
戻ります。
かおり
どこに?
よしやす
今までの路線に。
だから話題中心で私のことはもうって感じ。
かおり
600回の今回だけちょっと変えるってこと?
よしやす
そうですそうです。
600回記念回だから一応。
かおり
記念だからこそ私に注目ってことね。
よしやす
そうで600回の番組を振り返るんじゃなくて。
かおり
私を振り返ってみよう。
よしやす
っていうのをちょっと考えたってことですね。
設計の初期段階での重要性
よしやす
でね、私は30何年前に会社に入って最初電気の回路っていうのとソフトウェアを作るお仕事をしてました。
かおり
これは本当にプログラムしてたってこと?
よしやす
そう、あのね、工場の設備を作る仕事をしてたのね。
で、それも機械というかメカ的なものを作るんじゃなくて、中に入っている電気回路とか、それを動かすためのソフトウェアとかを作るっていう人だったの。
で、1991年。
はい。
30何年前?35年くらい前か?
違う、まあいいや。
で、もう引き算とかできないんだよね。
でね、その頃、ソフトを書くにはこんなものを作るっていうのは、仕様書を作らなきゃいけないわけですよ。
気まぐれに作ってるわけじゃなくて。
かおり
はいはい、ソフトの直接の設計図ではなくて、企画書みたいな感じね。
よしやす
こんなことができることとか、要件っていうのもあって、こんなことがこんな風にできるっていうのがたくさん並んでるような要件の一覧みたいなのがあって、
それをどうやって決めたらいいんだろうっていうのに悩んでたのよ。
まだ20代の頃ね。
で、そこで何回か紹介したことがあるかもしれないんですけど、ある本に出会って、要求仕様の探検学っていう、
要求は、求める要求ね。
仕様は仕様書の仕様を、探検は探検、ジャングルに入るみたいな探検で、要求仕様の探検学っていう本を本屋さんで見つけて、
その本を読んだら、なるほどって思ったことが結構多かったんですよ。
なるほど、なるほどなんですよ。
で、そこに書いてあることを簡単に言っちゃうと、お客さんが欲しいものをはっきりさせてそれを作ろうって書いてあるわけ。
つまり、こんなものができますよじゃなくて、何が求められてるかをしっかりと書いて、それこそが要求で、要件であるというふうに書いてあるわけ。
っていうのと、もう一個、方法論だけでうまくいかないって話が書いてあって、
お客さんが欲しいものを明確にするために、この順番でやってったらうまくいくよっていう、そんな簡単な方法論があるわけじゃないと。
要は手順に沿ってやってったら見つかるよっていう話ではないと。
なので、言い方を変えると泥臭く、この人はどんなものが欲しいんだろうっていうのをいくつかの手法を組み合わせながら、
時には行ったり戻ったりして考えなきゃいけないよっていうことが書いてあるんですね。
で、まあまあそれで多少は目の前が明るくなって、なるほどなるほどって思ったんですけど、
お客さんが欲しいものをちゃんと考えなきゃいけないよっていうのは、その頃の私にとってはそんなに難しくなかったんです。
ユーザー調査の実施
よしやす
なんでかっていうと、工場の設備を作るっていうのをやるときには、どんなものが欲しいかは思ったよりすぐにわかっちゃうのよ。
悩みがないわけ、そこにあんまり。いいですか?
かおり
ん?
よしやす
要は、
かおり
工場の、まあ実際に働いてる人にアンケートを取れば、こういうふうにしたいっていうのがすぐわかるっていうこと?
よしやす
というかね、働いてる人ってよりも、ものを作るための機械だから、こういうものがこういうふうに測れなければいけないとかってなってるわけですよ。
人が使うところってすごく少ないんで、工場の設備はものを作るための設備だから、人が触るところが少なくて、あんまり悩みがないんですが、
その後、その本はしばらく本棚にあって、自分はそこから、設備を作る仕事はもううちの中にはいらないんで、
外注するから、君たちは自分で仕事を探しなさいみたいなことになって、
かおり
仕事探しなさい?
