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  2. 第422回 流星群と木星と土星を..
2021-07-30 34:22

第422回 流星群と木星と土星を見よう 8月の天文現象 byそんない理科の時間B

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■オープニング ・満月見ました ・プラネタリウムはいかがでしょう ■8月の天文現象 ・新月8/08 満月8/22 月面X8/15 ・伝統的七夕 ・ペルセウス座流星群 8/12-13 ・水星:ほぼ見えない ・金星:宵の明星...
00:00
スピーカー 1
理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第422回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、
よしやすと、
スピーカー 2
かおりです。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
今日は、8月の天文現象の説明をする日になっています。
はい。
この収録をしているのが、7月の24日で満月なんですね。
スピーカー 2
おー、今日はちょっと雲が多いかな。
スピーカー 1
でもまあ、見れるかな、満月の。
金曜日の晩か。
結構大きい。
もうね、満月前日ぐらいだから、大きい月が出て、
スピーカー 2
雲に隠れたり出たりっていう状況だったんですけど、
スピーカー 1
なんかこう梅雨が明けて、すっきり晴れてるわけではないですけど、
スピーカー 2
星とかね、月がだんだん夜、期待して見られるようになってまいりました。
はい。非常にパッと外を見るだけで、
夏なんで一等星が多いっていうのもあるんですけど、
外を見ていると、おー、よく見えるよく見えるっていう、
気軽に星が見られるタイミングかなと思ってます。
スピーカー 1
そうですね。
で、その数日前とかに、夜何時ぐらいだっけな、
0時を回ってから外に出たことがあったんですけど、
よくわからない、やけに明るい星があるぞって思ったら木星で。
スピーカー 2
おー、はいはい。
スピーカー 1
今木星はね、深夜になると結構高いところに見えて、
スピーカー 2
木星と一等星かな?
スピーカー 1
そうですね。ただ木星がマイナス3等台で明るいんですよ。
スピーカー 2
おー眩しい。
それもでかく見えるって言って変ですけど、
ギラギラと。
スピーカー 1
ギラギラってかね、やっぱ面積があるので、
惑星は望遠鏡で見ると丸いように見えるってことは、
光勢に比べて面積があるんで、
瞬き方が違う感じがちょっと異様というか。
夏休みなこともありますし、
星を見るというのを、皆さんちょっと思い出してみるといいんじゃないかなと思っております。
スピーカー 2
はい、いいと思います。
スピーカー 1
夏休みになるとね、
子ども向けの科学館とかの子ども向け教室とかも増えてきたりして、
あとプラネタリウムも子ども向けプログラムを増やしたりとかっていうのがあって、
地域にもよるんですけど、
コロナで入場制限をしてるところもあれば、
その辺は東京と一都三県以外は、
そんなに気を遣ってないわけではないと思いますけれども、
フルクローズしてるところは少なくて、
プラネタリウムとかも上映を始めてるんじゃないかと思いますね。
スピーカー 2
はい、そうですね。
ちょっと場所によって対応の仕方は全然違うので、
東京都だから絶対クローズしてるわけでもないので、
03:03
スピーカー 2
行きたいなとか思ったら、
スピーカー 1
とりあえず行けそうなところを調べてみるのがいいと思いますね。
スピーカー 2
本当に実はやってるっていうのはあるけど、
やってるけど予約取れないってところも多いので。
大抵予約されたりするのでね、そういうところって。
スピーカー 1
今はプラネタリウムも30分とかずっと星の話をしているというか、
夜、日が暮れてから、
夜が明けるまで星の案内をしてるっていうタイプのプログラムもありますけど、
ところによってというか、
多くのところが前転用というか、
スピーカー 2
プラネタリウム向けの映像プログラムを大半流すところが多いんで、
スピーカー 1
そのへんのプログラムで自分が好きそうなものを見つけて、
時間帯によって変わったりするんで、
それをうまく見つけるのもいいんじゃないかと思います。
スピーカー 2
結構ね、大人向けと子ども向けがあるって。
スピーカー 1
そうそう。
極端に子ども向けのやつに行くと、
キャラクターが出てきてお話ししてるだけみたいなことになっちゃうんですけど。
私が見に行ったのは、港区の港科学館っていうのがあって、
虎ノ門の近くなんですけど、
そこはプラネタリウムもあるんだけど、
私が見たのは、雲の出来方とか雲の種類っていうプラネタリウム向けプログラムを作っていて、
今やってるのは港科学館だけじゃないかと思うんだけど、
気象庁が大手町から引っ越しまして、港区に。
気象庁の建物に、港区の港科学館と、
気象庁、気象科学館が一緒に入ってるんだよ。
だから、1階は港科学館で、2階が気象科学館で、
その隣にプラネタリウムがあるっていう構成で、
雲のお話をするには絶好の場所なんで。
スピーカー 2
しかもその雲って結局空なので、いわゆるプラネタリウム非常に良さそうですね。
スピーカー 1
前提のプログラムにするのは良さそうで、
青空に雲が眩しいっていうことは明るくはないんだけど、
プラネタリウムの技術的都合としてね。
とはいえ、前提に雲がもくもく上がってきて、
スピーカー 2
雲がもくもく曇ってるってやつね。
押し寄せてくる感じとかはやっぱり、
雲がもくもくして曇ってる?
