1. そんない理科の時間
  2. 第463回 植物はどう季節を感じ..
2022-05-20 43:07

第463回 植物はどう季節を感じているかと、葉が緑色なわけ byそんない理科の時間B

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■オープニング・緑がテーマ・花が咲く時期がそろっている意味・花が咲くタイミングをどう感じているか ■4月にいただいたメール・葉の色はなぜ緑色なのか・葉っぱがほかの葉の陰に入ったことが検知できる・フロリゲンが花芽を作る・水...
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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか?
そんない理科の時間B、第463回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、
かおりです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はですね、植物の話をしようと思っています。
以前、ちょっと掘り返してみたんですけど、
第165回、すごい前だよね。2016年に、葉っぱの緑は、光合成で余った色っていう話をしています。
こんな前なんだと思って。
つい昨日のごとく。
昨日とは言わないけど、去年ぐらいかなって思ってたんですけど。
紅印矢のごとしとは、まさにこのことじゃんって。
そうなんですよね。
そうなんですよ。だから、学びを続けないといけないって話ですよね。
なるほど。
少年をやすく学なりがたしっていうぐらいですからね。
少年じゃないから。
少年じゃなくても学なりがたしですよ。
少年時代。
で、そのときにもちょっとお話をした、葉っぱが緑色の理由。
でね、なんでこの題材を選んだかっていうと、
日本ポッドキャスト協会っていうのを立ち上げた人がいて、任意団体なんですけど、
お題を出そうっていう話になったらしく。
どういうこと?
要は共通の話題で、いくつかのポッドキャストが取り上げて、
今回のお題をやってるのはこれですよっていう紹介をしてもらえるっていうのがあって、
5月、6月、7月、5月のお題が緑っていうのがあって、
緑色の話ってなんかあったっけなと思ったら、
そうそう、葉っぱの緑色の理由を以前話したぞって思ったのと、
そのポッドキャスト協会の人と話してるときに、
北海道では5月ぐらいに水場症が咲き始めてると。
でも、夏の思い出っていう曲では、水場症って夏?とか思って、
夏がくれば思い出すんだよ。
だから、植物によっては寒いほうが先に、
北海道の人なんですけど、北海道のほうがオズよりも先に花が咲くんじゃないかみたいな話があって、
その理由が知りたいとかっていう質問を受けて、
植物が光や季節を感じるっていう話をしようかなと思って、お題に選んだんですね。
はい。
で、そもそも、花が咲く時期っていうのが、そろってると何がいいんだっけっていう。
ん?
桜の花みたいに、ソメイヨシノは同じ桜の種類のクローンだから、
ある時期に一斉に咲くじゃないですか。
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なんだけど、植物なんて育ち始めたら、好きなときに花咲かせてもいいじゃないですか、ある意味。
ある季節に合わせてみんなで咲く意味って何があると思います?
え、でもそれは、体温じゃないな。気温とか、あと日照時間。
あとは、例えば季節的なもので言えば水分の、水分量とか、
そういうもので、この時期に咲くと良かっていうのがあるんじゃないのかしら。
でも、少しぐらいずれても良さそうじゃないですか。
でも少しぐらいはずれてるんじゃないですか。
時々なんか早咲きの桜があったりするじゃないですか、フライングとか。
ありますあります。
少しぐらい勘違いする子はいるんですよ。
あれ?え、まだ?え、まだ?ぐらい。
そう、勘違いする子はいるけど、揃ってるやつって、一斉に咲くじゃないですか。
で、一斉に咲く意味って何かあると思います?
条件がみんな一緒だった。
でも、例えば進化状有理だったら、少しずれて咲いた方が有理だったら、
そういう種類が増えてもおかしくないじゃないですか。
でもそういうんだったら、進化状有理だったんじゃないですか、一緒に咲いた方が。
で、なんでなんですかね。
蜂が一緒に、蜂がほら、ついでに隣の蜜も吸ってこう。
そうだよ。そして花粉の受粉が生きやすい。
そうですよね。
そうですよ。
虫の活動と合ってる。
花粉を運んでくれる虫の活動と合ってないと、花が咲いても受粉しにくい。
あと、自家受粉と他家受粉って言って、同じ花のおしべと芽しべがくっついても、そこだと種ができにくくて、
違う株、遺伝子がちょっと違うやつを持ってくると、より実ができやすいってやつがあると、
こっちの花とあっちの花が、タイミングがずれると、会えなくなっちゃうわけね。
っていうのがあるんで、同じタイミングで花が咲いて、
あっちの花粉が生きてる間に、こっちの芽しべが生きてないといけないっていうので、
やっぱり揃ってるのに意味があるんじゃないか。
はい。
で、花が咲くのが揃っているのに意味があるとすると、
どうやって花が咲くのが揃うかって話があって、
条件を、何で条件をとるかってこと?