よしやす
まあ仕事探しなさいって。
かおり
この仕事をやりなさいじゃなくて。
よしやす
なくなっちゃって、関連会社に出向するっていうね、外注するっていうのがチョイス1。
チョイス2は、自分で探すっていうのがチョイス2。社内を駆けずり回ったりしてね。
かおり
ああ、その頃身の振り方ね。
よしやす
そう。で、チョイス3は、両方嫌だって言ったら、じゃあ必要そうなところを人事に紹介してもらうっていうのがチョイス3ね。
で、私はこれを機に違う仕事をしようと思って、違う仕事をしてとかっていうのをいくつか渡り歩いて、
で、会社の中にあった使いやすさを評価しましょうっていう部署に移動したんです。
すぐにじゃないんですけどね。1カ所2カ所移動して、
その時にはもう工場用の設備を作るものではなくて、人が使うものを考えるっていうところだったんで、
そこで使いやすさを評価しましょうっていうことを、なんていうのかな、やんなきゃいけなくなったんですが、
よくよく思い返してみると、どんなものが欲しいかっていうのを明確にしましょうっていう中に、
より使いやすいものが欲しいっていう話はわかりやすいじゃないですか。
なんですが、より使いやすいものってどんなものだろうっていうのを書かないと、
ものの設計ができないわけ。っていうことをやるっていうのを体験して。
で、大変なのは、私が使いやすいかどうかはまだわかるけど、私じゃない人、つまり電気回路とかを知らないとか、
別に工学的な知識がないような人が新しいものを使った時に楽々使えるっていうのは、その人の気持ちになるとわかんないじゃないですか。
だし、私なんかわかんなくなったらマニュアルのこの辺読めば出てるだろうなっていうのが当てがつくけど、
そんなのわかんないよってマニュアル読んだってどこ読んでいいかさえわかんないんだよって人もたくさんいるわけじゃないですか。
というので、私じゃない人がどんな時に使いやすくてどんな時に使いにくいかっていうのをいろいろ調べるっていう仕事がその時にやってきたわけです。
そうすると、いくつか手法があるんですけど、実際にものを使ってもらうっていうのを目の前でやってもらって、
例えばね、何でもいいんですけど、スマホで新しいアプリをインストールして、最初に使う時になんだか途中まで行くけど設定が終わんねえぞとか、ぐるぐる回ってっぞみたいな時があるじゃないですか。
そういうのが起きないかどうかっていうのを実際の人を呼んでというか、目の前でやってもらうのを記録したりしてっていう、
ユーザビリティ評価、使いやすさ評価っていうのをやったりしたんですよ。
かおり
実際には不特定多数の人の意見までは聞いてないの?
よしやす
不特定多数って何百万人も聞けないわけですから、結局は5人とか10人の方を順番にやってもらって、ここまではできた、このタスクはうまくできなかった。
それは何でかっていうと、ここで本当はここに押さなきゃいけないボタンがあるはずのが見つからなかったり、この文言で誤解してこっちのやつを押しちゃったので、設計者の意図通りに操作しなかったからできなかったとかっていうのを見つけるっていう仕事をしばらくやることになりました。
よしやす
で、それをちょっとずつやっていったときに、ちょっと前に言った要求仕様の探検学の本を思い出して、途中まで作ってこれって使いやすいですかっていうのはテストはできるけど、多くの場合設計者に直してくださいっていうと直せないって言われるんですよ。
かおり
それはもう設計が進んでいて、これで出荷するっていう風に進んでるんだから、ここで作り直しとか仕様変更とかできないって言われちゃうわけ。
よしやす
なので、これはどうしなきゃいけないかって思うと、要求仕様の探検学にあった通り、そもそも作り始める前に間違ってたんじゃないかと。
もっともっとセットアップは簡単にするとか、あとは使いたいように使っていくとすんなり使えるとかっていうのをやらなきゃいけないんじゃないかとかっていうのがあって、ちょっとできたやつを評価するんじゃなくて、設計図のときに評価するみたいなことをできるようにしなきゃいけないっていう話で、
実は使いやすさの評価っていうのは実際の人に使ってもらうだけじゃなくて、専門家が仕様書、つまりこんな画面でこんな風に押すとこんな風にいきますよっていう設計図を書くじゃないですか、最初に。
それを見て、ここは使いにくいって指摘ができるようになるっていうスキルがあるんですよ。