してって言わないの。
雲がもくもく曇ってるって。
なんか絵本のリセットみたいな雰囲気。
スピーカー 1
っていうのもあって、
ちょっと興味深いというか、
宇宙に関係ないプログラムをやってるのが面白くて見に行ってみました。
スピーカー 2
いいと思います。
私はこの間、昨日行ったんですけど、
恐竜物語をやってました。
テラノサウルス進化の謎みたいなやつだったかな。
ちょっと複雑に忘れちゃったけど。
06:02
スピーカー 2
やっぱりすごく大迫力。
前提で、映画館よりも包まれてる感じがあるので、
非常に大迫力で、
スピーカー 1
よく眠れました。
それちょっと間違えたね。
大迫力で目が離せなかったのが普通だよね。
スピーカー 2
目が離せなかったんですよ。上まぶたと下まぶたが。
スピーカー 1
それはまぶたがくっついた話で。
スピーカー 2
話せなかった。でもね、非常によかったですよ。
わかりました。
スピーカー 1
あ、そうで、港科学館のやつは、最初の10分ぐらいは、
解説員による、今夜の星空とか夏の星空の見方で、
よくある日が暮れていって、空が暗くなって、一番星が出て、
で、順番に星の説明をして、
夜が少し更けて、新しい星座が見えてきて、っていうのもやってたので。
スピーカー 2
もちろんそれもあります。
スピーカー 1
組み合わせられると、家に帰る途中で、星を確認するとかができて。
確か港科学館は、最後の回は夜7時からスタートなんでね。
結構遅いですね。いいですね。
スピーカー 2
そこは枠は空いてることが多いんで、小連れの人が多くないんで。
スピーカー 1
なので、そんなのも面白いかもしれないし。
あと、科学科にくっついてないプラネタリウムもね、都内だといくつもあるんで。
スピーカー 2
中野とかありますよね。
スピーカー 1
有名なのは池袋サンシャインのスカイツリーと、
あと雄楽町にあるやつが、コニカミノルト系で、
スピーカー 2
ちょっとエンターテイメントに振ってる感じのやつがあったりしますね。
昔ってすごいドームがドーンと出ていて、
それなりに大きくなきゃいけなくて、あんまりあるような印象がないんですけど、
最近ちょっと小さめのプラネタリウムができるようになったのかな。
なんかわかんないけど、そういうちょっとこじんまりしたプラネタリウムが、
例えば商業施設の中に実は入っていたりとか、
そういうのが実はあったりするので、案外あるなという印象があります。
スピーカー 1
プラネタリウムの投影機っていうのをちょっと置いておいて、
前天級型エンターテイメントになっているのかもしれないですね。
なるほど。
スピーカー 2
プラネットは当然前天だからプラネタリウムもできるし。
スピーカー 1
投影機がすごい高いのしかなかったの、昔は。
スピーカー 2
だから入れるとしたらプラネタリウムを押すしかないんですよ。
やっぱりそこにお金使ってもらわなきゃというか、
スピーカー 1
お客さん呼ばなきゃプラネタリウムを作るあれがないっていうか。
結局コスト割りすぎちゃうんですね。
スピーカー 2
1億円かけるんだったら、ここは90人じゃなくて150人にしたいというのがなるわけじゃないですか。
なるほどね。
スピーカー 1
するとドームが大きくなってみたいなのがあるんだけど、
それが投影機がコストダウンしたとか、
あと投影機じゃなくて、プロジェクターの組み合わせで真ん中に、
09:05
スピーカー 1
昔ながらの投影機がないタイプの前天エンターテイメントだと、
初期投資が少なめで済むんで。
スピーカー 2
でも今はプロジェクトマッピングで、
結構その球面だったりとかガタガタしてるところにも綺麗に映し出せるじゃないですか。
スピーカー 1
そう。なので前天級のプログラムっていうのは結構簡単にできるんで、
小さめなところでも、確か銀座というか有楽町にあるコニカ・ミノルタの前天型エンターテイメント。
片方はプラネタリウムマシンがあるんだけど、