そうそうそうそう。
で、よくね、染芽吉野だと、お正月からの最高気温を積算していくと、
何度になったときに咲き始めるっていう話とか、
あとは、茎の花をハウスの中で育てて、
夜中、高校と明かりをつけると、花が咲くのを後ろにずらせるっていうのがあるんですよ。
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へー。
そういうのがあって、
その場合には、光の積算量ではないってことね。
えっとね、光の積算量っていうか、それはね、
光集成っていって、光の周期の性質について光集成っていうのがあって、
昼の長さや夜の長さを感じて、生物が示す現象。
なので、菊みたいなものは、短日植物。
1日の長さが一定時間よりも短くならないと反応が起きないっていうホルモンがあって、
花芽の形成が短日性、要は、日が短くなりつつあるときに花が咲く。
正確には、夜の時間が長いっていうのをやんなきゃいけないんだけど、
あ、違う。夜の時間が長くならない、でいいのかな。そうそう。っていうのがあって、
菊とかは人工照明で花が咲くのを遅らせて、季節をコントロールするとかっていうのができます。
で、なんと朝顔とかもこの短日植物になっていて、朝顔って夏咲く感じがするじゃないですか。
なんですけど、一応短日植物で、月日の日、要は6月後半よりも後に咲くらしいです。何はともあれ。
何はともあれ。
そう、だから日が長くなる時期じゃなくて、日が短くなる時期。月日を過ぎれば日が短くなるからね。
一方で長日植物って言って、1日の日が長くなる、夜が短くなってくとあるホルモンが出て、花芽ができるっていうタイプのものもあって、
これ春、花が咲くものは結構多いんですね。
なっぱ系のやつね。
とか、あとは小麦とかも長日生って言って、春になって、春になってというか日が長くなり始めると、花が咲いて実がなって、夏前に収穫するんですよね、麦って。
そう、田んぼというかに、たくさん稲穂がついて、茶色くなってると、なんとなく秋な気分がありますよね、日本人的には。
うん。
なんですけど、小麦の多くは、夏に収穫するんですよ。
へー。
そう、私、実家が群馬県なんですけど、群馬県は二毛作って言って、同じ田んぼで、夏はお米を作って、冬に麦を作るってやるんで、
ちょうど今の季節、5月から6月にかけて、麦が小麦色、まさに小麦色になって、それを刈り取って、そのあと田植えをするっていう田んぼが多くて。
うん。
なんていうんですかね、春から夏にかけて、初夏というか、まさに今頃の季節に田んぼが小麦色になるっていうのがあって、ちょっと他のところと季節感が違うんだなと思って。
ほー。
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そうそう。で、長日植物と短日植物っていうのがあって、つまり、花芽とかは、太陽の光だったり、夜の長さだったりっていう、お日様を見るのと、
あとは、温度がある程度上がったり、ある程度から下がったりすると、なんかのフルモンを作って、タイミングを測って、花が咲くっていうのをやるので、同じエリアにあるお花は、だいたい同じタイミングで咲くっていう風になるわけ。
はい。
はい。っていうのがポイントで、本編ではですね、まず葉っぱの話をして、そのあと花が咲く話をしようと思っています。
はい。
はい。で、ここで最後のCMというかですね、
最後のCM。
5月の21、22。
はい。明日?明後日?
そうです。これ金曜日配信なんで、その後の週末に、デザインフェスタ55っていうところで、科学Tシャツを売ってるはずです。
はい。興味がある方は、科学Tシャツ、ブランド名、ドリーミングイズフリーで検索してみてください。
あのね、デザインフェスタって楽しい、物販系のお店がたくさん来るイベントなんですけど、入場料も取るんで、なかなか敷居が高いかもしれませんが、もし興味があれば来てみてください。
はい。
はい。ということで、本編の方に行ってみたいと思います。
はい。よろしくお願いします。
まずはですね、葉っぱの色の話を先にしようと思います。
葉っぱの色?
