1. そんない理科の時間
  2. 第642回 気象衛星「ひまわり」..
2025-11-21 48:26

第642回 気象衛星「ひまわり」いまむかし byそんない理科の時間 @sonnaip

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■オープニング
・ひまわりを知っていますか
・静止衛星



■気象衛星の歴史と現在
・伊勢湾台風と富士山レーダー
・世界気象観測衛星計画1968年
・1978年に最初のひまわり、ひまわり9号は2016打ち上げ
・どんな光を撮影しているか、どのくらいの頻度か
・宇宙望遠鏡的活用
・天気予報の長期化(7→10日)
・次の気象衛星の予定



ひまわり最新画像
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サマリー

気象衛星「ひまわり」の歴史と機能について深く掘り下げられています。静止軌道にある「ひまわり」は、地球の気象観測に不可欠な役割を果たしており、その誕生からの進化が振り返られます。1978年のひまわり1号から始まり、最新のひまわり9号に至るまでの観測能力や技術の発展、気象予測の精度向上に寄与したことが紹介されます。第642回のエピソードでは、気象衛星「ひまわり」がもたらす天気予報の精度向上について解説されています。天気予報の法律の変遷や、未来の「ひまわり10号」の性能向上への期待も語られています。また、気象衛星「ひまわり」の歴史とその影響について説明され、特にひまわり油に関する文化的背景や流行の理由にも触れられています。

00:00
スピーカー 1
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間 第642回
スピーカー 2
そんない理科の時間をお送りいたしますのは、よしやすと かおりです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
ひまわりの概要
スピーカー 1
今日は、ひまわりの話をしようと思います。 ひまわり、サンフラワーってやつですね。サンフラワーってやつですけど、今日は気象衛星ひまわりの話をします。
あれ?今、故障してなかったっけ? そうそう。それで話題になっていたので、ちょっと取り上げようかなと思って。
なるほど。あれ?ひまわりって、でも、今、いくつ飛んで、それ聞こうと思ったんじゃん。今あるひまわりって、ひまわり何号ってあるじゃないですか。
スピーカー 2
えっとね、3号が飛んでて、でも故障しちゃって、2号使ってんじゃなかったっけ?
スピーカー 1
正解は、9号が最新で、調子が悪くなったので、8号を使っていたんですが、また9号が復活したので、9号の画像に戻っています。
スピーカー 2
あ、そう。結構飛んでるんだ。 飛んでるわけじゃないんですよ。 1から7はどこ行ったの?
スピーカー 1
運用を停止しています。 でもまだ、ふわふわしてるの? えっとね、静止衛星なんで、静止衛星の墓場に連れて行っていると思います。
スピーカー 2
あ、なるほど。 じゃあ、あまり邪魔にならないところに、でもまだとりあえずは空の上にいるわけね。
スピーカー 1
じゃあ、静止衛星の話を少ししようと思うんですよ。 人工衛星ってね、地球の周りをぐるぐる回っているイメージがあると思いますけど、
地球の重力と釣り合うには、低い位置だと早く回らなきゃいけないよね。 遠くなるとゆっくりでいいわけ、釣り合うために。
月ぐらい遠くなると、1ヶ月で一周ぐらいするのでいいんだけど、宇宙ステーションは地上から400キロぐらいのところにいるんですけど、
それね、90分で一周するんですよ。 つまり、地球から離れていくと、だんだん一周がゆっくりでもよくなるわけね。
引力、重力、引力が弱くなるからね。 そうそうそう。で、地球から38万キロ離れたところあたりだと、一周するのに約1日ぐらいになるわけ。
で、そういうところに衛星を打ち上げて、地球の赤道の真上に位置させると、地球と同じ回転で回っていくので、地上から見ていつでも衛星が同じところに見えるっていう風になっちゃいます。
これを静止衛星って言います。 実際は地球よりも超速いスピードで飛んでるわけだよね。 地表よりも何倍も速くって言うと変ですけど。
だけど、地上から見ると同じ場所に居続けてるから、静止してる衛星っていう風になるわけね。 そうです。さっき私38万キロって言った?
わかんない。 間違えたかも。36,000キロです。38万キロは多分月の距離だな。地上36,000キロメートルですね。が静止軌道ってなってます。
スピーカー 2
で、静止軌道っていうのにすると便利なことがたくさんあるんですけど、何だかわかります? いつも同じところに見える。一番労力少なくとも飛んできるんじゃない?飛んでいられるんじゃない?