もう片方はドームしかなくて、プロジェクターでの投影だと思います、全部。
スピーカー 2
おー。
ねえ、あのー、
二のこと言っちゃえば、だって家でもできるじゃないですか、今プラネタリウムが。
そうだね。
スピーカー 1
専用機はホームスターっていうのが。
スピーカー 2
あ、そうそうそうそう、それそれそれ。
そう、あれやったんですよ。
あの、家のガタガタでは全然なんかダメですね。
スピーカー 1
いやでも、投影機の近くから見るとそんなにガタガタに見えないよ。
でも結局、夜暗くしてベッドのところでやると、角とかはビョーンと伸びるし、
スピーカー 2
流れ星はかくって曲がるし。
それは仕方がない。
あうって思って、非常にそのもの自体が悪いわけじゃないんだけど、
投影する場所がやっぱり難しいなと思いながら。
スピーカー 1
そうですね。
ただ、以前に比べて星とかその前天級型エンターテイメントに親しむ機会は増えてると思うので、
見に行くといいんじゃないかと思います。
スピーカー 2
はい、ちょっとね、普通の映画とはちょっと違った。
まあちょっとプログラムは少し限られてしまいますけど、
そういうのもなかなか画力があっていいですよ。
スピーカー 1
はい、ということで今日本編の方では8月の補出の案内をしようと思います。
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 2
難しそうな宇宙の話を、おばあちゃんでもわかるぐらい噛み砕いてお届けする、
佐々木亮の宇宙話。
天文学で博士号を取得した私が、
1日10分宇宙タイムをスローガンに、
最新の宇宙ニュースをポッドキャストで毎日更新中です。
これからの時代に取り残されないように、
宇宙の最前線で活躍する方々も登場する、
佐々木亮の宇宙話で毎日の宇宙習慣を作ってみませんか。
スピーカー 1
ぜひ聞いてみてください。
では、8月の天文現象の説明をしていこうと思います。
8月は、まず月の運行ですが、
新月が8月8日、旧暦の7月1日になるわけね。
12:06
スピーカー 2
はい。もうすぐ七夕じゃないですか。
スピーカー 1
そうです。満月が、先に言っちゃうと8月22日。
スピーカー 2
上限が8月16日です。
ここが七夕?
今16日って言ったよね。
スピーカー 1
15日の夕方というか夜8時が月面Xが見えるでしょう。
スピーカー 2
月面Xっていうようなアイドルグループが出てきても面白そうですね。
スピーカー 1
出てこなそうな気がしますけど。
8月の14日が伝統的七夕、旧暦でいうとこの七夕で、
旧暦の7月7日になります。
この日は新月から数えて7日目で、
ほぼ上限の月が夕方から夜にかけて西の空に沈むというふうになっています。
今、16、15、14と案内してきたので、
13日がペルセウス・ザ・流星群というのが極大の日です。
一応ね、極大は13日って言ってますけど、
13日の未明日は夜明け前なので、
12日の晩から13日にかけて、たくさん流れ星が見えるという日になっています。
ペルセウス・ザ・流星群の話を少ししちゃうと、
毎年たくさん見えるという代表的な流星群になっています。
12日から13日の夜だけではなくて、
その前後でも流れ星は多めなので、ぜひ見てみてください。
私はね、こういう時期はお盆時期にあたっていることが多くて、
就職してからも実家に帰っていたりして、
ちょっとだけ実家から車で暗いところまで行くと、
よりたくさん見えたりとかもあって、
スピーカー 2
お盆時期には流れ星というのを覚えておくといいと思います。
スピーカー 1
ちなみにですね、ペルセウス・ザ・流星群の母天体は、
スイフとタトル彗星というのがありまして、
この彗星は放気星が太陽のまわりを回りながら、
スピーカー 2
塵をまき散らしているというか、軌道上に置いているのね。
タトル彗星は跡を濁してるわけですね。
スピーカー 1
タトル彗星だからね。
スピーカー 2
いいこと言った。