うん。緑色ですよね。
緑です。
たぶん、150…ん?違う、165回を聞いた人には、同じことの繰り返しになっちゃうかもしれないんですけど、
はい。
なんで葉っぱは緑色なのかっていうのを聞くと、なんとなく植物の葉っぱは葉緑素っていうのがあって、緑色の光をたくさん使うからだ、なんて思うことがあるかもしれませんが、
だってそう習ったよ。
そうではなくて、葉っぱが緑色なのは、緑色の光を使わないから緑色に見える。
えー、じゃあ嘘を教えられたってことですか?
いや、丁寧に教えてくれる先生は、たぶん緑色を使わなくて、光の波長の話をすると、
皆さん、虹を見ると赤から青までね、7色に、っていうのが日本ではね。
赤と黄、緑、青、藍、紫。
そうそうそうそう。で、光合成をするクロロフィルっていうのは、反応が2つあるんですね。
うん?
うんとね、クロロフィルは水と二酸化炭素から酸素と糖を作るっていうのが反応だと思うんですけど、
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うん。
えっとね、水をこうばらすやつと、水ばらすの大変なんですよ。
H2OをHとOにこうばらすのと、二酸化炭素の炭素をつかまえて、うまく組み合わせて糖にするっていうのが、2段階反応があって。
うんうん。ばらすのと、つかまえて、
合成するの。
こねくり合わせるやつね。
まあ、細かい話は細かい話であるんですけど。
うん、そりゃいい。
その2つのパートで、片方が赤っぽい光を使います。で、もう片方が青っぽい光を使います。
なので、高合成をするクロロフィル、一般的なクロロフィルは、緑色のエリア、つまり虹の中の赤いところと青っぽいのがエネルギーとして使われるんで、
残りのものを反射したり、裏に透過したりするっていう性質があって、なので、緑色は余った光なので、葉っぱは緑色に見える。
結局、使ったもの、使った葉ちょうの光は使われてしまう。
吸収されるってこと?
吸収されちゃうんです。
なので、見えないってことね。
見えなくなっちゃう。だから、葉っぱから帰ってくる光は、赤と青がない。
で、最近ね、工場みたいなところで植物を育てるっていうのとかがやられていて、
そういうところでは、なるべく光合成の効率を良くするために、紫色っぽいライトが使われていて、
これ赤と青があるんだけど、緑がないっていうランプが使われていて、
緑は当てても意味がないから、という、紫色っぽいライトがあるぞ、なのでちゃんと光合成するんだろうかって思う人がいるかもしれませんけど、
そもそも緑色はいらないので、だから、我々が見ている植物が緑色だなって思うのは、
余ってるなって感じです。
でね、前回メールの回でもお話をしたんですけど、
その時にはね、私の予想って言って、雑草の高さが同じのは何でですかって質問が来たんで、
私が、お日様がだいたい当たるところまで伸びてなんじゃないのって話をしたんですが、
これはどこのサイトだ?
よく植物系で探しているのが、一般社団法人日本植物整理学会のみんなの広場っていうQ&Aのサイトがあるんですけど、
ここにね、植物が光を感じる仕組みっていうのがあります。
で、さっきもお話ししたとおり、植物はクロロフィル、葉緑体で光合成をするっていうのをやっています。
で、緑が余るんですけど、もうちょっと言うと、円赤外線、人間の目では見えない赤外線っていうのもやや余るんですよ。
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要は使われないのね。
はい。
植物の中には、光に反応する物質があって、
それが円赤外線に反応するやつと、赤っぽい光に反応する2つのフィトクロムっていうのがあるようで、
で、これがね、円赤外線に反応する物質っていうのにどんな意味があるんだろうっていうのを解説しているページがあって、
さっきちょっと言ったんですけど、葉っぱを通過する光っていうのは、
太陽の光の中で青系と赤系が少なくなっちゃうんですけど、
緑は余るから少し強くなるのね。
だから葉っぱを透かしてみると、緑色っぽく見えるんですけど、
実は円赤外線、赤よりもちょっとだけ赤外線のところがすごく高いっていうのがわかっていて、
どういうことかっていうと、植物の中に赤外線を感じてある物質を作るっていう仕組みがあると、
自分が、自分の葉っぱが他の葉っぱの下に来てるかどうかっていうのがわかるわけ。
うん。
なので、赤外線が多くて赤が少ないっていう状態だったら、
私は他の植物の下にいるのよっていう、もう少し正確に言うと、
私の葉っぱ、その葉っぱは他の葉っぱの下側に隠れているっていうことがわかる。
はい。
そうすると、光が当たって赤外線が強く当たるっていう葉っぱのところでは、
他の植物よりも背が低いっていうことになってるんで、