スピーカー 1
労力は関係ないんですよ。遠くまで飛ばすには実はとても燃料がかかるんで、打ち上げは結構大変なんですけど、静止軌道にあるといつでも同じ方向に見えるじゃないですか、地上から見て。
そうすると、例えば毎日2本を撮影するときにやりやすいとかっていうのもあるし、他にも通信衛星とかも静止軌道のタイプが結構あって、放送に使うやつとかは静止軌道じゃないと難しいんですよね。
パラボラアンテナを向ける方向をいちいち変えるの大変じゃないですか。
で、通信するための衛星は、例えばね、テレビ中継のやつとかは静止衛星で中継するのもあるけど、衛星を低く飛ばしてパラボラアンテナを回して追っかけるっていうのも可能ではあります。
なんですが、やっぱり止まってる方が便利なものがたくさんあって、テレビ放送用のやつとかは静止衛星がいいし、気象衛星みたいなやつも遠くから地球を見て写真を撮るやつとかは静止衛星がいいです。
で、もう一個ね、静止衛星は3万6千キロ離れてるから全体が見えるわけよ、地球の。
これが極端な話、宇宙ステーションみたいなやつは地上から400キロしか上がってないから、日本全部がやっとこさ見えるぐらいの高さなわけ。
それよりもと言うと地平線の向こうに行っちゃうわけよ。見える範囲が狭いわけ。だんだん高くなるほどたくさんの範囲が見えるでしょ。
なので、静止衛星の高さまで行くと、日本を含む地球の西半分っていうの、太平洋を真ん中にしたものが見えますよっていうので、静止衛星が選ばれています。
でも、静止衛星じゃない、地球全体を見たいときには低いところで飛ばして、縦向きに、縦向き?要は北極とか南極を通る回転で衛星を飛ばすと、縦にぐるぐる回るから、地球上をくまなく観察、観測できるっていうメリットもあったりして、いろんなタイプの衛星の飛ばし方があるんですよ。
あとは、うまく軌道を選んであげると、毎回毎回同じぐらいの、例えば毎日お昼に通るみたいなやつもできる。必ずお昼になっている場所を撮影するっていうぐるぐる回るやつ。お昼と午前0時、お昼と午前0時っていうのを撮影するような軌道もあったりします。
で、楽チンなのは、すごく縦でもすごく横でもなくて、なんとなく斜めに横切るようなやつが楽チンは楽チンで、宇宙ステーションとかは地上400キロで1周するのに90分っていうので飛んでいたりして、あとはハップル宇宙望遠鏡とかも似てる感じかな、1周100分ぐらいかなとかっていうのがありまして、いろんな衛星の飛ばし方があります。
で、ちょっと変わってるのは、導きって聞いたことあります?
スピーカー 2
GPS代わりね、日本発GPS。
スピーカー 1
そういうやつ、そういうやつ。GPS衛星の、アメリカが飛ばしているGPSの高度、高さは、だいたい、一応調べよう。だいたい2万キロぐらいです。で、12時間で1周するのかな、だいたいというふうになってるんですけど、そうするとね、地球をぐるぐるぐる回るんですけど、当たり前だけどね。
で、日本が飛ばしてる導きってやつは、日本だけにサービスをしたいんで、ちょっと変わった飛び方をしていて、導きってさ、静止衛星でも良さそうな気がするじゃないですか。要は日本だけにサービスすればいいから。
スピーカー 2
静止衛星じゃないわけね。
スピーカー 1
導きはね、静止衛星じゃないんですよ。でも、日本だけにサービスしたいから、なんていうのかな、静止衛星のように日本からいつも見えたほうがいいけど、同じ場所じゃなくて、日本のなるべく上空に長くいるっていうのをやりたいわけ。
さっきも言った通り、静止衛星はさ、赤道上にないといけないわけじゃん。同じ場所に見えるにはね。でも、GPS用の衛星は場所が変わっても構わないんだけど、なるべく長く日本の真上にいたほうがいいわけ。なんてこと、赤道上っていうのはさ、日本から見ると南のほうに傾いた状態だから、真上に近いほうが見える時間が長いし、遮蔽物も少ないからね。
で、どうしたかっていうと、一周二次を時間にしました。でも、静止衛星ではありません。楕円で回っていて、導きは高度で言うと一番低いときには3万2千キロ、高いときには4万キロっていう楕円の軌道で回っています。
で、なおかつ赤道上ではなくて、斜めに回っているんで、地球から見ると、なんて言ったらいいんだろうな、真南から天頂ぐらいまでを上下するように見えるっていう感じ。正確に言うと八の字なんだけどね。
スピーカー 2
ジグザグジグザグしてるような。
スピーカー 1
そう、南の空に。
スピーカー 2
離れたり近づいたり?
スピーカー 1
離れたり近づいたりもしながら、南の空に八の字を書くように見えていて、そうすると日本から遠くなっちゃうときもあるんですけど、それを3機、3つ衛星を飛ばせば、どれかが必ず日本の上にあって、残りの2つも日本から見えるところにあるよと。
スピーカー 2
で、念のため静止衛星もつけるっていう4機体制で導きっていうのを上げてたりします。
全部導きなの?
スピーカー 1
そう、導きは準天頂衛星っていう3個と静止衛星1個の組み合わせなのです。
ということですね。いろんな衛星の飛ばし方があるんですが、日本のエリアを撮影したい、いつでも日本を撮影したいひまわりは静止衛星です。
さっきも言った、地上から3万6千キロの高さで、いつでも赤道上で太平洋から日本を含むところを見ているというのがひまわりですね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、本編ではですね、このひまわりの歴史と何をどうやって測ってるかっていう話をしていこうと思っています。
はい、よろしくお願いします。
ひまわりの歴史
スピーカー 1
さて、一番最初にひまわりが打ち上げられたのって、いつぐらいだかわかりますか?
スピーカー 2
今が9号でしょ?