スピーカー 1
この塵が軌道上に残っているところを地球が突っ切るんで、
細かい塵が空気にぶつかって光るのが、
流れ星でたくさん流星群として見えるというふうになっています。
なので下手をすると、この辺の放気星は、
スピーカー 2
タイミングが悪ければ地球にぶつかった可能性もあるっていうやつらなんですよ。
15:04
スピーカー 2
流星群は通った後ですもんね。
スピーカー 1
そうなんです。
スピーカー 2
本当にそこに来たタイミング、
もしくは近くだったら引力で吸い寄せちゃったりとかってことですよね。
スピーカー 1
少しコースが変わってね。
そこの水星の塵の帯をくぐるっていうのが、
毎年同じときに来るっていうので、
他にも塵の帯をくぐるときに流星群っていうのが起きるんで、
毎年何月何日には流れ星が多いっていって、
スピーカー 2
流星群というふうに名付けられています。
スピーカー 1
この番組を長く聞いてらっしゃる方には当たり前なんですけど、
なぜスイフト・タトル・水星・流星群ではなくて、
ペルーセウス・ザ・流星群っていうかっていうと、
今でもですけど、この母天体がわかっている流星群ばっかりではなくて、
観測をすると、ある一方から放射状に流れ星が出るように見えるのね。
それの中心点がペルーセウス・ザの中にあるんで、
ペルーセウス・ザ・流星群っていうふうな言い方をします。
専門用語では放射点って言うんですけど、
それがペルーセウス・ザとキリン・ザの間ぐらいにあって、
スピーカー 2
なぜキリン・ザ・流星群って言わなかったんですかね。
スピーカー 1
ペルーセウス・ザのほうに近いからですね。
そうですか。
それはちょっと何のことはないんですけど、
なのでペルーセウス・ザのほうを見ていると、
そこから放射状に、一緒に放射状にバーンって出るわけじゃないけど、
軌跡を観測していくとペルーセウス・ザに真ん中があって、
スピーカー 2
それは軌跡ですね。
スピーカー 1
ペルーセウス・ザからちょっと離れたほうが長めな軌跡が見えるはずなわけ。
なぜかというと、流星は空気の中に塵がビューンって走って、
そこが明るい線として見えるわけでしょ。
ってことは、真正面だと同じ距離走っても、
見かけの移動距離は短いわけ。
だから少しペルーセウス・ザから離れたほうが長く見えることが傾向的に多いです。
っていうのと、半月の日なので、半月のちょっと前か。
日没からしばらくは月が出てますけれども、
少し粘れば沈んでいくので、
なるべく遅い時間、未明というか0時を過ぎてからのほうがたくさん見えるし、
数も多いはずです。
ということでですね、長く見る方はペルーセウス・ザを見つけて、
ペルーセウス・ザってここなんだなって意識しながら見るといいんじゃないかと思うんですけども、
スピーカー 2
まあでも、どこから一個分からないから、ぼーっと外を見てるのがいいんじゃないですかね。
なんかチビチビやりながら。
スピーカー 1
チビチビやりながらはいいけど、どっちでも。
18:01
スピーカー 1
えっと、
スピーカー 2
ビチビチ。
スピーカー 1
雲があるところは流れ星は見えないので、
雲があったら雲じゃないところを見ましょう。
で、街明かりのほうに目を向けてしまうと目がね、
スピーカー 2
目が、目が。
スピーカー 1
瞳孔が小さくなって明るいところに慣れてしまうんで、
なるべく暗いほうを見て、暗い流れ星でも見えるような見方をしましょうっていうのがコツで、
双眼鏡や望遠鏡はいりません。
写真に撮りたくなるんですけど、スマホで撮るのはちょっと大変かな。
シャッターを長く開けていられるようなカメラをお持ちの方は、
空に向けて、長めのシャッタースピードで撮れば流れてるものが撮れたりもします。
スピーカー 2
逆にあっという間にシャッタースピードいってると、
映ってても星に見えちゃうわけね。
パシャッと。
スピーカー 1
流れないんで。
スピーカー 2
星がある。
新しい星だ!