この葉っぱがたくさんあったら、もっと先を伸ばすっていうことをやんなきゃいけないかもしれないし、
または、物によっては、この葉っぱ効率が悪いから、
光合成やめて、もう枯らしちゃっていいやっていうふうに処理をすることができるね。
そうすると、日陰の葉っぱだったり、他の葉っぱの下側に行って、
食べ残ししかないような光が来るんだとすると、
その葉っぱいらないっていうふうに、何ていうかな、化学反応が起きるようなこともできるっていうのが、
この葉っぱの中にある物質。
光需要帯って、光の需要帯で有名なのがフィトクロムというやつで、
植物が伸びるときとかに影響してるやつで、
要は他の植物の陰に隠れていたら、ひょろひょろ伸びて、
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光がしっかり当たり始めたら伸びるのはやめて、葉っぱを広くするみたいなことを実際に植物はやっていると。
これがね、人間とかだと、中央集圏的に言ったらいいんですけど、
脳に何か信号が行って、じゃあこうしなさいっていうのが脳から帰ってきて、何か動くみたいなことがやられるじゃないですか。
なんですけど、植物が伸びるみたいなやつは、体のあちらこちらにセンサーがついていて、
そこのセンサーで受けたものを、人間でいうとホルモン的にね、
葉っぱの中に流したり、あとは成長するとこに流して、
お前もっと伸びろとか、もっと葉緑草たくさん出せとか、伸びるのやめて、
塔を作り始めようとかっていうのを、共同してやっているっていう感じが、ちょっと面白いなと思っているし、
植物がね、意思があるようにあちこち伸びていくっていうのは、実はこういう共同作業で伸びていってるっていうのがあって。
花芽がつく話。つまり、花が咲くっていうのは、花芽がつくっていうところが最初じゃないですか。
花になるためのつぼみがつく。花芽がついて、つぼみになって花が咲くんですけど、
まずは、花芽をつくるっていう反応を始めないといけないんですよ。花を咲かせるには。
花芽をつくらなきゃいけないわけ?
そうそう。それをつくるのは、葉っぱとか、葉っぱから茎の間にあるようなところで生産される、
花を咲かせるための植物ホルモンっていうのがあるに違いないっていうふうに考えた人がいて、
1937年に、フロリゲン、要はフラワーをつくる。花芽がつくれるようにする。
たぶん、フラワージェネレーションのくっつけたフロリゲンっていう植物ホルモンがあるはずだっていうのを提唱した人がいて、
要は見つかったんじゃなくて、そういうのがあるからこそ、日の長さが変わると花を咲かせるっていうのが出てくるよと。
で、今、そのフロリゲンホルモンやフロリゲン遺伝子っていうのは実はすでに見つかっていて、
でも、1980年代かな。
で、フロリゲンと何が花芽をつけさせるかって話と、どこかでそれを感じて、
その信号をホルモンで花芽のところに伝えるっていう2つの遺伝子と2つのホルモンっていうのが、
フラワールーカスTとフラワールーカスDっていう遺伝子が21世紀になって見つかって、
この遺伝子が発現する、つまりうまく働くっていうことが起こると、
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葉っぱのほうでお日様の夜の長さ、昼の長さっていうのを感じて、
この遺伝子が発現して、ホルモン、つまり特殊なタンパク質ができると、
それが花芽のところまでいって、連絡きたら花を作ろうかなって思ってる細胞が、
お、連絡がきたから花を作るぞって言って花芽を作り始めます。
で、花芽が作り始められたら、そこの中で栄養が来れば花芽をだんだん大きくしていって、
で、最後の最後にいいタイミングでパカッて花が咲くっていうのも、
お日様が短い長いだったり、気温とかで決まってくるっていう風になっていて、
そんな感じですね。植物の中では、人間で言うとホルモンみたいなものが、
あっちで光の長さ、こっちで温度変化っていうので作られて、
全身に回ったり、特定のところがそのホルモンに対応して、
もっともっと伸びろとか、こっち側を伸ばしてあっち側に向こうとか、
花芽を作ろうとかっていうのが進んでいるっていう風になっています。
で、お題であった北海道と雄泉。
で、雄泉の方が花の咲くのが遅いんじゃないか、水場症ね、っていう問題があったんですけど、
いろいろ確かめたんですが、まずですね、夏の思い出っていう歌に水場症の花が出てきますが、
夏の思い出っていう歌なのね。
夏の思い出っていう歌なんですよ。だから夏隠れを思い出すんです。
そう、それを言うと、水場症の馬症は松尾馬症と何が関係があるんだとかね、とかもあるんですけど、
馬症っていう植物があるんです、実は、そもそも。
バナナの木ってなんとなくわかります?