スピーカー 1
今9号。
スピーカー 2
2、3年に1回ぐらい運用変えてるんだと思うんだよね。
スピーカー 1
ふむふむ。
スピーカー 2
だから30弱。
スピーカー 1
だとすると?
スピーカー 2
2000年。
スピーカー 1
もう少し古いです。
スピーカー 2
2000、違った、1985年。
スピーカー 1
ひまわり1号は、昭和53年、1978年から運用を開始しています。
スピーカー 2
じゃあ昭和50年ぐらいに打ち上げたみたいな、もうちょっと。
スピーカー 1
打ち上げは52年で、運用は53年とかかな。
で、台風とかさ、今はあと何日でどこどこに来るってわかるじゃないですか。
なんだけど、昔々は台風がいつ来るかなんてわかんないわけですよ。
太平洋の船が。
それが、今、当然台風だから風が強いわけでしょ。
スピーカー 2
で、その風が強い中に入ったときに、それが台風であるかってわかるの?
スピーカー 1
だから、昔々というか、戦後すぐとかは、天気予報はあるし、天気図もあるんだけど、
その天気図は、外洋に出ている船から送られてくる気圧とか、
あとはこの辺すげえ風が吹いてるぞとかっていうのを分析して、
この辺に強い低気圧がありそうだとかっていうのがあって、
まあまあ、半日遅れみたいな感じで集計ができるっていう状況だし、
台風がどっちに向かうとかっていうのは、まあ勘と言ったら変ですけど、
あまりわからないし、台風の目に近いところに船はなるべく行かないから、
その辺は予想になっちゃったりするわけですよ。
スピーカー 2
確かにそうだね。
スピーカー 1
そう。で、伊勢湾台風っていうのがありまして、
これ1959年かな、昭和でいくと34年に伊勢湾台風っていうのがありまして、
スピーカー 2
5000人ぐらいの方が亡くなったんです。
スピーカー 1
1959年ね。で、台風被害を少なくするには、やっぱり台風の予想をしっかりしなきゃいけないということで、
何ができたかっていうと、富士山レーダーですね。
スピーカー 2
今終わり、富士山レーダー。
スピーカー 1
そう、富士山レーダーは1964年、なので昭和でいくと39年に富士山レーダーっていうのができまして、
このレーダーでは富士山を中心として1000キロぐらいなのかなの距離までの雲がわかるというふうになっていて、
これで台風が今どの辺にいてどのくらいの速度で動いているかとかっていうのが、
いつでもわかるようになりましたっていうのがあります。
でも、富士山レーダーとか他のところのレーダーはあるけれども、やっぱり気象衛星っていうもっともっと広いところを見たいというので、
やっぱり宇宙運衛星を使った、人工衛星を使った観測システムを作りたいねということが、
何ていうの?
スピーカー 2
長年の夢だったわけね。
スピーカー 1
考えられて、その頃は世界的にも人工衛星から地球を観測するといいんじゃないかというのがあって、世界気象衛星。
スピーカー 2
まだそんなに他の国でもやられてなかったわけですか?
スピーカー 1
やられてなかったと思います。
世界気象衛星観測システムというので、日本は太平洋のエリアを見られるじゃないですか。
でも他にも4つとか5つとか、静止軌道上に気象衛星を上げれば、全世界が見られるっていうふうになるじゃないですか。
なので、そういうような計画もあったりしました。
今とは違うけど、そういうことも具体性を持って検討されたわけね。
さっき1978年とかっていう話をしましたけど。
スピーカー 2
ひまわりが運用開始になったときね。
気象衛星の国際協力
スピーカー 1
1965年、昭和40年に気象衛星の計画が正式に話題になって、
1968年ぐらいには世界気象衛星観測システムというのをやりましょうというふうに、みんなでワイワイしたというのがあります。
スピーカー 2
世界的にもこういうの欲しいよねっていろんな国が思ってたわけね。
スピーカー 1
例えばヨーロッパが0度のところに上げて、日本は135度とか140度のところに上げて、アメリカが2個正経140度ね。
どっちかっていうと、アメリカ西海岸西海のところと正経70度のところに上げたりすると、
あとソ連が正経70度のところに上げたりすると、
1、2、3、4、5つの正式同常の衛星で地球をぐるりと囲むというのができるといいよねというのが始まって、
結局ひまわり、最初のやつは昭和53年、1978年に観測を始めることになりました。
で、結構ね、気象衛星は今のところ本格運用では5年から10年ぐらいの寿命があるんですけど、
ひまわり1号、あとからひまわりってついて、1号とはついてないよね、名前がひまわりが1978年、
ひまわり2号が1982年、ひまわり3号が1984年、ひまわり4号が1990年、ひまわり5号が1995年で、
次のやつが打ち上げ失敗したんだっけな、なので1995年にひまわり5号だったんですけど、ひまわり6号は2003年になってから打ち上げたのかな。
なので、このひまわり5号が運用が1、2、3、4、5、6、7、8年ぐらい運用して、その後カメラが調子悪くなっちゃった後、2003年、4年、5年ぐらいは日本の気象衛星は運用できなかった時代がありました。
スピーカー 2
わお、この便利な時代に根本的なデータが入ってこなくなったと。
スピーカー 1
そう、というかアメリカの衛星の画像を借りてた。で、ひまわり6号が上がって、これはまずいっていうので、6号と7号はすぐ前後して上がりました。
だから、ひまわり6号が2005年、ひまわり7号が2006年に上がって、ひまわり6号を6年使った後、ひまわり7号をまた6年使うっていうやり方をしました。
で、今運用しているひまわり8号が2014年、ひまわり9号が2017年じゃない、2016年に打ち上げということで運用しています。
なので、ものにもよるんですけど、運用期間は短いもので3年ぐらい、長いものでは10年近く運用しているものがあります。
スピーカー 2
もともとの使用、もともとの予定は?