っていうので、使いやすさの専門家として、もう設計するときから、要はプログラムはまだ書いてないのね。画面がこういうのがあって、ここにボタンがあってっていうのを作るときに、いやこれは使いにくいですよって言えば、そんなの作り直せませんよっていうのが簡単じゃん。
戻る手間がすごく少ないし、みんなが一生懸命作ったっていうのをやる前だからね。っていうので、だんだん上流に、さっき言った設計の上流に関わるようになるっていうのをやって、その辺のことをやっていって気がついたら、人間中心設計っていう名前がついてる仕事と同じようなことをやるっていう風になってたんですよ。
つまり、これを使うと、使った人はどう満足するのか不満なのかっていうのを考えましょうと。それを出来上がった後、お店に並んだ後じゃなくて、一番最初にものを企画するときからやりましょうっていうことをやりましょうって話になったっていうのが流れで。
で、じゃあ具体的に何やってんのっていう話なんですけど、さっき言ったみたいに、企画があるときに、または新しい商品やサービスを作るときに、こんなことがあれば人々は満足するよねとか不満だよねっていうのが思いつかないといけないんで、そのために人を調べるっていうのをやってます。
要は調査をする。で、アンケートを取ったりインタビューをしたりっていう調査をするんですけど、そのときに欲しいものは何ですかって聞いてもなかなかうまくいかないっていうのとかで、欲しいものは何ですかって聞かないけど欲しそうなものが分かる質問をするっていうテクニックとかね、そういうのをいろいろ考えてインタビューをするっていうのが私の仕事です。
で、コツっていうわけじゃないんですけど、欲しいものを探してもらうというか話してもらうときには、多くの場合、今どんなことしてますかっていうようなことを結構ダラダラ聞くっていうところから始めるんですよ。
例えばスマホのアプリを作るとするじゃないですか。私たちが新しく作るスマホのアプリ、どんな便利なことにしようかな。何でもいいんですけど、例えば忘れ物を防ぐようなアプリを作ろうとするじゃないですか。
例えばね、そうすると人々が忘れ物をするときにいつ忘れ物をするのかっていうのと、忘れ物をしてしまうとどんな嫌なことになるかっていう話と、忘れ物をしないようにどんな工夫をしてるかっていう話とかを聞くのね。
で、そのときに忘れ物をしないようにするにはどうしたらいいと思いますかって聞いてしまってはダメなんですよ。そんなの分かってたらやってるわいってなるじゃないですか。そうではなくて、忘れ物の体験の話を聞いたり、忘れ物が出てこなかったときの体験の話を聞いたり、忘れ物が見つかったときの体験を聞いたり、忘れ物をしないようにどんな工夫をしてるかみたいな話を聞いたりっていうのをいろいろ聞いて、
で、その中からなんでそんなことになるかとか、どうして満足なのかとかどうして不満なのかとかっていうのを聞いていくっていうのがユーザ調査的なインタビューのポイントで、
雑誌で新曲を出したミュージシャンにインタビューするっていうインタビューとかと違って、どんなことを考えているか教えてくださいとか、あなたの満足はどこから来るのか教えてくださいみたいな話をたくさんするっていうタイプのちょっと変わったカテゴリーのインタビューをするっていうのが一つ仕事になってます。
で、付随してね、人を集めるとか、こんな人がいいよねとかそういうのをやったりとか、そんなのもしていたりするんですけど、で、この人間中心設計っていう考え方は手法とかセオリーがいくつかあって、誰々さんにインタビューしましたっていうと、たとえば5人インタビューすると5人分の気持ちが出てくるわけじゃないですか。
それを寄せ集めて一つの仮キャラクターを作るっていうのをやったり、名前はペルソナっていうんですけど、ペルソナを作るっていうんですけど、そういうのを作ったり、あとは典型的なライフスタイルでこんなことをこんな風にやってこんな風にお困り事がありますよっていうのを物語風に書いたりとか、そういうのを作って資料にするとかっていうのが仕事なんです。
後進の育成と指導
よしやす
で、もう一個結構いいおじいさんになってきたんで。
かおり
誰が?
よしやす
私がね。
かおり
なんで?もう十何人もやってるから?
よしやす
そうなんですよ。定年まで病読みになったようになってきたんで。
かおり
それはもうおじいさんってことですか?