バナナが1本ありました?
それはバナナの実でしょ、バナナの木。結構大きめな葉っぱがビョーンって伸びるの。
そうだよね、バナナの葉っぱってなんかお皿代わりに使うやつですよね。
そう、バナナリーフカレーっていうのを使うんですけど、
そこら辺はよくわかんないけど。
それ食べたことあるんですけど。
そう。
そうなんですよ。
さすがですね。どうでした?
手で食べる時はいいんですけど、フォークとか、じゃあフォークを言うのか、ナイフとか使って肉切るみたいなので、
すいません、ナイフくださいとかって言うと、バナナの葉っぱ切れちゃうから気をつけてねって言われるっていうね。
で、話を戻すと。
確かにそう。どこまで?
バナナの葉っぱに似た植物で、バショウっていう植物がそもそもあるんですよ。
えー。
いいですか?これバショウね。
バショウ。
で、水バショウは、その真ん中に花がちょろっとあって、周りにこう白く囲んでるやつがありますよね。
花びらのように見えるけど、実は葉っぱなんですけど。
はいはいはい。
あれがバショウの葉に似てるから、水辺にあるバショウに似た花で水バショウなのね。
そこはいいですか?
まあいいでしょう。
で、マツオバショウって人がいて。
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あー、知ってます知ってます。なんかあの柿食べちゃったやつね。ガーンとゴーンか。
で、えっと。
ぼちゃん。
もともと江戸に住んでいて、その時にマツオバショウが持っていた茶室のお庭にいい感じのバショウが咲いていて、
バショウは葉っぱだから、バショウが植えてあって、そこにバショウ庵っていう通称がついたわ。
あ、その場所には。
ということでバショウ庵っていう名前がついた。
その場所についたわけですね。
で、じゃあマツオさんのところはバショウ庵の人だってことで、マツオバショウと名乗るようになったっていう話なんですけど。
あ、それまでは何て呼んでたの?
えっとね、マツオバショウの本名っていうか、もともとの名前はね、なんだっけな。調べないと忘れちゃったんですけど。
うーん、そもそもバショウがきれいに咲いたからバショウって言おうって感じなのね。
じゃあチューリップとかでもいいってこと?
うん、だから他の植物だったら違った名前になったかもしれないよね。
えっとですね、マツオバショウ、名前、通称はジンシチロウかな。
ジンシロウ、ジンシチロウ。
で、本当の名前はチュウエモン。
後、ムネフサ。
配合としては初めソウボウを称し、ついでトウセイ、最後にバショウね、ハセオって呼ばせるらしいんですけど、バショウと改めたということでたくさん名前があります。
そんな名前初めて聞いたときに、マツオはバショウだね。
そう、で、三重県出身らしいです。三重県伊賀市。
伊賀。
幼苗はキンサク。
キンちゃん。
そう、ちっちゃい子はキンちゃんで。
マツオはキンちゃん。
大きくなったらチュウエモンで。
キンからチュウになって。
そう、通称は、本当の名前の通称はジンシチロウとかジンシロウって言われていて、配合はソウボウだったりトウセイだったり、トウセイは桃が青いね。
桃が青い。
トウってでもまあ、多い?
桃が青い。
青い、はいはいはい。
とかっていうのでたくさん名前が変わっております。
まあ、昔の人はよくね、何かあると名前変えるからね。
まあまあ、そうね。
北斎とかもね、すごいたくさんペンネームがあって。
で、話をぐぐぐっと戻しますと。
あ、ぐぐぐぐ。はい。
実は、日光でも夏の思い出に出てきますが、水場症は5月から咲いています。
あ、そう。
はい。
イメージとしてはもっと後だけど。
夏の思い出なんですが。
夏は長いと。
うーん、というか、夏の思い出っていう曲と水場症は両方入れたかったんじゃないの。
ほう。
そうそうそう。
あんま夏じゃないってこと?