スピーカー 1
そうなんですよ。
なので、その辺の撮り方は、いくつかの専門書をご覧ください。
結構設定大変なんで。
はい、ということで、月の話と流星群の話をしたので、
スピーカー 2
このあとは、惑星の話をしていきます。
わくわくするね。
します。
スピーカー 1
水星は太陽に近くてなかなか見えません。
どちらかというと、太陽の東側にあるので、
日が暮れた直後に西の空にちょっとだけ見えて沈んでしまいます。
一方、金星は8月の頭のほうが結構見やすくて、
夏から10月後半?12月近くまでは、良いの明星としてずっと見えています。
東方最大離角っていって、
太陽から金星の見かけの角度が一番大きくのは10月の後半なんですよ。
なので、10月にかけて夕方見やすくなるかというと、実はそうでもなくて。
スピーカー 2
それはなぜ?
スピーカー 1
これはちょっとだけめんどくさいんですけど、
スピーカー 2
行道って言って、太陽から惑星たちが並んで見える線があるんですね。
惑星の通り道ですね、要は。
スピーカー 1
それが、夏から秋に向けて、夕方にはだんだん傾いていってしまうのね。
スピーカー 2
寝てしまうの。
スピーカー 1
高いところではなくて低いところになるってことね、角度が。
角度が寝ちゃうんで、
太陽と金星の見かけの角度が大きくても、地平線からの高さが高くないんですよ。
っていうのがあって、今年夏から。
スピーカー 2
じゃあ見やすいところだったらあんまり変わらないわけね。
ただ、周りにビルがある、建物があるとかだと、やっぱり見づらくなるっていう意味の見づらさですか?
スピーカー 1
なので、だんだん太陽から離れていくんだけど、角度が寝てくるんで、
高いところに見えないんで、夏から秋にかけてずっと、日没のときに20度ぐらいのところに見えてるのが続くので、
21:09
スピーカー 1
見逃すなよってことです。
スピーカー 2
なるほどね。見逃すなよ。
スピーカー 1
そうですね。実際に沈むのは、夜8時過ぎくらいまでは西の空に見えてますけど、低めなので、
スピーカー 2
日が沈むころに西の空を見て、日没前でも見え始めることもあるので、その辺はうまく探してみてください。
火星はある程度見えていたのがどんどん見づらくなっていって、水星に近く太陽を追っかけて沈んでいきます。
スピーカー 1
木星と土星が見頃になっているというか、ちょっと前から見えるんですけれども、
木星がとても明るくて、木星はほぼ太陽と反対側、土星も太陽と反対側なので、とても観測がしやすくなっています。
瞬かずにやけに明るい星が木星って思ってもらっていいんじゃないかな。
スピーカー 2
やけに明るい星。
スピーカー 1
やけに明るいです。
8月2日かなに、土星がショウって言ってですね。
スピーカー 2
ショウですか。
地球から見て、太陽の真逆、反対側に土星がやってきます。
スピーカー 1
なので、正面から光が当たるってことになるんだよね、土星に。
あ、ショウなんですね。
太陽と真逆なところにいるということがあるので、ぜひみなさん見てくださいというか。
木星も土星も観察がしやすいので、この夏休みに星の観察をするっていうので、
倍率の高い望遠鏡を覗くんだったら、必ず土星と木星を見てください。
スピーカー 2
これは必須ですね。
で、見終わったら吉谷さんにレポート提出って感じですかね。
スピーカー 1
見たよで構いません。
スピーカー 2
それはレポートになりますか。提出すればOK?