よしやす
他の人ができるようにしなきゃいけないっていう係にもなるわけ。そのくらいになると。
かおり
後進の育成チェックね。
よしやす
そうそう。それそれそれ。
なので、インタビューのコツの話をしたり、一緒に仕事をして、ああでもない、こうでもないっていう指導をしたりとかっていうのもやっているんですけど。
なので、いつもやってるのは人を調べることと、その人のストーリーを作るというのがお仕事でやっているんですが、ここからちょっと横道なんですけど、インタビューとかすごい得意とかっていう人が結構いるのね。
すぐ初対面の人とすぐ仲良くなれるみたいな話をする人もいるんですけど、私の持論では、人と会ってすぐに仲良くなれちゃう人は、私がやってるようなインタビューにはそんなに向いてないんじゃないかと思っていて。
なんでかっていうと、ちょっとぐらい人見知りな人の方が、この人、私がこんなこと言ったらどう思うんだろうって考えながら喋るのね。人見知りの人はね。
かおり
まあそうね。
よしやす
そう。で、そうすると、どんなふうに質問を組み立てればいいのかっていうのを考えてできるようになるわけですよ。
ただ、いつでもすぐに誰とでも仲良くなれちゃう人は、そこが考えてなくてフィーリングでやってるわけじゃないですか。そういう人はうまくいかないというか、仲良くなれなかった場合に次の手がなかなか出ないんですよ。
ほら、インタビューで参加しますって言ったとするじゃないですか。私が被験者としてね。その時に慣れ慣れしくいきなり話しかけられたら、この人とあんま話したくないなって思っちゃったりすると、そうするとその後リカバリーが効かないわけ。
一方で、人見知りな人はこんなこと話したら嫌われるかもって思いながら普段生活しているので、ここでこんなふうな質問をこんなふうにしようっていうのを組み立てながらインタビューできるんで、私はインタビューに向いてるんじゃないかと思うし伸びしろも大きいんじゃないかと思ってるし、人に教えるのが教えやすいんだよね。そういう人の方が。
私は人見知りだと思っていて、だからインタビューのコツみたいなのを教えるときに、なんでそう考えるのかとかが説明できるわけ。初めて会ったらニコニコしながら、すぐ仲良くなればいいのよとかは言わないわけ。
かおり
なんでこの人は喋ってくれないのかな?
よしやす
もう少し進んで、一番最初の5分で信頼を得るためにはこういうふうに話しましょうっていうところを。
かおり
もっと具体的なわけね。
よしやす
そうですね。会社でインタビューするときには守らなきゃいけないルールとかね、自己紹介する話とか目的を話す話とか、あとは個人情報の管理の話をするとかっていうのもあったりして、そういうのもある上に、
信頼を得るっていうのはこんなふうにするのはどうでしょうっていう話とか、そのためにインタビュースクリプト、要はインタビューのこんなふうに質問するっていう質問表みたいなものを作って、
それをこんなふうに作ってくださいみたいな話とか、そんな話を更新の育成としてやったりもしています。
で、その説明する力っていうのがこのポッドキャストに役に立ってるのかどうかわからないんですけど、理科っぽい視点って前から何回も言ってるんですけど、
物を見てね、なんでこうなってるんだろう、不思議だなって思う話と、それをちょっと調べてみたい、どうなってるかわかると嬉しいっていう根源的なところが一個あるんじゃないかと思ってるのね。
空はなんで青いのっていう話は、それだけだとなんかあれだけど、晴れてると青くて、曇ってると白くて、日が暮れるときに赤くなるのはなんでってなると、やっぱり自然科学っぽい謎じゃないですか。色が変わるのはなんでかとか。
っていうのと、もう一つ理系っていうと、正しい囲みなのかわかんないけど、こうなっているのを良くするにはどうすればいいんだろうっていうのが、やっぱり工業系の人が考えることね。
こんなことができたらこんなふうなことができる。だとすると、こんな幸せなことがみんなに起こるはずに違いないっていうね。だから理科的アプローチは、理学的つまり、物はどうなっているんだろう、仕組みや構造や世の中をより深く知るっていう話と、
工学的、こういうふうなものをこういうふうに作ったら、こんなふうにうまくいくはずだ。だから今までにないものを作ろうっていう、両方のアプローチがあって、この人間中心設計っていうのは、一つは人がどう思ってるかを知ろうっていう話で、ちょっと面白いのは、心理学を学んでる人とかね。
そういう人たちもやってくるし、あとは物作り系の人もやってくるし、私みたいにそもそも工業系のことをやっていた人たちもいたりとか、そういう人たちが混じっている感じ。
だけど、根本的なところは、私たちのお客さんになる人はどんなところに魅力を感じるんだろうかっていうのを紐解こうっていう気持ちで、これは文系っぽいけど理系っぽいなと思ってるんですよね。