えーと、水場症は夏じゃないっていう方ですけど。
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たまたまその人が行ったら、夏の終わりに行ったらたまたま咲いたからその人にとっては夏の思い出だけど、水場症自体はもっと咲いてるよってことね。
5月の中旬から6月の中旬ぐらいまでで、6月の中旬を過ぎるともう咲いてないらしいです。
ちょっと待って、夏の思い出にもなってないって感じ?
そうなんです。
初夏の思い出?
まあ、っていうか、春の思い出というかね。
ね、春っていうのはちょっと6月、なんかちょっとおこごましい的な感じがないわけじゃないけど、でも夏にはなってないよね。
夏にはなってないんじゃないですかね。
えー。
もともとね、水場症は寒いところの植物で、カラフトエリアから関東だと、南関東に行くとなかなかずっとは育たなくて、少し涼しいところぐらいまでで育ってるっていう植物だそうです。
はい。
で、やっぱり温かいところから咲くみたいで、平地だと3月、4月に咲き始めるってのがあって、多分なんですけど、オゼは雪どけが遅めだったりするとかがあって、時期が遅いとか、あとは標高が高いんで、昼間でもなかなか温かくならないっていうので、時期が遅めなんじゃないかと思うんですけど、
他のところで水場症が咲くっていうのは、3月から4月が多くて、たまたまオゼが遅いっていうことで、寒いところから咲き始めるわけではないということがわかりました。
なるほど。
そう。なので、オゼだと5月から6月ですけど、高地じゃないところ、平地に近いところだと、3月から4月に咲きます。
はい。
春の思い出ですね、もう。
そうなんです。なので、勝舞苑とかね、そういうのが5月とかになるとあるじゃないですか。
で、そういうところの季節のちょっと前に清流が流れているようなところでは、水場症のほうが先に咲いていて、そのあと勝舞とかが咲くっていうことが結構あるようで、
水場症は寒さに強い花で、3月、4月ぐらいから咲いて、寒いところは少し遅れて、北海道とかでもそんなに遅くならずに咲くんだけど、たまたまオゼがやや遅めということで、
それがそこまで有名になっちゃってどうかと思いますね。
だから寒い順に咲くわけではありませんというのがポイントです。
で、みなさんが花びらだとなんとなく思っている白い花びら的なものは名前がついていて、仏縁宝っていう名前がついているようです。
あれもそうじゃない?
30:00
これなんだ?今私の目の前に咲いている。
えっと、ちょっと待ってね。
えっと、アンスリウム。
アンスリウム?
うん。
アンスリウム。
アンスリウム、みなさん画像を検索していただきたいんですけど、これも同じ蛍光のもので、真ん中のトウモロコシみたいなところが、
トウモロコシ?
実際の花で光沢のあるハート型をしたのが実は葉っぱというやつね。
水場翔もそんな感じで葉っぱが変形して、それがね、白くてほんわかしてるんで花びらっぽく見えるんですけど、
で、仏像とかの後ろに五孔が刺したりとか、背中側に囲むようにホワッとしたものがあるのと形が似てるんで、仏縁宝、仏の炎の包みっていうので仏縁宝っていうふうに名前がついています。
はい。
ということでですね、実は水場翔の開花は北海道で早くて、小瀬で遅い。だから寒いところから先に咲いて暖かいところに来るというのは実は正しくなくて、
暖かいところから咲くんですが、たまたま小瀬が遅いというのが。
しかもそれが有名になってしまったと。
そうなんです。それも夏の思い出っていうから、夏に咲くのかと思ったらなんと6月で終わりと。
ちょっとなんか、どう思う?
