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2025-03-29 19:26

21. 空気が読めないってほんと?

#となりのニューロダイバーシティ
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サマリー

このエピソードでは、空気を読めないというテーマを通じて、コミュニケーションにおける敏感さと鈍感さを探ります。発達障害との関連を考慮し、環境や内的な刺激が個人のキャパシティに与える影響について論じます。空気を読めないことの根底には、個人の能力や経験、社会的コードの理解が影響を及ぼしています。日常的なコミュニケーションにおいて、空気を読むことの重要性や難しさも取り上げられています。

空気を読むとは
はい、こんにちは、平林です。
こんにちは、井野由里子です。
今日はですね、桜がちょうど咲いている季節で、外から収録しています。
では本日のテーマ、井野さんお願いします。
えーっと、空気が読めないってほんと?
はい、ということでよくね、空気が読めないとかっていう話がありますが、
最近井野さんと話していて、空気が読める、読めないって言われることの方が多いか。
読めないっていう話が出てきた時に、それって本当に読めないのか。
とか、そもそも空気読むってなんだろうとか。
読めてんのかっていうね。
そういう話をしてまして、結構読みすぎて、いろんなことを気にしすぎて考えすぎちゃって、それでわからないっていう風になっていることもありますよね。
うん、わからないっていうか、気にしすぎて何も言えなくなっちゃうとか、
気にしすぎてどれが正解なのかわからなくなって黙っちゃうとかね、言わないでおくとか。
行動できなくなるとか。
パニックを起こすっていう時もあるかもしれないし。
あとその、いろんな可能性があるけど、なんか一般的にはそれを無視するっていうか、鈍感な人の方が、
優先順位が、ここの話はこれでしょうみたいになって、空気が読めるっていうように見えているっていうことがあるんじゃないかな。
私、空気読めてる人に会ったことがない。
だからみんなお金少ながら読めないんじゃないの?とは思う。
でもなんかその場でコミュニケーションして周りを盛り上げるのが得意な人みたいな。
いやだからそういう人たちって別に空気を読んでできてるわけじゃなくって、ただ単純に自分が盛り上げなきゃと思ってやってるよね。
だからすごい痛いなって感じる時もあるじゃん。
でもそれがあんまり逸脱が大きいと読めてないみたいになる。逆に変な時に盛り上げたり。
そうだからどの程度周りが許容できるかぐらいの話なのかもしれないね。
そうですね。
なんかこの発達障害界隈でまるまるできないっていうような話っていろいろとあって、そのうちの一つが今回の空気が読めない。
だけどそれが実はできないっていうふうに考えてしまうとちょっともったいないなっていう時があります。
できないんじゃなくて、そもそも今話してたみたいにできようもないことをやろうとしている。
他の人はできてると思っているっていうさ。
発達障害と空気が読めない
たぶんただ言動が一般的ではないとみなされて、ちょっと浮いちゃうだけなんだけど、すごいはしゃぎすぎちゃったり、
突然自分が思ったことを言っちゃうみたいなさ、衝動が抑えられなくて言っちゃうとかさ、
そういうのはあるんだと思うんだけど、それは空気が読めてないっていうこととは違うんだと思うんだよね。
自分が言いたいことを抑えられずに言っちゃって。
衝動性が高いくらいの。
発達障害の人といろいろ付き合っていて、やっぱり共通してあるのは、これもタイプによって違うのかもしれないけど、
集中できてない。
いろいろな理由でですね。
そうそう。ただその場にいても、相手の話に集中してるっていうよりはいろんなことが気になって、
私と話してるのに、あの時計の音が聞こえたりとか、
いろんなことが気になって、私と話してるのに、あの時計がずれてますみたいなのが、
3分ずれてますみたいなのを言い始めて、今そんな話じゃないよねみたいな。
そういうのはあるんだろうなと思う。いろんなところに気がついちゃう。
集中できないっていうふうに切り取ると、また同じように空気が読めないみたいな話と、