スピーカー 1
もともとは10年ぐらいずつ持つので、例えばさっきも言った6号と7号は1年ぐらいしかタイミング空けずに打ち上げられてるんですけど、
ひまわり6号で6年観測した後、その後バトンタッチしてひまわり7号でまた6年観測するというのをやって、
お互いがバックアップとして、要は2機打ち上げというか2機同時運用ができるようにっていうのでやっている。
その前はね、前のやつが壊れる前に次のやつ上げてっていうリレー方式だったのが、2台組で運用するっていう感じが最近は増えていて、
6と7、8と9というのがほぼ並行して運用されています。
なので、ひまわり8号はもともとは2023年でひまわり9号にバトンタッチしたんですが、まだ現役。
一方でひまわり9号は2026年に上がってるんだけど、本格運用というのは6年経ってからとかっていうのをやっています。
そうなんですよ。なので、この1970年代からもう50年近くね、50年超えた?50年ぐらいか。
技術の進化
スピーカー 1
気象衛星があることで、今どんなふうに雲が太平洋上、また日本の上で雲が生じているかみたいなことが綺麗に見えるようになりましたというのが大きい変化で、
その前の昭和前半、つまり1970年代まで、また60年代までの、そのうち台風来るかもしれないよって言うと、いつ来るかわかんないし、いつ通り過ぎるかもわかんないっていうところから、
今は台風のね、進路の予想が出て、毎時間毎時間写真が撮れてっていうふうに進化していって、予報の精度も上がるというのにつながっています。
で、気象衛星は何を撮影しているかっていう話なんですけど、
スピーカー 2
地上に舞い上がった。地、舞い上がった?
スピーカー 1
いや、普通にね、写真撮ればいいですけど、
あの、気象衛星の画像が見られるっていうウェブサイトがあるんで、そこ見ていただくとわかるんですが、最初にね、開くやつは普通の写真ぽいやつなんですよ。
だから、朝方とかのやつを見ると、右半分が明るいけど左半分が黒いのね。
で、お昼になると全部が明るく見えて、夕方の時の写真は右側が黒くて、左側が明るいってなるわけ。
スピーカー 2
そうだよね。だってそうなんだから。 そうなんだ。
スピーカー 1
でもそうするとさ、夜、雲見えないじゃん。
で、夜、雲が見えるようにどうしてるかっていうと、赤外線っていうので画像を撮っています。
逆に言うとね、えーと、ひまわり1号とかは、赤外線で、えー、なんていうの、赤外線の写真しか撮ってないんですよ。
スピーカー 2
ほうほうほう。
自然な色って言い方いいんだけどの写真は撮ってないと。
スピーカー 1
そう、俗に言う可視光での写真は撮っていません。
スピーカー 2
それはその、えーと、気象衛星として運用するときには必要のないデータなわけね。
スピーカー 1
あ、というか、夜、雲を見るには赤外線で撮るしかないんです。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あ、えーとね、正確に言うと、えーと、ひまわりの1、2、3、4号は可視光と赤外線1バンドずつっていうので撮ってるんだ。
ごめんなさい。
はい。
可視光も撮ってるんですけど、えーと、5号になったら、赤外線でも撮る波長を変えるというのをやっていて、
赤外線、もともとのやつは、あの、温度が見えるセンサーとして赤外線を使ってるわけ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうすると雲は冷たいじゃないですか。
スピーカー 2
うん。水というか氷というかで。
スピーカー 1
そうそうそう。で、地上はあったかいじゃないですか。
スピーカー 2
でもちょっと今日は寒いね。
スピーカー 1
そういうのも、だから赤外線画像で見えるんですけど、ひまわり5号では、えーと、水蒸気が見える、あの、赤外線の波長も見えるようにして、
なので、あの、しっかり雲がなくても水蒸気の濃い薄いが見えるようになりました、ひまわり5号から。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
1995年からね。
うん。
そうすると、あの、これから曇っていくとか、そういうのがわかるようになったり、雨が降りそうっていう予報がしやすくなるっていうのがあります。
スピーカー 2
うん。
で、えーと、ひまわり8号、9号は、なんと、えー、下地口で3つの波長を、赤外線で10個の波長を、えー、近赤外で3つの波長っていうのを、えーと、取れるようになって、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
もうね、えーと、いろんな分析ができるようになっています。
あとはね、えーと、それだけではなくて、えーと、1号から3号までかな、は、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
えー、3時間に1枚でした。
スピーカー 2
写真を、送る、送るデータとしての写真を構築するのに時間がかかったってこと?