どう思うって言われても。
どうかね。
やっぱりあれなんですよね。水場翔がたくさん咲いている小瀬って話と、小瀬には夏行ったよなっていうのが組み合わさってそうなっちゃったんじゃないかと思うんですよね。
で、やっぱり植物によっては先ほど言っていた好習性で、長実植物、日が長くなる。
だんだん季節が下旬に向かっていくときに花が咲くタイプと、下旬を過ぎて冬至に向かっているときに花が咲くっていう長実植物と短実植物っていうのがあるんですけど、
一方で中性植物って言って、お日様の長さ、昼の長さ、夜の長さに関係ない植物も結構ありまして、これは育ってくるとある程度栄養が豊富になって、ある程度まで育ったら花を咲かせましょうっていうタイプ。
なるほど。じゃあもう準備ができたら勝手にやれってことね、その人たちは。
だから長実植物や短実植物は、例えば花が咲くまで少しタイミングが違ってというか、例えばあるときに種を蒔いて、1週間これで他の種を同じ種類の他の種を蒔いてっていうのに育つと、同じ時期に花が咲くんだけど、中性植物は種を1週間遅く蒔けば、同じ環境だったら1週間遅く花が咲く感じね。
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なのである程度育ったら、または栄養の環境とかが揃ったら花が咲いてしまうっていうタイプで、きゅうりやトマトがwikipediaでは挙げられてるんですけど、っていうのがあって、すべてのお花が日の光、昼の長さ、夜の長さに影響されるわけではなくて、その花をつけるっていうホルモンがどんな条件で活性化されるかっていうのは植物の種類によって違って、
物によっては温度。桜で有名なのは、一度冬を越すとあるホルモンが作られて、その後あったかくなると花が咲く。
やっぱ一変寒いっていうのがあると花芽がスタートして、その後あったかくなると開花するっていうタイプがあるんですけど、寒いのを経験しないと花芽が付き始めるのが結局遅くなってしまって、
あったかい、冬が寒くない地域のソメイヨシノは、それよりも寒いはずのところよりも遅く花が咲くっていう地域もあったりします。
あとはね、同じように人工的に冷やしたり、冷やさなかったり、日の光の影響で夜も照明をつけたり、暗いところで育てたりするっていうので、花の時期をずらしたり、
あとは実がなる時期をずらしたりっていうのがいろいろできるという風になってるんですね。
なんだっけな、キュウコン、チューリップのキュウコンだかでちょっと調べた時があって、あれもやっぱり寒い時期を経験させて開花するらしくて。
次の時の芽が出るっていうような。
だから、大体季節はあることはあるんだけど、例えば室内でやるときには冷蔵庫に1ヶ月ぐらい入れといて、そこから出すとある意味開花をコントロールできる。
要はあれね、室内であったかい環境に置いたままだとちゃんと咲かないというか、スタートしない。
それを冷蔵庫というどこにでもあるようなものでコントロールできるって聞いて、へーと思ったキュウコン。
そうらしいですね。なので植物はいろんなホルモンがあって、温度、日照、自分がどんだけ育ったかって最初の方にも言いましたけれども、
そのホルモンがオンオフするのも、自分の葉っぱが他の葉っぱの下にあるかみたいな話とか、トータルな日照量みたいな話とかっていうのもあったり、
あとは次の枝が出ていく方向とかも明るい方向に出ていったりとか、
あとは鶴植物はぐるぐる回って引っかかりを探すっていう運動をしたりとかっていうので、いろんなところにいろんなホルモンが関わってきて、
36:10
で、気温もね、日照も実は安定してるようで安定してないじゃないですか。
はい。
とにかく気温も春になったからといって寒い日もあるし、逆に日照もお日様が出ない日、あまり明るくならない天気が悪い日もあるんで、
日照については夜の時間がどれだけ長いか短いかっていう、なんていうかな、日が暮れて次にお日様が出るまでっていう時間を感知してるオウナが多くて、
夜が長いときがあっても、あるタイミングで明るいのところがなくなってまた明るくなるまでが出現するとリセットがかかる。
だから夜、明かりをずっとつけてなくても途中でつけるとリセットできるとかっていう傾向もあるみたいです。
へー。
なので、植物の気持ちになって植物がこんな体験をするとこんなホルモンができて、それが順番に伝達していって花が咲く、実がなる、葉が落ちる。
で、葉っぱが落ちるとね、葉っぱが落ちる前に赤くなったり黄色くなったりするのは、緑色の葉浴素があるときには見えなかった色が出てくるものが多いです。
ということでですね、今日は植物がどうやって外界のことを感じているかというお話をしてきました。
はい。
自分がね、植物になったときにどう感じるかっていうのを想像すると、頭じゃなくてどこかで出た、手の先でできたホルモンが体の中を伝わって足先に行くとそこに花芽ができるみたいな。