人があるものに対して魅力を感じる、または満足をする、また不満になるっていうところを他の人に説明できるように紐解いていくっていうのがお仕事です。
科学的アプローチと価値の探求
よしやす
もちろん途中で言ったみたいに、使いやすさを自分で見ながら、これはこういうふうに使いにくいですっていう話とか、ユーザーテストっつって、実際の人を呼んで使ってもらって、
なんか上手くいきませんねとか上手くいきますねみたいなことをやるとかっていうのもやってるんですけど、一番特徴的なのは、その人にあなたにとってこれはどんなものなんでしょうっていうのを、あっちの視点こっちの視点から聞くっていうのが一番特徴的な仕事かななんて思ってます。
ということで、私のお仕事、人間中心設計の話をしてきたんですけど、これ面白いのがね、やっぱり今までみたいに理科っぽい話にしようね、次回からね。
かおり
でも、パッとその理科っぽい見方をしても、よくわかんない人にとってはよくわかんないことじゃないですか。
よしやす
よくわかんない人にとってはよくわかんない、はい。
かおり
ちょっと待って、今言いたいことが3万になっちゃった。
よしやす
なんかね、どっか自分の中では、これってどうなってるんだろうっていうのの延長線に今の仕事もあるのかなーなんて思っていたりするんですよね。
かおり
理科っぽい見方で人を見てるってことですか?
よしやす
どうなんだろうね。
かおり
ニュアンス的に、人っていうのではなくて、そこから出てきたものに注視してるっていうのかな。
だから人を見ちゃうと結構いろいろもっと一人一人全部違うわけだし、難しいけど、それを性質的なものに注視することによってカテゴライズみたいなのもできるし、全体的にどういうふうに見ていくとかできるから、そういう意味ではちょっと理科っぽいのかな。
よしやす
ほら、理科とかだといろんなものを調べて法則を考えようとかするわけじゃないですか。
それと同じように、私たちが今やってる仕事では、実際にお話を聞いた後、一個一個のエピソードはあるよね。
何がすごくよかったんですよとか、何々失望しましたよっていうのを聞くじゃないですか。
それって人ごとにまちまちだったりするけど、それを法則っぽくするために、価値とは何ぞやっていうのを書くっていうのをやるんですよ。
かおり
価値とは何ぞや。
よしやす
この人にとってどんな価値があるかっていうのを考えるっていうのをやると、結構収束できるというか、複数の人の意見がまとめられるというのがあって。
よく話をするのは、高校生ぐらいのときにお友達と一緒に写真を撮るっていうのをやって、
例えばプリクラ機でもいいし、スマホでもいいし、旅行先でもいいんだけど、そのときに写真の価値って何だろうっていう話を考えたら、
あなたにとって写真の価値は何ですかって聞くのではなくて、どんなときに写真撮るの?誰と撮るの?どんな写真が撮れたらやったって思うの?っていう話とかをやっぱり聞くわけ。
そうすると、新しく友達になった子と一緒に写真を撮ると、本当の友達になったんだなって思いますとかっていう人がいるかもしれないじゃないですか。
ということは何かっていうと、そういうのをいくつか集めると、高校生ぐらいの年の子にとって写真っていうのは友情がある程度以上ある。
つまり一緒に写真を撮ってもいい仲になったっていうのの証明のために、写真カメラっていうのを使ってそこに価値があるんじゃないか。
だとすると、その人たちが欲しいのは超高精細で画質がいいって言われている写真じゃないよね。
かおり
いわゆるプリクラ的でもいい。
プリクラでも全然問題ない。
気軽に撮れるっていうか。
よしやす
気軽にというか、そうだよねって言って一緒に写真撮りたいよねって言ったらすぐ撮れるっていうのが大事。
あとは、友達だっていうことをより一層高める機能は魅力があるわけじゃないですか。
そう考えると。
だとすると、背景どうするとか、何か描いちゃうとかっていう話と、その時の一瞬だけしかできない体験がそこに入っているとかって大事で、
そういうのをギューってやったのがプリクラマシンになっちゃったわけですよ。
だから、例えばカメラを作るメーカーが、高校生がうちのカメラを買ってくれない。こんなに画質がいいのに。
写真って言ったら画質が命じゃないですかっていうのは、それは価値を間違って取られてるからうまく作れないんじゃないか。
かおり
ニーズに合ってないわけね。
だから、例えば女子高生に、あなたにとって写真は何ですかって言った時に、友達との友情を確かめ合う解決方法ですっていうふうに、なかなか答えてくれる人は少ないと思うわけ。
よしやす
そういうのを、私がやってるのは、さっき言ったみたいに、いつ写真を撮るの?どんな人とどんなふうに撮るの?どんな時に写真を撮りたくなっちゃうの?