スピーカー 1
えーと、データの転送もそうだし、取るの自体も遅かったんで、それがひまわり4号、1989年から1時間に1枚になりました。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
で、今、えー、ひまわり8号と9号は、なんと、10分に1枚来ます。
スピーカー 2
ほわ。
スピーカー 1
要は、10分に1枚来ます。
で、えーと、さっきね、下地口でも撮ってるって言ったじゃないですか、写真を。
うん。
で、初号機から7号機までは、下地口は1バンドという言い方をしたんですけど、これ何が言いたいかというと、白黒ってことです、下地口は。
これが3バンド、3つのバンドになったってことは、えー、レッド、グリーン、ブルー、RGBが撮れるんで、えーと、ひまわり8号からやっとカラー画像になってます。
スピーカー 2
ほう、ほう、ほう。
スピーカー 1
今ね、その、ひまわり9号の、えー、画像とかのサイトに行くと、さっき言った下地口っていうので、お日様が昇って昼間になって暮れていくっていうのが見られますけど、
10分に1枚、カラーの画像が届くってなったのは、2015年以降、つまりひまわり8号が上がった後なんですよ。
で、もう1個、ひまわり8号、9号では、えーとね、ある領域だけ細かく測定するっていうのができまして。
スピーカー 2
ん?どういう領域?
スピーカー 1
えーと、例えば、日本って、その、北海道から沖縄、あと離島もたくさんあるじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、全体を見るっていうのはもちろんあるんですけど、この領域観測っていうのは、例えば本州の真ん中辺りだけとか、沖縄本島周りだけとかを細かく、あの、撮影してというか、そこのデータだけ細かくして、送ってくるっていうのができるようになってます。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
なので、台風がいるところのそばだけとか、あとは台風は来てないけど、えーと、関東地方で大きい石乱音が出ていて、ゲリラ豪雨があるかもしれませんみたいなときには、そこだけ細かく撮って送るとかっていうのができてます。
スピーカー 2
あー、なるほどね。
スピーカー 1
そう。それも1時間ごとだったらさ、
スピーカー 2
ピンポイントって言い方は変だけど、でもピンポイントか。
スピーカー 1
そうそうそうそう。で、1時間ごとに1枚だったら、台風はいいけど、ゲリラ豪雨とかも全然間に合わないじゃないですか。
スピーカー 2
もう雨降ってすっきりした後だね。
スピーカー 1
それが10分に1枚、好きなところが撮れるとなれば、えーと、ゲリラ豪雨とかの用法にも使えたりする。
スピーカー 2
うん。
最新の観測技術
スピーカー 1
あとは解像度、分解能って言うんですけど、その点がどのくらいの範囲に1つずつあるかっていうと、えー、ひまわり1号から4号までは、赤外線は5キロメートルに1ドットでした。
スピーカー 2
おっ。
スピーカー 1
だから、えーと、どっからどこまでになるの、東京から新潟まで、要は本州を縦に切った中に、だいたい200キロ弱か、150キロぐらい?200キロぐらい?200キロだとすると、
えーと、点々は40個の点だったわけ。
それが、6号と7号で4キロメートルになり、8号と9号で2キロメートルに1個ずつ点が打てるんで、今は、たとえば東京から新潟ぐらいまでの200キロあるとすると、えー、その中に100個点が打てるようになったわけね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、なんとかし号では0.5キロ、つまり500メートルに1個点が打てるっていう風になってるんで、とっても細かく撮れるようになりました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ということでですね、えーと、この赤外とか可視光で細かく撮れることを使って、あの、地球のね、写真を毎日撮ってるじゃないですか、当たり前だけど。
そうすると。
スピーカー 2
周りがね、その地球というか、あの、雲というか。
スピーカー 1
そう、そうするとたまにその向こう側に月が写ったり、その向こう側に金星が写ったりするとかがあって。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
なので、えー、もともとは地球のお天気を観測する衛星なんだけど、たまに星が写るんで、その星の観測にも使えるんじゃないかっていうので、あの、そのデータを使った分析とかも進んでたりします。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
昔はね、赤外で一番と可視光で一番と、いわゆる白黒写真の、赤外線白黒写真と可視光白黒写真だったのが、えー、ひまわり8号、9号ではカラーになったし、赤外領域でも波長の違うところで、あの、えー、写真を撮っているんで、これを使うことで、えーと、金星の表面温度とかがわかってするわけですよ。
チラッと見えたら。
スピーカー 2
ほう、はあ。
スピーカー 1
そう、なので、ひまわりを使って。
スピーカー 2
分析自体は、別にひまわりでやってるわけじゃないよね。ひまわりはデータだけだよね。
スピーカー 1
あ、そうそう。
スピーカー 2
よく言うか、まあ要は写真だけ撮ってるんだよね。
スピーカー 1
そうですそうです。
スピーカー 2
写真を撮って、あとよろしくって全部送ってきたやつを、非常に頭のいい人たちがいろいろ分析をして。
スピーカー 1
そう、だから気象庁からデータを分けてもらって、それを金星の帯域の温度を測るために使って、たまーに金星が見えるんで。
っていうのを、確かに今年の7月ぐらいに、えーと、今ちょっと、検索したんですけど、金星帯域温度の長期変動の観測に成功、気象衛星ひまわり8号、9号の宇宙望遠鏡的活用とかっていうのができたりします。
スピーカー 2
あー、それ、それが、うん、う、ん?何的活用?