でも花芽ってね、多くの植物が枝の間にできるってやつとかもあるんで、そうするとなんかね、手の先に光がある程度当たると、肘の反対側のところとか脇の下から花芽が出るみたいなのを思い浮かべると、なかなか不気味かなと思っております。
まあでもほら、あの、不気味だね。
うん。
なんて言っていいかわかんないよ。
はい。
という感じでですね、えっと、緑っていうお題と、えっと、花が咲くタイミングが北海道と大勢でどう違うかっていうお話のお答えになっているといいかなと思っております。
ね、夏ではなかったと。
あそうそうそうそうそう。
まあまあ、夏と言えば夏ですけど、6月末には花が終わってしまうので。
いやー、夏じゃないでしょ。
あの、大勢に水橋を見に行くときには真夏に行かないようにということでした。
ね、夏じゃないんですよ。
はい。
はい。
あ、あとね、いくつか番組に対しての反響メールをいただいていまして。
39:03
反響メール。
反響メール。
うん。なんでこの番組を長く聞いているんだろうについて何人かの方から、私はこういう理由でっていうのが届き始めています。
ありがとうございます。
あとね、ありがとうございますなんですけど、もう一つね、面白いのは、あの、年の話をしたじゃないですか。
年?
えっと、4月は何歳っていうのを表明してくれる人が多いっていうのやったら、えっとね。
あーはいはいはいはい、たまたまね。
そうそうそうそう。
なんか誕生日が。
年だけレポートしてくれるっていうメールとかもあったりして。
おー。
はい。
かまわないんですけど、あの、感想とかつけていただけると嬉しいです。
いや、いいんじゃないですか、年だけで。
年だけでもいいですけどね。
4月は30代が多かったです。
あ、そうですか。
そう。ということで、ぜひね、なぜこの番組をついつい聞いてしまうのかっていうので、
思いつくことがあれば、ぜひメールをください。
何でしょうね。ついつい。
何でしょうね。うん。
ちょっとね、えっと、ありがたいなと思ったのは、
あの、他の番組は途中でドロップしてしまうこともあるんですけれども、
えー、飽きてくるということもありますが、むしろ話される方の話し方が、
他者の批判やすごく上から目線の口調が多くて、
不快になるケースが多いと思いますっていうメールをいただいていて、
この番組は、えー、不快感が全くなく、耳障りもよく心地よく聞けるというふうにメールをいただいて、
ありがたいなと思ったのと同時に、
ありがとうございます。
気をつけなきゃいけないなと思っております。
上から目線はよろしくないと。
まあ、それもあるし、誰かを攻撃するみたいなこともね、
えー、そういうことをしゃべらずに楽しくできるといいなって思っています。
はーい。
はい。ということで、えーと、皆様からのメールをお待ちしております。
はい。
えー、メールの送り先は、rica at mark 0438.jp、rika at mark 数字で0438.jpです。
またですね、えー、私たち、そんないプロジェクトというグループでは、
この番組のほか、そんなことない秘書、そんない美術の時間、
そんない雑貨店などの番組をポッドキャスト配信をしております。
こちらはですね、audiobook.jpというサービスから有料でおまけをくっつけて配信をしておりますので、
そちらで聞いていただくと有料なんですが、
我々に聞いた時間に比例して報酬が来るということになっていますので、
番組を応援したいという方はぜひそちらで聞いてみてください。
またですね、メンバーはYouTubeやボイシー、ラジオトークなどでいろんな発信を行っております。
そんないプロジェクトやそんないで検索して、
そちらの方ももしお気に召したら続けて聞いていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
42:00
えー、ということで、えー、今回そんない理科の時間、第463回、この辺にしたいと思います。
あ、そうだ忘れていた。
ん?どうした?
えーとですね、まさとさんは脱退したわけではありません。
今回たまたま都合がつかなくてお休みになっております。
そんな、そんなすぐになんかあるんですか?やめてください。
ないです。結構ね、時間調整3に合うところがすごく大きくありまして。
すいません。はい。
はい。
私が昨日寝ました。
はい。そんなこともありまして、
ごめんなさい。
今日は2人でお送りいたしました。
はい。
えー、そんない理科の時間、今回お送りいたしましたのは、よしやすと、
かおりでした。
それではみなさん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
ごきげんよう。
43:07

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