同じようなものとして回収されちゃうけど、そうじゃなくて、
状態として集中できていないようなことが起きちゃう。
いろんなことが気になっちゃうんだろうな。目に入ってくるし、気になってすぐそっちに関心が向いちゃうみたいな。
そういうところはあるんだろうなと。
なんか飯野さんが大きい、ざわざわしたとこ苦手じゃないですか。
その時に、明らかに情報が入ってないんだなっていうのがよくわかるっていうか。
全てが一様に入ってくるから。
入りすぎていて。
だからさっきの自分の言葉で言うと、相手の話に集中力が向かないっていうか。
他の雑音も入ってきちゃうから。
なんかその時にさ、集中力が向かないっていうふうに言うと、できる人がいるみたいな。
そういうふうに受け取っちゃって、実は妨害されてるっていうふうに理解したほうが分かりやすいですよね。
いろんなものに、てか別の音か。
別の音がスルーできないっていうか、またできないって話になるけど。
スルーしていないからキャッチできないっていう。
そこから浮き出てこないっていう。
それはある。そっちに関心が向いちゃうんだと思うんですよね。
自分の。すごい気になるっていうふうに向くんじゃないんだけど、そっちの音も聞いちゃうから、人が話してる声が聞けなくなってしまう。
なんかね、周りから見てるとキャパが埋まってるって感じ。
そうね、それはそうかもしれない。
満杯になっちゃう方の、何か覚えようと思ったら何か忘れないといけないのと同じように、情報を取ろうと思ったら無視っていうか空きを作っておく必要があって、空きがないんだなっていう。
だからちょっとこの状況のまま、いくら大きい声で話したりとか、分かりやすく伝えたりとかしても、それはあんまし意味がなくて、ちょっと静かなところに移動して、空きを作ってから情報を伝えたりした方がいいんだろうなっていう。
確かにそんな感じかもしれない。今のはしっくりきた。
体調悪い時とかもそうじゃない?人の話聞けないでしょ?そんな感じ?
空気が読めないっていうのも多分そういう状態で、ちょっといろんなことで頭の中が忙しくなってたり、環境からの刺激が受け取りすぎてたりして、
キャパがいっぱいになっている。
そこから情報を受け取れないっていう状態だから、たくさん情報を出さないっていうのも大事だし、
ちょっと落ち着いたところに移動して、そこの場でやりたかったこと。
確かにね。だから、キャパオーバーになりつつあるというか、なり始めの時にそれをしてもらえたらうまく入るのかもしれないけど、
日常生活でよく起こるのはキャパオーバーであるにもかかわらず、周りからどんどんどんどんいろんなものが来る。環境の刺激もいっぱい来る。
そうするとすごい感情的になっちゃうんだよね。うわーみたいな感じで。それがちょっとパニックっていうことなんだと思うんだけど、
パニックになると、ちょっと落ち着いたところに行きましょうかって連れて行かれても時間かかると思う。その落ち着くまでに、私。
でもまずはそのうるさい音源を止めないと、何も入らない感じ。だから連れて行かなくてもいいんだけど、邪魔になっているものを止めないと、
外からの音源みたいなもの。それをちょっとストップできる。それとかヘッドホンでもいいし、どこかに場所を移すんでもいいし、ちょっと耳をふさぐんでもいいかもしれないけど、
なんかね、そんな感じがしてて、周りの刺激をポチポチと止めていきたい感じの。
パニックと感情的反応
物理的な刺激だったらそれができるんだけど、大人になってからの刺激って、もうちょっと仕事のプレッシャーとか、返事をしなきゃいけないメールとかさ、
そういうものがあるじゃん。そこで結構、自分の中で爆発するみたいなやつがあって、もうその時はシャットダウンしないとダメだなっていう感じ。もう無理ですみたいな。そういう時はある。
でも結構さ、人がそういう状態になっているっていうのって話してみると分かったりしますよね。
そうそう。意外とね、それぞれに起きてるんだ。たぶん私の知り合いでも、私にそういうことが起きるっていうのを想像したことない人いると思う。
え、伊野さんもそんなこと起きるの?みたいに思ってると思うけど、私意外とパニックを起こしてるんだよね。
私とか生理前とかね、そういう状態になっている。
ああ、あれもパニックなの?