スピーカー 1
宇宙望遠鏡的活用。
そもそも地球を見るためのね、望遠鏡っていうか写真機だったのが、端っこにちっちゃく金星が写ってるから、
金星が写ってるときがあるから、そのときに、そのエリアの赤外線情報とか見ると温度がわかるんで、金星の帯域温度がわかるとかっていうのにも使われちゃったりします。
スピーカー 2
ほー。
スピーカー 1
なんですよ。ということで、えーと、1日に、最初はね、3時間に1枚だったんで、1日8枚だった。
スピーカー 2
写真が今や10分に1枚ですので、えーと、どれくらい?24×6?
はい。
天気予報の進化
スピーカー 1
1日に100枚以上写真が送られてきます。
わお。
で、えー、まず8号と9号ではいろんなものが見えるっていうふうになったんですけれども、えー、このことによってやっぱ天気予報も、えー、精度が上がってるんじゃないかということで、
あのー、法律がありまして、天気予報は何日先までしていいかっていうのがありまして、
スピーカー 2
それ法律で決まってるってこと?
スピーカー 1
あのですね、えー、天気予報は、えー、7日間までしか、えー、出してはいけませんよと。
へー。
っていうのが、えーと、法律であったんですよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それは、それよりも先は、えー、何、角度が低い?ちゃんと当たらないからっていうので、あったんですけれども、えーとね、いつからだ?
えーと、気象業務法というのがありまして、
スピーカー 2
気象業務法。
スピーカー 1
はい。っていうのがあって、勝手に天気予報とかしちゃいけないよとかね、そういうのがあるんですけど、
それが、えーと、以前は、えー、天気予報は1週間まででした。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なんですが、えーと、今、あの天気予報って、10日まで予報として出していいよというふうになっています。
で、一方で、えーと、2週間天気っていうのがあるんですけど、
えーと、11日以降については予報じゃなくて、えーと、まあ情報というか、という言い方で、
えーと、10日までは天気予報、11日から先の4日分ぐらいは、
えーと、当たらないかもしれないけど、こんなんじゃないかなっていう予想みたいなのが書いてある天気予報とかが結構あったりします。
スピーカー 2
ほう、ほう。
スピーカー 1
そうなんですよ。っていうのがあって、
あのー、
スピーカー 2
その、なんで10日にしたんですかね?
スピーカー 1
あ、だから、まさに、えーと、レーダーや気象衛星やコンピューターの、あのー、性能が上がったから。
で、どうやって予報してるかっていうと、
昔は天気図っていうのを書いて、低気圧がやってくるから、雨が降りそうとか、
あとは、前線っていうのがありそうで、この前線が通り過ぎるから、あのー、気温が低くなりますよとか、
っていうのがあるんだけど、
えーと、今は、地上の、こう、空気をメッシュ状に、
緯度、経度、高さで、サイコロ状を組み合わせたやつにして、
えーと、温度や、えーと、湿度、あとは、
空気の動きみたいなものと、海面温度とかをコンピューターに突っ込んで、
スピーカー 2
要は、地球の大気シュミレーションをして天気予報を出すっていう風になっています。
ほー。
スピーカー 1
そうすると、情報が増えれば増えるほど、先まで予想が正しくなる。
あと、メッシュが細かければ細かいほど、細かい予報ができる。
というので、コンピューターの、えー、なんていうかな、処理速度ででも、
あのー、天気予報が、より先まで正確になっているっていうのがあって、
それに、この、日回りから来る、細かい、その、湿度っていうか、水蒸気の量の情報や、雲の情報、
あとは、えー、海面温度とかも見えるんで、雲がないところはね、
っていうのとかも含めて、情報として入るので、先の天気予報が正確になったので、
7日までだったのを10日に伸ばしましたというのが行われています。
衛星技術の影響
スピーカー 2
ほー。
スピーカー 1
そう。で、えー、今はね、その、10日先までですけど、
今言った、コンピューターの予測精度というか、計算がよくできて、
なおかつ、あの、あちこちから取ってくるデータが、より細かく正確になればなるほど、
先まで予想が当たるようになるので、
天気予報が、2週間先ぐらいまで正しくなったりするっていうのもあるんじゃないかと思います。
スピーカー 2
実際に1週間、どうなんですかね。
スピーカー 1
結構ね、普段の生活というか、我々が普段生活してる分では、そうでもないかもしれないけど、
やっぱり旅行会社とかね、観光客で、商売が、こう、売上が増減する商売とか、
あとは気温でね、売上が変わるとか、
あとは、海のレジャーとか、山のレジャーとかで、
ここはお客さんが来るのを止めなきゃいけないとかね、そういう準備とか、
っていうので、やっぱり少し先まであるほど、便利な人たちはたくさんいるんじゃないかと思うんですよね。
まあ、そのうちね、天気もコントロールできるようになるんじゃないかっていう話もないことはないんですけど。
スピーカー 2
元気玉か何かをやって、雲を蒸発させてなくすみたいな?