成功した写真体験って何?失敗した写真体験って何?っていう話を聞いたり、っていうことをやるのがお仕事だって思うと、分かってもらいやすいのかななんて思うんですけどね。
で、価値っていうのに言い換えると、それ分かるってなるじゃないですか、他の人も。
そう言われてみると、友達と友達感が深まるっていうのがあると、写真撮るっていうのとすごい体験が合うっていう人も結構たくさんいて。
そうなると、さっきかおりさんの言っていた、何人も何人も話を聞くと、みんなエピソードはちょっとずつ違うけど、実際に感じている価値は似てるところがあるんじゃないかっていうところに、
分析と解釈をしなければいけないし、そこが腕の見せどころでもあるんですけどね。
かおり
そんなことをやってます。
でも今、吉田さん自体が今はやってるのは、個人に会ってインタビューをしてるってことだよね。
よしやす
毎日毎日やってるわけじゃないけど、そういう仕事がプロジェクトとしてやってきたりして。
かおり
その後ろに、実際やってるのは個人へのインタビューかもしれないけど、その後ろには、こういう情報が欲しいからっていうのがあるわけで。
未来への展望
よしやす
あります。
かおり
それに向けてインタビューをするけど、それもインタビューも直球で、あなたにとって写真とは?って聞くのではなくて、
いろんな質問の仕方をすることによって、その人の本質を暴き出そうとしてる。
よしやす
暴き出すっていうとあれですけどね。
かおり
何を?ちょっといいじゃない。
よしやす
欲しいものを探し出すっていう感じかな。
かおり
本人にも気づいてないような。
よしやす
そう、もしかしたらそうなんですよ。
かおり
価値というか目的を暴き出す。
よしやす
とかね、そんなことをやっていて。
他にもだから、途中までできたやつの使いやすさを評価するとかもやってるし、
そういう調査の計画を立てたりとか、そういうのもやったりします。
そうなんですよ。
もうすぐ定年に、と言っても数年はあるんですけど、
その後どうやって金を稼いでいこうかなっていう時に、
フリーのインタビュアーみたいなのとかね、調査のためのね。
かおり
動画を持ってますし。
よしやす
そうそう、そういうのも考えたり。
一方で、平日昼間から科学博物館に行きたい人を集めて、
お金をいただいて案内をするとか、いろいろあんなって思いながらというのが、
今日のお話でした。
タイトルは何て書けばいいんだろうね。
かおり
あなたの秘密暴きます。
よしやす
ちょっと考えます。
かおり
結構今いいの思いついたと思ってるんだけど。
よしやす
編集の時にもう一回聞いて、納得するかどうかでタイトル決めます。
かおり
あなたの秘密暴きます。
よしやす
今日はここまでにしたいと思います。
601回からはいつもと同じパターンで、
次は1月31日金曜日なので、2月の天文現象をお知らせします。
メールをいただいたのを紹介するのは、ある月の2回目の回になります。
皆さんからのメールを紹介するというのも続けていきますので、
メールも皆さんたくさん書いてください。
かおり
待ってます。
よしやす
すでに600回おめでとうございますというメールは手元に届いております。
かおり
ありがとうございます。
よしやす
これからも何とか続けられるように頑張っていきたいと思います。
おーい、頑張ります。
メールの宛先はrica.jp
私たちのウェブサイトそんない.comでは、
このそんない.comの時間の2011年に配信した回とかも聞けるようになっております。
なのでそちらを見ていただくのと、
600回記念グッズが欲しいという方は概要欄からリンクを叩いていただくと、
すずりというサービスのよしやすの商店じゃなくてなんて書いてあるんだっけな。
そんない.comの時間600回記念グッズのリンクが貼ってあるはずです。
このすずりにね。
かおり
そんない.comの時間ショップよ。
600回記念のグッズについて
よしやす
そんない.comの時間ショップでいいんだっけ。
なんだっけ。
URLはすずり.jp/.yoshiasなんだよね。