スピーカー 1
なります。
スピーカー 2
提出だけでOKね。
見たよっていう連絡をくれれば、何かしらで。
レポートが必要です。
スピーカー 1
8月の20日が、今度は木星がショウになります。
スピーカー 2
ショウなんですね。
スピーカー 1
ということで、土星と木星がとても見やすいというのと、木星はとても明るいです。
土星を観察するときには、輪っかを見て。
スピーカー 2
輪っかどう?見やすいですか今。
スピーカー 1
輪っかまあまあ見やすいですね。
木星を見るときにはガリレオ衛星っていう、木星の周りで結構近くに見える、
4つの小さい木星にとっての月を観察すると楽しいはずです。
ガリレオ衛星は毎日毎日場所が違うので、
下手すると日が沈んですぐ見える木星と、
その晩のうちで場所が変わっているのがわかるぐらい早く回るので。
24:02
スピーカー 2
そんなにぐるんぐるんと。
スピーカー 1
なので木星を見ることがあったら、
ガリレオ衛星を場所をメモっておいて、
他の日に見たときにまた変わっているっていうのを確かめるといいんじゃないかと思います。
ガリレオ衛星の場所、その日にどの辺に見えるかっていうのも、
ウェブサイトはあるにはあるんですけど、ちょっと探しにくいかもしれません。
一応、木星、ガリレオ衛星、あとは検索ワードとしてはガリレオ衛星の名前ね。
スピーカー 2
イオウ、ガニメテ、エウロッパ、カリスト。
スピーカー 1
あ、そうそう。
スピーカー 2
素晴らしい。
スピーカー 1
っていうのが見えますので、
うまくメモって動くのを確認すると、
ガリレオはこれを見て、天動説から地動説に趣旨概要したんだっていうのが。
スピーカー 2
なるほど。運命の惑星ですね。
惑星じゃない、衛星ですね。
スピーカー 1
それを体験できるので、ぜひやってみるといいんじゃないかと思います。
地球が動いてるのが実感できるでしょうね。
6年ぶりぐらいに、土星の輪が見えなくなるっていうのと同じように、
今は土星の輪が見えるよね。
木星の衛星が回る軌道が地球から見て真正面になるんで、
惑星同士が重なって見えなくなるとかっていうことも起きるには起きますけど、
それの観察は難しいので、詳しい人と一緒に。
スピーカー 2
吉田さんいつ暇ですか。
スピーカー 1
私はそんなに忙しくはないんですけど、毎日普通にお仕事をしています。
今月、今出ている星空用の月間誌とかを見ると、
毎日何が見えるようとか、
ガリレオ衛星の場所のガイドとかもあると思うので、
月間星ナビとかっていうのを本屋さんで探してみるといいんじゃないかと思います。
あとですね、その他の天文現象でいくと、
暦の上では、今夏の土曜ですが。
スピーカー 2
夏の土曜。
あっつった、うなぎです、うなぎ。
スピーカー 1
それが8月になると明けてしまって、
8月31日が210日という太陽暦的には。
スピーカー 2
お茶積みですね。
それは88やね。すでに積んじゃいましたよ。
スピーカー 1
夏も近づく88やでしょ。
スピーカー 2
あ、そうだ。で210は何かあるの?
スピーカー 1
210日は台風が来やすいとか、農業的には何だっけな、210日は。
立春から210日目ですが、
農作物に甚大な影響を与える台風に見舞われることが多いですというのが。
スピーカー 2
台風襲来の時期。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
稲の開花期にあたり、農家の役人として注意を促すために、小読みに記載される。
27:03
スピーカー 2
渋川晴美は漁夫からこのことを聞いて、
1686年の小読みから記載するようになったと言われているが、
それ以前に伊勢暦に1656年の小読みから記載されている。
スピーカー 1
そうなんですね。
台風が来やすいっていうのもあるんですけど、
その次の日が9月1日で防災の日になっています。
関東大震災の日ね、大正に起きた。
なので8月の終わり、なんとなく宿題追い込みな時期っていうのとか、
なんとなく夏が終わっていく感じの寂しい時期でもありますけど、
ちょっとね、210日と防災の日が前後するので、
防災のこととかに目を向けてみてもいいかもしれないですね。
梅雨時期にもあちこちで洪水があったり土砂崩れがあったりもしたので、
また台風が来るとね、台風や地震ではまたどこか崩れるとかってのが起きるかもしれないので、
身の回りのハザードマップとか確認するといいんじゃないかと思います。
そのほかの星空ですけれども、
夏なので日が暮れて8時、9時になると天の川が南の空に見えます。
街中で空が明るいと見えませんが、
コトザノベガとハクチョウザノデネブ、
ワシザノアルタイルという夏の大三角というのは、
たぶん都会の中でも見つけられると思います。
スピーカー 2
はい。あとアンタレス。
スピーカー 1
サソリザノアンタレスは南のやや低い位置の赤い星がアンタレス。
日暮れでそんなに時間が経ってないタイミングだったら、
西の空にまだ春の星座がいくつかあったりもするんですけれども、
北都七星とアルクトゥールスが探しやすいんじゃないかと思います。
ちなみにアルクトゥールスはウシカイ座ですね。
北都七星はオオグマ座になっています。
あとですね、天の川が見える時期で、
星雲とかそういうやつもいくつも天の川の中に見えるんで、
もし望遠鏡で観察ができるというようなところに行ったら、
たぶん木星と土星を見せてくれると思うんですけど、
スピーカー 2
その他の天の川の中の星雲たちとかも見られるといいんじゃないかと思います。
スピーカー 1
あとはなんだろうな。
北の空は日暮れから0時までの間ぐらいだと、
西に北都七星、東にカシオペア座が見えると思います。
都会だとね、カシオペア座とか夏の大三角はある程度見えるんで、
そこのあたりに天の川が通ってるって想像していただくといいんじゃないかと思います。
そうなんですよ。
北からね、カシオペアを通って白鳥座を通って、
ベガとアルタエルが両岸を挟んで、
サソリの尻尾のほうに向けていくのが天の川なので、
30:05
スピーカー 1
そんな感じになっています。
あと、みなさんがご存知の十二星座で見やすいのは、
乙女座が西の空で、天秤座、サソリ座、伊手座とかが南の低い位置に見えて、
東には…
なんだっけ。木星あたりが伊手座?