スピーカー 1
まあ今やられているのは、雨が降りそうかなっていう雲に薬をまくと、
その場で降らせてしまって、雲をなくすことができるとかっていう実験ぐらいまではされてますけど、
さっきもちょっと言った、予報精度が詳しくなれば、予報精度が、
コンピューターの計算が詳しくなればなるほど、予報精度が上がるって話をしたじゃないですか。
だとするとね、どっかのところでほんのちょっと変化をもたらせれば、
その何日か後の違うところの天気が大きく変わる可能性があるわけですよ、理屈としては。
スピーカー 2
コントロールできる範囲は限られているかもしれないけど。
スピーカー 1
バタフライエフェクトとかも言われてますけど、どこかで蝶が羽ばたくと、
スピーカー 2
風が吹いたらオッケアが儲かる。
スピーカー 1
そうそう、そういうの派手なやつがあって、そうすると、
スピーカー 2
いい場になってたよね。
スピーカー 1
ありますね。
そうすると、もしかしたら、オリンピック開会式の日にお天気を良くするには、
2週間前ぐらいから、そこの西側のどっかの地域のところでちょっとだけ暑くするとか寒くするとかっていうのをやると、
晴れの確率が上がるとかっていうのができるようになるかもしれない。
まあ、結構先だと思いますけどね。
という感じで、天気予報も測定で変わっていくし、
あとは、私がね、日回りの可視光画像、目で見える画像で面白いなと思うのは、
当時の日とか下旬の日とか、終分の日とか終分の日に朝、日が昇る辺りの画像を見ると、
太陽のね、当たり方が北半球側か南半球側か、真横から当たってるかとかっていうのが変わっていくのが見えたりするんで、
日付してもできるので、そんなのの変化を楽しんでみるのもいいかもしれないですし、
あるタイミングで、やっぱり月がちらっと見えたりすることもあるんで。
スピーカー 2
何がちらっと?
スピーカー 1
月。
あー。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
そう。で、静止衛星なので、
ずっと日本の上空にいる衛星が地球の方を向いて1日1回転している中で、
端っこに月が映るタイミングはどのタイミングで、どんな感じに見えるかしらとかって思って予想をしたりすると、当たったり外れたりします。
みたいなことも含めてね、静止衛星というか、日回りの画像を見てみるといいんじゃないかと思いますし、
ちょっと前に話題になった日回り9号が調子が悪いので、8号をバックアップにして、
で、9号にまた切り替えて、みたいなことがやられて、毎日毎日ちゃんと衛星画像が入手できるっていうのは良かったねって思わないといけないなと思っています。
ちなみにあれですよ、台風9号、台風9号じゃないや、日回り9号をどうやって直したかって知ってます?
スピーカー 2
チチンプイプイプイプイ。
スピーカー 1
調子が悪かったのを、
スピーカー 2
叩いて直す。
スピーカー 1
行って直せないじゃないですか、静止衛星だから。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
叩けもしないし。
スピーカー 2
真上飛んでる瞬間に、魔法か何かで、
痛いな痛いな飛んでけーぐらいな。
スピーカー 1
レーザー打ち込むとかも危ないし。
結局ね、システム再起動したら直ったらしいです。
もうね、そういうことらしいよ。機械的に壊れてるとこはなくて、
どこかのたぶんプログラムが、宇宙戦か何かの影響で誤動作をしたとか、そんな感じか何かで、
再起動ってのをやって、動作確保にしてたら一通り全部ちゃんと動きましたよということらしいので、
故障をしたというよりは、ちょっとした誤動作という感じだったようです。
で、えーとね、次の気象衛星。
スピーカー 2
次、次の。
スピーカー 1
要は、ひまわり10号なんですけど、
えーとね、ひまわり10号の予定はいつだっけな。
今8号と9号が動いてますけど、ひまわり10号が、
もともと2029年度、令和でいうと11年度の運用開始を目指していましたが、
ひまわり10号は1年先の2030年からの運用開始になるというふうに気象庁から発表されています。
スピーカー 2
あら。
スピーカー 1
で、今の8号、9号は予定では2030年に運用終了予定なんですよ。
なので、ギリギリのバトンタッチになるんじゃないかということになっています、計画では。
で、ひまわり10号では、もう少しセンサーを増やして、
スピーカー 2
さっき話をした水蒸気の量が見えるっていう話をしたんですけど、ひまわり5号から。
スピーカー 1
なんですけれども、それをもっと高精度にした水蒸気量が測れるセンサーっていうのをつけるという予定になっています。
なので、また雲になっていないけど、湿度が高いみたいなところも分かるようになってくるんじゃないかと思います。
より細かくね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
という感じで、ひまわり10号も準備が進んでいるようです。
スピーカー 2
結構いい感じで準備してる感じ、準備してるかね。
スピーカー 1
というかね、やっぱりあれなんだよね。気象衛星はご利益というか、メリットが見えてるじゃないですか。
なので、ひまわり8号とか9号が寿命になってしまって、次のやつを上げなきゃいけないですよって言えば、やっぱり予算もつきやすいというのがありまして。
今まで取っていなかった、今まで観測していなかったものを観測したいってなると、それって本当にいるの?ってなりがちなんですけど。
未来への展望
スピーカー 1
ひまわりみたいなものは、ちゃんと順番に予算がついて上げられるようになっているようです。
スピーカー 2
実際使ってるし、天気予報ね、大切ね。
スピーカー 1
毎日役に立てます。
スピーカー 2
そうそう、なんか昨日いきなり雨降ってきたしさ、もう残っちゃうぐらいな。
スピーカー 1