パニックとは違うけど、受け取れない。
ああ、受け取れない。
キャッパが狭い。
確かに、ノレンが降りてる感じがする。
心が狭くなってるっていう。
普段の心の広さ。
キャッパですよね、なんか。
様子を見たり。
余裕ってことかな。
情報をいろいろ入れて、なるほど、そういうことって言って相手に返したらいいんだけど、そのキャッパが少なくなってるから、結構感情的な反応が出てきちゃうっていう感じ。
そうそう、感情的になっちゃうと、なかなか落ち着くまでに時間がかかるなと思う。
もうやめて、みたいな感じで反応しちゃうから。
空気が読めないというよりは、そういう外的な思いや心的なことによって、キャッパが狭くなってるみたいな。
狭くなってるっていうよりは、キャパシティが埋まっちゃって、対応する部分、外に対して対応する部分が狭くなってる。
そうすると、その状況をよく観察して、ちょっと自分が言いたいことあるけど、どうしようかな。
ワンテンポ置いてからにしようかとか、そういうのがしにくくなるかもね。
どうなんでしょうね、空気ってなんなんでしょうかね。
私は空気を読めてる人はいないっていうふうに思ってるから、読めない人がいるっていうよりは、誰も読めてないよねって。
だけどさ、動物とかが不穏な感情とか読み取るじゃん。読み取って心配そうに来たりとか、感情みたいなのを伝染するっていうじゃないですか。
そういうのはあるかもしれないですよね。
明らかに不穏な雰囲気を。だから自分が不穏になっている時もあるけど、人が不穏になっている時もあるけど、それを察知する力みたいなのはあるかもしれないね。
今話しかけると絶対良くないだろうみたいなタイミング。
でもそういうのってかもし出してるわけじゃん、相手が。こっちが読み取ってるっていうよりは明らかに。
空気を読むことの重要性
だからそれが読めない人と読める人といるんじゃない。
そっか。それは経験のような気もするよね。こういう時は話しかけちゃいけないんだとかさ。
でもさ、ASD系の人の話とかだと、表情とかさ、そういうものが手がかりじゃないですか。
それがそういう手がかり、コードなんだってことがよくわからない。
とすれば、それはわかりにくいのかもね。
なるほどね。
よくさ、目が三角になってるって言うじゃん。
それが、本当は三角じゃないからさ、怒ってる人とか。
でも三角になってるよね。
表現でもあるんだけど、いつものに比べたら三角になってるから、なんか尖って見えるから、今ちょっと怒ってるのかなみたいに判断してるけど、
それを、空気を読んでいるっていうか、表情を見てるだけだけどね。
それはいろいろなものがあり得るけど、一つのものとして表情とか仕草とかはあるかもしれないですよね。
でもそれだけじゃなくて、社会的ないろんなコードみたいなのを全般を言うから、ちょっと話がざっくりしすぎてるんだと思います。
空気読める読めないっていう話だとね。
それはそう思う。
だから今回のテーマは空気、何でしたっけ?