この夏は土星がヤギ座にいて、木星が水亀座にいるという感じです。
スピーカー 2
あれちょっと違うじゃん。今か。
この間言ってた。
スピーカー 1
時期によってずいぶん違うので。
伊手座からヤギ座のほうに動いています、すでに。
8月は土星があるのがヤギ座あたりで、
木星は水亀座に入っちゃうのかな。
ヤギ座の端っこかな、ぐらいになっています。
あとはね、さっきというかオープニングでもちょっとお話しした
プラネタリウムとかで解説を聞くと教えてくれると思うので。
で、夜が更けるとだんだん天の川が上がってきて、
牧の星座たちが少し見えてくるというふうになってきます。
ハロー。
ということで、夜なのでグッドイブニングかな。
スピーカー 2
グッドイブニング。グッドアフターヌー。グッドイブニング。
グッドナイト。
スピーカー 1
だっておやすみになってしまうので。
スピーカー 2
お昼寝するときはなんて言うの?
スピーカー 1
知りません。ハブはグッドスリープでいいんじゃないですかね。
スピーカー 2
そういうふうに言うんだよ。
グッドナイトじゃねえとか言って。
ナイトじゃねえと思ったんだけど。
スピーカー 1
ナイトじゃないと思います。
ということで夏はね、
子どもたちも少し夜更かししても怒られない傾向があるので、
ぜひ星の観察をしてみてください。
夜は短いですが、流れ星があったり木星があったりっていうので、
盛りだくさんな時期なので。
あとなんか話すことあったかしら。大丈夫かな。
ということで、毎月最終の金曜日には、
翌月の星空案内をしてまいりました。
次回はまた何か理科っぽいテーマを考えてお話ししたいと思います。
そんな理科の時間では皆様からのメッセージをお待ちしております。
質問やコメント、応援のメッセージ、
あとはですね、星空を見ましたよという報告などでも構いません。
ぜひメールのほうを送ってください。
細かいレポートを送っていただいても、
スピーカー 2
私が評価して返せるわけではないので。
スピーカー 1
これは違いますよーって。
送っていただいたやつは丁寧に読んで、
とてもやる気につながると思っているので送っていただけると嬉しいんですけども、
気軽に、木星見えましたよとか流れ星見たよとかでも構いません。
ぜひメールを送ってください。
メールの宛先は、
リカアットマーク0438.jp、
RIKAアットマーク数字で0438.jpです。
またですね、
そんないプロジェクトのウェブサイト、
そんない.com、
sonnai.comの、
33:01
スピーカー 1
そんない理科の時間の番組が並んでいるページの右側にフォームがありますので、
そこからメッセージを送っていただくこともできます。
また、そんないプロジェクトでは、
私たちの番組の他に、
そんない美術の時間、
そんない雑貨店、
そんなことない書などの番組を配信しております。
ポッドキャストやオーディオブックでの配信、
あとですね、
Amazonプライムミュージック、
Spotifyなどでも聞くことができます。
皆さんのお好きな配信プラットフォームで聞いてみてください。
またですね、
ボイシーやラジオトーク、YouTubeなどで、
それぞれのメンバーがコンテンツ配信をしておりますので、
そちらも探してみてください。
よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
ということで、
そんない理科の時間第422回、
この辺にしたいと思います。
お送りいたしましたのは、
よしやすと、
スピーカー 2
かおりでした。
スピーカー 1
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
スピーカー 2
ごきげんよう。
34:22

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