そうなんですよ。最近は、もしかしたら2羽亀あるかもしれませんねって言うと、どっかで降ってたりするんですよね、ちゃんとね。
スピーカー 2
昨日は見てなかったのよ。
あれ、え?雨?ぐらいだ。
スピーカー 1
天気予報をちゃんと見るようにしましょうね。
スピーカー 2
そんなにひどくならずにはならないで、刺さなくてもいけたけど、いやー雨。
スピーカー 1
はい、その辺の予報精度も上がると思います。
スピーカー 2
精度は非常に上がってくれて、とても何も言うことはないし、むしろどんどんっていう感じなんだけど、そういう情報を自分から見に行かなければいけないところかね。
スピーカー 1
でも、スマホのアプリとかだと、1時間後に雨が降りますとか10分後に雨が降りますっていうのを、今の場所でね、アラームを出してくれるやつあったりしますよ。
スピーカー 2
なんかね、上から時々出るけど、読まずに消してるっていうか。
スピーカー 1
読んじゃダメじゃんか。そんな人は雨の雨粒を感じてください、まずは。
邪魔じゃない?上からザーッと降りてくるとさ。だからそのまんま読まずに。
他ウォッチもあるでしょ?アップルウォッチとかもしてんじゃないの?
スピーカー 2
ウォッチしてないよ。
スピーカー 1
そうなんですね。なので、物によってアラートの仕方を変えるっていうのをやって工夫をしてください。
だって知らせて欲しいのに無視するんじゃ仕方ないじゃんか。
はい、ということで今日はひまわりの話をしました。
スピーカー 2
綺麗ですよね、やっぱり。あそこの種の並び方がなんとかって言うじゃん?
スピーカー 1
情報量ゼロですね。
スピーカー 2
なんとかって言うじゃん、種の並び方が。
スピーカー 1
フィボナッチ数列ですか?
スピーカー 2
なんかそんなようなさ、数学的な、数学的に綺麗っていうのかな、なんて言えばいいの?
並んでるってことかなっていう。
そうですね。ひまわりのサクつけ面積が広くて生産量が多いのはロシアとかウクライナなんですよね。
スピーカー 1
ひまわり油の消費量が多いので。
ひまわり油の文化的背景
スピーカー 2
なんだっけ、油食べちゃいけないんだけどひまわり油は祖父に書いてないからゴーゴーって言って、これは聖書に書かれてる禁止のものじゃないからいけるって言ってみんな作ってたんだっけ。
スピーカー 1
四巡節って言って、復活祭から40日ぐらい前からキリストがつらかったのを考えて、贅沢をしちゃダメっていうのがありまして、
その時にはこんな油を摂ってはいけませんとか、こんなことしてはいけませんっていう疾走に暮らしましょうっていうのがあって、
そこでこんなことダメですよっていう中にひまわり油がなかったんで、ひまわり油をその季節に使うようになったっていうのでひまわり油が流行ったというふうに言われています。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
あのですね、大絶滅展のチケットですけれども、4名の方からすでに住所とお名前をいただいています。
今週末までになんとか送ろうと思っています。
よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、ということでこの番組では皆様からのメッセージをお待ちしております。
番組の感想やリクエスト、あとは理科っぽい質問、あとね、こんなところに行ってきましたよとかっていうご報告でも構いません。
何でも構わないので送ってください。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
メールの送り先は、
リカアットマーク0438.jp、RIKAアットマーク数字で0438.jpです。
あとですね、私たちはそんないプロジェクトという名前のグループで複数の番組配信を行っております。
そんなことないっしょ、いやそんない雑貨店などの番組もありますので、そちらもよかったら聞いてみてください。
よろしくお願いします。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
あとですね、audiobook.jpというサービスを使って有料配信も行っておりまして、そちらではおまけの音声をくっつけて配信を行っておりまして、
そちらで聞いていただくと我々に再生時間に応じて収入が入るようになっておりますので、番組の応援をしたいという方はそちらで聞いていただけると嬉しいです。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ちなみになんですけど、ポッドキャストアプリでは最新の100回分が聞けるようになる、多分なっていて。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、Listenっていうサービスに登録して、私はお金払ってるわけじゃないんですけど、そこでは公開したやつをね、Listenのサーバーに蓄えててくれてて、今だと200回分ぐらいあるんじゃないかな。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
はい。で、audiobook.jpでは320回分ぐらいあると思います。
で、ウェブサイトに行っていただくと古いものからおまけ音声なしで一通り聞けるようになっておりますので、お好きなところを使って聞いてみてください。
スピーカー 2
うい。
スピーカー 1
ということで、そんなエリカの時間第642回お送りいたしましたのは、ヨシアスと。
スピーカー 2
カオリでした。
スピーカー 1
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
スピーカー 2
ごきげんよう。
48:26

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