空気が読めないって。
読めないって本当。
だから空気って言ってしまうと、もうちょっと細かく見てみた方が、考えた方が。
空気ってさ、atmosphereのことでしょ?英語で。
雰囲気って用字だよね。
雰囲気を読み取るっていうことだと思ってて。
さっきの目が三角っていうの。
そういう意味に取ると、やってるんだと思う。
でもそれは、読めてるか読めてないかっていう話じゃなくて、ただ読み取ろうとしているっていう人間関係を円滑にしていくために、
相手がすごくイライラしているときに話したってしょうがないから、じゃあやめとこうとかさ。
受信の感度を高めて、何て言うのかな。
受信の感度を高めなくてもいいっていう状況の人もいるじゃないですか。
むしろスイッチ切れる人っていうのが立場とかあって。
受信の感度を高めないとリスクが高いっていう立場の人。
立場弱い人はそうだよね。
そうじゃない人もいたりするので。
結構個人の能力にしちゃうとちょっとややこしい話もあるけど。
確かにそれはそう。
でも個人の違いがないかっていうと多分それもある。
なるほどね。
読める人がいて読めない人がいるっていう雑な話ではないんじゃないのっていうことかもしれないですよね。
コミュニケーションの課題
そうそうそう。
すごい読み取りたいって思ってるっていうふうに自分が認識してたとしても、
例えばお前は空気読めないって言われて、
それは何をしなきゃいけないかがいまいちピンとこないじゃないですか。
でもさ、空気を読まなきゃいけないっていう行政自体がすごい暴力的だと思いますよ。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
読まなきゃいけないっていう行政自体がすごい暴力的だと思いますよ。
そうですよね。
だって言いたいことがあるならはっきり言ってほしい。
ずるいよそれは。
だからそれは特定のコードっていうものを流通させて、
コントロールだよね。
小さいグループの中での信号ですよね。
俺たちこの仲間だよねっていうのを流通させてるっていう。
そういうことに使われていて。
最近京都の。
京都人のやつね、インスタグラムで。
インスタのリール動画で京都の人の言い方と一般、大阪でしたっけ。
それは一般って書いてあるけど大阪っぽい感じのインターネーションで。
ああいうのもあれ読めるかっていうと結構一時的には無理ですよね。
無理だと思う。日常ではああいうこと言われても無理だと思う。
だからそこに何か。
しばらくいて、学んで、それ読まないとちょっとうまくいかないんだなっていう。
なって、それで読むか読まないかみたいな話が。
やっぱ環境によるんだ。
環境とそうですね。
一番困るのは私空気読めないからコミュニケーション苦手なんですみたいなすごい雑なことを言われると結構困ったなって思う。
もうちょっと細かくいろいろ考えすぎちゃって、結局何だったのかわかんなくなるとか。
もしくはちょっと違うこと自分で気になったことを考えてるから、今何が起こってるのか見落としてるとか。
それぐらいの解像度にすると、ああそうなんだって相手が理解して。
人に言われたことはすぐ忘れちゃうんです。
そしたらちょっと書いておこうかとか。
話し合いの時の疑似録をAIに取ってもらおうかとか。
空気読めないって言われてもね。
だからもうちょっと説明をお互いにした方が良さそうですよね。
いい感じで自己中心性が高いんだと思う。
うんうん。でも結構大事なことですよね。
何かやりたいことを。
褒め言葉なんだけどね私にとっては。
でもなんかけなされてるって思うみたいな人は。
確かにちょっと悪口として使われるからですかね。
自己中心。
大事なことだと思う。
だって人のことばっかり気にしてさ、周りがどう見てるかばっかり気にして、
相手が考えてないことまで心配して。
ああ。
もう見落としてるから。
そう。
そう。
そう。
じゃあ今日鳥がいっぱいいるとか、あの場所で。
そう、もうなんかディストラクトしまくられる。
なんかね、あのヘリコプターは飛んでるし、鳥はギャーギャー言ってるし、
ほんとに。
うん。
そう。
そう。
そう。
そう。
そう。
そう。
そう。
鳥はギャーギャー言ってるし、ほんとに。
想像しなかでなかなか集中することが難しかった。
はい。
またちょっと違う環境でも収録してみたいと思います。
ではありがとうございました。
ありがとうございました。
19:26

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