まあいいや。
それで探しても見つかるかもしれません。
でね、デザインを1個あげて、
それを例えばキーホルダーとかトートバッグにするとかっていう設定をした後、
このデザインの紹介を書きましょうっていうのがあって、
紹介文を書かなきゃいけないんですよ。
かおり
はい。めんどくさいじゃーん。
よしやす
まあめんどくさいし、惰性で書きがちなんですけど、
そんない.comの時間600回記念グッズですとかって書きがちなんですけど、
そうだ忘れてた。
このエピソード600回記念の配信をした日、
1月24日の夕方7時ぐらいの星空で、
彗星は出てないんですけど、
金星,火星,木星,土星が見えるっていう星空なので。
かおり
なるほど。
だから600回、惰性たちも喜んでるよってことですよね。
よしやす
月はないし、彗星もないんですけど、他の惰性が出てるっていう星空になっております。
ご興味ある方は見てみてください。
かおり
月曜日と水曜日がない。
よしやす
そう月、水曜日はないです。
あー、木、金、土。
はい。話をググって戻すと、
そんないりかの時間というポッドキャスト番組の600回記念グッズっていうのを、
AIに売り文句に変えてもらうっていうのをやりました。
かおり
えー。
よしやす
なので、AIが書いた紹介文はこんな感じですっていうので、読んでいいですか?
かおり
あの、さっき私が読んだみたいに欲望をつけて感情を込めて。
よしやす
あー、じゃあちょっとマイクから離れますね。
かおり
はい、どうぞ。
よしやす
そんないりかの時間の600回配信を祝う特別なグッズが登場。
価格の不思議を毎回楽しく学べるポッドキャスト番組、そんないりかの時間。
その記念すべき600回の配信を祝して、ファン必見の魅力的なグッズが揃いました。
びっくりマーク。
個性的なデザインは、理科の楽しさを感じさせるだけでなく、
持っているだけでも嬉しくなるアイテムばかり。
これを手に入れれば、あなたの理科好きがますます深まること間違いなし。
AIによる紹介文の作成
かおり
びっくりマーク。
よしやす
ポッドキャストを聞いている方もそうでない人もみんな大歓迎。
自分用はもちろん、大切な人へのプレゼントにもぴったりです。
600回という大きな節目を記念したスペシャルアイテムをぜひゲットして、
さらなる科学の冒険に出かけましょう。
びっくりマーク。
さあ、科学の知識と楽しさを詰め込んだこのアイテムを通じて、
もっともっと好奇心をかきたてていきましょう。
かおり
びっくりマーク、風船。
よしやす
みたいな感じのやつを書いてもらいました。
かおり
ちょっと待ってね、ちょっと待って、
このグッズには理科の知識と楽しさが詰め込まれているのか?
よしやす
AI的にもそうなんじゃない?
かおり
なんていうかな、対象年齢が若いね。
20歳前後を対象にしてるね。
吉田さん、吉田さん。
よしやす
顔に顔がグッとくるんでしょ?
かおり
どんぴしゃ。
よしやす
だいぶなんですか?
かおり
だいぶ良かった。
よしやす
ありがとうございます。
ということで、もし良ければ買ってください。
3月いっぱいまで売り出しで、3月末日でクローズしてしまいます。
以前よりも割高になっているかもしれませんし、
パパッと見て、つまんねえなと思ったら閉じていただいて構わないので。
かおり
そうなの?
よしやす
よろしかったら買ってください。
よろしくお願いします。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
あと、姉妹番組そんなことないでしょ、そんな雑貨店もよろしくお願いします。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
ということで、600回の配信もこの辺にしたいと思います。
そんなエリカの時間、第600回、お送りいたしましたのは、
よしやすと、
かおり
かおりでした。
よしやす
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
かおり
ごきげんよう。